
総合評価
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powered by ブクログ駅伝の短編と野球の中編の2作。 どちらも京都御所とその付近のお話。 これは青春小説になるのかな?と思って読み進めていたら、なんとまあ、霊びで切ないお話になり、心にじんわりくる。 物語的にはそう起伏のあるものではないと思うし、わりと穏やかな読み心地です。 しかし後半にさしかかるにあたりとても続きが気になるようになり、読後感は色々と思うことがある作品になっていました。 万城目さんの作品は「べらぼうくん」しか読破してなく、「とっぴんぱらりの風太郎」はページ数から途中で積ん読になっている。 改めて他の作品も読んでみたいなと思いました。
26投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログほのぼのとした読み物かと思いきや。 野球や駅伝の話は面白いですね。 そしてそれだけでは終わらない。 この手のお話は好きです。 楽しんで読めました。
0投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ現実的じゃないところも素直に読めました。直木賞とってから、ブランチの紹介で買いました。他の万城目学さんの本も読み始めました^_^
4投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ京都を舞台にした爽やかな短編が二編。 「十二月の都大路上下ル」 他の駅伝小説とはひと味違って万城目さんらしさがありました。 軽快で、ちょっと不思議な世界観もあって、爽やかな読み心地でとても好きでした! 短編で読む駅伝青春小説は、もしかしたら初めてかもしれない。 おもしろかったし、もっと読みたかったなぁ。 「八月の御所グラウンド」 京都御所グラウンドの早朝、毎度行き当たりばったり寄せ集めメンバーで、人を集めるのに苦戦しながら草野球をする大学生たち。 作中の留学生シャオさんが良い味わいでした。 秘められた真実に一抹の寂しさと懐かしさのようなものを感じました。 切なくも温もりもあっておもしろかったです。
12投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都×スポーツ×ハートフルファンタジー どちらの話も読み終えた後にほんわかする まさかの沢村栄治が出てくるとは知らなかったので、沢村賞の由来というか、彼の生きた時代、状況の中での活躍を知ることもできて面白かったです。 個人的には「十二月の都大路上下ル」が好み 彼女達の”来年”も見てみたいです。
4投稿日: 2024.03.19
powered by ブクログ駅伝と野球のお話 単純なスポーツ青春小説かな?と思いながら読んだらそうでもなく。ファンタジー要素もあっておや、一味違うぞ?と。 戦争とか戦乱の世とかでやりたいことが出来なかった時代がある。今の世の中はやろうと思えばわりかしなんでもできてしまうから、その環境に感謝とかしないけど本当は当たり前じゃないんだよなあ、なんて思いながら読了。
1投稿日: 2024.03.19
powered by ブクログ万城目作品を読むのは初めてだったが、直木賞受賞作だったので読んでみようかなと思い手に取った。 最初の短編も、タイトルになっている八月の御所グラウンドもテンポ良く読める物語だった。 新撰組や沢村栄治が出てくるのも、非現実的といえばそうなのだが、京都だったらあり得るのかもと。 そういう夢のある作品もいいなと思った。 御所グラウンドは時代に関係なく人を呼び寄せる場所なんだなと思った。 最後の試合もきっと三人は来てくれたんだと信じたい。
14投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログスポーツ根性ものかと思いきや、絶望的に方向音痴な女子高校生が登場する一編、そして、謎の草野球の編。 ファンタジー要素の中に戦争が絡み、メッセージ性が込められた作品だった。 灼熱のハ月、御所グラウンドが目に浮かぶような、京都という土地に秘められた奇跡のような出来事とは。 歴史深い京都だから起きてもおかしくはないよね、と思わせる空気が漂います。 正直、いつじんわり来るのだろうと思いつつ読んでいた気がします。軽くてあっさりしていると取れるけれど、今出来ることのありがたみを感じなければ、と訴えかけられているようでした。戦争が当時の若者たちにもたらしたものとは。 二つの言葉が刺さりました。 他の万城目さんは、どんな感じなのだろう。 余談ですが、息子1が京都の大学で、陸上をしていたので、京都という厳しい暑さ寒さの独特の気候、今一つ自分には分からなかった雰囲気の中、鍛えられてきたことに感謝と、少しでも分かれてよかったです。
40投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログ第170回直木賞受賞作品。万城目学…どこかで聞いたことあると思っていたら「鴨川ホルモー」の作家さんだったんですね。鴨川ホルモーは京都が舞台でしたが、この作品も京都が舞台となっている二篇の作品で構成されている。 1つ目は女子全国高校駅伝に出場する生徒の話「十二月の都大路上下ル」、2つ目は謎の草野球大会に参加することとなった大学生の話、掲題作でもある「八月の御所グラウンド」 どちらとも誰もが知っているような有名な人物(死者)が主人公の元に現れて奇跡のような出来事を起こすファンタジー要素のある作品で、非常に心がほっこりする作品となっている。 良い作品だなとは思いましたが、個人的にはインパクトにかけるかなと。せっかくならこの二篇が最後につながる展開になるとか、もう少し二転三転あっても良かったかなと感じました。 良い話であることは間違いないです。また別作品にもトライしてみたいと思います。
26投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どちらも良かったけど、野球のお話の方がグッときました。 私自身野球に全く興味がないので、正直途中までは退屈でした。 助っ人3人の正体に気づき始めてからが面白かった! 駅伝の方は、方向音痴な主人公やライバルの女の子。 お友達や先生も素敵な登場人物ばかりでこちらもとても良かった。 でも新選組はなんであの場所にあの2人の前にだけ現れたのか…? 野球の3人が野球がしたい。 人数が足りなくなると現れる、という明確(?)な理由がある一方で、新選組の理由が謎すぎるまま終ってしまった気がして残念でした。
47投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログ京都を舞台に、過去の人たちと邂逅する、 ちょっと不思議な中短編集。 鴨川ホルモーほど振り切っていなく、軽く読める内容。 偉人たちとの夏やフィールドオブドリームス系 かな
4投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログどちらの作品もスルスル〜と読み進み、あ、直木賞ってこんな感じで取れちゃう?と思っていたところへ、おおーー!!そうくるか!2作品とも、言うなれば同じ落とし方をしているのに、またしても驚かされる。生者と死者が共生する作品の空気感は、京都に住む私にとっても違和感はないし、京都で暮らしたことのある万城目氏にとっても描きたい部分だったのではないだろうか。その気分が両作品にうまく落とし込まれている。印象的な言葉。「夏の殺人的な蒸し暑さと、冬の無慈悲な底冷えの寒さを交互に経験することで、京都の若者は、刀鍛冶が鉄を真っ赤になるまで熱し、それを冷水に浸すが如く、好むと好まざるとにかかわらず、奇妙な切れ味を持った人間刀身へと鍛錬されていく」。なんやかんや、京都愛が深い!
