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ハサミ男
ハサミ男
殊能将之/講談社
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総合評価

1351件)
3.9
358
531
339
40
12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハサミ男が女とは全く思わなかった。まぁ、犯人は意外だけど、なんか全体的に暗い。 自殺願望があるにしては、方法がぬるいし、感情移入できる人物が少ない。 知夏が入院している病院に磯辺がお見舞いにくる。知夏が隣の患者の孫の女の子に興味を持つ。

    0
    投稿日: 2010.11.24
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    この本は一読目は何がなんだかよくわからないまま進んでいきますが、 2度読めばその話が納得できます。 その文のつくりが非常に巧みです。2度読んで面白いと言う本ですね。

    1
    投稿日: 2010.11.23
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    事件が起きた時点で気付いてしまったけれど・・本の厚みもなんのその、展開が期待以上で最後まで楽しめた。

    2
    投稿日: 2010.11.21
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    すみません。最初のほうで「犯人わかっちゃったんですけどー」になった。 わからないままで読むのが面白いと分かっていて、 妙に勘ぐったら分かってしまって、そのまま普通に読み進めた。 結末には驚いたけど、おしかった…。

    0
    投稿日: 2010.11.18
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    猟奇殺人犯「ハサミ男」が自身が狙っていた獲物を横取りしていった模倣犯を追うという一風変わったストーリー。本物の「ハサミ男」の視点と事件を追う警察の視点で交互に物語は展開していく。ハサミ男のパートでは毎週のように自殺を試みる「私」の独特の内面描写や「医師」との掛け合い、警察のパートではジリジリと犯人に迫っていく様子が軽妙な文章で語られて引きこまれてしまい、最後まで一気に読んでしまった。また両者の視点が所々交錯するのだが、改めて読むと文章の妙に唸らざるを得なかった。

    0
    投稿日: 2010.11.16
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    凄かったです!どんでん返しが凄いとは聞いていたけど、まさかこれほどとは!二転三転どころじゃあないですよ。謎が明らかになりつつある後半、絶対に前半部分を読み返したくなりますね。ただ、それだけに序盤のもっさりした感じが気になりました。それにしても・・・ある程度予想はしていましたけど、その斜め上を行かれたな~。

    1
    投稿日: 2010.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公が犯罪者というのが珍しくて、あらすじからして興味をそそられました。 ラストのほうで驚くと聞いていて疑いながら読んでいましたが、いろいろと伏線があったにも関わらず、まったく気づかずに読んでいて、作者の読み通りに「えっ?」ってなって、興奮しながら読み返したりしました。 ラストもいい感じで終わっていい感じでした。 叙述トリック最高!!!

    1
    投稿日: 2010.11.15
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    主人公が猟奇殺人犯で、しかも自殺未遂を繰り返す。これだけ聞くともの凄く陰惨な小説に思えましたが、実際はそうした闇の部分とユーモアが一体となっていて、とても読み易かったです。 トリックに関しては騙されまいと注意深く読んだつもりですが、真相は完全に盲点となっていた所に隠されていました。完敗です。

    1
    投稿日: 2010.11.04
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    「え・・・?・・・あああ!」となる作品 素直に騙されました ハサミ男。なるほど 登場人物同士の会話にも興味をそそられました

    1
    投稿日: 2010.10.15
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    「ハサミ男」と言う題名にまんまとハメれらた。最後こんな展開になるなんて思いもしなかった。ので面白かった。

    0
    投稿日: 2010.10.05
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    そうか。こういうオチか。 途中まで完全に騙されてました。 なかなか気付けなかった。 でも確かにヒントは沢山あったんだなぁ。 これ、もう一回読まなきゃ気が済まないだろうなぁ。 また読もっと。 参考文献となった書籍も興味深いです。 でも、どんでん返しとしては思ってたほどじゃなかった。 期待しすぎていたのでしょうか。

    0
    投稿日: 2010.10.02
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    ある程度オチは予測できましたが、それでも十分楽しめる内容です。 最後の終わり方も良かったと思います。 お勧めの一冊です。

    1
    投稿日: 2010.09.26
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    面白かったけど、途中でオチの予想がついて、読み終わって「あぁやっぱりそうきたか」と思いました。 念のため、どういうカラクリになっていたか読書後に再読して確認。 なるほどねー。

    1
    投稿日: 2010.09.22
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    2010/09/?? 完全に騙された… これは絶対に2回読まなきゃ駄目な小説です 2回読まなきゃ読んだことにならん気がする まだ2回目読めてないけど…

    0
    投稿日: 2010.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人が主人公、という珍しい形の話でした。 新鮮で面白かったし、最後の落ちもびっくりですね。 2回読みなおせる小説だと思います! 2022.07.21 再読 すっかり記憶を無くして再読。 確かに違和感を感じ文は所々あるので気付けるんですね。 叙述以外にも、捜査対象になった人物が次第に包囲網に絡められた行く様子はスリルがあって良い。

