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総合評価

670件)
4.0
187
281
139
20
9
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    読みつつ、上映している映画も観に行きました。実際にあったグリコ・森永事件の史実にフィクションを含めた、事件の真相にせまりつつ被害者である子供たちの人生に焦点を当てた、深く考えさせられる内容でした。 正義とは何か、幸せとはなにか、報道の意義は。 映画も好きな脚本家さんで、原作も映画も楽しめました。

    1
    投稿日: 2020.11.24
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    31年前の未解決事件を掘り下げ、新事実が次々と明るみになっていく過程にどんどん引き込まれていった。 引き込まれていくうちに、この話の落としどころはどこなのだ?と不安のような期待のようなよくわからない気持ちになった。 どのような形であれ、結末をむかえるものだと思うが、自分が想像していたものとは違っていた。 たしかにミステリーに分類される話ではあるけど、単なる事件解決で終わるミステリーではなく、それぞれのが生きてきた過去の清算、これから未来へ歩んでいく覚悟が描かれている。 最後、思わず涙が出た。 この話、映画を見るべきなのか悩む。

    2
    投稿日: 2020.11.24
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    サスペンス系の小説としてはまずまずかな、、、 と思いながら読み進めてましたが、終盤に向けて感動しました( ;∀;)

    0
    投稿日: 2020.11.23
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    映画が話題になってて読んでみましたが、当時のことをあまり覚えてないからか、犯人の謎解きも今ひとつピンと来ませんでした。

    0
    投稿日: 2020.11.23
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    なかなか面白かったです。 ミステリー?推理小説?詳しくはわかりませんが、こう言う小説は初めて読みました。 史実の基づいたと記されていましたが、どこまで本当のことなのか。。。 これが本当のことであれば。ここに登場する人生は何とも言葉にできません。 上司の、何度も何故と問いかけ、何故で素因数分解をしていくみたいなものと言う言葉が印象的でした。

    1
    投稿日: 2020.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    グリコ・森永事件を題材にしたフィクション作品。 事件には子どもの声が吹き込まれたテープがあったことから着想を得て、事件解決以上に、その子どもたちが今どうなっているのか、に重点を置き、描かれていた。 事件の加害者側のテープの声の主だった曽根と、記者の阿久津がそれぞれのルートで事件の核心に迫っていく様は見物だった。

    4
    投稿日: 2020.11.22
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    水防倉庫が実家のそば。当時学生で実家にはいなかったが、当時も今も聞くと心がざわつく事件。純粋に小説としてまとまってて面白かった。学生運動激しかったの頃の雰囲気を登場人物に語らせてて(実際にあった内ゲバ)上手いなぁと思った。犯人像は先行の著作が語っていることを散りばめてる感はあるが、そこに現実との錯覚を起こしそうにもなり、逆の効果も……物語としては砂の器に似てるかなぁ。 いずれにせよ誰か本筋の謎解きしてくれないかなぁ……

    2
    投稿日: 2020.11.21
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    記者である阿久津と、自分の声が犯罪に使われたことに悩む俊也が同じ事件について異なる立場から調べ、真相が明らかになっていく物語設計、そして2人が交わる瞬間が印象的だった。どこからが犯罪に加担したことになるのか、子供を守るとはどういうことなのかを考えさせられる話だった。登場人物が多く複雑に絡み合っていたため、その点は理解するのが少し難しく感じた。

    1
    投稿日: 2020.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋さんで「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「本屋大賞」第3位、秋には小栗旬×星野源の共演で映画公開と、かなり話題になっていたので読んでみた。 読み始め当初は、これが「グリコ・森永事件」をもとにしたフィクションだという事を知らなかったんだが、読み始めればすぐに「グリコ・森永事件」の事だとわかる。 実際の事件では、子供の声が警察への指示に使われたが、その声の主が30年後にカセットテープを見つけて真相に迫るというストーリー。 圧倒的な取材量で、もしかしたらこの未解決事件の真相はこの通りなんじゃないかと思えるほど。 しかし、前半は登場人物が多く、かなり読みづらい。 時間がかかってしまった。 後半は、事件の真相に迫ると共に、事件後の人間関係があまりにも切なく、一気に読んでしまった。 これは面白い小説でした。

    1
    投稿日: 2020.11.18
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    グリコ・森永事件をモチーフにしたフィクション小説。 当時の事件を知らなかったが、とてもインパクトがあった。

    0
    投稿日: 2020.11.18
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    映画を観て読み返した。 やっぱり重い、そしてこれはフィクションだったと再確認。 原作を読んで映画を観て良かった。読んでなかったら映画のテンポについていけなかったかも知れない。そして映画を観た後に改めて読んでよかった。 野本さんの脚本も良かったが、映画の俳優を重ねながら改めて読むとまた違った見え方がして、原作の力強さを感じる。

    2
    投稿日: 2020.11.17
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    続きが気になり一気に読めた。未解決事件をモチーフにしているけど、これが真実なんじゃない!? と思わせる程しっかり取材をされていて面白かった。

    2
    投稿日: 2020.11.13
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    「本作品はフィクションです」 そう書かれているけれど、時系列も刻まれていてすごくリアル。しっかり資料集めをされたんだろうな、実はこの時取材されてた方達は犯人とかもっと詳しいところも分かっていたのかもな、等など想像が膨らむ1冊。 あと読み終わった後に見返すと、表紙絵がまた違って見える。 半年の連載ものを読み終わったようなボリューム感が圧巻でした。映画も観たい!

