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嫌われる勇気
嫌われる勇気
岸見一郎、古賀史健/ダイヤモンド社
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総合評価

3291件)
4.3
1552
975
410
81
21
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    アドラー心理学についてはほぼ初めて読んだ。トラウマというようないわゆる原因論ではなく目的論で考えていく方法には、なるほどと思った。というか、そちらを選んで行く方が幸福に繋がる。青年と哲学者との対話で進んでいく物語は、読みやすくわかりやすい。幸福とは貢献感である、という定義はシンプルだしわかりやすいし、生きやすいよね。良い本。

    0
    投稿日: 2014.04.06
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    アドラー心理学って初めて聞いたけど、哲人と青年の対話形式なので分かりやすい。人生の悩みは人間関係だという理論は腑に落ちた。課題の分離という概念も、実践するのは難しい部分もあるけど、考えとしては分かる。心理学学んだことないけど、フロイトやユングのことも知りたくなった。

    0
    投稿日: 2014.04.06
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    アドラー心理学のエッセンスを、対話形式でわかりやすく伝えることに努めた本。内容に目新しさがあるわけではないが、インパクトのあるタイトルと、読みやすさで、うまい作り。 アドラー心理学は、先が読めない今の時代にとても合致した考え方。根本原因、すなわち変えられない過去に焦点を置くのではなく、どうやって解決するか、自分の意思で選択できる未来に焦点を向ける。 一人一人が、幸せについて考え、そうなって欲しいものです。

    1
    投稿日: 2014.04.06
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    アドラーの心理学を分かりやすく展開した著書。対話体で読みやすかった。 たしかにシンプル。 中でも気に入ったのは、彼の心理学が“常識へのアンチテーゼ”を含んでいる、ということ。 「アドラー心理学には、常識へのアンチテーゼという側面があります。原因論を否定し、トラウマを否定し、目的論を採ること。人の悩みはすべて対人関係の悩みだと考えること。また、承認を求めないことや課題の分離も、すべてが常識へのアンチテーゼでしょう。」(本書155ページ) 上記に出てくる術語の説明も平明。 日頃漠然かつ断片的に思っていたことがまとめられて書かれているようで歓喜をもって一気に読了できた。あとは、実践するのみか。 著者(原案者)の岸見一郎の他の著作にもあたりつつ、アドラー自身の(少ないみたいだけど)著作も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2014.04.05
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    アドラー心理学の目的論という考え方に衝撃を受けた。 確かに何かが起きた時に、後から色々と原因を考えることがあるが、原因を後付けしていただけだと考えられる事も多くある。 日々の今を大切に生きたいと感じさせてもらえた。

    0
    投稿日: 2014.04.04
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    俺がこれまで生きてきた中で積み上げた思想に合致。疑問に思っていたことも明らかになった。アドラーをこれから勉強しようと決意した。座右の書になるかも。

    0
    投稿日: 2014.04.04
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    これまで読んできた、よくある自己啓発本に書いてある「こうしたほうがいい」がどうしてそうしたほうがいいのか、この本のなかになるほどと思えるところがたくさんあった。 とても一回では理解しきれない。 何度も、いや何年も、この本を読んで考えていく。こんな本に出会ったことがない! 青年とともに考えながら読むので、ぜひとも時間をかけてじっくり読みたい本だ。

    0
    投稿日: 2014.04.03
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    「自分に自信が持てない、という(究極の)劣等感」を俯瞰的に理解でき対処法も学べる。自分は劣等感の塊という人や、「なんでそんなに劣等感に悩む人って多いんだろう?」っていう疑問を抱えてモヤモヤしている人にはとてもオススメ出来る良書。 読みやすさもオススメのポイント。 私と“誰か”との関係を鮮明にし、良好にさせてくれる。この“誰か”は「仕事相手」だったり「友人」だったり「家族」だったり「自分自身」だったりする。全ての“誰か”とのあるべき在り方をときほぐしてくれる教えの数々。 後半は人生に対する指南書。 「誰しもが人生に幸福を求めている」、小さいころ「幸福は夢を叶えること」という「“特別な存在になる”という自己実現にある」と思いながら、努力と成長を重ねて大人になってきた。そして大人になったいま、「特別」でない「普通」の中にも「幸福」はある、感じれるとわかってきた。「普通の中にある幸福」。「人生は物語では無い」だから「特別」でなく「普通」でいい。ただ特別でない普通な人として需要するだけでなく、他者貢献することが大切。 村上春樹の「ダンスダンスダンス」にあったように人生をダンスにたとえたり、人生は”線”ではなく“点の連続”とと捉えられた文を読み、村上春樹の面白さもなんだかわかった気がした。村上春樹は物語の大まかなストーリーという山なりの線を先に書いてその線を太くするのではなく、点をつなげて線という物語に帰結させるという手法をとっている。だから予想だにしない展開だし、1文1文な点も面白い。

    0
    投稿日: 2014.04.03
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    めちゃくちゃおもしろかった。話題になっているだけある。 著者の岸見さんはアドラー心理学に人生を変えられたと書いているが、たしかにそれだけのちからがあるように思う。 原因論から、目的論への移行というだけで、かなり思考の方法が変わる。 たしかにこれは、「自分が変わるための哲学」だと思う。いろんなひとにとって、強くなれるきっかけになるのでは?

    0
    投稿日: 2014.04.02
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    内容を確認せずに、評価値を見て気になったので電子書籍版を購入して読んでみたら、アドラー心理学の本だった。 対話形式でとても読みやすく、気付くとあっという間に読み終えていた。 自分が学生時代に転機を迎えた時の考え方と合うところが多く、初めて認識したことと加えて、ライフスタイルに活かしていけたら良いなと考えた。