2投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログまずは直木賞受賞おめでとうございます。 短編2つ。どちらも京都が舞台。 どちらも暢気な万城目学さんらしい主人公。 京都という花も嵐も乗り越えて今がある古い町は、もしかするとひょっこり過去の人が紛れていても良いのかも。 すごく素敵なお話でした。 若者に幸アレ。
2投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都を共通の舞台とした2篇。 高校駅伝の方は短くも読み応えのある展開で満足できる青春小説。 草野球の方は面白い設定から意外な展開になり、まさか戦争について思いを馳せることになるとは思わなかった。 ストーリーは前篇の方が個人的に好きだが、読んだ後に余韻があるのは後篇だった。どちらも共通しているのは京都が舞台であることと、死んだはずの人が現世に帰ってくること。 前篇の新撰組が走っているのは何か元ネタ(というか史実?)があるのか、突拍子もない展開のように感じてしまった。 気になった点は、私はあまり本の帯を読まないから良かったけど、個人的に「死人が帰ってくること」は大きなネタバレだと思うので帯にこれを書くのはどうかと思う。
12投稿日: 2024.03.14
powered by ブクログ1話目の「十二月の都大路上下ル」、良かったぁ。発想·キャラクター·展開、全て「◯」を付けます。 表題作の方は、 「(作品の)140ページの鍋に、ネタを入れ込み過ぎて、生煮え·生焼け状態」に思えて、勿体無い…
0投稿日: 2024.03.14
powered by ブクログ気になっていた作家さんで、ようやく作品を読むことができました。 収録されている2話ともユーモアがあり、青春があり、ファンタジーがあって、期待を裏切らないおもしろさでした。 他の作品も読まないと!
2投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログ万城目ワールド版フィールドオブドリームス シャオさんの「オリコンダレ」最高。 毎年御所グラウンドのたまひで杯を見に行きたくなってしまう。 女子駅伝の方の話も良かった。 ライバルの子がテンプレ的性格なのに普通に好きになって続編が読みたくなった
5投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログこれまで読んできた著者の作品とは少しテイストの違う感じ。こっちも好き。 京都が舞台ということもあり少し森見登美彦を感じたりもする。 どちらも京都に鍛錬された「奇妙な切れ味を持った人間刀身」だからなのかもしれない。
4投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログ京都が生んだ、優しい奇跡。 表題作の八月の御所グラウンドは、謎の草野球大会【たまひで杯】に出場することになった大学生のお話しです。淡々とお話は進みますが、いつの間にか話しに引き込まれ、読後感はあたたかい気持ちになる作品でした。 こんな不思議な出来事なら、自分も体験してみたいと思える内容でした。
24投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログ直木賞受賞作. 短編「十二月の都大路上下(カケ)ル」と中編「八月の御所グラウンド」のカップリング.中編の方は万城目・京都版「フィールド・オブ・ドリームス」. 色々と懐かしい.パスタはやっぱり「セカンドハウス」だよなあ.
1投稿日: 2024.03.11
powered by ブクログ京都を題材にした短編と中編。 短編は珍しく王道若者スポーツもの?と思ったら様子がおかしくなってきて、こうこなくっちゃ!と思ったものの、そのまま終わってしまった。 欲張りなので、これが導入でもっと長く読みたかった。 中編。話の持っていき方、展開のワクワク感を楽しんでいると様子がおかしくなってきて、コレコレ!とニヤニヤしたものの、戦争がからんでて、安易に喜んですみませんでした…と思った。 ただし重いものではなく、著者は主義主張のためでなくて、こんなところに京都に関連するエピソードが、と知って書いたのかなと勝手に思った。 でも声高でない分、昔に思いを馳せ、今の平和の有り難みも感じました。 京都で学生時代を過ごした(御所の目の前に住んでた)者としては全てが懐かしく、20年前のダルくて、楽しくて、ヒマで、悩んで、でも未来があったもう戻れないあの頃を感じて、、思えば遠くへ来たもんだ。
9投稿日: 2024.03.11
powered by ブクログ母に勧められて読んでみた。すらすらと読めて、内容も良い。が、鴨川ホルモーくらい振り切ったクレイジーな作品の方が個人的には好きだなと思った。
2投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ直木賞受賞作品 京都を舞台にした二つの物語 これが新しい万城目ワールドなのかなあ…? 『十二月の都大路路上下ル』 無慈悲な底冷えのする冬の京都 女子全国高校駅伝に補欠登録されたサカトゥーが、急遽出場することになる 大会中、彼女が見た不思議な光景とは… サカトゥーは「絶望的なくらい方向音痴」なんだけど、その音痴ぶりがまるで自分と同じで、そこ笑う所なんだろうけれど笑えなかった(^^;; 『八月の御所グランド』 殺人的な蒸し暑さの夏の京都 御所グランドで、たまひで杯優勝に向けて朽木達は野球の試合をするのだが、いつも人数がギリギリ その場にいた三人に飛び入り参加してもらうのだが… まるで冬の京都と夏の京都に自分もいる様な気持ちにさせる描写は流石です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )♡ 現代的な描写と京都ならではのファンタジーを織り交ぜた万城目さんらしい設定なんだけど… もっと来い!もっと絡んで!もっと暴れて! …欲しいんだよ〜ん٩(・̆ᗝ・̆) これはこれでいいのかもしれない サラッとしたティストで、ちょっと不思議な世界でありながら温かい でも直木賞もなあ… 私はもっと面白い万城目さんの作品いっぱいあるのになあと思ってしまう ちょっと物足りないので、まだ読んでいない作品を読んで、万城目ワールドに浸かることにするッദ്ദി^._.^)
127投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ第170回直木賞受賞作品。駅伝と草野球を題材に、何気ない人の出会いを描いた作品だが、妙に懐かしい。 昭和40年代の小学校時代の、土埃で蒸々しとした夏の暑い日々をなぜか思い出させてくれる作品でした。
2投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ第170回直木賞受賞作 「まきめ」さんとお読みするんですね。万城目学さんの名前は度々お目にして気にはなっていたけど初読み。 京都大学卒。 2006年のデビューというからけっこうベテランさん。直木賞の候補に過去5回もなっていて、6回目の今回受賞。 wikiによると「日常の中に奇想天外な非日常を持ち込むファンタジー小説で知られる」とのこと。 今回職場の方にお借りしてお読みしました。 中編2作?短編1作と中編1作?というボリュームで、文章も読みやすいので無理なく1日で読み終えられる。 京都を舞台に、スポーツの中での歴史上の人物との幻のような出会い。 「十二月の都大路上下ル」は女子全国高校駅伝。爽やかな心地よさに包まれてとても好きな作品。 「八月の御所グラウンド」は真夏の早朝の草野球大会。 京都御所内にあるグラウンドでレジェンドであるあの大投手との邂逅。 「俺たち、ちゃんと生きているか?」 思わず口に出た問い。 優しい感動を与えてくれる良書。 この本も疲れている時にいいんじゃないかな。 ♫さらば碧き面影/ロードオブメジャー(2006)
