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竜馬がゆく(一)
竜馬がゆく(一)
司馬遼太郎/文藝春秋
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総合評価

593件)
4.4
313
169
66
3
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    歴史小説を最近読むように なりましたが、とても楽しいです。 司馬遼太郎さんが描くと 風景が浮かぶように物語が進むので これから先が楽しみです。

    0
    投稿日: 2016.03.11
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    坂本竜馬ほんとかっこいい。 ひきこまれるように読めました。 長いけど、文章が平易なので、すぐ読めます。

    0
    投稿日: 2016.02.27
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    10代から20代前半の竜馬。 黒船到来の時代、剣に生きる竜馬。 お田鶴など女性も魅力的に描かれている。 桂小五郎との試合まで。

    1
    投稿日: 2016.02.23
  • まだまだ“薄ぼんやり”

    竜馬の幼少から江戸での剣術修行時代が描かれている。 世の中に攘夷の気運が起こり始めている頃だが、竜馬はまだまだ“薄ぼんやり”している。 それでも人を惹きつける魅力は天性のもので、後日「ああ、あの時の…」と関わった人々の記憶にはしっかりと残っている。 これからどんなふうに竜馬が目覚め始めるのか、次巻以降が楽しみ♪

    1
    投稿日: 2016.02.07
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    竜馬がゆく全8巻にようやく手を出す。長く積読であった。すばらしくサクサクと読み進められる。 土佐藩、父八平、兄権平、姉乙女、竜馬、お田鶴さま、江戸、寝待ノ藤兵衛、千葉道場、武市半平太、重太郎、さな子、黒船、信夫左馬之介、お冴、長州藩、桂小五郎

    0
    投稿日: 2015.12.27
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    人生で司馬遼太郎の書く坂本龍馬に会えたことの意味はすごく大きい。勿論、坂本龍馬自体すごい人だったのだろうが、司馬遼太郎によって再生された龍馬は本当に魅力あるヒーローで、感動して、影響をうけた。司馬遼太郎さん、本当にありがとう!! an38

    0
    投稿日: 2015.12.16
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    高知播磨屋橋出張の時に再読開始した。得月楼で、司牡丹飲んで、離れた部屋で芸者さんたちが播磨屋橋を唄ってたのが竜馬気分を最高潮にした。

    0
    投稿日: 2015.11.30
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    幾度か読んでますし、おーい竜馬も読んだし竜馬伝も見た。もう坂本竜馬の生涯は何度なぞったか知れないが・・・・何度読んでも「さあ、ここから竜馬の颯爽とした人生が始まるんだ」と感動してしまう。わくわくしてしまう。そんな一巻目。型破りな竜馬はやはり魅力的ですね。

    0
    投稿日: 2015.07.12
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    竜馬の生い立ち、江戸での生活から剣術でのし上がっていくところまでが描かれている。 初めて司馬遼太郎さんの小説を読んだ。 出版から40年程経っているのにも関わらず、読みやすく面白い。 竜馬のキャラクターが伝わってくる。というかこの小説でキャラクターが形作られたんだろうと思う。

    0
    投稿日: 2015.06.08
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    土佐藩の裕福な郷士次男坊が成長していく様を描かれている。坂本八平さんは、龍馬伝で児玉清さん時演じていたことを思い出し、坂本家の温かい雰囲気が感じられる。さらに坂本龍馬や桂小五郎の剣試合はなかなか面白く、当代一流の剣士であったのだなと思う。

    1
    投稿日: 2015.05.04
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    日本史をやっていない身としては幕末~明治維新は全然わからない。だからこそ8巻まで読んでみたい。 歴史物は好き。知りたい。

    0
    投稿日: 2015.05.01
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    創作も交え坂本龍馬の生涯を追った長編。江戸時代の日本は単一国家ではなく諸藩の集合体に過ぎず、西洋の脅威にさらされてもなお、藩の利益がそれぞれに追求される。その状況下で日本や日本人という概念を掲げた竜馬の異質さや先進性が、だからこそ際立つ。

    0
    投稿日: 2015.03.30
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    『竜馬がゆく』1941年 第1巻では、まだ、攘夷運動の本格的展開は見られなかった。歴史小説を読んだことのない私にとって、八相や上段、中段などといった、剣の構えを表す用語が新鮮だった。 歴史小説でありながら、ドラマ性にも溢れた長編。

    0
    投稿日: 2015.02.07
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    竜馬19歳の北辰一刀流千葉道場への江戸遊学を機に、剣術に明け暮れる青年期が描かれています。 竜馬の生涯を決定付けた黒船の来航を機に海事、勤王、攘夷、開国…様々な時勢に関心を広げ23歳で北辰一刀流免許皆伝を得て"剣客"坂本竜馬の名は広く知れ渡る。 背中に馬のたてがみの様な濃い旋毛が生えていた事から"天駆ける駿馬"に掛け龍馬と名付けられたとか…。

    0
    投稿日: 2015.01.31
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    生来人を引きつける力をもつ竜馬はそれを持っている。さらに、謙遜でもなく心から「ただの棒振り」という。そのような姿が英雄像に当てはまる。 この時点ではまだ竜馬は、これから具体的に何をやっていくか、明確には決まってないが、こういう男(=竜馬)になるっていうしっかりした人物像は、頭の中にあった。 彼の思想等がどう固まっていくのか、その変化に着目していきたい。

    0
    投稿日: 2015.01.25
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    坂本竜馬19歳から23歳。 土佐の有名な人なくらいの予備知識。本当に自分の乏しい知識が残念なのですが…そんなわたしでも十分楽しめました。予備知識がないからこそすんなり、物語に入り込めたのかもしれません。剣豪だったことも、大男だったことも初めて知りました。 桂小五郎と出会った場面で、小五郎を「偉い!」という竜馬がいいなあと思いました。爽やかで人間の大きさがわかります。 これから先が楽しみです。

    2
    投稿日: 2014.12.06
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    折角この世に生まれたからには、何か後世に残せる良いことを成し遂げたいと思うことがある、仕事でを通して誰かと何かを作り上げ、涙したり、感動したりしたいものだ。 世に生を得るは事を成すにあり。 人の一生というのは、たかが五十年そこそこである。いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。生死は自然現象だからこれを計算に入れてはいけない 心を変えろ、心を。日本を背負う気になってみろ。その気になって背負えば、日本などは軽いものだ。 おもしろき、こともなき世を、おもしろく 我死する時は命を天に返し、高き官にのぼると思いさだめて死をおそるるなかれ 衆人がみな善をするなら、おのれひとりだけは悪をしろ。逆も、またしかり。英雄とは、自分だけの道をあるくやつのことだ 先人の学問を自得する 口はかたくあること 俺は幸い、金に不自由のない家に育った、これは天の運だ。天運は人に返さねばならぬという。

    0
    投稿日: 2014.11.30
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    19歳から23歳くらいまでの竜馬の話。 故郷の土佐を離れ、江戸で剣術修行に励む日々。 剣の流儀の名前がかっこいい。 北辰一刀流、神道無念流、鏡心明智流など。 桂小五郎との出会いのシーンが好きだ。 この1巻だけでもたくさんの登場人物がいるけれど、男性の中では桂小五郎が今のところ一番好きかな。 剣が強くてクール。主役の竜馬よりも心惹かれるものがあった。 乙女、さな子、田鶴など、竜馬の周りの女性たちも魅力的だ。

