Reader Store

総合評価

348件)
3.2
34
76
127
48
19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ストーリーは興味深い所もあったが、個々のキャラクターに中身が無く、無理に小難しいことを言おうとしてる印象を受けて冷めた。また性描写が多いし、不快。

    0
    投稿日: 2025.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前半は官能小説のような感じでした。性行為を重んじる宗教が2つある。松尾の宗教と、沢渡の宗教。結局は、国家がアピールをするために悪者とされている沢渡の教団Xにに攻め入ろうとするが、教団Xはほとんど悪いことをしていない。先に攻めたのは国家である。どうしても国家は教団Xを悪者に仕立て上げたいがために、テロを起こすように仕向ける。結局テロは起こらず、国家が信頼を落とすという結末。宗教の話には、政治が絡むんだなと思った。

    1
    投稿日: 2025.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ★★☆☆☆難しかった。 暗い映画を見たあとのような 感覚。暗い話かな。 次はなんか明るい話を読みたい。

    1
    投稿日: 2025.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    殺伐としていて、面白くはないけれど 変に重たいリアリティがある。 作者が見ている、この世界の形がくっきり描かれている。 宇宙論、宗教論、世界を支配する仕組み。 陰謀論めいているけれど、きっと現実世界に近いのだろうと感じる。 そうでないほうが、絶対にいいけれど。 恐ろしい世界に対抗するには、飲み込まれないようにするには、 松尾さんみたいに考えること。生きること。

    1
    投稿日: 2025.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    重厚な内容で読むのに時間がかかった。 宗教、宇宙、物理学などスケールの大きい話が多くて難しく感じた。 松尾の話や沢渡の過去、高原の過去など、回想シーンが長く物語としてまとまりを感じなかった。というよりその回想シーンに貧困や平和についてなど作者の伝えたい事が書かれていて、ストーリーはおまけ程度な印象。 ちょっと自分には合わなかった。

    1
    投稿日: 2025.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    500ページあるけど参考文献の要約と書き割りのような…。 褒める所があるすれば可読性の高さ、後はもうガタガタなリアリティラインでの雑な展開と参考文献の受け売りの演説と世界認識が続く。 内容としては教団のテロ周りの話とか教祖のセックス大好きな所とか随所に出てくるセックス描写とか「女性器の俗称」とか女性の内面描写とか松尾の最後にキスしてとか高原の出自とか全般的に滑り倒しているギャグ小説としか思えないのだが、作者の後書きを読むとそうではないらしい。 中村文則は孤独な男を主人公にミニマムな展開で光る作家なんじゃないかなと「掏摸」とエッセイ何本かとこれを読んで思うのだが…。これについては女性の内面描写がもうひどすぎるとしか言えない。

    1
    投稿日: 2025.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ⚫︎感想 人間の意識はどこからくる?本当にその意識は自分のものか?人が「生きる」ことを、哲学、科学、宗教、善悪…あらゆる方向から見せられ、考えさせられる一冊。 教団VS教団を通して、壮大なテーマを飽きさせずに描く筆力に脱帽した。 ⚫︎あらすじ(本概要より転載) ふたつの対立軸に揺れる現代日本の虚無と諦観、危機意識をスリリングに描く圧巻の大ベストセラー! 突然自分の前から姿を消した女性を探し、楢崎が辿り着いたのは、奇妙な老人を中心とした宗教団体、そして彼らと敵対する、性の解放を謳う謎のカルト教団だった。二人のカリスマの間で蠢く、悦楽と革命への誘惑。四人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国の根幹を揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、そして光とは何か。 宗教、セックス、テロ、貧困。今の世界を丸ごと詰め込んだ極限の人間ドラマ! この小説には、今の私たちをとりまく全ての“不穏"と“希望"がある。 テレビ番組で多くの読書芸人にも絶賛された著者の最長にして圧倒的最高傑作。

    43
    投稿日: 2025.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    »米紙WSJ (ウォール・ストリート・ジャーナル)年間ベスト10小説、アメリカ・デイヴィッド・グーディス賞を日本人で初受賞、いま世界で注目を集める作家の、圧倒的最高傑作! という宣伝文句と、アメトーークの読書芸人で、数人の芸人さん達が、めちゃくちゃ面白かった・オススメ!と言っていたので購入。 分厚さになかなか読み始められず、積ん読すること2年以上。 3日かけてようやく読み終えた時には、なんつーか…B級ポルノ映画を観たような感覚が一番強かったのが残念。 宗教、特にカルト集団とか量子力学とか貧困とか、いろいろ考えさせられたし勉強になったし、もちろんおもしろくて読み応えがあったけど、性描写が多い&エグくて辟易。

    1
    投稿日: 2025.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まず分厚さに怯みました。 宇宙の話、物理の話、原子の話、神の話、思想の話、貧困の話…スケールが大きすぎて理解できないとこも多かった… 特に、アフリカの貧困がなくならない本当の理由には驚いたし、腹立たしく思ったけど、自分もどこかでその恩恵を受けているのかと思うと悔しいと思いました。 人を殺すことが日常ということが今もどこかで起きているのかと思うと苦しいですね… 最終的には「何かに関心を持って世界を善へ動かす歯車になりましょう」「共に生きましょう!」と前向きになれました。

    1
    投稿日: 2025.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    信じるものは救われる、と思わされた。 人を構成する原子から宇宙論まで幅広く語られていた。少し難しい話もあったが、全体を通して伝えたいメッセージは分かった気がしました。欲を言えばもう少し物語に動きが欲しかったなと思いました。

    1
    投稿日: 2025.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書をするだけでこんなにも自分の内面が揺さぶられる体験をするのは初めてです… 30歳で手に取って良かった これがもし20代やましてや10代で読んでしまったら絶対に何かしらの影響を受けてとんでもない行動(善でも悪でも)をしていたと思います 読んでる途中でおい!何してんねん!という場面も沢山ありましたがそれでも読破して絶対良かった 元々読む気は無かったのにたまたま本棚に並んでいるこの本と目があって読んでみよっかなと軽い気持ちで手を出しましたが大正解でした

    3
    投稿日: 2024.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世間に公表される情報は氷山の一角。水面下で様々な人間の欲望が絡みあい事態は動くことに悲しみを覚えました。ただそんな時代の流れにほんろうされながらも「精一杯生きて自分の物語をつくることはとても素晴らしい」に共感しました。

    3
    投稿日: 2024.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書の秋がやってきましたw ってな事で中村文則の『教団X』 まあ、長かった…(笑) 只、只、長かった…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡読むタイミングが良くなかったのか、集中して読めなかったんで内容もあやふや…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡前半は原子だブッタだ涅槃だ宇宙だと正直疲れた(o´Д`)⁡ ⁡⁡ ⁡ 新興宗教の作り方と言うか、人の心の拠り所に刳り込み従えていき、反抗勢力には自分達の都合で有り得ないやり方で反撃する…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡すべてじゃないけど、宗教よりテロリストに成り代わる集団になるのは教祖が、現存してる場合が多い様な…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡終わりは急に爽やかな終わり方で、何だかって感じでしたがw もう少し落ち着いて読めれたら面白かったのかな。 2015年55冊目

