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ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
三上延/KADOKAWA
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総合評価

854件)
4.0
189
377
196
9
3
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    めちゃくちゃこの続き気になります! 五浦さんと栞子さんの今距離感は読んでて、すごくこっちもドキドキさせられてしまいます 読んでて楽しい!

    0
    投稿日: 2025.11.15
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    物語の核心に触れる回。五浦さんと栞子さんの距離感もさることながら、古書にまつわるトリックが斬新で深い。その時代に疎い私でも楽しめた、万人に読んでほしい続編だった。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    シリーズ4作目にして、初めて序盤でトリックを見破ってしまいました。 「私のような素人から序盤で見破られるなんてまだまだですな」と思いました。 だけど、ストーリーは相変わらず引き込まれる物だったので星3つにしました。

    0
    投稿日: 2025.10.29
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    この本面白そう!って思わせる紹介の仕方が栞子ちゃんうまいなぁ☆栞子ちゃんってか三上さんか☆ 今まで全然興味なかった古い本を読んでみたい!って今回も思っちゃった。 江戸川乱歩はコナンで聞いた事あるだけ。作者にこんな過去があったなんて面白すぎた! 謎解きも相変わらず面白い。 五浦くんとの恋愛も少しずつ進展してて心地よい☆ 読み終わったらすぐ続きが読みたくなる♪

    1
    投稿日: 2025.08.07
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    ビブリア古書堂シリーズ4 江戸川乱歩の著書の長編で面白かったです。 改めて江戸川乱歩の作品読みたいなと思いました! 本好きな人なら楽しめるシリーズです!

    1
    投稿日: 2025.07.25
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    ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ 著者:三上 延 --- **あらすじ** 日本で一番愛される文庫ミステリ、待望の第4巻。 珍しい古書に関する特別な相談──謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その家には驚くべきものが待っていた。 稀代の探偵、推理小説作家・江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいという。 金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが──。 --- **感想** シリーズ第4弾となる本作では、ついに栞子の母・智恵子が登場します。初登場ながら、その存在感は圧倒的で、不気味さすら感じさせるキャラクターです。大輔が彼女に対して警戒心を抱くのも納得できる描写が続き、物語に緊張感が増していきます。 今回の依頼は、江戸川乱歩の膨大な古書コレクションを譲り受けるための条件として提示される「謎の金庫の解錠」。乱歩の世界観や作品に絡んだミステリー仕立てとなっており、謎解き要素が濃厚で読みごたえがあります。シリーズのなかでも特に「古書と人間ドラマと謎解き」のバランスが絶妙で、推理小説好きにはたまらない一冊です。 また、栞子と大輔の関係性にも微妙な変化が見られ、人間関係の面でも物語が一歩進んだ印象を受けます。二人の距離が少しずつ縮まっていく様子には、読者としても感情移入せずにはいられません。 栞子と智恵子、母娘の過去や確執がどう描かれていくのか、そして大輔がその間でどう動くのか──次巻の展開がますます楽しみになる一冊でした。

    17
    投稿日: 2025.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初からずっと騙されていたとは。 入れ替わりを徹底的にした来城さん姉妹も凄いけど、ちょっとした違和感で入れ替わりに気付いた栞子さんも凄い。 井上さんが篠川母娘をあれだけ警戒していた理由がなかなか酷い。井上さん、無事と言い切っていいか分からんがよく無事だったな。 文香ちゃんが淡々と母親に会いたいけど必要では無いと言うのが、それだけ不干渉の期間が長かったんだなと思わせる。 居て欲しい時に居なかった寂しさと悲しさはとうの昔に過ぎ去ってしまったんだろうな。 智恵子さん、家の事を気にしてはいたんですね。 家族を置いて追い掛けている本はどれほどのものなのだろうか。 まさか志田さんと智恵子さんが知り合いだったとは。 正直来城さんの入れ替わりより驚いた。

    0
    投稿日: 2025.05.15
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    シリーズ4作目。 今回は長編。 短編より楽しい。 栞子さんと大輔君の関係とか栞子さんのオカン登場とかで、なかなか面白い。 謎解きもあり、バランスの良い一冊ではなかろうか。

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    一気にここまで。 次の休暇まで、次巻に手をつけないようにしないと、本の虫になってしまう! 3巻くらいからラスボス?がどんどん出て来て不穏でたまらなくてああ〜楽しい。 伏線を見つけれないし、古書トリビアもいっぱい出てくるし、読んでたら賢くなる、気がするシリーズです。

    4
    投稿日: 2025.03.31
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    三上延の連作ミステリ作品集『ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~』を読みました。 三上延の作品は、昨年11月に読んだ『ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~』以来ですね。 -----story------------- 珍しい古書に関係する、特別な相談 ── 謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。 その古い家には驚くべきものが待っていた。  稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。 それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。  金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。 そして、迷宮のように深まる謎はあの人物までも引き寄せる。 美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが ──。 ----------------------- 2013年(平成25年)に刊行された作品……古書に関して並外れた知識を持つが、極度の人見知りである美貌の古本屋店主・篠川栞子が、客が持ち込む古書にまつわる謎を解いていくシリーズ『ビブリア古書堂の事件手帖』の第4作です。  ■プロローグ  ■第一話 江戸川乱歩『孤島の鬼』  ■第二話 江戸川乱歩『少年探偵団』  ■第三話 江戸川乱歩『押絵と旅する男』  ■エピローグ 珍しい古書に関する特別な相談……それは稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクションにまつわるものだった、、、 持ち主が語る、乱歩作品にまつわるある人物の数奇な人生……それがさらに謎を深め……。 本作品は、資産家である鹿山明の死後、蔵書と別邸を相続した明の妾の来城慶子からの依頼により、特殊な金庫の暗証番号と鍵の捜索を依頼されるという展開……明の蔵書は、江戸川乱歩の生前に出版された一般向けの著書が雑誌のバックナンバーも含めて全て揃っており、大変な価値があったことから、金庫に収められているモノも乱歩に関する貴重な書籍や原稿ではないかと思われた、、、 慶子は声帯を失い、車椅子で生活していることから、相談の窓口は妹の邦代となっており、そこに以前ビブリア古書堂とトラブルになったことのあるヒトリ書房の井上やヒトリ書房で働く明の娘・直美、10年前に家出した栞子の母・智恵子が絡んできます……一筋縄ではいかないですねー 明と直美という父子の関係や過去、井上と直美の関係、そして栞子・大輔の智恵子の間の駆け引きや対決 等々を織り交ぜながら、物語は二転三転して意外な結末を迎えます。 大輔と栞子の不器用でギクシャクした感じの微妙な距離感が一気に縮まる展開を見守りながら読み進めた感じです……初デートが実現して良かったですね、、、 物語としても面白くて読みやすかったし、ミステリ要素もあって愉しめました……久し振りに江戸川乱歩の作品を読みたくなりましたね。

