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八月の御所グラウンド
八月の御所グラウンド
万城目学/文藝春秋
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総合評価

614件)
3.9
136
271
156
16
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    野球に釣られ、事前知識ゼロの状態で読んでみたが、良い意味で想像とはまったく違う話だった。 野球の物語…ではあるものの、肝心の主人公は野球の経験がかろうじてある程度。作中でプレーしている野球も素人だらけの草野球。 これだけの説明では全く面白さが伝わらないだろう。しかし、読み進めて行くうちに京都の暑さを肌で感じられるほど物語に没入していく。 私はこれを読み終えて、舞台がプロ野球や甲子園じゃなくても面白い作品は書けるのだ!と感動した。 えーちゃんの正体に泣いてしまった。 たった80年前、国に振り回されて自分の人生を真っ当できずに死んでいった若者が大勢いたのである。 その惨い事実があっさりと描写されてるからこそ、考えさせられる。 私にも、「火」はあるだろうか。

    1
    投稿日: 2025.03.02
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    万城目さんのシュールでユーモアな作風のため、今回もとても読後感がよかった。登場人物のキャラが立っており、直接お話がしたくなる。また、京都という設定も何か懐かしく感じる。

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    久しぶりの万城目学。衝撃の「鴨川ホルモー」以来、奈良、大阪、滋賀ネタに取り組むこともあったが、やはり学生時代を過ごした京都の話が秀逸だ。女子全国高校駅伝の一コマを切り取りつつ、京都のもつ得体の知れなさをさらりと織り込んだ中編「十二月の都大路上下(カケ)る」(タイトルも秀逸)と、似たような怪奇譚ながら同じくまったく不思議さを感じさせないことで京都の持つ独特の雰囲気を描き出した表題作の二作を収める。いずれにおいても、魅力的な女性キャラクターも万城目文学の魅力の一つ。この本を読み終わって一番最初にすることは、もちろん、もう一度 1ページ目から読み返すことだ。

    3
    投稿日: 2025.02.28
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    なんだ、この不思議な感覚。 時を超えて、生死を超えて、 ただ、楽しく野球したい、あそこなら、できそう。 そう、御所グラウンド。 あ、ほら、今年もやってる。暑いもんな。 やっぱり、人が足りてない。 楽しいなぁ。 えーちゃんって、呼んでよ。 ひとよりちょっとは、野球が得意なんだー。 ヤンキース、かっこいいよね。 読み終わった後の気持ちは、時空が歪んで、常識すら、軽く歪む。

    1
    投稿日: 2025.02.27
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    万城目ワールド全開で大変面白い。霊的なものをテーマにしているが、おどろおどろしていなくて良い塩梅に物語に溶け込んでいる。

    1
    投稿日: 2025.02.24
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    京都と学生のお話を書かせたら、やっぱり万城目学さんの右に出るものはいない。 「あなたには火がないから」と言われて、彼女にフラれたばかりの大学生朽木は、友人の半ば強制的な誘いで草野球の大会に出ることになる。急遽の欠員で偶然その場にいた「えーちゃん」にメンバーに加わってもらうことになるが、実はこのえーちゃんがとんでもない人だった‥。 ひたすらにゆるーく話は進むが、途中から思いがけない方向に。志半ばで道を断たれた仲間に思いを馳せた時、朽木の心に火が灯る‥か?

    0
    投稿日: 2025.02.23
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    面白かったです。遠い昔、学生時代は京都に住んでいたので、現実の風景を思い浮かべながら読みました。最近人間関係関連では重い話が多いので、このような軽やかで優しいエピソードが特に心にしみます。

    1
    投稿日: 2025.02.22
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    マラソンのお話も野球のお話も面白かったです!どちらも短いストーリーなのですぐに読み終わりますが、熱いメッセージがじんわりと伝わってきました。

    1
    投稿日: 2025.02.13
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    作品紹介を見ずに読んで正解。 はじめての万城目さん作品 すごくいい! 物怖じせずに話すシャオさん、一気にファンになりました。 これまで自分の中の『直木賞』のイメージが、 「難しい」「堅い」ものだったのですが、この本でガラリと変わりました。 タイトル⭐️⭐️⭐️ 表紙  ⭐️⭐️⭐️ 手触り ⭐️⭐️⭐️⭐️

    4
    投稿日: 2025.02.13
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    自分の誕生日は終戦記念日で、次の日送り火があるから、毎年自分の誕生日はお盆(夏、(まだまだ暑さは続くけど))の終わりも相まって少し寂しい気持ちになる。 建勲神社という私が通ってた高校からすぐの神社で、2人が「大」の文字をみながら、えーちゃん、遠藤くん、山下くんの話が、お盆の終わりの日に交わされてて、何とも寂しい気持ちになった…。 確かに京都という地はそんな不思議なことが起こることも、不思議とは感じさせない場所であるなと思う。 フィールドオブドリームスですやん!!!

    1
    投稿日: 2025.02.09
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    オリンピックでオリコンダレエの日本語を学んだ女子中国人留学生 芸子からのご褒美と卒業を争う野球対決 教授の名前を略しておたふく戦争 なぜかいつもメンバーが揃う草野球

    1
    投稿日: 2025.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    フィールド オブ ドリームズ を思い出した Audible で聞いてみたけどとてもよかった 物語により入り込めて、めちゃくちゃ泣いてしまった

    4
    投稿日: 2025.02.08
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    就職も諦め、バイトをするでもなく、何もかも諦めた、大学4回生の朽木は、夏休み前に、「あなたには火がない」と言われ、彼女に振られた。 ある日、朽木は、昔の借金をカタに、友人から、野球の試合に出場させられる羽目に。 ただでさえ暑いのに、早朝とは言え、真夏の京都盆地。御所G。 半覚醒状態で臨む野球の試合。 人数合わせの不思議な3人組。 試合を重ね、不思議な3人組の謎を解いているうちに、朽木の中に、「火」が着火したように感じ始める。 「もっと生きていたかっただろうな」 このセリフに、この作家氏の、反戦に対する気持ちが、感じられた。