    1
    投稿日: 2024.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    謎のカルト教団、その中で行われる性交、そして革命の行方は。 567頁という分厚さだが、主張が声高に叫ばれているだけで今ひとつ「何がしたかったのか?」が伝わってこない。 悪くはないし、情報量は濃いのだが、よく分からない作品だった。

    1
    投稿日: 2024.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【いちぶん】  「僕は、もう嫌になったから。こんなどうでもいい自分も、人生も、嫌になったから」 「うん」 彼女が楢崎の頭を腕で抱く。楢崎はもう我慢することができない。 「僕は、自分の人生を侮蔑するためにここに来ました。……みなざ眉をひそめる、わけのわからない団体に入ることで。自分の人生と、綺麗ごとを語る偉そうな連中を全部侮蔑するために……」 (p.110)

    2
    投稿日: 2024.01.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    宗教と素粒子学を語る部分が勉強になるような。 小説としてはそれほど引き込まれるのではないが、この語りの部分。追加すると日本人とは?という問いかけ。 面白かった。

    0
    投稿日: 2024.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    結局は教団て何だったんだろう 初めの新興宗教のグループから分派した過激な教団の話までの説明が難解で判りにくかったが、中盤からのテロの開始に伴い明らかになっていく、アフリカのテロ組織や教祖のイカれ具合などエンターテイメントも備えていた

    2
    投稿日: 2023.04.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教団に飲み込まれていく人達を、主人公の若干客観的な視点から見ることができ、終始不気味さと不穏な空気を感じました。 性描写にしろ犯罪描写にしろ、なかなか刺激が強く、教団の異質さを際立たせていました。

    4
    投稿日: 2022.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著者の作品を読むのは久しぶりで『掏摸』『去年の冬、きみと別れ』に続いて三作目だけれど、毎日新聞連載の「つぶやき」を読んでいるのでそのつもりで読み始めたら(当たり前だけど)全然テイストが違う。信仰の禍々しさ、嫌悪感で眩暈がしそうな描写に辟易しながらもページをめくる手が止まらない。 本書が「すばる」に連載されていた時期(第一部2012年5月〜2013年6月、第二部2013年8月〜2014年9月)を考えると、今年7月に亡くなった安倍氏が自民党総裁として返り咲く直前から政権奪還して最高にイケイケの時にカルトと政治の関係をこの視点で描いていたことにも驚く。 読み終えてもため息しか出ないが、2014年にノワール小説の分野に貢献した作家に贈られる米文学賞「デイビッド・グーディス賞」を受賞したのも納得。

    4
    投稿日: 2022.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ・「数年前にやたら流行った小説」という知識のみ。著者の他作品は未読 ・装丁と「圧倒される」という評判で、なぜかSF寄りを想像していたが、かなり現実の話だった。何と混同していたのか?2022に読んだから「現実」と感じているのかもしれない。2014年はまだ、戦争も、凶弾も、流行病と洗脳も、身近ではなかったはずなので。 ・もっと理解不能で圧倒されるかと思っていたが、理路整然というか説得の姿勢を感じた。残念ながら8年後も世界は良くならないし、貧富の差も広がってしまいました。 ・男と女と(美しい)レズビアンしか出てこない。これも2022年に読むから強く感じるのか? ・あとがきにあった「全体と個々を両方書こうとした」は、読みながら感じたので十分成功であった。自分も生活の中でそのカメラの切り替えをやるので、馴染みがあり読みやすかった

    3
    投稿日: 2022.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    謎のカルト教団を中心に進むお話だったけど、人間とは何か、生きるとは何か考えさせられる内容がてんこ盛りだった。 松尾塾(?)、私も入りたいな。人生に行き詰まったとき「原子のゆるやかな結合体がウジウジ悩んでもしょーがねぇな!」って開き直れそう……

    2
    投稿日: 2022.07.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつ面白くなるのか、もう少し読めば面白くなるのか、あれ?!何この陳腐な性描写やら中学生が考えそうな右翼化テロ計画に貧困(人間)の為に生きる樽崎のラスト。 どこかの文献を参考に強制的に脚色感が情けなく感じた。自身の修行と思いページ捲りましたが完全に裏切られた。厚いページ数の割には薄すぎる内容。本当に忍耐のまま読了。それを目的にしていれば、ある意味凄い。これが純文学とカテゴライズされる自体が可笑しく思えました。 筆者が人間を戯画的に敢えて難しく描き下ろしたい気持ちは『私』は解らない。

    6
    投稿日: 2022.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み進めていくうちに と、言うか、ひとつひとつの文章にのめり込んでいくうちに 奥の奥の方が痺れるようになった。 何故なら、善の思いも、悪の思いも感じた事があるから。 なにかに縋りたいと思った事や、なにかを壊してしまいたい衝動に駆られる思いをした事があるから。 実は全てが繋がっていると思いたいから。 はたまた、全てが違う現象だと思いたいから。 きっと、読む人によって読みづらいか、スっと入ってくるか、極端に分かれる。

    2
    投稿日: 2022.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    う〜ん、よくわからない内容だった。ただただセックスの描写が多くて、何を伝えたかったのかよくわからない感じ。

    3
    投稿日: 2022.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃめちゃ面白かった。 話の流れがまだ見えてこない前半に仏教哲学っぽい話がかなり長く続いたが、興味深い内容で飽きることなく読めた。この内容が後半の沢渡の過去編にリンクしていて、沢渡は手術のシーンで意識が脳を超えた(=神になった?)と思う。「人間は素粒子に過ぎない」が、素粒子で表せない意識こそが言語化できない神の領域なのではないか、みたいな話に説得力があった。 世界の出来事は全て化学反応式なのだから、生まれた瞬間に全ての運命が決まっている、我々の意識はその観客に過ぎない、という内容があったけど、これは自分もたまに思っていたことで、この考えを踏まえて「全てがどうでも良くなった」沢渡と、気楽に生きることを信者に薦めていた松尾が対照的だった。 強いて言うなら↑の量子論とか人とは神とは、みたいな壮大な話を突き詰めて欲しかったところで、最後物語の盛り上がりに使っていたのが世界企業による陰謀論だったのが、ちょっと残念だった。松尾も沢渡も死んじゃったから仕方ないけど……

    2
    投稿日: 2022.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2人の教祖(宗教団体じゃないので、教祖という考え方もおかしいのですが)と、その教えに影響を受けた話……。でもないような……。 何回、読むのをやめようかなぁと、思いました。(なんというか、えっ、また?的な感じで) 2つの団体が絡むと思いきや、他の団体も絡みはじめ、訳がさらに分からなくなるという。

    2
    投稿日: 2022.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジャケ買いした本 数年前によんで内容はエロとテロ以外飛んでるけど、読み終えた後「読んでやったぜ」感があって割と面白い本だった気がする

