
総合評価
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powered by ブクログ2025.11.06 姫川シリーズはキャラクターの造形が楽しいので、それだけでも楽しめる。それに本作では、ミステリというか謎解きとしても伏線の張り方が巧みなので最後にアッと言わされます。
7投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログオーディブルにて。 ストロベリーナイトに続き2作目も耳読した。登場人物が多くて紙で読み直したいと思った。
0投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
姫川シリーズ2作目 残された手首と大量出血、死体なき殺人事件 当然ああアレか?と思ったらDNA鑑定で一致確認 うーん、そう上手く行くものかね? 保険金狙いの自殺無理強い?がテーマ 途中で犯人がそれと知れずに出てくるのは上手い 日下の家庭の話(子供のイジメ) 日下と勝俣(ガンテツ)の過去の因縁などチラリ 菊田は相変わらず影が薄い
0投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ警察小説の姫川シリーズの第2弾。前作と同様にそんなに堅苦しい物ではなく、本格的でないわけではないが、軽いコメディのノリのある小説。いかにも映像化を意識しているような描写についてはあまり好きではないが、ストーリーはなかなか良かった。動機や展開等等は納得がいくものだった。
4投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ姫川玲子シリーズの第2作目。 展開は予想できるが、テンポよく描かれていて読みやすい。「父性」の愛と姫川のちょっとしたツッコミが良い。
26投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
序盤に出てきたホームレスらしき人物がまさかまさかのってラストは驚きましたし、バラバラの死体は落ちこぼれヤクザと思ってたのでこれまたやられました。 さすが面白いですね!姫川と菊田、日下のキャラも立っていて凄く良かったですね。 インビジブルレインも楽しみだ!
0投稿日: 2025.07.17
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ2作目。 今回も引き続きおもしろかったです。 テンポの良い展開で、一度読み始めたら止まりません。 あのシーンも伏線だったんだ!という場面がいくつもあり、伏線が巧妙に組み込まれています… 好きなシリーズがまたひとつ増えて嬉しいです。 日下さん良い人じゃないか… 姫川は生理的に好きにはなれないと言っているけど、 いつか絶対力になってくれる…!そんな予感がしました。 それにしても、ここまで読んで菊田の良さがわからず 姫川はどうして菊田を好きになったのか、この先描かれますか?笑
25投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ「ストロベリーナイト」に続く姫川玲子シリーズ第二弾。 前作ほどのグロさはなく、あっという間に物語に引き込まれていきます。 どちらかというと、せつない。 他に方法があったんじゃないかとも思うんだけど、なんともやり切れない。
4投稿日: 2025.04.21
powered by ブクログ姫川 玲子ら捜査一課の刑事達が捜査を進めていく事件、バラバラ遺体が河川敷から発見、又大工職人の高岡のガレージから見つかった手首。 河川敷の遺体と手首はDNA鑑定で同一人物のものだと決定付けられるが、そこにはある謎、いや疑問が残る。何かが引っかかると姫川は迷走するが終盤を迎ええると。 ある男の人生をかけた償いドラマが。 この作者の作品は奥深い! 人それぞれに抱える問題、人には言えない事。 それが殺人に変えてしまう。 とても考えさせられた!
1投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ二作目。 前作では勝俣がキーパーソンとなっていたけど、今回は日下というこれまた姫川と相性の悪い刑事が活躍する。 そういった脇役のサブストーリーがあるのも魅力の一つだと思った。 今回の犯人にはかなり同情してしまうところがあった。 だからといって人を殺していいわけがはないけれど。 親として考えさせられる内容だったと思う。
27投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログ著者、誉田哲也さん(1969~)の作品、ブクログ登録は5冊目になります。 本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 多摩川土手に放置された車両から、血塗れの左手首が発見された!近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。死体なき殺人事件として捜査が開始された。遺体はどこに?なぜ手首だけが残されていたのか?姫川玲子ら捜査一課の刑事たちが捜査を進める中、驚くべき事実が次々と浮かび上がるー。シリーズ第二弾。 ---引用終了 本作は、「姫川玲子シリーズ」第2弾になりますので、 今まで読んだ「姫川玲子シリーズ」をまとめておきます。 ・第1作 ストロベリーナイト (2006年刊) ・第2作 ソウルケイジ (2007年刊) ・第4作 インビジブルレイン (2009年刊) ・第5作 感染遊戯 (2011年刊) ・第6作 ブルーマーダー (2012年刊)
52投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ2作目。 今回は1作目ほどのスリリングさはありませんでしたが、心にずっしりとくる事件でした。 このシリーズは、犯人捜査の過程ももちろんおもしろいのですが、登場する各刑事の人間性も細かく描かれていて、途中途中その刑事同士のやりとりで何度も笑わされもしました。 こんな警察小説はなかなかないので、それもこのシリーズの魅力です。
1投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ2作目。安定の面白さです。 左手だけが見つかり、その後胴体が発見される。捜査は難航するが、後半どんどん進んでいく、 父性の想いが全ての事件の鍵となる。登場人物が丁寧に書かれているので、たぶんシリーズを続けて読むとグッと面白さが増すんじゃないかなと思ってます。
26投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
姫川シリーズ2作目。 進み方としては三島が犯人なんじゃないかなと思わせるミスリードな展開。 壮絶な人生を歩み歯車の狂った物語。 一つの弱みを隠していると、どんどん関係者が増えてくると隠しきれなくなってくる。 これ、胴体捨ててなかったら完全犯罪だったのでは。 姫川と日下は良いペア。 今回はこの2人がメイン。 菊田パートは個人的には不要。 三島は今後どうやって生きていくのか。 終盤の方になると犯人も被害者も分かってくるのだが、書き方が上手なのか最後までハラハラして読めました。
