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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
グレッグ・マキューン、高橋璃子/かんき出版
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総合評価

1136件)
4.2
448
402
170
20
3
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    選択するということは何かを捨てるということ 自分にとって何が大切か? ゴールを詳細まで明確にする 達成をどう判断するか? 本当に重要なものは少ない 手に入れたものに固執しない それを失ってももう一度買いたいと思うか? 選択する習慣 やっても無駄だ、やることは出来ないという思い込みのワナ 考える習慣 生活の中に考える時間を組み込む ネットなどを使わない時間 本を読む時間 情報の本質をつかむ 語られていないことは? 別の視点で考える 問題を明確に 遊びを大切にする 柔軟な発想が選択肢を増やす ストレス軽減 チャンスを選択 最低限の基準は? 理想の基準は? 悪い習慣を変える トリガーに着目

    2
    投稿日: 2015.10.23
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    本書には書いてなかったので辞書で調べてみると、エッセンシャルとは、本質的・絶対必要・不可欠などの意味のようだ。 本を読みながら感じたことは、エッセンシャル思考を実践するには何か足し算で積み上げていくことではない。 むしろ余計な物事を究極的にまで排除していった結果、残ったものこそが本質であるエッセンシャル思考であった。 足し算ではなく引き算の思考法はシンプルな習慣を実行していく方法。 様々な選択肢で思考が混乱するくらいなら「本当に重要なのは何か?」をいつも問いかけていくことで残った本質を選んでいく人生でありたい。

    2
    投稿日: 2015.10.20
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    人生の無駄な事を省いたエッセンシャル思考。 これを実現できれば最高だと思います。事実自分は建設業にいるのですがこれを意識してからとても有意義に時間を使えています。某ゼネコンで二人現場ですが、土日休みの毎日遅くても7時にあがってます。建設業やっている人だとありえないとわかると思います。 社会人3年目くらいの人が読めばとても良いかも。何歳の人が読んでも潜入感がなくすこしでも実践することができれば本当に役立ちます。こんな事できるわけがないとか、仕事が忙しくないから、自分の環境ではと、グダグダ言う前に勇気を出して実行するべし!と思います。

    2
    投稿日: 2015.10.17
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    集中する。 何に集中するかを絞る。 絞る理由は「本当に重要か」どうか。 当てはまらなければ切り捨てる。 集中するために、省ける労力は省く。 仕組みを作り、脳を他に活かす。 難しい言葉はなく、小学生でも理解できる。 ただ、実行するには大人でも難しい。 断捨離やミニマリズムに近い。併用するものか。

    2
    投稿日: 2015.10.06
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    「本書は 、あなたの人生をすっきりさせるための片づけコンサルタントのようなものだ 。」 この言葉を見て、この本に出会えた運命を感じました(笑) 咲江さんがオススメしていたところで気になって手に取り、読了。 今年のベスト3にはいる良書。 理系気質でハマっているあなたに全力でオススメ!

    2
    投稿日: 2015.09.29
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    ・より少なく、しかしよりよく ・「いつか着る可能性があるだろうか?」という考え方はやめよう。そのかわりに「大好きか?」「すごく似合うか?」「しょっちゅう着るか?」と考えよう。もし答えがノーなら、それは不要なものだ。 ・戦略的ポジションは、別のポジションとのトレードオフなしには維持できない ・非エッセンシャル思考の人は、耳を傾けてはいるけれど、いつも何か言う準備をしている。無関係な細部に気を取られ、些末な情報にこだわってしまう。 ・絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである ・失敗を認めるのは恥ずかしいことではない。失敗を認めるということは、自分が以前よりも賢くなったことを意味するのだから。 ・「逆プロトタイプ」今やっていることを試験的にやめてみて、不都合があるかどうか確かめるのだ ・編集者である自分は、そういう情報の中からひとつのこと、あるいは2つか3つの要素の好転を見つけ出し、それだけを実行すると決めるのです。 ・エッセンシャル思考の人は目の前の症状に惑わされず、どこが本当の問題なのかを見極めようとする。なにが妨げになっているのかを特定し、最も効果的に処置をする ・心理学の研究によると、人間のモチベーションに対して最も効果的なのは、「前に進んでいる」という感覚である。小さくても前進しているという手応えがあれば、未来の成功を信じられる。 ・人の意欲を高める2つの主要因は「達成」と「達成が認められること」である ・悪い習慣を変えるためには、行動自体よりも、それを引き起こすトリガーに着目すべきだと言うことになる。トリガーを見つけて、別の有益な行動と結びつけてやればいいのだ。 ・トリガーのテクニックを使って、1日の最初に最難関のタスクを片付ける癖を付ける ・難しいことから先に取り組む ・エッセンシャル思考の人は今ここに集中する。 ・要するに大切なのは「選ぶ」ということだ。周囲に流されず、自分自身の選択をする。それは実に自由な体験だ。 ・エッセンシャル思考を生きることは、後悔なく生きることだ。本当に大切なことを見極め、そこに最大限の時間とエネルギーを注げば、後悔の入る込む余地はなくなる。自分の選択を心から誇りに思える ・「FCS」の思想。「少数のことをよりよくやれ」「正しい情報を正しい人に正しいタイミングで伝えろ」「意思決定のスピードと質を追求しろ」 ・http://blog.linkedin.com/2014/05/22/the-disciplined-pursuit-of-less-linkedin-speaker-series-with-gregory-mckeown/ ・最優先の役割をひとつだけ選べ

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    投稿日: 2015.09.27
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    素晴らしい本です。なんとなく忙殺されている中堅サラリーマンにもってこいの書籍だと思う。あなたにとって本当に大切なことだけを最優先し、それ以外は捨てる。断る。さらに溜まってから捨てるのではなく溜まらない仕組みをつくる。自分の中で90点未満のものにはそもそも手を出さない。全部やるは何もやらないのと同じ。ほとんどのことはノイズ。トレードオフを忘れるな。何かを選ぶことは何かを捨てること。下手なことするより睡眠と遊びを大事にすること。8時間は寝なさい。7つの習慣で言う【主体的である】【終わりを思い描くところから始める】【最優先事項を優先する】に特化した本と位置付け。

    2
    投稿日: 2015.09.22
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    物事の本質を見極めて優先順位を決め、本当に重要なことを「より少なく、しかしより良く」の方針で実行しなさいとのこと。 改めて自分が非エッセンシャル思考の持ち主であることを認識できた。伸びしろがあると捉えよう。

    2
    投稿日: 2015.09.21
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    わかりやすく、とても腑に落ちました。 ・より少なく、より良く ・選ぶことを、選ぶ。選ぶことは他を捨てることなので、残ったもの=選んだものに集中できる ・シンプルであれ ・小さく始め、大きな成果を得る ・地味でも着実に勝ちにいくこと

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    投稿日: 2015.09.11
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    ビジネス書らしく、言いたいことは分かりやすい。いわゆる選択と集中のことなのかなと理解した。自分の人生にとって重要なことを見極めるのが大事。 試しに止めてみる「逆プロトタイプ」という考え方が心に残った。

    2
    投稿日: 2015.09.11
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    この本は、「最少の時間で成果を最大にする」という副題がついていますが、基本的には仕事のやり方についての本ですが、人生についても適応できる原理が書かれてあります。 人生の中で、あれもやりたい、これもやりたい、いいことは全部やってみたいと思って取り組んでも結局は全てが中途半端になったりしていませんか? あるいは人からの頼まれものを断れずにやっていたり、人を助けようと思っていろんなことを引き受けているうちに、疲れ果ててしまったり。 また有能な人ほど、いろんなことを依頼されて、自分でどんどん仕事を増やしてしまい、精神的なプレッシャーで自分の健康を害したり、家族や大切な人とと過ごす時間、自分の時間が持てなくなってしまったりします。 そんなときに、人生を本質的な要素に絞り込むことによって、自分にとっての本質的な要素を見つけ出すための方法論が「エッセンシャル思考」です。 http://ameblo.jp/livingthelifeyoulove/entry-12071567211.html

    2
    投稿日: 2015.09.10
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    これぞミニマル。多くをこなす為でなくやり方を変える為のもの。減らしながら価値を増やす=より少なく、しかしより良くの実践

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    投稿日: 2015.09.08
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    ◯「もしもたったひとつのことしかできないとしたら、自分は今、何をやるのか?」(52p) ◯立ち止まる時間は無駄な寄り道ではなく、前に進むための最短コースを教えてくれるのである。(83p) ◯人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは「前に進んでいる」という感覚である。(246p) ★同じことを教えている本は過去にもあった。しかしこの本は簡潔な言葉で強烈な印象を残す。この本自体エッセンシャル思考で作られている。

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    投稿日: 2015.09.05
  • 良かった

    最近読んだビジネス書の中ではかなりよかった。 シンプルで分かりやすく、実践したいと思う。 読んでおいて損は無い一冊。

    0
    投稿日: 2015.09.04
  • 最少の時間で成果を最大に。

    思考をスッキリさせて、とにかく無駄を省こうという本。 「本当に重要なのは何か?」それ以外のことは、全部捨てていい。 というフレーズが強く残っている。 仕事はもちろん、人生にもためになる本で素晴らしかった。読み返したい。

    0
    投稿日: 2015.09.04
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    エッセンシャルの意味って「本質的な」とか「絶対に必要な」とかそうゆう意味だったのは初めて知りました。 そんな本質的な考え方をするにはどうすればというのがふんだんに注ぎ込まれた一冊だったと思う。 気になった部分を抜粋しておきます。 「トレードオフ」 人には容量があって、なにかを足していくだけだと全てが機能しなくなるから、なにかを取り入れる時にはまずなにかを捨てる必要がある。 「モチベーションとはなにか」 ・達成と、達成が認められること。 ・日々のささやかな進歩。 「良い方向に誘うマニュアルの作り方」 週の初めに、子供たちに10枚のチケットを与える。チケットを1枚使うと、30分間はテレビやネットが出来る。しかし使わずに取っておくと、1枚につき50円と交換出来る。 1週間テレビもネットも我慢すれば、週の終わりには500円が手に入ると言う訳。また、ボーナスポイントとして、30分間読書をすれば1枚おまけのチケットが手に入ることにした。 通常のチケットと同じく、テレビやネットに使ってもいいしお金と引き換えてもいい。 結果はテレビやネットをする時間は10分の1に減り、その分読書の時間が増えた。 親が目を光らせる必要もなくなり、有意義なことに時間を使えるようになったと言う。 そしてその先の結果、くだらない行動が激減し、本質的な行動をする時間が急増した。 「悪い習慣を良い習慣に変えるには」 行動そのものよりも、トリガーを見つけてそこに着目することが必要。 例えば会社帰りにケーキ屋でお菓子を買うのがトリガーになってるなら、その店を見た瞬間に近くの店でお惣菜屋さんでサラダを買うようにする。 目覚ましの音がネットサーフィンのトリガーになってるのなら、目覚ましが鳴った瞬間に本を読むようにすればいい。 最初はかなりの抵抗があるかもしれないけど、その行動をやり続けていれば、トリガーと新しい行動の新しい結びつきがだんだん脳に定着していく。