    0
    投稿日: 2014.04.02
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    【アドラー心理学を理解するための小説】 岸見一郎・古賀史健 著『嫌われる勇気』読了。少し前に読み終わったのですが、メモを作る時間がとれず放置していました。自己啓発の源流と言われるアドラー心理学の考え方の解説を試みた小説仕立ての読み物。これを「心理学」ということについては、私自身少し躊躇があるのですが、心に響く言葉が幾つも出てきました。少し長いですが、心に残った部分を書き出しておきます。 ・本人がどこまで自覚しているかどうかは別として、核にあるのは対人関係です。たとえば、〜仕事で大きな失敗をする。〜目の前が真っ暗になって、明日から会社に行くのも嫌になる。これらはいずれも、仕事そのものが嫌になったのではありません。仕事を通じて他人から批判され、叱責されること、お前には能力がないのだ、この仕事に向いていないのだと無能の烙印を押されること、かけがえのない「わたし」の尊厳を傷つけられることが嫌なのです。つまり、すべては対人関係の問題になります。 ・一緒にいて、どこか息苦しさを感じたり、緊張を強いられるような関係は、恋ではあっても愛とは呼べない。人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができます。劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。ほんとうの愛とは、そういうことです。 ・人はその気になれば、相手の欠点や短所などをいくらでも見つけ出すことができる、きわめて身勝手な生き物なのです。たとえ相手が聖人君子のような人であったとしても、嫌うべき理由など簡単に発見できます。〜アドラーは、さまざまな口実を設けて人生のタスクを回避しようとする事態を指して、「人生の嘘」と呼びました。〜今自分が置かれている状況、その責任を誰かに転嫁する。他者のせいにしたり、環境のせいにしたりすることで、人生のタスクから逃げている。〜あなたのライフスタイル(人生のあり方)を決めたのは、他の誰でもないあなた自身である、という事実を。 ・われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。〜分離して、他者の課題には踏み込まない。それだけです。〜およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと、あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること〜によって引き起こされます。課題の分離ができるだけで、対人関係は激変するでしょう。〜誰の課題かを見分ける方法はシンプルです。「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」を考えてください。 ・自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけです。一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたはどうにもできない話です。 ・他者からの承認を選ぶのか、それとも承認なき自由の道を選ぶのか。〜他者の視線を気にして、他者の顔色を窺いながら生きること。〜これは非常に不自由な生き方です。〜では、どうしてそんな不自由な生き方を選んでいるのか?あなたは承認欲求という言葉を使っていますが、要するに誰からも嫌われたくないのでしょう。〜これは、自分に嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方なのです。〜課題を分離することは、自己中心的になることではありません。むしろ他者の課題に介入することこそ、自己中心的な発想以外の何物でもありません。 ・アドラー心理学では「すべての悩みは、対人関係の悩みである」と考えます。つまりわれわれは、対人関係から解放されることを求め、対人関係からの自由を求めている。〜すなわち、「自由とは、他者から嫌われることである」と。〜あなたが誰かに嫌われているということ。それはあなたが自由を行使し、自由に生きている証であり、自らの方針に従って生きていることのしるしなのです。 ・アドラー心理学では、子育てをはじめとする他者とのコミュニケーション全般について、「ほめてはいけない」という立場をとります。〜ほめるという行為には「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれています。〜背後にある目的は操作です。〜縦の関係に生きているからこそ、ほめてもらいたいと思っている。アドラー心理学ではあらゆる「縦の関係」を否定し、すべての対人関係を「横の関係」とすることを提唱しています。 〜人は、ほめられることによって「自分には能力がない」という信念を形成していくからです。 ・いちばん大切なのは、他者を「評価」しない、ということです。評価の言葉こは、縦の関係から出てくる言葉です。もしも横の関係を築けているのなら、もっと素直な感謝や尊敬、喜びの言葉が出てくるでしょう。〜人は感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたことを知ります。〜アドラーの見解はこうです。「人は、自分には価値があると思えた時にだけ、勇気を持てる」。 ・60点の自分をそのまま60点として受け入れた上で「100点に近づくにはどうしたらいいか」を考えるのが自己受容になります。〜わたしは「肯定的なあきらめ」という言葉を使っています。課題の分離もそうですが、「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めるのです。われわれは「なにが与えられているか」について、変えることはできません。しかし「与えられたものをどう使うか」については、自分の力によって変えていくことがてきます。だったら「変えられないもの」に注目するのではなく、「変えられるもの」に注目するしかないでしょう。〜そう、われわれは何かの能力が足りないのではありません。ただ“勇気”が足りていない。すべては“勇気”の問題なのです。 ・他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるものなのです。〜他者が私になにをしてくれるかではなく、わたしが他者になにをできるかを考え、実践していきたいのです。その貢献感さえ持てれば、目の前の現実はまったく違った色彩を帯びてくるでしょう。 ・たしかに、世の中は善人ばかりではありません。対人関係の中で不愉快な思いにさらされることは、多々あるでしょう。しかし、このとき間違っていけないのは、いずれの場合も攻撃してくれる「その人」に問題があるだけであって、決して「みんな」が悪いわけではない、という事実です。〜神経症的なライフスタイルを持った人は、なにかと「みんな」「いつも」「すべて」といった言葉を使います。「みんな自分を嫌っている」とか「いつも自分だけが損をする」とか「すべて間違っている」というように。もし、あなたがこれら一般化の言葉を口癖としているようなら、注意が必要です。〜アドラー心理学では、こうした生き方のことを「人生の調和」を欠いた生き方だ、と考えます。物事の一部分だけを見て、全体を判断する生き方です。 ・人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないことです。この現実に対して、アドラーはきわめてシンプルな回答を用意しました。すなわち、「わたしは共同体にとって有益である」「わたしは誰かの役に立っている」という思いだけが、自らに価値があることを実感させてくれるのだと。〜この場合の他者貢献とは、目に見える貢献でなくともかまわないのです。〜あなたの貢献が役立っているかどうかを判断するのは、あなたではありません。それは他者の課題であって、あなたが介入できる問題ではない。ほんとうに貢献できたかどうかなど、原理的にはわかりえない。つまり他者貢献していくときのわれわれは、たとえ目に見える貢献でなくとも、「わたしは誰かの役に立っている」という主観的な感覚を、すなわち「貢献感」を持てれば、それでいいのです。〜すなわち「幸福とは、貢献感である」。それが幸福の定義です。 ・人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。〜ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それでいいのです。 ・人生は連続する刹那であり、過去も未来も存在しません。あなたは過去や未来を見ることで、自らに免罪符を与えようとしている。過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」には何の関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣に生きていたら、そんな言葉など出てこない。 ・目標など、なくてもいいのです。「いま、ここ」を真剣に生きること、それ自体がダンスなのです。深刻になってはいけません。真剣であることと、深刻であることを取り違えないでください。 ・人生の意味とはなにか?人はなんのために生きるのか?〜アドラーの答えは「一般的な人生の意味はない」というものでした。〜われわれは困難に見舞われたときこそ前を見て、「これからなにができるのか?」を考えるべきなのです。〜アドラーは「一般的な人生の意味はない」と語ったあと、こう続けています。「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」と。 ・「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。 ・「わたしの力は計り知れないほどに大きい」〜つまり、「わたし」が変われば「世界」が変わってしまう。世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない、ということです。〜「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく」アルフレッド・アドラー。

    0
    投稿日: 2014.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アドラー心理学について、その内容を対話形式で解説している本。 内容は、自己啓発本に通じる部分が多く、自己啓発本の源流と言われているのがなんとなく分かる気がした。 納得出来るところ、出来ないところ、理解しやすいところ、しにくいところはそれぞれあったが、「いま、ここ」を真剣に生きるという点は、とても共感できた。

    0
    投稿日: 2014.03.30
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    対談形式ってのがいいです。 今までこういう本になかった、読者側の視点がうまく誇張して呼応してるからこそ、教えの部分が染み込んでくる。 アドラーの考え方はすごく的を得てて、あらゆる自己啓発の総括みたい。 何度も手に取りたくなる一冊です。

    0
    投稿日: 2014.03.30
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    書店で平積みというか山積みになっているので、どんな内容か興味が湧き、衝動買いしたもの。 内容的には、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』を思いださせますね。

    0
    投稿日: 2014.03.28
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    タイトルや帯を見ただけでは決して買わなかったであろうけれど、HONZのメールやツイートでずいぶんとプッシュされていたので、本屋で見かけたときについ買ってしまった。 対話形式はうまい工夫。感嘆符の多さや「青年」の激しやすさが若干うとましくはあったけれど、内容自体は自分の考え、感覚になじみやすいもので、あまり違和感なく読んだ(だから感嘆符がよけいに邪魔だったのかも)。嫌われるのが怖いってあんまり思うことないんだよね…今は。 自己啓発の源流というのもダイヤモンド社から出ているのも納得という面がちょっと「安っぽい」感じを与えているけれど、入門、紹介のためにはこういう作りが最適なのかも。 「なぜあなたは変われないのか」みたいな帯のフレーズはやっぱり好きじゃないけれど、この本がなければアドラーのことなど知らないままだったかもしれないものね。岸見さんの本を読んでみるかな。