17投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログ冒頭から「これは重い展開になるぞ」と予想していたものの、まさか泣く羽目になるとは。 発見されたのは左手のみ。 DNA鑑定の結果、それは“高岡賢一”という男のものであると判明する。 なんとなくこうかな、とは思っていた。 それでも、いざ真相を知らされると心臓がキュッとなる。 面白くて悲しい物語だった。 前作のガンテツに続き、日下も好きになりそう。 あと、タイトルのSoul Cageって何だ? そのまま“魂の檻”なら〈肉体〉といえるし、“魂を縛る何か”という意味なら〈約束〉や〈絆〉〈父性〉を表してるのかもしれないな。
6投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログシリーズ2作目。多摩川土手に路駐してあった車から男性のものらしき左手が発見される。本庁からは姫川班と日下班が捜査にあたることとなり、帳場のたった蒲田署に向かうと何故かまた井岡に遭遇。不自然な異動に嫌悪感を隠せない姫川と菊田だった…。あー笑っちゃう、井岡の存在が濃い。言動は鬱陶しいけどなんだかんだ姫川の相棒として役に立ってるんだよね。今作では姫川の天敵・日下の視点でも多くページが割かれ、刑事としての有能さや家族への愛情を知る。なんだぁ良い人じゃん!事件の風向きは終盤で急激に変化し遣り切れない展開に…。
4投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログ子供を想う訳ありお父さんの切ない話し。ソールケージというタイトルはスティングのアルバム名からと思いますが、ネットで言われている刑事魂とかけているというのはどうかなぁ。 今泉さん、日下さんなど脇を固める人たちがいいです。
2投稿日: 2024.12.11
powered by ブクログ姫川シリーズは『ルージュ』まで既読だが、今作が一番普通でまともかもしれない。トリックはぶっ飛んではいるものの、そこに目を瞑れば現実にも起こりそうな事件。贖罪や実の息子の代わりとしての愛だったとしても、その愛情の深さに敬服する。ただ、他にも多くの方が書かれているが、菊田が拗ねて姫川が機嫌直しのためにキスをする(職場で)シーンが本当に陳腐で不快。日下を嫌う理由も然り。このような姫川の若い女性らしさが、リアルで魅力の一つなのかもしれないが。姫川を好ましく思われる読者は少なそうな一方で、こんなに人気があるのも不思議。
3投稿日: 2024.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマは、男社会である警察署内での軋轢や過去のトラウマからくるPTSDも描かれつつ、あくまでメインは父性が引き起こす悲劇であり、陰鬱さとやるせなさが後を引く良いものだったが、原作の方は、全面に押し出された姫川のアクの強さにテーマがすっかり霞み、辟易した。原作よりもずっとドラマのほうがいいって珍しい。評価はドラマと比べて。 女扱いされることを嫌い、過剰な負けん気を発揮しつつ、ルールから逸脱した行動は”姫だから仕方ない”、的周囲の甘さにしっかり乗っかる。取ってつけたような菊田との恋愛模様もなんだかこっ恥ずかしいだけで要らない。 日下の、予断を許さず状況や物証を重視し、積み上げて真相に辿りつく捜査は、冤罪を生まないためにも正しい手法であるのに、それをあからさまに軽んじ、功名心にはやるばかりに、イライラと聞き流す態度はとても不快。そして、直感に任せた捜査手法を誇る割に、捜査の初期段階、犯人と相対していながら先立つ嫌悪感におざなりの聞き込みで終わった結果、みすみす取り逃し、死に至らしめることになる。さらには、そこに反省も罪悪感も抱かない。 COACHのバッグやバーバリーのトレンチコートを愛用する長身の美人が、クールに男顔負けのタフさで直感を信じて突っ走る、わかりやすい中二病的格好良さばかりがあげつらわれ、人間的魅力が絶対的に欠けている。
8投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログ父子愛に溢れていた。血が繋がっていなくても親子の愛はあるんだなぁと思う。他に方法はなかったのかなぁとスッキリしない話だった。姫川の性格が好き。でも、菊田の性格が微妙。。癖強の井岡と國奥が好き。次はシンメトリー٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
21投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログミステリーにおいては、警察は無能なことが多いですが、警察小説においてはそんなことはありません。 地道な捜査で、一歩ずつ真相に近づいていくのは、推理小説とは違った面白さがあります。 そして、今作も個性豊かな刑事たちが登場します。
10投稿日: 2024.11.06
powered by ブクログ一作目の方が面白かった。 相変わらずエグい描写あり。静の日下より、動のガンテツの方が魅力的だったな。
2投稿日: 2024.10.26
powered by ブクログ途中までは予想しやすい展開でしたが、最後の最後は全くの予想外で悲しい事件でした。 そして菊田ってこんなナヨナヨしたキャラでしたか…? 過去にドラマを少し見ただけなので、私が勝手に理想の菊田を作り出してるだけなのしれませんが、これじゃ井岡に玲子ちゃん取られちゃうよ!
2投稿日: 2024.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
姫川玲子シリーズ2作目。 最後まで読むと沢山伏線があって凄すぎる。 後半の少しだけだけどグロいというか工程の話が 高岡と耕介の出会いの時の10万円が気になって耕介が高岡殺したとかかなとか思ったら全然違った。 冒頭のシナリオからヤクザ絡みの雰囲気もあったけど。 話を聞いたホームレスのセリフがなんか変な余韻があったけどラストでそれが高岡だったことに驚かされた。近くのホームレス達がバーベキューをして盛り上がってというのも引っかかっていたけど真相までは分からなかった。 高岡が実は内藤だったという展開は驚きすぎる君江さんはなんか関係あるんだろうなと思ったし、高岡が耕介に罪滅ぼしとかそのくらいの年齢の子がみたいなセリフがあったから何かあると思ったけど読み進めていくうちに忘れちゃうんだよね。 姫川と菊田のキス。お互い好きなのに進展しなくてむず痒い。 井岡に嫉妬して機嫌悪い菊田結構可愛い。 父性がメイン。 高岡が自分の左手を自分自身で切る描写が凄かった。気持ち悪くなるぐらい生々しいのと高岡の覚悟が感じられて苦しくなった。 近寄り難い雰囲気の日下に奥さんと息子がいて、息子のいじめで悩んでいたり何かあった時はすぐ帰ったりしている姿が分かって好きになった。なんか不器用だけどいい人。 ⚪登場人物 ・三島忠治 三島耕介の父。 ・戸部さん、戸部真樹夫 木下興業の総務係長。母親は戸部由子で田嶋正勝の元愛人。本当の母親は小川美雪との説もある。 ・三島耕介 小学生5年生の時に父親が建設中のマンションから落ち死ぬ。 現在20歳。 ・益岡先生 耕介の担任教師。 ・高岡賢一 三島忠治の友達を名乗る人物。 左手のみ発見される。43歳。 ・姫川玲子 ・菊田和男 ・石蔵保 ・湯田康平 ・葉山則之 大塚の後釜。 ・今泉春男 ・勝俣健作 ・井岡博満 ・國奥定之助 ・日下 芳秀という14歳の息子がいる。妻は紀子。 ・遠山 日下班の巡査部長刑事。 ・溝口 ・新庄 ・糸井 ・イワタトシミツ 巡査長。 ・タナカヒデオ 警部補。 ・阿藤 蒲田署巡査部長。 ・吉野 蒲田署巡査長。 ・里村丈彦 42歳。蒲田署巡査部長。 ・田山晋助 70代男性。 ・飯塚武士 ホームレス。 ・中村 蒲田署署長。 ・宮川 捜査一課理事官。 ・橋爪 管理官。 ・川田 蒲田署刑事課長。 ・石津 刑事部鑑識課。 ・峰尾 本部鑑識課巡査部長。 ・森井 本部鑑識課巡査部長。 ・谷本 蒲田署刑事課強行犯係長。 ・タナカヒデユキ ガレージ隣の賃借人。32歳。郵便局員。父は68歳でタナカマサユキ、母は71歳でシズコ。2つ上の姉にメグミ。 ・石川明夫 22歳。放置車両を目撃。 ・前川博 74歳。 ・中川美智子 19歳。美容専門学校の学生でファミリーレストランの店員。三島の恋人。父の中川信郎が木下興業の現場で転落死する。 ・浩樹 三島がいた児童養護施設にいた生徒。 ・斎藤 ロイヤルダイナーのマネージャー。 ・清水則子 品川慈徳学園園長。 ・栗原充 中林建設の総務部長。 ・田嶋利勝 指定暴力団田嶋組の初代組長田嶋正勝の弟。 ・小川(田嶋)美雪 利勝の娘で小川通夫の妻。小川道夫は株式会社ゼルを作る。 ・小川愛子 小川美雪の娘。 ・中林辰夫 中林建築事務所株式会社の代表取締役。 ・井川 三島の同僚。 ・鈴木太一 鈴木不動産販売の社長。 ・内藤君江 49歳。高岡の死亡保険金受け取り手の1人。 ・内藤雄太 18歳。内藤君江の甥っ子。両親に内藤和敏、麻子。 ・木下 木下興業 ・矢代、川上、仁木、伊藤 木下興業の社員。 ・沢井雄司 38歳。高岡屋の二軒先の蕎麦屋の息子。 ・有田麗子 何者かに刺され死亡。葉山が目撃。 ・尾関、古田、橋本 新聞記者。 ・槙原武夫 警視庁組織犯罪対策部第四課の主任警部補。 ・久保田 刑事部捜査二課の警部補。 ・小林実夏子 戸部の女。
2投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログストロベリーナイトに比べてグロ描写は少なめ。国奥先生と姫、菊田と姫の関係性が、さっぱりしてるように見えて、お互い信頼してるからこその掛け合いが癖になる程好き。新人ノリを含め姫川班をまとめ上げる姫がかっこい良い。
3投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログ他の人の感想にもありますが、たしかにグロいですね。でも引き込まれます。 そもこもこのシリーズを読もうと思ったきっかけが、妻の「面白いよ」という一言。 うん、確かに面白い。だが、事あるごとに「どう?どう?」と聞かれそれを認めたくない自分がいる。 そして続編を買ってきているため読むであろう。
19投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログ今作もなかなかのグロい表現がありましたが、、、 事件の解決だけでなく、人と人との関係についてもとても面白く、涙が出る部分もありました、 姫川シリーズ、大好きです。 もう実写はないのかと思うとすこし悲しくなったり。
3投稿日: 2024.06.21
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ3冊目。描写のエグさは鳥肌モノで目を背けたくなるが臨場感とリアリティに引き込まれてしまう。当分このシリーズから抜け出せそうにありません。
3投稿日: 2024.05.23
powered by ブクログ前作につづき想像すると悪寒がする様な表現もあるが、引きこまれる内容だった。 途中に、直接的には事件に関係のない話(恋愛話や過去の話、家庭環境など)の語りがいらない気がするが、次回作以降に活きてくると信じたい。
3投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログ姫川玲子シリーズが好きなのに積読していたので読み始めた。先が読み始めたあたりから手が止まらず。描写に顔が歪んだけど。
2投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログ姫川シリーズ第二弾。 目を背けたくなるような描写もあるが、最後まで飽きさせずに伏線回収されながら結末を迎える。 姫川の恋愛部分のくだりはなくてもいい気もするが。。。
3投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
姫川シリーズ2作目。 ここでは日下が登場、ガンテツとの関わりが知らされる。 ちなみにガンテツは出てこない。 サクサク読めて楽しめた。 多摩川土手に放置された車両から、血塗れの左手首が発見された!近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。捜査を進める中、驚くべき事実が次々と浮かび上がる―。シリーズ第2弾。
24投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログここに戻ってくるのか! 納得のラストでした。 出だしから引き込まれるストーリーであっと言う間に読み終えました。心が揺さぶられる内容でした。登場人物達のキャラクターも多彩でした。 Audiobookを利用しました。
9投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログ誉田哲也3作目。 またしても、素直に面白い。 謎解き要素というか、捜査が進むにつれ明らかになる真実が、その予想を裏切って二転三転するストーリーはもちろん面白いけど、クセのある豊かなキャラクター達が作品を更に面白くしている。 刑事ものでも、重すぎないのが良いところ。サラリと楽しめる。 けど、今回は、高岡が自分の手首をアレするシーンでは、さすがに痛々しいというか心臓がぎゅーっとなりました。力が入った。 あと、今回は玲子が毛嫌いする日下の、人間らしいというか、父として旦那としての素の部分が垣間見えて、最後すこしほっこりしました。
3投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
目を覆いたくなるような描写があった。 怖すぎてじっくりは読めなかった。想像すると、なんでもない自分の体が痛み出すような気持ちにさえなった。それほどの文章だった。 性的な虐待のような描写は相変わらず苦手。 世の中にこんなことをしたり言ったりする人がいるのか、出会ったことがない私は想像の域を出ない。 父性、というのはここまで強いものだろうか。自分の周りでは父親より母親が子供に強く関わっている人が多くて、子供のためにここまで犠牲を払える人がいるのだろうか。トリックはすごい、思い付かないようなものだった。紅生姜、という表現がとても印象的だった。 姫川玲子シリーズといえば、竹内結子さんのドラマ。彼女の演技も声もスタイルも全て素晴らしかったなと思い出した。私の中では姫川玲子は竹内結子さんのまま、ドラマを見返したいと思った。
4投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマでこのシリーズ知ったクチです。 ですので、登場人物が、竹内結子さん始めとするドラマのキャストで脳内補完されながら読みました。 犯人は、キャバクラでの血液型の話で、何となく分かってしまい、後半は答え合わせしてるような感じで読んでました。 耕介が、グルでなくて良かったと思うのと、フィクションですが彼の今後の人生が幸多いものでありますようにと思ってしまうのは、私も子を持つ父親だからなのかな?と考えてしまいました。
2投稿日: 2024.04.15
powered by ブクログ前作が衝撃すぎて、他の長編作品を読めない状態になってしまい、期間を置いてから大事に読もうと思っていたこの2作目を早くも読んだ。哀しみが詰まっている、と読みながら思った。容疑者Xの献身を思い出した。今作で、日下を好きになった。ちょくちょくセクハラじみた描写があり気になるが、何年も前の作品なので、それは仕方ないか〜