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    投稿日: 2015.08.31
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    エッセンシャル思考。大事なことだけ残そう、という思考。 非エッセンシャル思考との対比表がしばしば出てくる。たとえば、思考モデルとしては、 「非」が、「やらなくては・どれも大事だ・全部こなす方法は?」 「エッセンシャル」は「これをやろう・大事なことは少ない・何を捨てるべきか?」 なーんだ。俺、とっくの昔にエッセンシャル思考だよ。 問題は、いつもと同じ。その表には「行動」と「結果」という欄もある。そっちが難しいのだ。 読んだことが実現できれば、今頃、僕は大金持ちでスリムでモテモテだし、ひょっとしたら世界を股にかける冒険家で稀代の名君で不老不死だ。 エッセンシャル思考はちっともすごくない。エッセンシャル思考を実践することだけがすごいのだ。たとえば、いろんなことを断る、選ぶ、それは特に日本社会では疎まれる。それでもやる、というなら結果が出るかもしれない。周囲まるごとエッセンシャルになるのか、その個人だけか、は知らないが。 世の中全体がエッセンシャルになると、今ある多くの職業は不要になると思う。僕なんかどうせ頭のなかで考えるだけだから、そのぐらい削がねば面白くない。 自分を大事に、というが、たしかにそうだ。だって世の中のエッセンシャルって何か考えたら、怖くなるもんね。

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    投稿日: 2015.08.25
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    より少なく、より良く 寝る、捨てる、断る いま最も重要なのは何か? 常にエッセンシャル思考でいるのは難しいけど、根底にエッセンシャル思考を持っているか持っていないかは大きく違うな

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    投稿日: 2015.08.22
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    大切と思うことをアレコレ全て実践せず、最も重要なことに絞り、他を捨てること、 それにより、自分に余裕が生まれ真の能力を活かした仕事ができる。 人の最大の資産は『自分』である。 これを一番に守ることが大切。

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    投稿日: 2015.08.17
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    ★★★☆☆ だが断る! 【内容】 何でもやるな!より少なく最高にやれ!のエッセンシャル思考の本 【感想】 とにかく断れ。これが主題です。 成功例をたくさん示していて納得感はあるんだけど、実際問題リーマンさんたちには厳しいのではないだろうか。 「だが断る!」→「では窓際へどうぞ」→頑張るには制度的に無理→追い出し部屋へどうぞ。。。 これを実践するには相当な覚悟が必要です。 【引用】 * エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方。 * 自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。 * やることを減らし、人生をシンプルにして、本当に重要なことだけに集中するのだ。 * 選択とは、行動なのだ。与えられるものではなく、つかみとるものだ。 * 退屈しのぎ(ネット・スマホ)が増えたのはいいことだが、退屈を駆逐した結果、考えるための時間さえ奪われているのではないだろうか。 * 小さな遊び心(フィギアをかざったり)こそが、何よりも大切名のっだ。遊びこそが創造性と探究心の源だ。 * 私たちの最大の資産は、自分自身だ。 * どうでもいいことを捨てられずにいると、本当に重要なことをする余裕が無くなってしまうのだ。 * 人は自分が所有しているものを実際より高く評価しがちである。 * 長期的に見れば、好印象よりも敬意のほうが大切だ。 * 何でもいっぺんにやろうとせず、小さな成功を積み重ねる。見た目だけ派手なプレイに酔いしれるのではなく、本当に大切なところで着実に点を取りに行くのだ。 * 人間のモチベーションに対してもっとっも効果的なのは「前に進んでいる」という感覚である。前進している手応えがあれば、未来を信じられる。 * しくみをつくるためのわずかな努力のおかげで、その後はすべてがスムーズに回っていく。コツは小さく始めることだ。 * 敵はマルチタスクではなく、焦点を複数に合わせようとすること「マルチフォーカス」なのだ。 * 人生はあまりに短い。それを悲しむよりも、むしろ喜ぶべきことに思える。短い人生だからこそ、勇気を出して冒険できる。間違いを恐れずに住む。かぎられた時間の使い方を厳密に選ぼうと思える。 * 「本当に重要なのは何か?」それ以外のことは、全部捨てていい。

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    投稿日: 2015.08.16
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    人に勧められて読んだのだが、これは本当に読んでよかった! 睡眠時間を大切にして、本当の本当の本当にやりたいことだけをやって生きていこうと思った。 そのためにも、何をやるか、何をやりたいのかを考えると同時に、何をやらないかということもはっきりさせる必要があると思った。

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    投稿日: 2015.08.15
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    エッセンシャル思考の考え方が分かりやすい記載されていた。 99%の無駄を捨て1%のやりたいことに集中する!これだけのことだが、心理的バイアスでもったいない、断ったら相手との関係悪くなると思い余計なことまでやってしまっていたり、本当にやりたいことは何なのかぼんやりではなく明確に定めておくことがとても難しい。 やりたいことというのが1番難しいが、考えられる余白の時間を持つこと、心理的バイアスに惑わされず正しく断ることについては意識していきたい。 ・クローゼットの中を評価し、捨て、そのサイクルを作る ・本質を見極め、エネルギーをそこに集中させる。 ・選択肢が多い中、流されずきちんと選択する。 ・選ぶ力を取り戻す ・何かを選ぶことは何かを捨てること ・考えるための時間、余裕を意識的につくる ・もっと厳しい基準でイエスと言う ・断る ・境界を決めて、ノーと言いやすくする ・シンプルに ・過去の損失を切り捨てる サンクコストバイアスとは、すでにお金や時間を支払ってしまったという理由だけで、損な取り引きに手を出し続ける心理的傾向のことだ。 授かり効果とはわざわざ買おうと思わないようなものでも、いったん、所有してしまうと失うのが怖いという心理的バイアス。 いつもやってるからという理由でそれをやめられない傾向を現状維持バイアスとよぶ。 このような心理的バイアスに対して、持っていなければどういう行動をするかと考える。失敗を認めて、もったいないを克服する。ゼロベースで考える。 試験的にやめてみて不都合があるか確かめる。

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    投稿日: 2015.08.13
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    人生の断舎利的な感じ。けど、多くの人は必ず隣の芝生が青く見えて、「雑多に、フリーに、ヒッピーに生きるのもアリかな」なんて思う瞬間があるだろう。名書ではないですが、要点は「絶対やりたいことを選んで生きようぜ」ってこと。<大きな石からつぼに詰めなさい>という古典的な話を思い出すために2000円近く払うのはもったいないので立ち読みでいいと思います。

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    投稿日: 2015.08.03
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    "99%の無駄を捨て、1%に集中する!! 何でもかんでも受けてしまうことによって、 本来行うべきことができなくなる。 優先順位がわからなくなり、全てを同時に手を付けて、 結果的にすべてが上手くいかなくなる。 こういった経験は皆さんもよくあるのではないかと思います。 断る技術を持つことが、結果的に相手も幸せにするのです。 全てをやろうと思っても、枠を超えたことはできません。 結果うまく行かなくなれば 周りも迷惑をかけることにもなりかねません。 選択と集中。 これは昔から言われていることでもありますが、 非常によく安く、わかりやすく書かれた本ですので、 オススメの一冊です。 是非読んでみてください。"

    0
    投稿日: 2015.08.03
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    (1)前倒しにすると、本質以外を削ぎ落とせる。(2)遊びは、柔軟性と創造性を刺激する。(3)一流のバイオリニストは、よく眠る。(4)集中する対象は、ひとつ。

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    投稿日: 2015.08.02
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    より少なく、しかしよし良く。 なんでもかんでもやろうとする人は一回くらい読んだほうがよい本。 過去に買ったものを捨てることができない時は、「今同じ金額でそれと同じものを買うか?」と問いかけよう。 もし答えが「No」なら、今すぐ捨てるべきだ。 断ることで長期的に信頼度が増す。

    0
    投稿日: 2015.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    落ち着いて、物事の本質をじっくり見極めて、やるべき事だけに絞り込んで実行する。言うは易く行うは難し、ではあるが役に立つかもしれない。

    0
    投稿日: 2015.07.25
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    2015-69 エッセンシャル思考の具体例をあげているので理解はしやすかった。 断捨離やこんまりさんのときめきに通ずるところがあるかな。

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    投稿日: 2015.07.25
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    自分にとって今必要なことに対して集中すること。そのために必要なものを見極めること。要らないものにはノーと言える勇気を持つこと。 非常にシンプルなことですが、やはり実践しようと思うと難しいことを本書では実例などもあげて書かれています。 精神論や理論的な部分だけでなく、睡眠や遊びなどについて書かれていることも非常に自己啓発書としても好感の持てる部分でもありました。 非常に読みやすく、要点の図解も多くて振り返るのも非常にスムーズでした。 初めはやはり難しいですが、いつかはエッセンシャル思考を身に付けてみたいと感じた一冊でした。

    0
    投稿日: 2015.07.22
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    だいじなことを選択して、集中する。なかなかできないことなんだけど、好きなこと、ワクワクすることに集中していきたいと思う。 時間は有限なので。

    3
    投稿日: 2015.07.22
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    シンプルに生きていく思考いろいろ。 何が大事かを考えて、それだけをやってこうという考えは、いろいろに活かせそうでよかった

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    投稿日: 2015.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    無思考的になんでも引き受けてしまい低い成果しか達せられない非エッセンシャル思考が常識的に行われているのに対して、あえて本質的なことだけに取り組むために、それ以外のことにノーを言うエッセンシャル思考。 そのための見極める技術、捨てる技術、しくみ化の技術。 エピソードで語る進め方は、親しみやすく実感しやすい半面、それこそエッセンスを整理してほしい(対比表のテキストではなく実践事項を図にするなど)と感じた。 とりあえずイエスと言ってしまい振り回されるのではなく、きちんと考える時間をとり、「もしこれを持っていなかったら買いたいか、参加していなかったら始めるか?」などの判断すること、適切な言い方断ることができることなど、参考になった。 15-159

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    投稿日: 2015.07.18
  • 充実した人生を生きるために

    近年読んだビジネス書の中でも、最良に近い部類の本だと思います。 仕事をしていると、自分が本来やらなければならないことのほかに、雑用に近いことも含め様々なことをしなければなりません。時には、そうした種々雑多なことごとが複数の人や部門間を結びつけ、仕事の円滑化につながっていたりすることもありますが、その反面、自分の価値を最大限発揮できているのだろうかと疑問に思ってしまうこともあろうかと思います。 この本は、そうした、自分にとっての本質から外れたことを多く行っていることが個人および企業のパフォーマンスを低下させており、自分にとっての本質が何かを見極め、そこに集中することこそが優れたパフォーマンスを発揮するために必要なことだということを主張しています。 本書は、プライベートも視野に入れたうえで、自分の仕事への取り組み方を見直すきっかけを与えてくれると思います。

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    投稿日: 2015.07.12
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    より善く生きるために、些末なことを排除し、重要な物事だけに集中することを説く本。 内容はそれぞれ当たり前であるものの、実行できていないことも多い。常に読み直して、日々の行動に反映させたい。

