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ボッコちゃん
ボッコちゃん
星新一/新潮社
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総合評価

583件)
4.1
210
201
114
9
2
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    懐かしさを感じながら読み終える。昭和46年初版だが、時代を感じさせない魅力がある。優しい語り口に包まれた毒。特定化しないことによる普遍化。

    0
    投稿日: 2024.02.18
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    ずっと気になっていたため読んでみた。 かなり面白くてびっくりした。 個人的に面白かった回は、「殺し屋ですのよ」「約束」「不眠症」「生活維持者」「なぞの青年」「最後の地球人」。 本が嫌いな人でも簡単に読める作品です。また読書習慣をつけたい人にもおすすめです! 個人的な意見ですか、カズレーザーの帯にあったようにこの本が面白くない人は、本読むの向いてないです!笑

    0
    投稿日: 2024.02.12
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    寝る前の一冊におすすめ。 ショートでかつ一つ一つ中身が濃いので、少しの時間でとても充実した読書体験ができる。 有名すぎる本だが、改めて読書が苦手な人にもおすすめできる本。

    0
    投稿日: 2024.02.12
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    めちゃくちゃ面白い! ショートショートの短編集でSFからコント要素やらちょっと5分程の読書にもぴったりで、気をつけなければいけないのは、うっかり笑ってしまう作品もあるので電車など乗っているときは要注意だ。 個人的には親善キッスが思わず笑ってしまったくらい面白かった。

    0
    投稿日: 2024.02.11
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    途中まで読んだけど断念。星新一さん初読みな上SFは読み慣れないから苦戦したけど今でも色褪せない素敵な話がたくさんあった。SF初心者に。

    1
    投稿日: 2024.02.05
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    星新一は誰でも一度は通ったことがあるのでは。 ゾッとするようなダークなオチだったり、世の中を風刺するような皮肉めいた内容がさすが星新一と思わせる。 あと、想像力を掻き立てる天才。 好きな話は 「おーいでてこーい」←1番有名?? 「なぞの青年」

    0
    投稿日: 2024.02.03
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    基本的に星新一の本好き。 帯にカズレーザーのオススメって書いてあったからちょっと恥ずかしくて直ぐ帯捨てた(カズレーザー苦手なわけじゃなくて誰かのおすすめなのが微妙な気持ちになり)。 いつも通り好きな空気の漂うSFミステリーで満足度が高かった。オチの気持ちよさがクセになるので早く読みたいとスイスイ読み進められた

    0
    投稿日: 2024.01.18
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    ずっと気になっていた星新一ショートショート。 ひとつひとつのお話が短いのにハッとできるようなオチがあって満足感◎ SF要素が多くて楽しめました。少しずつ読み進めるのがおすすめです。

    0
    投稿日: 2024.01.11
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    短編だから仕方ないが、状況説明の描写が多くこんなこと普通言うかなといらない気を働かしてしまった。それでも面白いものが多くいまだに覚えてるのも何個かあったので楽しめはした。

    0
    投稿日: 2023.12.25
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    手塚治虫やドラえもん、笑うセールスマンと言った作品の様な昔想像した近未来の様なショートショート。 どれも面白かった。

    0
    投稿日: 2023.11.28
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    フォロワーが出そうで出ない。唯一無二の発想力とするすると読める上品で癖のないユーモラスな文章。やっぱり大好き!

    1
    投稿日: 2023.11.02
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    小学生のころ、星新一のショートショートは何回読み直したのかは覚えてないが、20年以上経った今でも覚えている文章もあり、懐かしい気持ちになりたいと思い本書を読んだ。今も色褪せない星新一の世界に引き込まれて時間を忘れて読んでしまった。小さい頃読んだ感想と大人になっても読んだ感想は異なるものだろう。小学生から社会人まで幅広い読者ファンがいる作品でこれからも読んでいきたいと思う。

    0
    投稿日: 2023.10.22
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    言う事ありません。 ショートショート50選を堪能いたしました。 長編と対比することは意味をなさないですが、たったこれだけの文章で不思議な物語が読める幸せ。 全く古さを感じない。予言者だったのでは?

    47
    投稿日: 2023.10.22
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    おもしろかった。 新しかった。 ユニークで、ひねられてて、独特で。まさに表紙のような雰囲気を短くまとめてつめこんだような。怖さも入ったオチ、考えさせられる風刺的な要素は好きだけど、感情に少しビビって揺れを起こしても大きな揺れが起こらず。こちらの感情のヒダやアンテナの問題か。

    1
    投稿日: 2023.10.06
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    ドラえもん好きならオススメという星新一作品。SF少し不思議な世界でした。寝る前に3話くらい読むのが習慣になりました。

    1
    投稿日: 2023.10.03
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    読みやすく、面白い。 たまにオチが分かりづらいものもあるが基本はスッキリする。 星新一のショートショートはSFでありながら、社会風刺的な側面も強いためポップな感じで考えさせられる小説

    3
    投稿日: 2023.09.27
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    ショートショートでとても有名な作品。 星新一さんのはじめましての1冊でした。 私はまだ未熟すぎて、いわゆる短編にすごく魅力を感じることが少ないのですが…この小説は1話ごとはとても短いのに、どこを切り取っても高い満足感でした。 どの話もどこかシュールさを伴っていて、 文明に身を委ねすぎた人々は思わぬ形で身を滅ぼし、 私欲にまみれた人には意図していたのと違う結末が訪れる。 人間の愚かな一面が描かれる、 全体的にはそんなストーリーが多いのですが、 それが宇宙や地球以外の星を舞台としている話もたくさんあり、飽きずに興味深く読めました!

