
総合評価
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powered by ブクログ直ぐ読み終えられる本。中学生ぐらいで読むと良いと思う。 自分が数値を分析できないのは、単純に思考が足りていないだけだと反省した。せめて縦横比較はちゃんとやろうと思う。 自分は「思考が知識の点を繋げて線にするのを待つ」という受け身な姿勢だが、確かに「次にこの情報が手に入ればこれが分かる」と考えておいた方が、感度は上がるし記憶にも残ると思った。
0投稿日: 2018.02.21
powered by ブクログ社会派ブロガーちきりんの第2弾の著作だ。思考の方法論を述べている。本を書くに至ったきっかけは、社会人になりたてのころ上司から、「考えが浅い」「もっと考えろ」と言われたものの、「これ以上どう考えたらいいの?!」という状況で、この本だけ読んでいれば最低限は考えたといえるというものが当時あればどれだけ楽だったか、と思ったことらしい。ブロガーとして、考えること書くことを生業とし名を馳せているちきりんの、思考の秘訣が知れるとあれば、読まない手はない。 冒頭から、知っていると考えるは別物、と看破する。一見もっともそうなデータを見た時に一般的に出そうな結論を上げ、それはもともと知っていた知識ではないかと問いかける。常にゼロから考え、いい面悪い面両方を比較し最良と思われる結論を出すのが思考をするということという。次に、最初に考えるべきは決めるプロセス、だと述べる。レシピを決めてからスーパーに行くのとそうでない場合では、買うものが違ってくるという身近な例を上げつつ、考えるとはインプットをアウトプットに変換することであるという。エクセルに向かっている時間を考えていると思うという、作業を考えることと思い込むワナは、多くの人に思い当たるふしがあるのではないか? さらに、情報を得た時に、なぜ?だからなんなの?との2つをまず考えるべきという。なぜ、は背景を問う。だからなんなの、は次に何が起こるのか。それに対して自分はどうするのかを問いかける。その際、留意点としてデータを調べた時間と同じくらいはそれに向き合い考える時間が必要だという。 そして、「そういう可能性もあったよね。なんで思いつかなかったかな?」という抜け漏れを防ぐため、あらゆる可能性を考える方法論を説く。分解図を使う、構成要素を組み合わせるということが大事だそうだ。考えるための方法論でもっとも役立つ分析方法として、比較をあげる。まず、比較の対象と比較の項目を決める。その際、縦と横で比較する。 思考の秘訣はまだまだある。判断基準を絞る、レベルを揃えて考えよう、情報ではなくフィルターが大事、データをとことん追い詰めよう、グラフの使い方が思考の生産性を左右する、知識は思考の棚に整理しよう。どの方法論も有益だ。 学んだことを知識にせず、まずは思考の棚に整理して、実際に使えるようにしたい。そして、常に実践していくことが習得するためには必要だ。考えるということができていない。得た知識をさも自分が考えたかのようにいう。そんな思考の習性を直すには、日々の習慣を変えないといけない。情報に触れるたびに、この10の方法を使い、自分のアタマで考えれるようになりたい。
1投稿日: 2018.02.15
powered by ブクログ知識と思考は違うこと。まず自分で考えてみてそれから知識や情報を確認する順番を訓練することで頭の回転はよくなる。
0投稿日: 2018.01.23
powered by ブクログ「自分の頭で考えろ」と言われて 考えてみて考えた気になってる。 では具体的にどう考えればいいのだろう? という問いに的確に答えている。
0投稿日: 2017.11.21
powered by ブクログこの本を検索して、初めて気づいたのですが、「自分の頭で考える」系の本って、たくさんあるんですね。 この本も、業務上の都合で読むことになりました。 考える材料を与えられたときには、どうしても、自分の知識や、どこかにある答え(知識)を頼りにしようとしますが、それでは考えたことにならない、というのが著者の主張。 個人的には、「場合分け」が、思考のカギになると感じました。 「知識」と「思考」は別物であることを踏まえて、きちんと場合分けできれば、自分の思考を整理できる。 そういう姿勢の大切さを改めて感じることができた本でした。 また、思考は視覚化(図式化、模式化)することで深化する、というのは、そのとおりだと思いました。