    0
    投稿日: 2015.07.12
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    より少なく、しかしより良く行う。我々は同時にたくさんの事を処理できない。 自分で「選ぶ」という最強の武器を手に入れる。 何かを選ぶことは、何かを捨てること。八方美人はしんどい。 「80対20の法則(パレートの法則)」大多数のものは無価値である。 十分な睡眠が脳の機能を高め、心身の健康を守る。 上手にノーを言う技術を高める。 バッファをもうけ、見積もりは1.5倍で試算しておく。 小さな進歩を日々続ける。 集中の対象を一つに決める。 過去や未来にとらわれず、今ここを生きる。 エッセンシャル思考を自分の中心に据える。 とても役に立つ内容でした。実践できるようになるまで、何度か読み返したいです。

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    投稿日: 2015.07.11
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    本質を見極めてそれにのみ注力する、そのシンプルさへの憧れは持ちつつも、実践するのは簡単ではないとつくづく思う。多分「これが自分にとって1番大事!」と見極める難しさはもちろんのこと、結果として間違ったものに注力してしまうリスクへの恐れでそう簡単には踏み出せないからなんだろう。。。 漠然と仕事に取り組むのはやめて、どれがエッセンシャルかよくよく考えて、自信を持って見極めることが重要なんだと思う。

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    投稿日: 2015.07.04
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    20150630読了 より少なく、より良くを実行するエッセンシャル思考とそのやり方について書いた本。 途中からエッセンシャル関係ない気がしてきた。 でも考え方は共感できた。

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    投稿日: 2015.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぜんぶをやろうとするのではなく、本当に大事なことを自覚的に選んでそこに全力を尽くす。それ以外のことはきっぱりとノーと言う。「より少なく、しかしより良く」を基調にして、減らしながら価値を高めるためのヒントが紹介されている。良書。

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    投稿日: 2015.06.29
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    しくみ化の技術 1.バッファーを取る。 2.最悪な状態を想定する。 ☆準備と計画に全力を注ぐ。 ☆見積りは1.5バイトで考える。 ★短時間で大きな成果を残すにはボトルネックを探せばいい。 1.目指す事を明確にする。 ex)木曜日⚪️⚪️時までにレポートを作成し、メールする。 2.ボトルネックを特定する。 ★本質的な行動を無意識化する。 ★曜日によってやる事を変える。 ☆大切な事を自分で選択する。

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    投稿日: 2015.06.29
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    ややこしさを排除する、シンプルにする、削ぎ落とすという過程をあらゆる場面に適用していく。そのためのただ1つの方針、本質とは何か、に照らし合わせて。こんまり先生の、ときめき片付け法を思い出した(「自分がときめくか」を基準に物を捨てるか残すか決めるやつ)。本質的なものにリソースを集中して投入すれば良いパフォーマンスが得られる事は大いに納得できた。ただ、自分の生活を考えると、やるべき事が家事と細々とした作業の寄せ集めの仕事なので、そこに本質を見出してやる事をそぎ落とすのにはどうすればいいか戸惑ってしまう。主婦向けのエッセンシャル思考の解説が欲しい。

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    投稿日: 2015.06.28
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     先日、グレッグ・マキューン 氏 による「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」を読み終えました。  久しぶりにこの手の本を手に取ってみました。  著者の最初のメッセージは、「エッセンシャル思考は、より多くの仕事をこなすためのものではない」というもの。「より少なく、しかしより良く」というのがエッセンシャル思考のエッセンスです。  さて、本書、予想以上に参考になりましたね。著者の主張が極めてシンプルかつ明確であり、その説明も、考え方のポイントを常に「エッセンシャル思考」と「非エッセンシャル思考」との比較という形で提示してくれているのでとても分かりやすいものでした。

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    投稿日: 2015.06.27
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    見事に非エッセンシャル思考にあてはまりまくりました(あちゃー) エッセンシャル思考として実践すること自体は 非常にシンプルなことばかりのように 感じますがいざ実際に!となるとそれがなかなか難しいのでしょうね。 自己啓発系の本が大好きなのでいろいろ読んでいますが、 「頭の中のことを紙に書き出す」ことがかなり大きなポイントですね。 ほとんどの本に記載されていますね。 目標を書き出したり、日記を書いたりと実践していますが、もっともっと細かく書き出してみようと思いました。 やろうとしていることも改めて整理して エッセンシャル思考実践始めます(キス)(きらきら) 【要約】 ・「選ぶ」ことを選ぶ ・トレードオフを行う ・見極め、捨て、仕組み化する 「やらなくては」ではなく「やると決める」 「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」 「全部できる」ではなく「なんでもできるが、全部はやらない」

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    投稿日: 2015.06.26
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    様々な啓発本の集約版と言った感じでしょうか。7つの習慣のいわゆるプライオリティー付けと習慣化の重要性を再認識する内容となっています。あらためて7つの習慣は名作だと思います。

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    投稿日: 2015.06.24
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    色々抱え込んだときに読んだので、ぴったりの内容でした。訳本だけども読みやすく進めることが出来ました。

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    投稿日: 2015.06.22
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    本書では本質に忠実にシンプルで豊かな人生を送るための方法を提示している。 そのための方法の中でも印象に残ったものを箇条書きで書いていく。 ・トレードオフ。何かを選ぶ時は何かを捨てなくてはならない。二兎を追う者は一兎をも得ず。 ・遊ぶこと。遊びは選択肢を広げ、ストレスを軽減し、脳の機能を活性化させる。 ・絶対にイエスと言い切れないものは断る。 ・目的は完全に明確にすること。具体的。意味がある本質目標。 ・不要な細部は冷徹に切り捨てる。良くすることは何かを削ること。 ・最悪の事態を想定しながら動く。 ・準備と計画に力を注ぐ。 ・トラブルや問題はそのボトルネックを特定する。 ・小さく初めて大きな成果を得る。 ・地味でも着実に勝ちに行く。

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    投稿日: 2015.06.18
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    これを読んでから、目の前に現れた機会・誘い・選択肢などに対して 絶対やりたいorやらない の2択で考えるようになり、後者に対しては自信を持って「ノーと言う」ことができるようになった! それは何より、「“あんまりやりたいとは思わない、どちらでもいいと思うようなこと”を“選択しないという選択をする”」ことであり、限られた自分の時間・リソースなどを大切にすることにつながる。 結果、意思決定がスムーズになってスッキリするだけでなく、自分が本当にやりたいことがよりクリアになった。後者は意外と大事で、目先の誘いに対してあまり考えることなくイエスマンになっていたらだんだんとぼやけて見えなくなってしまう類のものであると、大人になった今、とても感じている。 だから、みんなこの本の通り、「“選ぶ”ということにもっと自覚を持って!」と言いたいところなのだが… やっぱり、たまには予定調和を外れた、偶然の出会いも大切にしたい。という思いも自分の中では完全にはぬぐえないのも事実で。 エッセンシャル思考=自分は常に正しいことに力を注いでいるか?を考えること だそうだが、何が正しいかなんて後になってみないとわからないことも多い。(というか、もっと言えば初めから正しいことが決まっているわけではなくて、結局は選択したことを自分で正しいことにしていくしかないのだが。) ただ、人生は短い。 忙しいを言い訳にせずやりたいことはちゃんとやっていかないとな、という気持ちを強くさせてくれたことが、この本を読んで得られた一番の教訓。

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    投稿日: 2015.06.14
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    もしも選択の自由を投げ出すのなら、あとは人の言いりなになるしかない。 本当に重要なこと以外はすべて捨てて良い。 今の自分に足りないことは、まさにエッセンシャル思考なんだなと思った。

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    投稿日: 2015.06.13
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    情報過多で過剰に繋がった“超マルチタスク”の時代にあって、眠る間も無く働き詰めになるのではなく、本当に重要なことだけに注力するための指南書。 著者は、仕事の成果を最大化するためには本当にやるべきことだけに集中し、それ以外は全て捨てるべきと断言する。そうすれば創造性が高まり、より良い仕事ができ、結果としてより豊かな人生を手にすることができる。そしてそのためには、人によく見られたいという願望や、全てやらないともったいないという欲望から自分を解き放つ必要があるという。 寝食を忘れるほどに仕事に没頭する「フロー」状態からハードワーカーの道をひたすら進み、仕事以外の様々なことを犠牲にした挙句、肝心の仕事のパフォーマンスも落としてしまった…というような極端な人がどれほどいるのかはよくわからないが、「できることは全部やらねば」という姿勢がいつしか思考停止に陥るのを防ぐという意味では、一読の価値はあるかもしれない。

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    投稿日: 2015.06.08
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    仕事のパフォーマンスを上げるには、捨てることも必要。自分の仕事の受け方を考えんと。断るところは断ろう。

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    投稿日: 2015.06.03
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    本書自体が非常に”エッセンシャル”で、大きなストーリー性を持っているというより、細かな断片をつなぎ合わせた箇条書きのような展開。 あるあるとうなずきながら、あっという間に読めた。 こういった本にありがちな、禅への(誤った形での)傾倒、ジョブスへの過剰な言及、その他思想的文化的背景をくどくどと説明するようなことは一切なく、ただ現実的なあるあるに対して、実践的な目線でどう対処すべきかが説かれている。 本の内容は、なんとAmazonの目次を読み返せばすべてわかるようになっている。 今この瞬間、仕事に忙殺された生活を送っている人にこそおすすめ。 今請け負っている仕事を放り投げて、2時間本書にあてる時間を見つけてみてほしい

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    投稿日: 2015.06.01
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    自分が心がけていること、実践していることが肯定してくれるような内容でした。 「より少なく、しかしより良く」の言葉に、すべてが集約される気がします。 <目次> PART1 エッセンシャル思考とは何か  第1章 エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考  第2章 選択 ――選ぶ力を取り戻す  第3章 ノイズ ――大多数のものは無価値である  第4章 トレードオフ ――何かを選ぶことは、何かを捨てること PART2 見極める技術  第5章 孤独 ――考えるためのスペースをつくる  第6章 洞察 ――情報の本質をつかみとる  第7章 遊び ――内なる子供の声を聴く  第8章 睡眠 ――1時間の眠りが数時間分の成果を生む  第9章 選抜 ――もっとも厳しい基準で決める PART3 捨てる技術  第10章 目標 ――最終形を明確にする  第11章 拒否 ――断固として上手に断る  第12章 キャンセル ――過去の損失を切り捨てる  第13章 編集 ――余剰を削り、本質を取り出す  第14章 線引き ――境界を決めると自由になれる PART4 しくみ化の技術  第15章 バッファ ――最悪の事態を想定する  第16章 削減 ――仕事を減らし、成果を増やす  第17章 前進 ――小さな一歩を積み重ねる  第18章 習慣 ――本質的な行動を無意識化する  第19章 集中 ――「今、何が重要か」を考える  第20章 未来 ――エッセンシャル思考を生きる  最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ

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    投稿日: 2015.05.31
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    150530 中央図書館 シンプルな教え。大切なことを自分で選びとって、それに傾注せよ。そうしないと自分の人生を生きるのではなく、他人に収奪される一方で成果もあがらない・・・と。

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    投稿日: 2015.05.30
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    この本を読み、いかに自分が非エッセンシャル思考の人間かを思い知らされました。 ただし、ところどころ、いいものは全てエッセンシャル思考、そうでないものは非エッセンシャル思考といった論調になってるのが気になりました。

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    投稿日: 2015.05.29
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    マキューン『エッセンシャル思考』(かんき出版、2014)を読む。 シリコンバレーのコンサル社長が「考え方」の考え方を語ったもの。 「最も重要な1%」のために99%を捨てることを問うており、必要十分、選択と集中といったミニマリズムにも通じる姿勢がうかがえます。 あるいは仕事を減らすことで成果を増やす、"Doing more with less"の思想。 虻蜂取らずの無理ゲーを強いてヒトを使い潰す上司、組織は大いに学ぶべきところです。 なかでも一章を割いて語られる「トレードオフ」の哲学は圧巻。 【本文より】 ◯規律なき拡大は失敗への道 ◯何かに「イエス」と言うことは、その他すべてに「ノー」ということなのだ。/何かを選ぶことは、何かを捨てること。この現実を受け入れられない人は、コンチネンタル航空と同じ運命をたどることになる。中途半端に片足ずつ突っ込んで、あれもこれも失うことになるのだ。 ◯トレードオフから目をそむけても、トレードオフから逃れることはできない。 ◯非エッセンシャル思考の人は、トレードオフが必要な状況で「どうすれば両方できるか?」と考える。だがエッセンシャル思考の人は、「どの問題を引き受けるか?」と考える。これはタフな問いであると同時に、より大きな自由につながる問いだ。 ◯仕事の世界では、誰もが他人のスプリンクラーのおこぼれにあずかろうとしている。上司は自分の企画にあなたを巻き込もうとしているし、同僚は自分の手が回らない仕事をあなたに任せようとしている。 ◯ボトルネックを特定するうえで注意しておきたいのは、生産的な行動が大きな邪魔になる場合もあるということだ。メールで情報共有したり、完成度を高めるために書き直したりーそういった前向きな行動が、今回の目標を達成するうえでのボトルネックになるかもしれない(目標は草稿を作ることであって、美しい完成版ではない)

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    投稿日: 2015.05.28
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    エッセンシャル思考、つまり「本当に重要なことにすべてのリソースを注ぐ」という考え方。そのために以下の三つの技術が紹介されています。 ・見極める技術 ・捨てる技術 ・しくみ化する技術 ひとつ前に読んだ『トヨタの片付け』の本質がこれになります。 私がそういった著書ばかり読んでいるのかもしれませんが、こういったシンプルな人生、「ミニマリスト」という単語もありますが、割と最近のトレンドのような気がします。 こういった人生にはすごく共感でき、実現もしたいという願望はあるのですが、それ以前に「自分にとって何が一番重要なのか」がわかっていません。いえ、わかってはいるが、それを選び、それ以外を全て捨てる覚悟ができていないのかもしれません。 そういった意味で印象に残っているのが「トレードオフ」の考え方。何かを選ぶということは何かを捨てるということ。この辺りは『WORK SHIFT』につながっていきます。 「今、あなたにとって何が一番需要ですか?」

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    投稿日: 2015.05.24
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    世の中には、ありとあらゆる仕事やチャンスが転がっている。その多くは悪くないものだし、かなり魅力的な話しも少なくない。だが、本当に重要なことはめったにない。エッセンシャル思考を学べば、そうした玉石混交のなかから、本質的なことだけを見分けられるようになる。(p.22) 自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。(p.27) エッセンシャル思考の人は、そうでない人よりも多くの選択肢を検討する。逆説的だが、それが事実だ。 非エッセンシャル思考の人はあらゆる話に反応し、何でもとりあえずやってみる。 だから多くのことに手を出すが、すべて中途半端な結果しか得られない。 それに対してエッセンシャル思考の人は、何かに手を出す前に、幅広い選択肢を慎重に検討する。そして「これだけは」ということだけを実行する。行動を起こす数は少ないが、やると決めたことについては最高の結果を出す。(p.82) ジェフは療養生活のなかで、自分の生き方をゆっくりと見つめ直した。そして気づいたのは、働きすぎることはあまりにも簡単だという事実だった。活動的で向上心あふれる人にとって、自分を酷使するのは苦痛でも何でもない。本当に難しいのは、働き過ぎないように制御することだ。(p.122) 友人からの食事の誘い、上司からの仕事の依頼、隣人に頼まれたPTA活動の手伝い。断ることを考えただけで、胸の中がいやな感じになってくる。罪悪感がこみあげる。相手を失望させたくないし、関係を壊したくない。 こうした気持ちが、判断を鈍らせる。現実から目を逸らしてしまう。本当はノーと言って数分間いやな気持ちになるほうが、イエスと言って何週間や何ヶ月も後悔するよりずっとましだというのに。 この罠から脱け出すには、きっぱりと、しかも上手にノーと言う技術が不可欠だ。いったんそれができるようになれば、相手を失望させたり怒らせたりするのではないかという不安は消える。むしろ、断ることでより良好な関係を築くことが可能になる。エッセンシャル思考になってからつくづく実感するが、人はノーと言う勇気のある人を高く評価し、尊敬するのだ。(p.168) 所有という概念は、人の心に大きく影響する。わざわざ買おうと思わないようなものでも、いったん所有してしまうと失うのが怖い。「授かり効果」という心理的バイアスのせいだ。(p.183)

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    投稿日: 2015.05.21
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    人生にはたくさんのムダがあるのだが、そのムダを削ぎ落とすことによって自分の持つリソースを集中させ、最大限の成果を上げるという手法のお話。 人生のムダをクローゼットに例える話は非常にわかりやすかった。その洋服を捨てるのはもったいないと思ったときに、また当時と同じ金額を支払って買うのか?そのような判断基準を自分の中に持つことが大事なのだ。 上手な断り方を紹介する章も大変興味深い。過去に自分も行きたくもないゴルフに誘われ、断り切れずに貴重な休日をつぶしてしまった経験が幾度とあるが、これからは相手を傷つけずに上手に断ることが出来そうだ。 ”トレードオフを無視すると、取り返しのつかない損失が待っている” ”考える週(時間)を作る” ”遊びを重視する” ”絶対にイエスと言い切れないならノーである” ”達成を判定できる目標設定” ”逆プロトタイプ(とりあえずやめてみる)” ”明確さがすなわち成功” などなど、仕事を進めるうえで参考になる言葉が多く、迷ったときにはぜひ参考にしたい。 最近、経営方針などで「選択と集中」なんて言葉をよく耳にするが、我々個人にも選択と集中が必要なのだと思う。

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    投稿日: 2015.05.16
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    すべき仕事を選択し、それ以外はきっぱりと斬る。必要かどうか迷ったモノはすべて捨てる。それがエッセンシャル思考の原点ならば、わたくし、正真正銘の非エッセンシャル人間です。仕事にストレスはつきもので、それも含めた労働の対価として賃金をもらっているのだ。と、うそぶいてきたわけだ。断ることの意義は、組織のためにも自分個人のためにも大きいと、改めて納得する。『決断』も『大切』も、文字に表されている。ただし、不要と考えれば人も仕事も他に押し付けるってのはいががなものか。結局、実践かなわずの予感。逃げかなあ。

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    投稿日: 2015.05.14
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    【エッセンシャル思考】 「やらなくては」ではなく、「やると決める」 「どれも大事」ではなく、「大事なものは滅多にない」「より少なく、しかしより良く」 「全部できる」ではなく、「なんでもできるが、全部はやらない」「自分の人生、選択肢は自分にある」「努力した分、報われるは幻想」 【不要を排する】 ・誘われたから、お願いされたからといった理由で受け入れるのは、時間の無駄 (取り敢えず黙る、代替案を出す、予定を確認し折り返す、どの仕事を後回しにするか尋ねる) ・思い切って電源を切る ・人は既にもっているものを、実際よりも高く評価する傾向がある(サンクコスト)→「もしこれを持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?」 ・捨てるには努力と勇気が必要 ・逆プロトタイプ ・片思い型奉仕ではないか? ・日々の仕事の中で、私を妨げているボトルネックは何か?目に見える範囲の場当たり的な対応はNG ・最終的なゴールはどこにあるのか? 【ストレスのピーク】 「みんなやる!」「今すぐやる!」「他人の期待!」が重なるとストレスはピークに達する 「何をやるか?」「いつやるか?」「なぜやるか?」を選択できることが大切 【優先順位】 ・家族、友人、健康、仕事。全部並列はNGというとき、「自分はどの問題を引き受ける?」 【選択】 「考えるゆとりをつくる」「情報を集める時間」「遊び心をもつ」「十分な睡眠をとる」「選択の基準を有している」 「上司に言われたから」「誰かに頼まれたから」「みんながやっているから」やるのはまずい。。。 【大局を見る】 ・日頃の悩みは基本、木を見て森を見ず。極めて具体的な事象に捉われている→日記をつけ、定期的に読み返すことで、日々の小さな変化に気づく仕組みを作る 【前進】 ・小さな成果がモチベーションをあげる ・早く小さく始める ・成長/成果を見える化させる

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    投稿日: 2015.05.12
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    娘が生まれたとき誓った「ねだられた絵本は、如何なる環境下でも必ず読み聞かせる」を思い出させられ…反省させられた一冊。 二度とはない人生の密度を上げられるのは「プライオリティづけ」だけ!  7つの習慣のコフィー博士と娘のエピソードが印象的でした。

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    投稿日: 2015.05.08
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    優先順位付け、仕組み化、削る技術・断る技術がまとまっていて良かった。 授かり効果は今後注意していきたい。

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    投稿日: 2015.05.07
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    頭の中をシンプルにする効用と、シンプルにするための具体的な方法論。 古典で述べられている文脈はそのままに、 今の時代だからこその方法も提示してくれる。 より少なく、しかしより良く。 レスイズモア。 頭は自分のものなのに、自分が何を考えてるか分からない人にオススメ。 提示されている方法を、試す試さないは置いておいて、考える方法を知らないことは勿体無い。 世にはびこる考え方のうち、シンプルにする考え方に的を絞った、良本。 翻訳も読みやすい! 圧倒的なものだけ5をつけるので、4にしました。