    1
    投稿日: 2023.09.15
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    実は読破した事が無かった星新一さん。 文明批判、皮肉、ユーモア、毒、どんでん返しなどなど小説の教科書みたいな1冊です。 一つ一つのショートショートが違った特徴を持っており、傑作です。 僕が好きなのは以下の通りです。 おーいでてこーい 殺し屋ですのよ 暑さ 親善キッス なぞめいた女 どの時代に読まれても廃れない作品創りも流石です。

    16
    投稿日: 2023.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私の1番大好きな小説家。 ‘’悪魔” 欲を出すと危険。 ‘’ボッコちゃん” 節約が裏目に。 ‘’おーい でてこーい” やったことは帰って来る。 殺し屋ですのよ 殺し屋+看護師=最強。 来訪者 宇宙人のネタにされる地球人。 変な薬 オオカミ少年のようなできごと。 本当にしんどいのに自分のかつての行いのせいで信じてもらえないもどかしさ。 月の光 言葉の交わりのない人間同士。もはやペットに等しいが月の光と相まって美しい。 星新一のショートショートでは少し珍しい作風な気がする。 包囲 家系図のように広がる自分を殺したい人間たち。最後にたどり着く前に自分自身の寿命がきそう。 ツキ計画 ○○ツキという人間に動物を取り憑かせる実験。 キツネツキに騙され恐らくビールではなくおしっこを飲まされる展開。 暑さ 全然違うけどカミュの異邦人の雰囲気を感じる。 殺す対象物が段々と大きくなって行くのが怖い。恐らくサルの次は人間だろうし、彼の奥さんであろう。 約束 子供の純粋な願いとその後の変化。 嘘をつかないようにという願いも自分自身が大人になれば難しく、逆になくてはならないものになってしまうのが切ない。 猫と鼠 殺人を犯した男をゆする男。殺人を犯した男は機転が利くなと思っていたところにまさかのゆすっていた男も殺人を犯していて別の男からゆすられていたというびっくり展開。 不眠症 眠れないかと思いきや事故にあって昏睡状態であっただけ。世にも奇妙な物語で似た作品がちょっと前にあった記憶。 生活維持省 平和だが平等に死が訪れる。 悲しむべきこと お金が足りないサンタクロースと策士。 年賀の客 過去の行い。お金をせびる孫。 ねらわれた星 皮を溶かしたのではなく服を溶かした宇宙人たち。 冬の蝶 人間<サル。 デラックスな金庫 割と有効的なお金の使い方? 鏡 星新一さんにしてはめちゃくちゃ惨い。 鏡を合わせて悪魔をつかまえ、悪魔にストレス発散。 誘拐 誘拐した子供はまさかの罠。 親善キッス 地球人とチル星の人達は似ているが口と肛門が逆になっているらしい。 マネー・エイジ お金で解決する未来。 雄大な計画 スパイ計画も社長となり断念。 人類愛 人類愛が溢れたがまさかのワイフに手を出した男のため助けず。 ゆきとどいた生活 行き届き過ぎて会社に着くまで死んだことに気づかれず。 闇の眼 闇を見通せる子供、その代わりに眼がない。 気前のいい家 気前の良さに理由あり。強盗30人もいるしみんな販売員になってしまうのがじわじわ。 追い越し 世にも奇妙な物語というより本当にあった怖い話。 偶然マネキンがその女性に見えてしまったのかと思いきや、そのモデルがその女性だったというつながり。 妖精 どんな願いも叶える妖精だが、同時にその願いの2倍、その人のライバルにもたらされる。 お金とか相手が特になってしまうけど、自分が醜くなるとか怪我をするなら得になるけど、そこまでしたいかと言われたら。 波状攻撃 シンプル詐欺。 ある研究 あと少しで火が作られたであろう物語。 プレゼント 地球とラール星の受け取り方は違うものの結局問題は解決。 肩の上の秘書 肩のインコが全て説明してくれる世界。 被害 ある意味可哀想な犯人。 なぞめいた女 圧倒的演技力。 キツツキ計画 そもそも上手く行きそうにない計画。 診断 面倒な妄想。 意気投合 二度と帰れない。 程度の問題 神経質過ぎても、呑気すぎてもだめなスパイ。タイトル通り、程度の問題。 愛用の時計 個人的に星新一さんとしては珍しい物語。 大切にしていた時計の恩返し。 特許の品 ちょっと分かりにくい。 おみやげ 大切なお土産を原爆実験で台無しにした悲しいお話。 欲望の城 ホラー漫画でありそう。 盗んだ書類 良心を目覚めさせる薬の作り方が書かれた書類だったため全て解決。 よごれている本 これまたホラー漫画でありそう。 多分次にその本を手にした人もそうなる。 白い記憶 気は会うが喧嘩中のため記憶をなくしていた方が良さそうな問題。 冬きたりなば 冬眠長すぎ。 なぞの青年 正しい税金の使い方。 最後の地球人 タイトル通り。

    0
    投稿日: 2023.09.04
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    誰もが夢に見たような話から始まり、最後数行の結末に現実を突きつけてくるような短編集でした。 とても読みやすくて、空き時間に読むのに最適。 何度読み返してもいい本だと思った。 「肩の上の秘書」という短編が一番好き。

    2
    投稿日: 2023.08.22
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    星新一が苦手なひとも、本作家の愛情と思いが詰まった多様な50編を楽しめるのではないでしょうか。 ひとつひとつのストーリーにドキリとさせられる満員電車の通勤時間。 ざわっとさせられる読後感。そのざわつきすべてまでをも楽しみきる器の大きさを私自身がまだ持てておらず星4.5です。

    0
    投稿日: 2023.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昔読んだ作品。 バーのマスターが趣味で作った、美しいロボット「ボッコちゃん」。 見た目は人間そっくりだが、できるのは簡単な受け答えと、酒を飲む動作だけ─。 ショートショートの代名詞とも言うべき表題作をはじめ、「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「暑さ」「冬の蝶」「新善キッス」など、知的なユーモアと鋭い風刺で意外な結末へと導く50編を収録。 日本でもっとも広く読まれているショートショート集。 この本は、約350ページに渡る本で、350ページの中に、50個のお話が入っている本で、3ページで完結する話も収録されています。 どの話も面白く、短くて読みやすく、楽しく読めました。 ただし、話が多い分、結末もたくさんあるので、意味をどう捉えるか迷うことがあったのですが、それはそれで頭を使えて良かったです。 宇宙の話や泥棒の話が多かったのですが、それぞれ違う展開で面白かったです。 星新一さんの作品は、1001編もあるらしいので、これからたくさん読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2023.06.18
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    ショートショートの神様。うん。神様。 作品によって好みは分かれるが、この世界観は本当に楽しい。読書嫌いな人にオススメしているが、みんな読み切る前に満足しちゃうみたいで、それぞれのストーリーが短いながらも読了感が強いんだろうなと改めて思った。一気読みしてはいけません。隙間時間で1作品ずつといった読み方が恐らく正解。

