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総合評価

977件)
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252
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24
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    実は脳内伊良部は荒瀬の姿が出てきてしまいます。 奇人の癖に計算なのかと思える行動をする。ちゃんと患者のことを考えている・・・ように見える。テレビ版は噂によると阿部寛さんだったらしいです。

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    投稿日: 2008.06.15
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    「悩める人々は今日もトンデモ精神科医・伊良部のもとを訪れる」 伊良部シリーズ第2弾! 空中ブランコ! (とは言っても、自分は第1弾のほうを読んでないのですが・・・・) 常識からは外れた精神科医伊良部が一風変わった方法で、 病院を訪れた患者たちの悩みを解決していきます。 と書くとものすごくありがちな設定です。 が、伊良部と登場人物のキャラクタ性と悩みの描写が 非常に明快に、面白可笑しく書かれているので非常に読み易いです。 某T大の教授が、 「小説とは寝そべって、頭を空っぽにして読んで楽しむものだ」 と仰っていましたが、まさにそのとおりの小説家と思います。 (とまあ、自分自身がキャラものの小説を読むのがかなり久しぶりだったので 面白かったというのもあるでしょうが) 疲れたときに、くすり・にやりと笑える空中ブランコ いかがでしょうか。

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    投稿日: 2008.06.11
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    ほんとバカバカしいのだけれど、誰にでも起こりうる心の問題に共感できるし、なによりトンデモ伊良部先生の核心を突く言葉がすばらしい。

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    投稿日: 2008.06.10
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    前回のイン・ザ・プールも面白かったですが伊良部先生は面白いですねえ。 身近にいたら迷惑しそうですが…  これはフィクションですけれども、それでも確かに人間って結構もろいよなあ、と思うことは多々あります。 身体の調子は精神にもくるし、精神的に参ってると身体の調子も引きずられる。 人間関係だってちょっとしたボタンの掛け違いのような誤解から 深刻なトラブルに発展することがあるわけですし。 そんなときに伊良部先生みたいな深刻からかけ離れた (まあある意味浮世離れした)方がいらしたらホッとするのかなあ、と。 第三者に話して、問題を客観的に考えるってのは必要なのかなあ、と思います。 感情的になることなく。

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    投稿日: 2008.06.06
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    こんな医者ありえません。 この人にだけは看てもらいたくない。 でも、遠くから見ていたいとは思うw

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    投稿日: 2008.05.26
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    何気ない日常に躓いて…。 それでも無意識に前に進もうとするから悩んで。 たまには立ち止まって足ふみ。 そこから見えてくる景色って!?

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    投稿日: 2008.05.26
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    精神科医の伊良部さんがいい! すごく能天気で患者さんは困惑しているのにその能天気さで 患者さんが悩んでいる事を患者さん自身が自分で気づき解決するという すっきりする本で、とても面白い本です。

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    投稿日: 2008.05.25
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    イン・ザ・プールの続編。 小説のいいところは、普段は出会わないようなさまざまなジャンルの人たちに出会えるということを改めて実感させてくれる短編集です。 ヤクザ、サーカスの空中ブランコ乗り、女流小説家、野球選手・・・ 普段は華やかな部分しか知らない人たちの隠された苦労が垣間見えて面白かったです。 生き生きと人物が描かれていて、とても読みやすかったです!

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    投稿日: 2008.05.25
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    「イン・ザ・プール」に続く第2弾! まさに中毒ですね(^^; 止められない・・・ 人間って意外に単純だなぁ。。。 ここに登場する患者の悩みは皆誰しも持っているものだと思う。きっかけはほんの些細なことなのに、いつの間にか自分の中で大きくなってる。 私もただありのままでいられればなぁ。。。

    0
    投稿日: 2008.05.22
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    イン・ザ・プールよりも決まりきったパターンで展開されてるなーという印象をうけました。 最後のマユミがかわいいです。

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    投稿日: 2008.05.21
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    精神科伊良部医師&マユミ看護婦のキャラ…最高に面白い。短編なので読みやすい。ふざけているようで的を得ている診断がいいわ〜。私の中では最近のヒット小説かも? 2008年5月19日読了