    0
    投稿日: 2014.03.28
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    最近売れている自己啓発本の源流(と言っている。そうかも知れないと思った)。哲学に手を伸ばしたくなる一冊。 今、不幸だと感じるのは「ライフスタイル(思考や行動の傾向)」が不幸であること選び続けているから。ライフスタイルを変えるのに必要なのは「勇気」。これまでの人生を考えず、「いま、ここ」に向き合い決心し、前に進むことでしか、変わることはできない。

    0
    投稿日: 2014.03.27
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    74。個人的に最近のキーワードはいま、ここ、です。原因論を一刀両断にすっぱり切り捨てることより、原因の解釈の書き直しの方が、スッキリしそうなのですが、私は。

    0
    投稿日: 2014.03.27
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    幸せって思うこと。人から認められることと関係なくじぶんの価値を感じること。をする決意をしないとー。今しないと!ってわかった。 凍ってて動かなくなってた心を、普通に戻す。凍った川のこころが、溶けた川の水のよーに自由にぱしゃぱしゃぐんぐん動くように、変わってきたときに、ちょうど読んで、ほんと、心の栄養になった。人生ぐるっと変わらせてもらった感じ

    0
    投稿日: 2014.03.26
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    今まで、いろんな自己啓発的であったりスピリチュアルだったりする本を読んできたので、特に目新しいという気がしなかった。しかし、もしかすると、今まで読んできた本は、アドラーが考え出した考え方が元になっているのでは?と思った。この考え方は、未来的で望ましいものだと思うし、実践もしていきたいが、理想論だと思う。鵜呑みにし過ぎないようにしたい。

    0
    投稿日: 2014.03.26
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     だ、だからなんなの? と正直言いたくなる回りくどさ。  これが男のメンツを保つためならば、男って言うのはほんとに大変な生き物だなぁ……としみじみ思う。  アドラー心理学の外側を学ぶには間違いは無いけれど、言い逃れをして逃げ道を確保する方法はいくらでもある訳で。  ……いや、これ読んで安心してる場合じゃないでしょ、男子。一見かっこいいけど、これ読んで男らしさをはき違えるのはまだ早い。生きる道はまだ険しいのです。  女子は括目して「人づきあいがラクになる「心理学の教え」」を読んどけばいいと思いました。はい。

    0
    投稿日: 2014.03.26
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    自分の思想に近いものがあり、読んでいて心地よかった。だが、多くの人は実践するのは難しいのではないだろうか。実にシンプルでストレスを受けない生き方であるゆえ、もう少し深掘りしてみよう。

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    投稿日: 2014.03.25
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    目的論的世界観 自他の課題の切り分け 競争→共同 縦の関係→横の関係 人間はすべて縦の関係であるか、すべて横の関係であるかしかない 目標としての共同体感覚(無限大の範囲) 〈いま・ここ〉を生きる その瞬間瞬間が目的であるような、ダンスとして生きる

    0
    投稿日: 2014.03.25
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    自分ではなかなか理解できない、そもそも気付けられていない考え方や感覚を分析してくれて、納得力は高い。読んでいてスッキリする。 ただし最後の章にある、共同体感覚の3ステップのところは、いまいちイメージが掴めない。

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    投稿日: 2014.03.24
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    穏やかな老哲学者と血気盛んな若者の対話形式で、所謂「アドラー心理学」を中心とした考えを学べる一冊。 タイトルにある「嫌われる勇気」から読む前に感じていたイメージは、人の視線や考えばかり気にして好かれるように生きていてはいけない。人から嫌われる勇気を持つことが大切だ!それはね… 的な本かと思っていたら、それは本当に一側面で、人間が幸福を感じながら生きていくための根本的な哲学が書かれていた。 まず大きいのは「原因論」と「目的論」。自分もそうけど、多くの人は何か原因があってその結果何かが発生している、と考える。こう書いていても「そりゃそうだよ」と思ってしまうが、実際はそうではないと哲人は説く。人は何かなしたいこと、つまり目的が先にあり、その目的のために原因を作り出すのだ、と。これは一見荒唐無稽に感じられるが、実は納得するところが大きい。目的論で考えると、過去に囚われない考え方も見えてくる。 過去の事実はただの事実に過ぎず、その事実にどのような意味付けをするかが重要であるという話は、極めて前向きだ。ある事実をいつまでも持ちだして「だから俺はダメなんだ…」と卑下するのではなく、ダメだった事、出来なかったことを認めた上でそれをどう活かすか。 また、自分と他者の課題を分ける、という考え方も大きい。他人に嫌われない生き方は、要するに他人の人生を生きるのと一緒だ。自分の人生を、自分の考えで生きる。そのためには、他者の視線などどうでもいいじゃないか。 それと、過去のトラウマ、と思っていたものは、結局自分が創りだした逃避のための理由だったのだなぁと感じた。過去に縛られて、それを理由にして今の自分を縛り付けるって、なんて愚かなんだろうなぁと思える。 良書。本当にいい本に出会えた。近年最高。 何回か読み返して自分の中に落とし込みたいと思えた久しぶりの本。

    0
    投稿日: 2014.03.24
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    絶賛されていたのでハードルが上がっていましたが、それでもすごく良かったです。 アドラーの言うことには、そりゃそうだ!それができないから困ってるんだよ!と思うところもあります。 しかし、そんな自分を説得できるハッとするような言葉が多く散りばめられていました。 なんて言うんでしょうか。変わらないと幸せになれないとわかっていながらこのままでい続けようとしていた自分に、 やさしく説教してくれるような感じというか、嫌でも自分を見つめ直すことになると思います。 読んでいるだけでも少しだけ変われたような気もしたので、心地の良い読書ができました。 人間関係で悩んでいる方は、素直に実践してみる価値はあると思います。

    0
    投稿日: 2014.03.24
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    対話形式の文章によって、とかく難解な心理学が理解しやすかった。アドラー心理学についてさらに深く知りたくなった。

    0
    投稿日: 2014.03.23
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    読み始めたばかりの時には「アドラーの心理学とは屁理屈なのか?」と思ってしまいましたが、最後まで読むと、自分が考えていることと重なることも多く、哲人が言っていることもかなり納得できました。 ただし、ここに書かれたことは、きちんと理解して使わないと危険な武器にもなりかねないと思います。特に人に対して使うときには。

    0
    投稿日: 2014.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    100%腹落ちしたわけではないが、世界をどう捉えるかは自分次第であること、過去や未来ではなく今を懸命に生きることが幸福に繋がることは同感。アドラーの思想は人の人生を一変させてしまうだけの力を持っているとのこと。まだまだ私の理解が追い付いていないのかもしれないので、繰り返し読んでみたい。