    49
    投稿日: 2023.06.06
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    ショートショートを一つ一つ読み終えるたびに、「おぉ…」とか「うわぁ…」「そういうことか!」なんていう声が漏れ出てしまう。 人間はいろんな考え方をするし、いろんな行動をする。愚かであり、浅ましく、時に賢く、おもしろい。それをこの作品は短い物語の中の圧倒的な世界観によって教えてくれる。 「おーいでてこーい」は、小学生の時に国語の教科書で読んだ。その時感じたゾクっとする恐ろしさと衝撃は、あれから10年以上経った今でも忘れられない。簡潔な文章だからこそ、頭にスッと入ってきて、いつまでも忘れられないのだと思う。それがショートショートというジャンル、すなわち星新一の作り出した世界なのだと思った。

    1
    投稿日: 2023.05.26
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    どの話も構成がしっかりしていて落ちも必ずある上にほぼ字数が変わらないのがすごい 短い故にあまり感想で書くことがないが素晴らしい一冊だった 短編のラッシュを読むはなんとなく疲れるかも 長編をじっくり読み込む方が没入できていい読後感が得られる という自分の性質に気が付いた

    2
    投稿日: 2023.04.13
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    小さい頃読んでハマった記憶のある、星新一のショートショート。この「ボッコちゃん」は初期の作品が多く収録されている。SF物多め。 一話数ページ程度と非常に短い話だが、どれも楽しく、そして少しハラハラさせられ、秀逸だった。 特にオチが良くて印象に残ったのは ・ボッコちゃん ・おーい でてこーい ・殺し屋ですのよ ・生活維持省 ・闇の眼

    2
    投稿日: 2023.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後のオチがすぐにはわからないものもあって、頭を使うからいいなと思った。 愛用の時計が珍しくちょっとほっこりする終わり方で好きだった

    1
    投稿日: 2023.04.08
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    普段この手の小説は手にしないのだけど、世にも奇妙な物語がきっかけで手にとってみた。 シュールな世界観もさることながら、ラストのどんでん返し、ゾクッとする終わり方などを織り交ぜている。 とても奇妙な気分にさせられる作品。

    1
    投稿日: 2023.04.01
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    すごい満足感。ユーモアそのもの。 ほんとに読んだの本一冊だった??って思うくらいの満足感 『愛用の時計』とっても好きです

    1
    投稿日: 2023.03.29
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    星新一(1926~97年)氏は、東大農学部卒、東大大学院修士課程修了、(父の急逝に伴い)星製薬社長、(星製薬を手放した後)1957年に柴田拓美らと日本初のSF同人誌「宇宙塵」を創刊し、作家としてデビューした。1976~77年に「日本SF作家クラブ」の初代会長を務め、1983年には「ショート・ショート1001編」を達成した。小松左京、筒井康隆と併せて「SF御三家」と呼ばれる。日本推理作家協会賞(1968年)、日本SF大賞特別賞(1998年)受賞。 本書は、『人造美人』、『ようこそ地球さん』等の初期の短編集の中から自選された50作品をまとめ、1971年に出版されたもの。 私は基本的に新書や(単行本・文庫でも)ノンフィクションを好むのだが、最近、著名な小説や過去に話題になった小説を、新古書店で入手して読むことが増え、本書もその中の一冊である。(星氏の作品では、本書にも収録されている、最も有名な「おーい でてこーい」のみ、以前どこかで読んだ記憶がある) 読了してまず感じたのは、星氏の、人間の普遍性・本質を洞察し、それを僅か数ページのショート・ショートの中に凝縮する鮮やかさである。50の作品の中には、ミステリー的なもの、SF的なもの、ファンタジー的なもの、寓話的なもの、童話的なもの、様々なタイプのものがあるが、それぞれの作品には一つの普遍的かつ教訓的なテーマが含まれており、そうした意味で、星氏自らが「現代のイソップ」と称していたのも頷ける(『未来いそっぷ』という作品集もある)。また、作品は、通俗性・固有性が極力排除され(具体的な地名や人名のような固有名詞が出てこない)、時代・地域等に関わりなく読めるという点も大きな特徴である。 一方で、星氏は、日本SF作家クラブの初代会長を務め、「SF御三家」と呼ばれながら、SFファンからの評価は分かれ、また、大衆に広く受け入れられるに従って文学的評価も伴わなくなってきたとも言われているのだが、それは(ショート・ショートにおいては)、書きたいテーマをシンプルに絞り、その他の部分は限りなく透明に描くという、星氏が貫いた独特な手法のためと思われるし、私としても、正直なところ少々物足りなさを感じざるを得なかった。 好みは分かれるのかも知れないが、近代文学の中での星氏の存在を考えれば、一度は読んでおいていい作品集ではあるだろう。 (2023年3月了)

    2
    投稿日: 2023.03.23
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    50編の話を読めて、さらに面白い話ばかりで満足度が高すぎる一冊。 特に印象深かった話は、「ボッコちゃん」「おーい でてこーい」「暑さ」「親善キッス」 皮肉が効いていたり、人間の欲深さだったり、色んな話があって面白すぎる。ショートショートの中にちゃんと伏線があり、ラストで鮮やかに回収していく所がすごい。50年以上前に書かれた作品とは思えない色褪せない名作です。

    1
    投稿日: 2023.02.20
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    人間の欲望、醜さ、素晴らしさが詰まった短編集。ショートショートでとても読みやすいし、必ず記憶に残る一遍が見つかるはず。 個人的には「鏡」、「雄大な計画」、「妖精」が好き。