    4
    投稿日: 2020.11.11
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    映画が公開されるというので興味が湧き手に取りました。 グリコ森永事件をはじめとして 昭和最大の未解決事件を取材力と着想力の凄さは この作品からよく分かり事件の詳細なことが よく描かれていると思いました。 幼い頃にグリコ森永事件があったということは 覚えていますが、その後はどうなったのかと知ることも無く、 この作品が無ければ思い出すことも殆どありませんでした。 けれどストーリーを追うごとに微かに思い出してきて 自分の僅かな記憶と作品を照らし合わせながら読み進めて行くことが出来ました。 といってもフィクションと織り交ぜているので、 事件の結末がこのような事であったとはあまり思いたくは無い結果だったとも思います。 事件に関わった被害者や自宅で見つけた古いカセットテープに 吹き込まれた子供の声だった人達はこの事件の一番の犠牲者です。 けれど加害者側を追跡していくと意外にも事件のきっかけは 自分達の単なる生い立ちや環境からなる我儘からの 発端でこんな事件を起こしてしまったかと思うと腑に落ちないです。 この作品を追っていくともしかしたら、 このような事件結果だったのかなと思えるリアルさですが、 事件の真相を本当に聞いてみたら案外こんなものかもと 思えてしまうのも一理あります。 それだけ未解決事件というのは奥が深いのかとも思えました。 文中にあった 「完全犯罪はこの世には存在しません。  でも、関西弁による警察批判、マスコミ心理の利用、  大量消費社会の盲点というように、  一つひとつの事柄をきちんと考えていくことで、  成功率は格段に上がります。」 という言葉が印象的でこれも未解決事件解決への糸口に なるかもしれないという思いもしました。 大人が多く関わった未解決事件の中で、 子供も犠牲になっている事件でもあり、 この主人公の一人である俊也のようにテープの声に 使われてしまった子供たち、その他に実際の事件に遭遇してしまった 子供たちのその後の一生を思うといたたまれない気持ちになります。 阿久津の語っていたように 「子どもを犯罪に巻き込めば、社会から希望が奪われる。 事件の罪とは、ある一家の子どもの人生を粉々にしたことだ。」 という言葉もとても印象的です。 例えまだ未解決事件だったとしても、 この作品のような阿久津のような人物がいて、 過去の物を掘り起こして未来に繋げて 少しでも光のある方へ導出すという方法で 新たな事実を掴むというのも大事ではないかと思いました。 いくつもの事件や多くの登場人物などが多いので 頭の中が少しこんがらがって大変ですが、 とても読み応えがあり、また新たにグリコ森永事件などの 未解決事件を思い起こさせるきっかけが 出来て良かったと思います。 是非とも風化せずに事件解明を望みたいと思いました。

    2
    投稿日: 2020.11.10
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    文章が好き ◯ 作品全体の雰囲気が好き ◯ 内容結末に納得がいった ◯ また読みたい その他 ◯ こんな分厚い作品はもう読めないと思っていたけれど、いっきにゴールに到達することができました。 最後の最後まで気が抜けない。

    7
    投稿日: 2020.11.09
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    重厚。読後の率直な感想です。 実際に起きた『グリコ·森永事件』をモデルとしていますが、重厚さの理由はそれだけではないでしょう。 膨大な量の資料と堅実な取材、そして、ノンフィクションかと思わせる事件の描写。警察vs犯人グループの攻防のくだりは、緊迫感を伴う文章で、著者の確かな実力が重厚さの所以ではないかと思います。 生意気言ってゴメンナサイ。 二人の主人公が、別々に事件を追い始める前半は、それぞれの視点で描かれ且つ、いろんな人物が絡んでくるため、少々解りにくいと感じた部分もあります。 しかし、終盤、様々な謎が解明されていくところはミステリーの王道的カタルシスが去来。特に第6章からラストまでページを捲る手が止まりませんでした。 面白かった。 じっくりと読んで欲しい作品。 映画?楽しみですね。

    4
    投稿日: 2020.11.08
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    基本的に両主人公ともひたすら過去の事件の関係者に聞き込みを行っていくんですが情報が散在している序盤、登場人物もかなり多くてその関係性や場面ごとの状況を整理するのに苦労しました 俊哉と阿久津が邂逅する章以降、話が大きく進んでいって色んな繋がりがぱあっと明らかになっていく怒濤の展開が良かったです 逃げ続ける事が… 帯に書かれてある一文の真実がわかった時にはそういう事かと驚く一方、なんとも複雑な感情になりました

    5
    投稿日: 2020.11.07
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    率直な感想は「面白い」 グリコ森永事件は衝撃を受けた事件 当時のニュースと小説がリンクさせることでこの物語をより一層面白くさせた。 この記者の意気込みが徐々に高くなっていく様もリアルに伝わり時間を忘れさてくれた。

    6
    投稿日: 2020.11.05
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    面白い!めちゃ読み応えあって一気に読んだ。500ページ以上このテンションで引っ張れる筆力は凄い。史実であるグリコ森永事件ににうまくハイネケンの事件とイギリスを絡めたのも物語がドラマチックになってて唸らされる(この史実の隙間をうまく埋める感じがなんとなく山田風太郎に通じるなと思ったら山田風太郎賞取ってて納得)。取材における記者の心情の描写も事件に魅入られていく様も、流石に元新聞記者。主人公の影でもあるもう一人の少年の使い方も見事のひとこと。第七章が終わってここで終わりでもおかしくないし、そんな小説無数にあるんだけど(そう言う終わり方嫌い)、ちゃんとエピローグがあって良かった。映画の予告見て気になって読んだ。しかしこれは映画化しても舞台は海を渡るし、見栄えのいい内容だわ。

    6
    投稿日: 2020.11.04
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    30年前の未解決事件に知らないうちに関わってしまったかもしれない俊也。そして、未解決事件を調べなおす仕事を上司から命令された新聞記者の阿久津。二人がそれぞれのアプローチの仕方で事件の謎を調べていく。 事件のことが少しずつあきらかになっていく。何があったか知りたいだけで進んでいく俊也。でも、全部分かったらどうする?に悩んでしまう。 最初は仕事だから仕方ないと思っていた阿久津は調べてきたことがつながって小さな謎がとけると、どんどん積極的になっていく。 事件は解決したが関わってしまったたくさんの人たちの気持ちが複雑で、どうなるのが正解なのかわからなくなった。

    5
    投稿日: 2020.11.04
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    実際にあった未解決事件を題材にした小説。本作では犯人が特定されるが、実際の事件の犯人は何を考え、何を目的にしていたのか気になった。 登場人物も多かったため、また再読したい。

    5
    投稿日: 2020.11.02
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    本当にあった話のように感じた。 映画も見てみたい。 加害者家族でもあり被害者でもある立場がなんともいえない。

    5
    投稿日: 2020.10.31
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    ボリュームがあり、とても読み応えがありました。 未解決のこの事件をかなり勉強されたんだと思います。私はこの事件を詳しく知らないので、ドコまでが事実と被っているのかはわかりません。ただ、今も尚、加害者も事実を知る人も、なにも語らずに存在しているのだと思いました。 真実を知ることが幸せなのかどうかはわかりませんが、納得できる終わり方でした。

    5
    投稿日: 2020.10.31
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    普通に面白くなかった スピード感がない故、長いのかその逆かわからんけど 取材が空振りに終わってしまうことにイライラした。無理。

    1
    投稿日: 2020.10.29
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    めちゃくちゃ面白くてグイグイ読んでしまいました。 未解決事件であるグリコ森永事件をもとに作られた小説ですが、ディテールがめちゃくちゃリアルで、この本の内容が事実では?っと思ってしましました。 ぜひぜひ、読んでみてください❗

