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占星術殺人事件 改訂完全版
占星術殺人事件 改訂完全版
島田荘司/講談社
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総合評価

365件)
3.8
83
151
97
15
5
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    島田荘司の記念すべきデビュー作である。 同時に探偵・御手洗潔が世に出た物語でもある。 四十年前に起きた事件はのちに「梅沢家・占星術殺人」と呼ばれ、多くの人間がその謎に挑んだがとうとう解き明かすことが出来ず迷宮入りしたまま現在にいたっている。 ある依頼を受けたことから、御手洗と「私」はこの事件の真相を暴くべく事件を洗いなおしていく。 考え抜かれた計画に従い、用意周到に準備され実行された殺人。 臨機応変に対応し違和感を感じるほどに冷静な犯人は、たぶん犯行時には感情が麻痺してしまっていたのだろう。 人として踏み込んではいけない領域に足を踏み入れたとき、人として大切なストッパーが壊れてしまったような気がする。 そして、それはそのまま、御手洗たちと出会うまで壊れた自分を抱き締めて生きてきたに違いない。 悲劇的な結末が、余計に犯人の哀れさを印象付けていた。 トリックに関しては読んでもらうしかない。 他に類をみないトリックはお見事としか言いようがないものだった。 「金田一少年の事件簿」がこのトリックを無断で流用したことが問題になったのも当然だと思う。

    5
    投稿日: 2017.04.13
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    いつも図書館で借りては始めの10ページくらいで挫折してました。しかし、面白いと言われている本なので読まないのはもったいないと思い、購入して少しずつ読みました。トリックは面白い!ただ、最後の謎解きにいくまでが長い長い…。あと、個人的に石岡の性格があまり好きじゃなかったな。笑 島田さんの作風が自分には合わないのか…他の作品も読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2017.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    改定完全版。 40年以上前に起きた猟奇殺人事件に御手洗潔が挑む。 三つの手記部分が特に好き。ラストのあの人物の手記が悲しいなぁ。 (つくづくあのトリックについては白紙の状態で読んで驚きたかった…)

    0
    投稿日: 2016.12.28
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    御手洗潔シリーズ第1作。 占星術師という異色の肩書をもつ御手洗潔の名推理を、友人の石岡和己の視点で描いている。和製ホームズとワトソンの趣。 著者のデビュー作で代表作。期待に違わぬ、というか期待以上の奇抜なトリックに度肝を抜かれた。プロローグ部分の難解な記述に挫折しそうになりながらもなんとか読み進めると、その先はまさに御手洗ワールド。冗長のきらいはあるものの、ミステリの醍醐味が味わえる。

    0
    投稿日: 2016.12.14
  • 納得のトリック!

    最初の手記が長くてよくわからないので少々読みづらく感じましたが、そこを乗り越えるととても読みやすい文章でした。 この話のトリックは謎々のようなわかってしまえば簡単なとても納得できるものでした。 私がこれまで読んだ推理小説の中では最もスッキリするものでした。 読み返して伏線を探すまでもなく説明されればなんだ~という感じです。 しかし、全く気づきませんでした(笑) 登場人物もキャラが濃くちょっとした会話も面白かったので、他の御手洗シリーズもぜひ読んでみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2016.12.12
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    読者に挑戦状を叩きつけてくる系の新本格。 久々の新本格ミステリ、どっぷり浸からせてもらいました。 私はあまり謎解きに挑戦しないタイプだけど、作中で出されるべきヒントはちゃんと全部出てたな。 昭和初期という時代設定だからこそのトリック。文句なしの名作でした。 おもしろかった〜〜! あの序章がしんどくて何回か諦めようと思ったんだけどほかにも同じこといってるひと多くて安心した笑

    0
    投稿日: 2016.11.23
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    解決部までがとにかくだるい。 解かせる系のミステリーだからしょうがないかなとは思うが。 改定前を知らないからわからないが加筆しないほうがよかったのでは。 解決らへんは面白かった。

    0
    投稿日: 2016.10.20
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    ずっと読みたいと思っていた、ミステリーの傑作として必ず挙げられる作品。冒頭の手記が読みづらく、その後も40年前に起きた未解決事件の説明が長かったので、なかなか進まなかったのですが、トリックを見逃したくなかったので一生懸命読みました。トリックには、わりと序盤で気づきました。これは昭和初期のあの時代でなければ成立しなかった犯罪ですね。物語の構成はもう少し…という感じでしたが、謎解きは本格的で面白かったので、次の御手洗シリーズにも挑戦したいと思います!