    2
    投稿日: 2021.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テロリストやカルト教団が発生する理由 貧困と暴力 近代史をよく知らない自分 気付きはたくさんあった。

    0
    投稿日: 2021.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    正直に書くと最初の方はあまり面白さを理解できなかった。性的な事と男女の痴情に滑稽ささえ感じた。 前半で面白かったのは教祖の奇妙な話くらいだった。 しかし後半は良かった。 どなたかの感想で「400ページくらいから面白くなる」というものを見かけ、私も正にそうだった。暗躍するモノがどうのという事に対する一つの解釈としてなるほどなと思った。

    2
    投稿日: 2021.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    210527*読了 くっきーさんの好きな小説第3位、ということで気になって読んだ本です。 単行本で読んだのですが、その分厚さにびっくり。鈍器やん。護身用に最適な本です。 普段、美しい文章やほっこりするストーリーの小説を選びがちな私にとって、ほとんど触れてこなかった系統の小説で…始めから終わりまで衝撃の連続でした。 くっきーさんが説明してくださった通り、【宗教と量子力学とエロ】だった。こんなにエロが入っている小説も初めて読んだ気がします…。 三大欲求の中でも人を狂わすことができるのが性欲なんだろうな。 松尾さんの量子力学と仏教のお話を読んで、「人間もしょせん、原子の塊」と思えるようになったので、人間関係なんかで嫌なことがあったときは原子同士が作用しあっているだけ…みたいな考え方ができるようになれた、かも? 量子力学、宇宙の成り立ち、宗教についてなど、本当に難しい内容だし、理解できた!とは言えません。 でも、ざっくりとこういうものと思えるようになっただけでも、自分の知識を増やしてもらえたし、異なるものの見方ができるようになれたということで嬉しい。 教祖の狂気、高原の人生、それぞれの女性の生き方…自分の周りにはいない(ように思える)けれども、生きづらさを抱えている人、救いを求めている人は世の中にいるだろうし、世界の裏の部分だって確かに存在する。 人間の心の闇や危うさ、狂気といったダークな部分からも目を背けるばかりではなく、時々は目を向けよう…と思いました。 この小説を作り上げた中村文則さんがすごい。 同じく中村さんの「R帝国」も気になります。 精神を揺さぶられ、考えが変化してしまうようなスゴイ小説を読むきっかけをくださったくっきーさんに感謝です。

    2
    投稿日: 2021.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいたのを忘れていた。 読みながらなぜか、東野圭吾さんと京極夏彦さんを足して何かで割ったようだと感じていた。 でも、妙なおもしろさはあった。

    10
    投稿日: 2021.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    謎の教団をめぐる小説。科学や政治、軍事など一見堅苦しそうで小難しそうな要素が出てくるものの。わかりやすく語られているので案外とすっと頭に入ってきます。宗教なんて興味がないしはまりもしない、と思っていますが。なるほど、こんな風に語られたら傾倒してしまうものなのかもしれません。 それぞれの教団の教義や信仰の対象は異なるものの、外部から見ればどちらもカルト教団のように見えてしまうのですが。しかし突き詰めれば、この社会全体が巨大なカルト教団のようなものなのかもしれない、だなんて思えてきたのは気のせいなのでしょうか。何を見て何を信じるのか、しっかりと自分で決めているという自信がなくなります。だけどそんなことを考えずに流されているほうが楽だし、それが幸せとも思えるんだろうなあ。 つらつら考えるほどに怖くなってくるのですが。それでも何かしら自分の拠り所となるものを持っていれば大丈夫なのかも、という気になりました。自分の好きなものを大切にするって案外と簡単だけれど大切なことなのかもしれません。

    2
    投稿日: 2021.04.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトル通り新興宗教を描いた作品。少しどぎつい性描写がくどい気もするけど、過去の事件もこんな感じだったのかなぁと想像できる良作。このての 本では、個人的には『デイドリーム·ビリーバー:三田誠広』が傑作だと思う

    2
    投稿日: 2021.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    突然自分の前から姿を消した女性を探し、楢崎が辿り着いたのは、奇妙な老人を中心とした宗教団体、そして彼らと敵対する、性の解放を謳う謎のカルト教団だった。二人のカリスマの間で蠢く、悦楽と革命への誘惑。四人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国を根幹から揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、光とは何か。著者の最長にして最高傑作。

    2
    投稿日: 2021.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    性と正と生について描かれているお話。 他人の思想に深く巻き込まれているようで、私には非常に重かった。 「人と自分を比較しないで」という話は耳タコになるくらい聞いたことがあり、どれも腑におちたことはなかったけれど、話中の松尾さんの言葉は私のなかにすっと入ってきて、涙が出そうになった。フィクションだけど、これも松尾さんの人柄ゆえなのか。 内容が内容だけに、本の中から洗脳されそうになったのかと思うとちょっと怖いけれど、他人の思考回路や人生観をこれほど描いている本は初めてだったので、本を通して貴重な疑似体験ができた。

    2
    投稿日: 2020.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人間とは、宇宙とは、人生とは、死とはを延々と語る感じであった。それとは正反対に教団Xの過激な過去を持つ人たちの思想があるという構成で物語が進んでいく。 特に貧困については単なる食料不足ではないこと、各地で紛争がやまないことにも裏で利益を得ている何者かがあるということにまで言及していて、これは一種の社会問題への問いかけとなる本なのかなと思った。 教祖となる人たちの考えや語りが長かったが、参考文献を見るととても下調べされていることから、社会問題自体はノンフィクションではないかと思う。 しかしかなり暗い物語になっていて、ページ数も多いのでかなり消耗した割りにスッキリしない、、ので星一というところです。

    2
    投稿日: 2020.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    好きか好きでないかを言うなら好きではないのだが、これを書くのは勇気がいるというのはわかる。確実にある一定数には嫌われそうだし。名字だけの誰かの代表のような登場人物たち、宗教、国、金、原子、セックス、人間が集団になったときに起こること。現実的な題材なのにファンタジーのように浮世離れして見えるのは不思議だなと思う。好きではないのは、私がもっと個人的な話が好きだからだと思う。

    3
    投稿日: 2020.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読了後、この物語はなんだったんだ。何が言いたかったんだ、と首をかしげざるをえなかった。某テレビ番組で絶賛されていたので、すごく期待して読んだのだが•••。あと、官能表現はあそこまで必要なのか。 (オーディオブックで読了)

    5
    投稿日: 2020.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     過激な性描写はさすがに凄かったけど、そこがすごすぎて内容があんまり頭に入ってこなかった。教団の人たちがそれぞれ結局なにがしたかったのかよくわからないまま、テロの結末もあんまり見えないまま、ぬるっと終わった。