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    栞子の母親の過去や真相が更に明らかになるがまだまだ謎だらけ。良い人?悪い人?所々に伏線や謎かけがあり自分なりに推理しながら読んだり、文豪や本の知識も深まり面白い。栞子と主人公の距離も一歩前進しこれからが楽しみ。

    3
    投稿日: 2025.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    気楽に読めるライトミステリ第4弾。気軽とは言え本とミステリを本当に上手く落とし込んでいるなあと思った。今回のテーマは江戸川乱歩。私も何冊か読んだことがあったのでどちらかというと栞子さん側に立てたのが楽しかった。とうとう姉妹と大輔の前に姿を現した母親。かなりドライそうに見えるけれども、何となく本人的には愛情をそれなりに込めているんじゃないかなあって気がした。子供をほっとくのは、やっぱり悪いことに変わりはないんだけど。

    1
    投稿日: 2025.02.13
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    いろんなことが 明らかになっていく ひとり書房さんとのこと お母さんとのこと今までの もやもやが解決していくような もっともやもやするような感じでした。 江戸川乱歩さんは 小学校の図書館で借りて読んだだけなので もう一度読みたくなりました  でも、結構グロいですね そういえば 気持ち悪い話ばかりの本だなと 思いながら読んでいた気がする 小学生って怖いのが好きだからね

    0
    投稿日: 2025.02.10
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    2013年出版の、シリーズ第4作。今更ながら初めて読んだ。視点はずっと、主人公の傍に居る五浦君。視点や時点が頻繁に行ったり来たりする作品が多くなり、結構疲れるなあ…と感じていたせいか、尚更に入り込める。それにしても、上手だなぁ…。本作も楽しませて頂きました。

    0
    投稿日: 2025.01.31
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    1つの長編を通して母親との直接対決や二人の関係に大きな進展があった回。 物語後半、怒涛の展開がとてもテンポ良く読めた。

    0
    投稿日: 2025.01.21
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    '24年12月16日、AmazonAudibleで、聴き終えました。シリーズ、4作目。 今回は、シリーズ初の長編で…ビックリしてしまいました。そして、馴染み深い、江戸川乱歩! もう一つビックリしたのは…いきなり、お母さん!僕的には、「感じ悪ぅ…」い女性として、描かれていました。ナレーターの方も、上手いなぁ(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠) 次作が、楽しみ!栞子さんとダイスケ君も、いい感じになってきて(⁠♡⁠ω⁠♡⁠ ⁠)⁠ ⁠~⁠♪みんな、どうなっていくんだろう?少年のような、心のトキメキです。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。

    10
    投稿日: 2024.12.16
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    栞子さんと大輔の物語4冊目 これまでで一番面白かった。3巻までのエピソードがギュッと一つにまとまった感じ。 色々なことがスッキリしました。 続きの後半も楽しみです。 読書が好きな方にはぜひ読んでいただきたいです。

    4
    投稿日: 2024.11.25
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    とうとう栞子さんの母が登場。 まだまだ母の行動は謎ですが、やっと10年の謎が分かりそうな予感… 大輔もきちんと自分の気持ちを伝え、2人の行方も気になります^_^

    3
    投稿日: 2024.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

     第4巻では江戸川乱歩にまつわる話が展開される。大正時代末期、推理小説は探偵小説と呼ばれており、当時はメジャーなジャンルではなかった。また江戸川乱歩は作家になる以前、転職を繰り返しており、短期間ではあるが古書店を経営したことがある。作品に関しては、初期のものは細部のところに粗があって、江戸川乱歩は物語を作るのは苦手であったという。

    1
    投稿日: 2024.11.03
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    シリーズ四弾は丸々、江戸川乱歩がテーマとなった話。 いつも思う事だけど原作を知っていればより楽しめるのかなと思う。 栞子と智恵子の親子体験もあり、この二人の関係性は今後どうなっていくのか。 大輔と栞子の恋の行方と共に気になるところだ。

    22
    投稿日: 2024.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は1冊を通して1つの題材に対してずっと書いてる形式でした。題材が江戸川乱歩だったのもあって、あと登場人物が少しずつ増えて来ているので、思い出しつつ読み進めたからか、いつもより難しく感じました( ˊᵕˋ ;)一気に読んでればすぐ思い出すけど、他のも読みつつなので…。 でも、お母さんとも直接対決?も出来たし、栞子さんと大輔くんの仲も最後に急に近づいて、まだ4巻なのに意外にストーリーが進んだ感じがしたかな? あとは文香ちゃん、大人だなぁと思ったのと、エピローグの内容も予想してなかったから少し驚きました。

    3
    投稿日: 2024.09.18
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    このシリーズも4冊目。今回は江戸川乱歩の小説に絡んだお話。江戸川乱歩は名前はよく聞くけど、読んだことはないような… で、正直栞子さんのお母さんのキャラが好きではなく、4冊目もあまり好きにはなれない感じでした。まぁ、物語の中だからなんでもあり、と言えばそれまでですが、本のために子どもをおいて家を出る、とか全く理解できないし、共感もできなくて、彼女にはそこから拒否反応がある気がします。なので、お話自体もどうも苦手でした。ごめんなさい。 ただ、最後に大輔くんがやっと告白できて、そのことはとても微笑ましくて嬉しかったです♡ 弟の蔵書は4冊目までなので、とりあえずこのシリーズは休止です。 次も弟の蔵書を読む予定♪♪

    10
    投稿日: 2024.08.26
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    江戸川乱歩、子供の頃図書館にあったなあ。のめり込むキッカケになる一冊が誰しもあるのかもしれない。本は好きだけど、これを読みふけった!みたいな本に出会いたいなと思った。2人の関係がどうなるか楽しみに5へ