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    投稿日: 2008.05.19
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    この直前に読んだ平安寿子さんの「もっと、わたしを」の解説が奥田英朗さんでした。その中で奥田さんは女流作家を揶揄して「ソフトフォーカスの写真」「編集者の私物化」など書いていますが、この空中ブランコの最後の作品「女流作家」はまさしくそういう女流作家が主人公です。偶然とはいえ妙なつながりで。 「イン・ザ・プール」に続く作品ですが、こちらの方が出来が良い様に思います。このハチャメチャな小説で”落ち着いてきた”と表現するのも妙ですが、全体としてしっくり来る感じがします。”こなれてきた”と言うべきかもしれません。

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    投稿日: 2008.05.18
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    「イン・ザ・プール」の後に読んだけど、さらによし。 伊良部みたいなへんてこ精神科医が身近にいたらいいなぁなんて思えてくる。 自分も一度はあるような、目を覆いたくなるようなこととかも描かれててグサッとくるんだけど、 伊良部の破天荒すぎる行動がそういうことも笑いとばせるような感じにしてくれる。 昔読んだときより好きになった。 自分が大人になったから、余計に伊良部がうらやましく思えるのかも〜

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    投稿日: 2008.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    インザプールの第二弾。 第一弾と同様に、面白くてあっという間に読んだ。 空中ブランコとホットコーナーが好きだなあ。

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    投稿日: 2008.05.11
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    200801 インザプールに続くキチガイ精神科医第2弾!今回も相変わらずの反面教師?っぷりに楽しく読めました。実射化するなら誰かなぁ。。なんて考えてたら、ドラマ化するらしいです。精神科医は宮迫だって。う〜ん、イメージ違う。。。

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    投稿日: 2008.05.09
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    「イン・ザ・プール」に続き秀逸作品. 伊良部のところにくる患者は,何かしら自分も共感できる部分があるので, 伊良部の面白おかしくそしてさらりと核心をついた治療(?)には感心してしまう. 実は伊良部ってかなりの天才?「養父のヅラ」最高.

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    投稿日: 2008.05.08
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    社会で生きていくには、何かを演じていかねばならない。 自分を抑えて演じていくのだから、当然ストレスがたまっていく。 力が入りまくっている私たちに、ありのままの大切さを教えて くれる伊良部は、まさに名医です。

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    投稿日: 2008.04.30
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    そしてこれが「インザプール」に続く二作目。直木賞を受賞しましたね。 表題のはなし、ちょっと泣けました。二作目でますます筆が冴えて来た気がします。 安易に治っていく過程がうーん・・・ちょっと・・・という気もしなくはないですが、滑稽なまでに何かに縛られて自分を見失う人間というものの姿がよーく描かれていて、何気にイタイです^^; そしてやっぱり表紙のベイビーが好きだ!(笑)

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    投稿日: 2008.04.29
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    インザプールの続編。 果たして伊良部先生みたいな精神科医は実際にいるのだろうか。 傍から見ている分にはおもしろいが、関わりたくないタイプだ。

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    投稿日: 2008.04.28
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    伊良部先生シリーズ第2弾。 「インザプール」の方が面白かったかも。 マユミちゃんのイラストが見てみたい 笑

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    投稿日: 2008.04.27
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    現代ストレス解決には開きなおって向き合うことが何より。 いざという時のために、 バカに生きられるようにも、なっておくことが必要。 大切。

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    投稿日: 2008.04.27
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    伊良部シリーズ第2弾。相変わらずの天然お気楽変人ぶりの神経科医伊良部一郎に翻弄されつつも癒されていく変わった患者たち。読後感がさわやかで、なんとなく自分も癒された気持ちになります。

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    投稿日: 2008.04.26
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    インザプールの次に続けて読んだから同じパターンにちょっと飽きもあったけど、やっぱり読みやすいしよかったです。