    3
    投稿日: 2019.12.14
  • 敷居は高いだろうなぁ

    本を読み慣れない人,理系の話しに拒否反応があるひとは,途中で放り出してしまうでしょう。私は仕事柄も,あの辺からもってきた話しなんだと思えるんですけど。 もう少し説明を簡潔にしても,伝えたいことは表現できたと思うんですよ。 ページ数も多いし。 全体としては,面白かったとは思うんですけど。 なぜ戦争や紛争が起こるのか,という辺りは,目新しい話しではありませんが,いろんな世代の人に読んでもらうと良いかな,と思うんです。宗教に関するところは少しセンシティブなところで,よく踏み込んだなと。

    1
    投稿日: 2019.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    引用で成り立っている。小難しく思える社会問題、化学、宗教、政治、などを織り交ぜながらも読みやすく、サスペンスやアクションの要素を含んだエンタメ小説でした。 量子力学や宗教のことに興味はあるけど、学術書を読むのはしんどいなと思ってる人には丁度いいかもしれない。逆に専門家が読めば、そんなことは知ってるよ!と言いたくなるような浅い部分をなぞっただけなんだろうなとも思いながら読みました。 教祖の奇妙な話 Ⅳ にドフトエフスキーの未成年から引用された文章があります。 思想は時にその個人の全存在を拘束してしまうことがある。そういう思想に芯から飲み込まれてしまった人間は、感情で頭が硬化し、反対の思想をいくらぶつけられても、絶対に変わることがないと。彼らを理論で、理性的に変えることはほぼ不可能であると。その個人が変わる場合があるとすれば、それは別の感情にあるものだ。強烈に感情が動く別の体験があって初めて、その個人は思想から解放される。(略)つまり思想が硬化してしまうこと。これが人類の歴史の悲劇の底にあるものの1つです。日本万歳と気持ちよくなっていた当時の軍人に、いくら理性的に語りかけても彼らは絶対に変わらなかった。すべての別の考え方を頭に深く入れる前に遮断してしまっていた。こういう連中は、現在にも世界中にいる。別の考え方を一度でも自分の中で深く咀嚼するのを恐れる、弱い精神なのです。硬化した人々、と言っていい。 この部分が右派左派両方の思想を受け入れられない自分に刺さりました。反対陣営の発言には揚げ足をとるように非難し、自分の思想に近い陣営の不祥事には眼をつぶる"硬化した人々"を日々ネットで見かけますが、あんな風になりたくねーなという想いを強くしました。 内面を揺さぶられそうになったとき、人間は大きく2種類に分けられる。1つは、内面を揺さぶられ、その揺れを味わうことができ、それをもとに自分を少し改変させたり、その揺れを楽しむことができる人間。もう一つは、それをシャットダウンし、もしその対象が映画や小説であるなら、その揺さぶられた事柄に反論するのではなく、物語や何やらにケチをつけ、その対象を出策として切り捨て、深く考えることを避け自己を守る人間。内面を揺さぶられる経験は、人間にとって良くも悪くもストレスなのだ。反対意見を聞くか、聞かないか、といえばわかりやすいか? 君は自分をどっちのタイプだと思う?

    2
    投稿日: 2019.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    話が逸れてしまいますが。。 海外に援助をしている人や話を聞くと、日本にも助けを待っている人が沢山いるんじゃないのかな、と思ってしまう 虐待された過去があるのなら尚更 連日放送される親からの虐待 今も飢えと寂しさで生きるのがやっとで助けを待っている子が日本にも沢山いるんじゃないのかな 海外で援助!という派手さや自己満足には敵わないか それじゃあ地味な小説にしかならないか 松尾さんの話は興味深く面白かった

    2
    投稿日: 2019.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    9割以上ドロドロ、鬱鬱としているが、最後の最後に、希望が。どんどんと読み進めることができるようなお話しでは、個人的にはなかった。でも最後まで読まされた、というような感覚。神はいるのだろうか?死とは?苦しみながらも、共に生きよう。

    2
    投稿日: 2019.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなりまえに話題になったなーって思いながら図書館で借りて読み始めて…… うーん。ちょっと苦手かな。難しい話とエロが交互で振り幅が激しくてしんどい。期限内に読めなかったので諦め。

    0
    投稿日: 2019.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    情報量の多い小説 最新科学と宗教との関係 人の意思と脳 宇宙の始まり ミクロの世界 アフリカの貧困の意味

    0
    投稿日: 2019.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    社会から弾かれた人間の集う二つの宗教。宇宙論や原子、運命論、戦後の歴史などを挟みながら、一つのテロの始まりと終わりまでを描いた長編。俯瞰的な視点で描かれており、導入はやや唐突で主人公不在のまま物語は進んでいく。そのせいか、群像劇のような世界観の広がりとスケールの大きさはあるものの、個人個人の生活を感じる描写は弱く、またカルト宗教という舞台のせいか、一般人の生活の営みや生活実感がかなり欠けている。出自は一部例外はいるものの、基本的には皆独特で、特殊な集団での特殊な人々の話になっているため、いまいち感情移入はできなかった。宗教に傾倒する理由や、超常現象的な話とかは面白かったのだが、身近な物語ではないというのが本音。教祖である松尾の語りは面白いが、やや漫画的なキャラであるため地に足がついた感じがせず、時に鋭く世間を見通すエロジジイというのは凡庸極まりないキャラ造形である。その浮世離れした感じが逆に新興宗教の教祖っぽくはあるので一概に悪いとは言えないが、対する、いわば悪の立場にいる沢渡という男も凡庸で、特に一連のテロの動機がやけっぱちというのが実に小者臭く、読んでてガッカリしてしまった。脇役のアジテーションなしでは教祖感がまるで出ていなかったのも個人的にはマイナス。その後に生きるという結論が出るのもどうにもつまらなく、古臭く感じてしまった。個人的には無理矢理シバいてでも沢渡は活かして欲しかったし、達観や諦観の人間は多かったものの、狂おしいほどの嫌悪感と向き合った人間が少ないのも、生きるという結論を出す上では引っかかるところではある。面白かったキャラクターは公安の「HN・子育て侍」で、人を殺した後に我が子が立った瞬間をツイートするという「ギャップ」が非常に面白く、公安という非日常的な職でありながら、Twitterをやっているという「妙」が素晴らしく、唯一生活実感のあるキャラクターであった。ただそれにしても、物語的な盛り上げなのかもしれないが、子供が立った云々のツイートに、前述の公安の人殺し事件をツイートする人間は、いくらなんでもクソリプ過ぎだろうとも思う。最初読んだ時は登場人物の一人がフォロワーに偽装して監視していたのかとさえ思ってしまった。読みやすく、随所にエロもあり、エンタメ性は高いが、どうにも結論が凡庸で初読時の衝撃は薄かった。ただ、宗教という一般から忌避されがちなモチーフを使って、ここまで分かりやすい話に仕上げたのは賞賛に値するし、善悪を混ぜ込んで、一種の虚無感や虚脱感を文章レベルに落とし込んだのは凄いとは思う。