    1
    投稿日: 2014.11.29
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    いわずと知れた司馬遼太郎の最高傑作。最後のクライマックスを迎えたところで、打ち震えんばかりに感動し、興奮した。 この小説(著者の徹底した取材のため、一部ノンフィクション扱いされている)は坂本竜馬の功績や魅力を余すことなく後世に伝えている。身分の低い武士だった竜馬は、早々に藩に見切りをつけ、独立して倒幕活動をすることになる。 恥ずかしいことに、本書を読むまでは坂本竜馬については、薩長同盟を結び、海援隊を作り、幕末に暗殺されたという程度の知識しかなく、彼の何がどうすごいのか全く知らなかった。 剣術の修行をするすがすがしい青年時代、船の魅力にとりつかれ私設海軍の設立に努めた二十代、民主主義に基く近代国家を作るべく大活躍した三十代。 海援隊は、貿易を主目的にした、商社のはしりだったということも今回はじめて知った。剣術の達人でありながら、竜馬は政治的な立身出世には興味はなく、貿易などの経済活動を活性化し、日本を生まれ変わらせようとした。大政奉還のアイデアは竜馬が立案したものだということも初めて知った。後に勝海舟が言うように、彼がいなかったら、現在の日本は違う形になっていたかもしれない。勝海舟との出会いも運命的であった。 彼がもし維新後まで生きていたら、どうしたであろう。もともと幕府を倒したら表舞台から引退する意向であったというが、慶喜のように余生を送ったのであろうか。 それにしても、司馬遼太郎の描く歴史上のヒーローはなんと魅力的であろうか。ただし、他の本で英雄化されている新撰組は本書を読んだら嫌いになってしまった。同じ幕末という時代をさまざまな参加者の視点から見るのは本当に興味深い。この本を読まずに死ぬ日本人は気の毒だとさえ思える。未読の人にはとにかくオススメしたい。

    2
    投稿日: 2014.11.24
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    話がわかりやすく、登場人物もみんな素敵で、楽しく読めた。 幕末に興味が持てる。 歴史上の人物に親近感を抱くことが出来た。 続きが気になる!

    0
    投稿日: 2014.11.18
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    あちこちで大絶賛されている本作を、今更ながらに体験してみる。まず、こんなに剣豪だったってことに驚いた。確かに、幕末武士の時代をのし上がったわけだから、いくら革命的頭脳の持ち主であっても、多少なり腕が立たない限り、歴史の表舞台には立てないか、と一人納得。結構な長編だけど、さすが司馬さん、読みすすめ易さと内容の深さのバランスは抜群で、読んだ感は結構充実している割に、サラッと読んでしまえる。これからの展開ももちろん楽しみです。

    0
    投稿日: 2014.11.06
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    ようやく手に取った。素直に面白い! まだ修行に明け暮れる時期の話だが、人間坂本竜馬の魅力が随所にあふれている。

    0
    投稿日: 2014.10.10
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    読み始めてしまった…。若き龍馬が江戸に上り、そして始まる風雲急の時代。だが龍馬はまだその波には乗らず、だがいつかはそれに乗ることを確信しながら、毎日を過ごす。

    0
    投稿日: 2014.10.01
  • まず、1巻

    8冊もあり読めない、と諦めないで。まず、1巻を。歴史小説であり、青春小説、どなたにもお薦めです。

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    投稿日: 2014.08.26
  • 幕末の超大作!

    「坂の上の雲」で司馬さんが好きになって読んでみました。 長いので大変でしたが、竜馬の人柄に惹かれ、司馬さんの独特な表現法にも惹かれる。 是非一度は読んでもらいたいです。

    1
    投稿日: 2014.08.21
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    竜馬が江戸へ剣術修行に来た。 桂小五郎や岩崎弥太郎も登場する。 幕末の小説は初めて読むけど、 竜馬が人に魅力に富んだ人に好かれる人物として描かれている。 スラスラ読めるので、全八巻は長くなさそうだ。

    0
    投稿日: 2014.08.09
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    理屈よりも、気分なのだ 泰平のねむりをさますじやうきせん たつた四はいで夜もねられず 相手はどれほどの腕かはわからないが、たいていはおれで間にあうだろう

    0
    投稿日: 2014.08.08
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    当方、高校で暗記物として日本史に接していた、どちらかというと歴史嫌いの者で読了しました。 読み終えてから気になり調べてみたら、話の流れは”大体は”史実に基づいているそうです。歴史自体が確実性があるものではないのは勿論のこと(見聞で話に尾ひれがついたり、死人に口なし等の事情により)、多少架空の登場人物も混ぜながらの話だそう。なので、”大体は”ということです。 なあんだ、大体か。。とお思いの方もいるかもしれません。 が! 司馬遼太郎は、かなりの参考資料を手に取り書き上げたそうです。 「ここからこの棚まで、ぜーんぶお願いします♪」 という、私たちが一生に一度言ってみたいねと言うような事を参考資料購入して手元に置いていたとか??(私が拝見したのはインターネット上の情報なので確実性はありませんが) とにかく、つまりは日本史嫌いでも十分に竜馬の人物像に魅入られ、ページをめくる手が止まらない読み物でした。 続きも読んでいきます!!

    0
    投稿日: 2014.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2014年20冊目「竜馬がゆく(1)」読了。 (私の中で)「坂の上の雲」に続く、司馬作品第2弾。司馬作品は、1度手をつけるとシリーズが長いので勇気がいる。が、今年は歴史シリーズをと決めているので、とりあえず1巻を読んでみた。 予想通り面白い。そしてやはり幕末~明治は熱い。出てくる人物すべてが大物。その中でも竜馬は大物。坂の上の雲で、 「明治もおわったあるとき、ある外務大臣の私的な宴席で、明治の人物論が出た。「人間が大きいという点では、大山巌が最大だろう」と誰かがいうと、いやおなじ薩摩人ながら西郷従道のほうが、大山の五倍も大きかった、と別のひとが言ったところ、一座のどこからも異論がでなかったという。もっともその席で、西郷隆盛を知っているひとがいて、「その従道でも、兄の隆盛にくらべると月の前の星だった」といったから、一座のひとびとは西郷隆盛という人物の巨大さを想像するのに、気が遠くなる思いがしたという。 なんて話があったが、竜馬がゆくでは、 「西郷(隆盛)自身の竜馬評を付記しておくと、―天下に有志は多く自分はたいていこれと交わっているが、度量の闊大なること、竜馬ほどの者はいまだ見たことがない。竜馬の度量の大きさは計り知れぬ」 と書いてある。 大山巌×5=西郷従道 西郷従道×(月/月の前の星)=西郷隆盛 その西郷隆盛曰く、「竜馬の度量の大きさは計り知れぬ」 もう、どれだけの度量の持ち主なんだという話…