    73
    投稿日: 2025.02.08
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    祝・直木賞受賞。受賞作のこちらは、ここ最近のほらを吹いて吹いて吹きまくるマキメではなくどこかセンチメンタルな気持ちになる作品。表題作は野球、もう1編は駅伝とスポーツが題材。予約の都合上、ぶりぶりぎっちょうを先に読んだけど、特に支障はなし。

    0
    投稿日: 2025.02.07
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    お初の作家。 最初は駅伝の短編で、次がタイトル編。 駅伝が冬で草野球が夏で京都の気候を表現している。 かなり焦らした展開で後半一気読み。 色んなユニークな人物が登場するが、中国留学生のシャオさんがキーパーソンで魅力的。 そういった不思議なことは、誰かに言うと消えてしまうからです。

    10
    投稿日: 2025.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    170回くらいの直木賞作品。 2短編で、方向音痴の女子高生が駅伝を走る話と、早朝の野球大会で優勝して卒業することを目論む大学生の話。 前編では新撰組が、後編では戦争で肩を壊したり亡くなったりした沢村栄治や当時の学生が出てくる。 京都というのは不思議な町だ。万城目さんの話を読んでいると無性に京都にいきたくなる。

    1
    投稿日: 2025.02.04
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    森見作品も彷彿とさせる万城目さんらしい小説で且つ非常にわかりやすいファンタジー+青春作品。出てくるお店も含め、京都の土地勘や雰囲気もわかっているので、没入。そうあそこ(京都)ではさもありなん。みたいな。異常な程の暑さと寒さが尖らせるみたいなあのへんの感覚も激しく同意。私自身は縁はなかったけど、次の周回する人生ではあのへんで大学生活を送りたいなあ・・。という憧れがあります。

    1
    投稿日: 2025.02.02
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    2話入っています。 1話目を読み終わった時は、良い話だなぁ〜。 と単純に心温かくなっていました。 でも、2話目を読んで、やっとこの本の意味に気づきました。タイトルの「八月の御所グラウンド」。 八月も、京都も、意味がありました。 2024年に読んだ本の中で、私はこれが一番好きでした。 読みやすくて、読後感が良くて、涙がこぼれる物語。 たくさんの人にオススメしたい本です。

    2
    投稿日: 2025.02.01
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    良かった!読後感がいい。夏のクソ暑い日に読むと感じるだろうなあ。登場人物が素直ないい人が素敵でした。

    1
    投稿日: 2025.01.26
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    全体から漂うユーモアに嫌味がなく、とても読みやすかった。 帯にあるような感涙とまではいかなかったけど、読み終えてとても清々しい気持ちになった。 失恋、野球、五山送り火……いやぁ、青春だなぁ。 カップリングの、方向音痴の駅伝女子の話も良かった。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    面白かった。一気読み。読後感は爽やかと言うか、後から想い出してコッソリほくそ笑む暖かさ 「みんな野球がしたかったんだ」 この一言に尽きる 大学生たちと 八月の蒸し暑い京都で朝早くから野球を体験した気持ち

    9
    投稿日: 2025.01.19
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    文句なく面白い! 過去の作品を読んだ時にも感じたスピード感が、ワクワクする興奮をさらに押し上げる感じ。 二作の短編からなる1冊だけど、駅伝と野球という、どちらもスポーツに関わる主人公を描いている。 それだけでも面白いのに、そこにこの世にあらざるものを登場させ、それが全く胡散臭くならない上手さに唸った。 舞台が京都というのもなんとなく不思議さを受け入れてしまうのかもしれない。 さらに、特に後半の作品では反戦小説とも言える色合いを帯び、 えっ?あの角度からここへ着地します? と感動すら覚えた。 野球をほぼ知らない者でも、名前だけは知っているあの方の半生をこの小説で初めて知り、哀悼の思い。

    1
    投稿日: 2025.01.18
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    万城目さんの作品を初めて読みました。爽やかで、ちょっと不思議な世界観に引き込まれあっという間に読みました。 私は十二月の都大路上下ルの方が好きでした。 他の作品も読んでみたいと思いました。

    2
    投稿日: 2025.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一編目は高校女子駅伝を舞台にした万城目学氏にしては珍しく清々しい青春スポーツ物、と思ったらそういうオチを持って来たのかと。必要ない部分であったような気がするが何故その集団が一緒に走るのか、ちょっと理解できなかった。 表題作である二編目は、ホルモーを彷彿とさせる感じで進んでいったがフィールドオブドリームスだった。若くして戦地に赴かなければならない状況を考えるとなんともやり切れない。野球がしたかったその一念切なくなる。四試合目は来ないのだろうと思ったがそこに登場してくる粋な計らい小説はそうでなくっちゃ。 野球をよく知る身からするとこのスポーツのルールって説明しにくいよねー

    1
    投稿日: 2025.01.16
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    読みやす!2時間ほどで読了。根っからの貧乏性な私はこんだけ読みやすいと物足りなさを感じることが多いのだけど、こちらは、ぎゅっと充実した時間であった。テーマ(野球)、設定(時代を超えて系)、たまらん。

    1
    投稿日: 2025.01.15
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    キャラが立っており、ファンタジックな作品である。特に本のタイトルにはなっていない『十二月の都大路上下ル』は面白かった。一年生ランナーの思い、その友人の思い、顧問の思いなどを想像するのが楽しく、レースの行方にもハラハラした。しかし、『八月の御所グラウンド』は、よくありそうな設定であり、「たまひで杯」の行方もわからないことから、ただモヤモヤが残ってしまった。