88投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ作者にとって久々に京都を舞台とした小説らしい。デビュー作が衝撃だっただけにずっと京都を描いていたという印象を持つ。それも本当にすごいことだ。 この作品はたまらなかった。周りに「めちゃくちゃおもしろい」と言いまわりたい衝動が抑えられない。可能であれば、星を6にしたいところである。 まだ読んでいない人のために内容はあまり語りたくはない。先に情報をいれずに読み進めた方が絶対に良い作品である。 とにかく大いに感動した作品だが、レビューを見ると意外に点数が低い。 「なぜ?なぜ?」と若干パニックになりそうだったが、冷静に分析すると見えてくるものがある。それは京都が舞台だということに深く関わる。京都に馴染みがある人間には理解できると思うのだが京都は他の都市とはなにか違う。長年この国の首都として君臨した歴史が作り出す深み。多くの欲望や悲しみを飲み込んできたという事実が作り出すのだろうか。京都を身近に感じている人間ほど、この空間の特殊性を理解することができる。 鴨川ホルモーはそういった下地があったからこそ、何か訳のわからないリアリティーが作品の中に漂っていた。 この小説もまさにそう。京都の特殊性がわかる人ほど物語の世界にのめり込むことができる。一言でいうと「京都ならばありそう」というものだろうか。 それに加えて野球が好きな人ほどオススメしたい。本場アメリカとはまた違う独自の発展をしてきた野球という文化も理解していると、より作者の想いに近づくことができるだろう。
17投稿日: 2024.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
十二月の都大路かける 八月の御所グラウンド の2作。R5 170回直木賞受賞作 前者は駅伝に新撰組 後者は野球に沢村栄治ほか エンタメではあるが、好きなジャンルの著者ではない 著者はプリンセストヨトミの著者
1投稿日: 2024.03.07
powered by ブクログ読書備忘録808号。 ★★★。 連続の直木賞受賞作品。 そして、めっちゃ久しぶりの万城目作品! いやが上にも期待が高まりましたが、ちょっとあっさりしすぎて、例えるなら京都の湯豆腐みたいでした。悪くないけど物足りない。笑 京都の湯豆腐好きな方!さーせん! 2編が収録されています。 「12月の都大路上下ル」が短編。「八月の御所グラウンド」が中編。 【12月の都大路上下ル】 女子全国高校駅伝の代表校に選ばれた。 高校1年生の"さかとぅー"こと坂東は補欠だったが、レギュラーメンバーの体調不良で急遽アンカーとして走ることになった。 そして、30位にちょっと届かない順位でタスキを受け取り走り出す!ちょうど同じタイミングでタスキを受け取った他校の選手、荒垣新菜と競い合うように走るが、沿道の応援になんやしらんけど新選組のコスチュームを着た輩がずっと並走している。なんだこいつらはっ!刀まで振り回している! 翌日驚くべきことがわかった・・・。こわっ! 【八月の御所グラウンド】 同じ大学の4回生、朽木と多門。 多聞は企業の内定を勝ち取ったが卒業が危うい。教授になんとかしてくれと相談すると、ある草野球大会に出てチームを優勝させたら、卒論をサポートしてやろうということになった。そして巻き込まれた朽木。 草野球大会は「たまひで杯」。優勝するとクラブたまひでのママ(老婆)のチューを貰えると。 しかしメンバーが揃わない。そして助っ人に現れたのはなんと!こわっ。でもなんか切ない。 というくらいで、読み応えゼロでした。 これで直木賞か・・・。
36投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログはじめての万城目ワールドでした。 駅伝の話と野球の話の二篇。 なんの情報もなく読んだのと、八月の御所グラウンドという名前から野球の話一編かと思って読み始めたので、この駅伝の話からどうやって野球の話になるんだろうと思って読んでいたら、あっという間に駅伝の話が終わりました…笑 野球が好きなので、十二月の都大路上下ルより、八月の御所グラウンドは楽しく読めました。八月の〜の方が万城目ワールドというのも堪能できたように思います。 今度は長編を読んでみたいと思いました。
24投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
万城目さんの大好きな京都の、暑い夏、あの灼熱のような夏を思い起こしながら、京都御所グラウンドに目をうつす。少しずつ、ほんの少しずつ万城目ワールドがそこに展開されていく。 朽木の気だるい大学生活。ひよんなことから、妙な野球チームに加わることになる。そこで3人の助っ人に出会う。少しずつ抱く違和感から、一つ一つの事実を積み上げていくうちに、彼らの真実に辿り着く。朽木は彼らの思いを背負って、心に火を灯していく。静かに泣けた。 もっと野球やりたかつたろう、生きたかったろう、戦争に駆り出され、若いまま自分の気持ちを封じ込めて、その命を散らしていった彼らの気持ちを思った。 夏のWBC の感動や。大谷が野球やろうぜというメッセージをくれたこと。一方で、今ももどこかで戦火に生きている若者たちの思いを想像した。平和つて、すこぶる良いものだ。青い空の下、のびのびと野球ができて、目の前の勝ち負けに没頭して、今を生きていることの素晴らしさ。 戦争のあった時代から学びもせず、今やあちこちで人々の幸せを奪う為政者に、こんな一人一人の想いを想像することなどできはしないのだろう。 鴨川ホルモーのように、若者が、さまざまな経験を通して、少しだけ背筋が伸びて大人になっていく過程が、いつも通りとても心地よかつた。
3投稿日: 2024.03.05
powered by ブクログ直木賞受賞作品ということで手に取った1冊。 京都で起きた不思議な2つのお話。 ドキドキハラハラせず、終始穏やかに話が進み、読後感はすっきり爽やか。 仕事の休憩時間に良い清涼剤になってくれました。
2投稿日: 2024.03.04
powered by ブクログ配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01426964
0投稿日: 2024.03.04
powered by ブクログ京都を舞台に全国高校女子駅伝と早朝の野球大会を描いた物語。 どちらも不思議な感覚に陥るが、読後は清々しい。 終盤に出てくる「俺たち、ちゃんと生きてるか?」の言葉がズキンズキンと響いてくる。
2投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ十二月の都大路上下ル 八月の御所グラウンド の2作。 十二月の一が前振りで、本編に続く感じ。 万城目学さん独特の世界感。 一寸哀しいこともフワリと包んで前向きになろうとする登場人物達。 50年、100年、1000年の時間を超えて思いや残像を、同じ周波数の人だけが想念として感じ、時に質量のある実体として認識される。ただ、他から見ればありふれた日常にしか見えない。 他の人も感じていたんだ、と共感できて嬉しかった。京都のお盆にはなんか感じてしまう。
1投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログゆるい、ゆるすぎる〜( ´∀`) 時々クスクスなははな展開。得るものは何もないだろうけどおもしろいなぁ、好きだわ〜。 でもねそれだけじゃなかったんです。 もし途中離脱しようとしている方がいるとしたら最後まで読むことを強くお勧めします。 2つのお話のうち後ろの「八月の御所G」がとても良かったのでもう1つの「十二月の都大路上下ル」まで読んでしまった次第です。
1投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ待ちに待った図書館での予約本が届いた途端、直木賞受賞⁈ お盆の時の独特な空気を思い出し、感じながら、こんな事あるかも、あっていいかもと思いながら読みました。そうすんなり受け入れるは高齢者。若い子たちは? どっちでもいいから一緒に野球を楽しめばいいという多聞にいいね!