0投稿日: 2017.11.12
powered by ブクログ[墨田区図書館] きちりん二冊目。BCCとCNN、NHKの放送内容のから読み解く、放送姿勢(方向性)の違いが面白かった。
0投稿日: 2017.10.30
powered by ブクログ物覚えは悪くないと自負しているのですが、いかんせん応用力にかけるというか、持ってるはずの知識を全然実務で活用できていない…と打ちのめされることが多くなってきた30歳手前。データを分析したり自分の考えをどう提言していくかと言うことの入門を教えてくれる一冊です。判断するときに条件を二つに絞ってみるというのはすぐにできそうだし、資料を読むときに自分なりに表なりチャートに落とし込んでみて整理するというのも一つの手ですね。(時間かかりそうだけど)この間大学の公開講座に行ったら、「何が大事」かを先生が全部教えてくれて、全く自分で考えることなく答えが与えられて、これまで自分が受けてきた教育ってこういうタイプだったなぁ、大学と言うか予備校みたいな授業だなぁと思うことがあったので、余計に迫ってくるものがあった。
0投稿日: 2017.10.21
powered by ブクログ知識と思考を線引きして、本来の考えることの大切さにフォーカスしている。振り返ると確かに私たちの日常ってほとんど作業している時間で考える時間は少ない。 知識は過去のもので、知識が邪魔してその分野でアイデアが出せなく否定的になる。 思考力があると、過去の情報でなく目の前の情報から考えることができる。時代の変化に気づくことができる。
0投稿日: 2017.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1.なぜ、とだからなに?を考える。 数字を見たら→その背景と未来予測、自分のとるべき行動を考える。 2.縦と横の比較、なにをどんな点で比べるか ツーバイツーではない。 自他、または時系列か、グローバル的観点か 3.条件のパターンを細分化して、考えモレをなくす。 4.情報を 自分の知識の棚にいれる 洞察につながる二項目で比較する、足りない情報を予測し何がいえるのか、についても推測する。 アンテナ感度がよくなる。 5.決断がはやい、ということは思考のプロセス、つまり判断基準があるということ。(ぼーとしてるようにみえても) それができてないうちは、過度な情報収集や無意味な分析にコストを消費しがち。
0投稿日: 2017.09.01
powered by ブクログ・詳しくなればなるほど、その分野での新しいアイデアに否定的になる傾向が見られたら、「知識が思考を邪魔している」ことを疑ってみた方がいいでしょう ・知識の中で特に影響力が大きいのは、成功体験と結びついた知識 ・自分のアタマで考えること、それは「知識と思考をはっきりと区別する」ことからはじまります。頭の中から知識を取り出してくるのではなく、むしろ知識をいったん「思考の部隊の外」に分離することが重要なのです。 ・意思決定のプロセスは超具体的に。はじめに「どういう情報が出たら決定するか」を決めることが大事。 ・「私は考えた」というのは、「私はあるインプットをもとに、何らかの結論を出した、ある考えに至った」という意味。結論がなければ考えていないのと同じ。 ・構成要素に分解し、あらゆる組み合わせを考えよう ・比較の基本は縦(時系列)と横(他者) ・レベルをそろえると本音がわかる ・4つのタイプの異なる仕事 成長の仕事:のびている事業に当事者として関わること 支援の仕事:経営者や実務者を支援 運営の仕事:実際のオペレーション担当 再生の仕事:事業の立て直し ・ビジネスの世界では、この「新たな選択基準=新たなフィルターを提示する」ことを、「ゲームのルールを変える」という。自分たちが得意な分野で勝負ができるようにゲームのルールを変える工夫をしてこそ、努力が正当に報われる世界に持ち込めるのです。 ・ビジネスモデル:全体の利益のうち、どの部分を誰が獲得するのか」に関する設計モデル ・知識を整理するための思考の棚を持っていて、次に知りたい情報を意識的に待つ ・空いている棚に入るべき、まだ手に入っていない知識を常に意識すること。それらの知識が手に入ればいえるようになることを、事前に考えておくこと
0投稿日: 2017.08.27