1投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第2弾を読みました。 警視庁捜査一課の刑事達が事件の捜査を進める場面の描写は、のめり込みまますね。 佳境に入るにつれて驚くべき事実が次々と浮かび上がりまして、ラストまでビックリです。
1投稿日: 2024.03.07
powered by ブクログやっぱり面白い…。。 姫川玲子シリーズ良い!! 今作はそこまで華やかさのある話では無いものの、父性をテーマにして、感情を揺さぶられるような話になってました。 前作とは打って変わって姫川と日下がスポットに当たり、それぞれの対比がよく出ていました。 子を思う気持ち、同じ境遇にある子の気持ち、それぞれが入り乱れて、かなり面白い読書体験ができました。
8投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夫の友人からお借りしました。 姫川玲子シリーズとは知らずに読み始めたので、玲子が出てきたときにはあっ!と声が出てしまいました。竹内さ~ん(涙) ものすごいどんでん返しがあるとかではないですけど、練られたストーリー展開は読みごたえもあり(グロい描写もあるけれど)一気読み必須です。 テーマもね、凄惨ともいえる殺人事件を舞台としながらもキーワードは「父性」。 ジーンとくる場面もあったりして、警察小説ではあるけれど人間描写がよかったな。
2投稿日: 2024.01.04
powered by ブクログ誉田哲也さん、姫川シリーズ2作目。 今回の作品もドラマで収録されていたようだが全く覚えていない。 「ソウルケイジ」ってなにかと調べてみたらアイルランドの童話らしい。そこに物語がリンクしていたかはその童話を知らないためわからない。作者はその童話に何かを絡ませてこのタイトルをつけたのだろうか?自分にはわからないし、本作品を読んでもピンとこなかった。 前作「ストロベリーナイト」もそうだったが、今作品も警察小説の王道のような作品。張られていた伏線は途中で予想がついてしまう。 ただ面白いのは姫川の捜査一課内のライバル達、前作は勝股(ガンテツ)、今作は日下。二人のキャラがあるためこの2作は2作を通じて生きてくると感じる。姫川も含め捜査一課の警部補達のキャラが三者三様で面白い。 今作品の方が事件の奥深さを感じ、境遇の理不尽さや生い立ちやその意味も読み取れて面白く感じた。ただかなり予想通りの展開と結末になってしまった。 姫川シリーズ、また機会があれば読んでみようと思う。
70投稿日: 2023.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1作目に比べてトリックの驚きは少なかったけど、テーマ的に好きなタイプ。容疑者Xの献身に近いものがある。
2投稿日: 2023.11.29
powered by ブクログドラマを先に見てしまったので、すでに登場人物のイメージがチラチラしてしまった。 ほかの方の感想はうなづけるので、私の視点は姫川玲子の仕事に対する一途さと常に前を向こうとする強さ。好きだな。
1投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログ姫川シリーズ第二弾 中盤から戸部はもうこの世に居ないんだろうなぁと思って読んでいたが、そう簡単に話を終わらせないところがさすがだった。
1投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ。 今回は姫川玲子と日下主任の対比が表現され、日下主任の人柄が描かれている。皆キャラがあって面白い。事件の当事者の視点と刑事の視点が入れ替わるスタイルも読んでいて飽きない。 次の次にまたこのシリーズを読む予定。
1投稿日: 2023.10.20
powered by ブクログ父性を主題とした事件。姫川と日下のライバル対決はなかなかの展開、一方、菊田とのラブストーリーは興醒め感を拭えず、残念
7投稿日: 2023.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【2023年92冊目】 こちらも再読。若干覚えていたので(事件そのものは全然覚えてなかった)、どういう風に真相にたどり着くんだっけ……と思いながら読み進めました。途中で「あれ、DNA……」と思ったら、そんなトリックでしたっけ。ものすごく血の気が引きました。特に、「落とす」シーンは。あんまり想像力を働かさないようにしたんですけど、下手なホラー小説より怖かった。 登場人物の関係性がちょっと複雑なのですが、ひも解いてしまえばいたってシンプル。井岡さんが出てくるとちょっと安心してしまう不思議さがありました。
3投稿日: 2023.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
内藤和敏として妻・息子を事故に遭わせてしまい、 高岡賢一に生まれ変わり三島耕介を育てる その全てを知る戸部真樹夫を殺し一生を終える 読み終えて1番感じたのは 人を殺しているのに、同情する気持ちだった 高岡賢一に生まれ変わらなかったら、こんなに苦しまなかったのではないか 過去をネタに脅し続けた戸部真樹夫のせいでこんな人生が出来てしまったのではと心底同情した 身体の切断の描写が生々しくグロいが面白い 姫川を取り巻く環境は騒々しい割には変化なし 今回は日下との絡みが多く、お互いを認めてはいるものの相容れないというやり取りが面白かった
6投稿日: 2023.07.23
powered by ブクログ面白かったですが、グロいです…。 思わずそのページは読まずに飛ばしてしまいました。 終始シリアスなストーリーですが、時々笑わせてくれるところが好きです。
12投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ久しぶりに再読。 グロい表現は相変わらずだけど、それでも面白い。 姫川と井岡のやりとりが結構好き。 本作はちょっと切ない終わり方だったなあ…
23投稿日: 2023.06.23
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ2作目。 テンポが良く、情報も先手先手で出てくるので姫川たちより早く真相に辿り着いた人も多いのではないでしょうか? 3作目も楽しみです。
5投稿日: 2023.06.09
powered by ブクログ誉田さんの作品は実に読みやすくスルスル読み進め、かつ続きが気になりすぎて読むのを止められなくなる 姫川玲子シリーズは順番ぐちゃぐちゃでいくつか読んでるけど、1つの作品ごとで事件が終結してるから問題はナシ 良くも悪くもキャラクター自体にあまり感情移入しないような作り方になっていて、単純に事件の展開が面白い 後に残るものもあまりなくさっぱりと楽しめる作品
2投稿日: 2023.03.26
powered by ブクログ「ストロベリーナイト」で活躍した、警視庁捜査一課 姫川班の第二弾。 前作もスピーディーなストーリー展開と軽妙な会話と描写で楽しめましたが、本作はコミカルな部分がパワーアップ。 事件自体は結構重い感じだけれども、非常に読みやすかったです。 事件のトリック自体はまあ想像の範囲内ですしミエミエですが、トリックを楽しむより事件の背景を楽しむ感じかな。 主人公の姫川玲子は前作と同じですが、今回はライバル刑事が前作とは全然違うタイプの人物をもってくるところが面白い。
1投稿日: 2023.02.18
powered by ブクログ警察の捜査は本当に素晴らしい! あらゆる角度から、色んなものが出てくるのもなのね。今回は特に周りから攻めて行く感じが良く伝わってきた。 姫川の勘 日下の捜査 天敵とは思えない何かが感じられていいお話だった。 次がまた楽しみだわ!