    0
    投稿日: 2016.10.10
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    すみません、トリックを見たとき、あ、そうか、金◯一少年だ、と思ってしまいました。こっちの方がオリジナルですよね。 なので、衝撃がちぃと薄れてしまったのは否めない。 有名な作品ということで読んでみましたが、結構読むのに苦労しました。 2016.9.19

    0
    投稿日: 2016.09.19
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    前から読んでみたいと思っていました。 あー、そうかぁ。と結末で納得。 確かにそうだ!とやられた感じです。 続編も読みたくなりました。

    1
    投稿日: 2016.08.08
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    著者による“寄り道”が気になるところだが、話のスケール、トリックの緻密さ、情景描写は見事。最後の部分はなんだか泣けてくる。

    1
    投稿日: 2016.07.11
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    ミステリ成分が不足していたので名作を。40年間解けなかった希代の謎に御手洗潔が迫る!ってわくわくしてたんだけど、、、あれこれ知ってるわぁ~。ていう。某少年漫画恐るべし。 いや冷静に考えるとあれたしか単行本を母が買ってきたやつを読んでるから流行ってたころと思っても齢10余歳のころなんだけど…。もう20年近く前に読んでるのだけど…。なんで覚えてるんだろう…?そんなに興味を持っていたのだろうか。自分これ猟奇性というやつヤバいのかなぁなんて思うところまでがハイライト。 まぁ空前絶後のトリックですし!10歳にも満たない子どもにすら20年近く残る印象を与えるという力強さ!すごい!ということでここはひとつ。 それ以外のところでもくるものがある。移し身としての彫刻は日本に根付いていないのではとか、犯人の淡々とした独白とか根本のトリック以外で面白い点が多かったのが楽しかった!

    1
    投稿日: 2016.07.03
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    こんな名作を未読で よくミステリー好きが 語れていたなと恥ずかしくなりました。 アゾートのトリックに関しては 某推理漫画でわかっていたのが 悔しいです。 それを差し引いても 個々のキャラクターや 解いていく過程がとても 面白くて引き込まれて あっとゆーまに読み終わった。 しかし冒頭の手記のノリで ずっと続くのかと 一瞬勘違いして焦りました、、 御手洗さんと同じ感想でした。 2016.6.19 読了

    1
    投稿日: 2016.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった~! シャーロックホームズや江戸川乱歩をむきになって読んでいた小学生のときの気持ちに戻ってた!(ww) 宮部みゆきさんの「蒲生邸事件」を読んだばっかりだったので おっっ??また二・二六事件??って あの日は30年ぶりの大雪だったんだよね~などと知ったかぶりもできたりして 余計に面白かったです。 P387 P412 そうです 一緒に推理し メモも忘れずに!読み返したりしながら も~~最高に楽しめました なんで今まで御手洗氏と石岡氏を知らなかったんだろう 明治村にも行ってみたいとおもいました アゾート??

    1
    投稿日: 2016.06.17
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    何かの本に島田荘司さんの名前が出てきて、「ああ、そういえば昔よく読んだなあ」と懐かしくなり買ってきたのがこれです。 御手洗シリーズ大好きだったので、当然これも読んだはずだと思ってましたが、まさかの未読。 最初の平吉の手記の段階で、意味わからんでややくじけそうになりましたが、手記が終わった直後に御手洗さんが私と同じ感想を言ってくれたのでホッとしました。 もう三十年以上も前の作品なんですねえ、だから引っ越し先の住所とか漏れまくり(笑) 途中に挟まれる「読者への挑戦」が、ああ、こういうのあったあった!と懐かしくなりました。 私はいつも挑戦されてもまったくダメでしたけど。 今回は御手洗さんが犯人を見つけた時点で「じゃあ犯人はこの人しかいないな」とは思えましたが、トリックとかはもちろんわからず。 あと、明治村に行ってみたくなりました。

    1
    投稿日: 2016.06.04
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    p.281 「こうやって毎日星の動きを追っかけながら暮らしてるとね、このわくせいよ上でのわれわれのささいな営みには、空しくなってしまうようなものがいかにも多いのさ。」

    0
    投稿日: 2016.05.18
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    本格ミステリの金字塔とも言われるだけあって、独創的なメイントリックは何度読んでも凄いとしか表現できません。 探偵を務める御手洗のエキセントリックな言動も、この作品を更に印象深いものにしているように思います。 デビュー作であるにもかかわらず、読みにくい手記を冒頭に配したり、二度にわたる読者への挑戦を挟むあたりに、作者の自信や意気込みが感じられました。 これを機に『斜め屋敷の犯罪』も改訂完全版で読み直してみるのもいいかもしれませんね。

    2
    投稿日: 2016.03.06
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    前半の読みづらさが嘘のように、後半は先を知りたい気持ちでいっぱいで、ページをめくる手が止まらなかった。大枠のトリックはさすがの一言。それに付随する足跡や鍵の謎はうーん…といった感じではあるが、御手洗と石岡との掛け合いが全体を通じて面白い。昭和という時代をうまく使ったミステリー。