    1
    投稿日: 2025.01.12
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    万城目さんの本久しぶりに手にしました。 この本が「直木賞」受賞作品になるのですね。万城目ワールド=鹿男、ホルモーだった私にとっては ちょっと物足りない作品でした。 でも逆に言えば誰でも読みやすそう。 京都舞台の摩訶不思議物語で楽しかったです。

    0
    投稿日: 2025.01.10
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    初めて読んだ万城目学さんの作品。 びっくりするくらい読みやすい。 読んだ部分がたまたまそうだったかもしれないけど、 お酒を飲みながら読んでいるときは、すごくおもしろく、 そうでないときは、話が単純でうまくいきすぎてるなー、 という感じがしたけど、読書好きでない人にもオススメできる作品でした。

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    やっぱり万城目だった。ちょっと不思議なストーリーの作品2つ。 十二月の都大路上下ル 高校女子駅伝にちょこっとだけ絡んだことがあるので、雰囲気含め、状況がよく伝わった。不思議なことは、ほんの少しだけで、メインは女子高生の物語。 八月の御所グラウンド こっちは、野球を始める切っ掛け含め、設定が上手。不思議なこともちゃんと起こる。なかなかおもしろかった。

    2
    投稿日: 2025.01.06
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    第170回直木賞受賞作。 『鴨川ホルモー』や『鹿男あをによし』など、映像化多数の万城目学作品。今までなんとなく縁がなかったが本作で初挑戦。 『十二月の都大路上下ル』と表題作の2編からなる中編集。京都を舞台にした女子全国高校駅伝と、たまひで杯(草野球大会)での、ちょっと不思議でどこか感動する青春小説。 やっぱりスポーツっていいよな〜 競技は違えども、自分が学生時代バスケに熱中していた頃を思い出す。仲間やライバルとの関係、自分自身に一番向き合っていた頃だと思う。またバスケがやりたくなった。 そして改めて、 戦争は残酷だな…2度と繰り返してはいけない。

    70
    投稿日: 2024.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不思議だけど心温まるお話だった。 前回読んだのは万城目さんの あの子とQだったけど、全く毛色の違う雰囲気。 野球ルールがあまりよくわかってない私にも読めました。 朽木って名字からしてちょっと冴えないような雰囲気をしてる主人公だけど、奇跡の出会いを通じて心に火が灯ったのは感動的だった。 「みんな、生きたかっただろうな」この多聞の一言がじんわりと心に響いている。

    6
    投稿日: 2024.12.25
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    御所の周りで生まれ育った身としては 親近感のもてる作品。 しかし、万城目学さんが私と同じ世代だからなのか登場人物の描写はあまり最近の若い子の感じがしないのに、御所からマクドナルドに行くのに出町じゃなく百万遍なんだ、、(出町柳のマクドはつぶれたし、、)とか、セカンドハウスの私が一番好きなキノコアサリは 殻付きのアサリになったの最近なんだよな、、(昔はむき身だった)とか 環境だけは今風で、それがまた面白かった。

    0
    投稿日: 2024.12.20
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    普通ならあり得ないで一蹴されてしまいますが、「京都」という土地と、万城目さんの描く愛すべきキャラクターのおかげで、あり得るかもな…と思わせてくれます。

    7
    投稿日: 2024.12.19
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    甘酸っぱく、少し汚れたおじさんの心が、ちっときれいになるような、まぶしい青春物語と、若くして戦争で散った、のかもしれない野球好きの青年たちとの話。 親父の弟は13に戦争で亡くなったよ。何が好きだった?どこで会える?

    0
    投稿日: 2024.12.17
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    心あったまるあっさり目のお話。 やっぱ住んでた京都の話は頭に入ってきやすいし、ノスタルジーに浸れて良い。

    0
    投稿日: 2024.12.15
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    ひょんなことから、万城目先生の講演会を聴いたことをきっかけに手を取ってみた。 作品の裏話などを聞いた上で読んだので、あっという間に読めた。

    0
    投稿日: 2024.12.14
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    おもしろくもものが悲しくも温かみのある不思議な話。その人の名前は知っていたけど、詳細は知らないから、まさに朽木と同じ目線で没入できた。「不思議な京都」っていうのは森見登美彦にも通ずるけど、森見登美彦は終始不穏で、万城目学はまだ明るいから、こっちのほうが万人受けしそうだなと思った。

    1
    投稿日: 2024.12.12
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    二つのお話が収録されてると知らずに、タイトルと表紙から野球の話だと思い込んで読んでいたら、1つ目のお話は駅伝の話だった。あれ、野球は?と思っていたら、野球は2つ目のお話でした。 体調不良の先輩の代わりに駅伝に出ることになった主人公が走っている時に出会った不思議な団体。最後までその集団が何者だったのかははっきりとはしないものの、不思議な存在だったことは間違いない。駅伝を通して出会った他校の選手や自校の仲間たちとの絆も感じられて良かった。 2作目がタイトルの八月の御所グラウンド。 友人の単位取得のために野球をすることになった主人公。集まるメンバーが不思議で奇妙なようで温かい。時代を超えて野球をみんなで楽しむ姿にほっこり。

    12
    投稿日: 2024.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中編2本 女子全国高校駅伝と草野球チーム(フィールド・オブ・ドリームス?)の話 舞台は共に京都 ファンタジー色はやや薄め 直木賞を取ったけれど、うーんという感じの作品 サクサクと読了 どちらかと言うと駅伝の方が好き

    0
    投稿日: 2024.12.09
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    読みやすくて一気に読みました。 感動する青春ドラマが2編書かれており、謎の草野球大会は驚愕と感動でまさに素敵な作品でしたよ。

    0
    投稿日: 2024.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他の人の評価は低いですがこの作家さん独特な空気感が好き 2作品ともに共通な異世界感は結局謎のままだったけど、幽霊だったのかな? そのふわっとした感じでも受け入れられる作品だったな、私は。 野球やりたかったんだよ、それでいいじゃんって思える

    3
    投稿日: 2024.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白くない訳ではないですが……、何が伝えたいのかよく分からず、物語としての厚みもあまり感じませんでした。 それにしてもなぜ夏の早朝にスーツで野球してる人がいるのか?