    1
    投稿日: 2024.07.05
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    本作品のメインテーマは江戸川乱歩作品。少年探偵団シリーズは小学生の時に好きで読んでいたので、本作品は興味深かった。ただ、スローな展開に少し間延びする感じあり。一方、栞子の母の存在と大輔の恋の行方はとても面白かった。

    38
    投稿日: 2024.05.23
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    栞子のお母さんがとうとう! 読んでいると確かに嫌味っぽい人で、全てにおいて栞子を上回ってる感じはするけれど、文ちゃんの反応見ていると栞子やヒトリさんのイメージは一面な気もする。 それは最後の方で志田さんが語った部分でも明らかで、確かに古書に対する熱意はすごいけど、もう少し彼女に関する何かが今後出てくるのではと期待。

    3
    投稿日: 2024.05.16
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    今回は江戸川乱歩が主題。 そういえば江戸川乱歩って映像では見たけど、本では読んだことないなー。今度読もう。 栞子のお母さんが登場してきて、かなり怪しい雰囲気。 あとがきに「後半です」ってあったけど、もう?

    3
    投稿日: 2024.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 妹からクラクラ日記を手に入れた栞子と、突然現れた母親。大輔から栞子にデートして欲しいとの申し出。サイドストーリーの方が気になる。本筋かもしれないが。 問題の解決と共に、母親のことなどで新情報があり、進展があった。キャラクターの人間関係やその人となりが少しずつ明らかになる点も気になる点である。 あらすじ 昔の常連客だった人から、相談事があると屋敷に呼び出された。そこには依頼人の来城を託っていた鹿山という男性が集めた江戸川乱歩のコレクションが集まっていた。来城は金庫の中にある貴重なコレクションを見たいといって、栞子に金庫を開けるように依頼する。 金庫を開けるにあたって先代の鹿山明を知るために、鹿山の息子や娘、ヒトリ書房の井上、栞子の母親など色々な人を巻き込んで何とか鍵と暗号を見つけ出し、金庫を開ける。最後に来城の本当の狙いを知ることに。 エピローグでは栞子の母親に情報を流していた人物と母親が古書を追い求めて家を出たことが志田から明かされる。

    11
    投稿日: 2024.05.06
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    乱歩に絡めながらプロットを巧みに張り、人間の多面的な側面を描いていて、サクサクと読み進められました。

    6
    投稿日: 2024.04.17
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    久しぶりに読むビブリアシリーズ。テンポよく読みやすかった。江戸川乱歩の作品を もっと読んでみたい、という気持ちにもなった。

    8
    投稿日: 2024.03.29
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     ビブリア初の長編は江戸川乱歩。小学生の頃読んで面白かったけれど、何せ背表紙の黄金仮面が怖くてなかなか読めなかった思い出。読みたいのに読めないジレンマを長年抱えてきた。いい大人になったので、乱歩の未読作品読んでいこうかな。  金庫を開けるための鍵とパスワード探しに奔走する大輔と栞子。母・智恵子登場に大輔の告白など、古書の謎解き以外にも盛りだくさんの内容。パスワードはマニアックすぎてちっとも真相解明のスッキリ感がなかったのが残念。この巻に限らず、依頼人は一癖も二癖もあるややこしい人物ばかりだ。

    1
    投稿日: 2024.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大輔くん、栞子さんとデートできて、良かったですね。告白した結果は、次の巻で明らかになるのかな。 幻の第1稿よりも大輔とのデートを選択した栞子さんですから、きっと答えはイエスだと期待したい。 一郎くんと直美さんがどうなったのかも気になる。 栞子さんとお母さんとの対決、第1回戦は、栞子さんが勝った感じですが、これからもどこかでお母さんと対決するのでしょうか。 4巻も楽しく読めました。

    2
    投稿日: 2024.01.24
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    最後、あら、と声が出た。ついにそんな展開になるとは… 古書については今のところ興味が持てないので流し読みだが、それでも謎が解けていく様は見ていておもしろい。はやくこのシリーズ読み終わりたいなー

    0
    投稿日: 2023.10.13
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    今回は、江戸川乱歩の古書にまつわる謎を解くということで、ミステリ好きとしては、かなり面白かったです。 以前から謎だった栞子の母親(彼女も古書業界の人間)が登場します。 また、栞子に密かに想いを寄せる大輔との仲が進展するのかも注目です。

    1
    投稿日: 2023.09.26
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    まるまる一冊江戸川乱歩。 今回は一つの話で一冊が構成されているので、ミステリーとして読み応えがありました。 実際の作家さんについて、フィクションを織り交ぜながら話が毎回最後を迎えるので、ワクワクします。 いつか江戸川乱歩読んでみようかな。

    6
    投稿日: 2023.07.11
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    とある本にまつわる謎(1巻)をきっかけに、ビブリア古書堂と つながり、働くことになった主人公と女性店主との、 本にまつわるミステリー。通称・ビブリアミステリー。 今作では、女性から名家の別荘にある厳重な金庫を開けてほしいと依頼される。 いち古書店店主に依頼する理由やその報酬が、家主の所蔵していた、 江戸川乱歩のコレクションの数々を売るという。 しかし、そこにはいろいろと名家の家庭の事情やビブリア古書堂店主の 10年失踪していた母親の登場など、様々な展開へと向かう。 3巻までは、連作短編で、短編がいくつかあって最後にまとまるという 流れだったが、江戸川乱歩と言う大きな存在を前に、 筆者もあとがきで語られてますが、長編作品として書かれています。 乱歩ファンなら楽しめますし、あまり知らない人も乱歩作品読んでみようかな? って気にさせてくれます。 ちなみに、自分もちゃんと読んだことなく、積読してる本もあるので、 読んだ方がいいのかなーなんて思ったり思わなかったり。 2023年2月ごろ、江戸川乱歩名作ミステリーの世界と言うのが、アシェットから 創刊されましたが、どうなったかな・・・。

    3
    投稿日: 2023.07.10
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    今まで読んだビブリアの中で一番好きかも(まだ4冊目だけど)。 母親が登場したり、やっと大輔が言えたりで謎解きだけでなく他の要素でも楽しめました。 他の作品でも思いますが、ここに出てくる本を読みたくなります。

    3
    投稿日: 2023.06.13
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    今までが短編だったので長編がまず新鮮。 ストーリーが長い分いつもよりもミステリー要素が多くて面白かったし、新たな人間関係も生まれてとても面白かった。 何よりまだ未読の江戸川乱歩を読んでみたくなった! そして個人的にヒトリさんの株が爆上がりした巻でもある。 幸せになってください。