    0
    投稿日: 2014.07.28
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    こんな有名で人気のある本なのに、ようやく取り掛かった。なんてオモシロイ!誰しもが云うように竜馬がとっても魅力的。こんな愛される人物像を書いた司馬さんはスゴイ!とことんスケールの大きい、なんかさわやかな竜馬。 この記述に魅せられたファンが多いことに大いにうなづける。長編だけど、あっというまに読めるし、先が楽しみ。

    0
    投稿日: 2014.07.04
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    40年ぶりで読み返している。まだ、幕末の血なまぐさい場面はないので、読む方も構えなくて読める。龍馬の性格が好感が持てる。龍馬がこれから何をどう感じ、行動するのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2014.07.04
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    グローバル化だからこそ日本の生い立ちを知ることは大切。本書は、かの有名な坂本龍馬の伝記。本書に影響を受けて成功した者は枚挙に遑がない。幕末は外圧を受け、保守、改革が激突する時代、今の日本とも重なります。強烈な差別社会の枠組や自分の限界を超え、夢を実現させた竜馬。本書は諸君ら人生の羅針盤になるだろう。 *推薦者(工教)K.O *所蔵情報 https://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00084681&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

    0
    投稿日: 2014.06.16
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    http://hinbeee.blog31.fc2.com/blog-entry-1541.html

    0
    投稿日: 2014.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    乙女さんかっこいいいなぁ……。私もあんなお姉さんが欲しい。冴に男女の事を教わらない、色恋に初心な竜馬が新鮮。個人的には男女関係なく上手くやれる人というイメージがあったので。新選組の近藤さんとはまた違ったタイプの「男が惚れるおとこ」だと思った。

    0
    投稿日: 2014.06.09
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    数年に一度は読む竜馬がゆく。 人生のバイブルになっている。 一巻は竜馬の修業時代の話。 よく竜馬がゆくは史実じゃないと批判されるが、坂本龍馬の人生をよりわかりやすくデフォルメしているだけで、竜馬が成し遂げたことをわかりやすく解説する入門本だ。 一巻は特にオリジナルの竜馬像だが、それが却って竜馬に親近感を持たせる効果がある。

    0
    投稿日: 2014.06.09
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    竜馬については歴史の授業程度の知識。想像していた人物と違いました。 恋愛、桂小五郎との出会いが面白かったです。続きが楽しみ。

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    投稿日: 2014.06.07
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    坂本竜馬という人に惚れ込むシリーズの一作目。 運命を切り拓くことの意味を考えさせられる作品でもある。

    0
    投稿日: 2014.04.27
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    35歳にして初めて司馬遼太郎の作品を読みました。数年前の大河ドラマの印象が強く、どの登場人物も大河の配役の方が浮かんでしまいますが、特に違和感がなく、なぜか、当時のドラマが良かったんだと感じてしまいました。 第一巻から竜馬の魅力が随所に出ていて、惹きこまれるようにあっという間に読んでしまいました。 まだまだ、世の中の動きを知らず、知る立場にもなく、ただただ強くなろうとして、そして強くなっていく姿に爽やかさを感じました。

    0
    投稿日: 2014.03.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったので遅読の私にしては早めに読了。途中の説明が細かく入るのも置いてけぼりにならなくていいなあと思った。 色々突っ込んだり笑ったりと大変楽しませて頂いたのだけど、中でも桂さんとのコントの様な掛け合いが個人的にはお気に入りです。 あと、冴の最期が呆気なさ過ぎてポカーンとはなった。最初、さな子のライバル的大人の女ポジかと思っていたんだけど、肝心の竜さんの筆おろしは別の女だったし…と思ってたら逝ってしまったしね…。 最初から最後まで疾走感のある1巻でした。ああ、忙しなかった。

    0
    投稿日: 2014.02.19
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    読了。今まで司馬遼太郎氏の作品は読まず嫌いであったが、読んでこなかったことを後悔。とても面白い。それにしてもお田鶴さまには竜馬でなくとも敵わないな。

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    投稿日: 2014.02.12
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    2014/1/25読了。 竜馬の人柄が素敵。 そして司馬遼太郎の文才。 人を惹き付ける文章がすごい。 歴史の勉強にもなるといいな。

    0
    投稿日: 2014.01.27
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    竜馬が剣術修行に土佐から江戸に行き、何やら大会で桂小五郎に勝って優勝するまで。武市半平太もそうだけど、維新の志士達が物理的にも強かったというのに改めて感心する。あと、若いころ苦手だった司馬遼太郎、意外にするする読めた。歳取って改めて読んでみると違うもんだ。

    0
    投稿日: 2014.01.06
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    この作品での龍馬は、どこか飄々とした蒼天のような印象を受けます。 また、どこかとらえどころがなく、周りからは何を考えているのかよくわからない感じ。 しかし、その胸の奥では、常に日本のあるべき未来を思い描いている。 その龍馬の描いてた未来が、今現在の社会の在り方に通じているというのが、非常に驚きました。 今では当たり前な「人間皆平等」というのも、江戸時代では非常識な思想です。 それをいち早く考え、そのために倒幕をしようとする龍馬の志は本当に素晴らしいです。 龍馬最大の功績は、やはり薩長同盟と大政奉還です。 この小説でも、当然そこでの活躍がありありと描かれています。 薩長同盟で見せた龍馬の怒り、大政奉還で見せた龍馬の涙。 どちらにも、龍馬の倒幕、日本の未来への想いが現れています。 そして、大政奉還の功績は土佐藩の高官に譲り、その後は一線から退こうとするその姿勢も、当時の時代背景から考えたら真似できる物ではありません。 龍馬については、今までは歴史の教科書に載っているような事しか知りませんでした。 それは龍馬のほんの一側面でしかありませんでした。 龍馬が何故こんなにも万人に愛されるのか、この小説を読んで本当に分かりました。 マジでカッコ良すぎます。 日本史史上、いや世界史史上でも指折りの傑物ではないでしょうか

    0
    投稿日: 2014.01.03
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    時代モノが苦手だったけど、友人から借りて読みました。まぁまぁおもしろかったし、この時代が好きなひとにはかなりおもしろいとは思うけど、いかんせん幕末に興味がないので☆三つまで。司馬遼太郎さんに非はなく、ひとえに私の好みの問題。

    0
    投稿日: 2013.12.07
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    やっぱり文体が読みやすいわー。内容はまだ始まったばかりなので、これからですね。竜馬の成り立ち説明ですね。

    0
    投稿日: 2013.10.29
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    2013年10月20日 竜馬が土佐を出て江戸で修業中の話!コンサルタントの先生から是非読んでおいて欲しいと勧められた一冊を一年越しで読み始めました!