    13
    投稿日: 2020.10.28
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    京都でテーラーを営む曽根 俊也。 ある日、亡き父の遺品を整理してした際、不審なカセットテープと黒い手帳を発見する。 そのテープの中の声は、まだ幼い自分の声。 そして、それは、30年前、日本中を震撼させた劇場型犯罪『ギンガ・満堂事件』で、脅迫に使われた子供の声であった... 果たして、亡き父は、犯人グループの一員なのか? そして、『ギンガ・満堂事件』を追う大日新聞の記者・阿久津 英士。 犯人逮捕に至らず、未解決となった忌わしい事件。 なかなか見えない謎に、2人の男が挑む。 細い蜘蛛のような糸を手繰り、少しずつ見えて来る真実。そして、全く別に動く2人の話が、一つに繋がる。 やがて明らかとなる真実に、関係者の不運が明らかとなり、つい涙が出て来ます。 最後に、聡一郎と老いた母との再会は、涙無しでは読めません。 来週(10/30)から、小栗旬×星野源のダブル主演で、本作の映画も公開されるようで、とても楽しみです。 ・『罪の声』、公式サイト https://tsuminokoe.jp/sp/index.html

    21
    投稿日: 2020.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昭和の未解決事件 グリコ森永事件を題材にしている内容は その時代を知ってるわたしには すごく興味深い内容でスラスラと読めた本でした 一つの事件のことを2人の人間が違う観点から調べていき 二人が出会うことになったこと その事件に関わったものは勿論その家族の背景が よく描かれていた作品でした

    1
    投稿日: 2020.10.25
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    時系列や登場人物の絡みなど、メモをとりながら読み進めていくと、さながら阿久津と同じ感覚で読み解いている感覚になれる。最後は聡一郎をはじめとする被害者家族の顛末に涙することになる。映画も是非見てみたい。

    4
    投稿日: 2020.10.23
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    評判通りの面白さだった。 就職するまで大阪暮らしでグリコ・森永事件もオンタイムで記憶している。 同じクラスのキツネ目の友達が茶化されてたことを思い出す。 後半からのドキドキ感はなかなか迫力満点だった。 これが真実ではないかと思えるほど、細かなやり取りや描写が生々しい。 ノンフィクション作品を読んでるような緊迫感を持ったまま読み進めたが、それがほんとに真実ならこの事件がもたらしたものはとてつもなく切なくやるせない気持ちになる。

    4
    投稿日: 2020.10.22
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    当時、小学6年生でしたので事件の全容は分かっていませんでしたが、犯人以外は史実に近づけたという本作で、改めて事件についての理解が深まりました。 家族を巻き込むことで、それぞれの人生に与える影響を考えさせられました。 「きざみうどん」を食べてみたい。

    3
    投稿日: 2020.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「グリコ・森永事件」をモデルにしたミステリー。 読んだ後、グリコ・森永事件を検索して調べてしまった。 キツネ目の男とか、ニュースでよく流れてたなぁ。 お母さんと、叔父さんがカギ。

    2
    投稿日: 2020.10.18
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    サスペンスとして読み進めたけど、読後の感覚は、とても考えさせられる、何かを後悔させる、家族の物語だった。

    5
    投稿日: 2020.10.15
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    巻き込まれたこども達の現実に涙。そうか、こいつらが犯人なんやな?ってつい現実と勘違いする説得力。この濃い内容をどうやって映画の時間内におさめるのかちょっと気になる(笑) 「本物」のこども達は、犯人は、今なにしてんだろうか。

    5
    投稿日: 2020.10.15
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    実際にあったグリコ森永事件をもとにしたフィクション。自分はこの事件について知らなかったのだが、理不尽なことやはたから見るとそんなことで?と思うようなことの積み重ねが大きな事件の発端や動機になるんだなと改めて思った。犯人達を過去という位置づけにして過去を追うことがゴールではなく、未来に目を向けていた点がよかった。

    5
    投稿日: 2020.10.14
  • 暴力と正義

    暴力と正義を結びつけると戦争になる。という言葉が妙に納得しました。 最初はのんびりした感じで読んでましたが、徐々に引き込まれ、内容に重みが増し、考えさせられる作品となりました。 人は失って行く生き物です。その穴を怒りで埋めてしまう人は多いと思います。私を含めて。 それが悲劇を産むということをこころに刻んでおきたい。そう思いました。

    1
    投稿日: 2020.10.11
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    この作品を通して、人の小さな恨み辛みが、いい意味でも悪い意味でも他人の人生に大きな影響を与えるということを考えさせられら作品でした。映画が楽しみです。

    0
    投稿日: 2020.10.09
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    グリコ・森永事件を題材にした物語。 子供の声を使うなど、衝撃的な事件だけれど未だ未解決で興味深く読んだ。 映画化されるので、映像になって見返したらまた新しい一面がみえるかもしれないと楽しみです。

    0
    投稿日: 2020.10.07
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    グリコ森永事件の史実をもとに小説にしたもの。 530ページの長編で、本屋さん大賞でも話題になった作品らしい。 ルポタージュなので、事実を盛り込ませるのに、はっきりしない事象や人物が時々出てくる。 それでいて長編なので、何度か読み戻りながら確認して読まなくてはならないという作業もあった。 親の勝手な行動によって人生を狂わされた子供たち。 人の親としては、子供にさせるか?と思うところもあるが、まぁこういう事もあるだろうと納得はできる。 "大それたこと(事件)をおこす人は、大した事と思わないで行動するのかもしれない" と新聞記者の阿久津が犯人の話を聞いたときに思ったシーンがあったが、腑に落ちたような気がした。出来ないと思うし。 先輩記者の鳥居のセリフ「俺らの仕事は、素因数分解みたいなもんや。(中略)『なぜ』という思いで割り続けなあかん。その素数こそ事件の本質であり、人間が求める真実や」 深い。これにもなるほどと思った。 "エピローグ"での親子の再会は、普通に感動した。 巻き込まれただけで、こんなに時間がたたないと自分たちの人生を始めることもできないなんて、あまりにも切ないと感じた。

    2
    投稿日: 2020.10.05
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    グリコ・森永事件含む実話をモチーフにしたフィクション作品。 『どくいり きけん たべたら しぬで』 当時小学生だった私は、ニュースでこの紙がお菓子に貼られてたことを知って、めちゃくちゃ怖かった記憶がある。 また、実際に起こった社長誘拐事件の監禁場所が、実家から目と鼻の先だったことも更に怖さを増大させた。 色んな思いと期待を胸に読んだのだが、正直中盤まで展開に変化がなくダレてしまうも後半は一転、どんどん引き込まれて読了。 中盤までのクダりがもっとシンプルだったら、もっと読了感も高かっただろうと感じた。