6投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ京都を舞台にした青春感動作・2篇 万城目学さんは初読みだったが、とても読みやすくしかも温かさもじんわりと伝わってきた。 十二月の都大路上下ル〜女子全国高校駅伝のピンチランナーとして挑んだのは絶望的に方向音痴なサカトゥーである。 スポーツ物にありがちな根性や努力や忍耐を少しも感じさせずにさらりと楽しめるのが良かった。 八月の御所グラウンド〜こちらもゆる〜く始まる。メンバーが毎回揃わず…なのに誰も焦らず、でも最終的にはギリギリ9人揃って野球の試合ができちゃうという、なんとも面白くてちょっと幻を見るような不思議さもある夏の8月のいちばん暑いときの話。 次はどうなるのだろう…などといろんな期待と想像とでちょっとワクワクできた。 駅伝では冬の無慈悲な底冷えの寒さを感じ、野球では夏の殺人的な蒸し暑さを体験するという京都らしい季節を盛り込んでいる。 何度か京都には行ったが、祇園祭はめちゃくちゃ蒸し暑いし、冬の嵐山は足の先から冷えてくるのでたまらなかった。京都は好きなんだけど暮らすには身体的にきついかなぁと…。 そんな京都を思い出してしまった。
76投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ良かったのは確か。 京都という土地が持っている、歴史の中で積み上がったものと接している空気感。 不思議が起きても不思議ではない感じを嫌味なくサラッと表現していて上手い。 いや良いんだけど、上手いんだけど、これで直木賞なあ…。これぞ納得って感じがしない。 正直もっとクセ強万城目ワールド作品で取ってほしかった。
5投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログたまたま家にあり、直木賞とのことで読了。 十二月の都大路上下ルは、私自身も駅伝を走った経験があり登場人物に感情移入でき、スラスラと楽しめたので☆3。ただなぜ新撰組がこのタイミングで出てきたのか、あっさりしていてよくわからなかった。 二編目は読み進めてもあまり興味がわかず、そもそも亡霊ファンタジーが私には刺さらないのかもしれないと気づいた。
6投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログ季節感溢れる京都の情景と青春と、ちょっと不可思議な出来事。軽やかな読み心地と爽やかな読後感がとてもいい。人に勧めたくなる一冊。
1投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログ発売当初、書店の店頭に並んでいるのを見て、面白そうだなと思いつつ、読まずにいたら直木賞を受賞していた。 『かたばみ』を読んですぐにこの本を読めてよかった。 戦争は志半ばの多く若者の命を奪い、多くの自由を奪った。 お盆には不思議な出来事も不自然にはならないのかも。 万城目さんの読みやすい文章で数時間で読了。よくよく考えてみたら、万城目さんの作品はマドレーヌ夫人以来だった。
44投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今の当たり前が 戦時中には許されなかったんだろなって気付かされる。 気軽に天皇の住処で野球をすることも 気軽に恋愛をすることも、 当時の人たちは許されなかった。 戦時中、他国へ兵隊として従事しながらも その国の一般人と恋に落ちるそんな事実もあったと耳にしたことがある。 そんな許されない、だれにも知られてはいけない恋愛がこの小説には隠れていたりして…??
8投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログ娘、わたし、息子と回し読み 今回の万城目ワールドは、少し哀しい大ボラ 切なさを、まぼろしを、そのまま優しく真摯に受け入れる 平和をと思う
3投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログいつもの万城目ワールドに少し刹那さがプラスされた様な。 明日の朝、あの3人はいつものように来るでしょう。
14投稿日: 2024.02.24
powered by ブクログ京都での女子駅伝と草野球の二つのお話。オーディブルでさくっと聴けた。不思議な話のまま終わった感じが強く、少し物足りない。
7投稿日: 2024.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フィクションでありながら、どこか本当にありそうな、そんな物語。相変わらずの森見節は健在で、真っ当な社会から少し離れた力の抜けた主人公とそこに彩りを添える個性的な登場人物たちが生き生きと描かれる。駅伝の女の子(極度の方向音痴)もいいが、表題作がいい。過去の人物たちと時空を超えて野球をする。友達が言う「生きたかったやろうなあ」にしんみりとした。「あなたには明かり?がない」からの下りには森見さんがこれまで培ってきたものが現れている気がした。
5投稿日: 2024.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都が舞台だから読んでみた。 あの場所もこの場所も身近に感じられるほど、京都は近くなっていないが、間違いなく親近感の湧く距離になってきた。 あのあとえーちゃんはきっと
4投稿日: 2024.02.22
powered by ブクログ2つの短編集。 表題の作品が6−7割のボリューム。いずれも京都の街を背景にスポーツを扱っている。 表題の作品は朝の苦手な大学生が早朝からの野球に駆り出される話だが、ちょっとしてフィールドオブドリームス的な話が絡まって何気に夢がある。
3投稿日: 2024.02.22
powered by ブクログ第170回直木三十五賞受賞作品の表題作を含む小説集。 「十二月の都大路上下(カケ)ル」 「八月の御所グラウンド」 の2編収録。 京都を舞台にしたスポーツもので、過去の人物が絡みます。 ただ、十二月の方は新選組の人たちを見ただけ、八月の方は沢村栄治と一緒に草野球をします。 いずれにしても、ラストからその先への希望や夢を見ることができてほっこりします。 月名のついた京都スポーツファンタジーシリーズとして続編希望です。 できれば毎回「蘭奢堂」は絡めてほしいです。 ただ、著者の真骨頂は長編だと思うんですが。
4投稿日: 2024.02.22
powered by ブクログ「十二月の都大路上下ル」と「八月の御所グラウンド」の2編が収録されています。 どちらのお話も京都が舞台で、青春って感じで読後感が良かったです! 個人的には十二月の方が短かったのでもっと、読みたいなーって感じでした!