    2
    投稿日: 2019.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    安保法制、特定秘密などの日本の右傾化に対する危機感を考えさせる事がこの本のメッセージの一つかなと思いました(出版時期的にも)。個人的には、素粒子論が面白くて、松尾正太郎の話は楽しめました。 May. 7, 2019

    2
    投稿日: 2019.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ★異常と異常の狭間★運命とはという議論をするとどこかに嵌ってしまい、個人は揺らぎを止められない。新興宗教を通じて、その先のわずかな明るさを描いたのだろう。  深淵そうな教祖のエロ話、神を信じるのではなく知ろうとして虚無に飲み込まれた別の教祖、傷つくことをどこかで求め続けている女性。重い話だがストーリーテラーとしての技術が高いのだろう。説教臭さにとどまらずに引き込まれる。  しかし最先端の科学が数千年前の宗教の知見と合致する、という言い回しは注意しないといけない。科学で分かることはこの先も変わるのだから。

    2
    投稿日: 2019.04.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    兎に角、壮絶で、残酷で、希望に満ちている。 行き着く先は結局ここなのかと。絶望でもなく、諦めでもなく、安堵かもしれない。 小説というよりも、悲鳴とか、嗚咽に近い。 読み物として成立しているのが不思議なくらい。 正直小説としての楽しみ方は分からなかったが、世界を変えようともがく一人の人間の全てが詰まっている。

    2
    投稿日: 2019.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    壮大なストーリーが見事に調和して読みごたえがある。 560ページという大作だが一気に読んでしまう。 宗教、セックス、社会問題から素粒子論まで触れられている。 特に様々な登場人物の心理描写が巧みで引き込まれる。

    2
    投稿日: 2018.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    謎の教団Xにかかわる男女の顛末。 自分のもとから突然去ってしまった恋人の立花涼子を探していた樽崎は、立花が出入りしていたある集団にたどり着く。 その集団を率いる松尾は、沢渡という男にだまされ、そのだました事件に立花もかかわっているという。 その沢渡が率いる教団Xに踏み入る樽崎だが、性を解放した教義に染まっていく。 教団X内では、真の世界の実現のために大きなプロジェクトが進行していた。 極限の善と悪の中で、もがき、苦しみ、生き抜く人間の様と愚かさ。 宗教とは何か? ミステリーとして読んだら面白くありません。 あくまでも純文学ということで。

    2
    投稿日: 2018.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつか時間が出来たら考えたいと思っていた事を先にやられてしまったなあという感じ。 生きるのは大変な事だけど、それでも頑張ろう、と思える人なら最初から悩まない。そんな人にこそ導く存在が必要なのに。 何言ってるかわかんない

    2
    投稿日: 2018.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    正直小説なのかどうか微妙な内容に感じた。一応、謎の宗教団体Xと、教祖っぽい人のもとに、ぬるく集う平和な集団が出てきて、対立した感じになって、なんだかんだ事件も起こるストーリーだが、それよりも登場人物が語る内容に重きが置かれている印象。戦争が無くならない理由とか、宗教がどのように始まったかなど、普段うすうすわかっていても「それ言っちゃおしまいでしょ」的にうやむやになってることがズバッと書かれていて、ドキッとする。生命について、死について、他にもいろいろなことが、著者の持論の披露なのか、ストーリーと無関係なところでとうとつに語られるので、それを楽しめない人にはかなり苦痛な小説。何かモヤモヤとしたものを抱えた人にはヒントになるネタがあるかも・・・。 個人的には、中途半端に頭がいい人たちが、こういう小難しいっぽい話をする教祖的な人に共感することで、例の事件起こしちゃったんだなあと思った。

    3
    投稿日: 2018.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2018.10.楢崎は,自分に近づきそして消えていった立花涼子を探しに松尾が主宰する教団へ行く.しかし,敵対する教団Xへと連れ去られる.その教団では,幹部の高原がテロを計画していた.高原がテレビ局を占拠した時に高原は部下から撃たれる.教祖の沢渡にバレていたのだ.その時には,同時に教団施設は機動隊に囲まれる.沢渡は,火に囲まれて死に,高原は,公安に撃たれる。.公安は,テロ制圧というシナリオを描いていたが,立花に高原を撃つ動画を撮られ,世間は大騒ぎに.展開は,面白いところもあったが,内容がグロいし支離滅裂.

    2
    投稿日: 2018.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著名な方が推薦しているので読んで見たけれど、中村さんだったらわたしは『掏摸』の方が好きかなぁ。先が読めない感じはどちらも同じで面白かったけど、本作品は直接的な性描写や哲学書をなぞったような説法場面が多くてちょっと苦手だった。途切れ途切れに読んだのもいけなかったかな。

    3
    投稿日: 2018.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    性的描写が多いし、壮大な話題が織り込まれていたりで、ほんとに難しくて読みにくかったけど、何だかんだ続きは気になるし、理解したい一心で必死に読み切った感じだった。 理解できたかは自信がないけど、とても圧倒された。

    2
    投稿日: 2018.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み始めた時、後悔しました。頭がおかしくなってしまいそうでした。それなのに、1ページ1ページを惜しむように読む自分がいました。なんて恐ろしい本なのでしょう。

    3
    投稿日: 2018.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うーーーん、わたしには合わなかった。 我ながら、よく途中で投げ出さなかったな…。 登場人物の台詞が長い、文章そのものもだらっと冗長な感じで、何が言いたいのかあまり伝わらない。 性的な描写に至っては、エロティック通り越して下品な印象でした。 それが狙いなら良かったのかもしれないけど。 読みにくい構成だと思います、読了するまでに疲れた…。

    4
    投稿日: 2018.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    二つのカルト教団のいざこざとそれにからむテロ事件を描いている。やはり過激な性描写が目につくがテーマとは切っても切れないものなのだろう。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou26101.html

    0
    投稿日: 2018.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白くなくがっかりする内容。 下品な描写が多すぎだし、教祖の話はつまらない。 何が言いたかったのかわからずじまい。 最悪。

    2
    投稿日: 2018.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もはや松尾さんの説法以外何も面白くないw 著者が前面に出すぎているので2chかチラシの裏にでも書いてくれって思う 話を大きくしていった割には小さくつまらなくまとめて終わり 途中であれもこれもいれたいって思いながらかいたんだろうなぁって作品で読んでてしんどい思いのする本(小説とは呼ばない)だった

    4
    投稿日: 2018.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中村さんの著作3冊目にいよいよ『教団X』。物語好きとしては有るようで無いようなストーリーにモヤモヤするところがあるものの、登場人物たちのモノローグや手記、講演(のDVD)の内容が凄くて、これでもかと嫌がらせのように出てくるセックスシーンに窒息しそうになりながらもずっと興味津々で読了。折しも森友学園の公文書改竄や自衛隊の日報隠し、加計文書に「首相案件」の記載ありという報道が連日されている時期に読んだのでどっちがフィクションでどっちがリアルだっけ?小説の体裁になってるだけでどっちもリアルか、、、などと思いながら読了しました。またしばらくしたら違う本も読んでみようと思います。一昔前に流行った『ソフィーの世界』が哲学の入門書としても面白かったように、『教団X』は宗教と宇宙についての説明が上手に埋め込まれていて興味深かったです。量子力学ってナニ?っていうのの雰囲気だけは、分かったような気になりました。