    0
    投稿日: 2013.10.20
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    学生時代に実家にあったので、読んでみようと思ったのですが、 その時は気持ちが進まず、ちょうど100ページで 読むのをやめてしまったことだけ 記憶に強い本でした。 今回は、読むタイミングが良かったのかもしれません。 物語に引き込まれはじめています。 「恥といふことをうち捨てて世のことは成る可し」 という、竜馬語録にははっとさせられました。 先日、似たようなことを発言していたからです。 やはり、周囲の人への恥の思いを打ち捨てて、 大きな目標に立ち向かいたいものです。 若い頃は、そんな竜馬の気持ちに、対峙できなかったのかな、 と思います。 20歳の竜馬に、今ようやく向き合えそうな予感がしています。

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    投稿日: 2013.10.13
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    最高の一言。だいぶこの本からは刺激を受けました。彼のように生きて行きたいと思える程でした。最もお勧めする本です。

    0
    投稿日: 2013.09.27
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    あまり竜馬について知らなかったので、人物像のイメージを掴むのに役立ちました。またキャラが立ってて印象に残る。

    0
    投稿日: 2013.09.23
  • 竜馬のイメージは、この本一冊でできあがった

    坂本竜馬を今に受け継がれる魅力的な人物に仕上げたのは、司馬遼太郎の功績と言われています。連載開始から50年を経てなお、それが変わっていないことを考えると、『竜馬がゆく』のすごさを改めて感じます。自分の仕事や成し遂げたことを竜馬は自慢気に語ることをせず、常に次へと向かっていった竜馬。凝り固まった思想や主義に取り憑かれずに、人々を受け入れ、繋ぎ、時代を進めた男。司馬遼太郎は、「書いているうちに竜馬を好きになってしまった」そうです。読後、必ずその言葉に頷かざるをえません!(スタッフI)

    4
    投稿日: 2013.09.20
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    幕末の偉人、坂本龍馬の小説。 正直何をやった人なのかあまりわからない状況で読み始めた。 まだ、竜馬は何者でもないわけだが、時代の方が先にくるくると回りり始めている。

    1
    投稿日: 2013.09.18
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    この本の評判の良さを聞き、普段歴史小説は全く読まなかったが、読んでみた。慣れない言葉に戸惑いながら何とか読破したが、内容がしっかり頭に入ったのか疑問符がつく。龍馬の普通の人とは違うオーラのようなものは感じることことができたのでそれは良かったのかなと思った。

    0
    投稿日: 2013.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

     前からずっと読んでみたかった話をようやく読む事ができました。  この話は坂本竜馬が生まれてから、東京に出て、道場でしていた生活を描いてました。  なんと言うか……竜馬は本当に無骨な無粋な男で、とりあえず強くはあったけで、色気も素っ気もない男だったんだろうな……というのは、読んでてすごく思いました。  後、竜馬をメインにその頃の若手志士たちを描いている話なので、その他のキャラクターが本当にこんな性格をしていたのかどうかは脇に置いておいて、とても生き生きしているのがいいですよね。  そして何よりも、意外と他の志士たちと会ってるんですよね。  まあ、意志を同じくするものが集まっても当たり前、と言えば当たり前だとは思うんですけどね。  この時代は武士が集まる道場があって、名の知れた道場には、同じく名の知れた人間たちが集まってくる。  竜馬も決して、名の知れなかった人ではないとは思うので、結局はそこに落ち着いた。  ただ、そこに落ち着くまでにはいろんな誘惑もあったような気がするんですが、その誘惑に上手く答えられないままに大人になってしまう……  すごくらしい気がして、失礼ながらちょっとだけ笑ってしまいます。  そんな感じの長編ですが、コツコツ読みたいと思います。  少し前の文体だとは思いますが、読みにくさはあまりありません。

    1
    投稿日: 2013.09.02
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    司馬遼の代表作品ですが、初めて読みました。若き日の竜馬が千葉道場で若大勝・重太郎を超える剣士になり、桂小五郎と出合う時代の荒削りな魅力が余すところなく出てきます。家老の娘・田鶴、千葉重太郎の妹さえ子とのロマンスも楽しく、盗賊・藤兵衛を手下にして旅をするなど、やはり人気になるだけのエンターテインメント性があります。

    0
    投稿日: 2013.08.16
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    坂本竜馬のような豪快な男になりたいと思う。明るくて、うぶで、大雑把だが素直で、人を惹きつける魅力がある。

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    投稿日: 2013.08.11
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    龍馬伝のころに読まなければと思いつつやっと^^; 1巻は龍馬が江戸へ剣術修行へ行っているころの話。すこーし余談として会津が出てきたりして(後の誰々・・とか興味深い)ちょうど八重の桜にはまっているのでそれも楽しみながら。

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    投稿日: 2013.08.01
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    面白かったが世間で絶賛されているほどでもなかったかなー。このへんの歴史はだいたい覚えているのでさくさく読み進められた。実際に見たこともないのに目つきや体型などを写実的に表現する手法は凄いなと司馬遼太郎の小説を読んでいるといつも思う。

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    投稿日: 2013.07.31
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    面白い! わくわくが止まらない。 全8巻とか長いな…とか思ってたけどあっとゆう間に全部読んでしまいそう。

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    投稿日: 2013.07.21
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    まだ読んでなかったのかといわれそうですが(レビュー書いてるのがほとんどそうかも)、ようやく読み始めました; 富士はふしぎな色をしていた。峰の雪が夕方の光をあびて真赤にそまっているくせに、すそはかぜにも堪えぬほどに軽い藍色の紗をひいているようであった。 「藤兵衛、この景色を見ろ」 「へい」 藤兵衛はつまらなそうにまわりをみた。二十年来、この海道を何度も往復している寝待ノ藤兵衛にとって、この展望はめずらしくもなんともない。 (中略) 「旦那は、この眺望をみて、なにをお思いになりました」 「日本一の男になりたいと思った」 「旦那」 と藤兵衛はむくれて、 「それは気のせいでございますよ」 「あたりまえだ。正気で思うものか。坂をおりればすっかり忘れているにちがいないが、しかし一瞬でもこの絶景をみて心のうちがわくわくする人間と、そうでない人間とはちがう」 「豊臣秀吉も徳川家康も、だまっていてもどこか愛嬌のある男だった。明智光秀は智謀こそそのふたりよりすぐれていたかもしれないが、人に慕い寄られる愛嬌がなかったために天下をとれなかった。英雄とは、そうしたものだ。たとえ悪事を働いても、それがかえって愛嬌に受けとられ、ますます人気の立つ男が、英雄というものだ。竜馬にはそういうところがある。ああいう男と喧嘩するのは、するほうが馬鹿だし、仕損さ」

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    投稿日: 2013.06.28
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    「徳川慶喜」「酔って候」を読んだ際、ちらちらと垣間見える竜馬がとてもかっこよく、彼を主人公とした本書をぜひ読みたいと思っていた。 「坂の上の雲」を途中で挫折した経験があったので、読み進められるか自信がなかったが、本書はすいすい読めた。 竜馬は、なぜか自然と人を惹きつける。 ユーモアがある。 余裕がある。 人を地位や身分で判断しない。 他人を思いやる優しさをもっている。(恩着せがましくない) こうした人柄に加え、確かな剣の腕があったということが、彼の土台となっていたのではないかと思う。剣の訓練によって、自制心や、他人を敬う心が備わったのではないか。