    68
    投稿日: 2020.10.05
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    グリコ森永事件を題材にしたフィクションのお話でした。私はこの事件を全然知らなかったのでどこまでが本当の話かわかりませんでした。 冒頭からがっと掴まれたのでサクサク進みました。加害者側の心境を書かれていて視点が斬新だなと思いました。

    1
    投稿日: 2020.10.04
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    長編で読み応えがあったが、ストーリーの展開に驚かされるばかりで、最後まで心にずしりとしたものを残しながら、あっと言う間に完読しました。とても良く取材され、ストーリー性に富んだ秀作だと思います。

    8
    投稿日: 2020.09.30
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    脅迫テープに残された幼い時の自分の声。その未解決事件に自分が家族がどう関係しているのか。また未解決事件特集をすることになった新聞記者。2人の視点で真相に近づいていく。加害者、被害者家族の末路や衝撃の真実。後半は一気読み!面白い。

    1
    投稿日: 2020.09.27
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    国民を震撼させる未曾有の事件・事故が起こった激動の時代。 未解決のまま過ぎ去ってしまった大事件だとしても、蓋を開いてみると実に身勝手で浅はかな動機だった。 国の将来を憂い、大義名分の元に活動していた彼等の満たされない欲望が向かった先は、 自己満足で独りよがりな復讐へと繋がる。 加害者家族と言えど、知らずに犯罪に加担してしまっていた子供達もまた被害者である。 無垢な子供達を巻き込んだその罪深さ、そして利用された子供達の人生を狂わせた事をどう感じていたのだろう。 「罪の声」を背負ったまま生きている彼等は今どうしているのだろう。 史実に基づいた構成なのでフィクションなのかノンフィクションなのか時に分からなくなる位のめり込んでしまった。 それほどリアルな物語で、エピローグは感動した。

    23
    投稿日: 2020.09.25
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    グリコ森永事件をベースにしたフィクションの小説。事件を知らない私はどこからどこまでがノンフィクション内容でどこからがフィクションかはわからなかった。話しの内容はこういった事件ものだと犯人がわかっておしまいが多いと思うが、事件の未来、これからを想像させて終わりになっている。その余韻がなんとも心地いい作品でした。映画も見てみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2020.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    グリコ・森永事件をリアルタイムで知っている世代です。まだ大人とはいえない歳だったから、あれこれ鮮明に覚えているわけではないけれど、公衆電話ボックスに入るたび、もしもそこにジュース缶などが置かれていても触ってはいけないという意識はありました。 時効が成立したこの未解決事件を著者はどんな物語に変えてみせるのか。非常に面白くはあるのですが、とにかく関係者が多くて中盤まで私は混乱気味。映画版でダブル主演の星野源と小栗旬が演じる人物は判別ついて当然だけど、その親族、上司や同僚、警察関係者、犯人グループと、おびただしい数の登場人物がいるものだから、誰が誰やら思い出すのが大変。やっときっちり把握できたのが第6章、もう終盤。ハヤカワ・ミステリのような登場人物一覧の紙がほしいぐらい(笑)。 把握できてからは怒涛の勢い。犯人を追うだけを目的とすべきではないことに気づいた記者。被害者ともいえる加害者の親族の救済に涙がこぼれそうになりました。 映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/cdca2a802d22f63bd1a0e73b7a439323

    1
    投稿日: 2020.09.22
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    ひょっとしてモデルになった事件の真相は 「これなの!?」と思わせる内容です。 映画作品も楽しみです。

    0
    投稿日: 2020.09.21
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    ミステリーとしでではなく、人間学的には読み応えがあった。当然のことながら、一つの出来事には、それを取り巻く環境、裏表、それぞれの物語がある。自分自身のこれまでの物語を改めて見つめ直す良い機会かなぁ…それて、これからも。

    1
    投稿日: 2020.09.20
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    小さい頃、スーパーでお菓子を選ぶときに、母に「そこのはだめだよ。毒が入ってるといけないから」と言われた憶えがある。 グリコ・森永事件の史実を元に描かれたミステリー。 30年前に起きたギン萬事件(名前は替えられている。)について、文化部の新聞記者の阿久津と、自分の幼い頃の声が事件に使われたテーラーの俊也の、それぞれの視点から事件の解明をしていく。 でも、ストーリーの本質は、解明ではなく、本人の意志に関係なく、知らないところで自分の声が事件の脅迫に使われてしまった罪のない子供たちの人生なのではないだろうか。 狂わされてしまった人生 一方で、突然突きつけられた事実。守るべき存在を失いたくない思い。 ミステリーは読むけど、どこか違う感じでした。 私はあまり好みではないかも。

    2
    投稿日: 2020.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初の方は登場人物の名前もなんとなくしか頭に入らなかったけど、後半でだんだん整理できてきた。 たまたま何ヶ月か前に古本で購入した本が来月映画が上映されると知り慌てて読んだ笑 ノンフィクションの部分もフィクションをうまく織り交ぜてなんの違和感もなく空想上で解決させ一冊の本にするのはすごいなと思った。 現にこれよりも悲惨な出来事が隠されているかもしれないし、これよりもっと虚無感しか感じれない事実かもしれない。けどこれはこれですごくおもしろかった。 記者達も人間で家族を養うためかもしれないが、他人のプライベートをプライバシー関係なく公開し騒ぎ立て幾度となく問題になっている。たしかに何も関係ない第三者からすれば、こういった記事は全く自分がダメージを負うことなくちょっとした刺激を得ることができる。娯楽と化したそういったコンテンツも確かな真実を知ってしまえばそれは、もう娯楽ではなくなってくるよな〜と思った。 この一冊の本では、うまく物事が運び最後は家族愛で締めくくることに成功しているけど、現実ではうまくはいかないだろな〜っと終盤にかけて集中力が切れてきた。 加害者、被害者、加害者親族、第三者、などたくさんの視点から一つの事件に関しての様々な感情の表現が素晴らしかった。

    1
    投稿日: 2020.09.15
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    映画が面白そうだったので、公開前に読んでみた。実際の事件を題材にしていてなかなかヘビー。一気読みする時間がなくて細切れで読んだけど、途中で飽きてしまうことなく読み進めることができた。キャラクターと文章はもう一歩。 映画のキャストを知ってて読んだので、頭の中で小栗旬と星野源で再生されてた。脚本家の野木さんが、映画でどんな風に書いているのか興味深い。特に女性陣がどのように書かれているか気になる。この本では、割とストーリー上の都合でしか書かれてない印象だったので。

