
総合評価
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powered by ブクログ壮大なストーリーで、バルサの強さや人間性に心ひかれる。運命を受け入れながら成長していくチャグムとバルサの関係が美しい。
7投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ面白かった!! ファンタジーなのに歴史物語のような、自分の知っている世界の神話や伝説のような…物語だった。 登場人物たちがとてもいきいきとしている。 チャグムの成長、バルサの心が解けてゆく過程、とても読み応えがあった。 第三章の「サアナンの風とナージの翼」は手に汗握る臨場感がすごかった。 他の守り人シリーズも読んでみたい。
1投稿日: 2025.05.14
powered by ブクログ初めからラストまで一気読み、胸を打ちつける名作。精霊に卵を産みつけられ産み出すまで皇子を護衛する話。 いつか自分が子どもを産む時はこの話を読みたい。 12歳なのに世の中と折り合いをつけてどんどん大人になっていくチャグムの切なさと バルサの愛情深さ、タンダの優しさ、トロガイの飄々としたかっこいいおばあちゃんぶりが最高なんだよな…。主人公のバルサ、今年30になるんだ、私もそうだよ…。30歳になる今年読めて本当によかった
1投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログ匂いや触感、感情の機微が豊富に表現されている。知らない世界の話なのに、見知った場所に立っていて、登場人物と同じ感覚を追体験できるようなリアル感がある。
1投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログファンタジーは苦手なので、存在は知っていたけど読もうとしなかった。しかもシリーズ多いし。 世界観に入り込めるか心配だったけど、テンポもよく登場人物が魅力的で一気読み。 2作目も読んでみようと思う。
1投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログドラマが好きで、原作本をいつか読みたいと思っていた。やっと読めて満足。チャグムの成長がいいよね。そしてバルサがカッコいい。そういう人に私は成りたかった(無理)。
1投稿日: 2024.05.04
powered by ブクログ『鹿の王』が面白かったので、上橋氏の他の小説も読んでみたくなり、手に取りました。 話の展開が早く、どんどんと進んでいくので、気がつけば一気読みでした。
1投稿日: 2024.01.13
powered by ブクログもう10年以上前、小学生か中学生の時にお小遣いで買った大好きな作品を再読。 上橋菜穂子さんの作品に出てくる食べ物ってすごく美味しそうで魅力的。独特の甘辛い香辛料で煮付けた魚、タレがしみたご飯、読んでるだけで口の中に唾がたくさんわいてくる。 これは全10巻のシリーズの第1巻目。新ヨゴ王国第二皇子のチャグムが、目には見えないもう一つの世界の水の精霊の卵を身に生み付けられていて、ひょんなことから女主人公の用心棒・バルサがチャグムを守ることになる話。当時2巻目の『闇の守り人』から読み始めた私的に、シリーズものだけど1話完結的な楽しみ方もできると思う。 呪術師のおばあさんトロガイ、その弟子タンダ、宮に仕える若き星読み博士のシュガとか、キャラが濃くて素敵な登場人物が多いのも魅力。 幼かった頃に好きだったお話って、時を経て読み返しても色褪せないどころか、もっと違う良さを感じられる気がする。 夏の終わりに、童心を思い出しつつの読書体験、贅沢な時間だった。
5投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログ小学生の頃から何度も読んでいる大好きな本。数年ぶりにチャグム達に会いたくなって再読。はじめて読んだ時はチャグムよりも幼かったのに今ではバルサと十しか離れていない。時の流れる速さに驚いた。 今回は、突然母と離されたり、父である帝に暗殺を企てられたり、よくわからん異界の生き物に卵を産み付けられたりと大変なチャグムの心情に着目して読んだ。チャグムが、バルサ達に感情をぶつける所でバルサとタンダはチャグムに安心を与える存在になれたんだなと実感できた。 上橋菜穂子の作品を読むのは1年ぶりだが、文章の読みやすさですぐに話に入れた。バルサ達と共に旅をするのはやはり楽しい
1投稿日: 2023.03.04
powered by ブクログチャグムのことと卵をラルンガから守り卵を無事孵すまでいろいろな人が冒険をする話です。冒険は大好きなので面白かったです
1投稿日: 2022.11.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと気にはなっていたけれど、シリーズの多さに身構えてしまい、それとなく読むことを避けていた作品。でもついに、上橋さんの「鹿の王」と「狐笛・・・」を読んで、手を出すことになってしまった。私にとっても長い旅になりそう(笑) 端的に言って、素晴らしいファンタジーだった。これまで読んだ2作品よりも、よりファンタジーだったと私は思った。すごい世界観。圧倒的な世界観。この世界観とストーリー展開の完成度は言わずもがなだと思うけれど、物語の端々で人間の機微が巧みに表現されていたり、人間世界の真理をつく表現があったり、はっとさせられることが多かった。この世のものでないものの卵を勝手に宿され、運命に翻弄されるチャグムのやり場のない怒り、権力者によって父親を奪われ、故郷を追われることとなったバルサの怒り、哀しみ。そして、バルサの「人生なんて不公平なものだ」という悟りの境地ともいえる心境。何より、国の祖とさせれる人物が、自身の威信のために事実を捻じ曲げ、正しい史実が語られなかったというこの物語の基礎とも言える背景や、星読み達がいつのまにか政のためだけに働くようになり、本当に大切なことに目が霞んでいたというようなことは、現実世界でのあれやこれやを暗に指摘されているようで、うむむむと唸る思いだった。 チャグムとの別れのシーンはぐっときた。チャグムもバルサもタンダもなんとも強い精神の持ち主だ。与えられた運命を、自分なりにもがき、抗いながら生きていく。人生は本当にそういうものなのだろうと腹落ちする感じがあった。 まだシリーズ1作目。旅は始まったばかり。
9投稿日: 2022.05.31