51投稿日: 2024.02.21
powered by ブクログ心温まる青春小説。 アニメを観るような気軽さで読める。 あっという間に読み終えてしまった。 私は読む前に帯を読まず内容を知らずに読み始めることが多い。 それは良いのか良くないのか分からないけど、今回は内容を知らなくて良かったように思う。 何故なら、そういう展開かぁと分かったところに面白さを感じたから。 内容を知っていたら感想は違ったかも知れない。 読み終えて帯をみたら、永江朗さんが"まさか万城目学の小説で泣くことになるとは!"と言っていて、正にその通り!と思わず顔が綻んでしまった。
9投稿日: 2024.02.21
powered by ブクログまちがいなく面白かった。万城目世界観たまらなく好き。 ”いつも、なぜか揃う”(野球9人X2)、お盆の京都御所のグラウンド 学生時代に行った事あるが、たしか鬼門(表)のほうにあったような、 寺町からはいったところでも野球できたような、おぼろげやけど。 ともかく、御所Gで行われる”たまひで杯”の話。彼岸と此岸がからまって、 みんなで野球をエンジョイする。なんと、”えーちゃん”がピッチャーに。 そして、シャオさんが「べろべろばあ」でバイトしている! いろんな意味で、じわっときた
23投稿日: 2024.02.21
powered by ブクログすごくよかった 万城目学さんらしい優しさ、ユーモア、あたたかさ、テンポ、不思議な世界観 京都の風景 全部がうまく合わさって 心がすごく動かされた 大好きな作品
3投稿日: 2024.02.21
powered by ブクログ京都ならこれくらいのことは起こるのだよ、と言われたら、それもそうか、と答えると思う。 森見登美彦さんの作品もそうだけど、仕事でしか行ったことがないけれど、京都を巡るファンタジーはつい読んでしまうね。
3投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログ鴨川ホルモー以来に万城目作品を読んだが、面白かった。 私は京都生まれ京都育ちだから京都が舞台だとその景色がより鮮明に見えるし、やっぱり思い入れが強くなる。 ちょうど京セラ美術館で開催中の「村上隆 もののけ京都」に行ったばかりだったので、余計に"京都"と"もののけ(この世とあの世)"の親和性を感じた。 不思議な現象も、京都ならあり得そうと思わせる土地柄。 それを上手く描き、心温まる物語に昇華させているのがすごいなと思った。 シャオさんがかわいくて好きでした。 アイヤー
6投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログ読む前の期待が大き過ぎたのか、いい小説で面白いと思ったし惹き込まれたが、感動はしなかった 女子駅伝の話の方が面白く感じた
3投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログ【きっかけ】 第170回直木賞受賞作品を読もうと思ったから。 【あらすじ】 女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生、坂東(サカトゥー)。 謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生、朽木。 京都で起きる、幻のような出会いが生んだ青春小説2篇。 【心に残ったところ】 ◉「「左だ」なぜか、強く、そう思った。昨日はまっすぐ進んで右に曲がって失敗した。ならば、今回の正解はきっと左だ。まるで天啓を授かったかのように、「左」コールが頭の中で鳴り響く。」 ◉「 「オリコンダレエッ」 拳を天に突き出し、シャオさんがさらに声のボリュームを上げて叫んだ。 必要以上におっさんダミ声に染まった北京仕こみの応援を受け、えーちゃんは小さくうなずくと、バットを構え直した。 ピッチャーが振りかぶる。 いきなり、快音が轟いた。」 【感想】 「十二月の都大路上下ル」では、サカトゥーの方向音痴っぷりに頭を抱えた。 シンプルなコースで、最後に右!と言われているのに、天啓を授かったかのように「左」コールが頭の中に鳴り響いちゃうのはなぜ…笑 思わず「あぁ〜〜〜」と声に出ちゃうし、大きく天を仰いでしまった。サラッと終わってしまったので、サカトゥーが2年になって下級生を引き連れて出場するところも読んでみたかった。 「八月の御所G」では、シャオさんがナイスキャラすぎて好き。「オリコンダレエ」がきっかけで野球に興味を持って日本に来たとか、設定がよい。 その彼女がとんでもない推測を持ち出してくる。 ただの青春小説かと思ったら、ぬるっと違う方向に展開を持っていかれるのが面白かった。 しかし、正直これ直木賞か!?てぐらいあっさりした読み応え… 同じく受賞した『ともぐい』のインパクトが大きすぎた。
6投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログ真夏の京都、身近な舞台に引き込まれる内容で、ついのめり込んで一気読みしてしまった。 京都にゆかりある人物たちと出会い、励まされる様な、今をしっかりと生きているか彼らから問われている様な、不思議なストーリーだった。 『ちゃんと生きてるか?』って時折自分に問い掛けたい。
7投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログ「京都×青春×不思議な出来事」という、万城目学らしい短編1本+中編1本の組み合わせ。 短編は駅伝女子が主人公で、チームメイトやライバルへの素直な気持ちが爽やかな印象。 中編は、ひょんなことから草野球に参加することになった大学生が主人公。先人へのリスペクトや、過去の理不尽な時代への切なさが感じられてよかった。
2投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログ心温まる、という形容になるのかな。 不思議な話なんだけど、そこをしっかり掘り下げるでもなく、最初から最後まで余韻というか…。もわーっとした感じで終わるけど、読後感は悪くなく。 寒い京都に暑い京都。自分も一時期住んでいた場所だけに、ちょっとだけ思い出補正ついているかも。
4投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログAudibleで読了。 直木賞受賞ということで初めての万城目学作品。 ★★★★⭐︎ 十二月の都大路上下ル ★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 八月の御所グラウンド 一つ目の女子駅伝の話がとても面白かった! 出てくる女子高生みんな青春してて とにかく気持ちのいい作品でした。 表題作の八月の御所グラウンドはイマイチ。 さっきとは逆でどの登場人物も魅力的には 感じませんでした。 1冊を通じて 良かった点は、クスッとすることが多くAudibleで 楽しく聴くことができました。 私にはイマイチだった点は、不思議な出来事については個人的に全然興味をそそりませんでした。 なので、「あの不思議な出来事はこういうことなのでは…?」という考えるシーンは正直、全く楽しませんでした。
3投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「本当にあるかもよ。ここ、京都だし」 摩訶不思議な現象も信じられない出来事も、歴史深く神秘的な土地柄・京都でならあり得るかも…と思えてしまう。 遥かなる時を越えて令和の若者をも翻弄する。 これぞ京都マジック。 どちらの物語も京都らしい奇跡が盛り込まれてあって、その優しさに泣けた。 個人的には『十二月の都大路上下ル』が好き。 京都を舞台に、青春のほろ苦さと清々しさを味わえてキュンとなる。 久々に万城目さんらしい物語に触れて楽しかった。 念願の直木賞受賞、本当におめでとうございます。 万城目さんからのタスキをつなぐのは、やっぱりあの人?モリミー!