    0
    投稿日: 2014.03.21
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    恐らく、アドラー心理学が自己啓発本の元祖にしてゴールなのだと思った。 そこにはスピリチュアルも、富を得る方法も、お金を稼ぐ方法も書かれていなかった。 それなのに、私はこの本を読んだことで幸せを得られたと思う。 十代の頃から、私の傍らには常に「自己啓発本」があった。たくさんの本を買って、読むたびに勇気をもらえた。けれど結局、長期的に実践できるような思考法というのはほとんどなかったと言っていいだろう。 それでも多くの本を私が手放せないでいたのは、すべての成功哲学本に、多かれ少なかれ真理が含まれていると思っていたから。それは、富を手に入れられるとか成功できるとか、そういう利己的な、利読者的な部分ではく、心の持ち方に関する部分だった。 「いま、ここ」に集中する。 「引寄せの法則」シリーズでは何度も使われている言葉だった。 そして、それぞれの本にちょっとずつ含まれる真理の、その源流にこの本でやっと出会うことができた。 私が今まで読んできた成功哲学の本は、著者が自分の本にここの源流からとった原液を数滴たらしたに過ぎなかった。私はその数滴のスパイスにやみつきになって、しかし完全に満足することなく次々と新しい本を買い求めていった。 そしてついに出会ってしまった。間違って降りた駅の本屋で!! 源流にたどり着いても、私なんかでは原液をそのまま口にすることはできない。そこは、この本の著者がきちんと適切な分だけ希釈して、心理学のしの字すら知らない私も大変美味しく頂くことが出来た。 タイトルが若干安っぽいが、このある意味キャッチーなタイトルのお陰で私はこの本を手に取ることが出来た。

    0
    投稿日: 2014.03.20
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    自分に自信がない・嫌い、他人の目が気になる、という方におススメ。悩める青年が、哲人の語るアドラー心理学に基づく教えに触れるにつれて、人生を前向きに捉えられるようになる過程を対談形式で表現しています。自分にとっても視点が変わるポイントがあちこちに。これは、とっても面白かったです。子育てにも参考になります。ときどき読み返したいですね。

    0
    投稿日: 2014.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いままで自己啓発にハマっていた時期もあったけれど、アドラーのこの本を読めば十分だと思った。 物事をシンプルに見るというのはトレードをしている身としては極めたい所で、それを相場だけでなく人間関係にまで適用できるとは思っていなかった。 自分の課題か相手の課題かを判断する事。 自分の課題にだけフォーカスする事。 なにより、過去は現在に一切関係ないという切り口にガッと心をつかまれました。 今の自分が○○なのは学生時代に友達付き合いがヘタだったからだ、親が○○してくれなかったからだ、いい師と出会えなかったからだetc、今の不満を過去のせいにしたい方にぴったりの処方箋でした。

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    投稿日: 2014.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・人間の悩みは全て対人関係の悩み ・同じではないけど対等 ⚫️この人と一緒にいると、とても自由に振る舞えると思った時、愛を実感できる

    0
    投稿日: 2014.03.19
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    嫌われるように振る舞うということではなく、わざわざ好かれるために行動することはないということ。言うのは簡単だけど、実践する難しさ。勇気。こういう本は会話形式が一番わかりやすい。

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    投稿日: 2014.03.17
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    本書には啓蒙・宗教・哲学・科学の要素が含まれている。一つの事象を説明する際、方法によってそれら4つの大きな枠組みに区分けされるではないか、という感想を持った。 ここ数年は、過去(現状も厳密にいえば過去になる)のデータを分析し、傾向を一般化したり、将来を説明したりすることに関心を持っていた。しかし、アドラーはそうした決定論ではなく、今の目的を扱う目的論の立場に立っている。ある目的を達成するために、今の感情が規定される、という見方は新鮮だった。未来にある(と思われる)目的から今を眺めることで、その時々で意思決定・行動をとりやすくなるかもしれない。

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    投稿日: 2014.03.17
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    2020/2/13再読 自己受容、他者信頼、他者貢献 どうもこの青年の捻くれっぷりがすきになれんのよなあ。。笑 ————— 全く知らなかったですが、『道は開ける』のデール・カーネギーや、『7つの習慣』のスティーブン・コビーにも影響を与えたアルフレッド・アドラーの心理学を、哲人とだいぶ捻くれちゃっている青年(でも、ある意味、みんなが多かれ少なかれ感じているであろう劣等感や孤独感を強調した人)の対話を通じて理解させてくれる本です。

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    投稿日: 2014.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【文章】  とても読み易い 【気付き】  ★★★★★ 【ハマり】  ★★★★★ 【共感度】  ★★★★★ 読んでいて、自然と目から涙がこぼれてしまった。 小説以外の本で涙してしまったのは初めてであり、 涙してしまうとは思ってもいなかった。 それほど自分にとって、強い衝撃と共感を覚える内容だった。 内容もさることながら、装丁やデザインも素晴らしい。 ”アドラー心理学” 今までセミナー、書籍、メルマガ等いろいろな情報に手を出しつつ、 蓄積してきたマインドセットが、学問として体系化されていた事に驚いた。 サブタイトルにもあるように、まさに”自己啓発の源流”といえる内容であった。 心理学と銘うたれてはいるが、哲学に近いし、根本は仏教にも通じている。 本と出会うタイミングの重要さも実感させられた、 もっと前にこの本を読んでも、おそらくここまで感動する事はなかったように思う。 今後、何度も読み直したい本。 こうゆう本に出会えるからこそ読書はやめられない。と思えた一冊。 "幸福である事"の本質が本屋で簡単に手に入るとは、まったくもって良い時代だと思う。 ・原因論ではなく、目的論 ・自分の課題と他者の課題を分離する ・存在している事自体に価値がある

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    投稿日: 2014.03.17
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    まず、青年が頭悪すぎてショットガンで撃ち抜かれるべきだと思う。あと、これは心理学なのか? 科学なのか? 反証可能性… 人生訓としては悪くない。読むべき人は多数いる。だが、俺はどうも本能的にこれを身につけていたようで必要性は薄かった。しかし、NLPや啓発の原典となっているように怪しさはあるので盲信なさらないように。

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    投稿日: 2014.03.16
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    他者の課題に生きず、課題の分離をし、他者の存在に関心ももち、横の関係を築きながら、何に貢献できるかを考え、自分の選択を信じ、今を生きる… アドラー心理学を今をどう生きるか、教育関係者じゃなくても大きな気づきがある良書だと思う。 僕自身も多くの気づきがあった。購入して良かった!

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    投稿日: 2014.03.16
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    2014/3読了。 課題の分離をして、他人の課題には介入しない。 嫌われる勇気、自由とは他者から嫌われること。 仕事、交友、愛が対人関係における人生のタスク。 大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか。 自己受容、他者信頼、他者貢献。 人生とは点の連続で、連続する刹那。いま、ここを真剣に生きる。 後から何度か読み返すともっと腹落ちすると思います。

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    投稿日: 2014.03.15
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    すっかり、アドラー心理学のファンになってしまった。 対話形式が慣れない感じだったけど、心に響いた。読み終わった直後から、人からどう見られているかはわからないということを意識できていることに驚いた。その上で、できる貢献は最大やろうと思えていることにも。 どうやったって、誰かには嫌われるし、妬まれる。好きな自分でいたいと思う。

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    投稿日: 2014.03.14
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    「人生における最大の嘘、それは『いま、ここ』を生きないこと」ヨガの哲学とよく似ていた。もう一度読みたい。