    4
    投稿日: 2024.12.05
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    この人の本とは何故か合わない。つまらないというわけではないけど何も感じないというか。最初のこの話もなんで新撰組なのか繋がりもよく分からず、何故主人公が見えていたのかも謎。

    1
    投稿日: 2024.12.03
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    駅伝と野球をテーマにした2作品。 登場人物は高校生と大学生だが、スポーツが生み出す青春ものの感動小説ではなかった。 どちらも、不思議な出来事が紛れ込んできて非現実的な世界に入り込む。 万城目学さんは2冊目なのだが、これが万城目ワールドと呼ばれる作風なのでしょうか? 私自身は社会人になってから、草野球と駅伝含む長距離走を何年か続けていた。 ついつい、その当時のことを思い浮かべてしまった。 個人競技のマラソンは「ダメだ」と思えばリタイアしても誰にも迷惑はかからない。 対して駅伝は距離が短いのでスピードが要求されるし、不調でもチームに迷惑が掛かるので最後まで頑張らなくてはいけない。 チームがサブ3を目標にしていたこともあり駅伝は苦しいという記録しかない。 ある時2時間58分でサブ3を達成したので、以降は楽しく走ることにした。 反省会と称する競技後の飲み会を楽しむことが主目的になった。 草野球は車で野球場まで行ってたこともあり、試合後の飲み会の記憶はない。 本書のように素人の寄せ集めのチームが多かった。 参加したチームには、高校の時投手だった奴がいて、そこそこ強かった。 120キロ程のストレートと、100キロもないカーブだけで案外打たれなかった。 ユニホームまで作っているので、多少は真面目にやっていたということか。 本書は、万城目ワールドの味付けに沢村栄治が出てくる。 戦争で腕を痛めサイドスローに転向していたとは知らなかった。 現役でバリバリ投げていた時に戦争で命を失ったのだと思っていた。 が、既に投げられなくなり現役を退いた後の召集で、乗船していた船が撃沈され亡くなっていた。 沢村栄治という稀有のピッチャーをよく知るきっかけになった。 万城目学さんの小説は読みやすい。

    58
    投稿日: 2024.11.29
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    高校駅伝と野球、ライトな青春小説かと思ったら違う結末だった。 前情報なく心に飛び込んできたえーちゃん、山下くん、遠藤くんとの出会いに最後ぐうぅっと声と涙が出そうになった。 何度も繰り返す夏、野球がしたいね。 私たちは幸せだ。

    12
    投稿日: 2024.11.28
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    読み始めは2作品とも爽やかなスポ根、青春ものだと思いました。でもやっぱり万城目学さん。後半に進んでいくと万城目学さんらしさが出てきて、これこれっと読み進めました。私は万城目学さんの作品は『鴨川ホルモー』は本を読んだけど、他の作品はドラマや映画で観たのでそんなに詳しくはないけど、万城目学さんの作品は不思議なものが登場するので面白いです。場所が京都ということで、もしかしたら本当にいるのでは?と思ってしまいます。 十二月の都大字上下ル  爽やかなスポ根、青春もの。女子高生の駅伝の話。ライバル同士が「来年、また会おうよ」、「はい、必ず」で最後別れたのがカッコいい。そんな彼女たちの前になぜ彼らが現れたのか?若者たちが、バッチバチと火花を散らして闘う姿に波長が合っちゃったかな? 八月の御所グラウンド  草野球の大会をとおして友情が芽生えたり、絆が深くなる話かと思いきや…。野球をみんなで楽しくプレーしているのを見て、一緒にプレーしたくなったのかな?楽しく野球をやりたかったんだろうな…。帯に書かれてるように、じんわり優しく、少し切ないです。中国人留学生、シャオさんがいい味を出している。私は彼女が好き。なんなら彼女ももしかして?なんて思ったりして。

    50
    投稿日: 2024.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死者との交流を爽やかに描いた短編2篇。ほどよい空気感はさすがだけど、 ・新選組と女子高生2人の接点のなさ ・たまひで兄はともかく、遠藤&沢村栄治との接点のなさ。 ・さらには沢村遠藤山下の3人も当時面識もなく年齢もバラバラで死んだ場所も異なる。つまり無関係。 ・他の6チームだって人数集めに苦労するのだから、どのチームに沢遠山が出ても良いはず。都合良すぎ。 どうして"らしい"設定を匂わせてくれなかったのか不満です! 評価2.5

    0
    投稿日: 2024.11.26
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    第170回直木三十五賞 スポーツを楽しむ純粋な思いと、歴史ある京都の神聖な力を感じる柔らかい印象の小説2編。 万城目学さんの作品には、するりと非現実的な存在が登場するけど、京都ならそんなこともあるのかもしれない、と思ってしまうような一夏の不思議体験が描かれていました。 悪くないけど印象は弱め。

    33
    投稿日: 2024.11.25
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    高校駅伝で走る女子高生の話と、草野球する大学生の話。 どちらもこの世ならざるところからやってきた人に助けられていた。 あっという間に読み終わった。

    18
    投稿日: 2024.11.23
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    直木賞受賞、感動感涙、まじか…。 なんか、大きな話の序章で終わった感。 全然感動とかそういう話ではなくない…?

    0
    投稿日: 2024.11.22
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    死者との不思議な融合、、、少し哀愁もありつつでも学生が主な登場人物だから夏の爽やかさもありつつ。京都をほんのりと感じる青春小説だった!