powered by ブクログアジアのファンタジー チャグムの成長 別れ 男子を育てていた母としては心に染みる これはアニメにもなってますよね
3投稿日: 2021.11.30
powered by ブクログ子どもにも理解しやすい内容で、 異世界、人々の生き様を垣間見ることができる 本格的なファンタジー。 なお、神山健治氏が監督を務めたアニメもとても素晴らしいです。
1投稿日: 2021.09.05
powered by ブクログ子どものころから何度も何度も読んでいるシリーズ。 年代を重ねるということで、再読。 何度読んでも、読む度に感じ方が変わっておもしろい。 チャグム、バルサ、タンダ…どの登場人物も魅力的でとっても好きです。
1投稿日: 2021.06.19
powered by ブクログ2020.12.19.読了 だいぶ前に友人から勧められた本。 この本を小学生の時に読んでいたら… 好きだっただろうなぁと思います。 この後、チャグム、バルサ、タンダ トロガイ、シュガ それぞれどうなっていくのかととても興味あります。
1投稿日: 2020.12.20
powered by ブクログおもしろい。大人も子どもも読める良質なファンタジー。バルサとタンダとチャグム。そこにトロガイや狩人や星読みの人たちも加わって、それぞれの事情とそれぞれの立場で戦っている。戦いの話ではあるが悪人はおらず魅力的な人が多い。それもよかった。この後も気になるところ。
0投稿日: 2020.11.04
powered by ブクログ表紙は、断然 軽装じゃない方が良いですが、 地域、伝承、文化などの要素がふんだんに入り、精霊という異界の要素もあり、読み始めは、背景を理解できずなかなか大変ですが、だいたいわかってくると、ハラハラ、どきどき、ほっこりと読めて、良い本だと思います。
0投稿日: 2020.08.04
powered by ブクログバルサが狩人と戦うシーンが好き♥️でも、バルサが自分の暗い過去をチャグムに語るところで泣きそうになった。
0投稿日: 2020.07.08
powered by ブクログドラマ化したファンタジー物語がこんなルビも沢山ふられた児童向けの一冊だとは思わなかった。 軽装版は漢字を増やしてくれたようでありがたい。 何と言っても、30歳の槍使いの用心棒という、他にない主人公像が魅力。 面白かったです。
1投稿日: 2020.07.03
powered by ブクログ上橋さんの作品を初めて読んだ。 読書好きにファンが多いのがわかった。 守り人シリーズ一作目。次の作品も読もうと思う。
0投稿日: 2020.05.03
powered by ブクログ2020.04.29 10年ぶり?もしかして20年近くぶりの方が近いくらいの感覚で久々に読んだ 思春期は挫折したけれど、今度こそはシリーズ通して読もうと思う 精霊の守り人の最後でこんなに泣くとは思わなかった まあきっと、多分に酔っているからなんだろうけど 酒にね…大人になったなぁ そして相変わらず食べ物が美味しそう バルサが好きだ 闇の守り人が一番好きだったけど、今ならその先も読むことができるかもしれない バルサとシュガとタンダのその先を そして、チャグムの創る新ヨゴ王国を
0投稿日: 2020.04.29
powered by ブクログ守り人シリーズ第1巻! 女用心棒バルサは、偶然新ヨゴ国の皇子チャグムに出会った。しかしチャグムは、ニュンガ・ロ・イムという精霊の、守り人だった。…! 最後が、感動。 バルサはチャグムとニュンガ・ロ・イムを守ることができるのか? バルサが戦うシーンが好き。かっこいい。 ぜひ読んでください‼︎
0投稿日: 2019.12.30
powered by ブクログなつかしのハイファンタジー(というジャンルがあることは最近知った。完全に空想の世界だとハイファンタジーで、現実世界とリンクしているとローファンタジーなんだね)。 大人になって読むものではないと自分を縛っていたが、上橋さんの「物語ること、いきること」を読んでひさびさに手にとった。 いやぁ、やっぱいいな、ファンタジー。個人的には日本の中世古代的なファンタジー(空色勾玉とか、もののけ姫とか)のほうが好きだけど、守り人シリーズもよい。ファンタジーの何がいいかって、完全に物語に入り込んで、一緒に冒険できるところだよね。ときに手に汗握り、ときに大自然で爽快な風を浴びる、こどものときよりむしろ、毎日の通勤に疲れている大人だからこそ読むべきかもしれない。そう思いました。
0投稿日: 2019.12.03
powered by ブクログサグとナユグの世界観の交わりの描き方がよかった 敵対していた人々とチャグムを守る一つの目的に向かって協力し合うのが感動した
0投稿日: 2019.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中3女子が「小5の時に読んだ本です!一気読みしちゃう面白さです!」とお勧めしてくれた本。いや、一気読みできなかったよ(笑) . ロード・オブ・ザ・リングとかハリーポッターみたいな世界観。登場人物、王族に仕える職種、場面背景のどれにも異国感が随所に漂っていて、まずそれぞれ登場人物とそのつながりを理解するのに苦戦。初っ端のページの進みの悪さったら。笑 . 帝、皇子、星読み博士、聖堂士、護衛人、狩人とか諸々が出てきて、高校の世界史が懐かしい。でも、眠ってて授業はあんまり聞いてなかったから、こういうやつあったなとは思うんだけど、何時代とかどこの国とか全く分からない。あー、残念。 . チャグムが見る古代と現代が重なって織り成す情景や、見えない魔物が時折姿を見せる鋭い爪と戦う緊迫感、タンダのバルサを思いやる深さと分け隔てなく人に接するところ、どれも面白い。
0投稿日: 2019.08.21
powered by ブクログ「いいかげんに、人生を勘定するのは、やめようぜ。 不幸がいくら、幸福がいくらあった。 金勘定するように、過ぎてきた日々を勘定したらむなしいだけだ。」(246 ページ) 自分で望んだわけではない運命。 それでも、自分をいやおうなしに動かしてしまう、 その大きななにか怒りを感じる小さな主人公。 自分をとりまく世界が目まぐるしく変わる中、 後悔や幸せを噛みしめながら、 大人も子供も必死に、たくましく、 もがいて生きぬいていく物語り。
2投稿日: 2019.02.19