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    投稿日: 2015.05.06
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    本屋さんに平積みになってた時は買わないのに、ちょっと下火になってくると気になる(笑) なかなか面白かったです 付箋部分をご紹介します ・エッセンシャル思考とは、まさに「より少なく、しかしより良く」を追及する生き方だ(p21) ・自分の力を最大限の成果につなげるためのシスマティックな方法である。やるべきことを正確に選び  それをスムーズによりとげるための効果的なしくみなのだ(p24) ・自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう(p27) ・「すべてが大事」だと思い込んでいたのだ(p29) ・「他人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気がほしかった」(p35) ・なんとなく良さそうなことを眺めている暇はない(p42) ・「教えてください、あなたは何をするのですか その激しくかけがえのない一度きりの人生で」(p48) ・選択とは、行動なのだ。与えられるものではなく、つかみとるものなのだ(p52) ・努力は大切だ。だが、量が成果に比例するとはかぎらない。がむしゃらにがんばるよりも、  「より少なく、しかしより良く」努力したほうがいい(p60) ・努力の量と成果が比例するという考え方を捨てたとき、エッセンシャル思考の大切さが見えてくる(p63) ・ささいなことに気をとられすぎると、大局を見失う。仕事や生き方でも同じだ。何をするときにも、  すぐれたジャーナリストのように、本質を見抜く目を持たなくてはならない(p99) ・数多くのチャンスは、どれも同じくらいに魅力的に見えるかもしれない。だが、本当に重要なことはめったにない。  ほとんどはただのゴミだ。(p131) ・どうでもいいことを捨てられずにいると、本当に重要なことをする余裕がなくなってしまうのだ(p133) ・人は自分が所有しているものを実際より高く評価しがちである。手もとにあるという理由だけで  捨てられない気持ちになるのだ(p149) ・会社の経営だけでなく、個人のキャリアについても同じことが言える。  「これからの5年間で、どんな仕事を成しとげたいですか?」  という問いに、とことん明確に答えられる人はあまりに少ない(p152) ・天から与えられた才能を最大限い生かすべく、持てる時間のすべてをそこに費やすことなのです(p169) ・自分の仕事や生き方を編集すれば、その成果をよりいっそう高めることができる。本当に重要なことにエネルギーを  集中できるからだ。余分なものを削ってこそ、重要なものを生かす余地が生まれる(p196) ・自分の大事なものを守るために、この先はゆずれないという線を引いた。自分で線を引かなければ、  自分の領域は守れない(p207) ・何でもいっぺんにやろうとせず、小さな成功を積み重ねる(p244) ・小さな改善を地道に繰り返すことが、大きな変化につながるのです(p248) ・「早く小さく」というのは、できるだけ早い時期に着手し、軽い負担で終わらせること(p252) ・重要なことをやりとげるために、日頃からの習慣にする。正しい習慣をつづけていれば、  偉大な結果は自然とついてくるのだ(p257) ・そもそも私たちには「今」しかない。未来や過去じゃ想像のまかにあるだけで、けっして触れられない。  私たちの行動が何らかの力を持つのは、今ここにおいてだけなのだ(p271) ・ギリシャ語には「メタノイア」という単語がある。心の変容を表す言葉だ。ただ頭で考えるのではなく  心で感じること。それが人の変容をもたらす力になる。  「人は心で思うところの者になる」という言葉があるように、心の奥までしみこんだ考えが  私たち自身を形づくっていくのである(p288) ・私がもっとも大切にしている美徳は、シンプルであることです。シンプルであれば、ほとんどの問題は  解決すると思っています・・・中略・・・  心の美しさはその人を美しくします。それがシンプルであることの良いところです(p304)

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    投稿日: 2015.05.04
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    2015年ビジネス書大賞にランクインかつNPで荘司弁護士がオススメしていたため買ったが正直失敗した。よく見たら書店大賞だった点もうなずける。 世の名著系の総集編のような内容で、書かれている事のほとんどが他からの引用であり目新しさハッキリ言ってゼロである。クリステンセン、パレート、ドラッカー、コヴィー、ジムコリンズ等々…普段から本をよく読む人にとってはきっと物足りないだろう。 いろいろ読んだけど忘れているし、まとめて復習したい、という人やそもそもビジネス書はあまり読まないという人にはまさしくエッセンスが凝縮されているため良いかもしれない。 本著で訴えている事は最初から最後まで、いかに少ない労力でより良いパフォーマンスを出すか、という事なのだが、ノーと言うとか、自分が本当に優先すべき事は何かを考えてそれに集中する、それ以外は捨てるといった極めて当たり前のことしか書いていない。 当たり前だからこそ大事なのだが。そういう意味で目新しさゼロである。 子どものスマートデバイス接触時間を減らすためにチケット制でお小遣いと反比例する工夫をしているところだけは面白く読めたかなぁ。

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    投稿日: 2015.05.04
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    仕事もプライベートも、すっきり過ごせそうなコツが満載。これを読んで、行きたくなかった飲み会と勉強会を二つ断ったらすっきり過ごせた。 シンプルに生きるのも悪くないと実感。

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    投稿日: 2015.05.01
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    エッセンシャル思考は(略)自分の時間とエネルギーをもっとも効果的に配分し、重要な仕事で最大の成果をあげるのが、エッセンシャル思考の狙いである。(P22) 「もしも、選択の自由を投げ出すなら、あとは人のいいなりになるしかないのだ」(P52) 「絶対にイエスと言いきれないなら、それはすなわちノーである」(P140) 自分自身、非エッセンシャルなところが多いと感じる。それを美徳と考えていたところもある。 一方で今後プライオリティを考えて行動しないといけないとも思っている。 「集中」という表現は、『7つの習慣』の「影響の輪」「関心の輪」の話と合致する。 著者本人も、コヴィーへのリスペクトをしているが、つくづく影響力の大きい本だなとも思う。 ざっくり本書の内容としては、以下のようになる。 以下はほぼ目次からの引用。 本質的に重要なものを選びとるためには「選択」をしなくてはならない。 ・ノイズ-大多数のものは無価値である。 ・トレードオフ-何かを選ぶことは、何かを捨てること ということを意識する。 選択するためには「見極める技術」が必要 ・孤独-考えるためのスペースを作る ・洞察-情報の本質を掴みとる ・遊び-内なる子供の声を聞く ・睡眠-1時間の眠りが数時間分の成果を生む ・選抜-もっとも厳しい基準で決める(これしかないと思えることを選ぶ) 瑣末なことを「捨てる技術」 ・目標-最終形を明確にする ・拒否-断固として上手に断る ・キャンセル-過去の損失を切り捨てる(サンクコスト) ・編集-余剰を削り、本質を取り出す ・線引き-境界を決めると自由になれる。 エッセンシャル思考を身につける「しくみ化の技術」 ・バッファ-最悪の自体を想定する ・削減-仕事を減らし、成果を増やす ・前進-小さな一歩を積み重ねる ・習慣-本質的な行動を無意識化する ・集中-「今、何が重要か」を考える

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    投稿日: 2015.04.30
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    essentialism =本質主義 につい書いてある本。 本質だけを選んで残りは捨てるのがエッセンシャル思考 「私ってすごく論理的なのよ。だから無関係な細部に気を取られないで、みんなが見過ごすものを見るけるの」は、ハリーポッターのハーマイオニーの弁。 ◼︎見極める技術 •考えるためのスペースを作る •情報の本質を掴み取る-洞察 •正しく休養を取る •最も厳しい基準で決める-選抜 ◼︎捨てる技術 •最終形を明確にする-目標を完全に明確にする •断固としてうまく拒否する •過去の損失を切り捨てる •余剰を削り、本質を取り出す-編集 •境界を決めると自由になれる-線引き ◼︎仕組み化の技術 •バッファを取る •小さな一歩を積み重ねる-前進 •本質的な行動を無意識する-習慣化 •今何が重要かを考える-集中 •エッセンシャル思考を生きる-未来

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    投稿日: 2015.04.29
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    エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方。 「今、自分は正しいことに力を注いでいるか?」と絶えず問い続ける。 より多くのことをやり遂げる技術ではない。正しいことをやり遂げる技術。 自分の時間とエネルギーをもっとも効率的に配分し、重要な仕事で最大の効果を上げることが狙い。

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    投稿日: 2015.04.28
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    本書のサブタイトルは「最小の時間で成果を最大にする」である。こう聞くといわゆるライフハックのようなものと思ってしまう。つまり、効率を上げて、たくさんのタスクをこなすための技術が学べるのだと期待する。しかし、残念ながら本書ではそのようなことは学べない。ただ、それ以上に大切なことが学べるので安心してほしい。ところでエッセンシャル思考とはどのようなものなのか。エッセンシャル思考を一言で表現するのであれば、「より少なく、しかしより良く」の精神である。違う言い方をすれば、やるべきことを選び(つまりはやらないことを決める)、そこに自分の力を注ぐということである。これは一見すると簡単なことに思える。自分の生活の中で無駄なものを削っていきさえすればいいと感じてしまうのだ。確かにそれは大切なことである。しかし、話はそんなに単純ではない。この本で言われていることは「大切なもののために無駄なことを省く技術」ではなく「より大切なもののために大切なものを切り捨てる技術」だからだ。自分にとって本当に大切なものを発見し、それ以外のことに「ノー」といい、本当の自分の人生を生きるための技術こそが「エッセンシャル思考」なのである。

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    投稿日: 2015.04.20
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    優先順位をつけながら仕事をしているつもりでも、最優先事項が複数になってしまう場合がよくあります。そんな自分にとっては、本書が心にしみました。 また、仕事が出来ると思う上司や友人はエッセンシャル思考の持ち主だったんだと実感しました。 どうしても皆んなにいい顔がしたくて、非エッセンシャルになりがちですが、そこはじっくり考えて今一番大切なことは何かを自問したいと思います。

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    投稿日: 2015.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学び 1全部できるがぜんぶはやらない 2しなければならないからの脱却 3もったいないを克服 実践 1重要なタスクの見極め 2自分がやるべきか確認 3時間をかけて実施ものでも効果がなければやめる。基準効果値を設定して判断する

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    投稿日: 2015.04.17
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    http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?amode=11&bibid=TB10070877

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    投稿日: 2015.04.14
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    ッセンシャル思考と、非エッセンシャル思考。 全部やらなくていい、他人が決めるのではなくて 自分で選ぶ。なんでも引き受けない。 著者が行動するために、決めているところを取り入れ、 真似したいと思った。 とにかく何でも全部自分が知ろうと、やろうとするところから変えていかないと、全然時間が足りない。 だから、本質的なところも見極め、何をするか、 何か自分にとって大切かと選び、行動に移すかということ。各章で、エッセンシャル思考と、非エッセンシャル思考との対比があって、それがわかりやすかった。 エッセンシャル思考とは何か、見極める技術、捨てる技術、しくみ化。 どう日常の中にしくみとして取り入れ、行動していくか。

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    投稿日: 2015.04.12
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    ポイントは、情報を得て、考え、選ぶこと。 重要なことに集中するために、断り方のレパートリーを増やすとの提案が面白い。 (例)とりあえず黙る、代替案を出す、「予定を確認して折り返します」、自動返信メール、「どの仕事。後に回しますか?」、冗談めかして断る、肯定を使って否定する、別の人を紹介する