    2
    投稿日: 2018.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    力作。ページターンも軽やかに、しかし重厚なテーマと人間の深堀を構成力の妙で描き切る。驚くべきはエピソードの社会情勢や言説はおそらく現実のものであり、客体的な視点で冷静に語られるため、反論や突っ込みさえかわし切る点。つまり二つの教団グループの主張はそのまま現代を映し出す。安倍政権中にこそ読まれるべきというか、読まなければ味わえないかもしれない。

    2
    投稿日: 2018.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/03/23 読書芸人で紹介されていて、気になったので読んでみた。 他の方のレビューでもちょこちょこ言われているように、 ・教祖の話が難しくてよく分からない ・性的描写が多い ・主要人物以外にも視点が飛ぶ の点で、ああ…頭が追いつかない…感情移入できない…あんまり好きじゃない…と思いながら読んでいましたが、最後まで読み進めると単に宗教に傾倒していく人たちの話というより、歴史やら世界情勢やら政治やら哲学やら宇宙やら実にたくさんの要素と人間のままならない行動やら感情やら盛り込まれていたなあ、まさに不安定だなあと思い返すことの多い小説でした。 おもしろかったかどうかがわからないけど、私にもっと知識や読解力や思考力があればもっと楽しめたのかなあ… 性描写が多いけど、実際洗脳ってそんな感じでも行われるのかなあ… うーんモヤモヤ。

    2
    投稿日: 2018.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文章、内容が非常に好きです。 読んでいて文体が気持ちよく、且つ内容も興味深い。 この本により、世界の見方が少し変わった気がします。

    2
    投稿日: 2018.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    教祖の話が理解できなかったからストーリーに入り込めなかった気がする。 もっと頭が働いている時に読めば面白さが分かるのかな?

    2
    投稿日: 2018.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終わったときは、それほどのめり込めなかったなあ、としか思っていませんでした。教祖の話もとばし読みしてしまいました。でも1ヶ月ほどたってみて、ふと「たんなる原子からできた人間がどうして意志をもつのか」という感じの言葉が妙に頭に残っていることに気づきました。何かのちからなんでしょうね。

    3
    投稿日: 2018.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長作だったので迷いましたが…読んでみると意外と早く読めました。 右翼、左翼どちらの考えも間違っていない気がしました。作者の世の中に対する意見みたいなのが伝わります。 性的な描写が多かったです。 参考文献多さが凄いですね。勉強してないと書けない。まだまだ知らない世界があるなぁー

    2
    投稿日: 2018.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても長い小説だったが続きが気になって仕事帰りの電車の中で毎日大事にページをめくった。 著者の本は三冊目。初期の長編と短編集。 その二冊はかなり文学的な内容だったので本作はどういうものなのだろうと思い読み始めた。 おもしろかった。 タイトルから想像できるように絵に描いたようなカルト教団の話。 作中、かなりの性描写がありどうなのかと思うがなんだろう。文学的な要素なのか下品にならない。 読んでる最中に村上龍を思い出した。 ドラッグがないのとそこまでグロくない村上龍。 文学的といっても本書はエンターテイメントである。 とてもハラハラしながら読めたし松尾の仏教の話は哲学的ですごく面白いと思う。

    1
    投稿日: 2018.01.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    宗教から、宇宙から、原子から、戦争から、テロ、国際情勢、生、性、、 いろんなものてんこ盛り要素だった。 でもメッセージは「人と比べる人生なんておかしい」なのかな。

    1
    投稿日: 2018.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アメトークでおすすめされていたので、読んでみた。 内容は難しかったが、宗教や信仰の話から、ビックバンや素粒子論、多様性の話など、とても広い分野の話の中に、主要人物や時には少ししか出てこない人物の細かな感情表現も描かれていたので、最後まで読むことができた。 この本で描かれている内容全てが理解できたわけではないが、所々に印象に残るフレーズがあった。 ・我々が生きるのは物語を生むため。 ・散々泣いたり笑ったりしながら全力で生きてください。 ・我々は戦争の加害者であり、原爆を経験した被害者でもある。このオリジナリティを生かして、戦争をなくそうと動く国になるべき。 カリスマ的存在には、理性を超えて共感させられてしまうものがあるよだろう。そしてそれは救いにもなり、破滅にもつながる。 少しとっつきにくい内容であり、自ら手に取ることはなかったと思うからこそ、この本を読むきっかけがあってよかった。

    1
    投稿日: 2018.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    松尾氏の説話(というのかな?)の仏教的思想にはいいところもあったけど、やたら出てくる性的描写や国家による陰謀論めいた話など全体として底が浅く感じた。右傾化や平和追求国家などはそういうスタンスの登場人物というより、作者本人の思想を登場人物に代弁させてるのだと思われるがそれも表現が直接的過ぎてゲンナリ。最初はそれなりに面白いのに最後に説教垂れられてウンザリするオリバー・ストーンの映画のように感じました…

    1
    投稿日: 2018.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「教祖の話」が難しい。性描写が多い。 というところで苦手な人も多いと思いますが 内容はとても面白かったです。 性描写が多くてムラムラしてしまった ということで星を一つ減らしました。

    1
    投稿日: 2017.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    厚さの割には早めに読みきれたけど、結構読み飛ばしたのも事実。教祖の語りはよくわからん、と。 わたしにはあまり理解できない内容でしたが、物語の行方は気になったので最後まで読みきりました。 高原のアフリカの話が怖かったです。 2017.12.8

    1
    投稿日: 2017.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うーん。 この本が結構なベストセラーだったなんてとっても不思議。 「教祖の奇妙な話」が学生のレポートのように調べたままがダラダラと続き、ただ長いだけなので飽きました。 それと対比させて敢えての稚拙な性描写なのでしょうが、何度も単調でしつこく、なんとなくそれもしっくりこなくてつまらなく感じた。 連載ものだったそうなので、退屈な長文の口なおし=読者(おじさん)へのサービス=性描写なのかなと思いました。 モヤモヤっとある大きなテーマや全体像はとても面白いし興味深いのですが、詳細が私には響かなかった。 ページ数の割に響かなかった。

    3
    投稿日: 2017.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    暫く振りに書く。 芥川賞を受賞した作家が「面白かった」と本作を評価しなければ、ここまでの評価が果たしてあったのだろうかと疑問に思った。というのが感想なのだが。 作者が哲学的要素や思想学的要素或いは素粒子物理学的要素を取り込みたかった気持ちはよく分かるのだが、すべてにおいて付け焼き刃的。薄っぺらと言っては失礼かもしれないが、その先が問題なんだけどねという感想を持った。 SEX主体のオカルト教団もいいが、これももっと掘り下げる必要があったのではないかと思う。 ただ、本作者には官能小説を書かせたら一流かもしれない。素直に性描写には興奮した。