42投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ京都を舞台にほんの少し不思議な出来事を織り交ぜた作品。本作のように過去の出来事に思いを馳せる方法もあるのだなと思った。穏やかな読後感だった。本作とは別に短編が1つ入っているが、爽やかで明るくなる物語でこちらも気に入った。
6投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ小説とはこういうものだと感じた。現実ではあり得ない夢のような話だったが描写が繊細で具体的だったため私の頭の中で広がっていく本の中の世界がクリアで綺麗だった。京都という街の風情を感じる一冊だった。読みやすく軽く読めた。
5投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ直木賞受賞で少し構えたけど、とても読みやすい。 普通の生活の中に、やさしいファンタジーが溶け込んでいる。若者の純粋さと野球をやりたい3人の気持ちが読了後に爽やかで温かい気持ちにさてくれる。
36投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ途中て止めるのがもったいなくて、2日で読み終えました。自分的には駅伝のラストが爽やかで良かったです。
5投稿日: 2024.02.16
powered by ブクログ京都が舞台の小説です。ファンタジーですが、リアルさもあってとても楽しめました。 わたしも京都に住んでたことあるので、感情移入できました。 夏休みの特に予定も目標もなく、無駄にダラダラ過ごした学生時代を思い出したい時にオススメです!
6投稿日: 2024.02.16
powered by ブクログ表題の「八月の御所グラウンド」と「十二月の都大路上下ル」の2篇からなる。どちらも京都を舞台とした、スポーツに纏わる物語。御所のグランドも駅伝の西大路通りも、どちらとも京都市内に住んでいる者としては、馴染みのある場所。書かれる夏や冬の空気感に違和感がなく、まさに京都の夏、冬という感じが伝わってくる。
9投稿日: 2024.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日常感あふれる主人公の語り口で物語は進む。 戦争に駆り出され命を落とした人たちの思いが姿となり野球大会に現れる。無念さや後悔など一切感じさせない爽やかなその姿に心が動かされた。
5投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログ「八月の御所グラウンド」のみオール讀物で読みました。 大学卒業のために八月の京都で朝6時から野球をするという狂った設定の話しが、スルスルと入ってくるのが凄い。 万城目さんの作品は会話が面白くテンポが良いですね。あっという間読めました。
5投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログこの作品の表題を「十二月の都大路上下(カケ)ル」にせず、「八月の御所グランド」にしたのはなぜだろう?単なるインパクトで決められたのなら残念である。 十二月の都大路上下(カケ)ルは極度の方向音痴の高校1年生女子ランナーの内面が描かれていて、その表現、文章に好感が持てた。 私は駅伝に出たことはないが、一市民ランナーとしてサカトゥーの気持ちが伝わってきた。 走る最中の不思議な出来事も読んでいて、興味深い。そして全文を通じて心温まる。方向音痴である事もドラマを生んでいる。構成も良かった。 八月の御所グランドは、大学生の朽木が草野球に駆り出される。たまひで杯という6チーム総当たりの優勝を目指すが、草野球ならではのドラマが繰り広げられる。こちらも不思議な出来事が絡んでくる。最後は余韻を残して。 どちらの作品も不思議な出来事は京都にゆかりがあるのも身近に感じられ、それが誰かも想像に難くない。トップアスリートではなく、ごく普通の主人公が繰り広げる心情表現は、多くの人に感銘を呼び込む作品だと感じた。 短編だからこそ凝縮された内容で伝えられるのは文筆力の高さを感じたが、できれば長編で描写されるといいなぁとも思った。
22投稿日: 2024.02.14
powered by ブクログ直木賞受賞作品 まさしく万城目学ワールド全開! 京都を舞台とした2部構成の小説 現代の人と過去の偉人が織りなすスポーツエンターテイメントをぜひ読んでください
5投稿日: 2024.02.14
powered by ブクログ何度かトライして、その度むむぅー…と眉間にシワがよる芥川賞。それと比べて直木賞はスッキリする。この作品もそう。 そもそも芥川賞は芥川龍之介。じゃあ直木さんは誰?ということでググる(今さら)と、直木三十五さんは作家であると同時に映画監督だったらしい。だからエンターテイメントしてる作品が選ばれるのか。 私にとっては、人が人を好きになれるような作品が多いという気もする。 古都を背景にしたこの2つの物語も、前半の高校女子駅伝の方は超爽やか。どうか1年後の舞台も描き足して一冊で出して欲しい。 後半のホストたちの草野球が直木賞本命?なんて邪推するくらい長いけど、どちらもやっぱり人を好きになれる話だった。この場合の、人の定義はやや広いけど。 優しいお化け屋敷みたいな、ちょっとした異空間で、初めて京都を訪れた時のような不思議な鼓動が息づいている。真面目なんだか不真面目なんだか分からないけどハートフルなストーリー。京都の友だちに会いたくなる。 しかしサカトゥーの駅伝は続きを書いて欲しい…。 ここに書いて何かにつながることを願う。
27投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
万城目さん、思えば『鹿男』の頃から読んでいたけれど何だかいまいち分からないの多かった気がします。『プリンセストヨトミ』は私にあっていたのか楽しかったけれどその後は。 今回のも、あっそうね〜みたいなノリで読み始めたら驚きの世界へ連れて行ってくださった… そもそも、スポーツモノは合わないと思っていたけれど女子駅伝のストーリーもだけど、楽しいのは 感動モノってこと。 つられてウォーキングなんてしてしまいましたよ。 駅伝も野球も専門外なので。
10投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログ直木賞。純粋に面白かった。読んでいてまず思ったのが、国語のテストに出てくる物語文みたいだなあ。青春、爽やかな感じ。京都の風景と少し怠惰な京都での大学生活への共感。好きな作品になりました。
4投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログ京都の風景、青春と戦争の匂い、平易な文章の中に漂う日常とパラレルワールド。人間世界の多様性から導かれる世界の豊かさを描いた秀逸な作品。
4投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログ読みやすくて、爽やかで、現実とファンタジーがうまく融合した作品でした。中高生にもオススメです。 表題作の他に、女子高校駅伝の短編が収録されていますが、こちらの方が私の好みでした。。
54投稿日: 2024.02.11
powered by ブクログ百万遍界隈の思い出に浸りながら、清々しい気分で読了。「あなたには火がないから」こんな言葉、彼女から投げつけられたら、辛いなあー。大仰な言葉はないが、それだけに心に沁みる反戦小説。でも、直木賞なのかなぁ…。