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    投稿日: 2015.04.11
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    本書では、トレードオフの考えのもと、やるべきことを選択した上でその本質的な部分に集中することの重要性を説いている。とりわけ、本書の至る所に登場する「より少なく、しかしより良く」という言葉に、その本質が見え隠れする。 本書とは異なり、多くの日本人にはあれもこれも時間をかけて取り組むスタイルが目立つ。というのも、周りから浮かないようにする為、自分を偽り周囲に対しいい顔をしようとしたがるからである。 しかしながら、成果に着目し、自分のベストパフォーマンスをしようとするならば、やるべきことはその間逆なことではなかろうか。 人、モノ、時間、金には言うまでもなく限りがある。だからこそ、あれかこれかという立場に立ち、その上で想定されうる物事を自分のぶれない軸で判断しながら、一つ一つ対処していってもらいたいものである。

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    投稿日: 2015.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【捨てる】  ■成功するためには何かを捨てること   ・肝心なのはどの問題を引き受けるかであり。全てを解決しようとはしないこと 【時間をとる】  ■集中とは「集中できるスペース」を確保すること   ・リンクトインのジェフワイナーは毎日2時間の空白の時間を作っている    →自分のための時間を確保することで人生の主導権を取り戻せたという   ・マイクロソフトが忙しさのピークにあったときも、ビルゲイツは年に2回程時間を作って1週間仕事を離れた    →その間大量の本や記事を読んだりしてこれからのことを考えていた 【本質を見る】  ■大局を見ることで本質を見抜く   ・ささいなことに気をとられすぎると、大局を見失う。何をするときも、優れたジャーナリストのように本質を見抜く目を持たないといけない    →問題が起きたとき、本質を常にみれるかが大事  ■ジャーナリストの目(本質を見る目)を付けるためのトレーニング   ・毎日日記を付ける     ー毎日付けていると日々の変化は少ないが数ヶ月単位で見てみると何かしらの変化があることに気付ける    ーポイントとしては書きすぎないこと 【遊び】  ■遊びが大切な理由   ①選択肢を広げてくれる    それまで気付かなかった可能性や思いがけないつながりに気付かせてくれる   ②ストレスを軽減してくれる    ストレスは生産性を下げ、好奇心や創造性の働きを弱める   ③脳の高度な機能を活性化させる    ・予測、委譲、決断、分析などの実行機能に良い影響を与える    ・コロンブスは遊んでいるときに地球がまるいこと思いついた。    ・ニュートンはぼんやりと心を遊ばせているときに気から落ちるリンゴを見て万有引力の着想を思いついた。    ・モーツァルトは寝ているとき以外はつねに遊んでいた    ・アインシュタインは実験という行為こそ、精神が遊びを求めている何よりの証拠だと考えた 【睡眠】  ■睡眠の大事さ   ・優秀な人はみんなよく眠る   ・眠ると創造的になれる   ・睡眠は仕事の効率を上げる   ・一時間多く眠れば数時間分の生産性が手に入る 【取捨選択】  ■「絶対にやりたい!」か「やりない」かの二択にすること   ・やるの基準を厳しくすること    ・絶対にイエスと言い切れないなら、それはすなわちノーである  ■チャンスが来たときに正しく選別する3つの方法   ①そのチャンスについて記述する   ②考慮するに値するチャンスの「最低限の基準」を3つ書き出す   ③考慮するに値するチャンスの「理想の基準」を3つ書き出す   ②と③を全て満たしているものだけが、考慮に値するチャンス 【目標設定】  ■本質的な目標   ・「ニューオリンズの下9地区に住む世帯のために、低価格で環境にやさいく、災害に強い家を150戸建設する」    →具体的でリアル、リアルだから心を動かす。達成をどうやって測定するのかも明確。 【拒否すること】   ・ピータードラッカーは「ノーと言える人は仕事ができる」と考えていた  ■断り方   ・引き受けたときに何を失うかを考える。そうすることで中途半端なイエスは言えなくなる   ・断り方のレパートリーを増やす    ーとりあえず黙る    ー代替案を出す    ー予定を確認して折り返す    ー自動返信メール    ーどの仕事を後まわしにしますか?     →仕事を頼まれたときに有効    ー冗談めかして断る     →「絶対無理!」とかいう    ー肯定を使って否定する      →例えば「どうぞ僕の車を使ってください。キーをおいて置きますね」といって運転を断る    ー別の人を紹介する    ゆっくりとイエスを言い、すばやくノーと言う 【過去の損失を切り捨てる】  ■上手にやめるテクニック   ・持っていないふりをする    →まだこれを持っていないとしたら手に入れるのにいくら払うのか?、どれくらいの価値があるのか?と考える   ・第三者の意見を聞いてみる    →自分に合わないことにとらわれているときは、他人の冷静な意見を聞いてみたほうがいい。何の利害のない立場からのアドバイスは、執着を断ち切るのに役立つはず   ・ゼロベースで考える    →今の時間の使い方を一旦忘れて、何も予定のない状態にする。そして今日たるべきことをゼロから考える   ・試験的にやめてみる    →今やってることを試験的にやめてみて不都合があるかを試してみる 【編集 〜余剰を削り、本質を取り出す】  ■本当に重要なことは山ほどある仕事の中の1つや2つ  ■編集の4原則を知る   ①削除する    決断の本質は削ることにある。     ②凝縮する    言いたいことを最大限明確に簡素に言えているかが大事    無駄を減らすことで結果に対する呼応堂比率を減らすことが凝縮の目的   ③修正する   ④抑制する 【線引き 〜境界を決めると自由になれる〜】  ■プライベートとの線引きをすること   ・一度でも例外を許してはいけない。例外を許すとその後もずっと例外だれかになってしまう・   ・出世の妨げや仕事を失うリスクもあるが、それでも人生でもっとも大事なものを選べなくなるよりはマシ 【バッファをもつ 〜最悪の事態を想定する〜】  ■確実に言えるのは、世の中に確実なことはないということ   ・何が起きてもいいように予め備えておいたほうがいい。   ・そのためにバッファをとっておく  ■うまくいかないことを前提に徹底的に準備をしていた   ・「ビジョナリーカンパニー4 〜自分の意志で偉大になる〜」の中で紹介されているコリンズらは苦難にも負けず成功する企業の秘密を探るため、2万社以上を対象に調査を行った。そのうち苦難を乗り越えて圧倒的な成長を手に入れた7社があった。この7社はやってくる苦難を予想していたわけではない。不足の事態が起こるという事実を知っていただけだ。うまくいくことを前提にせず、何が起きてもいいように徹底的に準備していたのである。  ■見積もりは1.5倍で考える   ・人は周囲により良く見せたいがために見積もりは短く見積もってしまう   ・それを回避する方法は自分が見積もった時間を、つねに1.5倍に増やして期日を設定すること 【削減 〜仕事を減らし成果を増やす〜】  ■短時間で成果を上げたいなら「ボトルネック」を探せばいい  ■ボトルネックを特定する   ・仕事をやり遂げる上で邪魔になるものは何か?それを全てリストアップする   ・目標達成の上で邪魔する行動はそれがどれほど前向きな行動でも疑ってかかること  ■邪魔なものを取り除く   ・「完璧を目指す」より「終わらせることが大事」という考え方にかえること 【前進 〜小さな一歩を積み重ねる〜】  ■人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは「前に進んでいる」という感覚   ・小さくても全身している手応えがあれば、未来の成功を信じられる。そのまま進みつづけようという力になる。  ■人の意欲を高める2つの主要因と、最近発覚した新たな要因   ①達成   ②達成が認められる   ★日々のささやかな進捗     ■完璧をめざすよりまず終わらせろ   ・小さなことに気をとらわれず「本質をやり遂げろ」という意味  ■早く小さく始める   ・できるだけ早い時期に着手し、軽い負担で終わらせること  ■進捗を目に見える形にする   ・ゴールに近づく様子が目にみえるのは、うれしいものである。それはいくつになっても変わらない 【エッセンシャル思考のリーダーシップ】  ■人材の選別にこだわり抜く   ・間違った人を雇うくらいなら人が足りないほうがずっとまし   ・間違った人をあまりに多く雇うと、ガイ・カワサキの言う、「無能の連鎖」が起こる。だめな社員がだめな社員を呼び、かつては優秀だった会社がすっかり落ちぶれてしまう  ■メンバーの役割を明確にする   ・各メンバーの役割をとことん明確にして、あいまいな言葉は使わない。   ・全員が自分の役割を完全に理解して、自分以外の人の役割も全て把握できるようにする  ■最優先の役割を一つだけ選べ   ・PayPalのピーターティールは社員達に「最優先の役割をひとつだけ選べ」と言い、それ以外の仕事はするなと指示する。

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    投稿日: 2015.04.05
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    プライベートでも情報が氾濫してうまく整理出来ていない。会社でも化石化したプロセスが残っており手順が増えるばかり。 こんな状況に疲弊してた自分にはぴったりでした。 冒頭に「本書は、より多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるためのものである。」とあり、これが全てです。 1.見極める 2.捨てる 3.仕組み化する ・ほとんどのものは不要である ・自分で選ぶことを放棄しない ・ジャーナリストの本質をつかむ能力を身につける ・90点ルール ・自分のしたいことがわからない人は他人の目ばかり気にする ・逆プロトタイプ→試験的にやめてみる ・良くすることは何かを削ること ・徹底的に準備する ・見積もりは1.5倍で考える

    10
    投稿日: 2015.04.02
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    エッセンシャル思考は、誰と働くかにもこだわる! モチベーションとは小さな達成の繰り返しだと♪( ´▽`)! フォーカス!集中しますψ(`∇´)ψ

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    投稿日: 2015.03.31
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    きちんと戦略を立てずにあたふたと動き回ってしまうことが多い僕には、耳の痛い話が多かった。WIN=What's Important Nowを心がけ、悪癖に至る行動のトリガーを観察して、望むべき行動と報酬へと導くべく努力しようと、心に留めたのでした。★3。

    0
    投稿日: 2015.03.30
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    最も影響を受ける方:全ての人 選択と集中の重要性を論理的に説明。大変響く内容です。  ・本当に力を注ぐべきことを考え、それ以外の誘惑を断つこと。  ・得られる情報から、隠されている本質を見抜く力を持つ。 上記2点を実践することは難しいですが、確実にプラスに働くはず。

    0
    投稿日: 2015.03.22
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    無駄なことは切り捨てて、しっかり寝て、やるべきことに集中し、成果を最大にするためのノウハウ集。P299のリーダーシップに関する表は、おおいに納得感あり。

    0
    投稿日: 2015.03.22
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    この本の中で繰り返される「より少なく、より良く」。 とってもいい言葉だと思います。 本当に大切なものにフォーカスし、それを持続する。 当たり前のことなのに、だんだんとできなくなっていく。 自分自身も、そして自分の周りも、そうなっているように思います。 この春から、会社内での立ち位置が少し変わる僕。 このタイミングでこの本に出合えたことは、とてもラッキーだったと思います。 一旦ここで立ち止まって、「より少なく、より良く」を実行できるよう、切り替えたいと思います。

    0
    投稿日: 2015.03.21
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    より少なくより良く シンプルに生きることはかっこいい 人間は一つのことしか集中できない 本質的に重要なことを選択する

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    投稿日: 2015.03.16
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    多数の瑣末なことから、少数の重要なことを見極める。この過程をしっかり行えるかが重要なのだ、というところにがあんときた。見極め→減らす→仕組み化のサイクルを無意識に回せるよう、まずは内省をちゃんとやります!