powered by ブクログアンデルセンで、フィールドワークで、アボリジニで、とか幾つもの評価アプローチができる作家さんであって、それはそれで上橋さんの魅力なのでしょうが、 そういった枕詞の陰に埋もれさせては不当なほどに、 心のひだひだ、その微妙な成長を描ける人なのだなと、あらためて感動しました。
0投稿日: 2018.12.15
powered by ブクログ縺吶#縺上h縺上〒縺阪◆繝輔ぃ繝ウ繧ソ繧ク繝シ縲ら・櫁ゥア縺ッ縺ゥ縺薙°譌・譛ャ縺ョ逾櫁ゥア縺ョ繧ィ繝?そ繝ウ繧ケ繧ゅ≠繧翫?∫・櫁ゥア縺」縺ヲ縺薙≧縺?≧繧ゅ?縺ィ邏榊セ怜?譚・繧九@縲√◎繧後→髢「繧上k蠕御ク悶?莠コ縲??闡幄陸繧ら┌逅?↑縺冗エ榊セ励〒縺阪k繧ゅ?縲よ・ス縺励a縺セ縺励◆縲
0投稿日: 2018.12.11
powered by ブクログずっとずっと気にはなっていたが、なかなか一歩を踏み出せずにいた本の一つ。 なぜなら読み出したら最後、その世界に引きこまれてしまい、現実世界に帰ってこれなくなりそうだったから…。 上橋菜穂子さんのファンタジーはファンタジーであってファンタジーでない。 バルサ、タンダ、チャグムなど登場人物がまるでクラスメイトのように人格が手に取るようにわかり、いきいきとしている。 私たちの住む世界にバルサがいるかのように。 (実際には私たちがバルサの世界に住み込んでしまうのだが) 読み終わってしまうのが惜しくなり、なんども行きつ戻りつしながら読みたくなる本である。
1投稿日: 2018.11.25
powered by ブクログ上橋さんの《獣の奏者》を読んで上橋作品にハマり、こちらの作品を知りました。 《守り人》シリーズの1作目。 短槍使いのバルサのかっこよさにしびれました。 ファンタジーだけれど、子供から大人まで幅広く楽しめる作品だと思います。
1投稿日: 2018.11.25
powered by ブクログ子供の頃から大好きなシリーズ! 何度読み返しても飽きないところも好き 実家に単行本はあるけど、手元にはないからそろそろ自分個人用にシリーズを揃えたいところ
1投稿日: 2018.11.24
powered by ブクログ記念すべき守り人シリーズの第1作目! 初めて読んだのは小学生の図書館だったことを今でも覚えています。何度読み返しても、その歳ごとに感じる思いが違ってきます。 目の前で活劇が繰り広げられるが如く、手を伸ばせば触れられそうな描写は、読み始めたらページをめくる手が止まりません。そして守り人シリーズをいつのまにか読み終わっているほど、ある意味中毒性が高い物語です。 大人も子供も、いつまでも楽しめる物語です。
0投稿日: 2018.11.24
powered by ブクログ何度も何度も読み返した本。 そのうちまたきっと読み直したくなる本。 そういう本だけ買うことにしている。 このシリーズはまさにそれ。
0投稿日: 2018.11.22
powered by ブクログ守り人シリーズの一作目。知人に面白いと勧められ読みました。人物たちの居住居や彼らが見て触れているであろう食べ物や風景の描写もすばらしくて物語に引き込まれ、このあと夢の〜と闇の〜を一気読みしてしまいました。面白かったあ…
0投稿日: 2018.11.21
powered by ブクログアニメの方はがっつり見ていて、性別に縛られる事なく「用心棒」を生業にし、母親と言うよりはチャグムの保護者として、一環として毅然に振る舞っていたバルサは「カッコいい女性のお手本」の様で、見惚れてしまった…原作を読んでみたいとずっと思っている…
0投稿日: 2018.11.20
powered by ブクログ上橋菜穂子さんの本はほとんど読みました。中でもこの『精霊の守り人』は、「ワクワク・ドキドキ感」が満載で、はじめに読む一冊として、声を大にしてお勧めします。
0投稿日: 2018.11.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小学生の時に童話館の配本でハードカバー版を手にしたのが読むきっかけでした。 それから早20年弱、アニメ化や実写化を機に再び読みたくなり、ハードカバーは従兄弟に譲ってしまったので軽装版を購入。 当時女用心棒が主人公のファンタジーなんて読んだことはなく、夢中で一気に読み進めたことを思い出します。 世界観に虜になりました。 大人になって読んでもあの頃の感じた楽しさが蘇ります。
0投稿日: 2018.11.19
powered by ブクログ世界を一つ、そうぞうした上で、物語上に必要な部分のみを開示しながら、わくわくする冒険が繰り広げられる。 水や風の感触やおいしい食べ物の匂いや味まで感じさせる臨場感と、政治と歴史と民間伝承について洞察する慧眼、思わず応援したくなる登場人物たち、これはよい小説だと思える内容がぎゅっとつまっている。 この先の巻も読み進めると、成長していく様子がはっきりと表れてきて、それも楽しく、読み返したくなる。
0投稿日: 2018.11.18
powered by ブクログ大好きなアニメ、攻殻機動隊の監督である神山監督が、この作品をアニメ化するということで手に取って読んでみたのが初めでした。 なぜ、この本に出会うのがこんなにも遅くなってしまったのか!と後悔するくらい夢中になった大好きなシリーズになりました。 女の憧れを具現化したような強い女性バルサ。 そんな彼女が、ふとした瞬間にこぼす「もう若くないよ。今年で30だ。」というセリフ。 若くて女盛りのはずの年齢なのに、こんなセリフを言ってしまうバルサ。この一言だけで、どれほど凄惨で苦難に満ちた人生を送ってきたことかがわかります。 幼い頃からたくさんの苦難に襲われながらも強く生きてきたバルサ、そんな彼女が出会うのは、ひょんなことから体の中に水の精霊を宿してしまうことになる王子チャグム。 なんでこんな目に会わなければならないんだ!と理不尽な運命に悲しみ、怒り、絶望するチャグムを時に怒り、諭し、愛情で包みながら守っていくバルサ。つらい生き方をしてきたからこそ強く生きる術を知っているバルサですが、チャグムを通して、母性にも似たものが生まれてくることが読者の我々にどんどんと伝わってきます。 ストーリーももちろん引き込まれますが、彼女たちの生き方、そして関わり方、心のつながり…そういう大切なことをたくさん伝えてくれる作品です。 児童文学コーナーに置かれていることが多いのですが、間違いなく大人に読んでほしい作品。そして、自分の子供にも絶対に読ませたい大切な作品になっています。 精霊〜を読んだらもちろん天と地の守り人まで一気読みですね!