    1
    投稿日: 2010.09.12
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    すでに2人の女性を手に掛けていた殺人鬼・ハサミ男。 次のターゲットも定まり 用意周到に事を成す瞬間を慎重に待つ。 ところがターゲットの女性は 他の人間の手に掛かって殺されてしまう。 しかも、ハサミ男の手口をコピーする形で。 よりによってこの死体を見つけたのはハサミ男本人だった。 加害者という立場から一転して、 第一発見者という全く違う立場に立たさてしまう。 ハサミ男は自分の邪魔をした真犯人を探すべく、 警察は《3人目》を殺したハサミ男を今度こそ捕まえるべく 事件の驚くべき事実へ向かい歩を進める。 単純な仕掛けに、大胆なミスリードへの誘い込み。 素直に引っかかりました(笑) ん?どゆこと?あ、そっか、そういうことか~。って感じ。 読み直すとちょいちょいヒントはあるんだよね。 先入観って凄い。 多少蛇足的なことも多い気がしますが それでもかなり読みやすく面白かったかな。

    1
    投稿日: 2010.09.07
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    弟からオススメされる。 これは本当に面白い! 冷静でリアルだが平凡とすら言える「シリアルキラー」の内面描写、天地が逆転するような構成の見事な裏切り、日常、ゆがみ、その滑稽さ。 残り5分の1というところまできて、放り投げたくなるような衝撃に耐えて読了、この驚きの溜め息を誰かと共感したい! 「○○は考えたくないし言いたくない」みたいな描写が、後から考えればすごく巧妙だなー!っと感心。一人称だからこそ活きる自己認識の差を利用してるんだナーと。(ネタバレってはナイ…よな…?) 個人的にはカメラマンのシーンが好きです。

    1
    投稿日: 2010.08.30
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    よくできてる。医師の正体は最初からわかりましたが、ハサミ男のあれは騙された。終わり方が好き。きれいに終わる小説は読みごたえをより感じるからよいね!

    0
    投稿日: 2010.08.20
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    オチを知ってしまってから読んだが、それでも十分面白かった。 わたしと医師との頭の中でのやり取りの部分が、ワタシには難しかったので★四つ。

    0
    投稿日: 2010.08.01
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    叙述トリックの代表作!だということで読んでみましたが いやぁやっぱり騙された!!笑 このやられた感が癖になります。 ラストも続きそうな感じで今後を想像してしまいました。

    1
    投稿日: 2010.07.18
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    「どんでん返し!」と煽られてたから期待してたのに、最初から最後までオチが読めててげんなり。オチが見えてるミステリーはあらゆる伏線が小細工にしか見えなくて苦痛という典型。 読んでも読んでも終わらない厚みには参った。

    0
    投稿日: 2010.07.02
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    びっくりするほど面白かった。 ラストは続きそうなんですが、ここでやめるからこそ面白いんだろうなと思いました。

    0
    投稿日: 2010.06.28
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    とても読みやすい作品。読み終わった後、思わずまた読み返してしまうくらい、とても巧妙でだまされました。先入観とは怖いものだ。。。

    0
    投稿日: 2010.05.09
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    叙述トリックを使ったミステリー小説。 二人の女子高生を絞殺し、首にハサミを刺すという残虐な犯行から、犯人はマスコミに「ハサミ男」と名付けられた。ハサミ男が三人目のターゲットを見つけ、殺そうとするが…。

    0
    投稿日: 2010.04.11
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    ハサミだけに、とてもシャープですw 読者に向かって最初からこれ見よがしにいくつものカギが提示されてるところが素晴らしくフェアでスマートで、シビレましたv

    0
    投稿日: 2010.04.02
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    殺人がいかに残酷であるかは、わかっているけども 「医師」にすごく惹かれてしまいます。 これは薦められたんだけど、読んでよかった! 教えてくれてありがとう

    0
    投稿日: 2010.04.01
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    また騙された…。 慎重に読んでたつもりだったのに…。 でも、騙されるのってなんて楽しいんだろう。 悔しいのに晴れ晴れとしたこの気持ち、 読書って最高!って叫びたくなる高揚感。 だからやめられない。

    0
    投稿日: 2010.03.25
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    同期が「読むー?」と言ってくれたので、ありがたく新作家発掘。ただ、ある朝会社に来たらこれが堂々とデスクに置いてあった時はビビった…やめろよ…これがデスクにおいてある新人女子って、見た感じ、感じ悪いよ…。 初めて読んだ作家だったけど、割合面白かった。道尾秀介的な話の仕掛けの上手さを感じた。あと、「ちょいグロいよ?」と聞いてたほどじゃなかったというのもあるかな。。何だろうね、もう完全に勘違いしてたっていうか、でもギリギリまで全然出てきてなかったのに、ええ!?みたいな。でも、あたしの初見での感想は「女性目線」だったもんなー。そういう意味では勘が当たった?