    1
    投稿日: 2020.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この物語はフィクションであり、登場する人物...ドラマの最後に出てくる定型のワード。 本作を読みながら、いわゆるグリコ・森永事件を彷彿させ、まさにそれをプロットとし描かれた作品なのだが、フィクションであるはずの本作を読みながら、頭では理解しているもののノンフィクションを読んでいるかのような感覚になれたのは、圧倒的な取材力とリアリズムなのだろう。 来月には小栗旬と星野源が主演をつとめた映画版が公開されます。 本作は映像化されることで一層のリアリティを生み出すような気がします。 活字を読みながら脳内のスクリーンで白黒フィルムの上映をするよりも、映像化された作品を映画館のスクリーンで見たいと思える程にリアリティ溢れる作品でした。 説明 内容紹介 第7回山田風太郎賞受賞作。「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、本屋大賞第3位。 圧倒的な取材と着想で、昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編小説。 「これは、自分の声だ」 京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それはかつて、日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始め--。 圧倒的リアリティで衝撃の「真実」を捉えた傑作。 文芸/ミステリー/ノンフィクション-- ジャンルを超え新聞・出版界が騒然とした超話題作、ついに文庫化! 逃げ続けることが、人生だった。 その運命に、必ず涙する。 【映画化決定!】 出演:小栗旬 星野源 2020年全国東宝系公開 内容(「BOOK」データベースより) 京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それは日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始め―。圧倒的リアリティで衝撃の「真実」を捉えた傑作。 著者について 塩田 武士 1979年兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後、神戸新聞社に勤務。2010年『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞、11年、将棋ペンクラブ大賞を受賞。同書は19年NHKでドラマ化された。12年、神戸新聞社を退社。16年、『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞、同書は「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第14回本屋大賞第3位にも選ばれた。19年『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞。ほかの著書に『女神のタクト』『ともにがんばりましょう』『崩壊』『雪の香り』『拳に聞け!』『騙し絵の牙』などがある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 塩田/武士 1979年兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後、神戸新聞社に勤務。2010年『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞、’11年、将棋ペンクラブ大賞を受賞。’12年、神戸新聞社を退社。’16年、『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞。同書は「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第14回本屋大賞第3位にも選ばれた。’19年、『歪んだ波紋』(講談社)で第40回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    12
    投稿日: 2020.09.12
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    8月からずっと何かを読んでいるので、記録しておきたくなりこのサービスを使うことにする。 秋に公開される映画版のあらすじを読んで興味を持ち購入。3億円事件には昔から食指が動かないのだけど、こっちの事件には関心がある。事件の真相部分については完全にフィクションだと分かってはいるものの、ページをめくるたびにおかしな錯覚を起こし、早くこの人たちを救ってくれよと思った。期待通りの面白さで、結果として読書欲が高まり、その後コロナ禍ということもありかつてないほど連続して本を読んでいる。

    1
    投稿日: 2020.09.09
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    登場人物が多いので、ちょっと気を抜くと誰が誰だか思い出せなくなって混乱しますが、大人の勝手な事件に巻き込まれた家族の苦悩が苦しかったです。 実際に影を潜めて暮らしている被害者とでも言うべき人がいたとしたら、どうか幸せに暮らしていてほしいと思います。

    5
    投稿日: 2020.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    確かにグリコ森永事件の真相は知りたいと思うなぁ。もうとっくに時効なのか。独創的で、3人の子どものその後の対比に、言いようのない悲しさが募る。警官の父を持つばかりにあんなに転落してしまう家族もいるんだろか…と思う私は、阿久津同様、恵まれているのかも知れない。これだけ入り組んだ事件を映画にするには難しいだろうが、映画化帯からは違った視点を感じる。観るのが楽しみだ。

    4
    投稿日: 2020.09.06
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    落としどころが序盤に予想させたものと違ったのと、過去の事件を洗うものとして面白かった。 罪の声というタイトルが思っていた以上に色んな方面からの声で、なるほどなぁ、と。 他の作品も読んでみたいな。 取材力がある方の話は面白い。

    4
    投稿日: 2020.09.06
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    これは面白い! 読み進めるほどに、面白さが増していく。 エピローグにも心揺さぶられた。 映画化も原作に忠実であれは期待値は高い。

    7
    投稿日: 2020.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんで子供の声を使うことにしたのか。 誰が言い出したのか。 なぜ、させたのか。 子供には なんの罪もないのに。 知らなければ、普通に暮らせていたのに。 事件に関わらなければ、幸せな家族だったのに。 警察を恨む気持ちは、わかります。 しかし、我が子を犯罪に巻き込むなんて、 酷い。 真由美は、光雄さんは知らなかったと、言っていたけど、テレビから何度も聞こえて来る子供の声が、自分の子供の声と似ていると思った事あると思います。気づいていたのかもしれないと、私は思う。 だけど、黙っていたのでは? 知らなくてもいい事あると思う。知らずに一生を終えても良いと思うのに、勝手に子供に託すなんて、真由美 大嫌い。腹が立つ。 活動家かぶれの人生を捨てて、光雄さんと平凡に暮らすと決めたのなら、一生貫けよ! ヤクザや窃盗者や暴力刑事や活動家が、犯罪起こすのは納得出来るけど、間が差したみたいな感じでいっちょかみするのって。自分が表に立つ訳でもなく、子供を使うなんて!腹立つ〜!! とにかく真由美が一番嫌い。 俊也は、よく頑張った。えらい! 俊也一家と、総一郎千代子親子の幸せを願います。 グリコ森永事件については、私は当時の事はあまり覚えてなく、関西に住んでいたけど、危機感や興味もあまりなかったかな。キツネ目の男の似顔絵は、覚えています。こんな人本当にいるのかなと、思ったりしました。 現実に起こった事件に沿って、お話しを創るのは、大変だろうなと思いました。 読みやすく、面白かったです。

    5
    投稿日: 2020.08.26
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    あんまり読まないジャンルの本だったのですが、ぐっと引き込まれました。わたしはこの事件のことは読むまで全く知らなかったのですが、現実に起きた事件を人物の感情を交えて(もちろん、フィクションの部分もあるとわかっています)読むと、ただ調べて事件のことを知るよりは、深く知ることができた気がしました。

    5
    投稿日: 2020.08.23
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    30年前の未解決事件を追う2人の男が主人公。 文化部ながら畑違いの刑事事件の特集をすることになった新聞記者と、かつて自分が事件に関わっていたことが分かったテーラー。 2人がそれぞれのやり方で事件を追う中で混じり合う。