0投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログ守り人シリーズの第1作目。 出身校が同じということで学生の時に図書室で出会いました。 よく言われることもあるだろうが物語始めの一行から今まであるお話しとは一線を分ける、世界に引き込まれる。 かく言う私もその一人。 いや、もうバルサは30歳になる所謂おばさん(今はそうでもないが発売された時代を考えても若いとは決して言えない)でもカッコいい! チャグムも最初は好きになれなかったけど、バルサと共にいる事で変わり、もう泣ける。 ナユグの世界と人の世界が交わっている事。 もう全部が好き! そしてこれから自分でも何か書きたいと影響を受けた作品のひとつです。 だから他の人も好きになってくれたら嬉しい。 実は正直に言うと軽装版は持っていません。 ハードカバー版で初めて読み制覇。 文庫本サイズのを所有。
0投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログもっとダークな世界観かと思っていたが、入り口という感じでした。 続刊を以て、この世界に耽溺できることに期待。 バルサの回想の中の養父の言葉が良かったです。 後でメモっておこうと思う。
0投稿日: 2018.09.10
powered by ブクログTVでは最終章がはじまったところで、書籍で最初から復習。 小説といえば、北方水滸伝シリーズを読んでいますが、上橋さんのは文章がサラリと流れていく感じで、これが重さを感じさせるドラマにも出てくれたらと思います。
0投稿日: 2017.12.07
powered by ブクログ2017/01/28 ずっと読んでみたいなと思っていた精霊の守り人シリーズ。 1巻目ということもあって、世界観を伝える部分が多かったかな。 ストーリーとしては面白いけど、少し物足りない。後半にかけてぐんぐん伸びていくシリーズなのかも。まだまだ謎も多い。 この本に関してはアニメもしっくりきそうなので、みてみる予定。
0投稿日: 2017.01.29
powered by ブクログドラマ化にあわせて、三回目の再読。 映像が叙述の通りにされてることに気づく。 今までだって、バルサに共感して読んでいたはずなのに、、今回が一番バルサの気持ちが、理解できた気がする。 人生は思いのままにならない出来事があるけれど、それを嘆くのではなく、どう向き合うか?みたいなことを強く感じた再読でした。
0投稿日: 2017.01.11.
アジアンファンタジー。 ファンタジーは好きだけど、西洋ファンタジー多過ぎるんだよ!と思ってたところで、これを読んだので新鮮具合が半端じゃなかった。おもしろーい。 主人公・バルサだけじゃなくてチャグムの心理面が書かれてたのが凄くよかったな~と思った。それがなかったらチャグムにただただ「なにやってんだ!」ってもだもだしちゃう。まあ結局もだもだはしたけど、チャグムの気持ちが分かってるのとないのじゃ大違い。 国の成り立ちとかが児童書とは思えないくらいにしっかりとしていて大人でも充分に楽しめる。 ただ最後の部分が他に比べて急ぎすぎた感じがあったかな?それでも無理矢理な感じはなかったから、違和感はないけれど。 続きも読みまーす。
1投稿日: 2016.08.08独特のことば
著者の創作語が多く、最初はちょくちょく説明書きまで戻っていたが、 それでも夢中にさせるストーリーだった。 ドラマも見てみたい。
1投稿日: 2016.07.18
powered by ブクログ小学校6年の娘がはまっていたので読んでみた。ファンタジー小説は好きなのですんなり入れた。なんといってもバルサが魅力的です。
0投稿日: 2016.06.17やっぱり原作がいちばん!
だいぶ前にアニメでやってたのも見たし、ついこの間のドラマも見て、やっぱり原作が読みたいと思い、読んでみました。 原作はいいですね。 挿絵がたくさんあるわけではないのに、戦闘シーンの緊迫感やスピード感はドキドキします。 チャグムの成長も素晴らしかったし、バルサとタンダの微妙な距離感もとても気になりました。 シリーズで続いていくようなので、じわじわ読み進めていきたいと思います。
9投稿日: 2016.06.15子供用のお話と侮るなかれ
綾瀬はるか主演でNHKでドラマ化され、それを見たのをきっかけに購入しました。 ファンタジー小説にありがちな想像の範囲からかけ離れたような設定とは違い、 とても分かりやすい世界が広がっています。 個々の登場人物の描写も細かくファンタジーが苦手な人にも読みやすいかもしれません。 一応、児童文学として出されている作品ではありますが、それがかえって読みやすく、 かと言って子供だましのハチャメチャな世界ではなく大人でも十分に楽しめる作品です。
0投稿日: 2016.04.20ドラマじゃ物足りない
もともと本はもともと読んでて凄く好きでした。 ドラマ化になったんで楽しみにしてて見たらストーリーも変えてあるし大分はしょってあるんで本物をまたみたくて購入しました。 ドラマだけな人にも絶対本を読んで欲しいです。 もっと深いストーリーがあるので損はしませんよ‼ やっぱり原作が1番です。
0投稿日: 2016.04.11
powered by ブクログドラマを観終わって、数年振りの読み返し。アニメも久し振りに観直したのだが、どうやらアニメと原作の記憶がごっちゃになっていたようだ。 アニメ版も好きだけれど、原作を読むとやはり色々なことがすんなり入ってくる。人物達の心のうちも、より人間臭くて面白い。 あれ?こんなあっという間に終わってしまったっけ…と思ったが、初めて読んだ時は守り人シリーズ続けて読んだので濃く長い印象があったのだろう。闇の守り人が一番好きだったので、今回もこのまま続けて次巻へ…
0投稿日: 2016.04.10
powered by ブクログNHKが90周年記念ドラマとして3年に渡り放映されるファンタジー。 その原作ということで手にした。さすがアンデルセン賞の受賞作、アジアのファンタジー物語の代表作になるだろう。 全10巻以上の大作だが、次巻への期待は大きい!