    2
    投稿日: 2023.02.15
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    小さい頃から何度も読んだなあ。この年齢で読んだらきっとまた感じ方が変わるんだろう。実家帰った時読みましょう

    1
    投稿日: 2023.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ショートショートを初めて読んだ。 星新一は宇宙が好きなのだろうか。SFチックな話が個人的には好き。ホラーテイストな話はオチが見えてしまうからあまりタイプではなかったかも。 1番好きだった話は、地球人に似た人々が住む星に地球人が歓迎される話。地球人はその星の住人の唇と思われる場所にキスをたくさんするが、それが実は肛門だった。面白くて笑ってしまった。 中学生くらいでも読めそうだなと思った。もっと早くにこの本に出会えていればよかった。

    1
    投稿日: 2023.02.09
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    今度はどんな展開なんだろう…!と毎回ワクワクしながら読んだ!ほっこりからスリラーな物まで様々で、とても楽しめた!個人的には、おーい出てこい、殺し屋ですのよ、が印象的だった✨ 星新一さんのショートショートは1001話まで全部読んでみたい…!!

    2
    投稿日: 2023.02.04
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    最近星新一にはまっています 人類は滅亡するのは明らかなんだけど 何が原因で滅亡するのでしょうかね 核戦争? 氷河期? ひょっとしたら この本の「最後の地球人」 人類もこうなるのかもしれませんね

    3
    投稿日: 2023.01.21
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    終わりに突然予期せぬオチが着いて、驚かされたり笑ったり…。 理解が追いつかないものもあったけど、本の最後に解説があったので、理解が深められるのもさらに良かった。

    3
    投稿日: 2023.01.17
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    すごく面白い初めて読むタイプの本だった。何気に手にとって大正解。こんなショートで面白い話がかけるってすごい! 2023.1.8

    5
    投稿日: 2023.01.08
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    なかなか読み進まなかった。 短篇なのに。 どれも何か知ってる話が多かった。 結構映像化されたりしてるんだろう。 知らぬ間に触れていた。 面白いと思うのもあったけど総じて苦手だった。

    1
    投稿日: 2023.01.03
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    短編だから読みやすい 世にも奇妙な物語を見てるような気分で面白い 皮肉もたっぷり効いててとても好みでした。

    2
    投稿日: 2022.12.13
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    星新一先生のショートショート集です 何十年かぶりの再読 私には「先生」とういう呼称を付ける作家さんが二人いて、それは星新一先生と北杜夫先生なのだが、あらためて考えてみると、この「先生」には教師とか師匠という意味が無意識に込められていたのだと思われる 孔子先生とかと同じ使い方だ ようするに人生の師ということだ では星新一先生は何を教えてくれたのか? それは「人間」とは何か?ということだったと思う ショートショートはSF的な短い出来事が語られ最後に隠されていた事実が明かされるという形態をとることが多いが、この最後のところは星新一先生の場合はなかなかブラックだ だがそのブラックな部分に皮肉や教訓が込められていて、人間の愚かで浅ましい部分にハッとしたり、呆れたり、悲しくなったり、恐くなったり、ときにホロリとさせられるのだ 人間の本質を短い物語を通して教えてくれるのだ 話はガラッとかわります 文体も変わります 星新一先生に熱中した元少年少女たちなら分かると思うんだけど、そりゃあまぁ書くよね、自分で、ショートショート もちろんかつてのひまわりめろん少年も書いたわけですよ で、書いたら人に見せたくなるよね 当時地元の地方紙でそんなコーナーがあってショートショートを募集してたんよね で、募集してたら送るよね で、送ったら載るよね なんか3つか4つくらい掲載されたんだけど 自分でもなんか星新一先生みたいにはいかんなーとか思った記憶が(当たり前だコノヤロウ) なんか出来事が起きて最後にひっくり返すみたいなんは出来るんだけど、そこになんにも込められてないんだよね 難しいなぁ…大人になったらいろいろ経験して出来るようになるのかなぁとか考えて投稿やめちゃったなぁ で、大人になったら出来るようになったのか?というと…別にためそうとも思わなくなってたw 小説家ってすごいなぁ 中身云々の前に物語を書こうとする時点でまともじゃない ものすごいエネルギーの持ち主だよね なんだこのオチ

    65
    投稿日: 2022.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めての星新一ショートショート集。 『生活維持省』 計算機がランダムに選んだ人を殺す代わりに、大勢の人間の幸福を守る機関の話。一人の命を犠牲にして、大衆の暮らしを維持する。それを放棄したとき、世界は混乱し、戦争が起こる。幸福とは何か、真の平和とは何かを考えさせられるSF。

    2
    投稿日: 2022.10.24
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    トイレで読むのに丁度いい。 想像力豊かな作家さん。 全部が全部面白い訳では無いけど、 その後どうなったのかなと読者側が想像しやすい作品 私は短編集より長編集が好きなタイプなので星3 星さん,,,(苦笑)

    14
    投稿日: 2022.10.15
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    初めて星新一の世界観に触れた本。ほんの数分で読み終わるため隙間時間におすすめ...かと思いきや練り切られ洗練された文章と独特の世界観に魅せられて1話、もう1話とずっと読み続けたくなる作品。本が苦手な人にこそ手に取って欲しい1冊。

    5
    投稿日: 2022.09.29
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    昭和46年発行。 多くの読書人が名著に挙げていたので、ずっと読んでみたかった本。 なるほど、これは。 ショートストーリーの最骨頂。 とくだん個人の思考や思想によるメッセージ性が強いわけではない。社会派と言うのもなにか違和感。 普遍的な、人間というものの醜悪や煮え切らなさ。善悪の価値観やそれを問うこと。人生の必然性。 どうしてこんな短い物語にバシッと表現できてしまうのだろう。 オチが想像できるような気のする物語さえ尊くて、唯一無二さを感じる。 特に、悪魔の話が好き。悪魔とは?人の加虐性を引き出し去っていく悪魔の不気味さと、人間の醜さ弱さが際立つ。 客観的にみる人間への諦めや絶望感みたいなのが常にあるんだけれど、それをSFやファンタジーの世界で昇華させているところに、唸る。 きっとこの方はそれでも人間を、諦めたくないんだろうなと。 とまぁ、そんなに難しく考えずにもサクサク読めるのが素晴らしい。 “お話”としての完成度がおそろしく高くて、落語のようなまとまりと、身を任していいんだという安心感がある。 夜にも奇妙な物語的であるけれど、いわんやショートストーリーの“文学“である! 人生で読めて良かった!