    1
    投稿日: 2020.08.18
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    グリコ・森永事件を素材にした小説。フィクションとノンフィクションの間のような作品の作り方と、精緻な物語の展開は素晴らしかったです。昭和に起きた事件という時代性と、それを取り巻く人々の熱量を描いた良作だと思います。

    2
    投稿日: 2020.08.18
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    何気なく手にとった本ですが、一気に読み切りました。ひとこと、凄かったです。グリコ森永事件を題材にその真相を追う記者と巻き込まれた子どもたちが中心となった話ですが、結末がこうなるとは全く予想できませんでした。フィナーレに向かっては感動、また感動。エンディングは涙、また涙でした。イギリスが舞台の一部になったところも好印象です。良い本を読ませていただきました。作者の方に御礼を言いたいくらいです。ありがとうございました。

    2
    投稿日: 2020.08.18
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    グリコ・森永事件を題材にして書かれているが、どこからが本当で、どこからがフィクションかわからなくなるほど、きちんとした構成の上で話が進んでいく。 後半は、別々の二人の立場から事件の真相に迫っていくスピード感と臨場感により、一気に引き込まれた。 世の中を騒がせた大事件も、真相はわからないが、一人一人の人間の感情により、引き起こされているという視点に共感した。

    1
    投稿日: 2020.08.13
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    読んでいて場面場面が浮かんできて読みすい。 ストーリーが2人の視点から交互に展開されていき、次が気になる良いタイミングで切り替わるのですぐに読み切ってしまった。 物語的にもよく練られていてすごく引き込まれた。実際の事件をモチーフにしてるためリアリティがあり、本当にこういうことが起こっていたのでは?っと想像してしまう。

    1
    投稿日: 2020.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みごたえあり。 登場人物が多く頭の中を整理しながら読んでいたが、展開も前半は緩やかでなかなか読み進まず… 第5章から急に面白くなり最後まで一気読み。 私が小さい頃に起きたグリコ森永事件。 有名なキツネ目の男の似顔絵が不気味だった事を思い出す。 あんなに大きな事件が何故未解決のまま時効になったのか。 これがあの事件の真相だったとしたら、事件に関わった人物たちがこんなにも存在していたことに驚いた。 それぞれに生い立ち、時代、地域、職業、様々な背景があり、お互いのそれが絡み合って行く。 秘密。人って言わないものなんだね。 大切な誰かを守るため、保身のため。理由は様々。 当時の事件を知っているだけに、キツネ目の男が外国で暮らしていること…というか生きている、存在していることに驚いた。 どこまでがフィクション?!

    1
    投稿日: 2020.08.10
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    面白かったです。 2人の男性の視点から錯綜していくストーリー。 最後は悲しいながらも、少しは救われる。 グリコ・森永事件は私が生まれる前であまり詳しいことは知らないため、これを機に知ろうと思いました。

    1
    投稿日: 2020.08.08
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    罪の声。 事件へのアプローチがすごい。 グリコ・森永事件のことは全く知らなかった(自分はまだ生まれてもいない)けど、途中であまりにもリアルなため、え、これって実話??ってなった。 作中の犯人等はフィクションだが、ドキュメンタリーに感じる(塩田さんはこの物語の構想・執筆に長い年月をかけたとのこと、伝わってきます)。 こんな気味の悪い事件に、もし自分の幼き頃の声が使われていたと知ってしまったら…その声の罪を、ずっと背負って生きなければいけないのか。

    8
    投稿日: 2020.08.04
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    グリコ森永事件を題材にしたミステリー。 新聞記者の阿久津と親族が犯人ではないかと疑う曽根の双方向の動きから事件が解明されていく。真相解明に向けた展開の面白さ。

    1
    投稿日: 2020.08.04
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    事件当時は高校生だったので、詳細までは覚えてませんが、犯人や家族、関係者の人達…本当にこの様な内容だったのでは…と思えました。本を読んで哀しい涙を流したのは久し振りでした。

    4
    投稿日: 2020.07.28
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    これが真相だったのでは、と思わせる程のストーリーです。作者のこの本を書くために作家になったと言う記事を読みましたが、納得しました。

    23
    投稿日: 2020.07.26
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    阿久津→小栗旬 俊哉→お源さん 犯人の事件を起こした背景が虚しい、 悲しくなる 関西育ちには地理が想像できて良い

    1
    投稿日: 2020.07.23
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    事件が複雑で登場人物も多く、なかなか読み進められなかった。 だけど、諦めずに最後まで読み続けて良かった! 最後は涙が止まりませんでした。 子供に負の財産を残してはいけないと、強く思います。

    6
    投稿日: 2020.07.19
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    私が10代の頃に世間を騒がせた未解決事件「グリコ・森永事件」。初め、カバーイラストに覚えた違和感は、結末を知ると腑に落ちるものがある。あの事件が、小説としてここまで面白いものになるとは驚き。物語の半分はテープに録音された声の主と、年末企画で文化部に所属する新聞記者が、各々に事件の真相を探っていく。そして、残り3分の1で両者が出会い、事件の当事者としての恐れと、真相を追求する記者の矜持が表現された良作。

    4
    投稿日: 2020.07.05
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    読み終えた時の 達成感と解放感のすごさ 長い山道を歩ききったような 満足と疲労で読了をむかえる ニュース映像をみているかのような 臨場感に引き込まれ どっぷりと その世界に浸かるからこそ 息がつまって さっさと解決して私も 解放してくれという気持ちもついてくる とにかく 読み応えのすごい作品でした

    2
    投稿日: 2020.07.04
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    グリコ森永事件をベースにした「ギン萬事件」を、図らずも事件に巻き込まれた人々の巡り合わせを通して解明していく。 かなりの長編だが、途中でだれることもなくテンポよく展開されるストーリーが素晴らしい。登場人物それぞれから見た事件、被害者への思いなど、丁寧に書かれている。 全てを読み終えたとき、タイトルの深みが増す。

    1
    投稿日: 2020.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    グリコ森永事件があったとき自分はまだ生まれていないので実際に世の中がどんな感じだったかは知らないが、この本を読んで想像するだけでもゾッとした。 最初はやる気があまりない阿久津がどんどん事件にのめり込んでいくとこちらもドキドキ感が増していった。 犯人が多くその関係者もたくさん出てくるので前半は読み進めるのに時間がかかったが後半は先が気になって仕方なくなる。 総一郎がでてきたあたりから涙腺が緩んでしまった。