    1
    投稿日: 2023.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思ったよりも早く、五浦と栞子の関係が進んだ気がする。母親も接近したし、これから人間関係がどうなっていくのか…。栞子が母親みたいになってしまったら、もうそのままな展開でつまらないので、これからどう物語が展開していくのか期待する。

    0
    投稿日: 2023.03.23
  • 栞子さんは違うと思いたいが・・・

    今までは一章ごとに話が終わっていた。でもこの巻は全章を通じて一つの物語になっていた。しかも栞子さんの母親がしっかりと登場する。栞子さんの母親である篠川智恵子は、優れた推理力で相手の弱身を見つける。そして相手を脅迫して目的の本を手に入れる。そして本を手に入れる為には店も家族も捨てる。そんな母親が栞子さんは嫌いだった。しかし、栞子さんも本が大好きで優れた推理力を持っている。五浦大輔は思った。『段葛で篠川智恵子と会った時、もしも栞子さんの名前を呼ばなかったらどうなっていただろう。母親に誘われるままに、〈中略〉旅に出かけてしまったんじゃないだろうか。〈中略〉ひょっとしたら、ふらりと姿を消してしまうかもしれない。彼女の母親がそうしたように。』どうなんだろう。栞子さんは違うと思いたいが・・・。

    0
    投稿日: 2023.01.22
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    #読了 はじめての長編、かつ栞子さんの母親智恵子登場。江戸川乱歩にまつわる謎を解いていく過程で栞子さんや大輔にかかわりを持とうとしてくる智恵子が不気味でいい感じ。 今回初めて少しは「読んだことある!」といえる作品が題材になっていてちょっと嬉しかった。 登場する作家さんの人となりや本の背景なんかがどんどん知りたくなりますね。 栞子さんと大輔の恋の行方も気になるし、智恵子が今後どういう風にかかわってくるのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2022.12.27
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    栞子と大輔の恋の行方が気になるけれどなかなかすすまない。このシリーズは本好きのための謎解きがメインであるから仕方ないけれど古書の謎は私には難しすぎてこのレベルの内容が続くのであればシリーズ読み進めるのがしんどいかも。

    0
    投稿日: 2022.12.25
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    シリーズ4作目 厳しい井上が... 遂に母ちゃんが... 兄弟姉妹が出たらこれを疑え そして大輔が遂に栞子さんに... 色々な要素、展開の大きな動きがあった巻だった あとがきにもあるように後半戦突入みたいなので楽しみである

    0
    投稿日: 2022.11.26
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    短編で構成されている方が、好みかもしれない、と思いました。江戸川乱歩を読もうと思っていないから、かも

    0
    投稿日: 2022.10.29
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    江戸川乱歩特集です。江戸川乱歩というだけでワクワクします。物語中に語られる江戸川乱歩作品に関するウンチクがたまりません。江戸川乱歩作品を読み返したくなりました。

    0
    投稿日: 2022.09.18
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    江戸川乱歩をテーマに、親子の愛情や隠された過去を巡る話が展開される。テーマと物語が折り合っており、読んでいて楽しい。 エピローグは蛇足だった気もするが。

    0
    投稿日: 2022.09.14
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    江戸川乱歩を題材にした話で、大長編でしたね。 篠川智恵子が今回は栞子の敵として登場するという、ハラハラする展開でした。来場慶子と田辺邦代からの依頼で金庫を開けるための鍵やパスワードを探すという謎解き要素が詰まっていて、ページをめくる手が止まりませんでした。

    0
    投稿日: 2022.09.11
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    1~4巻を読んだが、本についての知識がないと自分で推理することは難しそう。とは言っても、話の中にサラッと出てくる矛盾や違和感に気づくことで一部推理することは出来そう。物語に登場する本についての紹介はおもしろいし、話自体もおもしろい。この作品をきっかけに推理物以外のジャンルの本にも興味を持つようになり、小説のおもしろさを教えてもらったので、この作品には感謝したい。

    0
    投稿日: 2022.09.08
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    子供の頃夢中になって読んだ江戸川乱歩を題材に一気通貫で綴られているので、3までとは少し趣きが異なる展開。でも、二人の関係性は3から繋がり進化しており、続きものとして楽しめる。読後は5がすぐ読みたくなる。

    0
    投稿日: 2022.08.17
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    とうとう帰ってきた。徐々に話が進んでるね。古書についてなんの知識もないけど、読むのはとても面白いな。

    0
    投稿日: 2022.08.08
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    今までと違って、一冊全体を通しての謎解き。ちょっと冗長で読み進まなかった。 最後に栞子さんと大輔の間に進展が見られたのがドキドキしていい。あと、母が登場したのもインパクトが強かった。謎解きがちょっと複雑すぎるかな。

    0
    投稿日: 2022.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ 三上延 ꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱ 江戸川乱歩編 ★「孤島の鬼」 ★「少年探偵団」 ★「押絵と旅する男」 読んだことがないものばかり書かれてて、読みたいと思う本がどんどん増えて追いつかない。 栞子さんと母親との対決。やっぱりこの母親は悪人では無く(商売相手には悪かも?)案外家族のことはちゃんと考えてる人だった。栞子さんが知らないだけで、周り中連絡とってたっていう。 鹿島家の人達は、愛人に対して意外と寛大。乱歩は読んでないので分からないけど、鹿島明の作った暗号も乱歩作品に準えて作ってあったり、好きな人にはたまらない作品なんだろうなと思いながら読んだ。 大輔はとうとう栞子に告白。綺麗だけどオタクがすぎるので、大輔は"もの好き"ということで。 2022/07/24 読了(図書館)

    0
    投稿日: 2022.07.24
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    乱歩尽くしの一冊。謎も答えも乱歩にちなんだもの。よくぞ調べた、調べただけでなくトリックに出来るほどの整理力と理解力。納得のスペシャルサンクス。天晴れ。 かなりストレートな恋愛展開。関係性は良い塩梅かと。

    0
    投稿日: 2022.07.07
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    言い訳はちゃんとして欲しい。 嫌い続けるのは苦しい。 どうでもいい人なら切って捨ててしまえばいいけれど。 大輔がんばったな。