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    投稿日: 2008.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いや〜、相変わらずの伊良部先生。 おもしろかった。 「イン・ザ・プール」よりもこっちの方が好きかも。 なんか伊良部先生がますますはっちゃけちゃってって。 実際に関わり合いには絶対なりたくないタイプなんだけどね。 「空中ブランコ」と「義父のヅラ」が好き。 伊良部先生の空中ブランコ、ぜひ見てみたかった! 気持ち悪いけど魅力的なんだよなぁ。

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    投稿日: 2008.04.14
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    「女流作家」の話では 作者の普段考えていることや悩みも 書かれているのかなとも思わせる。 「ハリネズミ」のセイシンカイのくだりは笑える。

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    投稿日: 2008.04.13
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    2004年の作品。精神科医伊良部一郎シリーズの第2弾で、第131回直木賞を受賞。 前作の『イン・ザ・プール』よりも幾分か読みやすくなった感じがする。伊良部の破天荒ぶりは相変わらず。なのに、伊良部の治療を受けた人々はなぜか幸せになっていく。ウチのワイフは収録3編目の「義父のヅラ」が特にオススメのようだ。この物語では伊良部の学生時代のエピソードが当時の同級生との絡みで明らかにされていく。 本作は、宮迫博之・佐藤江梨子のコンビで舞台化。また、5月には阿部寛・釈由美子のコンビでスペシャルドラマ化して放送の予定。

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    投稿日: 2008.04.08
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    相変わらず面白い。デブキャラにも嫌な感じがおきない。何をやらかすかと思うともう、くっくっくっ!と。 考えただけで面白くて一気読み。

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    投稿日: 2008.04.06
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    真打登場、文句なし!! 直木賞受賞作なんですが、もう面白くて電車の中で何度もニヤケちゃいましたww 伊良部総合病院の精神科を訪れる悩める患者達のお話で、跳べなくなった空中ブランコ乗り、尖端恐怖で刃物が見られないヤクザ、医学部長に就任した義父のヅラを剥ぎ取りたい衝動に負けそうな大学講師などなど。 患者達も面白いけど、この精神科の伊良部先生が凄いキャラでヽ(゚∀゚)ノ 本書はその精神科医・伊良部一郎シリーズ第2弾です。 第1弾が『イン・ザ・プール』、第3弾は『町長選挙』 全部読まにゃ(*^o^*) 面白いだけでなく、現代人の心の病が上手に描かれていると思います♪

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    投稿日: 2008.04.04
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    伊良部シリーズの第2弾。相変わらず気持ち悪くて突拍子なかった。ただ、最後の『女流作家』はラストにちょっとほろっときた。

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    投稿日: 2008.03.31
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    読んでてなんか「よーし、がんばろ。」って思えるような一冊です。 精神科医伊良部シリーズ第2弾。そして笑いもありと最高の仕上がりですね、これは。

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    投稿日: 2008.03.29
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    面白いってきいたから読んでみたけど私はそこまで…って感じかな。最後の話がなかったら買ったの後悔してたかも。

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    投稿日: 2008.03.24
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    『イン・ザ・プール』よりも短編ひとつひとつが面白かった。 だんだん伊良部にはまってきた。 直木賞受賞。

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    投稿日: 2008.03.24
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    直木賞作品、シリーズ第2弾。伊良部総合病院の神経科、伊良部一郎とその精神科に通う患者とのアホらしいやりとり。ふざけているが最後にはなるほど。

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    投稿日: 2008.03.21
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    さらにキャラクターの味を前面に出した、伊良部シリーズ第二弾。 直木賞受賞作でもあり、なんとなく筆がノッている感じがします。

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    投稿日: 2008.03.21
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    2008/3/18 ちいちゃんに薦められて。 さらっと読めてクスッと笑える。 でも患者たちの傲慢な視点は自分にも思い当たる節が・・・。

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    投稿日: 2008.03.18
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    伊良部総合病院の精神科医伊良部の第二段。読みやすくておもしろい、それぞれのキャラがしっかりしていて、それでも今回伊良部は何をしでかすのか、と気になる。 明るい気分になれます。