0投稿日: 2016.03.22分かりやすく楽しいファンタジー
NHKのドラマが始まる前にと思って読了。ファンタジー小説というと、その世界観を理解するまでに時間を要することがあるけど、この作品は大人も子供も容易に理解出来るような分かりやすさ。おかげで、単純ながらもスピーディな物語の展開をたっぷりと楽しみ、あっとういう間に最後まで読んだ。 主人公のバルサ(強い!)を始めとして、登場人物はみんな個性的で魅力的で、すっかりこのシリーズに、はまってしまいました。 もちろん、次の巻も読了後に速攻で買いました(^_^)
0投稿日: 2016.03.20やっと!
大好きなシリーズの電子書籍化、ホントにうれしいです! 守り人シリーズを読んで上橋菜穂子さんのファンになり、日本人作家のファンタジーを読むようになりました。ファンタジーなのに浮ついたところのない、地に足の着いた作品です。 主人公の一人は中年のおばさんです。ファンタジーらしからぬ設定ですが、違和感を感じることなく読み進められます。そしてもう一人の主人公・皇太子チャグムとバルサとの関係性が非常に重要な要素となっています。この二人にかかわらず、登場人物同士の関係性がきちんと描かれていて、物語に深みを与えていると思いました。また、ストーリーはゆったりとした場面と逼迫した場面のメリハリがしっかりしていて、飽きることなく一気に読み進められます。 この[精霊の守り人]だけでも面白いですが、シリーズを通して読むことで登場人物の成長や関係性の変化が見て取れてもっと面白いと思います。私はバルサと同じ年代なので、[精霊の守り人]ではまだ幼かったチャグムが[天と地の守り人]ではつらい試練と悲しい思いを乗り越えて立派な青年に成長したことをとても嬉しく思いました。 大人にこそ読んでほしいファンタジーです。
0投稿日: 2016.03.18すでに完結編に向けてテンションMAX。イラストも世界観を大きく膨らませてくれるその存在感!
それはたまたま見た(本を読みたいのであまりテレビは見ない)NHKドラマの予告で、上橋菜穂子さんの名前が目に入り、ファンタジックな映像が流れていました。あっこれ絶対観たい!と叫び、ならば先に原作を読まねば。一瞬たりとも目が離せないという感覚で一気に読み終えてしまいました。 そしてまた、たまたま通りすがりに本屋さんを覗いたそこに『精霊の守り人完全ドラマガイド』があったのです。「エッセイ・対談」で先生の原作に込めた思いが語られており、よりいっそう完結編に向けてテンションがあがり、いっぱい読める事楽しみでなりません。 バルサの心に思ったことも口語文で綴られているのが親しみ易く、親近感がわきます。 老呪術師のトロガイ、このおばあさんの考える事や読みは深いが、口に出てくる言葉はポンポンポンと軽妙で実に気持ちがいい!面白い!
7投稿日: 2016.03.16待ってました!!
やっと出版されましたね。 勿論リクエストしました。 待っていた方も多いのではないでしょうか。 私は気に入った本は何度も読む方ですが、 この人の本もよく読んでいます。 年齢問わずオススメできる本だと思います。 アニメも良かったですが 今度NHKで綾瀬はるかで実写化するみたいですね。 楽しみです!!
0投稿日: 2016.03.14大人が読んでも面白い、和製ハイ・ファンタジーの傑作!
「攻殻機動隊」の神山健治監督がこの原作をアニメ化するということで興味を持ち、NHKで放送されたアニメを観てこの原作を購入。読んでみてびっくりしたのがこの作品が児童文学として書かれたとは思えないぐらいしっかりと作りこまれた世界観を持っていたコト。またファンタジーとしての設定もさることながら、物語の展開が非常に上手い。勝者が作る歴史に隠されてしまった「精霊の真実」が物語の中にうまく織り込まれ終盤に向かうにつれて明らかになってくる展開にどんどん引き込まれていくのであっという間にクライマックスへ。最後は読み終わってしまうのが惜しくなってきます。 意外だったのがアクションシーン。始まってすぐに王子チャグムを助けに川に飛び込むシーンから彼を追う狩人との戦闘、最後の「精霊の卵」をめぐっての攻防戦などそれほど数は多くありませんが、読んでいると「短槍使いのバルサ」のスピード感ある体術が目に浮かんで来ます。戦闘シーンがこれほどうまく描かれているとは思っていなかったのでちょっと得した気分。 そして主人公バルサが超人的でないのもいい。怪我しては倒れ、思い悩む人間味に溢れた彼女に思わず感情移入してしまう。彼女自身にもいろいろな過去の事情があり、人物造詣に関しても確かに本巻のみで終わらすにはもったいないぐらいきっちりと作り込まれています。他にも星読みや呪術師などファンタジーには定番の人物が登場しますが、それぞれの役柄や職業の背景にも世界もしくは国の成り立ちが見え隠れしていて浮いた設定がなくしっかりと作品世界に根付いるので、全10巻のシリーズものを作るだけの世界が構築できています。 とにかく児童文学とはいえ侮るなかれ!大人が読んでも面白い、和製ハイ・ファンタジーの傑作、ご堪能あれ!
13投稿日: 2016.03.05待ってました!