    0
    投稿日: 2022.07.03
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    依頼を受け、江戸川乱歩の何かが入れられている金庫を開けるため、謎を解き明かしていく。失踪していた栞子の母親がどんな人なのかが少し見えてきた。栞子の周りに関わっている人達もだんだん繋がってきた。次の作品も楽しみ。

    1
    投稿日: 2022.07.02
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    2022/05/23読了 #三上延作品 古書にまつわる日常の謎解き。 第4弾。 続きが気になりすぎて連続読破。 栞子さんと母親がついに再会。 今回は謎解きパートもとても面白くて とてもよかった。 五浦さんとの距離もずいぶん縮まり こっちの展開も楽しみです。

    18
    投稿日: 2022.05.23
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    シリーズ4作目の今回は、一冊丸ごと江戸川乱歩で埋め尽くされていました。 時は東北の震災のあった頃。 「大きな震災が起こると、マニアが蔵書を手放すことがあると言われている」そうです。 母智恵子を訪ねてやってきた依頼人は、昔馴染みのお客さんで、鎌倉の雪ノ下にあるお屋敷に江戸川乱歩の膨大なコレクションを持っていて、それを譲る代わりに、鍵もない暗証文字も分からない金庫を開けてほしいと言います。 江戸川乱歩の『少年探偵団』シリーズと聞いて、小学校の図書室にずらりと並んでいたのを思い出し、とても懐かしくなりました。 乱歩は明治生まれの作家で、児童書だけでなく、大人向けの作品も多数残しているそうです。デビュー前に古書店を経営していたというのも興味深いです。 このコレクションの持ち主だった鹿山家と、ビブリア古書堂の同業者ヒトリ書房と、篠川智恵子と、志田との過去の繋がりが見えてきて驚きました。 栞子さんの今回の活躍も素晴らしかったです。 このシリーズは、終わり方がとても上手いですね。 まるで連続ドラマを見ているようで(たしかにドラマ化はされていましたが、)読み終わると、次も読まなくてはと、自然とそういう気持ちにさせてくれます。

    33
    投稿日: 2022.05.18
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    ビブリア古書堂の二人は、謎めいた依頼を受け鎌倉の古い家へ。 その家には、探偵小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクションがありました。 それを譲る代わりに、持ち主が残した金庫を開けてほしいというのが依頼でした。 謎を解いていくうちに、女店主の母もついに姿を見せ、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈していきます。 また乱歩作品を読みたくなってきました。

    0
    投稿日: 2022.05.04
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    第四巻は全編、江戸川乱歩です。自分的には、ポプラ社のシリーズものではルパン派だった。兄の蔵書にあったから。友人にホームズ派がいた。借りて読んだ。でも、乱歩はなぁ…。図書室で少し読んだだけで、あまり思い入れが無いんだよなぁ。だから、なるほどという感じでした。安定の面白さである事は保証します。

    5
    投稿日: 2022.05.01
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    長編になり、とうとう栞子さんのお母さんが出てきた。ちょっと頭を使わなきゃいけない感じのミステリーだが、なかなか面白かった。

    1
    投稿日: 2022.04.28
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    江戸川乱歩のコレクションを譲るかわりに その元の持ち主が残した金庫を開けてほしいと 風変わりな依頼を受けた栞子さんと大輔。 乱歩が好きだった故人のものだけに 開封の鍵には何か仕掛けがあるはず…。 ヒントを探して情報を集める彼らは コレクションの現在の持ち主と 故人の家族との 深い軋轢にまで関わることとなるのだが。 今回は1冊分全部使っての長編で。 そのせいか…もしくは 取り上げている作家のせいなのか… とってもミステリ風味が強くて私好みでした。 乱歩話だらけ〜〜(*’▽’*) 今まで謎の存在だったお母さんが ついに生身で登場し、かき回してくれます。 著者の後書きによると 物語も「そろそろ後半」だそうで 人ン家の家族をケアするように 自分たちの親子関係も修復できるでしょうか。 ちなみに、私もこんな母親は嫌だ(笑)

    2
    投稿日: 2022.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    地元色が強すぎてエモさ感じた・・・。鎌倉とか古書店に憧れを感じてしまった。 暗号解読で「ひしょうえじま」って出てきたときお手伝いさんのことかと思った自分の短絡さが恥ずかしい苦笑 知ってるつもりでもほんとに名前しか知らない作家江戸川乱歩の話、色々読んでみたいなって思った!! とりあえず鎌倉行きたい!!

    1
    投稿日: 2022.01.25
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    江戸川乱歩って意外と読んでないなぁと気付かされた。読んでみたいと思わせる描写がすごい。 とうとう母親登場。さすがに癖がある人。個人的には栞子さんよりハキハキしてて好感度高いのだけど…。結構今まで出てきた人のつながりが見えてきて面白い。

    2
    投稿日: 2021.12.07
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    ついに栞子さんたちの母親が現れる。 本に関する謎解き対決のような感じになって、目が離せない。 ヒトリ書房と和解?できて良かった。 江戸川乱歩に興味が湧いた。 参考文献の数が凄まじくて、これだけの下調べをした本を楽しく読ませてもらっていることがありがたい。

    10
    投稿日: 2021.11.01
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    これ絶対江戸川乱歩読みたくなるよね 小学校の時は表紙が怖くて読もうと思わなかったけど読んでた友達が超大人に思えたな〜 そしてビブリアやっぱ面白い

    1
    投稿日: 2021.10.21
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    シリーズ4作目。 シリーズは初の長編。 母親初登場。 今後どのように絡んでくるのか。 江戸川乱歩読んだことないので読んでみたくなりました。 からくりは男のロマンですね。 ヒトリさんの過去も少し明らかに。

    11
    投稿日: 2021.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私は江戸川乱歩の本は数える程くらいしか読んでいないのですが、今回の物語を読んでこれを機に江戸川乱歩作品を読み始めてみよう!と決意するぐらい面白かったです。ただ古書にまつわる物語ではなく登場人物皆がめまぐるしい場面変化のなかそれぞれの考えを行動にしていて読み応えがあります。長編ですがどんどんページが進みました。