5投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログストロベリーナイトに続き、読了。 似たようなシチュエーションで、事件があり、登場人物も身内やら関係者やらで少し分かりにくく感じた。星1つ減 派手さのないストーリーであったが、姫川と日下の対決っぽい推理。 菊田さん、応援してます。 井岡さん、いい味っすね。
1投稿日: 2023.01.13
powered by ブクログ姫川シリーズ2作目。今作は日下に焦点が当てられてらいます。日下ぎ語る夫婦像、父親像には感心しました。姫川も自分の心と向き合いつつ、確実に成長していますね。
0投稿日: 2023.01.07
powered by ブクログ母から借りた本 ・ 言わずと知れた姫川玲子シリーズ第2弾 母は… シリーズを順番に買うということをしないので、この後に出版されてるものから貸してくれて順序がバラバラ でも、第1弾の『ストロベリーナイト』を読んでいれば主要人物の相関図は分かるので前後しても内容はすんなり入ってきます ・ 多摩川の土手に放置された車の中から切断された左手首が発見された すぐそばの工務店の経営者のものであると判明 出血量から死亡しているものと推定されるが左手首以外の死体が出て来ない 死体なき殺人事件として姫川班が担当することになる ・ 父性がテーマになっている ラストのどんでん返しのその父性愛の深さにぐっとくる 誉田哲也さんの本は母がやたら貸してくれるので結構読んでるけどすっごく好き… というわけではない が、姫川玲子シリーズは好き あの人とのコラボ作品を心待ちにしている
0投稿日: 2022.12.22
powered by ブクログストロベリーナイトよりもグロくないのかな、と思いながら読み進めた。警察モノらしく、捜査の進展に伴って点と点がつながって線になったり、新事実が判明したりして、とにかく続きが気になって仕方ない。 事件を真剣に追っていく様と、姫が絡む会話のコミカルさのアンバランスさに、何度もズッコケそうな感じになる。 さらに、終盤のシーンでの精神的にクル感じのキツさに「うわっ」てなる。アレで気絶しないのかね。 かと思えばキスの件があったりもして、心をどこに持っていったらいいかわからないまま読み終えた。 タイトルの意味がさっぱり分からなかったが、あとがきに解説があって、スティングの楽曲から来ているんだとか。 一気読みでした。
0投稿日: 2022.12.14
powered by ブクログ先日ドラマ“ストロベリーナイト”を見て、「そういえば過去に読んだなぁ、割と面白かったんだっけ」と思い出していた矢先、ブックオフでシリーズ2作目に出会いました。 “ストロベリー~”が血も涙もない猟奇的殺人であるのに対して、今回は心あるがゆえの事件。 シリーズのヒロイン・姫川玲子の1作目とは違う側面も楽しめました。 事件はというと、新たな展開を見せる局面が(個人的には)複数回あり、なかなかの仕上がりだと思われます。 章毎に語り手が変わるので、様々な視点から事件を知ることができるのも良かったです。 途中、グロテスクな描写があるので迂闊にオススメはできませんが、楽しめました。 読み返す類の小説ではありませんが、テンポもよく、先が気になって2日間・数時間で読了しました。
2投稿日: 2022.10.15
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第二弾 内容とは違うが… それぞれいろんな夢を持ってる。 でもほとんどの人は夢で終わる。 口ばかりで夢ばかりみて 自分からは覚めるのが難しく なかなか夢から覚めないでいる。 早く夢から覚まして 行動に移せる人が夢への近道。 そして夢は叶うかもね。
0投稿日: 2022.09.30
powered by ブクログ【姫川玲子シリーズ第2弾】 多摩川土手に放置された車両から、血塗れの左手首が発見された! 近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。死体なき殺人事件として捜査が開始された。遺体はどこに? なぜ手首だけが残されていたのか? 前作ストロベリーナイトよりグロさは抑えめでミステリー、サスペンス好きな人におすすめの1冊。 ひとつの事件を通して世の中に存在する弱肉強食をしっかりと描いた社会派ミステリーだ。 最後にはどんでん返しもあり姫川玲子シリーズ中で1番面白い。 この作品は父性がキーとなっており、子供を持つ親には刺さる内容ではないだろうか。 悲しくて切なくて痛々しい物語だが心に残る1冊だった。 こんな人におすすめ ・社会派ミステリーが好きなひと ・刑事ものが好きなひと ・サスペンスが好きなひと ・東野圭吾作品が好きなひと(特に容疑者Xの献身)
3投稿日: 2022.09.27
powered by ブクログ多摩川の土手に停めてあった軽ワゴン車から、血塗れの左手首が見つかった。 多摩川近くの工務店のガレージが血の海となっており、左手首は工務店の経営者・高岡賢一のものであると判明した。 遺体なき殺人事件を追う、警視庁捜査1課10係・姫川班。 なぜ左手首だけ⁇ 真相を追ううちに、過去の擬装が明らかになってくる… 高岡賢一は高岡賢一ではない⁇ 被害者は誰なのか⁇ 父親の子どもへの想い。 内藤和敏の息子への想い。 高岡の三島耕介への想い。 玲子の父の玲子への想い。 『殺してやりたい…できない。』 父性が事件解明へと繋がる… 左手首を切り落とすとは… 『私、高岡に会っている…』 日下にも父親として、夫としての一面があったんだと…人間味を感じる。
0投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ2作目 警視庁捜査1課の刑事達が、多摩川土手の放置車両に左手首のみ残されていた奇妙な殺人事件を捜査していく作品。 直感で捜査を進める姫川玲子と徹底的に積み上げた事実から可能性を絞り込んでいく日下刑事、2人が正反対のスタイルで捜査を進める様子が対照的で面白い。 前半は事態の進展が緩やかだったが、後半は次々に新事実が明らかになっていき、ページを捲る手が止まらなかった。 また、本書の大きなテーマになっている「父性」については、共感出来ない点が多いものの、いろいろ考えさせられるものがあった。 なお、前作程ではないものの、やっぱり身悶えてしまう位痛そうな描写があるので、読む際はそれなりの覚悟が必要である。