powered by ブクログ自分で考えてるのか不安になり、読んだ本。 知ってることと考えることの違いについては、 理解出来てたし、実践も出来てるかなと思う。 本書では明確には定義されていないが、 仮説思考って作業効率を上げる意味でも大事 だなあと改めて感じる。 連携してもらった資料を見てどう感じるか、 もらった資料を何に役立てることが出来そうか、 資料作成者はどんな意図で作ったのか、 それを考え感じることが大事なんだと思う。 もらったまま、見たままで終わりにせず、 自分だったらって視点で考えることを忘れずに。 【勉強になったこと】 ・世の中の事象には必ず良い面と悪い面がある。 どちらか一方の視点だけでとらえるのではなく、 両方の視点から物事を整理することが大事で、 それが出来る人=考えることが出来る人である。 ・考えることは、インプットをアウトプットに 変換する作業のことで、腕を組んで悩むこととは 似て非なるもの。 アウトプットが無い=考えていないと言ってよく、 アウトプットにひねりなく出てくる場合も、 なーんにも考えてない証拠である。 ・考える力をつけるには、毎日考えた時間を 振り返って記録することが一番の近道。 意外と考えている時間が短いことを知る。 ・情報を見たら、「なぜ?」「だからなんなの?」 と疑問を抱くこと。これが考える第一歩。 ・比較とは、縦軸と横軸を作って比較すること。 同じ断面で比較したり、時系列で比較したり と色んな比較方法がある。 ・過去の知見よりも先に考える時間を作ったほうが、 結果的に考える力は伸びる。 過去の知見を探すのは、考えてからでも遅くはない。 ・考えるときは図で表現すると良い。 同じことを言っていても図で表すと、 全く違う意見だったりする。 逆に図解力が無い=考える力が無い と言ってるのと同義。 ・次に知りたい情報を整理することが出来る人は、 情報感度が高く、色んなことを吸収出来る。 いわゆる好奇心旺盛な人とかが該当する。 ・情報収集にいきなり入るのではなく、 その情報を得て何がしたいか・出来るか を考えることが大切。何のため?が大事で、 それによっては時間をかける必要が無い、 お金をかける意味が無いといった判断も出来る。 ・まとめると考えるとは、以下の活動を実践すること 準備編: ①知識とは異なることを知ること ②意思決定のプロセスを自分の中に構築すること 実践編: ③常に「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと ④他にないかと必ず問いかけること ⑤他と比較、時系列で比較すること ⑥判断基準を定義すること ⑦検討時のレベル感を統一すること ⑧データを追及・深堀すること ⑨図で表現してみること ⑩自分が持つフィルターを意識すること
1投稿日: 2017.08.20
powered by ブクログ頭が良いと思われている人の頭の中をロジカルに説明してもらうことで垣間見れる本。 知識として知っていることが大切なのでなく、それがどういうことなのか、今後なにが起こるのかなど「なぜ?」を考える重要性がよくわかる。 自分だけがわかっているだけでなく、それをロジカルに説明できてこそ、仲間と意思疎通ができる。 また、たまたま一発あてるだけではなく再現性のある組織にする意味でもアタマを使って考える価値がある。 ロジカルシンキングの最初の一歩としてオススメの本。
1投稿日: 2017.08.07
powered by ブクログこれまで出会った中で1番実践的な思考本でした! 日頃、考える力をつけたい…と思いつつ、実際にしているのはpcと向き合っての「作業」であったり、読書などでただ「インプット」するのみであったり。 全体を通してちきりんさんが訴える、考える時間を持とう!というメッセージはとにかく私の心を揺さぶりました。 各章にまたがる、様々な思考法や思考を深めるキーワードはとても参考になりました。 特に印象に残ったのは、 ・数字を見たら「なぜ?」「だから何なの?」と問いを立てるp42 ・図を用いて考えモレを無くすp82 ・縦と横、プロセスを比較するp90 ・どのレベルで話をしているのか明確にするp128 ・知識は思考の棚に整理するp227 でした。 学生時代のゼミの先生や、尊敬する先輩など、どうしていつも会話の意図や質問を瞬時に理解し、パパーン!と答えを出したり、または鋭い質問を投げかけたりできるのだろう…と思っていましたが、それは、その情報についていろんな仮説をあらかじめ持っていて、会話の中から最後のピースを見つけ、はめ込み、「その情報が存在したなら、こういうことが言えるよね」と、すでに考えてあった結論を「思考の棚」から取り出してきている(p231)から出来るのか! それだったら私も努力すれば出来るようになるかもしれない! と思えました。 読書が好きだし、知識の絶対量に対してコンプレックスがあって、つい、読みっぱなしで考えることなしに生活しがちですが、これからは1日に30分〜1時間くらいは考える時間を持てるように努力しよう、と思えました。