    0
    投稿日: 2010.02.28
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    面白い! トリックがなかなか工夫されていたかと。 500Pもある長編だが描写表現も豊かで情景が思い浮かびやすく 読みやすかった。

    0
    投稿日: 2010.02.18
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    普通に読むと騙される。しかも見事に。地図を見ながら歩いていたのにいつの間にか迷子になっていた感覚。 しかし最近この手のトリックに少々慣れてきてしまい、あまり衝撃を受けなくなってきているのも事実。 それにしてもこの作品の「この手のトリック」はかなり境界が曖昧。 よほど注意して読んでいないと気が付かないだろう。実際注意して読んでいても気が付かなかった。場面と場面のタッチの仕方がとても鮮やか。 単純な警察VS犯人ではなく、模倣犯を犯人が探すところも愉快。 また、犯人が二重人格ということを利用し、心の間で繰り広げられる奇妙な世界を垣間見れるのも、読みどころのひとつ。 そう、この"ハサミ男"は二重人格。主人の人格ともう一人の博士の人格(本当はどちらが主人かという議論はここでは省く)。ここではこの二重性が上手く書かれているが、実際人間という生物はだれしもこのようなもう一人の自分を心の中に抱えているのではないでしょうか? 自分の中の自分と相談、決定する。その存在の大なり小なりはあるだろうがそんなシーンを経験したことはないでしょうか? とにかく人って複雑な生物。 プチ二重人格、三重人格ならむしろ当然であったり・・・。 KEY WORD>>ハサミ男(著:殊能将之) 殺害した女性の喉にハサミを突き付ける猟奇殺人を重ねる、通称『ハサミ男』。 そんな異常殺人犯が入念な調査の元、次に選んだ標的。そして、その標的に向かい行動を起こそうとした時、その標的は別の誰かによってあっけなく殺されてしまう。 しかも、その死体には『ハサミ男』のトレードともいうべきハサミが喉に刺さっていた。 死体の第一発見者となってしまった『ハサミ男』。この真相を確かめるため事件調査にのりだした。

    0
    投稿日: 2010.02.11
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    本格ミステリ(だと思う)。歌野晶午さんの作品みたく、読者の先入観を利用した「騙し」があるわけだが、あまりにも仕掛けがスマートすぎて「騙された」ということはわかるのに、何をどう騙されたのか全然わからなかった。まるですごく鋭利な刃物で斬られたみたいだ。文章自体は完成度高し。ただし優等生すぎて面白みに欠けるのもまた事実。

    0
    投稿日: 2010.02.02
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    何度も何度も、高校生の時から読み返してます。 読み返すたびに発見がある。 叙述トリックが有名な本ですが 文章が丁寧で、きれいです。 ミステリーとしてではなくとも、十分すぎるほど 楽しめます。

    0
    投稿日: 2010.01.25
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    すごいです! なんじゃこらぁ〜の一言 どうなる、どうなると思いながら注意深く読んだのに 全然分からんあたしがバカなのか・・;; 映画がどうなってんのかものすごく気になる! 若手の刑事さんが好き^^♪

    0
    投稿日: 2010.01.22
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    読み終わっての印象がこれを書いた人は、何て頭がいい人なんだろう!!っていう感動と変なすっきり感 人物像が後半どんでん返しで読み返すと印象がグルリと変わってしまう一冊で二度も三度も美味しい 自殺の種類もまるで自分が体験したかのようなリアルな描写でイメージが簡単に出来て「そういう感じなんだー」って変な感心をしました。タバコの煮汁に砂糖を入れて本当にチョコレートの味がするのか気になる所です(笑)

    0
    投稿日: 2010.01.15
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    粗筋(アマゾン引用) 美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

    0
    投稿日: 2010.01.11
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    大どんでん返しの評判を聞いてから読んだ作品。もう見事に騙されました!感服!大胆ながらも緻密に組まれた伏線と手法に、ただただ感動です。文章のユーモアさとインテリさが新鮮で、まったく退屈せずに最初から最後まで読むことができました。とくに私は「医師」がお気に入り。結末を知った上でもう一度最初から読み直すといたるところに伏線伏線・・・。ラストが爽やかにまとめられているのも好きです。今まで読んだ本の中でも、最高傑作の一つといえる作品!!

    0
    投稿日: 2009.12.13
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    内容(「BOOK」データベースより) 美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

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    投稿日: 2009.12.11
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    どんでん返しに期待しすぎたらしい。 「ああ、そうなの。はいはい」て感じだった。 もっとこうトリックで度肝を抜く系を期待したんだが……。 無駄な描写が多いので、読んでて楽しい人が多いのかもな。 ライトノベル的な意味で。

    0
    投稿日: 2009.12.07
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    文書は読みやすく、最後まで楽に読めた。ただ、前評判を聞きすぎてトリックを楽しめなかったのが正直損した気分。前知識なしに読めばきっと面白かったと思う。

    0
    投稿日: 2009.12.02
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    最後ぶっとんだ!! それしか言いようがない。 私の中では1,2を争う傑作。 よく映画化できたなぁ。