    7
    投稿日: 2022.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブラックだったりシュールだったり虚しくなったり時には笑えるオチもある。ごく短い話の中で世界観が確立されていた。 「最後の地球人」がダントツで好きだった。最後の一組の夫婦が、服だっていらないし名前だっていらないと思ったのはなんだかグッときた。赤ん坊が最後であり最初の人になるのがいい。これから何をするか、直接書かれていなくても頭に浮かんでくる。ラストを飾るのに相応しいお話だったなぁ。ここからまた始まる、再生を感じさせる。

    2
    投稿日: 2022.09.16
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    摩訶不思議な内容の短編集、結構有名な作品のようで、本屋さんに行くと大概平積みされていて、最近映像化もされたみたいです 古い作品ですが、科学技術的な内容でも古さを感じさせず、今読んでも遠い未来のお話と感じさせてくれます 著者の発想がとても柔軟で、なるほど、そう言う視点で観ると遠い将来、起こりうる話だよなぁ、と感じる内容が多々あり面白かったです 特に、個人的に好きだったお話は、宇宙船に乗って異星に行く話、或いはその逆で、突然異星人がやってくる話がいくつかあるのですが、内容もありそうありそうって感じなのですが、そのオチの内容に風刺をきかせてたりして、一話一話が短いけれど、とても深い内容で、色々考えさせられました

    2
    投稿日: 2022.09.14
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    ショートSFてんこ盛り。 背景や理由なんて不要。悪魔だロボットだと登場させたいままに登場させる。 大抵は最後でストンと納得するオチがあるが、え?っていう事もある。 シンプルで淡々とした文章もいい。バラエティー豊かな50編。面白かった(^^)

    6
    投稿日: 2022.08.20
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    芦田愛菜ちゃんの本でおすすめしてたので、購入。 たしかにどのお話も、読み終わった後のゾクゾク感がたまらない! 個人的に好きだったのは「おーい でてこーい」。あの後の世界はどうなってしまうんだろう・・・ このお話みたいに、人間たちへの警鐘を鳴らしているような作品が目立っていた。 私が生まれるよりもっと前にこのショートショートが書かれていたなんて思えないほど、今でも普通に楽しんで読める一冊だった。

    2
    投稿日: 2022.08.13
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    星新一との出会いは、小学校の国語で読んだ、「おみやげ」 そして、中学生の時に読みまくった。 最近テレビでドラマ化されていて、また読もうと思った。 こんなことに注目するの?こんな結末?とやっぱり驚かされる! 30年経ってもやっぱり面白い!けど、人間、このままじゃだめだなぁっていう怖さもある…

    2
    投稿日: 2022.08.09
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    星新一の描く世界は様々だ。寓話的なものから、完全に現実と乖離したSFから、様々なものがある。しかしその中で描写される人間の行動や思考は非常にリアリティがある。突拍子もない言動というのは実はあまりない。 だからこそ星新一の描く作品は、普遍的な人間の性質が浮き彫りにする。ステージや環境を変えたとき、人間はどのように動くのかを、我々はメタ的に観察できる。 これは星新一の人間に対する深い理解があって初めて成り立つことだろう。理解と愛があるから、SF世界で違和感なく人を動かせるのだ。 「果てしない宇宙では、人間の生命の尊さが地上では想像もできないほど、強く感じられるのだ。」 「世の中では、人と同じであることが幸福なんだ。これには、理屈も何もない。優れた能力を持った者の、かすかな欠陥を指さして、笑い物にするか、迫害するということは、一種の防衛本能なんだろうな。」

    3
    投稿日: 2022.07.29
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    ショートショート。 一冊を読み終えるのに、思っていたより時間がかかった。一作一作が濃いからだろうか。 ショートショートに比べれば、長編作のほうが流し読みできるのかも、と思った。

    2
    投稿日: 2022.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    電車の中でサクッと読める短いショートショート 2ページでこんなに起承転結付けれるのすごい… どの話もピリッとブラックジョークが効いてておもしろい。 ボッコちゃんはロボットだけど、頭空っぽで美人がウケるのは人間もロボットも関係ないなぁ 他の本も読みたい。

    1
    投稿日: 2022.07.24
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    かの有名なショートショートに初めて触れました。 会話の不自然さやSF的な設定が自然と飲み込めるかつ、風刺のきいたお話が多く面白かったです。

    1
    投稿日: 2022.06.23
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    電車に揺られ一駅で一作品読み終えられるほどの短さ。この短さで伏線回収、ブラックユーモア満載、満足満足。 「SF作家」の作品は意外にも初めて手に取った。この本が70年代に書かれたとは… ドラえもんの世界も夢じゃないね。

    8
    投稿日: 2022.05.25
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    星新一作品に初挑戦。短編集でとっつきやすく、癖のある世界観にウィットに富んだオチがあって楽しく読めた。どこか現代にも通じる問題が見え隠れして、素直に笑えない話もあって、それはそれで奥深い。

    1
    投稿日: 2022.05.02
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    新潮文庫で文庫化された星新一の第一作。と思う。 なんかもう わら半紙みたいに変色した第9版。 ご自身の後書があり 自身短編50編。作品のバラエティを多くする様に心がけたとのこと。ミステリー SF ファンタジー など充実の取り揃え。 そして、解説は筒井康隆氏。星新一のリスペクトに溢れている。 「殺し屋ですのよ」は、覚えてました。もしかして何処かでオマージュされてたかな。 異星人 宇宙船の話が多いような。まだまだ 宇宙の夢語られる時代でしたかね。アポロの月面着陸直後ぐらいでしょうか。