0投稿日: 2017.07.25
powered by ブクログすでにある情報を鵜呑みにするのではなく、自分自身で考えて分析することで、他者のフィルターを気にせずに物事が見れるようになる。8種類の女性のタイプの図と、兄弟の比較の図によって、今回も著者の性別がどちらか混乱したけれど、よく読めば分かるし、ネットでググってはっきりしました。
0投稿日: 2017.07.15
powered by ブクログ「知識」は過去!「思考」は未来! たしかに、知識があるのは良さそうには見えるけれど、今時Google検索すれば知識(情報)はすぐに手に入る。そこから何を思考するか、どう結論を出すかということが「自分の頭で考える」ということ。 判断基準の優先順位がないと決められない、自分のフィルターをはっきりさせること、 こういうのも、すべては自分で責任を持たないと使いこなせないことですね。 「結論の出ない会議を延々と続ける」というのは、結局は「誰もその結論に責任を取りたくないから」ということなのかなぁ、と思ったりしました。
0投稿日: 2017.06.04
powered by ブクログ「知識と考えることは違う」というように思考することは何か?を体系化した書籍。データを元にした考え方が掲載されていて、読み解いたり利用したりする人には特に参考になるのでは。
1投稿日: 2017.05.26
powered by ブクログ個人的にちきりんさんのTwitterのフォロワーなのですが、毎回の投稿が鋭く面白いので、書籍の方も買ってみることにした。私も仕事で上司から「もっと考えて」と言われることが多いので、考えるとはどういう思考のはたらきなのか…ということを考えながら読んだ。 個人的に印象に残ったのは、”知識は過去・思考は未来"という言葉。既存の知識を引っ張り出してインスタントに答えを出すのは思考停止。目の前の情報から何を読み取り、どうアウトプットしていくのかが大事。 正直猛省…日頃なかなかアタマを使えていないことを痛感。 自分の日々の思考について考え直すきっかけになる良書。学生・社会人問わず、社会人なら職種を問わずおすすめです!
0投稿日: 2017.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知識と自分の思考を分離する 意思決定のプロセスを先に決めておく なぜ、だから何なのという問いかけ 判断基準の取捨選択→2×2マトリクス→こだわる細部はおそらく独自の判断基準 自他か、時系列か。 レベル分けとレベルそろえ 自分用にフィルタをカスタマイズ データはすこし追っかけてみる どこまでやるかは決めたほうがいい データを追うコストと、データが得られたことでわかる結論(の価値) 図化してこれがわかればいいというピースの穴を意識化する 判った時に出る結論を予測しておく 仕事の四分類は例としてとても良い。成長、支援、運営、再生 考える時間と、作業の時間と、PDCAを回す時間を記録してみよう。目標一日当たり 考える時間20分、PDCA回す時間20分、勉強時間20分を取る。週で合計して2.5h。
0投稿日: 2017.01.11
powered by ブクログロジカルシンキングの考え方と練習問題の本。どう思考を深掘りしていくか、のヒントが書かれている。折に触れて読み返し、問題を解いてみると、今自分がどこまで考えられるかのチェックが出来る。贅沢を言うのならば問題数をもっと増やして頂きたい。