    1
    投稿日: 2024.11.22
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    全国駅伝大会に急遽出ることになった坂東 方向音痴だが、走っている時に怪しげな人達が走ってるところに遭遇した あの人たちは誰? 卒業論文と、友達の借金の方に8月の熱い京都で野球をする事になった朽木 メンバーが、ギリギリしか集まらないようなチームである日3人欠員になりそうになった そこに現れたえーちゃん他2名 なんとかゲームは成立するが、中国留学生シャオさんがえーちゃんが、誰かに似てると言い出し色々調べると若くして亡くなった学徒動員の人ではないか? お盆の期間に現れた3人 野球したかったんだねと思ったらやたら泣けてきて 心が洗われた気がしました

    12
    投稿日: 2024.11.16
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    いいじゃないですか!いや、いい!さすが、万城目学さん! なんとなく「万城目ワールドにしては物足りない」とか「これが直木賞受賞作なのか・・・?」といったちょっと否定的な感想を耳にしていたので、逆にすごく楽しみにしていたのですが、良かった、の一言です。 本書は、「十二月の都大路上下(カケ)ル」という短編と、「八月の御所グラウンド」という中編の二つが収録されています。 前者は冬の京都が、後者は夏の京都が舞台となっていて、そのコントラストがまたいいのです。京都という町の「夏は暑く、冬は寒い」というわかりきっている事実があらためてガツンと響いてきました。 これは絶対ネタバレしたくないので(本書は何の予備知識もなく読んでほしい!)、あまり何も書けませんが、京都が舞台だからこそ腑に落ちるものがあった気がします。京都ならさもありなん、というか。そして、どちらのお話にしても、スポーツを主題としているからか、とても爽やかで、それでいて読後はあたたかい気持ちになります。 ひとつめのお話がいい感じに導入となって、ふたつめを読む前から「そうか、そういうことか。じゃ、次もきっと・・・」となるのですが、主題としてはふたつめの方が重い。 「なぁ、朽木。俺たち、ちゃんと生きてるか?」 楽観的に事象を受け入れ、素直にこういった言葉を言える多門(主人公の友人)がいい味だしてます。 そして、何より中国人留学生のシャオさんが何ともいえない良さを醸し出しています。 終わりがあっさりしていてちょっと物足りないくらいですが、この終わり方も潔くて好きでした。 万城目さんは必要以上に(?)京都の街並みについて記述されるので、本当に心の底から「あぁ、京都行きたい」となります。たぶんその思いがつもりつもって、先月、なんと約10年ぶりに京都に行ってきました!でもまたすぐ行きたい!万城目ワールドにハマる人あるあるでしょうか。 冒頭の扉絵が新京極のアーケードだったので、新京極あたりは散策できなかったことが急に悔しくなりました。 これまでの万城目ワールドとはひと味違いますし、わりとさらっと読み終わりますので、物足りなさはあるかもしれません。でも、とても良いお話でした。おススメです。

    58
    投稿日: 2024.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2話の短編が入っている。 それぞれ京都を舞台にした不思議な話だった。 2話のつながりがあるのかなと思ったが、特になかった。 死んだ人が見えるという不思議な話だが、読み終わった後は感動した。 不思議なことを不思議なまま終わらせるのが想像する余地があって好みだった。 御所グラウンドの中国人、マラソンの対戦相手や主人公など 登場人物も個性的で読んでいて楽しい。

    5
    投稿日: 2024.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どこか厳粛な万城目ワールド、堪能しました。 駅伝もたまひで杯も良かった。 駅伝の方は軽やかで分かりやすい。ある意味、JKが登場人物であることと、その軽やかさが合う。 御所Gの方は胸を突かれる思いと時期的なタイミングの妙に、説得力がある… あちらに帰るのを一日遅らせて、是非とも最終戦に参加して欲しいけれど、順当に考えるとお盆明けたということで初戦のメンバーが揃うのかしらん? 余韻というか余白がまた!! 冬と夏かぁ、時期の組み合わせもバッチリか〜 やっぱり期待を裏切らない

    2
    投稿日: 2024.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    直木賞を受賞したということもあり、以前から書店で気になっていた作品だった。 著者は、主にマジックリアリズムという作風を使って、現実世界に幻想的な事象を上手く織り込むことを得意としている。 実際、本作品でも、その特徴は惜しみなく表れていた。 では、肝心な中身については、1作目の女子高生の駅伝レースを主体とした物語では、主人公の心情や京都の街の世界観が丁寧に書かれており、著者の巧さがすぐに理解できた。しかし、もう少し話を面白くできたのではないかと思う部分もあり、物足りなさも感じた。 2作目の御所Gでの野球では、1作目とうってかわって、主人公の朽木とシャオさん、多聞くんが謎に近づくにつれて、夏前と心情が変わっていく点がマジックリアリズムにより深みを増していったと思う。 2作目は純粋に楽しめ、夢中になった。

    0
    投稿日: 2024.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表題作(中編)と短編の2作入り。私的には駅伝の方の短編の方が軽快で好みでした。 どちらも死んだ人たちがぬるっと出てくるので少し不思議なお話に仕上がっている。特に八月の御所グラウンドの方はお盆に読めたらよかったな。

    2
    投稿日: 2024.11.08
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    MLBのWSチャンピオンが決まったときに巡り会うのも何かの縁だと思う。シャオさんのパイロットぶりが絶妙である。

    1
    投稿日: 2024.11.08
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    駅伝の短編のほうがおもしろかった。 そして夏に読めばよかったよね。 これで直木賞とったの?(画像を見て知った) 万城目氏の作品もっと面白いのいっぱいあると思うんだが、今までの積み重ねの上のご褒美的受賞なのかな~直木賞ってそういうとこあるよね。 いまいち盛り上がりに欠けてちょっと退屈だったかなぁ

    0
    投稿日: 2024.11.06
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    何故この本を手にしたのか、よくわからない 高校女子駅伝に、新撰組が伴走し励ますと言う摩訶不思議な話 京都大学の関係者が草野球試合を続ける中、戦死した沢村栄治が助っ人として登場するというこれまた摩訶不思議な話 それでもストーリーを通じて、選手たちの心理状況が変化して行く様は面白い