いよいよ『守り人』シリーズがリーダーストアにも登場しました!どれだけ待ちわびたことか。 ここからバルサの物語が始まります。バルサは確かに強い用心棒ですが、超人ではありません。何度も傷付きます。勝って相手を倒した(殺した)時でさえ、心を傷付けます。深さ、優しさ、そして燃えたぎる血を持った、魅力的な三十歳の女性です。 魅力的なのはバルサだけではありません。バルサの幼なじみで薬草師のタンダ、一癖も二癖もある呪術師トロガイ。そして『皇子』からどんどん『普通の子』として成長していくチャグム。どの登場人物からも目が離せません。 上橋菜穂子さんの書く物語は、ファンタジーでありながら大地に根差し、常に土の匂いがします。子供だけでなく大人にもお薦めのシリーズです。
5投稿日: 2016.03.04今月nhkでドラマ化
鹿の王で本屋大賞の上橋先生の大作ファンタジー。バルサの殺伐とした雰囲気の訳は二巻以降で。まるで上橋先生があちらの世界を旅してきたようなリアリティーがある物語。nhkでアニメ放送済みですが、原作は何度も読み返したくなる名作ですよ。獣の奏者も含め、名作揃いの上橋先生、次は何を書いてくれるのでしょう?楽しみだな。日本のファンタジーは、女性作家から目が放せませんね。ちなみに、小野不由美先生・故 香月日輪先生・菅野雪虫先生も愛読してます。 チャグムとバルサ・タンダの「疑似親子」な関係が最後までこの物語の芯になっていきます。 ところで、本作の料理も美味しそうなものが沢山登場します。「バルサの食卓」も料理のヒントにいいですね。 食事シーンの描写って、「物語」に「生活感」を与えるキーポイントな気がします。食事中の何気ない会話に本音がこぼれ、配膳等の気づかいがキャラクターの関係性をより明確にする効果があると思います。ファンタジー×生活感≒リアリティといった感じでしょうか。 ドラマ始まりましたね。いきなり設定「ぶち壊し」とは・・・。十二国記もそうだけど、原作の世界観がしっかりした作品を映像化するのに、そんなに監督の「脚色」が必要かな?と悲しくなりました。 追伸 とりあえず第一期終わりましたね。ドラマとしてはよく撮れていたと思いますが、今後の展開に影響があるかなー。原作とは違う作品としてたのしまないといけないのかな。
4投稿日: 2016.03.04
powered by ブクログ【2015年交換会】 木花さんからさやかJにいただきました。 大人が楽しめるファンタジー小説ということで、ご紹介いただきましたが、その通りでした。 異世界の話であるからこそ世の中の真実がうまく描けているところもあるかも。中に出てくる政治的な話は大人の世界でよくある状況を思い出さされますが、その中でも強く生きる主人公に勇気づけられます。 30代の女性武闘家が主人公というのは、意外性があってよい感じです。 戦闘シーンは息をのむ描写で、ファンタジーの世界にどっぷり浸れました!
0投稿日: 2015.12.20
powered by ブクログひさしぶりのファンタジーです。 ファンタジーはどれだけ早く その物語の中に もぐりこめるか 全く 見たこともない 全く 聞いたこともない その世界に入り込んでいくのですが いゃあ 面白かった 読み進めていく内に その 映像 人物 背景 が まざまざと 浮かんでくる これは すてきな快感でした あぁ この物語は読み続けられていくだろうな と 強く思いました
0投稿日: 2015.07.24
powered by ブクログ今話題の児童文学のノーベル賞を受賞された上橋さんの作品です。人の世界と精神の世界が混在するハイファンタジーで、想像を掻き立てる魅力があります。 読んでいくほど、はまり込み楽しめる本です。 軽装版も出版され、気軽に読めるのでぜひ手にとってみてください。 【加西市立図書館】
0投稿日: 2014.12.04
powered by ブクログ10月-12。4.0点。 守り人シリーズ第一弾。女用心棒が川に落ちた第二皇太子を救う。その後、皇太子と旅へ。皇太子には謎のものが宿り、 それを巡って、大きな戦いが。 面白い。ファンタジーはほぼ初挑戦だが、あっという間。 第二弾を続けて読もう。
0投稿日: 2014.10.28
powered by ブクログ(2014年10月2日 再読) 「みをつくし料理帖」、「RDG」シリーズに続いて、「獣の奏者」を読み返そうかなと思っていたのですが、まさかの「守り人」シリーズ実写化!!の話を聞いて、バルサとの再会を優先させました。 綾瀬はるかかぁ~と思って読むと、意外と最初の印象より違和感ないかも? うんうん、悪くないかも、いけるかも。 タンダやチャグムは誰が演じるのかな。 初めて読んだときは、面白かったけど、そこまではまらなくて、盛り上がったの実は「虚空の旅人」からなんですよね。 何気にチャグム押しなので。 でも2回目、すごくおもしろかった。 2回目の方がすごく面白いってのは、本物だと思う。
3投稿日: 2014.10.04
powered by ブクログ綾瀬はるかでドラマ化、ということもあって、 今回読んでみた。 バルサとチャグムの距離感が段々と近づいていくところが 一番面白かった。 全体としても、世界観のあたりは、これがファンタジーなんだなあ、 と思ったりもする。 続編もたくさんあるようなので、これから続きを どのくらいのペースで読むのがいいか、 ちょっと考えどころ。
0投稿日: 2014.09.16
powered by ブクログ2014/02/19 私はこの作品では「バルサのかっこよさ」と「チャグムの成長」が好きです! とにかくバルサがカッコいい(^〇^)武術もそうだし、いろいろ経験してきてるからこそ言葉の一つ一つに重みと深みがあります。 それと後半のチャグムの成長には驚かされます。貴族のボンボンでも潜在的に思慮深く考える力があったんだと思います。 獣の奏者にどっぷりハマったので他の上橋作品も読んでみようと思い、手に取りました。最初に読んだときは、すぐ挫折してしまいました(設定が難しすぎて)。今回読むときはまず、アニメの方を数話見て、イメージを入れてから読みました!