    2
    投稿日: 2016.02.29
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    初めて読む島田先生の作品。 本格的ミステリと知りながら、今まで読む機会が無かった。 前半部分では全く犯人の想像もつかず、 絶対この中に犯人が居るのだろうけど、一体誰?状態。 一度目の作者からの挑戦状を受けた時点で、不覚にも私はまだ犯人に辿りつけていなかった(^^; 二度目の挑戦状を受けた時点では、何でこんなことに気付けなかったんだろう!? と思うと共に、ほとんど自分が真相に達していることを感じた。 島田先生が元祖かも知れないが、このトリックは何処かで体験したことがあったはずだ。。。 密室の方は、しっかりと作者のミスリードに捕まったが(笑) アゾートの方では、ギリギリのタイミングで何とか真相に辿りつけた。 眠るのも忘れて、ついつい先を急いで読み進めてしまった。 やっぱり私はこの展開が大好きだ。 今日も楽しい夢が見られそうだ。

    13
    投稿日: 2016.01.02
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    なにを書いてもネタバレになってしまいそうだなあ。 タイムリミットがあるにもかかわらずのんびりと観光を楽しんでいる(ように見える)石岡の様子に紙面を割いているのがけっこうなミスリードだったけれども、そこが一番面白かったかもしれない。 あとは御手洗がホームズをくそみそに言うところ。同族嫌悪の様相。 御手洗と石岡はよきホームズとワトソン。 前半の事件の詳細説明を流し読みしてしまった不真面目な読者もちゃんと楽しませてくれる懐の深さ。

    1
    投稿日: 2015.11.26
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    散りばめられた伏線をガンガン飛ばして読み進めたため、推理と事件よりも御手洗と石岡の会話が印象に残ってしまった

    1
    投稿日: 2015.10.22
  • 名作と呼ばれる所以は?

     現在の作家さん達がお書きになるミステリーや推理小説に慣れていると、かなりもどかしく感じられるかもしれません。なんせ解決しようとしている事件は、今から40年前という設定の昭和11年に起こった事件です。つまり、今更解決しても、なんら影響がなさそうなものなのです。その上、ストーリーは、ただただ謎解きに終始します。そして、その謎の解明にページの大半を費やしています。かなり理屈っぽいのです。しかも、本質に迫る部分は、犯人の手記という形になっています。  勿論、推理小説の醍醐味である、犯人は誰か?また、トリックは?という点については、読者を引きつけますし、ラスト近くになると、作者からの挑戦状の様なページも何度か現れます。私自身は、バラバラ殺人の意図には気がつきましたけど、悔しいかな、犯人の特定には到りませんでした。  で、普通に読めば、少々まどろっこしい、長編推理物といった印象なのですが、最後に掲載されている「改訂完全版あとがき」を読んで、なるほど、だから、本格ミステリーの祖と呼ばれているのかと、至極納得した次第です。  江戸川乱歩から始まった探偵小説が、松本清張の社会派推理小説で、一つの頂点に達します。そこで原点回帰しようという動きも当然出てくるわけですね。  乱歩から現在に到るまでの系譜、日本の推理小説の歴史をたどる上でも、本作品を読んだ上で、このあとがきを熟読することをオススメします。

    8
    投稿日: 2015.10.19
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    前半は手記とか説明ばかりで読みにくいけど、ここがこの本の要となるので真剣に読みました。そのかいあって後半はかなり面白くあっという間に読んでしまいました。トリックもかなり大胆で、蓋を開けてみればいろんな偶然によってここまで難解になったものであり、それを解決する御手洗もすごい! 非常におもしろかった!

    1
    投稿日: 2015.10.03
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    島田作品2作目。やっぱりこの手法気に食わないなぁ。読者に挑戦しなくていいから、もっと自然にストーリーを組み立てた方が小説として面白くなると思うのだが、、、死体の処理方法、読んでて気がついちゃうよね。なんかもったいない気がする。この手法以外は面白いです。2015/09読了。

    1
    投稿日: 2015.09.28
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    序盤の手記の読みづらさに何度ページを閉じたことか……。 作中京都へふらり移動するまで推測が飛び交う構成なので、四十年前の事件説明と助手のような関係性の石岡の個人的視点とが入り交じり情報量の多いこと! そのため目は文字は追っているけど頭が情報整理に追いつかなかった。せっかくの本格推理小説なのに推理どころじゃないという本末転倒ぶり。 こうだろう。ああだろう。という推理が出ても別の情報が出れば石岡なり、御手洗なりがすぐさま否定にはいるっていうのも情報整理が追いつかない要員かもしれない。 読者への挑戦状が出て時点でパンク状態で解決篇を読みましたが、本当にあっさりでした。なるほど、という言葉が出てこないほど簡単な事件。 コレと似たトリックを某推理漫画で読んだなー……。

    0
    投稿日: 2015.09.27
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    公平で丁寧に事件が語られていったのが良かった。 そして、トリックもシンプルで、ヒントも的確。 ミステリの大切な要素をしっかり満たしていて、傑作といわれることにも頷ける作品。

    1
    投稿日: 2015.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    超有名なこの御手洗シリーズ。やっと手に取りました。 何とも不可解な占星術が関連した事件とか。冒頭の手記は少々読みづらかったものの、御手洗登場から会話文が多めなのでさくさく読めました。 そのくせ、トリックにはあっさり引っかかり、何度もページを戻ったり図解を確認したり。。あー、面白かった。 シリーズ、他のもおすすめがあったら読んでみたいです。

    2
    投稿日: 2015.06.19
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    某少年の事件簿でトリックは既知だったが、埋めるなどの工夫は、さすがは本家。 古い作品なので、多少は仕方がないが、もう少し読みやすければなぁ。

    1
    投稿日: 2015.05.23
  • 華麗なオドロオドロの島田ワールド!