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    投稿日: 2014.03.14
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    出張先で暇つぶしに読もうと買って読んだ本。。 帰りの新幹線で一気に読み終えました。 対話形式でページ数も少ないため、アドラーの考えの一部を限定的に取り上げてあるのかもしれませんが、それでも、わかりやすいために十分にアドラーの心理学に引き込まれました。 適当に買った本でここまで考え方や人生観を揺さぶられる本は初めてでした。

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    投稿日: 2014.03.12
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     人々は私の仲間である。   すべての対人関係を横の関係とする。誉めるのでもしかるのでもなく、横の関係に基づく援助「勇気づけ」を行う。  自分と他人のか課題を分離する。他人の課題に介入せず、自分の課題には介入させてはならない。  健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、理想の自分との比較から生まれるもの

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    投稿日: 2014.03.11
  • 生き方を考えさせられる一冊

    嫌われることを恐れない勇気、すべての悩みは対人関係の悩みである、他者の欲求を満たすために生きているのではない、など今までぼんやり思っていたようなことをクリアに気付きを与えてくれる。 アドラーのことは全く知りませんでしたが、読みやすいので一気に読めてしまう。振り返りいくつもの「哲人」が放つKeyワードをスマホにメモしました。 すべてを自分のものとして実践するのは難しいですが、理解という枠組みを超えて納得できる哲学です。 これからKeyワードを反芻して自分なりに幸せになるための「導きの星」を実践したいと思います。 読めば必ず考えさせられる損のない一冊です。

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    投稿日: 2014.03.10
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     アドラー心理学は、別名「個人心理学」とも「勇気の心理学」とも呼ばれています。  幸福も、不幸も、すべて自分が「どう見ているか」という主観がすべて。すべては、世界を直視する“勇気”を持つことができるかどうかにかかっている。  アドラーの思想は、僕らに「自分自身と真剣に向き合うこと」を容赦なく迫ってきます。  詳細なレビューはこちらです↓ http://maemuki-blog.com/?p=2365

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    投稿日: 2014.03.10
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    めも。 人生のタスク=対人関係 行動面 1 自立すること 2 社会と調和して暮らせること 心理面 1 わたしには能力がある、という意識 2 人々はわたしの仲間である、という意識 ⚫︎人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができる ⚫︎わたしはこの人になにを与えられるか? ⚫︎自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか ⚫︎人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ ⚫︎わたしが変われば、世界が変わる。わたし以外の誰も世界を変えてくれない ☆世界はシンプルであり、人生もまた同じである☆

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    投稿日: 2014.03.09
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    他者からの評価を気にしすぎる自分に突き刺さるような言葉が並んでいました。読み物として大変面白いのでサラサラ読めるかと思いますが、私の場合ページを捲る度に過去の自分の行動を見つめ直したので読了まで時間がかかりました。 今までが自己中心的であったこと、物事の価値を決める世界が狭すぎたこと、「変わらない」道を自ら選び苦しんでいること… 読み終わった後は僅かながら世界を見る視点が変わります。アドラー心理学を完全に理解するには今まで生きた年数の半分の時間がかかると本書で書かれている通り、読んだだけでは人は変わらない。生きていく中で「導きの星」を見失わずに、自分の為にもっと真剣になる勇気を持たねばと思いました。

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    投稿日: 2014.03.09
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    安藤美冬さんが2013年読んで1番良かった本!とおすすすめしているのを受けて読みました。 すごく考え方が変わるというか、今までの概念がぶち壊されて、すごい打ちのめされました。 あとの感想はブログにて http://ameblo.jp/aykpatoranran/entry-11787244063.html

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    投稿日: 2014.03.07
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    読書時間 3時間(読書日数 9日) フロイトやユングと並ぶ「心理学の三大巨頭」と言われるアルフレッド・アドラーが説いた思想を「青年」と「哲人」との対話形式により分かりやすく解説されている本。 「幸福とは何か」「勇気とは何か」について書かれている。 「目的論」という考え方には相当衝撃をうけた。つまり「こういう風にしたいから、こう考えている」という逆転の発想をしていることに違和感もあったし、なるほどとも思えた。 「全ての悩みは対人関係の悩みである」というのも、相当インパクトがあった。 他者貢献の話は何となくわかっていたつもりだったが、「他人がどう思おうと構わない。自分が貢献感さえあればいい」というのも凄い考え方ただと思った。そして「今この瞬間を真剣に生きていれば、過去も未来も関係がない。人生は刹那の連続である」という締めくくられている。 もう一度読み込みたい本の一冊となりそうだ。選択理論の本を読んだ時の衝撃にかなり近いものを感じることができた。

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    投稿日: 2014.03.03
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    タイトルが1番。 アドラー心理学の深い部分をうまく描写している…のに最後はいかにもな尻切れトンボで残念。しかしヒントは多い。 ⚫︎目的に沿って生きている。目的論。 ⚫︎大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか ⚫︎いまのライフスタイルをやめるという決心 ⚫︎口実を設けて人生のタスクを回避しようとする事態→人生の嘘→勇気の問題 ⚫︎課題の分離。選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か ⚫︎自由とは、他者から嫌われること ⚫︎他者からどう見られているかばかりを気にかける生き方こそ、自己中心的 ⚫︎より大きな共同体の声を聴け ⚫︎横の関係に基づく援助→勇気づけ ⚫︎幸福とは存在レベルでの貢献感 ⚫︎人生における最大の嘘、それはいま、ここを生きないこと ⚫︎他者に貢献するのだという導きの星

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    投稿日: 2014.03.02
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    2014年第一冊目に読んだ本 哲学を若者と年配の知識者の対話形式で物語が進む。 必ず2回目も読んでマスターしたいいい本だった。

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    投稿日: 2014.02.28
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    「Aだから、Bできない」という原因論から、「Bをしたくないから、Aというものをこしらえている」という目的論に変換すると、自分がいかに人生のタスクから逃避しているかまざまざと実感する。 目的論を軸とするアドラー心理学では「言い訳」は通用しない。

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    投稿日: 2014.02.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アドラー心理学の存在をこの本で初めて知った。 現在「常識」とされているものの考え方、見方を真っ向から否定するような、斬新な考え方だった。 原因論ではなく、目的論。 所有の心理学ではなく、使用の心理学。 承認欲求は必要なものではない。 劣等感は必ずしも悪ではないが、劣等コンプレックスは排除しなくてはいけない。 ほめてはいけない、また、叱ってもいけない。 自由とは、他者に嫌われることである。 など、今まで見聞きしてきたことの全てを覆すような考え方が多くみられた。 心理学とは、人の考えていることを読み取り、自分の都合のいいように誘導していくことを目的としているのだと思っていたが、アドラー心理学は、自分を変えるためのものであるという点でもとても興味深かった。実践することはかなり難しそうに思えるが、世の中の人全員がこれが出来れば世界は平和になるだろうと思う。 目的論に則った考え方は今の自分を的確に指し示しているようではっとした。 自分の価値観を変える本だったと思う。 対話形式で読みやすく、物語として読んでもかなり面白い。 アドラー心理学について扱った本をもっと読んでみたいと思う。 この本自体を全て噛み砕いて理解できたわけではないので、何度も読み返して自分の中に落とし込んでいきたい。 「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。」 「アドラーは、さまざまな口実を設けて人生のタスクを回避しようとする事態を指して、「人生の嘘」と呼びました。」

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    投稿日: 2014.02.25
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    Amazon、¥1575. 一気読み。やはり自分の生き方はこれでいいんだ、ということを再確認しました。ありがとうございます。

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    投稿日: 2014.02.24
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    アドラー心理学に関する書籍で非常にわかりやすく、勉強になる。認知行動療法を進める上でのヒントともなる面白い本だと思うが、読み終えてみると、納得し切れない部分もあり、少し不全感。

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    投稿日: 2014.02.23
  • 他人の評価を気にしない生き方!