    34
    投稿日: 2022.04.26
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    意外な結末と狂気を味わえる「生活維持省」が収録されています。 「愛用の時計」や「欲望の城」も気に入っています。

    1
    投稿日: 2022.04.24
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    小学生の時に読んでたの思い出して読んでみた。 短編で読みやすいのに全部面白いの完璧すぎる。 小説読みたいけど何読めばいいか分からない人にとにかくオススメしたい! 読みやすい話なのに、時々風刺的なのも超いい。 就活中なので「肩の上の秘書」ほし〜

    1
    投稿日: 2022.04.20
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    数ページでオチがバシッと決まる ショートショートの傑作集。 初版が昭和46年なのに今読んでも楽しめる ユーモア溢れる一冊でした。 人間の醜悪な部分が多く描かれていて、 それらをバッドエンドへ持っていく流れがとても綺麗です。

    1
    投稿日: 2022.03.26
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    短編集は普段あまり読まないけど、 読んでみたら結構面白かった。 ひとつひとつの話にオチがあり、 オチの意味が分かりやすいものもあれば ちょっと分かりにくいものもあって、 色々想像しながら楽しく読めた。

    1
    投稿日: 2022.03.23
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    たった数ページで読み終えてしまうショートショートが50篇。 物足りない気持ちと意外な結末に高揚する気持ちとが、交互に訪れる。 読み足りないけど満足している、つまり面白いってことです。 『鏡』は傑作だし、『雄大な計画』は一番好きだ。 『暑さ』『生活維持省』『デラックスな金庫』もとても良い。

    1
    投稿日: 2022.03.21
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    星新一さんのSSが詰まった1冊。 SSを書くのは簡単そうにみえて、実は結構難しいのだとか。 結末が分かる作品と、分からない作品とがあり、最後まで楽しく読むことが出来た。

    1
    投稿日: 2022.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    星新一の作品を読むなら、この作品は「入門」であり「必修」であると言っても過言ではない、と思う。短ければ4ページぐらい、長くても10ページぐらいの作品群は、どれを読んでもちゃんと物語として成立していて、楽しめるとともに感心する。 著者自身があとがきに書いている通り、この本にはSFあり、ミステリあり、ファンタジーあり、童話的なものもありで、どこから読んでも面白い。旅行のお供に持って行って、暇なときにパラパラっと読むのが良いかも。

    2
    投稿日: 2022.03.16
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    初めて星新一さんの本を読んだけど、ひとつひとつの話がとても面白かった!ブラックジョークもあったり、奇妙な話もあったり…

    2
    投稿日: 2022.03.11
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    中身の何もない、若さだけでちやほやされている ボッコちゃんと自分は重なった。 何も考えていない人はいると思うが、 こんなにコミカルに分かりやすく描かれた作品はほかにあるのだろうか。

    2
    投稿日: 2022.03.09
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    不眠症、おーい出てこい、ボッコちゃんが衝撃だったなぁ。小学生の時に読んだけどもう一度買いたいなって思わせてくれる本。

    2
    投稿日: 2022.03.05
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    初めての星新一作品 初めてのショートショート 一言でいって、ハマりました! しかも随分前の作品なのに、古さを感じさせないブラックユーモアを散りばめた面白さ 星新一さんの作品や、ショートショートの作品をもっと読みたいな

    9
    投稿日: 2022.02.22
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    学生の頃にショートショートと呼ばれてるものなら最後まで読み切れるかも…と思って読んでみたものの、数話読んだだけで満足してしまって最後まで読み切れなかったという苦い記憶が蘇ってきました。 今回もやはり数話読んだら満足してしまいましたが、時間をかけて少しずつ読み進めていきました。私はブラックなオチが好きなので「暑さ」「生活維持省」「人類愛」「ゆきとどいた生活」「愛用の時計」あたりの話が好きでした。

    3
    投稿日: 2022.02.16
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    印象に残るショートショートがたくさん。 5分もあればひとつお話が読めるので隙間時間の読書が充実してました。 表題のボッコちゃんはもちろん、おーい でてこーいが強烈に印象に残ってる。

    3
    投稿日: 2022.02.16
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    好きだった人の好きな作家さんと昔聞いたことがあって、何となく避けていたけどいつか読みたいなと思っていたもの。良い感じに頭を使いすぎず読めるので平日の夜寝る前5分読書にぴったりだった。 時代の象徴を示す固有名詞があえて描かれていなくてどの時代の人も読みやすい作品。 皮肉さとユーモアがちょうど良いけれどエモさがないのでいい意味でサラッとしてたな。 本棚に入れたい :2/100 読了:95/100

    7
    投稿日: 2022.02.12
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    ショートショートってあらすじが書きにくい…楽しいから読んで!としか言えないなと思った。 今回も印象的な結末を迎える作品が沢山ありました。

    5
    投稿日: 2022.02.10
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    「ボッコちゃん」は、 なかなか面白い。  初め読んだ時は、ん?どういうこと? と、分からなかったけど何回も読み返してやっと わかった。 あ〜そういう意味ね。面白い! 意味が分かってからこの作品の面白さに気づけた。 星新一さんはロボットが好きだったのかな? 色々な作品にロボットが出てくる。 そう、「ボッコちゃん」も。 でもボッコちゃんは便利ロボットじゃない。 いっいょに飲んでくれるロボット。 だから酔わない。 毒を飲まされても効かない。 ……ロボットだから。

    52
    投稿日: 2022.02.05
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    文明や科学の進化によりもたらされる華やかで優雅で幸福な暮らし。 そういったものを目指して、階段を機嫌よく登っていると、突然その段が消えてしまって落とされるような、階段の行く先が実は楽しい未来とは程遠い、迷路の行き止まりであったような―。 この「ボッコちゃん」においては、そのような感覚を覚える、楽しくも、ひやっとするものがあるショートショートが集められている。 星新一氏の、人間と、人間社会への深い洞察、それからユーモア、着想、なにより無駄がなくそれでいて作品世界の情報を的確に描く洗練された文章を作成するセンス、そういったものに感嘆する。 初めて読んだのは高校生のとき。おっさんになっても面白い。紛うことなき名著である。