     六人の処女の肉体、占星術、未だ解かれていない猟奇殺人、とオカルト要素満載なミステリーは、今も色褪せず一種新鮮ささえ感じる。  文体のクセは最初ちょっと苦労するが、そこはマスト作品、慣れれば華麗なオドロオドロの島田ワールドに直行だ。

    0
    投稿日: 2015.05.14
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    日本のシャーロックホームズを探してるときに見つけた。今はもう御手洗潔シリーズにどっぷりハマってます。その中でも1番好きなのは変わらずこれ。「異邦の騎士」もなかなかファン心をくすぐってきましたが、「占星術殺人事件」の衝撃は凄いものでした。

    1
    投稿日: 2015.05.14
  • 昔ミステリーにはまったきっかけの本です。

    10年以上前に誰かの勧めで手に取り、ミステリー本にはまったきっかけの本です。斜め屋敷と暗闇坂も好きです。 このあと綾辻さんの館シリーズやもうちょっと軽快な森さんのミステリーを読み進めた記憶があります。 序盤は占星術と文体の少し入りにくい感がありますが、名探偵のキテレツな御手洗さんと助手の石岡さんが登場すれば、ぐいぐいと引き込まれていって、作者からのトリック挑戦状で頭のなかをもう一回整理してみたり、、。デビュー作とはびっくりの名作だと思います。

    2
    投稿日: 2015.05.10
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    いよいよ読む時がきました。 ミステリーおすすめ作品一覧に必ずといっていいほど出てくるこの本。 ついに手に取りましたよ。 ―――男は、アゾートを作ろうと決意した。 昭和11年に起きた怪奇な事件「占星術殺人事件」の真相に、変人 御手洗とその友人石岡が挑戦する。 40年前の未解決事件を前に、最初は乗り気でなかった御手洗だが、ある訪問をきっかけに大見得を切って操作を開始した。 彼らはこの難事件の真相に辿り着けるのか。 名探偵 御手洗潔シリーズ最初の作品にして、作者にとっての堂々たるデビュー作。 島田荘司さんといえばミステリー界で知らぬものはいないほどの有名人ですが、中でもこの『占星術殺人事件』はダントツでしょう。 有名すぎて倦厭していましたが、読んでみればやはりすごい、そしておもしろい。 なんといってもトリックが巧妙かつ奇抜です。 これ、普通に読んでいて見抜けた人がいるんでしょうか。 今現在に起きているor起こった事件の解決ではなく、何十年も前に迷宮入りした事件を扱う点も独特でした。 主人公の御手洗のキャラクターも相俟って、作品一体として非常に完成度の高い小説になっていると思います。 時が経っても語り継がれるのは、選りすぐりのいいものなのだと実感しました。

    1
    投稿日: 2015.04.12
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    面白い。怖い。背筋がぞくぞくする。いやーな気持ちになる。けれど、御手洗と石岡、いいコンビだー。シリーズの他の作品も読みたくなる。

    1
    投稿日: 2015.03.11
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    御手洗潔の頭脳を思い知らされる一冊であると同時に、いかにクセのある人物なのかもわかりました。 何十年にもわたる謎に挑む過程は、自分もまたそれに挑んでいるような気分になれます。もちろん、僕は解けませんでしたが。分厚さ以上の読み応えがあります!

    1
    投稿日: 2015.02.28
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    御手洗潔、なんてシャレた名前からは想像もできない難解ミステリー。トリックや会話劇は勿論面白かったが個人的にそれ以上に心に残ったのは犯人の最期の手紙だった。

    1
    投稿日: 2015.02.19
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    ミステリの名作と聞いた。作品中に考える材料は全部出揃っており、実際に自分が参加できるという点で楽しそうだと思って買った。買ってみると、自分でじっくり考えようと思っていたが、続きが気になってしまい、2日間寝てしまう限界まで読んで読み終えてしまった。読んでいたこの2日は家に帰るのがわくわくしていた。

    1
    投稿日: 2015.01.21
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    今更ながら御手洗シリーズ第一作品を読んでみた。推理小説としてすごく楽しめた。 他も読もうという気になった。

    1
    投稿日: 2014.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーを読むならこの作品は読んでおかないといけないと思い読み始めたが、300ページくらい読んだけど、 全く面白くない。 これのどこが名作なんだろう…? 時代背景が錯綜しているのか、面白さが全くわからない。 最初は占星術の細かいところを説明(?)みたいに読まされるし、ドキドキ感がない。 気が向いたら再読したいと思うけど、 買って損しました。