    アドラー心理学の全体像が理解できます。哲人と青年の対話形式なので読みやすいです。 心理学や哲学は敷居が高く感じますが、本書は全くそんな感じはありませんでした。むしろ、日々の他者との関わり方や人生の捉え方、幸福とは何かといった誰もが悩む課題に対し、目的論から処方箋を示しています。 人生中盤に差し掛かり、これからの生き方に不安を感じ色んな書籍を読み漁ってきた最近の私にとって、勇気をくれた内容でした。 ひとつだけ残念なのは書籍名で、インパクト狙いとなるのは仕方ないですが、もっと他にいい選択肢があったのでは?と思います。

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    投稿日: 2014.02.23
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    2年前の自分がまさにここにいる! 当時の【変わりたい願望】が【変われる現実】になった部分、そのずっと疑問だったことが、文字として客観的に受け取れるので続きぐ気になってしかたがない!(≧∀≦)ノ(2014.2.20)

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    投稿日: 2014.02.21
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    タイトルに惹かれて読んでみたら、今まで知りかじってきた心理学とは、全く違うもの。 この本は、悩める(?)青年と今日からでも人は幸せになれると説く哲学者の会話方式で話は進んでいく。 時折、ボケとツッコミか?と思うところもあり最後まで一気に読めた。 読み終わった後、私の心に変化が起きた。一生、大切にしたい本の仲間入り。アドラー心理学、もっと勉強したい。

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    投稿日: 2014.02.20
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    「絶対達成」の横山氏がメルマガで2014年のベストセラー確定と大絶賛していたので読んでみました。帯は小説家の伊坂氏で泣いたと書いていたので読む前から一層期待が高まりました。 内容はAmazonの点数、レビュー通りに素晴らしく、世の中の自己啓発書の中で1冊を選ぶならこの1冊です。個人的には他の書籍は手段をこねくり回して商品にしている印象ですが、対照的に本書はできるだけシンプルにわかりやすく書かれています。シンプルだからこそ厳しい言葉としてグサリときたり、強い反発を覚える箇所もあると思いますが、私自身は書籍や経験から大切にしたいと考えていたものが整理、補完されてとても良かったです。 アドラーはフロイト、ユングと並ぶ有名な心理学者のようですが、日本での知名度はそこまで高くありません。著者の岸見氏はアドラー心理学に関する書籍を過去にも出していますが、そこまで売れていなかったのではないでしょうか(推測)。本書の大ヒットは哲人と青年の対話によるストーリーで構成したことが一番のポイントだと思います。共著の古賀氏が加わったことが大きいと感じます。 できる限り多くの人が本書を通して「岸見アドラー心理学」に触れてもらえたらいいな、と思います。

    0
    投稿日: 2014.02.20
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    あなたは今、満足していますか? あなたは今、幸せですか? その現状によって、どんな目的を達成していますか? 結果には原因がある。 がしかし、どのような結果であれ、自分の目的を達成しているのだ! 学問で習ういわゆる科学的考え方にまっこうからメスを入れ、哲学とアドラー心理学を元に織りなす 「人は変われる」と信じる哲人と変わりたいと望みながらも「人は変われない」と主張する青年の対話は臨場感がつたわり、納得の一品。

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    投稿日: 2014.02.19
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    アドラー心理学の岸見版。フロイト系よりはるかに健全で為になる。 そのものとして読んだのは初めてだが、考え方にはかなり馴染みがあった。飛躍がありすぎたり、説得が不十分に思えて突っ込みたくなること多数だが、言いたいことの趣旨は首肯できる。 世界のフラット化を究極の理想としたところには無理と同時にインパクトがある。一定の上下関係はどんな社会にもあり、そこを完全無視するのは極論だと思うけど、八割くらいはこれでいいのかな。

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    投稿日: 2014.02.18
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    今一番勧めたい本。 ぎくりとしたり、もやっとしたりしながら読んだ。 実践したい。 ときどき読み返さなくちゃいけない。

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    投稿日: 2014.02.16
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    心理学の三大巨頭(フロイト、ユング、アドラー)が掲げる心理学のうち、アドラー心理学について、哲学者と学生との問答形式で説明する本。内容としては、半分は分かって、半分は分からないといったところ。「自分のタスク」と「他人のタスク」を切り分けて、「他人のタスク」に干渉しないことで、対人関係の悩みを無効化する、というのはよく分かった。一方、「他者信頼」「他者貢献」の話は、世の中のビジネス書や自己啓発書にも溢れているいるし、道徳的には間違いなく正しいんだろうけど、人間心理に対して設定された前提条件があまりにも理想的すぎるのではないかという気がする。

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    投稿日: 2014.02.16
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    アドラー心理学の教えを凝縮した一冊だそうです。人間は変われない、自分は不幸であると考える青年と、人間は変われるし、幸福になるには勇気が必要と説く哲学者との対話を通じて、その思想をわかりやすく読み取ることができる。時に、怒りをぶつける青年に、友人と呼びかけ、淡々とかつ、力強く思想を語る哲学者。自分の価値や、生きる意味を見出す結末は、小説のような感動も生む。自分を変えることはよりよく生きるためにも世界を変えるためにも、唯一の方法だということのようだ。細かいキーワードから繰り返し読むと、更にアドラー心理学への理解が深まると思う。

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    投稿日: 2014.02.16
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    人は変われないんじゃない、 「変わらないでいよう」と自分で決めているだけ。 序盤からグサグサ刺さりすぎて後半の理解が追いつかなかった。 読み返しながら、少しずつ理解していきたいと思う。 自分から周りに働きかけ、貢献できたと感じることが大事。 他者からの評価は関係なく。

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    投稿日: 2014.02.16
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    [関連リンク] 承認欲求を満たそうとするのは何故いけないのか?〜書評「嫌われる勇気」by岸見一郎、古賀史健〜 | jMatsuzaki: http://jmatsuzaki.com/archives/12105

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    投稿日: 2014.02.14
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    アドラー心理学の考えを対話形式で説明。 嫌われることを恐れず、他者の課題を切り捨てて、 自分が最善と思ったことを実行し、 過去に起こった事を原因ではなく、 出来ない理由を作るための目的とし、 未来の目標のためでなく現在の課題に取り組む という生き方を推奨している。 プラトンの著作を意識しており、 相手を論破するという目的の青年に対して、 哲人が逐一反論していくという形式を取っており、 説得力が有って考え方が頭に入りやすい。

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    投稿日: 2014.02.09
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    読んでよかったと思える本だった。 本棚にならべ、何かあったときに読み返す本になると思う。 劣等感とコンプレックスは厳密には違うと言う事に驚いた。自分の中の劣等コンプレックスを解消していければいいな、と思った。