    8
    投稿日: 2022.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『ショートショートの神様は、名前を忘れがち!?』 星新一作品の人物名はアルファベットが多い。 S氏・N氏が代表格。 博士は特別にFやQ。 たまにK氏。 どことなく近未来的で無機質な雰囲気の作品にはしっくりくる。 おや、”三郎”が登場してた!! 太郎でも一郎でもなく、三郎だった…

    2
    投稿日: 2022.01.21
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    大好きな星新一の中でも最も好きな作品。ベッドでチョコレートを食べながらこれを1話だけ読むと、とても幸せな気持ちで眠りにつけます。

    2
    投稿日: 2022.01.06
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    芦田愛菜ちゃんの本『まなの本棚』で紹介されていたので読んでみました。 短編より短いショートショートという種類は初めて読みましたが、数ページの物語に色々な世界観が広がっており、最後は必ずピリッと辛いオチがあって素直にすごいな、と感じました。 この本には50のショートショートがありますが、特にP95-生活維持省がお気に入りです。視点が面白くて、そして、少し悲しい気持ちになります。 最後はハッピーエンドが好きなので、本の評価は★3つにしましたが、刺さる人には刺さると思います。

    24
    投稿日: 2021.12.24
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    一面から見た事実は反対から見たら全然違う。大事なものは人によって違う。妖精の話がうっときた。あの短さで、すごいな

    2
    投稿日: 2021.12.20
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    ・星新一の作品で、初めて手にしたのが「ボッコちゃん」。短いお話がたくさん詰まっていて、なんだかお得に感じる。 ・とにかくオチがすごい。結末を迎えると「そういうことね(ナットク)」となり、「えっ…(驚)」とか「ふふっ(笑)」と声が出てしまう。 ・お気に入りは「おーい でてこーい」「親善キッス」「最後の地球人」などなど…。何度も読み返したい!

    8
    投稿日: 2021.11.22
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    星新一のショートショート集。50編から成っている。とても面白く読んだが、ショートショート集って、感想を書くのが難しいというか、感想を書くのは無理があることに、読んだ後で気がついた。あらすじを書けるわけではない。その面白さは、オチとかヒネリの部分にあるが、それを書くことはネタバレになるので、書くことは出来ない。 本書は、昭和46年、1971年の発行である。いまから40年前。40年前の作品が、全く色褪せていない、とは言えない。当時は新鮮だったと思われるものも、今では、結末が読めてしまうものもある。それでも、私自身は、かなり夢中で読み終えた。

    23
    投稿日: 2021.11.17
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    退屈。 そう思える作品だからこそ愛おしい。 きっと、 「昔は面白かったのに、読み返したらそうでもないな。」と思った人は多いのではないだろうか。 私は、小学生の時に星新一の作品に出会い、中学生になる頃には一通り読み終えてしまうくらいには彼の作品に夢中になった。 20代半ばになった今、ふと読み返したくなって、自分が好きだった「月の光」が収録されている、短編集「ボッコちゃん」を読み直した。 ところが、小学生の時に抱いた新鮮さやワクワク感が湧いてくることはなく、淡々と読み進め、読み終えてしまった。 でも、きっとこれでいい。 星新一の作品は、今でこそありきたりな内容で、結末が読めてしまう。 曲がり角で人がぶつかって記憶喪失になったり、現実だと思っていたものが入院中の夢だったり、行った先の他の星が地球と似てると思ってたら実は違ったり。 今の私には、結末が読めるから退屈だった。 初めて星新一の作品を読んだ時から10年以上の時が経ち、その間に私は色んな作品を見てきた。 だからこそ、見てきた作品の根底にあるであろうアイデア、つまりこの星新一の作品が、「新鮮なもの」から「なんだか知っている内容」に変わり、退屈になってしまったのだと思う。 (短編小説「ボッコちゃん」は、1971年、まだカラーテレビが普及し始めた頃に出版されたものであることを鑑みると、きっと色んなSF・ミステリー作品が、ここからインスピレーションを受けて作られていったのであろう。) そう考えると、私自身が色んな作品に触れてきたことを実感できるし、いま世に放たれている作品の、元のアイデアを読んでいる気がして、退屈だけど愛おしくなる。

    5
    投稿日: 2021.11.03
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    星新一にしてはどんでん返しが少ない方の本だった?(気のせい? 社会問題をメタで見たような話が多く、今見ても学ぶものがあるかも 面白さは相変わらず。

    5
    投稿日: 2021.10.03
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     以前は楽しく読んだ記憶があるが、少し趣味似合わなくなっていることに驚いた。ショートショートをバカスカ書ける技量には心底感服するものの、凝った構成だとも、魅力的なストーリーだともあまり思えなかった。  好みに合うか、また本書の価値とは全く別のところで感じたとすれば、全くしょうがないことではあるけど、やはり少し古いなぁと思う。それが良いと感じる人もいるだろうし、自分自身(生まれる前なのに)ノスタルジーを覚えはしたが、昨今の(特にSFの)短い作品を思い起こしてみて、設定のみならず、短編或いは掌編における構成も、これまでに色々なものが講じられてきたのだなあ、と改めて思った。SFは衰退していないし、停滞してもいないのだ。進歩と呼ぶかはともかくとして、少なからぬ作家がアップデートしようと苦心して来て今がある。星新一は偉大かも知れないけれど、発展の土台や源流となっている以上、真新しい輝きがそこから失われるのは自然だろう。  内容への二、三の言及はコメントに残すこととする。

    3
    投稿日: 2021.09.26
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    時間がなくても一話、二話サクっと読める短さ(なのにおもしろい)が最大の魅力。 総じて人間の闇というかゲスい部分を風刺してるイメージだけど、簡潔なストーリーとユーモラスで嫌味が無い。 忙しい社会人におすすめだと思う! 小学校くらいのときに星新一の本を何冊か読んだ記憶があって、見覚えのある作品もあった。 大人になってから読んでみると違う気づきがあって面白い。