    0
    投稿日: 2014.11.19
  • ある事件について語り合う本格トリック小説

    ある程度内容を知った上で読んでたら感想も違ったと思うが、半分までずっと登場人物二人のトリック解説を読まされる。さっさと外に出て事件を解決に出向けよってなんど思ったことか。ラストもまた数百ページに及ぶトリック解説。 種明かしはたしかにすごいと思ったが、ラストの衝撃ではなく長ったらしく読まされたあとにそうだったのかよ・・・と溜息が漏れるような感想。また再読したら印象は変わるかもしれませんが・・。

    0
    投稿日: 2014.09.18
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    古典的名作であり、トリックは秀逸。有名すぎるので、すでにトリックを知って読んでしまうことになったのは勿体無かった。 読み終えて、さすが!と思っていたが、後書きを読んで、なんという自信!と違う意味でも感心した。

    2
    投稿日: 2014.09.11
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    島田荘司作品、初読。これま騙された!と言わざるを得ない、予想外なトリック。まあ、最初のフリがあざといな~そりゃ、読者はコロっとダマされるよな~と思わないでもないけど、トリックにびっくりできたから、良し。 この他の御手洗潔シリーズも読みたくなりました。

    2
    投稿日: 2014.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御手洗&石岡君コンビ初読み。 いかんせん昔書かれた本すぎて会話が固くて大変。 でも、2人のキャラは面白かった。 ミステリーは好きでも謎解きやトリック、推理などに全く興味が無いので、込み入ったトリック殺人の手法は解説されても「へぇ、」という感想くらい。 それよりもキャラで読み進めてみようかな?

    2
    投稿日: 2014.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    星籠の海を読んだ後、御手洗が誰なのか結局分からず、とりあえず一番最初のこちらを読んでみることにした。 人物の名前や年齢、姿、仕事や関係等、詳しい事を説明しないで、キャラ同士の会話から推測させる方法は斬新だなと思った。全部書いていないからこそ気になるというか、想像で補う楽しさがあるように思う。デビュー作だけに色々新しい事にチャレンジしてやる!みたいな意気込みがあって、パワーを感じる。 話の内容も面白かった。アゾート、占星術によって埋められたバラバラ死体等、狂気に満ちた事件が、実はありきたりな動機で行われていたのには、なるほど、と思った。これを考えて実行した時子がすごい。 ただ、途中の島田荘司の挑戦状はいらなかったと思う。夢中で読んでいるときにああいう自己顕示欲の強い文章を読むと、この人御手洗とキャラ被ってんなーとか思って現実に引き戻されてしまう。 「完全版」とあるけど、完全じゃない方には挑戦状がないんだろうか…。だとしたら完全だからいいってもんじゃないなぁと思う。 それを除けば十分面白かったので、とりあえず続きも読んでみようと思う。

    1
    投稿日: 2014.08.02
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    本格ミステリの金字塔。ミステリーに対して自覚的になってきたからには読まねばと思っていたので、ついに手にとった。全体的な印象としては、まあ面白かった。ただ他の人が指摘するように、トリックの説得力のなさはあった。この時代を生きているせいもあると思うが。というか、説得力のなさというよりも、エンタメ性の薄さだろう。序盤で全ての材料が揃ってるとするなら、つまり京都編は全て無駄になる。なんか、謎解きのための物語に思えてならない。ミステリーはそういうもんだ!とは間違った論理で、だってミステリーはミステリーである以前に人に読まれる物語だからだ。という風に考えたときに、この作品は読んでる人が飽きないようにただ出来事を並べたようにしか見えなかった。

    2
    投稿日: 2014.07.24
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    今更ながら、 日本ミステリ界の代表的シリーズで 名作と名高い本作を読んだ。 この作品を丸パクリした 某有名漫画の方を先に観てしまい、 その印象的なトリックを 知ってしまっていたので なかなか手が出せないでいた。 それもあって謎解きよりも 読み物として楽しむつもりでいたが、 この作品の構成は、既に起きた事件を 第三者視点で紹介して、 謎解きの行程を描くというもの。 そのため、凄惨な事件が徐々に展開し、 それに関わる人間模様を ドキドキしながら読み進めて 楽しむという目論見は大外れ。 期待が大きかった分、 読み物としても楽しめなかった 落胆は相当なものだった。 作品に落ち度はほとんど無く むしろ緻密に練られた仕掛けは、 名作として様々なところで 名前が挙がる作品だけのことはある と感動したほど。 ネタバレを広めた某漫画が悪い。 とにかく憎い。 天樹征丸許さん。 それでも「御手洗潔」のキャラには とても魅力を感じたので 今後シリーズを読み進めて行きたい。

    2
    投稿日: 2014.06.21
  • 評判に違わぬ名作!