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    投稿日: 2013.06.03
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    昨日、全巻読み終わりました。本当に面白かった!!大河ドラマも面白かったですが、この本の比になりません。 私がこの本を読みはじめて思ったのが、今まで受けてきた歴史の授業は何だったのかと言うことです。ただ年号と事柄を覚えるだけの授業を受けてきた私にとってはとても衝撃的でした。 歴史を学ぶ一つの大きな意義は、これまでにどのような人が、なにを考えて、どのように生きたかを学び、そこから自分の価値観や行動哲学について考えることだと思います。 この本を読むと、歴史の授業で聞いたことあるなぁ程度だった言葉たちが、龍馬やその周囲の苦悩や喜びと一緒に、まるで自分も一緒にその場にいたかのような鮮明な印象をもって頭に残ります。この本の中の龍馬は、躍動感があり一緒に行動しているかのような錯覚に落ちいるほどです。7巻の読んでいる途中で抑えられなくなり、長崎へ龍馬を求めて数日間の旅行に行きました。長崎で龍馬や志士たちの軌跡に触れると、続きが何倍も面白く読めました。幕末の風雲の中で生きた龍馬の生き様から人生の教訓として得られるものが多く非常に良い作品でした。これだけの考察をした筆者に感服しました。

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    投稿日: 2013.05.13
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    さすがの司馬遼太郎でした。 項羽と劉邦以来の長編小説でしたが、毎日の通勤時間に幕末にタイムスリップして、何度もあやうく乗り過ごしそうになりました。 これを読むと、竜馬はそれなりにやりきって殺されたのかと思ったけど、よくよく考えると、「やらなきゃいけないこと」をやって、「やりたいこと」は全うできなかったんだということが分かった。薩長連合、大政奉還は、日本のために彼が「やらなきゃいけないこと」と考えていたことであり、彼が「やりたいこと」はその後の世界をまたにかけた貿易だったのかと。もちろん、海援隊でそれなりにやってきたし、そもそも歴史小説なので実際の龍馬の想いは知るよしもないが。 ここ最近、幕末のように不安定のため、龍馬になりたがる人が非常に多いと思うが、彼ほどの大局観を持って人がどれだけいるか。 それともう1点、彼の時代の一番の課題は「日本という国の存続」だった。今の最大の課題は「少子化」である。子どもも作らずに龍馬もどきに駆けまわる人たちは、国の課題を見間違えているのではないかと思う。

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    投稿日: 2013.05.06
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    乙女、さな子、千葉重太郎、岡田以蔵、武市半平太、岩崎弥太郎。 黒船の来航と人たらし・竜馬に巻き込まれていく人々。

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    投稿日: 2013.04.20
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    わくわくしたい。気がつく人でありたい。 P77 「~~坂をおりればすっかり忘れているにちがいないが、 しかし一瞬でもこの絶景をみて心のうちがわくわくする人間と、 そうでない人間とはちがう」 この違いは、大きい。わくわくがあるからこれほど時代を前に進めたのだろう。

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    投稿日: 2013.04.16
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    燃えよ剣で感銘を受けて、司馬作品2作目。 前書同様、あまりにも有名な本作は、その評価通りとても面白い内容だった。 言わずと知れた、坂本龍馬の生涯を司馬目線で書いたこの本は男であれば一度は目を通しておきたいと感じる良作であった。 この素晴らしい小説の内容は、私が書くまでもないが、 この小説の中には随所に心に残るフレーズが記されている。 「おなじ内容の言葉をしゃべっても、その人物の口から出るとまるで魅力がちがってしまうことがある。それが人物の尺度なのだ」 「男子、よき友は拝跪してでも求めねばならない」 「学問も大事だが、知ってかつ実行するのが男子の道である男子たる者は、自分の人生を一遍の詩にすることが大事だ。」 「男子は好悪のことをいうべきではない」 「男には農夫型と猟師型がある」 早く全巻読みたいと感じるこの小説は、きっとこれからもいつも私の中に生き続けるような気がしている。

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    投稿日: 2013.04.02
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    坂本竜馬が江戸へ剣術留学し,桂小五郎との出会い,試合までを描いた作品. 桂小五郎は意識下でメタ認知している人間 坂本竜馬は無意識下でメタ認知している人間 この二人の活躍によって日本は開国に前進した 今の日本は欧米,東南アジアを中心とした新興国から大きく後れを取っている印象がある 日本がもう一度世界に存在感を示すためには今一度開国する必要があると考えている 今こそ竜馬や小五郎のような人間が必要なのではないか

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    投稿日: 2013.03.15
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    33(衆人がみな善をするなら、おのれひとりだけは悪をしろ。逆も、またしかり。英雄とは、自分だけの道をあるくやつのこのだ) 205 「(…)なるほど外夷が来るような時代になると、長州も土州もない。いまにそういう時代がくる。きっと天下に風雲がまきおこるだろう。そのとき頼むべきは、よき友だけだ。男子、よきともは拝跪してでも求めねばならない」