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    投稿日: 2014.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青年と哲学者の会話で構成されているので、とても読みやすい。 しつこいほど疑い深く悲観的な青年が、読者の心の声を代弁してくれるので、納得感がある。 原因論の否定は、自分にはしっくりきた。 漫画の原作にしても面白いかも。文章が多すぎるか。 岸見先生の入門書の方も読んでみようかな。   勇気を持つには? 「人は、自分には勝ちがあると思えたときにだけ、勇気を持てる」。 愛とは? 「劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。ほんとうの愛とは、そういうことです。」 幸福とは? 「貢献感である。」 存在のレベルで考えれば、人は誰でも役に立っているから、誰かの役に立っていると感じることができれば、誰でも幸福になれる。 しかし、そのための手段として、他者からの承認を求めてしまうと、自己受容や他者貢献ができない。

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    投稿日: 2014.02.05
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    「泣いた」という伊坂幸太郎の帯に惹かれて。アドラー心理学の解説。考えは「七つの習慣」などクラシックなライフハック本に通底する。自己への執着から他者への関心への転換は「愛のキャラバン」でも言及有。しかし言うは易し。比較無しの自己肯定には強靭な力が必要。 再読。どこかで使いたくなる名台詞が多いが、納得できても実行体得は難しい。意識の中で上下関係から解放されている人がどの程度いるのだろう。しかし「課題の分離」(自分がコントロールできない事柄は潔く諦める…ようなスタンス)という概念は、どのシーンでも必ず役立つ。

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    投稿日: 2014.02.03
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    他者の目を気にするな、 嫌われていい、自分を生きろ、いまを生きろと、 それこそが幸福だと、ひたすら説いている。 貢献感 = 幸せ

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    投稿日: 2014.02.02
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    他人の人生は生きない。今、この瞬間を大事にする。誰かに何かで貢献することで、自分の存在意義を見出す。 実践できることからやろうと思った。

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    投稿日: 2014.02.01
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    アルフレッド•アドラーの考え方を、青年と哲人の対話であきらかにするという趣向の本である。 そもそもアルフレッド•アドラーの言いたいことが一般的に考えられているであろうことから極端に外れているので、一方的に説明されてもうまく頭に入らないだろう。何が違うのか、どこが特徴なのかを、あたかもよく出来たFAQのごとく整理して提示することで積極性を増している。 とはいえこの本は読む人を選ぶだろう。半年前に出会ったとしてここまで腑に落ちることはきっと無かったと思う。きっと評価も低かっただろう。 カバーの記述を見るとこの本は様々なメンターに影響を与えている。つまり彼らの書やその彼らを敬愛する人の書いたものは、アルフレッド•アドラーの劣化コピーに過ぎないと言える。 最近この手の本を読んでいるとど真ん中が抜けているような感じがしていた。この本を読んで分かったのは中心にはアルフレッド•アドラーがいたのである。 しかし、いきなり彼の考えを肯定することは出来ない。つまり薄まった劣化コピーから徐々に慣れる必要があったのだと思う。今日読んだのは運命すら感じる。 『すべての悩みは「対人関係の悩み」である』は至言である。また、今に焦点を当てるにスポットライトという記載があった。Macのアレを思い出したのだが、ああいうプロダクトを生み出したスティーブ•ジョブズもアルフレッド•アドラーのことを理解していたのではないかと深読みした。それもまた楽しいことだ。

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    投稿日: 2014.02.01
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    皆様が書かれている「すごい本」という言葉の意味が分かる。 まだまだ、感想を書くまでの理解はしていないのだとは思いますが、 ただ単純に、 『何度も繰り返して読んでしまっている一冊』に なるんだろうと読み終わった瞬間の心境。

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    投稿日: 2014.02.01
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    たなぼた。 幸せとは貢献感。 たしかに、あの人のために自分が何ができるかを考え、勇気をもって行動し、喜んでくれたなら、嬉しくなる。 わたしと、あなたで共同体は成立する。 わたしと空でも共同体は成立する。 わたしと●●を一つでも増やせることが、大切と思える

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    投稿日: 2014.01.31
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    自己啓発本の類は年齢的に手遅れを知るといった結果が残念なので避けている。それでも引っかかるものがあったので購入。 対話形式がこそばゆかったがなんとか読み切ったという感じ。 自分が抱えている問題部分に当てはめて考えるのが正しい用法なのかも。 それなりに興味深かったが、しっくりこないのは理解が浅いからかもしれない。キンドル版。

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    投稿日: 2014.01.28
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    なかなか挑発的なタイトルだが中身はいたってまとも アドラーの心理学をわかりやすく記載 対話形式なのも読みやすくていいところ 内容は非常に実践的な哲学のような印象を受ける 学術的な心理学書の内容より遙かに共感できる内容

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    投稿日: 2014.01.27
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    『目的论』可说明手首切割的理由。个人心理学又アドラー心理学、by Alfred Adler。 An inferiority complex or a superiority complex?

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    投稿日: 2014.01.26
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    評価は★3ですが、これは自分が理解しきれていないからというのが大きい。 承認欲求を否定しつつ他者貢献が大事だと説く。 自分の問題には人を立ち入らせない、人の問題にも立ち入らない。→でも他者貢献は大事らしい。 見返りを求めるなってことらしいのですが、上記の違いがまだ良くわかっていません。 分からなかったなりに、納得したところもあり。 自分は他者の期待を埋めるために生きているわけではない(逆もまた然り)。→ちょっとゲシュタルトの祈りを思い出した。 人に見返りを求めるから、誰かに手を貸した時に、予想通りの反応が返ってこなかったり拒否されると、悲しくなったり怒りを覚えたり自分の価値が無いと思ってしまったりするのかと。 自己他者分離がうまくいっていない自分にはちょっと耳が痛い。 この本は、全編教師役の「哲人」と生徒役の「青年」の問答で進められる。上記の分かりづらかったところを、もう少し青年にツッコんで聞いてもらいたかったところです。もう1回読むか…。

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    投稿日: 2014.01.21
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    今の自分が病んでいる(気持ちが)からか、納得しながら読むことができた。やはり、本はタイミングなのだと思う。 中身は考えさせられることが多く、これからも何回か読み直していきたい。

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    投稿日: 2014.01.13
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    アドラー心理学の入門書。アドラーはフロイト、ユングと並ぶ三大巨頭のひとり。カーネギー、コヴィーもアドラーの思想に影響を受けている。 まるきり新しく聞く思想ではないのだけれど、読んでいて胸が痛くなる。真理は胸に痛い。笑 哲学。アカウンタビリティ。 以下、備忘録。 ・トラウマは存在しない ・あなたの不幸はあなたが選んだもの ・劣等感は「主観的な解釈」 ・お前の顔を気にしているのはお前だけ ・承認欲求を否定する ・「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない ・他他者の課題を切り捨てよ ・自己への執着を他人への関心に切り替える ・叱ってはいけない、褒めてもいけない ・人生とは、連続する刹那である ・人はいま、この瞬間から幸せになることができる ソクラテスは自身の手による著作を残さなかった。アドラーもそれに近い。学びは対話の中にこそ生まれる。