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    投稿日: 2008.03.18
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    変わり者の精神科医伊良部と尋ねてくる患者を描く短編集。 話を読んでいたら誰しもがなんらかの精神病にかかってるようにも思えてくる。 でも、読んでたら自分が過呼吸の時とかを思い出してしまって、 精神的にしんどかったかな。

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    投稿日: 2008.03.18
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    直木賞を受賞した奥田英朗の『空中ブランコ』。自分にとっての初めての奥田英朗作品。あとから調べて分かったことだが、この『空中ブランコ』は伊良部3シリーズのうちの一つであるらしい。収録してある作品すべてに精神科医の伊良部が登場する。すべての作品は精神的な疾患を追った主人公(といっても伊良部こそ主人公のような気もするが)が伊良部との関わりを通じて、それを克服していく展開になっている。個人的には表題作よりも「ハリネズミ」「養父のヅラ」のほうがあほらしさ満点で楽しめた。そして最後の「女流作家」を読んだ時、看護士のマユミが初めて人間らしい行動をとったところに、この『空中ブランコ』のすごさを感じた。 2008-03-14

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    投稿日: 2008.03.17
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    前作インザプールから文庫化を心待ちにしていた本書が四年越しにやっと文庫化 町長選挙(第三弾)は単行本で買うのも致し方ないか… とりあえずトンデモ精神科医伊良部が魅力的すぎる 身近にいたらむかつくんだろうけど、たまにいるじゃないですか 自分勝手で人間的にえらくむかつくのに、その人がいると 良い方に流れが変わる劇薬的な人間(笑) (あなたが今想像した人、まさにそんな感じ!) それをさらに強化した精神科医伊良部が患者たちの心の隙間を埋めていく その話を読む間に自分の精神も安定していくのも感じるのです 読むべき本の一つ、娯楽小説はかくあるべき

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    投稿日: 2008.03.15
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    直木賞受賞作品。 「いらっしゃーい」の伊良部シリーズです。 読み続けていると、伊良部が癒し系に見えてくる。 そしてセクシーマユミちゃんも、いい味を出してきました。 義父のヅラは楽しかったですねー。 ヅラに手を伸ばす所は、本当に楽しそうですw 歩道橋の文字に落書きする、「天丼〜」は伊良部ナイスですw 真面目な堅物より、大人になっても、おちゃめな遊び心を忘れない男性って魅力的かも。

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    投稿日: 2008.03.11
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    変な患者より更に変な精神科医伊良部。 伊良部のようにありたいような...なりたくないようなwww イン・ザ・プール同様笑って少し泣けて、何か力をくれる作品。 H20/2/28読了。。。

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    投稿日: 2008.03.11
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    おもろい。 文章で笑わせることのできる作家ってすごいね。 ただ、文体がワンパなんで俺は飽きるかも。

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    投稿日: 2008.03.09
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    『イン・ザ・プール』の続編。こちらもますいさんから借りて。 相変わらず伊良部先生は気持ち悪い。笑 でも、なんていうか、救いのある小説と言うか…読んだあとよかったぁって思える感じがすきだなぁ。 リズムよく読めて、すきです。 この人の短編は面白いと思う(長編読んだことないけど) (08/03/07)

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    投稿日: 2008.03.07
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    とくにやくざの話が一番面白かった!本当に先生の何も恐れず行動に移すアグレッシブを私に少し分けてほしいなあと思った。

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    投稿日: 2008.03.07
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    『イン・ザ・プール』の続編。 精神科医・伊良部の元へやってくる患者たちのお話し。伊良部の常識はずれな治療(?)で不思議と癒されていく人々。 「そんなに簡単に病気が治ってしまうものなのか」と思わずにはいられないが、軽妙で楽しい短編小説と思うなら、それで当然。 伊良部というその一風変わった医者を映画やドラマでは松尾スズキや阿部寛が演じているが、小説世界ではデブと評される為、イメージは異なる。かっこよくも鋭くもないものの、新たなヒーローの誕生なのだろうか?