    0
    投稿日: 2009.11.24
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    勤めていた会社の先輩からオススメされた一冊。 世間を騒がす ある事件を「犯人目線から」追うストーリー “本当の”犯人はだれか? 人によって好みが分かれるそうなので3つ☆

    0
    投稿日: 2009.11.20
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    女子高生2人が同じような手口で殺され、その遺体には喉にハサミか刺さっていたことから、「ハサミ男」と命名されます。ハサミ男は第3の犠牲者に目をつけるが、殺人を犯す前に、同じ手口で犠牲者を殺されてしまいます。ハサミ男は真犯人を探すべく、色々と調べ始めます。 これはすごく面白かったです。 最後の終わり方にはビックリしました! 読んでいて、ちょっと痛々しい場面がありました。。

    0
    投稿日: 2009.11.19
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    内容(「BOOK」データベースより) 美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。 【以下ややネタバレあり】 一人称でしかも「どんでん返しが…」と言われたらあのトリックが仕掛けられてるんだろうと思ってわりとがんばって読んでみたのですがわかんなかった。思い込みってこわいね!しかしぱらぱら読み返すと確かに手がかりがないことはない。 …が! "ないことはない。"程度。 あんまり、解く楽しみ…という感じではない。 かといって、種明かしが完璧で納得しきれるかというとそうでもないし。 特に動機でも腑に落ちないともやもやが残る…。 後味の残し方もゆえに中途半端。もう何がなんだか。 ひっくり返してからがだらだら長すぎ。 結局どこを落としどころにしたかったのか。 トリックだけに頼って、ほかを読ませる力がなさすぎ。 思わぬところから足をひっかけて転ばされてわけがわからないうちに逃げられた感があるよ。 負けは認めるが試合内容はひどい。

    0
    投稿日: 2009.11.03
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    『イニシエーション・ラブ』で叙述ミステリーにはまってしまい、これも有名ってことで読んでみた。うん、なかなかのトリックで、なかなかのどんでん返しぶりでした。怪しいところとか疑い深く読んでみたけど、やっぱり見抜けなかった。。。まだまだ修行が足りないのか。。。

    0
    投稿日: 2009.10.27
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    やられたーーって感じかな。 結局最後まで無動機殺人というか 動機がわからないまま終わったけど 作者に言わせれば動機なんてどうでもいいんだろうね。 それにしても文中自殺未遂の様子が何度も出てくるけど、まさか作者が体験したの?って思うくらい生々しくてびっくりした。

    0
    投稿日: 2009.10.22
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    これはいいです。 読むべきです。 ただし映画版はがっかりです。 豊川悦司と麻生久美子のファンであるわたしでもがっかりです。

    0
    投稿日: 2009.10.09
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    なかなか味のある文章でした。 この人の他の本も読みたい・・・のですが、最寄りの本屋にはことごとくありません。ぐぬぬ

    0
    投稿日: 2009.09.28
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    はさみを使ってお気に入りの女性を殺害していくはさみ男. 次のターゲットに目を付け犯行しようと部屋に踏み込むと,自分の手口と同様の犯行の方法で既に殺害されていた. 真はさみ男と偽ハサミ男二人の主観で物語は進行していき読者は果たして今語っている人物が本物か偽者かを推理しながら読み進めていくことになる. 巧妙かつ精緻に伏線が引かれているため自分は最後の種明かしでさえ何がなんだかわからなくなった. 推理ものが好きな人にはお薦め.

    0
    投稿日: 2009.09.18
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    ★あらすじ★ 美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

    0
    投稿日: 2009.09.03
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    後書きを読んでも感じたが、多分、作者、とても捻くれた人物である。 悔しいが、見事に騙された。悔しいが、満点を与えねばなるまい。 『ハサミ男』というB級ホラー感漂うタイトルだが、内容は変則ミステリの王道である。 私個人としては『ああいう人物設定』が苦手なので、初見時の前半は正直読むのが辛かった。 独特のシニカルな書き口の魅力に、引きずられる様に読み進めた結果・・・ 騙された。仰天した。 初見時の文句など吹き飛んで、瞬時に二周目に突入させられた(笑) この作品に無駄な前口上は野暮。 さあ皆様。一緒に悔しがりません??