    1
    投稿日: 2020.07.03
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    この複雑なストーリーがどう映画化されるのか、気になる。 大事件の主役ではないけど、キーパーソンの加害者家族。とても悲しくでも、少し救われるようなストーリーだった。すっきりしないところもあるけれど、いい後味かなと思う。

    4
    投稿日: 2020.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あー読んだー。と、満足のいく内容だった。 実際のグリコ森永事件のことは、全く知らないままに読み進めていったけど、2方向からどんどん交わっていく展開は、先へ先へ読ませてくれた。 私も親なので…子どもが辛い生活を強いられるのは、読んでいて本当に苦しかった。同じテープの子でも、こうも生き様が違ったんだと思うと、やるせない思いだった。 でも、ラストは僅かだけど救われて、私も涙しながら読んだ。心にズシッとくるお話だった。

    4
    投稿日: 2020.06.16
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    口コミが良かったので購入しましたが、個人的にはあまりおもしろくなかったです。 クライマックスまであまり展開がなく、飽きそうでした。最後の最後は一気に読みました、再会できて良かった✨ 著者は自分と同世代のようですが、題材が古いからか、もっと年配の方の作品かなといった印象です。 登場人物が多く、二人のストーリーが交錯していきます。

    1
    投稿日: 2020.06.10
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    グリコ森永事件をモチーフした話で、自分がその事件に関わっているテープを見つけ、そこから事件の真相へと続いていく。話に引きつけられた作品であった。

    2
    投稿日: 2020.06.02
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    未解決事件である「グリコ・森永事件』を題材にしてる。 当時は、近所にグリコがあって、夜中までパトカーが止まってたんで憶えてる。 結局、未解決やけど、その当時の事実と仮説に独自の解釈を加え、ええ感じに仕上がってる。 読んでるとほんまにそうやったんか!と思えてくる。自分が単純なだけか… のめり込むほど、面白いけど、事件後の犯人、それに絡む人達の人生は悲しくて…涙

    24
    投稿日: 2020.05.30
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    戦後最大の未解決事件と言われる「グリコ・森永事件」をモデルにした話。 想像の世界なのだろうけど、読むとその世界にはまり、本当に事件の裏を垣間見たような気になる。 まだ小学生だった頃の事件で、鮮明には覚えていないけれど、あの時代だから未解決となったのだろうという気もする。 一方、どうして捕まらなかったのかという思いもある。 ただ、この作品のような悲劇が裏にあってほしくはない。 2020.5.29

    4
    投稿日: 2020.05.29
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    事件後生まれのため事件についての予備知識がなかったが楽しみながら読むことができた。改めて事件の経緯をwikipediaでみると、社会的に影響力のある事件であったことが伺えた。フィクションだとは思うが、もしかしたら同様の状況が実際にあったのかもしれない

    3
    投稿日: 2020.05.26
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    ページをめくる手は止まらないし、真相にスッキリもするし、最後は泣ける。 しかし事件の真相が胸糞悪すぎて、読後感はあまり良くはない。

    2
    投稿日: 2020.05.24
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    京都でテーラーを営む曽根俊也と大日新聞の記者阿久津英士がかつて日本を震撼させた未解決事件の真実に迫る物語。昭和の未解決事件であるグリコ・森永事件をモデルに著者が実際に犯人がいたとしたらこういう結末だろうと想定して作られた作品だけあって非常に緻密に練られていた。最終的に犯人グループの相関図が頭の中で出来上がったときは自分自身も真犯人をみつけた当事者みたいで興奮した。しかし、この小説の最も評価されるべき点は単に未解決事件の真犯人を特定することに重きをおかず加害者でもあり被害者でもある少年(・少女)たちの光と影にフォーカスしていた点だ。同じ事件の被害者でもある俊也と総一郎であったが、2人が歩んできた人生は真逆であった。事件の犯人を特定し終わらせるのではなく事件のその後にも目を向け描こうとした著者の視点は素晴らしかったと思う。

    6
    投稿日: 2020.05.22
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    「評判ほどではなかった」というのが、正直な感想である。 事件に絡む新たな人物名が出てきて、その人物に会いに行く、という流れが続いていく。 過去にあった事件の真相を明らかにしていくという小説なので、その様な流れになるのは仕方ないのではあろう。だが、そこに単調さや退屈さを感じてしまった。 作者が綿密な取材を行ったことは十分に伝わってきた。何より作者自身がこの事件の真相をとても知りたがっていたのではないかと思わせられた。

    4
    投稿日: 2020.05.21
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    秀逸である 昭和の時代を生きた人間にとって 当時の自分をも物語とオーバーラップさせて・・・・・ 人の息遣いや体温まで伝わってくるようで 最後は目頭が熱くなっていた

    2
    投稿日: 2020.05.19
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    グリコ森永事件を題材にした作品。フィクションと言うことだが、かなり丁寧に取材されたと思われ、ぞっとするほどリアリティーがある。 私が子供の頃、繰り返し報道されていた「キツネ目の男」の似顔絵が、ずっと頭に張り付いたまま読み終わった。 新聞記者の阿久津と、テーラーの曽根が主人公。 それぞれの目線の場面が、交互に描かれていくが、阿久津が主導権を握っている感じ? 自宅で、古いカセットテープを見つけた曽根。 そこには犯罪に使われた男児の声があり、それは幼い頃の自分の声だと気づく。 自分の家族は犯罪に関わっていたのか?と調べ始める。 一方、新聞記者の阿久津は、記者として過去の未解決事件を追い始める。 いつ二人が交差するのだろうと、ドキドキしたり。ひとつづつ真実が明らかになる度、ドキドキしたり。とにかく先が気になる本だった。 阿久津の記者しての成長ぶりも良い。 加害者の家族達が哀しく丁寧に描かれている。 読みごたえのある一冊だった。

    27
    投稿日: 2020.05.19
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    グリコ森永事件を題材とした作品。 新聞記者と被疑者の親族が事件をそれぞれ紐解いていき、お互いが真実に近づく様が面白かった。 実際にあった事件が題材なので、リアルに感じられてノンフィクションなのかと思うほどだった。

    3
    投稿日: 2020.05.16
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    グリコ・森永事件の報道は見たことないけど、ルポを読んでいたから、リアリティを感じながら読めた。 本当にこういう真実があったんじゃないかと思えてくるから面白い。 点と点が繋がって線になっていく、その過程がドキドキした。 真実が分かるにつれて空虚さや悲しさ、辛さも感じられて、読み進めるうちに引き込まれていった。 今回は先へ先へという思いで読んでしまったから、もう一度じっくり読み直したい。