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    投稿日: 2013.02.28
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    2.13.2.19 読了 日本維新史の奇蹟といわれえる竜馬。 彼の一生はそのまま日本の維新史ともいえる。 幕末に生きた武士たちは、 それぞれ彼らの信念に強く生き、 美しく果てて行った。 武士の生き様、 男の生き様の描き方はやはり見事。 脚色があるとはいえ、 事実は小説よりも奇なりということを強く思う。 坂本龍馬、西郷隆盛、桂小五郎、岩倉具視、 中岡慎之介、等々 名前を残した人たちはみな、 当時代の一級の人物であった。 人物である、つまりオーラが違うのだ。 永遠のテーマである。 「世に生を得るは事を成すにあり」  - 坂本龍馬 第5巻・P272 「命も要らず、名も要らず、地位も金も要らぬ人は、始末に困るものなり。  この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬものなり」  - 西郷隆盛 第5巻・P272 「気の弱きは善多く、気の強きは悪多し」  - 坂本龍馬 第5巻・P277 「大奸智にして無欲の人を」  - 坂本龍馬 第5巻・P277 「おれの足が半日早ければそのぶんだけ日本は救われる、という気になってきた。」  - 坂本龍馬 第5巻・P74 「ひろい日本に、おれだけしか天下の騒乱をおさめる者はいない、という気になっている。」  - 坂本龍馬 第5巻・P74 「天下を自分一人で救う、という神懸りの気迫をもたねば薩長の連合はしがたい。  おなじひと言をいっても、相手をうつ迫力がちがうだろう。」  - 第5巻・P74 「苦手でもやれ。あとあと、お前の名論卓説に千鈞の重みがつく。  口先の才子ではない、と人は思う。人がそう思えば仕事もやりやすくなる。  思わぬ大仕事ができるというものだ。」  - 坂本龍馬 第6巻・P182  〔説明〕   亀山社中・近藤長次郎に、第二次長州征伐へ長州側として参戦を命じた際、    長次郎の「私は戦争は好みません。苦手は苦手です」との発言に対して。 「惜しいほどの自分か?」   - 坂本龍馬 第6巻・P183  〔説明〕   近藤長次郎「しかし死ぬのは、まだ惜しいです」との発言に対して 「どんなくだらぬ事でも死ねるという自信があってこそ、大事を成し遂げられるというものだ。」  - 坂本龍馬 第6巻・P183 「業なかばで倒れても良い。その時は目標の方向に向かい、その姿勢で倒れよ」  - 坂本龍馬 第6巻・P185 「百才あって一誠なし」  - 第7巻・P17  〔説明〕   後世、某人が徳川慶喜の性格を評して。   権謀家ではあるが、ころころと変転し、変転したからには再転しない。   しかも、変転の理由を稀代の弁才によって理由付け、ついには正当化してしまう。 「男子は決して困った、という言葉を吐くな。  どんな事でも周到に考えぬいたすえに行動し、困らぬようにしておく。  それでもなおかつ窮地に陥った場合でも、困った、とは言わない。」  - 高杉晋作 第7巻・P74 「困った、といったとたん、人間は知恵も分別も出ないようになってしまう。  そうなれば窮地が死地になる。活路が見出されなくなる。  人間、窮地に陥るのはよい。意外な方向に活路が見出せるからだ。  しかし死地におちいればそれでおしまいだ。」  - 高杉晋作 第7巻・P74 「世の中の動きというものはな、筒井順慶(洞ヶ峠)できまるものだぞ。  時勢の歴史もそうだ。新旧はげしく勝負をする。いずれかが勝つ。  勝ったほうに、おおぜいの筒井順慶がなだれを打って加盟し、世の勢いというものが  滔々として出来あがってゆくのだ。筒井順慶は馬鹿にならん。」  - 坂本龍馬 第7巻・P88  〔説明〕   第二次征長が長州藩の大勝利に終わったこと見て土佐藩庁(藩主、上層部)が、   その方針を親・長州(尊皇、倒幕)に転向しつつあることについて、   亀山社中・中島作太郎が「洞ヶ峠の筒井」と非難したことに対して。   「『・・・しかない』というものは世の中にはない。 人よりも一尺高いところから物事を見れば、道は常に幾通りもある。」  - 坂本龍馬 第8巻・P26 「仕事というものは、全部をやってはいけない。八分まででいい。  八分までが困難の道である。あとの二分は誰にでもできる。  その二分は人にやらせてしまって完成の功を譲ってしまう。  そうでなければ大事業というものはできない。」  - 坂本龍馬 第8巻・P331 「奇策とは百に一つも用うべきではない。  九十九まで正攻法で押し、あとの一つで奇策を用いれば見事に効く。  奇策はそういう種類のものである。真の奇策縦横の士とはそういう男を言うのだ。」 「相手を説得する場合、激しい言葉を使ってはならぬ。  結局は恨まれるだけで物事が成就できない。」 「議論などは、よほど重要な時でない限り、してはならぬ、と自分に言い聞かせている。  もし、議論に勝ったにせよ、相手の名誉を奪うだけのことである。」 「世の中の人は何とでも言え、我がなす事は我のみぞ知る。」 「志を持って天下に働きかけようとするほどの者は、  自分の死骸が溝っぷちに捨てられている情景をつねに覚悟せよ。  勇気ある者は自分の首が無くなっている情景をつねに忘れるな。  そうでなければ、男子の自由は得られん。」 「おれの足が半日早ければそのぶんだけ日本は救われる、という気になってきた。  ひろい日本に、おれだけしか天下の騒乱をおさめる者はいない、という気になっている。」 「人の一生というのは、たがたが五十年そこそこである。  いったん志を抱けば、この志に向かって事が進捗するような手段のみをとり、  いやしくも弱気を発しては いけない。  たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。  生死は自然現象だからこれを計算に入れてはいけない。」

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    投稿日: 2013.02.20
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    以前から興味があったけど、全8巻ということでなかなか手を出しずらかったですが、覚悟を決めて読み始めました。 司馬遼太郎の作品はどれも面白いですが、時代ものをあまり読まない私としては多少とっつきにく印象がありました。 しかし、読み始めてみると他の作品より読みやすく、すらすらといけてしまいます。これなら途中であきずに最後までいけそう。

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    投稿日: 2013.02.17
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    若き日の、司馬イズム。 初めて読んだのは高校生?再読してもその気持ちはあせないのが私の中の司馬イズムなのかもしれない。 優れた小説には、流れがある。 もっとすんごい小説には、作者の痕跡がある。 さらには最高の小説には想いがあり、それが幸運な独り歩きをすると、イズムが生まれる。 その稀有な作品が、司馬遼太郎作・竜馬がゆく。 坂本竜馬という名前を知らない日本人はいまい。土佐藩を脱藩し、貿易や政治に深く関心を寄せ、幕末に志士として活躍。海援隊の設立、薩長連合への貢献、大政奉還への尽力。暗殺された非運の最後もあいまって、国民的人気の英雄である。 ノンフィクションの人物伝であれば通常は、人物のあり方や生き様がそのまま忠実に映し出されるものである。照準を絞り、一人の生き様をぎりりぎりりと凝縮して、出来るだけ正確にしかしながら濃い成果物に落としこむ作業は、さながら精緻な箱庭製作にも似る。 ところがこれが小説である場合、その構成は著しく異なる。1+1=2でなければならない質量保存の科学の世界を飛び越えて、作者の想いというフィルターを通じて作品は整理され、一部は切り捨てられ一部は増幅する。 写楽の絵を見て人物画であることに疑いをはさむものはいなかろうが、しかしそれが厳密に正確かといえば、模写ではなくデフォルメという表現になるだろう。が、ごとしである。 作者の想いは溢れ、こちらの世界にまで流れ込んでくる。きっかけは作者と主人公の年代が近かったからかもしれないし、境遇が同じだったからかもしれない。作者が転機を迎えていたからかもしれない。様々な要因がクロスし想いが完全にシンクロした時、作品は増幅し、読者と共鳴する。   幸運な、と書いたのはそのままの意味である。司馬遼太郎氏が竜馬がゆくを上梓したのは1963年、氏が40歳の時である。決して若くはないものの、氏が小説を書きはじめてからはわずか10年目、専業作家になろうと決意した61年からわずか5年目の作品なのは注目に値する。その作風には晩年の氏の作品にある熟練と落ち着きの代わりに、書けることへの喜びと情熱、伸びしろと勢いがある。そのみずみずしくも鮮烈な情熱が増幅し、いわゆる高度成長期の時代と共鳴したのだ。   そうして私は夢想する。もしも晩年の司馬遼太郎氏がもう一度筆を取り、竜馬を書いたらどうなっていたのかを。 そうしてさらに私は妄想する。いつか私が筆をとることがもしもあったとしたならば、私の中の私と登場人物がシンクロし、それはどんな成果物であろうかと。(あ、これは、ないか)

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    投稿日: 2013.02.17
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    司馬作品は今までもいくつか読んでたのに、何故か有名なこの作品は読んでなかった。というわけで、30代になって初めて読んだ。後悔した。今まで読んでなかったことに。もっと早く読むべきだった。 竜馬に日本人の皆が魅了されるのが分かる気がする。既成概念に囚われない、自由な発想、そしてそれを実現させるための行動力。見習うべき点が多い。 絶対に読むべき本。