    0
    投稿日: 2024.11.06
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    自分も、野球がしたくなった。 第170回 直木賞受賞作品の表題作と 短編「十二月の都大路上下ル」 の二篇を収録。 「八月の御所グラウンド」は、八月に読みたかったな〜。来年の夏、猛暑の京都を想像しながら、もう一度読んでみたい。まだ読んでない人は、レビューや解説を見ちゃダメ!!ネタバレがひどすぎる。知らずに読んだ方がいい。いろんな感情が湧き上がったけど、最後はじんわり温かい気持ちになれた。感動。

    0
    投稿日: 2024.11.05
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    万城目学さんの作品、初読みです。 (『鴨川ホルモー』いつか読みたいってずっと思っています) 不思議な話だった。 SF少し不思議を感じた 表題作『八月の御所グラウンド』では、軽い語り口〜と思いつつ内容は全然軽くない。手榴弾のくだりからのピッチャーとしてのスタイル変更へのつながる話、本当かな。やるせない。けどこんな物語で救われる何かがあるね。 『夜は短し歩けよ乙女』シリーズ(森見登美彦)で痛感していたのですが、京都舞台の小説、本当にたくさんあるのになかなか土地勘を掴めないことが悔しいです 自分の知っている土地でこの話、なんて本当に臨場感あって面白み倍増だろうなぁなんて思います。

    7
    投稿日: 2024.11.04
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    直木賞作品。野球のくだりがちょっと長いなぁと思ったが、最後はなるほど、という感じ。サクサク一気読み出来た。

    1
    投稿日: 2024.10.29
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    駅伝のランナーに突如抜擢された方向音痴の女子高生、御所グラウンドで行われる草野球たまひで杯に参加する羽目になった大学生の2話。 第170回直木賞受賞作。 夏に読みたい1作。 読んだ後の爽やかさと少しの切なさ。 1話目はもう少し長く読みたかったな~。

    1
    投稿日: 2024.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    万城目さんの作品は読んだことがなかったのですが、この作品はとても良かったです。 沢村賞は知っていますが、投手沢村栄治についてはほとんど知らなかったです。戦死されていたとは… ホント、戦争は罪のない人の命も希望も奪ってしまうものですね。悲しすぎます。 それなのに繰り返す人間…愚かなものです。

    0
    投稿日: 2024.10.26
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    不思議なできごとを、身近な視点からわかりやすい文章で書いている。読みやすいのに軽くはなく、希望がある。読んでよかったと思える作品。

    1
    投稿日: 2024.10.24
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    短編1つの後に長編が1つ収録されている、珍しい構成。スポーツ×青春といった内容。スラスラ読める内容でしたが、これは!!!ってほどでもなかったかなぁ。

    7
    投稿日: 2024.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    分かり易い。 ページ数も200ページで、すらすら読めるし、スポーツを起点とした熱い物語に牽引されあっという間に読了。 同じ回のもう一つの直木賞『ともぐい』とはえらい路線の差だ。 ますます選定の基準が分からない。 一編目の「十二月の都大路上下ル」は高校駅伝のお話。 駅伝いいなぁ。 先日行われた出雲駅伝のような花形選手同士のデッドヒートもいいけど、選手それぞれの物語があるんだよなぁと改めて実感。 来月は全日本、再来月は本作の舞台でもある高校駅伝、そして年明けのニューイヤー、箱根ともう楽しみでたまらない。 二編目の表題作。 寄せ集めメンバーでの草野球物語というありがちな設定ながら、そのメンバー集めで苦戦する様、ギリギリの場面で寄せられる救い、苦戦した先で得る喜びと共に芽生える熱き情熱はやっぱり良い。 舞台こそ違えど、つい昨日開催された地域の子どもらを遊ばせるイベントの協力者集め、事前準備に苦戦し、挫けそうになっていた自分にぶっささりまくった。 からの本作ならではのレジェンドの登場の展開は、その来歴も知れて興味深かった。 なんか野球もしたくなってくる。

    68
    投稿日: 2024.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まで読んだどの本よりも戦争の悲惨さやその時代を生きて巻き込まれた人々の無念さを考えさせられました。 この作品は決して戦争を物語の中心に据えて悲劇を書き連ねたものではありません。 けれど、平和な現代の京都を舞台に、誰もが通り過ぎていったのほほんとした学生時代の主人公達を通して、戦争当時を生きた学生達に思いを馳せることができる作品でした。 読み易い作品でもあるので、ぜひ若い世代の人にも読んでもらいたいと思います。

    1
    投稿日: 2024.10.18
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    おもしろかったー! 最近読んだ伊坂幸太郎「777」とは違うベクトルの面白さ。 クスッと笑える箇所あり、 ちょっとした伏線回収あり。 (キーワードは「火」かな?) 京都・実在しない生物・学生ということで、 鴨川ホルモーを思い出しましたが、 また違ったアプローチで面白いまま 読み終わりました。 なにより、終わり方が個人的にとても好きです。 あらすじを一切知らずに読んだのですが、 好きな作家さんの一人なので楽しく読めました。 続編・番外編が出ても面白そうな作品だなーと 個人的には思いました。 部活経験者はまたやりたくなるかもしれません。

    1
    投稿日: 2024.10.18
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    直木賞受賞おめでとうございます! 普通に面白い物語を読んでいると急に万城目先生の世界観が現れる。ほんまにおもしろい!あっという間でした