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    投稿日: 2008.03.03
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    伊良部先生面白すぎる。患者の症状は極端ではあるが、なくもないかなぁと思うものもあるが、そんなものも伊良部先生にかかってしまえば、ちっぽけな悩みに思えてしまったりする。[2008/2/23]

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    投稿日: 2008.03.03
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    前作、インザプールに引き続きいい味出してます。 ぶっ飛んだ精神科医伊良部が今回もいろいろやらかしてます。  伊良部は変人どころの騒ぎではない。  常識の枠外で生きている人間なのだ。  いや、もしかすると人間かどうかも怪しい。  総合病院の地下室に棲みついた子供の妖怪。   まさにこんな感じです。 でも、こんな医者だからこそ治せる病気もあるんですよね。 個人的にツボだったのは、イラン人が出てきたところ。  先生困ラセル。アラーノ神ガ許サナイ こういう脇役の使い方も絶妙なんですよね。 どういう頭の構造してるのか気になります。 笑いあり、たまに涙あり、といった感じです。 こんな伊良部ですけど、意外にいいこと言ってます。 悩みを笑い飛ばしてしまいたい時に読みたいですね。 ストレスフルな現代人に贈る、珠玉のエンターテイメントです。

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    投稿日: 2008.03.01
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    第131回 2004年上半期直木賞受賞作品。 すげい面白かった! でも直木賞受賞にはビックリした。(笑) 伊良部みたいに生きてみたい。

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    投稿日: 2008.02.29
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    『イン・ザ・プール』が面白かったので続編である本作にも手が伸びた。伊良部という謎の精神科医。2作目なのでそのキャラへの愛着はすでに持っていたが、既知のキャラの分、インパクトは弱まった。ヘンテコな感じが生きていた「義父のヅラ」には笑ったが、「空中ブランコ」「ハリネズミ」「ホットコーナー」の3篇は楽しめつつも予想の範疇だった。だが、最後の「女流作家」で意外な一面を発見。ホロリと来るとは! そのまさかの新しさに、この作品全体の評価も思わず上げてしまいました。

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    投稿日: 2008.02.26
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    「星々の舟」も直木賞受賞作だったけれど、これもらしい。これもツボ。映画化もされた「イン・ザ・プール」の続編。やっと文庫化されたのであわてて買った。主人公はかなりイっちゃってる精神科医・伊良部。この人最強。例によっていろんな問題を抱えた人たちが伊良部の元を訪れる。飛べなくなった空中ブランコ乗り、先端恐怖症のヤクザ、以前に同じ設定で書いたんじゃないかと異常に気になる女流作家…。でも、一番は「義父のヅラ」。伊良部の医大の時の同級生で、教授の娘を妻にした精神科医が、どうしても教授のヅラをはずしたくてしょうがなくなってしまう。そこはほれ、伊良部の登場。寝ている隙を突いて義父のヅラをはずそうとするワケですよ。もうここであたしは、夜中なのにベッドで一人で「ぎゃははははは」と大声をあげて笑ってしまいました。隣で寝ていたダンナが「???」という目であたしを見ていたのが印象的。きっとダンナの目にも夜中に一人で大声で笑うあたしは伊良部くらいに映ったことでしょう。

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    投稿日: 2008.02.25
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    ドバイ帰りの飛行機でO氏にもらって読む。 非常に読みやすい本。こういうのが芥川賞とるんですね。 今まで賞をとった本とか、難し系なのかと思って敬遠してましたが、イメージ変わりました。 違うのも呼んでみようかな。

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    投稿日: 2008.02.24
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    イン・ザ・プールが面白かったので、第2弾も購入。「性格ってのは既得権だからね。あいつならしょうがないかって思われれば勝ちなわけ」ってフレーズが気に入った。認めたくないけど、そうなかもしれないw 2008/2/15

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    投稿日: 2008.02.21
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    シリーズ前作から続けて読んでたら、なんか自分が神経症っぽくなってきたよ。自意識過剰と破壊衝動がヤバい

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    投稿日: 2008.02.18
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    精神科医伊良部シリーズ第2弾。「インザプール」同様にすっごく楽しめた。ヤクザの話は面白かった。ドスが持てなくったり、困り果てるヤクザ。そして、注射針に逃げ惑う姿にもちょっと笑えた。短編で読みやすくて、そして、笑っちゃいました。