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    投稿日: 2015.03.15
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    「より少なく、しかしより良く」 煩雑な今の仕事に、対処したくて読んだ シンプルに考えること 大事にしたい

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    投稿日: 2015.03.15
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    ・「やらなくては」ではなく「やると決める」 ・「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」 ・「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」 ・あらゆる方向に1ミリずつ進むのをやめて、これと決めた方向に全力疾走 ・「何もかもやらなくては」という考え方をやめて、断ることを覚えたとき、本当に重要な仕事をやりとげることが可能になるのだ。 ・絶えず問い続けるのが、エッセンシャル思考の生き方である。 ・より少なくしかしより良く ・ほとんどのものは無価値 ・トレード・オフを自ら選びとる ・いまをいきる

    2
    投稿日: 2015.03.10
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    〜読んで得た知識・考え方〜 「やらなくては」を「やると決める」 「どれも大事」を「大事なものはめったにない」 「全部できる」を「なんでもできるが、 全部はやらない」に置き換える。 仕事の依頼がくると 「この仕事をやりとげるための時間と リソースは足りているか?」という基準で 受けるかどうかを判断した。

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    投稿日: 2015.03.05
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    近頃よく見かけるロジカル○○と似たような意味合いでしょうか。 「選んで捨てる」ってのもよく見かけるキーワードですね。色んな人が言ってるってことは正しいのかな(笑) 自分の生活の中にも捨てる部分を、意識してみたいと思います。

    0
    投稿日: 2015.03.04
  • 仕事の【断捨離】

    『エッセンシャル思考』というタイトルからは内容の想像が付かないのですが、読み進めていくウチに自分の中で感じたのは「これは『仕事の【断捨離】』の本だ」という感覚です。 断捨離という言葉がバズワードとなってしまい、このレビューを書いている2015年3月にはほとんど見かけなくなったのですが、自分で仕事を持ちすぎず、最も必要なものだけにしてしまうという方法論が、断捨離と同じ方向だと思います。 ちょうど先日、別のところでこの書籍の記述に通じるおもしろい話を聞いたので紹介します。 日本のある企業(規模こそ小さいですが、知名度はある会社です)の社長さんの話で、大きな売上につながる研修講師の依頼が入ってきました。 たまたま、同じ日に社長の中学生になるお子様のイベントがあり、そのイベントに参加するとお子様と約束していたとのことです。 社長は依頼の返事を1日延ばしてもらいましたが、その後取った行動、そして翌日の回答はどのようなものだったか、想像できますでしょうか。 答えは、 「お子様と話をして、イベントに自分が参加して欲しいのか正直なところを聞き出した。 そしてその結果をもって、講演の依頼はお断りした」 です。 優先順位が一貫しているところ、家族との人間関係を重視するところが、本書と同じだと感じましたし、実践している人が現実にいるのだというのも驚きでした。 いま自分が仕事のやり方を表面的に変えようとすると、「生兵法は大怪我のもと」になるだけに思います。 エッセンシャル「思考」とあるように、ものの考え方を改め、今やるべきことは何か、そう決断する理由や優先順位はどうなっているのか、というところに一貫性を持たせないといけないでしょう。 それには自分自身の判断基準が確立していないといけないですし、自分の信念やビジョンというものも明確にしていくことになるかと思います。 (ここまで、上の社長さんの話が出た、目標達成の講習で聞いてきた話ですが) また、仕事を1つに絞ると言うことは、その1つで失敗することは許されないということになります。 複数の仕事を並行に動かすのは、どれかが失敗しても他でカバーする、というリスクヘッジの意味もありますので、それを捨てて1つの仕事を絶対に成功させるという覚悟や自信を持っていないとできないことでもあるでしょう。 極端な話、外的要因での失敗も仕方ないでは済まされず、先着して外的要因の影響をつぶしておくなどの必要があるし、それだけの行動ができる権限や能力、意志の強さが求められます。 そもそも、仕事を絞らないと回しきれないほど持っていないし(この段階で仕事を絞るとただの「サボり」です)、自分の場合は優先順位の考え方は必要ですがまずは絶対量を増やしてからですね。

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    投稿日: 2015.03.01
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    考え方の教科書、という感じでかなり参考になった。何回か読み返してエッセンシャル思考を取り入れていきたい。

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    投稿日: 2015.02.26
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    いまの私に必要な本だ。 より少なく、より良く。 やってもやっても終わりのない仕事。 長時間の労働。残業ありき。 運動神経的な仕事、というより作業。 大切なものが見えなくなってるね。 この手の本、よく読むけど その時強く意識して、行動するけど 習慣化してないんだよな。 七つの習慣とかね。 とりあえず、朝、仕事前に スタバにきてみた。 じっくり読むか 一気読み。 うーん、たしかに。 わかってることでも、実践してないこと のほうが多いな。 ・バッファ持つ⇨いつも詰め込みすぎ、 ギリギリすぎ、欲張り ・重要なことはなにか⇨どれも重要だと 思っちゃう。 マルチタスクはあるがマルチフォーカスは できない⇨一度に色々やれると勘違い あるある、だな。 止まらないで、すぐ動いちゃうのも 癖、というか性格か。 行動と習慣変えていきたいなぁ。 ⚫︎選抜 「自分は何が好きか?」 「自分は何に向いてるか?」 「どうやって世の中の役に立てるか?」 ⇨これ、分からなくてら働いてる人多い だろうな。私もその一人。

    2
    投稿日: 2015.02.26
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    本書では、99%の無駄を捨て1%に集中する「エッセンシャル思考」を、概念や思考法だけではなく、 システマティックに、仕事やプライベートに取り入れる方法を学ぶことができます。 エッセンシャル思考を一言であらわすと「選択と集中」。 エッセンシャル思考が目指す生き方は 「より少なく、しかしより良く」。 エッセンシャル思考の考え方として「クローゼットの整理」を例に説明しています。 あなたの家のクローゼット(または箪笥)を思い出してください。もう着ないであろう服がたくさん入っていませんか? 定期的に整理しないと、不要な服で溢れてしまいますが「いつか着るかも……」と考えてしまい、なかなか捨てることができません。 所有しているものは実際の価値より高く評価してしまい、なかなか手放すことができないのです。 そんなとき、エッセンシャル思考ではこう考えます。「今お金を払ってこの服を買うだろうか?」 本当に必要かどうか見極め、選択するのです。 仕事とプライベートも同じです。クローゼットと同じく、不要なもので溢れてるかもしれません。整理していく必要があります。 エッセンシャル思考では、多くの選択肢のなかから、価値のある選択肢に集中し、不要なものは容赦なく切り捨てます。 選ぶことは何かを捨てることです。全てを行うことはできません。 不要を切り捨て、重要なことに集中し、より高い成果を上げましょう。 本書を読むことにより、集中すべき重要なことがわかり、不要なことを捨てる勇気が得られます。 本書を読んで、自分の仕事の進め方を見直してはいかがでしょうか。 その仕事、作業は本当に大切でしょうか。必要でしょうか。 価値のある重要なことに集中しましょう。 こういったテーマの本は、概念説明だけで終わるモヤモヤした読後感の本が多いですが、 本書は具体的で実用的な内容となっています。読む価値のある一冊ではないでしょうか。

    0
    投稿日: 2015.02.24
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    まさに今の自分の状況にはとても必要に感じる考え方だった。 やれていることもあるけど、まだまだ突き詰めることでその効果は得られるんじゃないかと思う。 エッセンシャル思考がある程度できるチームや組織はすごくしなやかで強いと思う。

    0
    投稿日: 2015.02.22
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    よく「今やってる仕事って本当に必要な(そこまで稼働をかける必要がある)仕事なのか、意識しよう」ということを聞きますが、そういうものの根本的な考え方につながる思考法についての本。 なかなか(日本人的には)行動にするまでは厳しい内容もありますが、考え方としては重要だと感じます。 非エッセンシャル思考をするときも、思考の核はエッセンシャル思考を保っている、という理想は共感します。

    0
    投稿日: 2015.02.20
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    いろいろぐちゃぐちゃしてたものがスッキリ!読んだらどれだけ自分が集中できない環境にいたかがわかって、集中できる場が増えました。

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    投稿日: 2015.02.20
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    前半のシンプルイズベストを語る部分は、説明簡素で、期待外れかなと思ったが、後半、実践の為のメソッドが具体的でよかった。清貧の思想や片付けの魔法(こんまり)と合わせて読むといい。