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    投稿日: 2014.01.13
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    読む価値のある本だとは思うのですが、どうも違和感が拭いきれません。 「われわれは原因論の住人であり続けるかぎり、一歩も前に進めません」(目的論) 「他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない」(課題の分離) という内容は頷けるものであり、私にとって新しい切り口でもありました。 しかし、課題の分離は対人関係の出発点であり、ゴールは共同体感覚であるとした後半の内容にはどうも頷けません。 「わたしはこの人になにを与えられるか?」を考えることは、他者の課題に介入することと本質的に異なると言い切れるのでしょうか?評価と感謝も、本質的に異なるものとは私には思われません。 「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく」というアドラーの答えや、「他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけない」他者信頼は、あまりに現実離れしていないでしょうか? 私にはそこまで他者貢献に重きを置いて生きていくことなど、できそうにありません。そこまで達観できれば幸福感が得られるのだとしても。そして、それが自分の選択であるとしても。 「計画的な人生など、それが必要か不必要かという以前に、不可能」 「過去にどんなことがあったかなど、あなたの『いま、ここ』にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど『いま、ここ』で考える問題ではない」 「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」 というのも至極頷けるのですが、他者貢献が「導きの星」であるとの主張は、あたかも他者貢献なるものによって眩惑されよ、と言われているように受け止めてしまいます。私もこの本の青年同様、相当にひねくれているのでしょうが。 私を導く星は、当分まだ見つけられそうにありません。

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    投稿日: 2014.01.05
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    140104 今回、初めてアドラー心理学の本を読んだけど、これまでの考え方を変えるような考え方も多かった。 一度ですべてを理解することはなかなか大変だったので、また少しずつ落とし込んでいければと。 ただ、実際に行動に移すのは、更に大変だなと。 特に、「嫌われる勇気」については、意識したいところ。 折りをみて読み返したい一冊です。

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    投稿日: 2014.01.04
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    アドラー先生の言葉は思い当たる節ばっかり。 今こうなってるのは自分のせい。リスクとる勇気がなかったんだよな。 強く思い、踏み出さないと、このまま何も変わらない。 承認欲求に振り回されずに、意味のあることをしたい。

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    投稿日: 2014.01.04
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    発想の転換である。生き辛さの原因は全て人間関係であるという論理は一見乱暴のように感じるけれど、本書を読み進めると非常に納得感のある論理であることが理解できる。 人生とは自分の心も持ちようによって決まるものであり、辛く、生かされていると感じられるのは、勇気が足りないからであるという著者の論理は平易かつ明快だ。もっと早く出会っていればと悔やまれる限りだが、これからの人生が楽しくなるようで、何とも爽快な読後感を感じる。

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    投稿日: 2014.01.03
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    心理学や哲学の抽象的な話は苦手意識があるため、最後まで読み通す自信がなかったのですが、面白くて一気に読んでしまいました。 読み物として純粋に面白いです。 私は、女性同士の分裂や対立、そしてその下にある比較や劣等感といったことを問題意識としてもっていますが、そういった意味でもこのアドラー心理学は使える、と思いました。 アドラーのいう目的論(自分が不幸と感じるのは自らの手で「不幸であること」を選んだから)や承認欲求の否定に対しては、きちんと読まないと自己責任論的な見え方がしてしまいそうな気もしました。 しかし、一見相対するような概念である「共同体感覚」や「他者貢献」が終盤で紹介されたため、腑に落ちました。 もう一度読み込んで、自分のものにしたいと思います。 ちなみに、いちばん響いた言葉は 「われわれに必要なのは交換ではなく、更新」

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    投稿日: 2014.01.02
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    「変われない」のは「変わらない」ことを自分で選択しているから。 「過去に経験したこと(例えばトラウマ)が現在の自分を形作る」というフロイト的な原因論ではなく、アドラーは「自分の生き方や性格・行動はすべて何らかの目的を持って自分自身で選択している」という「目的論」で自分自身をとらえる。自分の生き方を変えたいのならば自分で違う目的を選択すればいい。 自分を変えれば、自分から見える世界が変わる。自分が変わるかどうか、自分がどんな人生を選択していくかは自分の課題である。………それがものすごく難しいんだけどなあ。 「変えられることを変える勇気」、「幸せになる勇気」を持ちたい。 これまでに聞いたことのある思想や言葉と同じ考え方もあれば、今まで聞いたことのないまったく新しい考え方もあり、耳が痛くもあり新鮮でもありおもしろかった。「青年」と「哲人」の対話形式をとっているので、平易な言葉で分かりやすいのも入門として良かった。(この青年が「そんなこと言われても、でも…」という感情をすべて論理的に代弁してくれる) アドラー心理学の他の本も読んで学んでみたいと感じた。

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    投稿日: 2014.01.02
  • 対話形式で読み進めやすい

    自己啓発関連の書籍が好きで、あるときアドラー心理学というものを知りました。アドラー心理学に関しては基礎知識を3時間ほど学んだ程度の知識レベルで本書を読んでいます。 私が初めてアドラー心理学に出会ったときに感じた疑問と同じようなものを、本書の中に登場する青年が哲学者にぶつけます。 哲学者が、ときに優しく、ときに厳しく青年に語りかける様子に、アドラー心理学の特徴が非常にわかりやすく表現されていると感じました。アドラー心理学に対する理解を深めるために非常に参考になりました。

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    投稿日: 2013.12.31
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    心理学三大巨頭の一人、アルフレッド・アドラーの思想について書かれた対話形式の本。師走最後の一冊としては大変読み応えのあるそんな一冊だった。 人間が生きていく以上、否が応でも他者との関係なしにはいられない。その点に関してアドラーは、「自由とは他者から嫌われること」であると言い、課題を自己と他者に分け、他者の課題については最終的な決定者が他者であり、そこに自己の介入する期待・願望は不要であると説いている。であるからこそ、自分は自己の課題についてのみ考えることができ、自己の幸せを定義することによって、主観的にそこへと到達することができるのだと言える。 また、共同体への参加についても同じような考えから、自己と他者を切り離し、自己の貢献感によって、価値や意味をそこに付け加えることが可能となる。 思うに、他者は自分が思うほど、自分に関心があるわけでもなく、最終的な結果や責任についても自分が負わなければならない以上、もう少し自分本位に生きてもいいのではないだろうか。私自身も、これまでは他者への期待・願望を意識しすぎていた気もするので、この本を読み、少し肩の力を抜きながら課題を分けて捉えた上で、必要以上に執着しすぎないようにしたいものである。

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    投稿日: 2013.12.31
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    アドラー心理学によるトラウマの否定、人は存在しているだけで幸福など普段の考え方から一歩外へ踏み出させてくれる一冊。自分軸で生きる自由と他者貢献という一見相反する要素を自己と他者の課題の分離と、対人関係の悩みは過去の因果関係に起因せず、すべて目的から自己の在り方を選ぶ考え方で解決できるという。度々繰り返される'勇気'というフレーズも心に響く。

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    投稿日: 2013.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになる 自分を変えることができるのは、自分しかいない 他者の課題を切り捨てよ 自分の人生において、自分にできることは、自分の信じる最善の道を選ぶこと、それだけである。一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか、は、それは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話である。 他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。 自由とは、他者から嫌われること。 自由とは組織からの解放だ、と思っている人が多い。違う。 例え、組織を飛び出したところで、本当の自由は得られない。 他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。つまり自由にはなれない。 多くの人は、対人関係のカードは他者が握っていると思っている。だからこそ、「あの人は自分のことをどう思っているんだろう?」と気になるし、他者の希望を満たすような生き方をしてしまう。でも、課題の分離が理解できれば、すべてのカードは自分が握っていることに気が付くでしょう。

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    投稿日: 2013.12.28