    2
    投稿日: 2024.10.10
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    京都を舞台にした2編。 京都で行われる全国女子駅伝大会、それにピンチヒッターで走る事になった高校一年生。彼女は絶望的な方向音痴。果たして無事に走り切ることが出来るのか。 御所グラウンドでの草野球。 何故か参加する事になってしまった草野球大会で、絶対集まらないと思ってた早朝に何故か人が集まる。 不思議な人たちとの野球大会。 ファンタジーは少し苦手なのだけど、そんなことは気にならないくらい読みやすく、入りやすい。 京都の空気を読みながら味わい、京都ならこんな事もあるだろうなとむしろワクワクした感じさえあった。 そして、同時に切なくもなった後半。 8月の戦争を意識する時期に読むべき話かもしれない。

    29
    投稿日: 2024.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「みんな、生きたかっただろうなあ」 「なあ、朽木。俺たち、ちゃんと生きてるか?」 もしも明日、三人が御所Gに現れたなら。」 それから、どうでもいい話をたくさんしよう。

    1
    投稿日: 2024.10.08
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    感涙はちょっと言いすぎだが、世界観は嫌いではない。 表題作は、書き過ぎてしまった印象。身分を明かす展開が早過ぎたように思う。それ故、短編の方が好み。

    7
    投稿日: 2024.10.06
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    万城目学という作家さんは、京都という土地の物語を描くのが上手い作家さん、という印象が強くなった。 京都、青春、野球 キーワードを3つ挙げるとするならこれだな。 色んな感情が渦巻きがちな青春、切り取り方によっては湿った空気感をまとう作品になるけど、これはカラッとした空気感になっている。 夏の蒸し暑さも塗り替えるほどの青春の爽やかさ。 読み終えた気持ちも軽やかにしてくれる作品。

    1
    投稿日: 2024.10.03
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    どんな話か全く知らずに読んだのだが、良かった!最後まで一気に読んでしまった。 最後の試合は見たかったけれど、終わりは余韻を味わえて自然で、良かった。 野球は、全くわからないけれど、野球が好きで野球がやりたくて、そんな純粋なきもちは伝わってくる。読み終わった後も、清々しいしい風が吹き抜けて行く感じがした。

    3
    投稿日: 2024.09.30
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    直木賞受賞の感動作だが、万城目ワールドは健在。 でも、著者のファンなら「直木賞は良かったけど、万城目ワールドならもっと面白いのがある!」と思うのでは。という大人しさを感じた。 『鴨川ホルモー』から追いかけている私としては、「十二月の都大路上下ル」の方が好みだった。”都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生”とか、何も起きない訳がない。 「八月の御所グラウンド」は全般としてやわらかい。やさしい奇跡と、ちょっと羨ましい青春、そしてほのかにバカバカしく。

    5
    投稿日: 2024.09.28
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    読み終わるのが、真相を知るのが嫌で、最後はなかなかページを捲れなかった。 それほど、どっぶりと、八月の京都に、御所グラウンドに、そこで起きた不思議に、はまってしまった。 大人にも響く青春小説。 読めてよかった。 野球、もっともっと、したかったろうなあ。 もっともっと、生きたかったろうなあ。 そんな人々がいたことを、心に留めて生きていかねばと思った。

    4
    投稿日: 2024.09.26
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    とってもお久しぶりの万城目学さん。 鴨川ホルモーも大好きでした。 が、この八月の御所グラウンドもとてもよかった。 甘くて切なくてほろ苦くて、まさに京都が生んだやさしい奇跡。 べろべろばあこっそりのぞいてみたい!

    12
    投稿日: 2024.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学の卒業の為に教授からのお願いは野球大会での優勝。そこにあの沢村栄治?に瓜二つの生徒が参加してくれた。その生徒の思いや無念などが伝わり不思議な体験でした

    79
    投稿日: 2024.09.26
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    あっという間に読める2作 青春の話 絶望的に方向音痴の駅伝ランナーと 謎の草野球大会 両方読みやすくて面白かった

    7
    投稿日: 2024.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々に万城目さんの本読みました。若者のエネルギッシュさは昔のままでしたが、話全体はしっとりした雰囲気で、今まで読んだことない感じだなと思いました。 どっちの話もちょっとホラーに感じてしまいました。別に街を走り回ったり野球したりするのは悪いことでは無いんだけど、多分本人たちは自分が死んでることに気づいていないのでは?と読んでいて思いました。 ママさんのお兄さんが三福チームに来てくれているということは、教授は家族公認?脈アリでは?とかちょっと考えました。 自分は恵まれた時代に生まれたんだし、真面目に生きていかなきゃですね。

    0
    投稿日: 2024.09.25
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    2話とも読みやすいし面白い。別に幽霊みたいの出さなくても面白いんじゃないかなと思うけど。そういうシリーズなのかな。

    0
    投稿日: 2024.09.24
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    駅伝は青春小説がまさかのコラボで、御所グラウンドは、ただただそうであったらなという気持ちになる作品。

    0
    投稿日: 2024.09.22
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    初読みの作家さん。 短編「十二月の都大路上下ル」は女子全国駅伝大会が舞台。謎の新選組らしき集団が現れるが、純粋に駅伝の話だけでもよかったような。これが万城目ワールドなのだよ、と言われるかもしれませんが。 「八月の御所グラウンド」は、切ない思いとファンタジーとが入り混じった感覚になる。あり得ない設定を楽しんだ。 8月の早朝の草野球大会に人なんて集まるか?!と思ったら、ちゃんと集まって試合が始まる。 ここまできたら優勝だろうー、とか、もっと試合をしてー、とか、野球を楽しんでー、と思ってしまう。 8月の京都なら、そういうこともあり得るんじゃなかろうか、と思わせてくれた。 にしても。現実、彼が戦死しなければ、戦場に駆り出されなければ、新たな歴史があったのではないだろうかと思うと、本人の無念さを思い、胸が痛い。

    11
    投稿日: 2024.09.22
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    久しぶりの万城目作品でした。最近はちょっと苦手意識があったのですが、祝・直木賞です。京都を舞台とした2編。どちらかというと、表題作じゃない方が隙でした(単純に、暑い最中に読みたい話じゃなかったからかも)。すでに続編も刊行しているので楽しみにしています。 2024/7/30読了