0投稿日: 2017.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知識は過去、思考は未来。詳しい分野ほど知識が思考を邪魔して保守的になるはFCと似ている。過去の事実の積み重ね=知識と未来に向けた論理の到達点=思考を別に認識する。情報収集と分析は作業であり、意思決定の思考が先。何となく使えそうな調味料を買う主婦と同じ。数字を見たら、「なぜ」で背景を探り、「だから何なの」で次の行動を決める。調べたらわかることでも自分で考えて予測することに意義がある、なるほど。論理思考は分解図を使って選択肢を網羅的に洗い出す。分析の最初は縦=歴史と横=他者。大企業や公務員に必要な二大資質は、我慢する力と空気を読み力、これは大いに納得。個別事業への賛否ではなく、何を優先するかを判断する基準、これも納得。就活は企業研究より自分のフィルター発見が大事、成果が現れる期間、チーム関係など。思考の言語化の先の視覚化で抜け落ちに気づく。知識を思考の棚に整理すると、空き棚がわかり、予測することで新たな意味=洞察が見える。大いに納得。自分のアタマで考える。
0投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログ自分で新品で買った一冊。 これは本当におすすめの一冊。 誰にでも薦められる。 内容はシンプルで簡潔だが、エッセンスがすごい。 簡単にさらっと書いているが、高い次元の話。 これを習慣レベルで日々実践していけるまでになるには、 努力が欠かせないし、難しい。 この人は本当にすごいなと思う。
0投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログ世間の評価に左右されない、自分の見識を持つことの大切さを教えてくれる。簡潔に具体的な方法を提示してくれていて、実践的。お勧めです。
0投稿日: 2016.12.31
powered by ブクログ思考に関する本で改めて知識を得ることと考えることの違いについて考えることができた。 思考方法の紹介もいくつかあって仕事の効率化に役に立ちそう。
0投稿日: 2016.11.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「知っている」と「考える」は全く別もの・レベルを揃えて考えよう・情報ではなく、フィルターが大事・知識は「思考の棚」に整理しよう・判断基準はシンプルが一番。考える時間を増やしていく。レベルを揃えて考えよう。 読書会の題材にした。左に書いたものは、すべて特に重要だと思ったものです。
0投稿日: 2016.11.18
powered by ブクログ企業情報ではなく「自分独自のフィルター」を探すのが就活。 就職してから考えればよかったものが、就活前に考えなきゃいけなくなったのか…とも思うけれど、 大事なことを中高年になって気づくより、大学生の今、気づく事が出来たという点で、読んでよかったと思える本。
0投稿日: 2016.11.15
powered by ブクログーーーーー↓市原2016/10/4↓ーーーーー <自分のアタマで考えよう ちきりん> 【概要】 「考える」という行動を非常に抽象的な概念をわかりやすく教えてくれている。 今まで行っていた「考える」という行動は実は全然違っていたと思える本。 【評価】 75点 冒頭の内容が非常に面白かった。 【共有したい内容】 ○「自分は今、必死で考えているんだ!」と主張する人の頭の中をのぞいてみたら、そこは 「ああ、どうしよう。困った。このままじゃだめだ!とりあえず様子を見てみようか?いやだめだ。・・・・・」 という状態だったりします。これを私たちは「考えている」と呼ぶでしょうか?これが「思考」でしょうか? 【読んだ方がいい人】 ○考えるのが得意な人 ○情報の読み取り方が分からない人 ○2.3年目の人 【どういう時に役に立つか】 ○作業系の仕事から考えるような仕事が多くなってきたとき ○融資、事業計画、売上等の話になった時 【自由記述】 ○思考は知識に騙される。 データを見て考えるという機会があった時、本当は事前にあった知識を基に、結論を決めているという記述があった。 元々ある知識に騙されて、本当の思考をしておらず、先入観に惑わされている。 自分も物事を考えるときに、考えているつもりでも、実は事前知識に惑わされ結論を心の中で決めているという事は多々あるなと感じた。 【合わせて読みたい】 「仕組み」仕事術 泉雅人
0投稿日: 2016.10.04
powered by ブクログ考えるとはインプットをアウトプットにすること。 情報を見て考えるべきことは「なぜ」と「だからなんなの」。 比較して考える→他と比べる。以前と比べる。 判断基準を絞り込んで考える→優先順位。 情報を取捨選択するフィルターにこだわりを。
0投稿日: 2016.08.04