    3
    投稿日: 2017.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなり面白かった。 ただ、アフリカの田舎で1人読んでいたために、途中アフリカの民族宗教の武装集団の話が出てきたときにとても怖くなって朝まで眠れなかったので、アフリカで読むのにはオススメしません。

    6
    投稿日: 2017.11.18
  • 【荒い、つじつま合わせ】

    前から話題の本であり、「あの○○さんも絶賛!」 このキャッチコピーに気になってついに読みました。 全体として宗教団体の教祖2人とその周りの人についての話がメイン。2人はどうして教祖になったか、それぞれの考え方が興味深い。 期待していた分、ガッカリした部分が多かった。前半は、書きたかったとを丁寧に書こうとしていた。後半は、書きたかったことだけ並べられて、箇条書きの小説のように感じた。 特に後半、繋がりや脈略をあまり感じなく、書きたかったことを書く為に、荒いつじつま合わせの物語が展開していると感じた。 その登場人物は、本当に、その時、その行動をとるか?今までの行動からそれを選ぶ? 書きたいことを全部書くなら、2~3冊とシリーズになってもいいのでページ数を増やして、もう少し丁寧に自分の思いを書いてほしかった。 自分の書きたいことだけを書いた成感だけで、終わって欲しくなかった。残念。

    0
    投稿日: 2017.11.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    それぞれの登場人物…名前も無いような端役も含めて…の過去や内面・嫉妬・暴走・忠誠・信頼が、一つの教団を軸に様々に展開していく。 表現は全く違うけど、松尾と沢渡の根底には同じ志があるような気がした。 性的な描写が多いので、苦手な人はご注意を。

    3
    投稿日: 2017.10.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    難しい、というレビューを先に見ていたので、登場人物のことをメモしながら読みました。 ひとことでこの本を説明すると…やっぱり難しいです。できない。教祖の話だけでなく、みんな思惑があって、特に前半は一文ずつ指でなぞりながら、わかったような、わからないような…最初のほうの話をがんばって飲みこんだら、残りは飲みこみやすい。かも。「教団」というタイトルですが、考えるべきはその組織ばかりではないなと。 ひとりひとりの人生を追っていくと、ひとつの世界に色々な主義・主張・意識・概念(という表現でいいかわからないぐらいドロドロしていましたが)が渦巻いていて、善も悪もときには丸呑みで生きている、持て余すほどの想いを抱えている、そんなザラつきみたいなものは何度も感じました。 社会科全般に疎いので、歴史的なこと、社会のシステム、いわゆる古典の文学や音楽など「なるほど…」と思って読むところがあったり、結局この考え方の破片はすべて作者の引き出しにあるわけだから、色々な登場人物の立場でそれぞれ語りたい想いがあるのかなぁなんて思いながら、考えたり、立ち止まったり。しばらくして読み直したら印象も違いそうだし、拾えてないところもあるんだろうなと思います。 中村さんの本はほかに読んだことがないので、もう2、3冊、読んでみたいなと感じました。とりあえず、流れ的にR帝国かな。その前に少し、違う方向のやつ挟みたいです。レビューになってないかもしれないけど、私は面白かったです。

    1
    投稿日: 2017.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    600ページを超えるボリュームなので持ち運びがでできず、家読みのみ。 エロいなー、と思ってたら、中盤から後半にかけて、怒濤の展開に。 松尾氏が語る平和論には一定の理解はできるが、やはり性悪説派の私としてはお花畑理論としか思えない… けど、面白かった!

    1
    投稿日: 2017.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    挫折しかけるほどの分量だが、なんとか読破。宗教や宇宙、人間の意識はいかに作られているのか、など幅広い内容で飲み込むのに時間がかかったし、未だ理解ができていないかも。ただ自分を見失わずにどう生きるのか、問われているようだった。

    1
    投稿日: 2017.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    描かれる内容が、宗教談義、政治権力、生命科学、恋愛論、日本人論、コミュニケーション論、世界平和と幅広い。 もうちょっとプロットを整理して、「慟哭」のようにあっと驚くラスト(松尾が沢渡の陰の支配者だったとか…)があれば、ドストエフスキーの「悪霊」をしのぐ歴史に残る名作になった気がする。 そんな残念感はぬぐえないものの、日本人なら一度は読んでみることをオススメする、ヘンテコ小説であることは間違いないです。 「フリーセックスのカルト教団」という設定。こういう宗教団体は、ちょっと前に読んだ「狂骨の夢」にも出てきました。 私自身は、こういうカルト教団、あってもいいんじゃないかと思ってます。 著者も実は、こういう存在は男の理想郷、として描いている気がする。 京極夏彦さんも、「子孫繁栄のための原始的な宗教」と表現してました。 でも、そこに「野心」と「野望」と「暴力」が絡んでくると、一変しますね。 テロ集団に豹変したカルト教団は、滅びるしかない。 そして、教祖が「若い20代の美女」ばかりさらってくるところが、女性として不満(苦笑) そういうステレオタイプの女性ではなく、芳子さんのような妙齢な美女がどんどん出てくればまた印象が違ったかも。 いやたぶん、そのことも関係なくなるような… 若い4人の男女の恋愛模様も、若者の成長物語としては物足りないのですが、 もはや、この話には「ストーリー」はいらないのかもしれない。 著者は永遠に宗教談義、政治談義、生命談義をしていたかったようで、 その気持ちは伝わりました。

    1
    投稿日: 2017.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    宗教・国家・テロ・政治・科学‥と様々なテーマを総合して描こうとしていたものの、深く描ききれなかったというのが読後の印象でした。 各テーマが主に登場人物の発言や思想といった言葉で描かれていることが多く、薄っぺらく感じてしまったため、もう少し小説ならではの構造等、間接的に表現されているとよいかと思いました。あるいは、この薄っぺらさもあえてのことかもしれませんが‥

    1
    投稿日: 2017.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    忘れないけれども好きじゃない。素粒子もカルト宗教も戦犯も、自分の現実から程遠い。完全に架空で共感はない。だから、好きじゃないけど面白かった。

    1
    投稿日: 2017.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    疾走感あふれる本。持つのも嫌になるほど厚い本なのにページをめくる手が止まらない。 ミステリーをベースとして興味を持続させながらも、時折はさまれる宗教と物理が一体になったような訓話も読ませる。すごい。夜中、妻に「もう寝たら?」と言われ、「今教祖様の話の最中だから」と返したら本気で心配された。 テレビだったら確実にスルーするであろう話も、登場人物のセリフなんだから読むしかない。 途中、現政権批判のようなセリフがあり、すこし引いてしまったのだが、(現政権がどうこうではなく、作者の主張を聞かされているような気分になって物語世界から少し離れてしまった)読み終わった今、些細なことであったと思う。 この作品の白眉は、物語終盤のあるキャラクターの過去の独白。狂気と欲情と生と死とが入り混じり、1人称で語られているため、自分が狂気に堕ちていったかのような錯覚を覚えた。 自己が確立されていない思春期の少年少女は読まない方がいいのかもしれない。 そこそこのおっさんである私は、社会から逸脱した狂気が自分の中に流れ込んでくるのは非常に心地よかった。 ラストもきれいにまとめられており、疾走する狂気をうまく納めてくれた。 気持ちよく読了。 オススメです。