    4
    投稿日: 2020.05.15
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    グリコ森永事件を題材としたフィクション。 テーラーを営む曽根は、亡くなった父の遺品から不審な手帳とテープを見つける。 新聞社の文化部でゆるりと記者生活を送る阿久津は、社会部の鬼デスクから過去の未解決事件を追う企画に巻き込まれる。 接点のない二人がそれぞれ過去を追ううちに、かつて日本を震撼させた未解決事件の真相が徐々に明らかになっていく。 序盤から中盤は、全体像がつかめず何度か脱落しそうになりました。が、中盤以降はページをめくる手が止まらず、結局読み終わったときには随分と夜更かしの時間になってしまった。 これだけ先が気になる小説は久しぶりでした。読み応えある。でも元気なときに読む方がいい。ちょっと疲れます。 エピローグには多少救われましたが、まぁ、なんというか…子ども達が事件に利用され巻き込まれることに、やるせなさを感じた。 題材となったグリコ森永事件について、名前ぐらいしか知らなかったので調べてみたいと思った。

    3
    投稿日: 2020.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実際に起こったグリコ・森永事件を物語のベースにして、当時犯行に利用された子どもの声を中心に描いたフィクション。当時の声明文や事件の詳細はそのまま描かれているため(と言っても当時を知らないのだけど)、本当に事実であったような錯覚を覚える。こういう書き方もあるのだ。 タイトルの通り、声を使われることで、社会を揺るがす事件への関与という罪を背負わされたテーラー、そして後半にはもう一人の声の主が登場する。互いの関係者がどう事件に関わったかで、それぞれの未来が全く逆の道をたどる。その対比がとても切ない。その足跡を追う記者が事件の真相に行き着くことで、事件は大きな展開を見せる。罪を背負った二人は、それぞれ同じように贖罪を求め、その二人を案じて生きてきた存在を知る(再会する)ことになる。 今年(2020年)映画化されると聞く。当初はただ執拗に事件を追う不気味な存在だった新聞記者が、犯人の空虚さと声の主が抱える生に触れ、次第に心境の変化(=事件の公開の仕方)へと至る。この直線的な変化に少し安易な印象を受けたが、新聞社に勤めていた筆者の経験から、記者とは元来そういう人種なのかもしれない。果たして小栗旬さんはどう演じたのだろう。

    1
    投稿日: 2020.05.09
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    登場人物が多く、何度も読み返す部分があったが、後半からはあっという間に読み込んでしまった。 映画を観て、また読み返したいと思う。

    1
    投稿日: 2020.05.07
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    罪の声 史実を基にフィクションとして描くストーリー。 ギン萬事件の詳細や、時系列での説明箇所が頭の中できちんと整理出来ていなかったために、途中でこんがらがってしまった。 事件を追う者の心情、事件に関わった人間の心情が何ともリアルで、時に切なく表現されている。 30年以上前の未解決事件、それに向き合い未来を見つめる人物たちに惹かれた。 舞台となる関西、またはイギリスの各所を調べながら、ビジュアル的にイメージしやすくして読本。 伏線の回収も心地良く、後半はノンストップで駆け抜けた。 重い話ではあるが、良作。

    6
    投稿日: 2020.04.29
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    最初は何だか物語の進行も長ったらしいし、出て来る苗字や名前が多くて頁が進まなかった。 だけど後半はもう一気に読んだね。 現在の自分が置かれている環境と比較して気持ちはどんより落ち込んだけど、読み終えて何故か爽快だった。 この辺は新聞記者の行動や気持ちが分かり易く、確かに1つの未来を見つけ出したからだと思う。 犯罪は加害者も被害者も不幸になる等、深く掘り下げて取り沙汰されないけど、考えなかった一面が改めて分かった気がした。

    5
    投稿日: 2020.04.28
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    勢いよく読めるのがいい。良著。 80年代頭はまだ学生運動の切れ端が残っていたんだなぁと実感。 伯父さんとお母さんのエピソードなどもう少し書いてあってもよかったんじゃないかな〜。

    3
    投稿日: 2020.04.26
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    グリコ森永事件をモデルにしたフィクション。事件の発生日時、場所、犯人グループの脅迫、その後の事件報道については史実通りに再現したのは、"この戦後最大の未解決事件は「子どもを巻き込んだ事件なんだ」という強い想いから、本当にこのような人生があったかもしれない、と思える物語を書きたかった"と著者の言葉。 当時ちょうど小学生だった私は、事件のことも記憶に残っているし、同じ年頃の誰かが意味もわからずテープに向かって話したものが犯罪に使われたという事実にぞっとします。 事件のことを検索してみると、知らなかった(または忘れていた)ことがありました。 犯人を取り逃した滋賀県警の本部長が退職の日に焼身自殺したとか、ハウス食品の社長が事件収束を父親の墓前に報告しようと乗った日航機が墜落したとか。 数え切れないほどの人の人生が関わり、影響を受けたのだと考えさせられました。

    3
    投稿日: 2020.04.26
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    衝撃的だった。 これは凄い。って感じ。 映画化も楽しみ。 世の中には自分の知らないことだらけだと思わされるし、どんなことが人の人生を狂わせるか分からない恐ろしさを感じた。 今でも自分が知らない事件で苦しんでいる人が世の中にはたくさんいるのだろうと痛感した。

    3
    投稿日: 2020.04.19
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    犯人探しのミステリではなくて否応無しに巻き込まれてしまった関係者を描くことがテーマだと思うと未解決事件を取り上げたことがしっくりくる。「盤上のアルファ」の著者と読後に改めて知り、納得。そちらはドラマで見ただけなので多くは語れないけど、いろんな人生を描き出しているところが通底している。

    3
    投稿日: 2020.04.10
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    罪の声 グリコ森永事件を元にした作品。 、 読み始めた時、正直難しくて読み終わるか微妙だったけどなんとか読み終えました。 森永事件はあまり知らなかったけど、狐目をした男は知ってた。これくらいの知識しかなかったけど楽しめた。 後半からの怒涛のラッシュ。 どんどん次が気になってどんどんページをめくる。 久しぶりの感触。 小栗旬、星野源で映画化も決定されてるんで映画も楽しみ。

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    投稿日: 2020.04.07
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    本書は、グリコ森永事件をモデルにした小説である。大きな事件にまきこまれる子供とその家族。悲しみを背負いながら、人目から隠れて生き続ける苦しみ。その袋小路から救い出すための取材。人生、いろいろなことがある中で、なにかしらの区切りをつけないと、先には進めない。

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    投稿日: 2020.04.01