    1
    投稿日: 2021.09.19
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    誰かのことは良く見えていても、自分のことはなかなか見えない。 誰かの感情の爆発は客観的に見られても、自分の感情を客観的に見るのは難しい。 どんなに情報が詰まった、くるくる働く頭脳を持っていたとしても、ね。 江戸川乱歩。ずっと子供たちを夢中にしてきた。 そしてその子供たちが大人になって、また子供たちを夢中にする作品を作って行く。 かの江戸川コナン君だってそうやって生まれたのだろう。

    1
    投稿日: 2021.09.15
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    今回は江戸川乱歩のお話。「少年探偵団」小学生の頃夢中で読んだのを思い出した。本当に色褪せない面白さ。もう一度読み返したいなと思った。 このシリーズは移動中に途切れ途切れ読んでも、集中力切れずに読めるので重宝。

    7
    投稿日: 2021.08.19
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    3章構成になってはいるが、1冊全体で1つの出来事を扱っている。緻密に練られた古書と物語の繋がり、謎解き、そして予想を覆すは急展開は素晴らしい。 一般的なミステリのように殺人を扱っているわけではないが、特に本巻は本格的な推理小説のように楽しむことができる。

    1
    投稿日: 2021.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的には最後の志田さんが語る栞子さんのお母さんの話が面白かった。今まで謎めいて冷たい雰囲気だけだった人が人間味があって、家族のことを思っていることを確認できる話だった。まぁ、その話も志田さんの抱いてるだけの智恵子像かもしれないけど…。 前回出た時はいいイメージがなかったヒトリ書房の井上太一郎さんも今回登場した時に人間味が現れててとてもよかった。今回の依頼とこんなつながりを持っているとは…。 あんまり、殺人とか怪人とかそういうものは苦手だったため江戸川乱歩を読んだことはなかったが、その系統じゃない本もあるみたいだから読んでみたいなと思った。 『押絵と旅する男』気になる。

    1
    投稿日: 2021.07.14
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    主人公と栞子さんとの距離がグッと縮まった印象。乱歩作品、なかなか手を出せずにいるけど、読みたくなった。

    1
    投稿日: 2021.05.28
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    接触早っ!?今回はいろんな作品の短編集ではなく、江戸川乱歩と言う大きな括りの1冊…短編の感覚で読んでいたので結構戸惑いました…依頼者の子供の頃の記憶から、小学校の頃、自分の周りの男子も図書室で推理小説を争う様に借りてたな、なんて思い出しました。江戸川乱歩、今度読んでみよう。

    1
    投稿日: 2021.04.08
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    今回は全編江戸川乱歩がテーマとなっていた。読むのは2回目だが結末を全く覚えておらず金庫の中身にも、栞子さんと大輔の仲の進展にも驚いた。 印象に残った文 「ひょっとすると登場人物ばかりではなく、江戸川乱歩を愛読する人間にもそういう要素があるんじゃないだろうか。-それに栞子さんのような人たちには、現実の世界がどう見えているんだろう。ふとしたきっかけで夢と入れ替わってしまうような、作り物のようなものに感じているんじゃないのか。」

    1
    投稿日: 2021.03.11
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    謎が解けてきそうで解けない感じ。 からまった紐を解いている途中、というのがしっくりきます。 今までどこか得体のしれない、少し怖さすらあったお母さんの智恵子さん。 ほんの少しだけだけど、人間味が出てきたようなやっぱり空恐ろしいような。 最後の最後で栞子さんと大輔さんの仲も動いていきます。 また、まさかな人のまさかな真実も。 最後まで読んで謎が解けて、改めて最初から読むとまた違った印象で物語が読めそうだなあと思います。

    2
    投稿日: 2021.03.04
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    江戸川乱歩の古書を軸に動く様々な人間模様が描かれた回。 それは篠川家も含めて。 プロローグから登場した篠川家の母智恵子。 今作は彼女も多く登場していて。 10年間姿を消していた理由。その間の家族の情報など。 終盤で片鱗が見えたかな。 江戸川乱歩が好きな人物が残した多くの謎。 乱歩作品はあまり触れてこなかったけど、今回も惹き込まれていきました。 篠川家の今後の展開もまた注目ですね。

    15
    投稿日: 2021.02.02
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    シリーズ初の長編。 登場人物は少しややこしかったが、後半の謎解きはわくわくした。 栞子さんの母親の恐ろしさも際立ってきた。 乱歩は大学の講義で扱った『鏡地獄』くらいしか読んだことがないので、いくつか読んでみようと思う。

    1
    投稿日: 2020.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ついに栞子さんの母親が登場し、物語が後半に近づいてきたと感じる巻だった。 そして、「二つの顔」というタイトルについても、考えさせられた。前巻で妹が栞子さんがずっと探していたクラクラ日記を持っていたり、志田が栞子さんの母親と連絡を取っていたり……そして、今回の依頼人の姉妹もそうだし、怖い人だと思っていたヒトリ書房のご主人も、ふたつの顔を持っていた。私は殆ど江戸川乱歩を読んだことがないけれど、何かの本に描かれた白い仮面がふたつ重なり合った絵を覚えている。人には、みんなそれぞれ二つの顔があるのだと、この本を読んで改めて思った。 江戸川乱歩の本が気になって仕方がない。毎回、ストーリーもさることながら、取り扱った本自体への興味も止まらなくなる。もっと本のことを好きになれる本だと思う。

    1
    投稿日: 2020.08.16
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    【再読】本を中心にはしているけど、それを取り巻く人たちの人間関係も書かれているのが良い。4冊まで来たけど、だらけることなく面白い。大輔さんの存在が栞子さんの中でも大きくなっているのが微笑ましい。 昔読んだのはここまでだったかな?次巻からはなんとなくの記憶なしに楽しめそうで楽しみ。

    2
    投稿日: 2020.07.25
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    江戸川乱歩に詳しくなかったから新しく知ることばっかりだった。 積読消化したら江戸川乱歩読んでみようかな。 大輔と栞子の関係がじわじわ進展してるのがよい!