powered by ブクログ思考力 ・柔軟にゼロから考える。過去の知識ではなく目の前の情報から考える。 ・大部分を占める作業ではなく、「思考」すること。思考に時間を割くこと。 具体的な目的から、必要な作業、情報収集を逆算する。 (しないと今回不要な範囲からも延々と情報収集してしまう) 数字やグラフをみたら ・なぜそうなっているのかを、いくつも抜き出して考え抜く。 ・最終的に、だからどいういう結論、どうなっていくを考え抜く。 あらゆる可能性、選択肢を抜き出し、縦横軸で比較する。 →自分のフィルターで狭めていく。 棒グラフは階段グラフを追加する事で思考力があがる。
0投稿日: 2016.07.31
powered by ブクログ・両面から考える ・データを見たら「何故?」「だから何?」と考える→可能性はモレなく考える→構成要素を分解するは? ・判断基準はシンプルに(2軸比較) ・思考の軸を持ち知識を思考の棚に整理する
0投稿日: 2016.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
インターネットや本でいくら知識を蓄えても思考力に繋がらない。思考は自分の頭で考えることで鍛えられる。 著者の定義。 知識とは「過去の事実の積み重ね」であり、思考は「未来に適用する論理の到達点」。つまり、知識があっても過去に引きづられて「自分で考える」ことができなければ、私たちは未知の世界に向けて新たな思考を拓いていくことができない。
0投稿日: 2016.04.17
powered by ブクログ☆☆☆☆☆目の前から穏やかに靄が取れてたような感覚です。 強い言葉で叱咤激励されるのでもなく、不安を突きつけられて尻に火がつくでもなく、ただ読み終えたあと、『自分の頭で考える』習慣を身につけようと決意をしていました。 全てにおいて、コメントしたいのですが、3点にしぼって以下掲げます。 第5章 【判断基準はシンプルが一番】の「2×2マトリクス」を利用しての考えるツールの紹介 〜〜多くの選択肢の中から大事なものを見極めるためには、あえてシンプルな基準が必要です。優先度の高い基準を選び、その視点だけから選択肢やら事象を見ると、細部が省略され、本質的なポイントが浮かび上がります。〜〜 何か選ぶときに迷うのは実は「選択肢の多さではなく、判断基準が多すぎるから」だという洞察、思わず手を打ちました。 聞けば、何気ないことのようだけど、そこに気がつくことはなかなかできない。 でも、一方でこのような間違った思い込みが、私たちの日常の思考のなかを覆っているのだろうことを想像してみたりもした。 第4章 【縦と横に比べてみよう】 ここでは、“考える”ツールではなく、ちきりんの歴史のとらえ方にキラリと光るモノを感じましたので以下 〜〜冷戦下体制における日本の最優先事項は、「政治的には共産主義や社会主義にならないこと」「経済的には資本主義国として成功を収めること」で、その使命を確実に遂行するために1955年に保守大合同で誕生したのが、自由民主党(55年体制の確立) しかし、1989年〜1991年にかけて時代は大きく動き、東西冷戦は一気に終焉を迎えます。そうなると、「冷戦下で西側陣営の一角を守るという使命を遂行するための政党であった自民党」は冷戦終焉により一気にその存在意義を失い、瓦解していきます。〜〜 このように“東西冷戦”から“55年体制崩壊”までの歴史をそのときに底流に流れていた“世界のバランス”と日本の自民党政権を関連づけて俯瞰した説明を簡潔に文章にするところです。 そして、最後が 終章 【知識は「思考の棚」に整理しよう】 この章は締めくくりだから、ちきりんのメッセージが柔らかい言葉で幾つか語られていたのですが、私にはこの部分がビビッときました以下 〜〜私は高校生の頃、数学の問題集を使って勉強するとき、問題集をサーッと読んで、考えもせず、巻末の解答を見ていました。そこには解法のヒントも載っています。最初に、「問題」「解答」「解法のヒント」まで見てしまってから、「こういう問題は、こうやって解けばいいのね」と理解し、その解法を暗記しました。このように私は数学を「考える科目」ではなく、「知識を覚える科目」だと誤解していたのです。 しかし、現実の社会には、だれかがあらかじめ用意してくれた解法が存在しない課題がたくさんあると気がつきました。そういった課題に取り組む必要が出てきて初めて、「解法を知ること」と「解法を考えること」は異なることだと理解したのです。 さらに、「解法を知ろう、解法を勉強しよう、解法を覚えよう」としていると、「解法を考える力」が全く身につかないことにも気がつきました。そして私は、巻末の解答を先に見るのをやめたのです〜〜 そして私はこの本を読んで『自分の頭で考える』習慣を身につけることを決意していたのです。 2016/04/15