    トリックについてはいろいろあったようですが、とはいえ鮮やかで見事だと思う。 幸い知らずに読めたし、ド直球の本格ミステリーという感じで読了後の爽快感は抜群でした! こんなこと自分がいうのはおこがましいが、噂通りの名作だと思う。 また何年後かに再読してみたいが、今回のような衝撃はないんだろうなぁ。 そういえば島田さん、これがデビュー作なんですね。すごいなぁ。

    3
    投稿日: 2014.06.03
  • 伝説の一作は案外読みやすくて好きです

    新本格というジャンルを開拓し、近代ミステリ作家に多大な影響を与えたという伝説の一作。 …と聞いて読まずにはいかないでしょう。 島田作品初読になります。 占星術がモチーフというオカルト的雰囲気、絶対不可能な猟奇的犯罪という立ち上がり、鬱持ちで浮世離れした探偵役と近代ミステリを期待させる要素は十分で、かつ今読んでも新鮮。 古き良き探偵ものにリーダビリティを加えた満足できる一作でした。 ただ余りに有名が故かどこぞの漫画にトリックをパクられたらしく、それを先に読んでしまっていたのが僕の不運。 ほろ苦い読書経験ともなりました。

    4
    投稿日: 2014.05.25
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    冗長だった。途中で何度も挫けそうになった。最初の手記の部分がつらい。その後、京都に行くまでがつらい。最後に後書きがつらい。後書きにもあるように、この本が画期的だったのだろうけど、そういう歴史的な価値として読んでおくべき本のように思った。 名探偵の御手洗氏は双極性II型だな、見てると。 それにつけても、このトリックといい、現代社会を舞台にすると推理小説というものはどこまで箍を締められてしまうのかと思う。携帯電話、インターネット、この2つがあるだけで大きく違う。逆に、だからこその推理小説というのがあるのだろうか。 あと、この著者の本は何につけ衒学的に過ぎるような気がする。占星術の細かいところまでは逐一読んだりしていない。改訂完全版とあるのだから、これが著者にとって正しいものなのだろう。 そのくせ、下のような本線に関係のないところをメモっている自分がいるのだけど。 p141. 過去日本の死体を埋めた事件で、死体が出ているのはみんな犯人の自白のためなんだ。 p174. そしてね、実に不思議なことに、この五カ所の神社が、みんな東経139度線に沿って、南北に一列に並んでいると言うんだな。 p176. こういうわけで、卑弥呼の邪馬台国は、滅亡したかそれとものちの日本の中央政府軍に併合されたかしたのだろうと考えられるが、大和に中央政府を樹立した後、大和朝廷は政策として、もとの邪馬台国人たちを、卑弥呼の子孫も含めて東北へ強制移住させたのではないかというのが、さっきの小説の考え方なんだよ。奈良時代以降の中央政府の政策を見ると、歴史的に上総、上野、武蔵、甲斐あたりの関東地方は、朝鮮半島の動乱を逃れてきたいわゆる「帰化人」を、強制的に移住させていた地域だったらしいんだ。しかしこれは朝廷の前々からの政策を踏襲したものに過ぎないと推察されるので、その強制移住第一号が、邪馬台国人だったのではないかという考え方なんだ

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    投稿日: 2014.05.03
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    密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。その後、彼の六人の娘たちが行方不明となり、一部を切り取られた惨殺遺体となって発見された。事件から四十数年、迷宮入りした猟奇殺人のトリックとは!?名探偵御手洗潔を生んだ衝撃作の完全版登場!

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    投稿日: 2014.04.24
  • 島田荘司による本格推理の名作!

    実は名前は良く聞いていたものの、これが初見。古典といってもいいくらいの歴史を持つ作品だけに、どことなくトリックは聞いたことがあるようなないような。 本作は40年間解かれなかった3つの殺人事件に主人公・御手洗潔が挑むというもの。御手洗の友人、石岡くんが読者をミスリードする役目を果たしてくれるので、読んでいる方も雑念が入り込んで本筋の推理を見失いそうになる。 途中、ホームズをけなす場面など、本筋とは全く関係のない盛り上がりを見せるなど、脇道にそれる感があってやや中だるみするし、石岡くんの活躍も長々としていて途中でいやになってくる。本書は改訂新装版ということで、改訂前がどうなのかを読んでいないが、もう少し刈り込んでテンポを上げてあげるとより良い作品になったのではないかと思う。 それにしても、不可解に見えた事件がこうもあっさりと説明がつけられるこの快感は本格推理の醍醐味ともいえる。このあたりはさすがに名作との呼び声高い作品だと思う。