3投稿日: 2024.02.11
powered by ブクログ圧倒的に『十二月の都大路上下ル』の方が好き。京都に住んでいる学生の視点よりも、京都へ訪れて浮き足立ってる学生の視点の方が私にとっては共感できて、小説の題材としても瑞々しい。
4投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログ気宇壮大で奇想天外な大冒険!ではなく、ファンタジックな要素はありながら美しく爽やかなストーリー。これもまた万城目学の真骨頂なのだと思います。京都という舞台がステレオタイプになりすぎない話の運び方がすごい。 表題作のラストはなんかもう胸が詰まってしばらく動けなくなりました。やるせないけど暗くはならない、素晴らしい読後感でした。
4投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログ久しぶりに万城目さんの小説。最近小説から遠ざかっていたのもあってかすごーく良かった!! 女子高校生の駅伝も、うだつの上がらない大学生の野球の試合もどっちも、公共交通機関でニヤニヤが止まらず、そんでなんだかほっこりし、最後は生きること頑張ろうって思えた。鴨川ホルモーからまた読み直そうかな、万城目さん。
14投稿日: 2024.02.09
powered by ブクログ第170回直木賞受賞作。 1編目の『十二月の都大路上下る』も表題の『八月の御所グラウンド』も両方とっても面白かった。ゆっくりめで読んで2時間35分。1時間ぐらいで読んだんじゃないかと思うほどあっという間でした。 『十二月の都大路上下る』は、絶望的なくらい方向音痴な高校陸上部の1年生、サカトゥーこと坂東のお話。体調不良の先輩の代わりに急遽駅伝に出場することになるサカトゥー。コースを覚えきらずに出場する…。 ライバル校の荒垣さんとの友情がとっても素敵で涙しそうです。やっぱりと思うストーリー展開のようでそうではなく、ゾクゾクしました。 『八月の御所グラウンド』もゾクゾク。大学4年生の朽木が友人の多門に強制的に草野球の総当り戦に参加させられ、偶然現れた助っ人たちと試合に挑むお話。 どゆこと?どゆこと?と途中で思いながら、そういうことなのねぇ、と涙しました。 中国人留学生のシャオさんが面白すぎ。大好きです。 どちらの話も登場人物のキャラクターが際立っています。1年後の話をぜひぜひ読みたいです。
40投稿日: 2024.02.08
powered by ブクログ直木賞受賞作品ということで、読書。 2話、収められているんですね。 表紙から野球の話を想像していたので、スポーツ観戦を得意としない私に内容が理解できるのか、不安でしたが問題ないなく読めました。 1話目の「十二月の都大路上下ル」は女子駅伝のお話。 スポーツ経験者なら誰でも共感できるお話かと思います。 この話を読んでスポーツ観戦に才能がない原因が分かりました。 私、スポーツそのものよりも、その裏で繰り広げられる人間関係だったり、努力だったり、表舞台では見えない選手の性質や性格の方が興味があるんだな、って事に気づきました。(実際、このストーリーも走る技術とかにはそんなに触れられてない) 競技場で繰り広げられる技術や勝負にはそんなに興味がないんだな、と。 それよりも、選手の友達関係、先輩後輩、コーチとの付き合い方、何よりもライバル校の選手との関係。こちらの方が私には興味がもてると思いました。 (これは好みの問題ですね) 因みに、登場する女子駅伝の主人公のチームは決してトップクラスではないです。中の中くらいって言ったらいいのかな。 ものすごく走る才能がある人ではないからこそ、読者である私たちは主人公を身近な存在に感じることができるのだと思います。 スポーツ観戦の苦手な私でも楽しめたということは、スポーツを越えた人間の感情に訴える要素が多かったストーリーなのだと思います。 読んでてストーリーが進むごとに気持ちが盛り上がっていくんですよね。読み終わった後、ちょっとした達成感を味わえました。 表紙のイメージはこちらですね。 「八月の御所グラウンド」は野球の話になります。 しかし、野球の事が分からなくても、特に問題なく読めました。 野球であることに意味があるのですが、それ以上に意味のあるものが隠されています。 「八月」「御所グラウンド」「野球」、これらの意味するものが何なのか分かった時に、もう一つのストーリーが浮かび上がってきます。(どっちかって言うと、こっちが本命なのかも) ミステリ要素とファンタジー要素が混じった、新鮮な組み合わせです。読んでいる時よりも読み終わった後に感情にこみあげるものがきました。(あれはこういう事か、と読んだ後に脳内整理されてくると、次々発見が) どちらの話もちょっとしたファンタジー要素があるのですが、フワフワしてないんです。 この感じは新鮮でした。 個人的な反省点として、私自身が京都の土地勘が全くないのです。 京都の土地名?通りの名前?が結構な頻度で登場するのですが、どういう場所なのか想像できない。。。 地名が出てきたときに頭にどういう場所なのかイメージが浮かび上がるとかなり楽しめる内容だと思います。 私のやりたいことリストに「京都旅行」が追加されたのは言うまでもありません。
31投稿日: 2024.02.08
powered by ブクログ万城目さんの直木賞受賞作ということもあり、久しぶりに読んで見ようと図書館で借りてみた。 読んですぐの既読感、方向音痴の高校女子駅伝選手、そして御所グランドでの草野球。奥付けで確認すると『オール讀物』で2022年5月と2023年6月に掲載されていたもの。購入しなくて良かったと安堵する。 どちらも万城目ワールド全開の作品。歴史上の人物達や市井の人達が、意外な形で登場して来る。そこに京都が味付けされて来る。短編なのでサクサク読めるのも利点。軽すぎるかも知れない。
72投稿日: 2024.02.08
powered by ブクログ2024年9冊目 万城目学さん/八月の御所グラウンド 第170回直木賞受賞作。京都を舞台にした2つの青春物語。 学生時代を京都で過ごしたので、百万遍や今出川の地名に懐かしさを感じました。 またあの辺りに行ってみたい(^^) #読了
2投稿日: 2024.02.07
powered by ブクログしばらく遠ざかっていたけれど、ひさびさに読んで染み渡る万城目ワールド。 ファンタジーってちょっと苦手だけど、ファンタジーだからこその世界観と、時を超えた若者たちの邂逅。 野球、沢村賞、学徒出陣、、しみじみ。 内容はもっと濃くもできただろうけど、ほどよくあっさりで清々しい読了感。 きっと『また来年もよろしくな!』って言って手を振るんだろうね。
3投稿日: 2024.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024/2/7 読了 宇治山田駅に行くたびに見ていた沢村栄治の文字。野球のすごい人くらいの認識しかなかったけど、まさか戦争で亡くなっていたとは全然知らず、ショックを受けた。野球、もっとしたかっただろうなー、こうやって野球を今、楽しんでくれてたら、と願ってしまう。
5投稿日: 2024.02.07
powered by ブクログ話しはふたつ始めの全国女子高校駅伝とふたつめは男子の草野球大会ふたつめの話しがメインだ、チョット薄気味悪い話しだった。乱読の小生、まあまあ楽しめたかな!