    7
    投稿日: 2024.09.20
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    ビックスターに会える御所G 御所Gで野球できることに素直に驚いた 野球の専門知識が足らず途中苦戦しました

    4
    投稿日: 2024.09.19
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    収められた2編ともよかった。特に「八月の御所グラウンド」は読後もずっと残る味わい深さがある。 暑い暑い京都の8月、忘れてはいけない歴史に思いを致すきっかけとして、この本が多くの若者に読まれてほしい。

    1
    投稿日: 2024.09.16
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    女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。 謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは--。第170回直木賞受賞作ですが、個人的には『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』の方が好きでした。

    3
    投稿日: 2024.09.14
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    私の父も、学徒動員で戦地に赴いたので、父と重ねながら読みました。今の私達が生きる国は、こういう人々が、生きたかった未来なのだろうか?私は、この人たちに恥ずかしくない生き方をしてきたのかと、色々考えさせられた。また、少し違う万城目さんの作品が読めてよかった。

    3
    投稿日: 2024.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「十二月の都大路上下ル」 「八月の御所グラウンド」 二つの物語から構成されていて、両者は完全に独立していますが、どちらもスポーツ(駅伝と野球)にまつわるという点では共通しています。 あともう一つ、既に亡くなっているはずの人々に出会っちゃったかも?という展開も同じです。いわゆる幽霊ですね。 幽霊は怖いものとして認識されることが多いですが、本作の登場人物たちは彼らについて必要以上に詮索せず、こんな出会いもあるんだね〜とごく自然に捉えていたところが素敵でした。 歴史ある京都、思いもよらない奇跡が起こるんですね⭐︎

    17
    投稿日: 2024.09.11
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    読みやすい。日常的な話かと思ってたら、不思議な出来事が自然と織り交ぜられてきた。そういう内容なしに青春ものだけで書いても面白かったのではないかと思う。

    7
    投稿日: 2024.09.11
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    どちらもほわんとした話で、スポーツと絡めてだと違和感があるのだけど、これが不思議な万城目ワールドかな、と思い読み進める。

    0
    投稿日: 2024.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み友さん10人が読んでいる直木賞受賞作。「本当にあるかもよ、ここ京都だし」という会話が妙に引っかかる。京都という土地柄を知らないけど、京都のオリジナリティと神聖さを感じずにはいられない(ちょっと悔しいけど)。駅伝・草野球に関するスポーツミステリー&タイムトリップもの。あの有名人(達)が登場したり、戦争にまつわる悲しい過去を見たり、さらに2編ともに癖のあるヒロインが登場する。この面白さが増す理由として、人間はスポーツに対し真摯に向き合い真剣勝負をする。この真剣さによって万城目作品のユーモアが浮上した。④ https://prizesworld.com/naoki/senpyo/senpyo170.htm  「具合のいい力の抜き加減が、京都ならそういうことがありそうだと思わせる現実味を作っている。」BY 角田光代

    75
    投稿日: 2024.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    万城目さんの「ばかばかしい一生懸命」だなぁ、いいなぁ、いつものこの感じ…って思っていたら、急展開。そう来たか!で。 生きたかったろうなぁ、野球やりたかったんだろうなぁ、そして、俺たちはちゃんと生きてるか? 本当に夏の暑さの中、染み渡りました。ちゃんと生きていこうと思えました!

    2
    投稿日: 2024.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    けっして悪くはないんだが、これで直木賞というのが、ちょっと疑問。万城目ならもっと良い作品、とんがった作品あるやん。

    1
    投稿日: 2024.09.08
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    不思議な感じが心地よい作品。 烈女シャオさんのキャラも良かったし、京都の雰囲気や京都に纏わる歴史的要素が上手く絡んでいて良かった!

    16
    投稿日: 2024.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良い。 作者、独特の世界観は健在。 新選組、沢村栄治が出てくるフィールドドリームのような設定。 自分のやりたい事をやる、個性的な登場人物がいい。

    1
    投稿日: 2024.09.07
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     村上さんの池がゆっくりとはまっていく池なら、万城目さんの池は堤防から海にハマるみたいなズボッとした池です。大きさや深さは断然村上さんですがハマり方はこちらの勝ち。万城目さんの作品は蘊蓄がいっぱいでとても好きです  十二月の都大路カケルとの関係があったのかなかったのか?ごめんなさい、読み取れませんでした。でもこの作品(十二月)も京都での女子駅伝の運営をしっかりと踏まえているようで楽しく読むことができました。  ワタシの万城目さん作品のナンバーワンは、鹿男です。

    1
    投稿日: 2024.09.04
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    京都が生んだ、優しい奇跡。 今の日本で大うけする耳障りのいい響き、キャッチコピー いえいえ、決して侮るわけではないです。 ただ、曾祖父の代から、いやもっと前から縁深い土地だから思うのか。。 京都憧れの心をくすぐる文、言葉、会話、流石の万城目です。 鴨川ホルモー、ブリブリぎっちょ、途中挫折 合わないと思うので幾度も挑戦しましたが、空想、ファンタジー、優しさのてんこ盛りが苦手なねじくれた性格からかな。 森見さんよりは頁が進みます。 恩田陸、上橋菜穂子計が好きな方には応えられなく、ずっと情緒に浸っていて、幸福感溢れると思う。 でも読後感のファッショじゃないけど日本全国、一色化してそうだとしたら、これって怖いから、変人が一人いてもいいと思う。 大河ドラマ然り、朝ドラ然り、「いいね、ほっこり、幸せな気分に、癒されます・・・」・・私的には、だめ。 マキメの文構成力、店舗と歯切れの良さは流石のプロです。

    1
    投稿日: 2024.09.04