8投稿日: 2022.07.15
powered by ブクログ高岡と耕介の関係性がグッとくる。 日下の意外な一面が見れたのも面白かった。 読みながら推理して当たっていたりして、非常に楽しみながら読むことができた。
1投稿日: 2022.07.12
powered by ブクログあまりにも姫川班の世界にはまって、ストロベリーナイトに続き一気読み。 さらに、わざわざFODに入ってドラマも視聴。連続ドラマの方はTSUTAYAしかないらしいのです) 連休中に何してるのだろう私という感じですが、テレビと小説がマッチしてるなって思ってます。
2投稿日: 2022.05.22
powered by ブクログ誉田哲也さんの警察小説、姫川シリーズ第2弾 多摩川土手に放置された車両から血まみれの左手首が発見された。近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。したいなき殺人事件として捜査が開始された。姫川玲子ら捜査1課が捜査を進める中で驚くべき事実が次々と判明する。 誉田哲也さんの警察小説と言えば物語の初めにある序章からすぐに本の世界に引き込まれる。今回もとても充実した内容だった。
2投稿日: 2022.05.12
powered by ブクログ姫川シリーズ2。直感型の姫川と事実の積み上げで解決に導く日下との対比が面白い。両極端の捜査方法で嫌いあっていそうで、日下はそうでも無いということがわかって、姫川も変わってゆくのかな? 題名の「ソウルケイジ」はスティングの曲から取ったと解説にあり、探して聴いてみたがよく分からない。父の死を経て作られた曲で「父性」という事だった。確かに犯行の陰に父性がある上に、姫川や日下の父性も書かれている。犯人は最後に明かされるが、キーとなった保険は過去の分を含め問題は無いのだろうかと別な心配をしてしまう。
34投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログ数年前に一度読んだことあるがもう一回読み直した。 スラスラ読めて面白かった!なかなかすごい痛々しいシーンもあったけど(・_・; 残された人がどうか何不自由なく過ごせますように。。。。あと、、菊田がんばれ!!笑
5投稿日: 2022.04.10
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ2作目 なぜ今このシリーズにハマってしまったのかはわからないが、男性社会である警視庁の中でのしあがって行く姿が痛快で惹かれる 作者の誉田氏が作品を書く時に各キャラクターに俳優を当てはめてイメージすると言うように、一作がドラマを見ているように映像として読めてしまう 今回のヤマは川崎の多摩川河川敷から始まる 途中伏線が読めてしまうところもあるのだがそこはそれぞれの心理描写で上手くカバーして読ませてしまう 作者のウデが見て取れる 最後まで疑問だったのがタイトルのソウルケイジ なるほどテーマの父性と元になった歌があったのか
2投稿日: 2022.02.25
powered by ブクログ姫川シリーズ第2弾! いきなり、 死刑囚は、最後に饅頭とタバコをもらえるのだと、何かで読んだことがある。 の文章で始まる。ええ感じや! 掴みはOKってだけで、あんまり本作の内容とは関係ないな^^; 時期は離れてるけど、急に鳶職なって落ちて死んだ人に生命保険出るの?それも同じ会社で…とは思う。 大量の血と手首だけが発見! 死体なき殺人事件や〜! 指紋から、被害者は、特定されるが… こんな犯行痛すぎてできん〜! 「姫川さんの勘」vs 「日下さんの事実を積み重ね」という全く逆の行動で真実に辿り着く。 同じチームには、違った形の人らがおった方が良いとは思う。別に警察やなくても! 相変わらず、血ドバドバ&悲しい終わり方…まぁ、自分との相性はバッチリで、ええ感じです! ハイ、また、一気読み! まだまだ、このシリーズ持ってるで! 楽しも!(^_^)v ウィキペディアでも解説してるけど、井岡さ〜ん!インチキ関西弁やめて〜
41投稿日: 2022.02.06
powered by ブクログ遺体が誰なのか入れ替わりがあるので、人間関係が若干複雑…。 後半、解決に向けてのスピード感は爽快。 日下が憎めないキャラ。
3投稿日: 2021.11.08
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第二弾。遺体なき殺人にいどむ あいかわらずのスピード感。今回は警察内では日下との確執がメイン、前回のガンテツは出てこない。遺体が二転三転するストーリーは面白いと思えた
2投稿日: 2021.07.04
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第2弾。 菊田のヘタレっぷりや日下さんの思いがわかって面白かった。 玲子の性格がなーなんかイマイチ好きになれない。
0投稿日: 2021.06.03
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ② 父性がテーマ!! 姫川が勝手に日下とバトル。 左手首だけの遺体……おやっさぁーん!! ストロベリーナイトが衝撃的だったからか、 今回はそこまでの衝撃じゃなかったよー。 遺体遺棄を三島くんがやってると思ってたから、 純粋に仕事や恋愛に生きてることが分かって なんだか、ほっとしたよー。 それだけ生育歴が良くなかったのに、 立派に育ってるから、高岡さんの愛情のかけ方が 本当に良かったんだなぁーと思えたよ。 姫川と菊田の関係が、おいおいって感じで、 個人的にはあまり、このシリーズでの恋愛は求めてないから お好きにどうぞーって感じだったなぁー。 ストロベリーナイトを読んでからの方が、 読みやすいかもーって思えたよ!!