0投稿日: 2014.02.19
powered by ブクログ淡々と語られていく優しい物語でした。 バルサとタンダが互いを意識するときのドキドキにときめいてしまいました。彼らの今後が気になります。 チャグムと花の場面が美しかったです。
0投稿日: 2013.12.26
powered by ブクログ友人からお勧めされたので読んでみました。 カタカナが多いですねー。 人物も国も地名も、全てカタカナです。 頭の中に落とし込んで、世界観を理解するのに少し時間がかかってしまいました。 挿し絵で救われた部分がチラホラ…(苦笑) あまり感情移入は出来ませんでした。 数時間で読み終えたからかな? シリーズ全て読もうと思ってるので、次からはじっくりゆっくり読み進めようと思います。
0投稿日: 2013.10.16
powered by ブクログずっと読みたいなと思ってたシリーズ。世界観を理解するのに少し時間がかかってしまった。盛り上がりももうちょっとあった方が嬉しかったかなぁ。「獣の奏者」がすごく面白くて、あれを期待したからなぁ。でも、これから長いシリーズ、バルサや他の人たちがどうなってくのか、楽しみです。しっかし、バルサが30歳で、中年って呼ばれてたのにはショック。
0投稿日: 2013.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても面白かった。事の解決方法が、自然の成り立ちを思わせるものだったところに感動してゾクゾクっとした。ぜひ続きも読んでいきたい。
0投稿日: 2012.11.04
powered by ブクログ学生のころ「狐笛のかなた」が大好きだった。 そんなことを思い出しながら、上橋菜穂子のもっとも有名な作品を読んだことがないということに気が付き、今更ながら読んでみた。 児童書なのに、主人公は30歳の女性。 そんなぶっとんだ設定にびっくりしたけど、どーやらこの本は児童向けに書いたものではないらしい。でも子どもたちに人気がでてきたから、いつのまにか児童書というジャンルになったみたい。 まぁ、つづきを読みたくなるくらいには面白かったけど、私はどうもこの世界観に入り込めなかった。 バルサにもチャグムにも共感できなかったんだろうなー。 でも、戦いの場面とかは臨場感あふれる表現でもうページをめくる手が止まらない。 守り人シリーズはもう読まないかもしれないけど(笑)彼女のほかの作品はまた読んでみたいな。
0投稿日: 2012.05.31
powered by ブクログなぜ、こんな目に会わなくてはいけないの?なぜわたし?という問いには意味がない。 生きる意味を問うより、精一杯生きるほうが楽しいんだろう。 バルサもチャグムも、そうやって生きた。 前を向いて、振り返らずに。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログ大人も楽しめる小説。児童書だけど、新潮文庫で大人向けに出版されている。 http://www.amazon.co.jp/%E7%B2%BE%E9%9C%8A%E3%81%AE%E5%AE%88%E3%82%8A%E4%BA%BA-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%B8%8A%E6%A9%8B-%E8%8F%9C%E7%A9%82%E5%AD%90/dp/4101302723 私は挿絵がこちらのほうが好きだったから、こちらを購入。 素朴で、温かくて、美化されていない挿絵。 主人公のバルサは30歳で、自分がこの本を読んだとき、同じ年齢・同じ性別(女性)だということで、妙な親近感を持った。 地に足を付けて、精いっぱい自分の生きる場所で生きているところが好き。
0投稿日: 2011.09.10
powered by ブクログAfter reading this book, I find myself filled with overwhelming love for this author. It is literally after reading stories like this that make me realize how much I love reading. I've watched the tv series so I knew what was going on in the story, but 上橋菜穂子 just has a way of sucking you in with her story telling. Despite knowing what the outcome is, I can't help but be on the edge of my seat the whole time. It was that spectacular. I can't believe I don't have the second book yet! As soon as I manage to get some more money, I'm going to buy the next three books!
0投稿日: 2011.07.15
powered by ブクログ上橋 菜穂子さん著書の「守り人シリーズ」 1冊目。 お友達が持っていて、面白いよとオススメされ読んでみました。 独特の言葉の使い方があって、最初はスローだったものの 読み進めていくと、最後まで一気読みでした!
0投稿日: 2011.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラノベではないファンタジーが読みたい。 そうリクエストして薦められたのがこれだった。 児童文学として書かれているが、その世界観がしっかりしていて面白いという。 実際読んでみて特に2つの点で新鮮さを感じ、児童文学としての出来に納得した。 1つ目は、この作品には本当に悪い人は出てこないこと。 狩人も星読みも帝も、最初は対立し命を狙っても 最後には全員で協力して、チャグムと卵を護る。 「人はわかりあえる」そんなことが気持ちよく描かれている。 言ってみれば、ラルンガでさえ、恐怖ではあっても悪ではなかったんじゃないかな? まぁ、流石にわかりあえるものではないけどね(笑 それともう1点、登場人物がほとんど死なないこと。 作中の死者は冒頭と最後の2回のみ。 旅の途中や最後の戦闘で、仲間や敵のどちらでも何人かは死者が出そうなものの 卵を孵す旅では、結局誰一人死ななかった。 仮にバルサが狩人を殺していたとしたら もしかすると最後の狩人との連携は成り立たなかったかもしれない。 無益かどうかは難しいところだし、情けって状況でもなかったけど 殺生をしなかったことにより、仲間が増える。 そういう、人を生かして活かす所がいい。 ただ、それだけに最後のサグムは残念だった。 病気の描写がある辺りからそうなるだろうとは思っていたけれど なんというか、たった1文でイヤな奴にされて死なされる、 それは余りにも哀れなんじゃないだろうか。 確かに「抗いきれぬ運命」を描く為には必要なのだろうけれど 若くして逝った彼を悼む者が一人も描かれていないのは この作品に抱いていた思いの分、残念だった。 亡くなるのは仕方ないとしても、もう少し、なんとか出来たんじゃないかなぁ。 次も読んでみたくなる1冊。 全体の良さを評価して☆5
0投稿日: 2011.05.10
powered by ブクログすらすらと読み易かったです。シリーズものなので続きも読むつもり。チャグムがこの後、どう成長していくかが楽しみです。
0投稿日: 2011.03.08
powered by ブクログ本屋でよく積まれてるなぁと思ってた本が図書館の目立つとこに置いてあったので借りてみた。 軽装版だからか最初は漢字についてるルビの多さが気になったけど、ストーリーに引き込まれて途中から気にならなくなった。 追っ手とのやりとりとか、仲間とか、ファンタジー読んでるなあってどきどきが楽しい。 シリーズらしいけど1巻ですっきりするところもいい。
0投稿日: 2011.02.12
powered by ブクログ精霊の守り人よかったです~。いや~、チャグムがいきなり 精霊の守り人になって、大変そうでした。 でも、チャグムがバルサに八つ当たりしてそれをなげとばす。 これは、よかった。あと、思ったのが……。恥ずかしいんですけど ぼく、食いしん坊なんで出てきた弁当食いたくなった…………。
0投稿日: 2011.01.08
powered by ブクログ守り人シリーズの第1巻! この本で上橋菜穂子さんの大ファンになりました☆ 小学生の子供には難しいかもしれません。 中学生以上だとは思いますが、この独特の世界観が分かるようになると、はまるんではないでしょうか。 図書館では大人の方が多く借りられているようです。 最初は守り人シリーズもこの1冊しか書かないつもりだったようですが、やっぱり人気がでちゃったようですね♪ 2巻、3巻と、どんどん謎が深まり、また解き明かされ、楽しくなってきます!! ぜひ、最後の巻まで読んでください!