    0
    投稿日: 2020.07.10
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    純粋な推理としても、人間物としても面白かった。 震災後の背景からの、今やっておかないと的なセリフが2度目に出てきた時は鳥肌でした。

    1
    投稿日: 2020.07.10
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    今回は江戸川乱歩にまつわる連続もの。栞子さんが、母の智恵子と直接対決。五浦大輔との関係も、少し進展があり、面白い展開に。 前巻のラストで、ビブリア古書堂の店主・篠川栞子の妹・文香が、10年前に家を出た母の智恵子にメールを送っていたことが判明。栞子さんが、母からのメッセージを期待して探していた「クラクラ日記」を持っていたことも。そんな時、五浦大輔が留守番をしていたビブリア古書堂に電話が入り、店の前に篠川智恵子が姿を見せるが、また来るわねという言葉を残して消えた。

    6
    投稿日: 2020.06.14
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    再読。ここまでの中では1番かも。少年探偵団シリーズは読んだ記憶があるだけで、内容は全く覚えてないや。

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    投稿日: 2020.05.20
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    江戸川乱歩作品をめぐる長編となっており、江戸川乱歩ひとつとってもこんなにエピソードがあるのかと驚いた。栞子さんとお母さんや周りの人の関係性が明らかになっていくのも面白かった。

    1
    投稿日: 2020.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんかあっさり母親でてきたなという感あり。 最初の頃に比べると伏線の張り方やどんでん返しが巧妙になりつつある気がする。同時に登場人物の感情が比較的分かりやすくなったというか、そういう描写が増えて、物語に厚みがでてきたのかな。人間を描こうとすれば感情の移ろいは重要だし、それによってなんとなく読者はその世界に紛れて、結果としてどんでん返しに騙される(笑) ちゃんとサブキャラにも役割が与えられ、しかも結構重要でそうしたところに面白さがちりばめられてるんだろうな。

    3
    投稿日: 2020.02.09
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    短編ではなく、全編通して江戸川乱歩。 個人的には短編構成でいろんな作家や、登場人物と関わるこれまでの構成の方が好きですが、長編である分、金庫の謎が一つ一つ解けていく感覚が楽しい。 栞子さんのお母さんも登場。 険悪な二人の関係は今後どうなるのか。 智恵子さんの聡くて冷たくて颯爽としているところがかなり魅力的でした。 大輔さんとの関係にも変化が出てきています。 この二人のふんわりしたやりとり、とても好きです。

    6
    投稿日: 2020.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    江戸川乱歩の『少年探偵団』のシリーズは私も小学生の時にやはり父に薦められて結構、追いかけて読んだ記憶があります。直美や明のようなマニアではなかったですが。 マニアの方は一稿だとか、二稿だとかにこだわるんですね。 私だったら同じ値段なら新しくてきれいな方がいいと思ってしまいますが。古くて高い方を欲しがるマニアの心理は計り知れないと思いました。 大輔と栞子さんは、いい感じになってきましたね。 このシリーズは7作プラス番外編があるみたいですが、脇役の使い方といいなんといい、今、4話ですが、作者は最初から7話分のプロットを立ててから書いたのかなと思いました。 以下ネタバレですので、これから読まれる方は気を付けてください。 プロローグ 栞子の母の篠川智恵子の『クラクラ日記』を妹の文香が持っていて智恵子にメールを送っていたことが発覚します。 東日本大震災発生後の4月のある日、大輔が一人で店番をしているところに智恵子が姿を現します。 第一章 『孤島の鬼』 智恵子と昔、取引をしていたというキシイロケイコ(来城慶子)の代理人で妹の50代の女性田辺邦代が江戸川乱歩に関する依頼で店にやってきます。 来城慶子の住む家を訪ねますが、慶子は喉の手術をしたばかりで話ができない状態でしたが、邦代の通訳と筆談により、栞子は書名当てのテストで見事に慶子の難問に答え、家にある乱歩の古書を全部譲るかわりに、慶子の恋人で1年前に亡くなった鹿山明の古い金庫を開けてほしいという依頼を引き受けます。 金庫は江戸川乱歩にちなんだ言葉で開く設定になっています。 第二章 『少年探偵団』 栞子と大輔は、元鹿山明の家で今は息子の鹿山義彦の家を訪ねます。そこで栞子たちは、義彦の妹で明の娘の鹿山直美が三年前に離婚して出戻り、今はヒトリ書房の井上のところに勤めていることを知ります。そして井上の妙案で秘密の鍵を握っていると思われる直美が、書斎に着て栞子たちの探し物を取りに来る作戦を立てますが…。 書斎で待ち伏せて隠れていた大輔と栞子は、直美から『少年探偵シリーズ』を嬉しそうに収めて笑っていたという鹿島明の話を聞きだします。 そしてそこに、なんと栞子の母、智恵子が現れます。 第三章 『挿絵と旅する男』 栞子は智恵子を赦していませんが、大輔の運転する車で、一緒に北鎌倉へ。 智恵子は金庫の中には『挿絵と旅する男』の第一稿が隠されているのではないかと言います。 そして栞子は暗号を解読して智恵子より一足先に金庫を開けます。中に入っていたものは『挿絵と旅する男』ではありませんでした。 が、栞子は最後に来城慶子に関する、最大の秘密を言い当てます。 あとから現れた智恵子は「やはり金庫に入っていたのは乱歩の原稿に間違いないはずだから、一緒に追いかけよう」と逃げた慶子を追いかけようと栞子を誘いますが、栞子はなんと「大輔さんとデートの約束があるから」と言って断ります。 エピローグ 智恵子に近況を知らせるメールを送っていたのは文香ではなく他にもいたことが発覚します。 智恵子が家を出て行った原因は本。 正気じゃ手に入らないような、とんでもない古書であるそうです。

    31
    投稿日: 2020.02.06
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    江戸川乱歩に関する古書を巡っての長編作品。 文章が読みやすいので、長編だがさらっと読めてしまう。 この本を読んで江戸川乱歩に興味を持ったので今度読んでみようと思う。 本から本を紹介されるなんて思ってもみなかった嬉しい事柄。

    2
    投稿日: 2019.06.21
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    子供の頃は乱歩は絵がおどろおどろしくて手に取りにくく、数冊しか読んだ記憶がありません。大人になってから全集の一部を読んだけどその程度の知識ではもちろん謎ときには全く歯が立たず、この本は薀蓄を楽しむべき本だと改めて感じました。毎回の事ですが乱歩はもちろん紹介されている本を読みたくなりますね。今回は、ストーリーには震災の影響のほんの小さな描写のたびに当時の自分を思い出してしまい全く入り込めなかったのが残念でした。普通に震災をトリックに使えるっていうのが私にはまだ受け入れられなかったのかもしれません。