    3
    投稿日: 2021.09.15
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    作品が多いためどれが1番好みか断定できないが「神前キッス」が1番好みかもしれない。常識は常識ではないと思わせてくれるお話だ。面白い。

    5
    投稿日: 2021.09.08
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    50の超短編が詰まっていた。 ひとつひとつの話は驚くほど短いが、そのどれもに小説一冊を読み終わった後と同程度の満足感を感じた。オチを想像しながら読み進めたが、毎回予想を裏切られた。 「ボッコちゃん」「ねらわれた星」「盗んだ書類」が個人的に好きだった。 小学生でも楽しめる内容・読みやすさではあるが、大人になった今読むとオチの滑稽さがより理解できると感じた。 自分に子供が産まれたら必ず読ませたいと思う。

    2
    投稿日: 2021.09.07
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    小学生の頃、地元の図書館にある星新一の本を全部読み漁るぐらい好きだったけど、今の歳になって再読し、やっと深さが分かったような気がする。 最後の一文で、そういう事か〜!!って絶句させる文才と、普通の人では到底思いつかない設定など、魅力を語ればキリがない。 今の時代にすごく刺さるテーマばかりで、当時から地球や世界がこうなる事を予測していたのか?とビックリさせられる。 本当に時代を超えても色褪せない作品だ。

    3
    投稿日: 2021.09.02
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    SF短編小説で、ページをめぐるたびワクワクするし想定外なオチにクスリとしたり…(*´꒳`*) いい意味で楽〜〜に読めるから朝寝起きの時のの読書にぴったり♩ いつか自分の子供にも読んでもらいたいから新刊でシリーズ集めていきたいな

    7
    投稿日: 2021.08.27
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    いろいろなジャンルの話があって面白かった。 数ページの中でしっかりハマるオチが書けるのはすごいと思った。

    2
    投稿日: 2021.07.15
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    カズレーザーが帯書いてて 小学生の時に星新一ずっと読んでて 懐かしくなって買ってみた。 内容ほぼ忘れちゃうけど 読んでる最中は面白くて楽しめた。

    3
    投稿日: 2021.06.23
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    膨大な数の短編と、読み終えてから時間が経っているので、どの本も殆ど内容は覚えていない。 でも、それでいい。 また、楽しめるから。

    3
    投稿日: 2021.06.22
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    就寝時、枕元に置いておいて暗闇に目が慣れてきたら適当なページを開き、うっすら見える挿絵をみてちょっとゾワゾワっとする っていう遊びをしていた思い出

    3
    投稿日: 2021.06.08
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    読書の時間がなかなか取れない人におすすめしたい。幼い子供を育児中の身でも読み切れました。ん?と思うものもあれば、クスッと笑えてくるものもある。自分の読解力を試されているのでは?と思うことも。ただ、星新一の頭の中にこんなにも広い世界が広がっているのかと思うと、物凄い作品を読んでしまったのではないかと思えてくる。

    3
    投稿日: 2021.06.06
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    『気まぐれロボット』と一緒にあわせて。 新潮版の星新一作品集は、ごった煮感が否めないが、ごった煮ながら星新一の裏も表もない、ショートショートのもつ想像力の限りを尽くしていると思う。 想像の産物とはいえ、どの登場人物も決して突飛で想像しがたい人物ではなく、どんな未来や場所においてもなんとなくいそうなそんな気がする人物ばかりだ。一方で宇宙人やらなにやらは、そんな当たり前の人物を常に裏切る存在であると当時に、それでもどこかの論理でつながっているそんな存在だ。ひととのずらし方が完全にずれているわけではなく、かすめている部分があるからこそ、決定的なずれが読み終わったときのなんとも言えない不気味さや気恥ずかしさにつながっている。 それにしても、想像力の拡がりと同時に人間への尽きない関心と観察は、本当にこのひとの文体を支えていると思う。きっと駅で電車を待ちながら見かけた人間ひとつとってもこのひとにとっては、無限の宇宙へとつなげるきっかけなのだと思う。

    3
    投稿日: 2021.06.05
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    一話一話がとても短く文章も軽快なので活字に抵抗がある方も楽しく読めると思います。星新一は最後のどんでん返しやあっと思う結末が魅力です。

    2
    投稿日: 2021.05.25
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    短い文章のなかに、ユーモアも皮肉もたっぷりつまっていておもしろい。一番最後に『最後の地球人』が収録されているのも良い。図書館で借りて読んだけれど、今度は買ってもう一回読もうと思う。

    3
    投稿日: 2021.05.15
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    星新一さんの代表作といっても過言ではない本書。「ボッコちゃん」や「生活維持省」等、多くの作品に影響を与えたと思われる珠玉の50編が収められています。ユーモアとブラックさが同時に味わえるのも魅力です。

    5
    投稿日: 2021.05.12
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    やはり星さんはSSの神様だな(星さんはそう言われるのが好きではなかったかもしれないが…)と思った。特に記憶に残った話は「おみやげ」。なんとも皮肉のきいた話。地球の人はみんな愚かだと言わんばかりの内容。

    3
    投稿日: 2021.05.09
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    星新一氏のショートショート。修飾語や背景説明を極力排して簡便簡潔な文章(でもきちんと伝わる)で物語を綴る彼のスタイルは、読者の常識や前提を誤解や混乱を生じさせることで彼得意のオチ手法のウィットもしくはシニカルさととても相性がよい。表題作『ボッコちゃん』のほか『おーい でてこい』『殺し屋ですのよ』『ある研究』が個人的好み。特に『殺し屋ですのよ』はビジネスの原則そのものである。

    5
    投稿日: 2021.04.26
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    中高生の時、友人に勧められて読んだショートショートの原点。久しぶりに読み直し、各小品が色褪せない構成で改めて、星新一の作品の普遍性を認識した。

    3
    投稿日: 2021.04.19