0投稿日: 2021.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回も面白かった! 伏線回収が良かった。 中盤のホームレスの描写とやけにあっさりした入れ替わり描写で割と死体が違う事には気付けたがそういう点含め計算された作品だな〜と思った。 日下の捜査の仕方ガンテツのせいなんかい!皆キャラが濃くて良かった。
0投稿日: 2021.04.15
powered by ブクログ2021.4.13読了 2.8 姫川玲子シリーズ第2弾。 玲子さん、言動も行動もおじさん感がすごい気がする…。 わざと? 個人的には内部の恋愛事情は、もういいや。
1投稿日: 2021.04.13
powered by ブクログああ、なんでこんなにおもしろい、なんでこんなに引き込まれるすごすぎるよ誉田先生 巧みなストーリー、心理描写、目にみえるような情景描写 ドラマで見たことあったけど原作読んでほんとよかった
0投稿日: 2021.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマを先に観ていることもあって補完しながら読み進めることができた。 が、脳内でリプレイされるのは竹内結子版の面々。二階堂ふみ版のサーガも悪くはなかったのだけど頭に浮かんでは来なかった。 菊田は西島秀俊で井岡は生瀬勝久、國奥は津川雅彦、高岡 賢一は石黒賢、三島 耕介は濱田岳、戸部 真樹夫は池田鉄洋、そして、日下は遠藤憲一だな。 その日下がフュチャーされるのがシリーズ2作目の本作。姫川が一方的に嫌っているという設定の役柄であるため読者からも疎まれるような位置づけながら日下のキャラが立ち、姫川同様、親しみを抱けるストーリーになっているのは好感を持てた。 高岡の視点で語られる終章は先に映像を観てはいるものの小説の勝ち。 こっちの方が痛い。 情報量は文章より格段に映像の方が多いのだが、映像では伝わらないことが文章では伝わるということ。 誉田哲也は分かってる。
0投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
姫川玲子シリーズ2作目。面白かった。左手首からDNAを調べるのなら、皮膚から検体を採取すると考えるのが普通じゃないのかな。犯人はそう考えなかったのが違和感。
1投稿日: 2020.12.13
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第2弾 前作ストロベリーナイトとはまた違った作風で「父性」をテーマにしたこの作品。描写はグロいし痛い!けど、ストーリーにグイグイ引き込まれて一気読み。ドラマ視聴済みとのこともあって結末を知ってはいたけど、切なくてラスト泣けました。
2投稿日: 2020.11.12
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第二弾。 一作目の『ストロベリーナイト』とは、所々、犯人のモノローグが挟んであったりして、またちょっと違った感じですね。 違わないのが、井岡。あ、階級は一つ上がったけどね。そして、菊田と玲子の関係。いや、これは変ったのかな? シリアスな犯罪捜査と、コミカルな菊田・井岡・玲子の関係。面白いです。
3投稿日: 2020.10.09
powered by ブクログS:2020/10/2 F:2020/10/4 父性がテーマ。 派手さはないがグイグイ引き込まれる。 思わず眉をひそめてしまうほどの、情景が浮かぶグロい描写はお見事。
0投稿日: 2020.10.04
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第2弾。 本作は前作「ストロベリーナイト」に見られた疾走感はなく、どちらかというと地道に捜査していくという警察ミステリーの王道とも呼べる展開。前作のような急転直下という感じも面白いが、じっくりと進むこうした展開もまた趣があって面白い。そうしたじっくりとした展開にあっても、癖のあるそれぞれの登場人物との掛け合いは健在で、それがよいリズムとなって飽きることなく読み進めることができる。 前作とは趣が違うので、単独作品としても十分に楽しめるが、細かい人物関係などを考えると、やはり前作から読んでみたい気がする。
3投稿日: 2020.09.02
powered by ブクログ好きなシリーズの3作目。こちらは短編集。だからか、各々のストーリーは簡潔で少々薄め。殺害した犯人だからといって悪人というわけでもなかったり、物悲しいストーリーだったり様々。それぞれの物語を膨らましてもっと長く読みたいなぁと勝手なことを思ったりする。
0投稿日: 2020.08.26
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第二弾。 標題のソウルケイジは、スティングの曲であるソウルケイジから。ソウルケイジは、アルバム制作直前の父親の死をテーマに作られている。 この小説も父性がテーマ。事件の謎解き、心理描写も見事。
0投稿日: 2020.07.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
姫川玲子シリーズ第2弾を再読。 最初に読んだ時もドラマを観た時も『強い父性』に引き込まれ高岡が左手を自ら落とす場面は今でも思い出す程の衝撃を受け、それでもやっぱり感動した。 DNA検査の件は若干腑に落ちない所はあるものの、ストーリー展開は凄く良かったと思う。犯罪は犯したのだが高岡と耕介にはこのまま細やかな幸せを掴んで欲しかった。 日下の父親としての一面や玲子の父が抱いている葛藤と娘への愛情も描写され、やっぱり原作を読まないとと認識。 玲子が思い出す父親の行はちょっと共感してしまった。 大筋とは全く関係ないが玲子と菊田がここまで急接近していたんですね。
0投稿日: 2020.07.16
powered by ブクログ複雑なトリック。途中でわかったけどもラストとてつもなく切なくやるせない気持ちになった。それだけは回避したいと思ってたグロすぎる描写も含めて。
5投稿日: 2020.06.07
powered by ブクログ姫川玲子シリーズを一通り読んでみようと思い、これが二作目。 やはり、ドラマで観てしまっていたので、謎解きの楽しみは無く残念でした。 東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」のトリックにもう一捻り加えて更に裏返した… 感じ(笑) よく出来てると思います。 DNA鑑定のトリックは秀逸❣️ ある男が木下興行の建設現場から飛び降り無惨な死を遂げる。そして、その一部始終を見守る男・・・ 時は経ち、多摩川の土手に放置された車両から袋に入った左手首と切断に使用された電ノコが発見される。 三島耕介なる青年の通報による捜査で、現場とみられるガレージの血痕と放置車両、そして手首の血液型・DNAは一致。 被害者は耕介が働く工務店社長・高岡賢一と判明する。 九年前の転落事故の被害者の息子と事故を傍観していた男だった。 事情聴取から、児童養護施設を出てからは勿論、施設で育つ間も高岡がずっと耕介の心の支えであった二人の関係が明らかになってくる。 