8投稿日: 2024.02.07
powered by ブクログ京都を舞台とした、高校生や大学生が主人公でどちらもスポーツと関連する青春短編小説2編が掲載されています。どちらも歴史の長い京都を舞台として、過去と現在が不思議に交差しつつ現代の若者が今を見つめているような不思議な作品。これまでの万城目学作品とそんなに違いは無い気がしますが、ようやく直木賞受賞作となりました。個人的には、書名となっている「八月の御所グラウンド」より、女子全国高校駅伝を題材にした短編の方が好きだったかな、よりシンプルで。
11投稿日: 2024.02.07
powered by ブクログめちゃくちゃいい。大学に通う全ての若人と昔若人だった人に読んで欲しい。読めば、ただ野球がしたくなるし、くだらない夏の有難さを考えるだろう。私はもはや「昔若人だった」方なので、そんな夏を若人に提供し続ける義務がある。我々はその義務を果たしているのか?読み終わった私の中にも何か火がついた気がする。
3投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ直木賞受賞作品。 女子全国女子駅伝に出ることになった方向音痴な補欠選手のお話と、ひょんなことから早朝野球のリーグ戦に出ることになった大学のお話。幻のような出会いが生んだ感動のドラマ2編 沿道を走る新撰組。サイドスローの沢村えーちゃんと仲間達。読みやすく、すいすい進むんですが、よう考えると何の話?感動とは?ファンタジーやな
42投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ駅伝話は面白いことが多い。しかし、とんでもない走りで都合の良い展開になりがち。本作の主人公も活躍するが、ちょうどいい感じ。現実でもありそうで引き込まれた。同学年の友達や一緒に激走した他校の生徒とのやりとりがなんだか沁みた。新撰組が必要だったとは思わないけど、面白くて一気読み。次は野球の話。設定も無茶苦茶で噛み合わない会話が面白い。京都を舞台に森見作品を読んでいる感覚。ただしファンタジー部分がちょっと違うような。もう少し現実に寄せてもらった方が良かったような。火がないという彼女の言葉は最後に繋がるけど、そんな謎かけ普通はしない。直木賞にありそうな作品ではあった。大好き度❤️
13投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ狐につままれたような感覚を味わった。8月の京都で野球をすることになった朽木。寄せ集めのメンバーで戦ううちに実在するはずのないメンバーの存在に気づいていく。 何の目的もなく過ごす日常がどれだけ有り難く、幸せなことなのかと感じた。何が起こるか分からない世の中だからこそ、過去の出来事や人の想いを胸に今を楽しみたい。
6投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログ京都を舞台にした中長編が2編。非常に読みやすくあっという間に読了。 どちらもほっこりと心温まる物語でした。読んでいて、藤子・F・不二雄先生がSFは少し不思議の意味だと言っていたという話を思い出した。この作品はSFではないけれど「少し不思議」がぴったり。結局何だったの?で終わってしまうけれど、それでいいのかなと感じました。
2投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログ高校駅伝と草野球の2部からなる京都が舞台の物語。そして、直木賞受賞作。二つとも読みやすい物語で、でも本当は見えていたらダメなもの?を見ていると言うようなことが共通する不思議な物語でもあった。「八月の御所グラウンド」の結末はその後が気になる〜という終わり方で、奇跡が起きますように!と願わずにはいられなかった。
3投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログ万城目さんは、鴨川ホルモー、ホルモー六景、鹿男あをによし、プリンセストヨトミ以来かな。本作でついに直木賞を受賞。でも、ファンタジー度の高さ、世界の作り込みという意味では過去作のほうが上かなという気がした。その分、ふわっとしていてファンタジーに馴染みがない人にも受けいれられやすいのかも。 最初の短編「十二月の都大路上下ル」は、駅伝女子の友情がいい感じな青春スポーツもの。好き。これ、ふつうにファンタジーなしでいけるじゃんと思いました。 「八月の御所グラウンド」は、よくあるネタなんだけど、主人公の朽木くんたちが、自分ごととして感じとる過程がよく描かれているところが好きだった。そこがメインなんじゃないかなと。 「火がない」といって彼女にふられた朽木が、大文字焼きの火を背景にひと夏を振りかえる場面は、ベタだけど美しい。
1投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログなるほどなるほど。とても優しくてあたたかな気持ちになる一冊でした。何作も映像化されている有名な作家さんなのにまだ読んだことがなかったので、好きな作家さんがまた増えて嬉しいなぁ。 京都出身の方、住んでいる方はきっと映像がありありと浮かんでくるのではないでしょうか。私はそうではないので、行ってみたくなりました。 そして、スポーツが絡むとスピード感半端ない。そのスピードに合わせてあっという間に読んじゃいました。野球ものは読みながら熱くなってきますね。
16投稿日: 2024.02.03
powered by ブクログ第170回直木賞受賞作品。6回ノミネートされ、6回目にして受賞。なぜ今まで、受賞できなかったのか不思議といえば不思議だが、この作品だからこそ、受賞した、受賞して良かったと感じだ。 万城目作品特有の、古都を舞台に不思議なことが起こり、その出来事の所以は…。胸にグッとくる感動を読者に与える。 現代に生きるちょっといい加減な大学生と、謎の人物たちの対比でその感動も増す。 情景描写、人物描写が素晴らしく、読みながらその場面、その人物が目の前に浮かんでくる。 短編「十二月の都大路上下(カケ)ル」も女子駅伝をテーマにちょっとした不思議を絡ませつつ、登場人物たちの若々しく溌剌とした明るさを感じる作品だ。
1投稿日: 2024.02.02
powered by ブクログこの本は野球が好きな自分の昨年8月のバースディプレゼントに買い読んだ。 この本を読んだあとちょうど用事があり、御所の横を歩くことがあり、奇妙な感覚を覚えた。 この本を読んだせいかもしれない。暑い暑い日、音がない。日曜日なのに人があまりいない。 方向音痴で右なのか左なのか悩んでいた私の前に御所からいきなり現れたダークブラウンスーツの汗一つかいていない男性が現れた。なんとなく着いていこうと決めて着いていったら 私の目的地の近くの商店街が現れた。 たまたまかもしれない。この本を読んだおかげかもとその時思った。奇跡をありがとう そして直木賞受賞。奇跡か必然か。 やっぱりなあと感じた(笑)
10投稿日: 2024.02.02
powered by ブクログこの作者の奇想天外な小説も好きだけど、肩の力が抜けたこのファンタジー?もなかなか良い。こっちが直木賞か。
4投稿日: 2024.02.01