    0
    投稿日: 2009.08.29
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    終盤のどんでん返しが気持ちいい。 ずっと気になっていたが、新幹線に乗るついでに文庫本購入。 序盤のひっかけで引きこまれ、一気読みしてしまった。 ちょっと設定に無理があるかなあ

    0
    投稿日: 2009.08.18
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    デビューから話題になった有力新人ということで前々から読もう読もうと思っていた殊能将之のデビュー作。 第13回メフィスト賞受賞に加え「このミス」で9位になった500ページちょっとの長編ミステリ。 ネタバレはしたくないのであんまりゆうことも無いですが、読後感は良かった。

    0
    投稿日: 2009.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なるほど、そうきたか・・・ 「わたし」の独白から、なんとなく、むむむ??と、思えていたけど・・・ふむふむ。 筒井康隆の「ロートレック〜」なんかを思い出しつつ、それならそれで最後まで つきあってみよう、と思った。 埼玉・東京で、女子高生が絞殺され、さらに首にハサミを付き立てられるという 殺人事件がおき、世間やマスコミでは「ハサミ男」として騒がれる。 3件目の事件が都内で発生。 しかし、遺体の発見者は他ならぬ「ハサミ男」自身だった。 真犯人は?その意図は?「ハサミ男」とは? 読み始めは、いまひとつ入り込めず投げ気味だったけど、結局読みきってしまった。 たまにはこういったサイコものもいいかも。 しかし、映像化は無理だろうなぁ、と思っていたら、なんとDVDになっていて、びっくり! それとこれは、「別物」ということなのかな・・・と観る。 トヨエツ、かっこいい!! 監督 池田敏晴 出演 豊川悦司      麻生久美子     2004年

    0
    投稿日: 2009.08.04
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    ドンデン返しがあるぞって 思って読んでいたのに しっかり騙されましたねぇ〜 ここまで やられちゃうと 逆に気持ちがいいね 文章を読みながら 勝手にイメージの人を 作っていた・・・。 先入観って やはり 持ってしましますよね そして 表現も上手なんだと思います 最後の方になって えっ!マジ!! もう一度 ページを戻って 読み返して 納得でした 面白かったです

    0
    投稿日: 2009.07.15
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    どんでん返しということで、かなり注意を払いながら読みましたが やられた〜!見事に裏をかかれました。 すごく込み入ったトリックなのに、納得できないつじつまあわせがなくて時間があればもう一度読み返したいくらい、 まったくストーリーに隙のない流れ、感服しました。 犯人がわかる場面はあちこちにちりばめてあったのに、なぜ気付かなかったかと後から悔しいこと 展開が早く、無駄のない文章にのめりこまされちゃうんですよね。 ネタバレしちゃうので、詳しいことは書けないけど、とにかく読んだあとものすごい爽快になります。 殊能将之、この作家にはまりそうです。

    0
    投稿日: 2009.07.07
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    視点のトリックは見事でしたね 疑うことなく完全に騙されて読んでたわ。 そういわれたら伏線と思わしき箇所は多かったね。 でも2回読みたいとは思わないから うわーすごいなーで終わっとく。

    0
    投稿日: 2009.06.16
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    美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。 三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。 自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。 「ハサミ男」は調査をはじめる。 精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

    0
    投稿日: 2009.06.11
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    20090419読了 通常の文庫2冊分ほどの分量がありますが休日ということもあり2日で読み終えました。ですがこれはどうも2回目を読む必要がありそう。記憶力に乏しい所為で種明かし箇所では何度も前のページを捲り直してしまう破目に。

    0
    投稿日: 2009.04.17
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    作者名もタイトルも「脳男」に似てる...よね。 なのでずっと以前に読んだつもりだったんですが...しっかり 未読でしたー。 割と前半でトリックは分かったような気がしたのは 凄くフェアに書いてあるかな。でも面白いですねー。 意外なラストも全然アリで、個人的には傑作ミステリと して人にオススメできるなー。 そして所々に挟まれる音楽も使い方が上手! 何よりXTCの曲名が作品タイトルだもんね!ツマラないもんを 書く訳ないっつーの(笑)。 ただSEX PISTOLSの「Pretty Vacant」と「スーダラ節」は... 似てないよね(笑)。

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    投稿日: 2009.04.12
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    美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。 人間の先入観って恐ろしいなぁと思わされる500ページ近い長編。 設定はとても面白いのだが、小説としては普通。 状況があっちこっち移り変わるため、流れるように読めないのが残念(警察サイドのやりとりが不毛だった…)。 ただ最後には「あっ」と思わされるところが必ずあるので、途中で挫折せず最後まで読みすすめてみてください。

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    投稿日: 2009.04.11
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    美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」 三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。 自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。 第13回メフィスト賞受賞作

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    投稿日: 2009.04.06
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    ミステリなので内容は多くは語らない。 ハサミを使った連続猟奇殺人が続く中、「私」はハサミを持った何者かに襲われる。 そうして巻き込まれた事件の中で明らかになるのは? 分厚い一冊だけど、読み終わったら感嘆というか感心といか、とにかく面白い。

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    投稿日: 2009.03.26
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    面白かった。しかし下のもそうだけど、ミステリって感想書きにくいよな。 最初読みだした時は、タイトルとかからもっと猟奇的でグロくなって投げ出したくなるかと危惧したけど、あんまりそっち方向にはいかなくって安心した。文体も嫌味がなくっていい感じ。(あれだ、ウロボロスの偽書はやっぱり女として読んでて不愉快だったので)

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    投稿日: 2009.03.02
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    まんまとやられました…! 序盤で「こういう仕掛けかな?」と思ったけど その後「やっぱり違うのか…」と覆され ミスリードにまんまと引っかかってしまいました。 どんでん返し好きには結構オススメです。