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    投稿日: 2008.02.15
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    直木賞って確か純文学だったよね・・・と自問自答したくなるような直木賞受賞作品の短編集 抱腹絶倒 だけど最後はホロリと っていうハチャメチャなようで 読者の心を捉える王道です 舞台では医師役を宮迫さんがやるそうな・・・ 舞台は舞台で観てみたいかな

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    投稿日: 2008.02.12
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    イン・ザ・プールの第二段。今回も伊良部の元にヘンテコな患者が集まる。 飛べない空中ブランコ乗り、刃物が怖いやくざ、義父のヅラが気になって止まらない医者、投げられない三塁手、小説がかけない小説家。当然できていたもの、できなければはなしにならないことができなくなってパニックに陥った患者をなんだかんだで救っていく。私も含め、皆いろいろ気にしすぎなのか、と思ってしまう。

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    投稿日: 2008.02.11
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    子供みたいに、いい意味で純粋で、悪い意味で自分勝手な人間。大人と言われる人たちがその傍若無人な振る舞いに舌を巻きながらも救われていく。

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    投稿日: 2008.02.08
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    奥田英朗の空中ブランコを読みました。イン・ザ・プールの続編でした。常識外れの精神科医、伊良部の活躍!?を描いた短編集でした。いろいろな悩みを抱える患者たちの心をとんでもない方法で解きほぐし、心因症を解消していくという物語でした。ある意味では天真爛漫な伊良部の行動になんとなく共感を覚えてしまうのが怖いところです。とは言え、露出狂の看護婦マユミが気に入ってしまいました。

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    投稿日: 2008.02.08
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    「イン・ザ・プール」は非常に痛快なくだらなさっぷりがとてもおもしろかった。 その続編である本作。 相変わらず、奇妙な精神科医 伊良部が、治す気もないのに患者を治しちゃう、 というお話なわけですが。 前作ほどではなかった、というのがぶっちゃけな感想。 ひとつには、あたしのフィーリングが合ってなかったせいもあるだろうと思うけど。 なんか、伊良部が、治してるように見えてしまった。 やりたい放題には違いないんだけどね〜。 やっぱり何でもシリーズ1作目の壁は高いのかな。 でも、「女流作家」の最後だけは、ちょっと「うぅっ」ってきた。 そういう本じゃないと思うんだけど・・・(笑) ユーモラスな作品中に、軽めのネタ振りのあとに、さらっとそういうのを 入れてあるあたりが興味深い。 奥田氏の、そういう部分をもっと掘り下げた作品があればぜひ読みたい。

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    投稿日: 2008.02.05
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    イン・ザ・プールよりも伊良部がパワーアップして面白くなっている。 電車の中でついついニヤリとしてしまい恐縮を買ってしまった。

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    投稿日: 2008.02.03
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    [2008/2] 伊良部先生シリーズ第二段。空中ブランコの話では、肉の塊がぶーんと空を飛んでいる様子が目に見えるようで、大爆笑。

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    投稿日: 2008.02.03
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    相変わらずぶっ飛んでておもしろかったです。伊良部さんは不思議な人で滅茶苦茶だけど、結局はみんなが元気になっていくからすごい。

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    投稿日: 2008.02.02
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    変人すぎるのに何故か人を寄せ付ける伊良部がちょっと羨ましくなりましたよ。相変わらず読みやすく面白ろかったです。

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    投稿日: 2008.01.27
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    イン・ザ・プールの続編です。 今回もスムーズに読めました。 精神科に行くとしたら 私もこんな医者に知り合えたら って考えるけど やだなって思う 映画とドラマが見たくなった

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    投稿日: 2008.01.25
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    伊良部総合病院精神科伊良部一郎、すごいの一言。何やこいつはと思わせながら、最後はほろり。さすがは直木賞受賞作品。続編を期待します。