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    投稿日: 2013.01.31
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    時代小説のわりに読みやすい。時々作者が出てきて、時代背景や人物の生い立ちを説明し、時空を超越した俯瞰的に書かれているからだろう。 坂本竜馬が活躍し始め、世の中が混沌としてくる黒船当時の情景がよくわかる。

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    投稿日: 2013.01.31
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    いつかは読もうと青年の頃から 思っていた作品。 若かりし頃に読んでいたら、 人生が変わっていたかも知れないのに・・・。 ペリー来航から明治維新に至る世相が 手に取る様に分かる。

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    投稿日: 2013.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1/4〜1/15で読了。 面白かった〜 とりあえず、暇なときにレビューをば。 *** 20代前半に、かなり竜馬にハマっていたネット友達がいて… その勢いに押され1巻読んだのですが… ブックオフの100棚で購入したため、 臭くてですね(古書臭?我慢出来るのもあるけどあれは一番酷かった…100本は入念にチェックしなければと思った、昔は金欠てのも痛いなと) それで断念したってのも あります。 その頃は、新選組にハマってまして、 土方歳三の「燃えよ、剣」はかなり熱中して 読みました。 しかし、竜馬はあのときは、そこまで ハマらず終わってしまった。↑の理由もあるのですが… 再読のきっかけは乙女ゲームww きっかけは何でも良いのです。 やはり、龍馬という人物像を好きになりましたので、 スラスラと読めました。 キャラにハマらないと駄目な人間なんだなと改めて。 昔は龍馬より土方さん(or沖田さんだったんだな) 漫画の影響もありますね。 小さい頃に見たアニメ「お〜い!竜馬」なんて すっかり忘れてましたし。 しかし思い出してみると、すごい好きだった思い出が… またアニメも見たくなりました。 とりあえず、漫画版のレビューにも書いたのに、また 書いてしまった。。

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    投稿日: 2013.01.15
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    何度読み返したか分かりません。 青春小説としても、歴史小説としても、ビジネス書としても一級品です。 ・議論で相手を最後まで打ち負かしても、恨みが残るだけ。 ・感情で握手出来ないのなら、利の面から握手させる。 ・仲間が熱狂的になっている中で、ひとり醒めていたとしても、時期が来るまでは一緒に酔っているフリをする。 ・相手の気を抜く。 ・苦手なことは信頼して人に任せる。 などなど、多くのことを学べます。 大政奉還を決断した、徳川慶喜の為に涙し、一命を賭けて守ると誓うくだりに、感銘を受けました。

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    投稿日: 2013.01.05
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    大学生のときに連日徹夜して読んだ。 文字通り、寝る間を惜しんで読んだ。 夢とか、志とか、目標とか、 そういうのを持って生きる人は強いと思った。

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    投稿日: 2013.01.05
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    時代背景と、龍馬をはじめとする登場人物の成り立ちや人となりがわかりやすく描かれていて、面白い。飽きない。 個人的には、三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎が登場してテンションあがった。早く続きが読みたい。

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    投稿日: 2012.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めて読んだ司馬遼太郎作品。 江戸~明治を竜馬を中心とした若き傑物たちが動かしていく。 朧気にしか知らない歴史上の人物がや躍動し果てていく。 若い頃に読んでたら日本史がもっと好きになったかもしれないし、自分の人生観を左右したかもしれない。 2013 5/10 ☆4から☆3に変更。 小説としてエンタメかというと、個人的にはそうは感じなかったかなと。

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    投稿日: 2012.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    竜馬がイキイキと描かれている。 生まれた時から天才なのかと想像していましたが、 意外にも非常に劣等感が強かったと書かれており、 自分と重ね合わせることができました。 とにかく、人物、キャラクターがユーモアであふれ愛嬌があり、 誰にでも愛される。 羨ましい。

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    投稿日: 2012.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めて読む司馬遼太郎の作品にして、初めての歴史小説。 坂本竜馬の人柄と人付き合いから、やはりと思わせる点あり、意外な点もあり、読んでいてその人に少し触れられた心地がしました。 子ども時代から、大物と思わせる様相があったのかと思えば、実際にあったのは純真な心と愛嬌で、国を変えるという発想はもともとはなかったことに今更ながら驚きました。 お田鶴から倒幕の話がでた時は竜馬自身があっけにとられていたのが印象的でした。 続く巻でどのように竜馬が国に関わっていくのか読むのが楽しみになりました。

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    投稿日: 2012.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    20数年ぶりに読んでます。孫正義の愛読書を。 第3巻より引用。孫正義も同じ事言ってますね。 ・世に生を得るは事を成すにあり ・人の一生というのは、たかが50年そこそこである。いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。

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    投稿日: 2012.09.05
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    NHKの「篤姫」を見終わって、急に坂本竜馬のことが知りたくなって、珍しく小説を読みました。司馬遼太郎は「国盗り物語」以来かも・・。 8巻もあるのですが、通勤途中に回りの声が聞こえなくなるくらい夢中になって読みました。大政奉還が成るところではマジで感動して電車の中だったのですが涙目になってしまいました。 私が一番気に入ったのは第8巻「近江路」にある次の竜馬の台詞です。 「仕事というものは、全部をやってはいけない。八分まででいい。八分までが困難の道である。あとの二分はたれでも出来る。その二分は人にやらせて完成の功を譲ってしまう。それでなければ大事業というものはできない。」 私は何かというと人に恩を着せたいタイプで「私がやった」「私のおかげで」ということをみんなに覚えていて欲しいと思う人なので、この言葉は肝に銘じたいなぁ~と感じました。 books121

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    投稿日: 2012.08.14
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    これは日本の大学一年のときに読んだ僕の人生を変えた本です。当時大学生活になじめず、 人生のどん底であったのですが、留学しようと決意させてくれました。この本を読んで思ったのは 坂本竜馬の先見の明と進取の精神に深く感動したんですよ。 当時閉塞感ただよう世の中、自分のふがいなさと決別するために。 さらに日本という国から一歩外に出ることで何か気付くだろうと思ったし、 これからグローバル化が進んでいく中で英語は必須だと思ったんです。 この本を読むと日本のために何かやろうという気持ちあるいは、新しいことをやりたいという気持ちが 非常に強くなります。そういう意味で最良の自己啓発本です。

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    投稿日: 2012.08.08
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    ホントのところは知らないけど、面白かった。 自分の出世や藩の将来を考えるのではなく、日本のことを考え、他の志士が思いもつかないような思想、行動を貫いていく。 登場人物かっこよすぎるからねー 現実に好きな人ができないわけだ!笑

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    投稿日: 2012.08.05
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    司馬遼太郎はえらい作家だ。 学校の勉強でも歴史が苦手だったので、なんとなく時代小説を避けてきたきらいがあったが、なぜもっと早く読まなかったのだろうかと後悔するほどの作品だ。 司馬遼太郎の史実に関する知識の豊富さもさることながら、なんといっても各々の登場人物の個性がいきいきと描かれている点には、感服するばかり。まるでいまも坂本竜馬は生きているのではないかと思うほど、その人間性が如実に語られるのである。 シリーズ文庫全8巻、間違いなく読むことになろう。