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    投稿日: 2009.02.13
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    終盤の種明かしに本気で驚きました。え、まさかそんな、みたいな。 結構視点がくるくるするので、ここは警察側、ここは主人公、としっかり意識しないと、最後で「え?え?」ってなりそうです。 でも内容的には面白かったです。個人的に堀之内さんが好きでした。あと下川さん。

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    投稿日: 2009.01.25
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    1回目読了 これは再読する必要有り。あれ、結局日高って何者だったんだっけか? 2回目読了(2/18) 非常にすんなり頭に入ってきた。再読だと読む速度も倍くらいになるのね。 日高のこともすんなり理解。好奇心で殺されて、死後は濡れ衣を着せられて、実に愚かな男よの。

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    投稿日: 2009.01.21
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    だまされた。物語を読むときの視点と叙述が仕掛け。何回か読むとわかってくる。 そのトリックもさることながら、人ってなかなか死ねないんだねって思わされる本。個人的には「医師」の性格が好き。

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    投稿日: 2009.01.03
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    まずまずスッキリはするけどスカッとはしないという感じ。ハサミ男なんていうけったいなお題のわりにストーリーは綿密で、殺人鬼の生活というか内面?も丁寧に書かれているし、最後の解決部分も納得はできるんですが・・・ 結局は無動機殺人に分類される?のかな。なんで殺すのか理解できなかった。 最も大きなネタ解明部分については、私は薄々方向性は感づいていたので(章ごとに妙にわたしは、わたしは、で始まるので違和感を感じてました)ドッキリってほどではなかったです。 自殺願望のあるハサミ男の描写部分はあんまり気持ちよくなかったなあ。特にタバコ煮汁とか・・・・読んでるだけで胸焼け。 犯罪者側視点で書かれる部分が多いタイプのミステリーがお好きな方には受けるのかも。

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    投稿日: 2008.12.19
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    メフィスト賞受賞作。 やや独特の文体で、展開もよく読ませてくれる。 肝心のトリックはややありがちな気もしたが、私は騙されてしまった。 殺人に対しての考察も面白い。

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    投稿日: 2008.12.13
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    『美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。 』 途中、読みながら 「はぁ?!」と声に出すほどの大胆な『転』 それまで読んできたストーリーそのものが丸々方向を変えます。 この作品に限ったことではありませんが ミステリー作家の脳味噌はいったいどうなっているんでしょうか。

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    投稿日: 2008.11.27
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    面白く無駄のない文章。 けれども読後のやられた感は薄く、一度は読んでおきたいが次読むかはどうだろう?ってな所。 先に読んだ「リロ・グラ・シスタ」を批判する文の中にて紹介されていたため期待していたが、 読後感がこれほどまでに違うのは、読む順序による物ではないとおもう。 僕はこれの代わりに「リロ・グラ・シスタ」の方を買う事をおすすめする。

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    投稿日: 2008.11.21
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    かなり期待して読んだ… でも期待しすぎたかも。 普通に話はおもしろいけど、 普通にだまされたけど、 わかりづらいし うーんいまいち感があったなぁ。 この手のを読みすぎたからかも

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    投稿日: 2008.10.02
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    猟奇的殺人者「ハサミ男」の犯行とみられる3番目の犠牲者が出た。その美少女の死体発見者となったのは真の「ハサミ男」。何故、誰が、自分の模倣犯となっているのか?複数の視点を通して捜査が進む。後半は「あれっ?」と途中で何度も戻って読み返した。作中の人たちと同様、「ハサミ男」という名に惑わされ、見事に騙された。面白かった。ミステリ好きを自称する磯部巡査は、被害者の女性に一目ぼれした自分に「おまえはワトソンかっ!」と突っ込んだとか(自分の想像です)。100円(ブクオフ)で購入したのが申し訳ないくらい。なので「美濃牛」以降の作品も購入予定リスト入り。

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    投稿日: 2008.09.29
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    ハサミ男というタイトルでまずシザーハンズを思い浮かべた。 内容は、なかなかいいどんでん返しぶりだった。 医師とハサミ男のやりとりがおもしろおかしくて好きだった。

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    投稿日: 2008.09.28
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    トリックがわかったとき、いっしゅんどきっとする。 読み易くて、どんどん読み進めてしまうほどおもしろい。 叙述トリックを扱う作品のなかでも、すきなさくひん。

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    投稿日: 2008.08.21
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    これはもう……! 何書いてもネタバレになるんで何も書けませんが、とかく面白いですよ、ということをお伝えしたいです。 作者にガツンと騙されます。 「な、なんだってー!」 と声が出ること請け合い。 あ、でも「先が読めた」って人もいるみたい。 わたしは全く読めなかったので、非常に新鮮な気持ちで最後まで楽しめました。 この作品が映画になる、って聞いたときは、どうやって映像化すんねん、と思いました。 結局どうやって映像化したんでしょう。 映像にした瞬間、ネタバレ……ですやん……?