一方、耕介の交際女性・中川美智子の事情聴取に向かった玲子は、美智子の父親もまた転落事故で亡くなっており、しかも現場は耕介の父と同じ木下興行であった事を知る。 調べを進めるうちに、高岡の死亡時に耕介を受取人とする一千万円、さらには内藤君江という四十九才の女性を受取人に五千万の保険契約がある事が判明する。 やがて、木下興行の保険に関する担当者が、ヤクザ崩れの戸部真樹夫という男である事、さらに耕介と美智子の父親二人の転落事故で多額の保険金を手に入れていた事がわかる。 そして、事件は大きく動く 高岡の幼少期の弟分・沢井は玲子の事情聴取で、被害者高岡の写真を見せられ、その人物は高岡とは別人である事を断言する。 加えて、 保険金の受取人・内藤君江には雄太という交通事故による全身麻痺の甥がおり、 その事故の一年後、父親の内藤和敏が自殺している事から、玲子は殺害された高岡は内藤和敏のすり替わりではないかと推理する。 たが、 全ての関係者を繋ぐ唯一の人物である札付きのチンピラ・戸部が高岡の殺害以降消息を断っており、かなりキナ臭いものの、高岡を殺害する動機が見当たらない中、高岡のものと思われる胴体が下流で見つかる DNA鑑定の結果全ての血液、そして手首と同一人物のものと判明するが、死因が特定出来ない。 胴体咽頭部の半円形の抉れに違和感を感じた玲子は解剖の資料を國奥に送り鑑定を依頼する。 その結果、感電死であった事が判明するが何故か心を覆う違和感が消えない玲子は、じっと見つめた遺体写真から閃きを得る。 一方、戸部のガサ入れで逮捕したヤク中の愛人・小林美夏子を聴取した日下は、高岡の遺体写真を見た美夏子から驚愕の事実を告げられる。 複雑に入り組んだパズルが 解き明かされる時… ◯姫川玲子…叩き上げ(ノンキャリア)で、異例のスピード出世をし27 歳で警部補となった女性刑事。過去に強姦事件の被害に遭っている。 ◯日下主任…玲子と同じ捜一・第十係の主任警部補。過去に、ガンテツ(勝俣)の罠にハマり誤認逮捕を犯して以降、先入観を一切排除し予断を許さない男となった。 ◯高岡賢一…耕介の父親の転落事故を目撃。一人になった幼い耕介に目をかけ施設を出た後は、自分の工務店で一人前の大工に育てる。 ◯三島耕介…父を転落事故で亡くし施設で育つが高岡の下で一人前の大工となるが、九年前の事故の真相を知ってしまう。 ◯ 中川美智子…耕介の恋人。やはり木下興行の現場で父親を亡くしている。美容学校に通う。 戸部との関係は… ◯ 戸部真樹夫…ヤクザの組長と姪っ子との間に生まれた腐れヤクザ。組でも相手にされず木下興行に流れて保険金詐欺などで食いつなぐ好色男。
0投稿日: 2020.06.06
powered by ブクログ警察小説って聞き込みネタを基本全部示してるから、割とちゃんとミステリーなんだなと、なんか実感した。 しかし主人公、たぶん女には嫌われるタイプやな(笑)
1投稿日: 2020.05.28
powered by ブクロググロテスクな描写もあるが続きが気になり1日で読んだ。読み終わってから最初の部分を読み返したくなる仕掛けが面白い。
0投稿日: 2020.05.05
powered by ブクログ数年前に誉田作品を読み通した以来久しぶりに再読。再読してもやっぱり面白い。「父性」がテーマなので、姫川玲子の活躍やミステリー性が前面に出てこない分渋い傑作となっている。他の作品も再読したくなる罪作りな作家である。
0投稿日: 2020.05.04
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ第2弾。 日下が、姫川のことを「見ててハラハラする」という気持ちはわかる。 私が被害者の家族だとして、姫川と日下、どちらのやり方で捜査してほしいか、と言われたら日下を選ぶかな。 取りこぼしや、冤罪がないようにしてもらいたいと思うから。 話自体は、切ないものでした。
0投稿日: 2020.03.05
powered by ブクログライトノベル感覚で楽しめる刑事物小説。 キャラが立っているがやはり薄っぺらく二次元っぽい。骨太で重たい刑事物が好きな私としては物足りなかった。なので星3つ⭐️
2投稿日: 2020.02.04
powered by ブクログストロベリーナイトに比べると、残虐性が薄くて、読みやすかった。犯人側の言動や気持ちまで描かれていて、引き込まれて読みました。玲子と、菊田の関係も、なかなか進展しないけど、面白くてあっという間に読み終えました。
0投稿日: 2020.01.15
powered by ブクログ姫川玲子シリーズの第二弾。今回は父性がテーマ。保険金詐欺、闇金、戸籍乗っ取りなどなど、重厚に絡み合いつつもスピーディーな展開で頁を捲る手が止まらない。玲子や日下だけでなく、個性豊かな脇を固める人たち。時にコミカルに、時におどろおどろしい。でも最後は温かい。うん、病みつきだ。
5投稿日: 2020.01.14
powered by ブクログストロベリーナイトの続編。 前作で大体の主要キャラの印象は残っている。うん、面白いことは否定しないけど自分にはあまり合わないことが分かった。警察小説がそもそもあまり好みではないのだ。猟奇的残酷シーンなどがないと燃えない。こんなに人気があって、誰しもが面白いという小説がパッとしないと感じるのだから。 姫川と菊田の恋愛シーンや関西弁をコミカルに扱う井岡の存在などが好みではない。日下の無感情さ、事実を集め予断を許さない人間性は好ましい。だが息子の話で一気に人間味が溢れるのはいただけない。 ドラマ向きエンタメ作品。
2投稿日: 2019.11.23
powered by ブクログタイトルを見た時ミュージシャンのスティングのアルバムにインスパイアされた作品だと直感、父性は母性より深い。
0投稿日: 2019.11.11
powered by ブクログ姫川玲子シリーズ2作目は日下がフォーカスされたお話だった。 姫川玲子の周りには、個性的で人間味のある面々が揃っていると思った。 1作目は「動」の印象があったが、2作目は1つの事件を少しずつ詳らかにしていく「静」のイメージだと感じた。
0投稿日: 2019.11.02
powered by ブクログストロベリーナイトと比較すると、派手ではないけど人に焦点を充てた内容という感じ。 ソウルケイジのテーマは、父性だと思うがテーマが良かった。
0投稿日: 2019.10.25
powered by ブクログドラマで見ていたので脳内ではバッチリ竹内結子の姫川班に変換されているのだけど,だからこそ菊田に対する玲子の態度の描写は違和感しかなくて困った。 あらら,本当の姫川玲子ってこういう人なのね。ストロベリーナイトの時よりも更にガッカリ感…。 ストーリーは,父性をテーマにしていて,救いようがないのだけど,悲しい過去を持った人間が一生懸命くっついて生きている様相に虚しさや温かみを感じ,良い意味で読み終わった後にぐったりする。 私の中でベストオブなドラマだからこそ,これ以上原作読むの止めようと思う。 映像化作品と原作の関係ってどんなに逆立ちしても原作に敵わないって思っていたけど(見る順番は関係なく),そうではない例外的な作品がドラマのストロベリーナイトなんだなぁ。もちろん,私の好みにハマっているだけだけど。
2投稿日: 2019.08.29