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    投稿日: 2012.07.29
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    長すぎて途中で「・・・?こいつ誰だっけ」・・・ってなる。戻って確認しようにも何巻に登場したかもわからず。

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    投稿日: 2012.07.04
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    語り口調で話が進むので歴史小説初心者の私にも読みやすい。明瞭で合理的な文章が竜馬を爽やかに描き出している。この人の書く武智半平太の最後ってどんなんだろ、今から楽しみ。

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    投稿日: 2012.06.24
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    学生の頃、漫画「お~い!竜馬」が好きだったので、これもいつか読みたい、読まなくては、とずっと思いつつ、中々手が出なかった (長いしw) 作品。あれから大分経って、ふと一念発起して(?)読み始めました。 のめり込み度は、申し訳ないのですが漫画の方が圧倒的に上でしたw 作品は、そりゃもう素晴らしかったです♪

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    投稿日: 2012.06.08
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    【読書その76】最近、NHKの大河ドラマの龍馬伝のDVDにはまっている。そこで単純な私は司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。いつか読んでみたいと思っていたが、30歳になって初めて読むということで遅ればせながらだが、いい機会なので手に取ってみた。大河ドラマと並行して見ているのもあり、人を惹きつける魅力があり、女性にモテモテの龍馬や、不器用な武市半平太の姿など、非常に面白かった。個人的には、武市半平太の不器用な姿、龍馬への温かいまなざし、愛妻家の一面など、非常に魅かれるものがあった。1巻では土佐勤王党の結成ぐらいまでで、これか竜馬は激動の時代の流れに入りこむ。龍馬伝のDVD含め、楽しみ楽しみ。はまりそう。

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    投稿日: 2012.05.26
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    大河ドラマの龍馬伝にのめり込み、一度読みかけたものの、妊婦になって挫折してから二年。また手にとってみました。 坂本龍馬が今そこにいるような、臨場感あふれる描写、そしてなんといっても、魅力的すぎる司馬遼太郎の坂本龍馬像。 八巻まで読み切るのが楽しみです!

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    投稿日: 2012.04.26
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    中学生の頃、友達と竜馬ファンクラブを立ち上げたくらい竜馬大好き人間です。よく覚えていないけど、会長が高知出身で学校の理事長の孫だったことと、提案者だったのに何故かお茶汲みという役職を頂戴したことは覚えている(笑)。 この作品読んでて何だか文章に力が入ってる気がしたので、司馬さんも竜馬大好きなんだろうなと思った。 個人的には「お~い竜馬」の竜馬像の方が好き。

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    投稿日: 2012.04.21
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    小説における生き方の教科書、とも思える本  読むとすぐに竜馬のファンになってしまうくらい惹きつけられる魅力があります。その魅力をひとつひとつ分析していくと、日々の生活のなかで何が大切なのか、何かを成し遂げるための本質を見抜く視点や行動力を養えるように思います。  からっとしているが情に熱く、何もかも許容してしまうような器をもつ、司馬遼太郎の描く竜馬に聡明な勇気をもらえます。  薩摩と長州が手を握るために、主義ではなく実利をもってする、というのは本質を捉えているし、個々の藩の為ではなく日本全体の事を考えきるという事は、その時代ではとても想像できない飛躍した発想を竜馬は持っていたことがわかります。  特に薩長同盟のくだりは、司馬遼太郎が数年考え続けたと書かれており、幕府や朝廷にいじめ抜かれた長州を想い、竜馬が西郷隆盛に言った一言には本当に感動しました。  出会えてよかったと本当に心から思った、大事な小説です。

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    投稿日: 2012.04.08
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     一昨年、大河ドラマが放映されることを知ったとき、竜馬関連の本でも読もうかと、書棚の隅にあったこちらの作品を再び読むことにしました。  事実に肉付けされた小説ですが、大変おもしろく読むことが出来ます。  今でこそ幕末の人物や風景の写真がネット上で見やすくなっているので、ビジュアル面でのイメージが膨みやすいのではないでしょうか。

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    投稿日: 2012.03.16
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    司馬さんが描く物語には、人間の生き方のすべてが詰まっている。 幕末を駆け抜けた志士は、ほとんどが青年と呼べる年代の若者だった。 自分がどう生きていくか、ということを考えずにはいられない。

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    投稿日: 2012.02.29
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    坂本竜馬ファンなら、一度は読んでみたいと思う本。8巻ですが、一気に読破できる程、読みやすく感情移入できる作品です。

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    投稿日: 2012.02.23
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    途中リタイヤ。 日本史だいすき、坂本龍馬もだいすき。 ただ、昔の言葉遣いと土佐弁、国政、国勢について。文字で把握、理解するには脳味噌足りませんでした・・・ぜんぜんストーリーや情景が頭に入ってこない。情けない。

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    投稿日: 2012.02.19
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    今更だけど、読んでみた。 幕末はでは新選組が好きだけど、この本読んだら坂本龍馬も好きになっちゃうなぁ〜 そして関係ないけど、ドラマ仁の内野龍馬って、この龍馬像のまんまだなぁって思った。 読んでると内野龍馬と重ねて読んじゃったりしてる。。

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    投稿日: 2012.02.16
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    【韓国語版】日本語版は既読。日本語で書かれた最高級レベルの青春文学だと思う。2年前に韓国語の勉強の為に挑戦するも敢え無く撃沈。「龍馬伝」を見たことがきっかけで再度手に取る。家では読まず勤務先の日本語学院の授業の空き時間を利用して読む。1巻読むのに4カ月かかったσ(^_^;) 韓国語版は何故か10巻もあるので単純計算で40カ月。まあ、なんとかペースを上げて3年以内には読み終わりたいと思っている。休まず弛まず。今回、再読して思ったのは、さすが国民的作家!韓国語で読んでも読みやすい。新聞記者経験は伊達ではない。

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    投稿日: 2012.02.10
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    坂本竜馬が大男だったということもしらなかったけれど、 姉・乙女が五尺八寸あったというのにも驚きです。 飄々としてばかのような竜馬の様相は、 周囲の人の警戒を解き、味方につけてしまう。 殿様にも泥棒にも同じような態度をとったとしても 「ばかだから」とあれば、咎められることなくすむものかもしれません。 そのうえ竜馬は、初めから開国をすべきだと考えるような 先見の明のある人物だったわけではなく、 ただ愚直に剣術を極めるという中で、桂小五郎、武市半平太など 時代の中心人物と関わりを持っていく。 その時代で栄華を極めている文化には、 人が集まり腕を磨き合い思想を生み出し 時代を創る力があるということでしょうか。 各藩代表者による剣術試合などというものは、 現代でいえば甲子園が年に何度も行われていたようなもの。 身分格差があっただけに、身分にとらわれずに実力を示すことのできる 剣術試合に血力を注ぎ込んだということもうなずけます。 ううん、日本の国技は相撲じゃなくて剣道だったらよかったのに。

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    投稿日: 2012.02.01
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    司馬遼太郎の竜馬は脚色されているというような話も聞く。まだ新芽みたいなお話で、江戸の作り話みたいな雰囲気すら漂う。 お田鶴さまのくだりは、とても楽しく読めた。

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    投稿日: 2012.01.29