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    投稿日: 2008.01.23
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    変人奇人デブっちょ精神科医伊良部が主人公の第2弾。今回は大学の同級生も出てくるので、伊良部の大学時代どんなふうだったのかも少し出てくる。相変わらず伊良部も患者も面白い。 飛べなくなった空中ブランコ乗りや、先端恐怖症になったヤクザ、義父のズラと取りたい脅迫観念に駆られる大学時代の同級生等が出てきます。

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    投稿日: 2008.01.23
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    イン・ザ・プール続編、変人精神科医伊良部センセイのある意味「凄さ」が光ります 笑  短編の主人公である患者と一緒になぜか伊良部に癒されてしまった。

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    投稿日: 2008.01.20
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    ひと言でいうと、いくら探しても、欠点の見つからないユーモア小説。 いやぁ〜 『イン・ザ・プール』 より面白かった! それもこれも全て伊良部先生のおかげだわ。 前作で初登場し、奥田ファンの度肝を抜いた伊良部先生。 ますますパワーアップして登場です。 文庫落ち、待ち詫びました〜〜〜♡ もちろん“Fカップ看護婦”のマユミちゃんも健在。何気に好きなんだ! 今回はマユミちゃんの、意外な一面を見ることができた。 好きだなぁ。 もちろん、一気読み必須です。 途中で止められる訳が無いわ。 一つだけ、注意事項があります。 決して人前や人目のつく場所では読まないで下さい。 あなた自身が、他人から伊良部先生を見る目で、見られてしまいますから。 ∴∵ゞ(゚ε゚ )ブッ 本書の患者の悩みは前作に比べ「普通」で入りやすい気がする。 っていうか… 前作の患者が、奇人・変人ばかりだったから(><; 読後、伊良部先生の方がまだ、まともだなぁ。と、思ってしまったもの。 今回の患者は5人。 以下の5人に、伊良部式・治療を施しました。 「空中ブランコ」   飛べなくなった古株の空中ブランコ乗りを、治療。 「ハリネズミ」   先端恐怖症のヤクザを、治療。 「義父のヅラ」   文字通り!養父のカツラを剥ぎたい衝動に翻弄される精神科医を、治療。 「ホットコーナー」   突然一塁へ送球ができなくなった、プロ野球のベテラン三塁手を、治療。 「女流作家」   小説が書けなくなった、女流作家を、治療。 こう並べてみると・・・ 結構、シリアスな悩みばかりだなぁ。 でもこの5人、みんなイイ奴ばっかりなんだ。  考えてみれば、嫌な奴が一人もいないのも、魅力的だなぁ。 ふふふ。 治療法方は、ただただはちゃめちゃww 初っ端から、巨漢の伊良部先生が空中ブランコに挑戦するんですから(笑) 読んでいる内に、私が伊良部先生に治療されている気分になるから、凄いや。 たっぷり、ストレス解消できますよ! 名言がたくさん出てきますが、お気に入りを。 「伊良部といい看護婦といい、この診察室は観覧車だ。乗ったら一周する間、  そのペースに合わせるしかない。」 そして、皆、魔法に掛かったかのように、完治するのだ。  (^0^ヘュ−オッホホ♪ 「だめだめ。病院では総理大臣もホームレスも、患者で統一されるんだから」 物怖じなんて一切しない! 流石だわ、伊良部先生♡ アハハ 未読の方は、是非手にして欲しい。 シリーズ作品ですが、本書から読まれても、何等問題はありません。 こちらから読んだ方が、もしかしたら面白いかも・・・。 『町長選挙』・・・ 早く文庫落ちにならないかしらん。 ※第131回直木賞受賞作。

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    投稿日: 2008.01.17
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    おもしろかった!こんな医者ありえないだろ、でもかかってみたいなって思ってしまう…患者と一緒に自分も清々しい気持ちになります☆

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    投稿日: 2008.01.17
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    精神科医・伊良部の話の第2弾。 伊良部が前回よりもいい人に描かれてるかも。 伊良部の意外な特技が書かれてる。