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    投稿日: 2008.08.17
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    人を選ぶ作品。 全体的になんだかドグラ=マグラのイメージを受けました。 まぁ、狂ってます。 自殺したがる殺人犯。ハサミ男が犯人を探す……なんとも変な構図。 最後のどんでん返しには脱帽。ほんとうまいです。 狂った世界ですが、高崎は凄い肌に合いました。この作者にほれ込んだきっかけ。

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    投稿日: 2008.08.04
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    数冊ぶりに寝食忘れる系のイケナイ本に出会えました。文体に厭味もなく、それだけでぐいぐい読めてしまう事件と捜査があり、叙述トリックものとわかっていても予測不可能な真相へ。豪華。

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    投稿日: 2008.08.04
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    面白かった☆ どんでん返し本だと知っていたにも関わらず、 あっけなく騙された。 もう一回読んでみようと思う作品。

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    投稿日: 2008.07.30
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    この作品がメフィスト賞を受賞したとき、作者の個人情報がまったくなく編集部が書いた人を探したという逸話を聞きましたが……。 そういうことをやりかねない変わり者だということが、いろいろとこの人の本を読むうちによくわかりました。 一応代表作かなと思うこの本を挙げますが、推理小説ファンに噴飯ものであると言わせた「黒い仏」でさえわたしは好きです。 この作者の変化球なんだなと思って読めばそれはそれでという感じ。 「ハサミ男」にはラストでたいていの読者が驚く大トリックがありますが、最初はそこはトリックでも何でもなく、出版する際、「その方がおもしろいから」ということでトリックにしたという話をちらっと聞きました。 もし大トリックがなくても、確かに充分におもしろいというか、神髄はそこにはないのだと思っています。

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    投稿日: 2008.07.28
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    「ハサミ男」・・奇妙な題名の作品。 連続少女殺人事件の犯人「ハサミ男」が第三の犯行に及ぼうとした矢先、標的の少女が自分を模倣した手口で何者かに殺害される。そして「ハサミ男」はその模倣犯を探し始めることに。。。 70ページ程読んだとき、「もしや・・」という疑念が浮かび、メイントリックに気づいてしまいました。そのためか、中盤以降での作者のミスリードを意図した露骨な叙述・展開に辟易しました。ちょっと反則的ですよねぇ。結局、予想どおりのトリック、決して巧いとは言えない筆力に、途中で止めようかと思いましたが、惰性で完読しました。 どうもこの作者とは相性がよくないかもしれません。

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    投稿日: 2008.07.19
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    今更ですが読みました。 面白い! 実は某所で盛大なネタバレをしていたのに結末読めなかったというかそんなんわかるかあ! と思いつつとても楽しめました。 箇所箇所気にして読めば荒は見付かると思いますが、ソコがまたミステリの面白いところであって落とし穴。

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    投稿日: 2008.07.16
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    どんでん返し本としりつつも騙された。 騙されないぞーーーっと思って読んでたのに全然ヨメなかった。 ・・が、いまイチ理解もできなかった。どこがいけなかったのか・・・

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    投稿日: 2008.06.30
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    眠れぬ夜にはミステリ、それは禁物です。徹夜する羽目になるぜ。 そんな一冊がコレ、ハサミ男。 主人公「わたし」ことハサミ男は今巷で話題の連続少女殺人鬼。絞殺した後被害者の喉に鋭く研いだハサミを突き立てることからこう呼ばれる。 「わたし」は入念に下調べし、次に殺す少女の隙を狙っていた。 しかし何者かに先を越され、少女は殺されてしまう。そしてその犯行スタイルはどう見ても「ハサミ男」のものなのである。 奇しくも遺体の発見者となってしまったハサミ男は驚き、ニセのハサミ男を探すが・・・!? 文章からどことなくにじみ出る知性とユーモア、ハサミ男であるところの「わたし」が憎めない人物に思えてくるから困る。 かくもワクワクしつつ読み、さらに見事に引っくり返される気持ちのいい小説はなかなかないぜ。 読者の思い込みを巧みに利用した、アンフェアすれすれの、しかしヒントは提示された、フェアなトリック。気持ちいい。 最後の数ページはもう、首っ引きだよね。前の記述に戻って確かめては唸る。 こういう本に出会えるからミステリはやめられないんだ。

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    投稿日: 2008.06.27
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    タイトルから想像する内容と全然違った。なんと「ハサミ男」が探偵役だとは。普通、ハサミ男vs探偵なんだろうけど。ほかにも、「○○が○○だったとは!」的な驚きがあり、楽しく読めました。

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    投稿日: 2008.06.25
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    面白かった。かなりのページ数の割りに読みやすく、あっという間に読み終わってしまった。 けれど、内容はというと、思わぬどんでん返しがあったりで、 登場人物達の、精神的な背景や事情も複雑であり、 それを読み取ろうとしても、一筋縄じゃいかず、 見えない部分がまた、興味をそそる。 犯罪の手口自体は、単純ではあるのだが、 それが、逆に、内面的なものにスポットライトが当たり、飽きずに最後まで楽しめた。