    1
    投稿日: 2017.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読む手が止まらず仕事終わりに一気に読了。 とても衝撃的で、これまで読んだどんな本よりも生々しかった。 心の一部が欠損した人間達を、そしてかれらが洗脳されていく過程を、こんなに生々しく身近に感じるなんて。 きっと誰しもどこか欠けたりひび割れしたりしてる。 その埋め方が分からない人が救いを求め、カルトに自ら望んで飲み込まれていく。 人生に見切りを付けた楢崎のように。 「私=意識」がなくなると、ただの食物連鎖を循環する生物、エントロピーの増大を防ぐ為に入れ替わり続ける素粒子の集まりになる。 意識があるから私が私たらしめられる。 でもあまりに欠損がひどくなると、意識を手放したくなる。 これ以上苦しみたくない、これ以上何も感じたくない。 そういった人達が行き着く先は、どこであっても墓場でしかない。 心の傷に気付かないふりをしてどんどんどんどん埋もれていく。 どんどんどんどん抜け出せなくなる。 全てを解放して 喜びも悲しみも憎しみも全部取っ払って無我の境地、nirvāṇaを求めて。 それらを感じている部分は私=意識の部分であって脳ではない。 宗教、カルトは、意識たちの墓場。 松尾よっちゃん夫婦の説教を読んで、人に対する彼らの関わり方に触れて、人はいつか死ぬのだから、いつか意識を手放した状態になれるのだから、どうせなら生きている内は死んでたまるものかと思えるようになった。 意識を手放して死にながら生き長らえるのではなく、意識を手放さずに心の欠損を埋められるものを探して生きようと思った。

    1
    投稿日: 2017.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凄い本だ。 中村文則の思いが、登場人物の言葉としてすべて書かれているような気がした。宗教、戦争、テロ、性、弾圧、略奪…そこに潜む裏側にこそ目を向けろと。 すべては素粒子で出来ている。シンプルなんだ。 中村作品をできるだけ発表順に読んできたが、今んとこれが最高! 中村文則の魂の一冊!笑

    1
    投稿日: 2017.09.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    松尾正太郎を教祖とする、緩るく穏やかな宗教団体と、沢渡を教祖とする性の解放を謳った新興教団との対立。 そして高原、立花、楢崎、峰野の4人の数奇な運命を軸に展開されていくストーリーです。 たまに置いてけぼりを喰らいますが、精神世界に迷い込んだかの様な、圧倒的な言葉の存在感。 それが本書の何よりの魅力かと思いました。

    1
    投稿日: 2017.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    性の解放にかかるシーンがどうしても必要だったようには思えないが、テーマとしては興味深いし、賛同できるところも多かった。

    1
    投稿日: 2017.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    近代的自我と自意識過剰 ( 自らの意識を病と思う意識 ) からの脱却のはなし。近代文学を学んだことがある人にはちょっと( 太宰熱的な )懐かしい感じなので、又吉がおすすめしていたのはわかる気がする。でも性的描写、べつにあそこまでいらなくないか?

    1
    投稿日: 2017.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長くて色々詰め込みすぎの印象。 あとがきに「今の自分の全て」というようなことが書かれていたけど、興ざめになってしまう。 一気に読まなかったからか、登場人物の書き分けがわからなくなったりもした。 とか言ってもこれだけの分量読みきらせるんだから面白かったんだろう。 最後は人間賛歌になって、いい感じの終わり方だった。 でも「掏摸」や「銃」の方が面白かったな。

    1
    投稿日: 2017.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    宗教と科学、生と死、戦争と平和そしてエロ(性)、難しかったがいろいろ考えさせられた。 特に序盤の宗教と科学は自分の考え方にも似ていて共感できた。 結局は生きるということは悩むということなのだろう。

    1
    投稿日: 2017.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本自体は分厚いけれど、それを忘れる位、物語に没頭した。人間の奥深い心理やカルト集団の存在、国家との戦い、沢山のことを細かく描写されていて、言葉では説明深さがある物語だと思う。

    1
    投稿日: 2017.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    宗教にハマって行く人たちの物語 人は日々新陳代謝され身体を構成している物質は入れ替わる。昨日と今日の自分は同じではない。それでも意識は個人としての人格を変えずに保つ。

    1
    投稿日: 2017.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    官能小説のような過激な性描写の連続に辟易したし、沢渡は実は卑小な人間に過ぎずがっかりした。 しかし、読み終わった今、私の心は何故かこの物語に奪われている。不思議な本である。

    1
    投稿日: 2017.07.17
  • 生き切ることこそ格好いい

    すごい作品です。 宗教、テロ、貧困、政治、宇宙、国家、多くのテーマがこの作品の中に散りばめられています。 その中でも特に印象に残った言葉があります。 ”人生っていうのは、比べるものじゃないって。一本の道、人の、一本の道を、誰かと比べることなく生き切ることだって。” ”他人と比べることなんて無意味、どんな人生も価値の上では等しい” ”それがもし満足いくものでなかったとしても、それを最後まで生ききったあなたはかっこいいじゃない。” という文章があります。 そうですよね、人生は人それぞれ、どんな人生であっってもそれを生ききる。 それこそが格好いいということでしょう。 途中、難解な文章があったりしますが、最後まで読み切った後は感動すら覚える作品です。

    1
    投稿日: 2017.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同い年の作家ということで読み始めて2冊め。 こういう内容でここまでの小説が書ける同級生がすぐ隣にいると想像しただけで、興奮が覚めやらなくなるという不思議な読後感をもった。 とくに性に関する描写やその奥底にあるもののストーリー展開については物凄く共感を覚え、同じように感じている同世代でそのことが分かち合えたらなんて想像もしつつ… 深みからいうと東野圭吾にはまだまだ及ばないかもだが、これからも中村文則作品に数多く触れていきたいと思う。

    1
    投稿日: 2017.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんだかなぁ・・・? 著者は書きたかったものが書けたらしく満足してるみたいだけど。 面白くないってこともないんだけど、別に読まなくてもよかったかなって感じ。やたらエロエロだしw 前に読んだのも???だったし、相性悪いのかも~ww

    1
    投稿日: 2017.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    正直、しっくりこなかった。自分と相性が悪いんだろう。 でも、人生っていうのは比べるものじゃない。一本の道、人の、一本の道を誰かと比べることなく生き切ること。という一文に救われた。

    1
    投稿日: 2017.06.10