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    投稿日: 2014.04.12
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    島田荘司の「衝撃のデビュー作」にして代表作、日本の(新)本格ミステリの金字塔、最高傑作のひとつ。・・・と言われています。ミステリ好きでこれ読んでなかったらモグリ、的な位置づけ。 たしかにプロットはよく考えられているし、トリックの妙には感心した。退廃的というか倒錯したエロティシズム(に見えるだけですが)と残虐性を漂わせ、懐古趣味、横溝正史的なホラー幻想、耽美的な味つけも面白い。伏線、というかミスリードの多彩さも楽しい。 が、そうなんですが。 個人的には最後まで、冷めた感覚が抜けませんでした。超絶トリックに大興奮!・・・するどころか、細部の詰めの甘さやアリバイの緩さが気になってしまう。 「本当にこんなに都合よく何もかもうまく行くかねえ?」 「ずいぶん運のいい犯人なのね」 という皮肉めいたツッコミが次々と浮かんで来る(笑)。 要するに、説得力に欠けるのです。本格ミステリにどこまでの現実的、社会的リアリティを求めるのか、それはそれで議論もあろうと思うけど、本作品には残念ながら、良いミステリがconvincingであるために必要な程度のリアリティを感じなかった。 その要因の最たるものが、御手洗潔という(これも有名な)探偵役。 ファンの方には申し訳ないけど、丸っきり好感の持てない、説得力のカケラもない人物造形に苦笑するしかなかった。変わり者である、という設定(言い訳)で納得できるならいいけど、問題は彼に「昭和の最晩年に20代の若者である」人間としてのリアリティが欠如していること。 どう説明したらいいのか・・・たとえば金田一耕助や刀城言耶が奇矯な人間として描かれていても、それはそれで彼らの棲息する「小説的リアリティ」をぶち壊すものではない。だけど御手洗(と友人の石岡)には、強烈なウソ臭さ(ありえなさ)を感じてしまう。二人の会話の空々しさ、つくりものっぽさ。思考回路の(作者の)ご都合主義。 島田荘司の他の作品には、十分にリアリティのある人物も多々登場するので、決して作者の力不足ではないと思う。ということは、これはわざと、御手洗と石岡にホームズとワトスンの古い翻訳ミステリみたいな語調で話をさせている、ということになる。・・・それが作者の意図なら、私には合いません、としか言えない。 肝心の探偵役をこれっぽちも好きになれない、どころかバカバカしさを感じてしまう。本格ミステリを読むにあたって、これほどツライことはないと今回、痛感しました。

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    投稿日: 2014.01.28
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    学生の頃(十年以上前)に読んだのだが、「改訂完全版」ということで再読してみた。ほとんど覚えているのはやはりトリックが鮮烈だったからだろうか。 「改訂」では硬さが取れた印象。

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    投稿日: 2014.01.06
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    有名作品だけあってトリックはなかなか面白かった。図にかいて何とか解こうとしたけど、あと一歩及ばなかった。

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    投稿日: 2013.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    横溝正史かレッドドラゴンかと思って読み始めたけれど、 ちょっと違ったみたい。 途中でトリックわかっちゃたし。

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    投稿日: 2013.12.02
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    犯人探しのためのネタがきちんと記載してあるのに、なかなか盲点となっていて、読み終わってから、「なるほど」と思わせるあたりが、すごい本。

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    投稿日: 2013.10.28
  • 日本ミステリの輝ける傑作!

    あるミステリ漫画で本作のトリックが使われており、一時かなりの騒動になったのも懐かしいですが、それはまた別の話。 冒頭の手記があまりに退屈で挫折する人が多いようですが、あれこそ驚愕トリックの発生源なので、がんばって乗り越えてください。 「読者への挑戦状」が2回も付されているのは、トリックへの自信の表れでもあります。 さあ、めくるめく本格ミステリの世界へ!

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    投稿日: 2013.10.15
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    完全版が出たということで、十数年ぶりに読み直しましたが、 フォントや大きさが変わり、とても読みにくく感じました。 個人的にはこの頃の御手洗さんが一番好きです。

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    投稿日: 2013.10.07
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    凄いの一言に尽きる。 わたしも、推理したけど 無理だったー さすが、ミステリーの巨匠の作品です。 でも、推理作家ってすごいなぁ。 自分で事件起こして 自分で解決しなきゃいけないんだもん。

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    投稿日: 2013.10.03
  • 名作!

    探偵御手洗清初登場の作品です。これだけで御手洗ファンになれます!トリックは某マンガでも使われたトリックで、私は極めて斬新でした!個人的には推理小説の金字塔の1冊です!

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    投稿日: 2013.09.30
  • おもしろいです!

    トリックの奇抜さもさることながら、御手洗さんと石岡君のコンビネーションが最高です!

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    投稿日: 2013.09.29
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     昭和十一年に起こり迷宮入りとなった猟奇殺人事件のトリックに名探偵御手洗潔が挑むミステリー  今の本格ミステリーの流れを作ったということでそのうち読まないといけないよなあ、と思っていた作品ですが、改訂完全版が文庫化されたのでようやく読むことができました。  正直前半はかなり読みにくい。殺された画家の手記がまず読みにくく、これを何とかクリアしたと思ったら、今度は御手洗とその助手石岡君の過去に起こった事件の概略と考察が続きます。  自分の好みの問題なのですが、探偵が事件の真っただ中にいる、もしくはリアルタイムで捜査が進んでいる状況に探偵も警察と一緒に加わる、という流れじゃないとイマイチ緊張感に欠けるというか……。その状態が200ページ近く続くのでだいぶつらかったです  そこを乗り越えた後はスムーズに読み進めることができました。二人は事件解決のため京都に向かうのですが実際行ったことのある地名が多数登場しうれしかったのもありますが、やはり探偵たちが実際に動いているのが好きなんだろうな、と再認識しました。  そして真相については全く気づきませんでした……。確かに言われてみれば分かるんですが、実際読んでいるときは全く思い当たらず……。犯人に完璧に負けた、という感じです(苦笑)  御手洗の変人ぷりも面白かったです。シャーロックホームズをこき下ろす場面はシャーロキアンの人に読んでもらって感想を聞いてみたいですね(笑)