    1
    投稿日: 2019.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今までのシリーズには無いほどのスケールの話で、ストーリーの最後に二転三転して面白かった。篠川母娘の頭脳戦が面白かった。栞子の母と内通していた人物が判明した。江戸川乱歩の話が面白かった。

    2
    投稿日: 2019.06.04
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    いよいよメイン・ストーリーが大きく動き出すのと同時に偉大な推理作家・江戸川乱歩氏へのオマージュに満ち溢れたビブリア古書堂の事件手帖の4冊目。今回は初めての一冊まるごと江戸川乱歩の古書にまつわる長編推理で乱歩作品を髣髴とさせる小道具やトリックが一杯出て来て楽しく読み終えまして結果もう激しく再読したい欲望に駆られましたね。そして呆気なく母娘再会は実現しましたが残念ながら予想通りで感動とは無縁でしたね。栞子さんには家庭を捨て古書に憑かれた母・智恵子を許してあげて欲しい。肝心要の五浦の恋の行方は?次回乞うご期待! 私自身は子供の頃の学校の図書室の読書はアルセーヌ・ルパン・シリーズに嵌まりまして乱歩の少年探偵団シリーズまでは手が伸びず未だにそのままですが、やっぱり一度は読まなきゃなあと今は思い始めていますね。でもたくさんあって中々に大変ですから、またボチボチゆっくりと考えますね。本書の結末は幻の原稿が存在するのか?について曖昧に終わりましたが、智恵子の推理は確信というよりは、あって欲しい!という願望に近いと思いますね。栞子さんを止めた五浦の呼び掛けは素晴らしいファインプレーでしたね。唯母娘の暮らしは多分無理でしょう。

    2
    投稿日: 2019.05.25
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    これまでは、各巻四冊ほどの書籍を題材にした短編による構成であったが、この巻は江戸川乱歩、をテーマとした長編となっている。 母、依頼者、その縁者。彼女らを突き動かすのは愛か狂気か。単純には割り切れない登場人物の熱情が物語を彩る。

    1
    投稿日: 2019.05.24
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    江戸川乱歩の貴重な本のコレクターである鹿山明が亡くなり彼女である来城慶子から、金庫を開けてほしいと依頼を受ける。 鍵は鹿山の実家の書庫のソファの内部にあった。暗号も必要であり、ある本の暗号文(文字の並びを点字化して表示)をヒントん委したものだった。 金庫の中には鹿山が慶子を主人公にした小説だった。 栞子の母も登場し、パートナーとして連れ出そうとし、結果的に五浦が阻止した形となった。 そして最後には五浦が栞子に「好きだ」と告白。 登録テスト

    0
    投稿日: 2019.05.13
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    頑張った感はあるけど、長編に馴染まない気もします。江戸川乱歩は読んでないので???ということもありますが…

    1
    投稿日: 2019.03.31
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    憎みながらも、やっぱり母親に惹かれずにいはいられない栞子さん。 二つの顔ってのは、そう言う(どういう?)意味なのね~^^ 乱歩って読んだこと無いんだけれども、興味湧くなぁ。。。 さてさて、栞子さんと大輔君の今後は!? やっと、出版においつけそうだ~♪♪

    3
    投稿日: 2019.03.07
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    人間は色々な顔を持っている。家族と接する時の顔、友達をおしゃべりする時の顔、一人の人間が相手によってその表情を変える。それは鹿山明だけのことではない。大輔くんだって、栞子さんだって、そして篠川智恵子もきっとそうだろう。自分にとってその人がどんな人間であるか、それが重要ではあるけれども、それはその人の一面でしかない。 うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと。 篠川智恵子の生き方が駄目なわけではない。だからこそ、同じ夢を見る栞子さんは、恐れているのだ。自分の中にあるものを。

    3
    投稿日: 2019.01.02
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    読了。シリーズ4作目。江戸川乱歩の古書を巡る話。この本を読みながら小学校の図書室にあった江戸川乱歩のシリーズを思い出した。そして江戸川乱歩を読みたくなる。面白く一気に読んでしまった。 今までイジワルなイメージで読んでいたヒトリ書房の店主と少し関係が和らぎ、栞子さんの母親も少しずつ素性が明らかになる。大輔君と栞子さんとの関係も近くなってきている。推理も面白く、登場人物の関係性も気になり続きを読みたくなる。

    1
    投稿日: 2018.12.01
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    ビブリア古書堂の2人は、江戸川乱歩の膨大なコレクションを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと依頼される。美しき女店主とその母、謎解きは2人の知恵比べの様相を呈してくるのだが…。 次から次へと謎解きが出てくるものだ。

    1
    投稿日: 2018.11.22
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    ドラマ化されたせいだろうか・・・ この本、一気にメジャーになった・・ 最初からファンの私には、うれしい話なのだが・・ 4冊目の本作 今回は江戸川乱歩の作品が1冊を通して主題として扱われている。 震災の時の状況もかしこに織り交ぜている。 ひょんなことから、家を出て10年になる栞子の母親と再会を果たす。 姉妹は、母親を拒絶しつつ、本の知識においてはひかれる面も出てくる。 作品とその所有者の裏に隠された、感情や想い、その部分をじっくりとよんでいると余韻が何とも言い。 母親と栞子の関係、大輔と栞子の関係、そして志田との関係 この1冊、かなり濃いです・・

    0
    投稿日: 2018.10.28
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    "今回の古書は江戸川乱歩さんの作品群。若い二人の恋の行方と合わせて最後まであきさせない。 江戸川乱歩さんの活躍した時代を個人的に勘違いをしていた。自分も幼いころ1冊程度は目にしている。 結構昔の作家なのですね。"

    1
    投稿日: 2018.10.28
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     今回の題材は江戸川乱歩。長編で謎を追う。  栞子の母である智恵子が登場して、これからどうなるのかなといったところ。話の内容はあまり強くない物が多いので途中でダルくなる。ヘビーな物語が読みたくなるが、その辺は我慢して読み進めて行く。絶賛の声が多いこのシリーズだが、読みやすい以外にいいところはあるのだろうか。キャラクターの動きも単調だ。あと親子の話が多い。江戸川乱歩で話を作るなら、少年少女を出しても良かったのではないか。  色合いが見えない文章は読んでいて辛い。どんな文章で色が見えるのかわかりにくいが、キャラクターがテンプレすぎて、それを表す言葉が似た様なものだと見えにくい。

    1
    投稿日: 2018.10.25