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    投稿日: 2008.05.30
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    やっと読めたー。 騙される事を期待して読んだわけですが、ちょっと予想してなかった方向でした。爽快感。 あと目黒西署の面々が(こういう言い方はどうだろうと思いつつ)ほのぼのと可愛いかった(笑)

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    投稿日: 2008.05.20
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    前々から気になってた作品でしたが、、、なかなか読まなかった。 ハサミ男!主人公が毎週末に自殺を試みるところなんか・・・暗黒系たっぷりでなんとも・・・。 こういうジャンル好きな方は薄々実は犯人とは!???ではと、後半気づくかもです。 僕はなんとなく分かりましたが・・・・・。 ま〜びっくり!面白い作品ですね。

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    投稿日: 2008.05.06
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    これは美少女にハサミを突き立てる 猟奇殺人犯「ハサミ男」視点の話。 ある日、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する。 そしてハサミ男は模倣犯の調査をはじめる。 初めて読む人は、騙されてみてほしい

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    投稿日: 2008.03.28
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    オチというか、「だまし」の部分に鳥肌立ててビックリしました! 主人公大好きだ!! あと、殺人事件云々よりご飯が美味しそうで、ミートパイ食べたくなりました…。今度作ろう…じゅる。

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    投稿日: 2008.03.11
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    昔、映画化で話題になった時から読みたかった作品。 確かに映像化は難しいと思います。 でも原作どおりの映像化って無理なのかなぁ?無理なのかー・・・。 ミステリはあんまり好きじゃないけど、なんとなくこの作品は好き。 ちょっとお堅い雰囲気とかが

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    投稿日: 2008.03.06
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    クライマックスはとにかく混乱。もう一回初めから読んであーなるほどって納得するんだけど、でもこのトリックはずるいんじゃねーかみたいなことを思いつつもやっぱり納得。とりあえず騙された。

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    投稿日: 2008.02.13
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    なるほどね!! 読んだ人が褒める理由が分かりました。引っかかっちゃったので「くそっ!(夜神月)」ってかんじです。最後まで読んで、もっかい最初から読みたい感じ。

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    投稿日: 2008.01.31
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    美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる 【その他読んだ本】

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    投稿日: 2007.12.28
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    トリックが明かされ始めたとたんに「え?え?」と頭の中に?マークが飛び交い、それから騙されていた事に気がつきます。 犯人に騙され、展開に騙され・・・。 読み終えてからページを戻るのは私だけではないはず。 見えない犯人像を楽しんでください。 映画化するそうですが、これの映像化は無理なはず。

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    投稿日: 2007.10.10
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    【美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる】 初、殊能将之! 独特の文章。引き込まれますね。 そして最後の大逆転(?)! すぐに納得できず、思わず前のページを読み返しちゃいました(笑) 映画化もされたようです。知らなかった。 でも豊川悦司ならハマリ役かも。

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    投稿日: 2007.09.12
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    これは…見事に騙された。主人公の無機質な視点や口調が 作品の質を際立たせていると思う。 世間は“私”のことを「ハサミ男」と呼ぶ。“私”は確かに 2人の少女をハサミで殺した。しかし、次の犠牲者として 目を付けていた3番目の少女が“私”ではない何者かによって ハサミで殺されていた。しかも、“私”と同じ殺し方で。 しかも“私”は、その3番目の犠牲者の遺体の第一発見者に なってしまった。果たしてこの少女を殺したのは誰なのか。 こうして「ハサミ男」である“私”は“私ではないハサミ男”を 探しに出る事になる。 ハッキリ言って、こんな書き方をすると混乱するかもしれないが、 話としてはこうとしか書けないのだから仕方がない。 最後の大ドンデン返しで「うわーこう来たか!」と、最初の 書き出しから真相解明に至るまで、ずっと騙されっ放しだった 事に気が付いて非常に悔しくなったと同時に面白かった。

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    投稿日: 2007.07.13
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    ハサミで人を殺す猟奇殺人犯が女子高生を殺そうと計画して、調査に調査を重ねてたら、なんかその女子高生が自分と同じ手口で誰かに殺されてた話。

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    投稿日: 2007.06.27
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    美少女を絞め殺し首にハサミを突き立てる連続殺人犯のハサミ男。次に狙った美少女は既に自分と同じ手口で殺されていた!!第一発見者・自分みたいな。自分の手口を真似て殺人を行ったのは誰だ!!設定だけでご飯三杯いけそうな面白さ。

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    投稿日: 2007.06.18
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    なんだろう、この後味の悪さ…。ストーリー事態はよくできてて、最後も意外性があってビックリしたけど、今ひとつスッキリしないのよねぇ。すごい本だとは思うけど、何回も読みたいとは思わない。

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    投稿日: 2007.06.14