    6
    投稿日: 2013.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御手洗潔シリーズ 竹越文次郎刑事の手記を手に入れた御手洗と石岡君。その手記から43年前昭和11年に起きた梅沢平吉殺害事件、平吉の義理の娘・一恵殺害事件、そして平吉の6人の娘たちが被害者となったアゾート殺人事件の捜査に当たる。 平吉殺害事件。 二二六事件の夜、モデルを使って絵を描いていた平吉が密室のアトリエで殺害される。雪に残された男女の足跡。睡眠薬を飲み後ろから殴られた平吉。摘まれた平吉の髭の謎。ドアにかけられた鞄錠の謎。 一恵殺害事件。 3日後に殺害された一恵。死後に犯された形跡があり、犯人の血液型はO型と推定された。 アゾート殺人事件。 平吉の娘たちが旅行先から消え身体の1部を切り取られた姿で日本各地から発見された。奪われた部分で作り上げられた人形の謎。 竹越文次郎の息子・竹越刑事からの挑戦。京都に飛び事件の調査に当たる御手洗、石岡君。

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    投稿日: 2013.09.11
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    今さらながら島田荘司を初めて読んだことを恥じる。 ミステリー小説の中で名作と名高い占星術殺人事件。 もう30年前もの作品になるが、これはもう古いとかどうとか そんな発言が恥ずかしくなる類だ。これは名作と呼ばれる作品だ。 戦前、1936年2月26日に起きた猟奇的悲劇の序章。 そこから40年経てども謎が解明されることはなかった占星術殺人事件。 それをふとしたことから解決することになる御手洗潔。 物語は40年分の混沌と狂乱を背負い加速していく。 これは純粋にトリックを楽しむものなのだろうと、かかって読んでいた。 著者からの挑戦状という、挑発的な文面もその意味を濃くさせる。 しかし、本当の意味を見失っていた。 これは何よりも悲劇であり、悲しい物語だということを。 ただ単にトリックの解明を楽しむ作品ではなかった。 結果として、そこには十分すぎる人間模様が描かれていたのだ。 とは言え、自分も多くの皆さんと同じように某高校生探偵の話しを 先に読んでしまったが故に、このトリックがわかってしまった。 いや、わかってしまったのではなく思い出してしまったのだ。 それはものすごく悔しいことであり、これ以上の罪はないだろう。 初めて触れていれば、あの感触を味わえたのに・・・

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    投稿日: 2013.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

     そうだ、京都に行こう。哲学の小径を往復ダッシュしよう。  十数年ぶりくらいに読みましたか。こっちは「改定完全版」なので再読と言ってよいものかどうかは分かりませんが。  いや、うん、あれっすわ、とりあえず、素晴らしいミステリは何よりもまずその犯人に敬意を払いたくなる、ということを再認識した。前ついったで呟いたんだっけか。別段犯罪を推奨とか、シリアルキラーへの憧憬とかそういうんじゃなくて、むしろそれを書く作者の方がすごいんだろうとか、まあそうなんですけど。なんていうか、すごい、犯罪というものがある種の芸術のように出来上がってしまっている、素晴らしい。  トリック自体はあれだ、いまだに恨むからな、じっちゃんの名にかける方の高校生探偵は。こっち読む前に、あっちの話をアニメで見ちゃったからな。結局あれは、島荘の名前をちゃんと出すことで決着したんだっけ?  まあそんなことは置いといて、やっぱり、これは日本ミステリ界において読み継がれるべき作だと思う。作中に使われる小道具(占星術)の専門性、探偵役の非凡性、犯罪の狂気性、猟奇性、途中に挟まってる読者への挑戦、保たれた論理性、犯人の意外性。ミステリというものがこうあってほしい姿をしていると思うんだ。  初心にかえる、という言い方もおかしいけれど、読みたいミステリってこういうのだなぁ、と思える。  抜粋。  ただ私には、一般的な意味での後悔というものはありません。考えに考えた末やったことです。なまじのことでたちまち後悔するくらいのものなら、やらない方がよいと思います。  こういった姿勢、覚悟こそ、求めるべきもの。

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    投稿日: 2013.08.29
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    今さらながら、初島荘。初御手洗。 占星術殺人事件は、例の有名すぎるトリックで有名すぎる。 トリック重視の作品で、知っちゃってるのはやっぱり楽しみ半減。 でも御手洗潔、割と好きですけど。 ミステリーっていいよね、面白いよねと改めて思う作品だ。 占星術、というのが猟奇的な事件の中では何だか女々しくて御手洗といい犯人といい、ラストのシーンが頷ける。 御手洗潔シリーズは、順番的には次はどれ?

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    投稿日: 2013.08.25