0投稿日: 2010.12.09
powered by ブクログ短槍使いの女主人公の活劇もかっこいいんだけど、それより何より、それ以外の登場人物のキャラや舞台設定が KiKi のツボなんですよね~。 これはバルサ陣営(?)の包容力のある薬草師 「タンダ」 しかり、ヤクー(舞台となる皇国の原住民)の知恵を持つ呪術師 「トロガイ」 しかり、彼らに守られている第二皇太子にして精霊の守り人 「チャグム」 しかり。 でもね、こっち陣営だけが興味深いっていうわけじゃないところが、まさに KiKi のツボなんです。 冒頭ではバルサと敵対することになる、チャグムの父親である 「帝」 しかり、その帝を補佐する星読人の 「聖導師」 & 「シュガ」 しかり、彼らの裏仕事を一手に引き受ける 「狩人の皆さん」 しかり。 最初はバルサ陣営 vs. 帝&星読人_時の権力者陣営 のよくわからない闘いの物語かと思いきや、本当の敵は別にいる・・・・というストーリーも Good! です。 単純な勧善懲悪ではなく、立場によって変わる正義というものが子供にもわかる形で描かれている物語だなぁと思うんですよね。 教訓的に読もうとすれば「正義とは絶対なものでなく、相対なもの」ということが余すことなく伝わってくる物語だと思うんですよ。 これは上記2つの陣営(?)のどちらにも単純な悪者がいないことからも明らかだし、本当の敵である卵食いのラルンガであってさえも悪意ある悪者ではなく、そういう定めを持った生き物であるに過ぎない・・・・というのがいいなぁと。 物語の世界観も KiKi 好みです。 舞台となっている新ヨゴ皇国の成立物語 「聖祖トルガル帝の水妖退治の伝説」 っていうのも、まるで 「ジークフリートの竜退治」みたいな雰囲気で興味深いし、そこに語られていることと語られていないこと、捻じ曲げられてしまった真実があるというのも民話伝承にはありがちな話でゾクゾクするし、今に伝わる 「夏至祭りの儀式」 や 「わらべ歌」 に真理が隠されているというのもワクワクします。 (全文はブログにて)
0投稿日: 2010.04.15
powered by ブクログ何年も前から気になっていたのですが、新装版発売+アニメ放映ということで購入してみました。 テンポ良く進むので、集中して読み進められましたね。 最近になって文庫版まで出てしまったのには、軽くショックを受けましたが…。
0投稿日: 2009.11.07
powered by ブクログアニメ放映が始まると聞いてあわてて読み始めた本だった。主人公は女用心棒バルサ、30歳というちょっと珍しい設定ながら、自分と年齢が近いせいもあり、また「戦うヒロイン、強いヒロイン、まっすぐなヒロイン」が好きなこともあり、のめりこんで読んだ。続刊を大人買いで買い込み、未刊行分はハードカバーを買ってしまおうかと葛藤しつつも、首を長くして発売を待ったシリーズ。 皇太子チャグムを守りつつ、迫る追っ手を躱しながら旅するバルサ。休んだり、食事を楽しんだりするシーンと、追っ手のかかった緊迫したシーンの緩急があって、ひきこまれた。
0投稿日: 2009.01.31
powered by ブクログ前から気になっていましたが、アニメ地上波放送をきっかけに読みました。不思議な世界観がいいなあ…!主人公が30歳というのが珍しいけど全然気にならないし、チャグムの心の揺れ動きも良い。 児童書版より漢字を多くしてあるとの配慮に感謝。早く全巻刊行してほしいです! 2013年9月、甥へのプレゼントその③。
0投稿日: 2008.05.07
powered by ブクログ主人公は30歳の女傭兵、バルサ。 魔物に取り憑かれた新ヨゴ皇国の第2皇子、チャグムの護衛を依頼されたことから物語りは始まる。 原住民の伝説、皇国の行事。 途切れた風習と、歪められた歴史。 物語の世界観、主要登場人物達の人間像。どれも丁寧に造り込まれていて、読み応えのあるファンタジーとなっている。
0投稿日: 2007.06.26
powered by ブクログ以前から読みたかったのですがソフトカバーになったのを機会に挑戦。 ハードカバーのときは児童書としてルビが多かったのを、大人でも読みやすいように漢字を増やしたりしているとのこと。早く続巻もソフトカバー化してくれないかしら
0投稿日: 2007.06.22
powered by ブクログ毎週土曜8:06頃からNHKでやっている「精霊の守り人」アニメだけじゃわからない情報も満載です。ぜひ読んで見てください。
0投稿日: 2007.06.17
powered by ブクログ春からアニメ化決定です。第1作にすべてがあるとは良く言われるけれど、シリーズの魅力がすべて詰まった作品。児童書ってハードカバーで出る分、大人は手にとりにくいと思うので、サイズダウンしてくれるのは大歓迎です。
0投稿日: 2007.01.28
powered by ブクログ2007/1/1 児童書ブーム到来中。 かつて友人の紹介で一度児童書ブームが ありました。 年末に久々にその友人と会ったことが きっかけで、児童書ブーム再燃の予感w おもしろい〜。 シリーズものなんです。
0投稿日: 2007.01.02
powered by ブクログシリーズは外伝含めて8冊?出ていますが、やはり「精霊の守り人」が一番好きですね。 児童文学なのに、30代のおばちゃんが主人公!というインパクトは大きかった(笑) それに何より、「ナユグ」のねっとりした水の質感や、むせ返りそうな濃い花の香りを肌で感じた作品なので。
0投稿日: 2006.11.08