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    投稿日: 2008.01.16
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    言い忘れていたことがある。正しくは「困ったときは宮部みゆきか奥田英朗を読め」だった。特賞あり、はずれくじなし。それが奥田英朗だ。そしてこの作品が特賞だ。 困ったときに奥田氏の作品を読みたいのは本音だが、当方、奥田氏の作品は文庫でしか読まないと決めていて、文庫化している作品はすべて読んでいるので、文庫化→即買い…しかない。トンデモ精神科医・伊良部先生の第2弾。膨らみすぎた期待にたがわぬ面白さ。何度「フッッ」と笑ってしまったことだろう。伊良部先生を頼る患者たちの悩みはすごく身近で、そのうちお世話になりそうな気さえしてくる。もう多くは語りませぬ。読んでない人!損してますよ!早く、早く読んでください! 直木賞受賞作だが、この作品に関しては選考委員もタイミングは絶妙だったのではないか。(た)

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    投稿日: 2008.01.15
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    鬱は心の風邪と申しますが、「誰でもありうる」という意味を込めたかったらしいんですけど「薬飲めばOK」とか「病院行けばOK」とかお手軽イメージを植え付けた総合的にはあんまり良くない結果を生んだコピーじゃないかと思います。という訳で他人のふり見て我が身を治す精神科医の話。心の病気だからこそ、心が一番効果的な薬だと思う。

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    投稿日: 2008.01.15
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    なんか軽いのが読みたいな、と思って本屋で手に取りました。イン・ザ・プールの続編と知り、買いました。 疲れてても、すらすら読めました。しかも、面白いし。なんか、アホなことやりたくなります。 しかし、イン・ザ・プールの映画を先に見てしまったので、伊良部がら松尾スズキしか連想できないのが少し悲しい。

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    投稿日: 2008.01.14
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    伊良部医師の超人騒がせ&ある意味癒し系パワーに巻き込まれたビョウキの人々が、癒されながら小さな幸せを見つける過程を描く佳作(ウソです) 絶賛笑えます(これはウソじゃない) 直木賞作品の「空中ブランコ」最高。がははと笑えてクスンと来る(そんな自分がアホらしい/笑) ビョウキの人よりはるかにオカシイ伊良部センセイがヒートアップして、まさに絶好調。作者の筆致も名調子。ラストのマユミの意外な一面も感動的(笑)

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    投稿日: 2008.01.12
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    伊良部先生シリーズ第二段。やっと文庫化してくれてうれしいです(*^_^*) ってか奥田さんって直木賞とってたんだね〜知らなかった笑

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    投稿日: 2008.01.11
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    第131回直木賞受賞作。 常識外れの精神科医師・伊良部一郎シリーズ第2弾。 表題作「空中ブランコ」を含む短編集。 カウンセリングを受けたいと言う患者に, 「話して治るなら医者はいらないじゃん」と応対し, 代償行為が必要ですと言いながら, 患者と看板に落書きするなど… 常識外れで幼稚,自由奔放な医師。 しかし,患者達はそんな医師との関わりの中で, 何かに気付き,気持ちが楽になっていく。 カウンセリングとは本来そういうものなのかもしれない。 読みやすく,笑えて,心温まるような作品。 個人的には,「義父のヅラ」,「ホットコーナー」が良かった。

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    投稿日: 2007.11.26
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    「イン・ザ・プール」と一緒に読む。 伊良部総合病院の神経科医。 見た目は真っ白、ぽっちゃり系で運動神経ゼロ。 すぐ泣く、おねだりする、言うことなすこと全て子供。 こんな人、そばにいたら絶対やだけど、精神的に病んでる人にとっては癒しになってるらしい。 泳がずにはいられない編集マン。自分がいつもストーカーされてると思い込んでいるモデル。 常にメールで友達とつながってないと不安な高校生。先端恐怖症のやくざ。 どれもこれもおかしいけど、傑作は「空中ブランコ」 空中ブランコにはまった伊良部先生は、ひょう柄衣装で本番に臨み、 ブランコからブランコへターンして飛び移るとき、体は回らず首だけをくるっと回して飛び移ろうとする。 その姿を想像するだけで楽しい♪

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    投稿日: 2004.07.10