    0
    投稿日: 2015.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブック紹介          『エッセンシャル思考』           -最少の時間で成果を最大にする           グレッグ・マキューン 著           高橋 璃子 訳           かんき出版           2014/11 320p 1,600円(税別)           原書:essentialism(2014)  1.エッセンシャル思考とは何か  2.見極める技術  3.捨てる技術  4.しくみ化の技術 【要旨】「やらなければいけないこと」を増やし過ぎ、結局中途半端な成果 しか得られなかったことは、個人、あるいは組織として、多くの人が経験し ているのではないだろうか。「二兎を追う者は一兎をも得ず」にならず「本 質的なもの(essential)」を見極め、効率よく動いて最大の成果を上げる。 それが本書のテーマ「エッセンシャル思考」だ。本書では、これまで陥りが ちだった、無駄が多く、自分自身を消耗させる思考やそれに基づく行動を「非 エッセンシャル思考」として対比。具体的ケースをふんだんに使いながらエッ センシャル思考の手ほどきをする。このような思考を習慣化し、無駄を捨て る技術を身につけることでエッセンシャル思考に基づく「生き方」を選択で きると主張する著者は、シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEO。   ------------------------------------------------------------ ●時間をかけて選択肢を検討し「やるべきこと」を正確に選ぶ  エッセンシャル思考は、より多くのことをやりとげる技術ではない。正し いことをやりとげる技術だ。もちろん、少なければいいというものでもない。 自分の時間とエネルギーをもっとも効果的に配分し、重要な仕事で最大の成 果を上げるのが、エッセンシャル思考の狙いである。  エッセンシャル思考の人は、適当に全部やろうとは考えない。トレードオ フを直視し、何かをとるために何かを捨てる。そうしたタフな決断は、この 先やってくる数々の決断の手間を省いてくれる。  エッセンシャル思考の人は、流されない。たくさんの瑣末なものごとのな かから、少数の本質的なことだけを選びとる。不要なものはすべて捨て、歩 みを妨げるものもすべて取り除いていく。  要するにエッセンシャル思考とは、自分の力を最大限の成果につなげるた めのシステマティックな方法である。やるべきことを正確に選び、それをス ムーズにやりとげるための効果的なしくみなのだ。  エッセンシャル思考の人は、たっぷりと時間をかけて選択肢を検討する。 やるべきことを正しく選べば、その見返りはとてつもなく大きいことを知っ ているからだ。エッセンシャル思考の人は、多くをやらなくてすむように、 多くを吟味するのである。  エッセンシャル思考の人は、そうでない人よりも多くの選択肢を検討する。 非エッセンシャル思考の人はあらゆる話に反応し、何でもとりあえずやって みる。だから多くのことに手を出すが、すべて中途半端な結果しか得られな い。それに対してエッセンシャル思考の人は、何かに手を出す前に、幅広い 選択肢を慎重に検討する。そして「これだけは」ということだけを実行する。 行動を起こす数は少ないが、やると決めたことについては最高の結果を出す。 ●ジャーナリストのように、些末にとらわれず本質を見抜く  あらゆる事実には、本質が隠されている。すぐれたジャーナリストは、情 報の断片を調べ、それらの関係性を発見する。部分の集まりから全体像をつ くりあげ、人びとに通じる意味を付与する仕事だ。単に情報を受け渡すだけ なら、誰にでもできる。ジャーナリストの存在意義は、そこに本質的な意味 を見いだすところにあるのだ。  1972年12月29日、イースタン航空401便が墜落し、100名以上の死者を出し た。のちにおこなわれた調査で、機体には何の問題もなかったことが判明した。  飛行機が着陸体勢に入ったとき、操縦していた副操縦士が異変に気づいた。 前脚が降りたことを示す緑ランプが点灯しない。調べたところ、車輪の異変 ではなく、ランプの球切れであることがわかった。彼らはランプを直そうと したが、それに気をとられるあまり、自動操縦が解除されていることに気づ かなかった。  要するに原因は、人間の注意不足だったのだ。目の前の小さなトラブルに 気をとられたせいで大きな問題を見逃し、取り返しのつかない悲劇が起こっ た。ささいなことに気をとられすぎると、大局を見失う。仕事や生き方でも 同じだ。何をするときにも、すぐれたジャーナリストのように、本質を見抜 く目を持たなくてはならない。 ●「かなり良い選択肢」でも容赦なく切り捨てる  TEDの人気スピーカー、デレク・シヴァーズは自身のブログで、「もっとわ がままにノーを言おう」と主張している。中途半端なイエスをやめて、「絶 対やりたい!」か「やらない」かの二択にしようと言うのだ。そのためのコ ツは、基準をとことん厳しくすること。「やろうかな」程度のことなら却下 する。「イエス」と言うのは、絶対やるしかないと確信したときだけだ。選 択肢を検討するときには、つねにこの基準で考えたほうがいい。  最重要基準をひとつ用意し、その基準に従って選択肢を100点満点で評価す る。ただし90点未満の点数は、すべて0点と同じ。不合格だ。こうすれば、 60~70点くらいの中途半端な選択肢に悩まされずにすむ。この「90点ルール」 は、トレードオフを強く意識させるやり方だ。厳しい基準を設ければ、必然 的に、大多数の選択肢を容赦なく却下することになる。完璧な選択肢が現れ ることを信じて、かなり良い選択肢を切り捨てるのだ。  あなたの目的や戦略は明確か、と経営者にたずねると、「かなり明確です」 という答えがよく返ってくる。かなり明確なら、それで十分だと思っている ようだ。だが「完全に明確」な状態を知ると、それまでの「かなり」が不便 だったことに気づく。  目的が明確でなければ、人を動かすことはできない。どれほど熱心にコミュ ニケーションやチームワークを教え込み、360度評価で風通しのいい体制をつ くろうとしても、目的が明確でなければやがて問題が巣食い、はびこってい く。全体の目的と個々の役割がとことん明確になっていれば、チームは驚く ほどの力を発揮できる。エネルギーが同じ方向に向かい、相乗効果が生まれ るからだ。 ●「逆プロトタイプ」で「やめること」を試してみる  所有という概念は、人の心に大きく影響する。わざわざ買おうと思わない ようなものでも、いったん所有してしまうと失うのが怖い。「授かり効果」 という心理的バイアスのせいだ。何の役に立つわけでもないのに、所有して いるという理由だけで、失うのがもったいないと感じる。まだ持っていない としたら、わざわざ買わないはずなのに。  心理学者のトム・スタッフォードは、授かり効果に対する強力な対抗策を 紹介している。「どれくらいの価値があるか?」と考えるかわりに、「まだ これを持っていないとしたら、手に入れるのにいくら払うか?」と考えるの だ。仕事やその他の活動でも、同じテクニックが使える。たとえば思わぬチャ ンスが舞い込んできたとき、「このチャンスを逃したらどう感じるか?」と 考えるかわりに、「もしもまだこのチャンスが手に入っていなかったら、手 に入れるためにどれだけのコストを払うか?」と考えるのだ。  最近ビジネスの世界でよく聞く言葉に、「プロトタイピング」というもの がある。プロトタイプ、つまり大まかなモデルを作成し、本格的に取り組む 価値があるかどうかを試してみるというやり方だ。何かをやめるときにも、 同じやり方が応用できる。本格的に撤廃する前に、簡単な形で試してみるの だ。リンクトインのディレクターをつとめるダニエル・シャペロは、これを 「逆プロトタイプ」と呼んでいる。  逆プロトタイプのやり方は簡単。今やっていることを試験的にやめてみて、 不都合があるかどうかたしかめるのだ。顧客や友人や家族のために苦労して やっていたことが、実は相手にとって何の意味もなかったということがある かもしれない。ためしに、その行動をやめてみるか、あるいは簡素化してみ よう。しばらく様子を見て、とくに誰も困らないようならやめてしまったほ うがいい。  仕事にとりかかる前にいったん立ち止まって考えよう。「この仕事をやり とげるうえで、邪魔になるものは何か?」。仕事の完成を邪魔するものがあ れば、すべてリストアップしよう。たとえば情報が足りないとか、疲れてい るとか、完璧にしないと気がすまないとか、そういったことだ。リストがで きたら、優先順位をつけよう。「これを取り除けばほかの問題も解決するよ うな、大きな障害は何か?」と考えるのだ。  目標達成を邪魔する行動は、どれほど前向きな行動であっても疑ってかか る必要がある。また、目標達成を邪魔する要素はいくつもあると思うが、最 優先で解決すべきことはひとつだけだ。一つひとつの行動を冷静に検証し、 どこが本当の問題なのかを見定めよう。 コメント: エッセンシャル思考は、複雑で変化の激しい状況を踏まえ、「そ の場その場」の決断をベストなものにするためのものといえよう。たとえ、 ある決断が要される場面で「90点ルール」で85点の選択肢を切り捨てたとし ても、それを捨てたゴミ箱は空にしてはいけない。状況が変われば、その選 択肢が100点になるかもしれないからだ。また、状況が変わり以前に決断した 「100点の選択肢」が60点ぐらいの価値になってしまったときには「やめる」 決断をしなくてはならない。そのときにも、エッセンシャル思考が必要にな る。エッセンシャル思考が混沌の時代のサバイバルツールになることは間違 いないだろう。 ※本ダイジェストは書籍からの引用です。  小見出し、要旨、コメントは情報工場が独自に作成しております。 Copyright:株式会社情報工場 =================================== 【関連するニュース】 ダイヤモンド・オンライン(2015年1月15日付) 「無駄な長時間勤務」から「スマートワーク」へ 変化のカギとなるのは個人の意識改革 http://diamond.jp/articles/-/64970 日本経済新聞(2014年12月22日付) テキパキ終了 仕事の心得 トラブル備え 空き確保 依頼は文書で具体的に http://www.nikkei.com/article/DGXKZO81171930Q4A221C1EL1P01/

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    投稿日: 2015.02.17
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    いろいろ手を出しがちな自分にはぴったりの本だった。やるべきことに集中し、その際は他のことは切り捨てろと。つまり、自分の日々の選択・行動に自覚的になれということかな。 それこそが難しいんだけど。

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    投稿日: 2015.02.16
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    【ポイント】 ・エッセンシャル思考とは「より少なく、しかしより良く」 ・選ぶ力、トレードオフ(何かを選ぶことは何かを捨てること)を身につける ・じっくりと考え、情報を集める余裕・時間、情報の本質を見抜く目、遊び、睡眠、厳しい選択基準(90点以下は切り捨てる)が重要 ・編集の4つの原則「削除」「凝縮」「修正」「抑制」 ・短期間で大きな成果を上げるには、全体の進捗を邪魔しているボトルネックを発見することが鍵。本当の問題を特定し、最も効果的に処置をすることで、最小限の努力で最大の結果が得られる。(遠足、ハービーを探す) ・最小限の進歩を重ねる、早く小さく始める 【気になった小ネタ】 ・schoolはギリシャ語の「楽しみ」を意味する言葉が語源、decisionはラテン語で「切る」「殺す」という意味 ・ギリシャ語には「メタノイア」という単語がある。心の変容を表す言葉。ただ頭で考えるのではなく、心で感じること。それが人の変容をもたらす力になる。 ・古典を読むことで視野を広げる(禅、儒教、ユダヤ教、キリスト教、道教、イスラム教、モルモン教、ジェームズアレン、岏自、ソロー、アウレリウス、ウパニシャッド哲学等) ・デュアルテデザイン社はプレゼンテーションの仕事に特化してノウハウを積み上げ、世界で随一のプレゼンテーション会社になった。そのためには他のあらゆるチャンスにノーと言わなくてはならなかった。 ・カナダのリッチモンド市警は、犯罪を減らすため「犯罪を未然に防ぐ取り組み」を考えた。市民のいい行動に着目し、映画や文化施設を無料で利用できるポジティブチケットを切ることにした。地道な活動だったものの、犯罪の低下と若者たちの居場所を与えることが同時にできて一石二鳥の施策となった

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    投稿日: 2015.02.15
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    ビジネス版断捨離! エッセンシャル思考とは「あなたにとって本質的なもののみを自らが選択し、実行せよ」 「それ以外は断れ!(または優先順位を下げろ)」 「Noといえる勇気を持て」 といったメッセージと読み取りました。 そりゃそのとおりなんですが、それを実行するのがどれだけ大変なのかがポイントだと思います。 とりわけ、「あなたにとっての本質的なもの」と「仕事上必須なもの」が一致していれば問題ないと思いますが、これが一致していないときは、単なるわがままになる可能性があります。こうした方向性を合わせることも重要なポイントになってくると思います。 自分は本書で語られている「非エッセンシャル思考」で、さらにそれをほかの人にも押し付けている感は否めません(笑) 「どうすれば(全部)できるかを考えろ!」 っていつも言っていますから。 エッセンシャル思考ではそうではなく、「何に全力を注ぐか」を選択します。 読み進めていて、そうだよなって思う反面、納得できないところもあり、エッセンシャル思考を変に意識した部下がいたらいやだなぁって思うところもあります。 「それは、僕にとって本質的な仕事ではないのでお断りします」なんていってくる若造がでてきたらどうします?(笑) とはいえ、本質的なところは 本当に重要なことを見極め、それを確実に実行すること。 今を楽しみ、現在に集中すること。 自分自身で自分の人生を選択していくこと。 これはまさにそのとおり。 ということで、まずは、優先順位を意識して片付けていくところから始めます。

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    投稿日: 2015.02.14