1投稿日: 2016.04.15
powered by ブクログなんだかんだ言って、自分も知識偏重型で思考することが弱いかなと読んでて思った。特に自分は即座に気の利いたことの言えない反射神経の鈍い人間だと思い込んでいたけど、ただ思考の棚に知識を入れるという準備ができていないのだと認識した。
0投稿日: 2016.03.22
powered by ブクログこのクリティカル・シンキングの有無がコンサルタントとして働くことができるかどうかの一つのイシューであると思う。本を読んでできるようになることは、以下の2点に集約できるのではないか。 ①言われたことだけをやらない(期待値<成果) ⇒物事を批判的に考えることで、期待を超える成果を生み出すことができる ②人を説得できる ⇒情報を客観的に捉えることで、データや事象から示唆を導出し、提案することができる
0投稿日: 2016.03.21
powered by ブクログ知識とは「過去の事実の積み重ね」、思考とは「未来に通用する論理の到達点」 自分の頭で考えるとは、「知識と思考をはっきりと区別する」ということ。知識を一旦”思考の舞台の外”に分離すること。
0投稿日: 2016.03.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何かと話題のブロガー、ちきりんの有名作。 自分のアタマで考えるとは何か?そしてその方法とは? 彼女のおなじみの文体で綴られています。 はてな界隈ではとかく叩かれがちな彼女ですが おそらくその理由は、彼女の断定的な物言いが細かい部分を見落とすこととなり、結果としてミスリードを招くことが少なくないからではないかと個人的には思っています。 自分の主張を伝えるために仔細をごまかすという手法自体をわたしは好きになれませんが、しかしそれは彼女の思考そのものを否定するものではありません。 つまり得るものは大きい。 以上を踏まえて読んでみました。 特に知識をある程度蓄えて頭でっかちとなった人たちほど「知識」と「思考」を混同しがちである。 これを踏まえて思考力を養う実践的な訓練の仕方が示されている。その方法は彼女自身の経験も大きく影響しており、やはり賢い人なのだろうなと改めて思った。 以下印象に残った点を箇条書き。 ・知識は時に思考の邪魔となるときがある →得た情報ではなく知識を元に結論を出してしまうおそれ ・時系列比較と他社比較の2次元比較 ・判断基準を絞ることで、本質が浮かび上がる ・ビジネスの世界にあらたな選択基準を提示する=ゲームのルールを変える(欧米家電メーカがデザインを取り入れた) ・「知識を思考の棚に整理する」 →空いている棚に入るべき知識を常に意識しておく ことで深い思考ができる
0投稿日: 2016.03.06
powered by ブクログ2016/02/21 学生の頃、暗記で点数が左右されるなんて馬鹿馬鹿しい、知っているか知っていないかだけが指標であることがおかしいと思い、 日本史世界史などが大嫌いだった自分を思い出しました。 もちろん知っていることは良いのだな、と、今となっては思いますが、 やはり「知っているかを問われる」ということに、根本的にはあまり魅力を感じません。 学生時代にぶち当たったその、 「暗記勉強には価値が少ないのでは?」という疑問も、おそらく自分が感じて辿り着いた稚拙で未熟な「考えたこと」だと思えて、 この本に出会えたことで、その頃の自分はガンバってたのかもなぁと思えましたね。 大人になるっていうのは、知ったようなつもりで頭でっかちになっているだけのようなこともあると思うので。 因みにわたしは映画も本も記録のためにレビューを書いていますが、 レビューを書くということも、 おそらく思考の棚が多いひとほど深みがあって面白いのだろうなと感じます。 わたしの浅はかなレビューとは全然違うもの。 えっ?そんなことを引き合いに出してくれるの?と感動ができるもの。 考えるっていうのは要約することではないと思うんですよね。レビューは要約じゃないはず。 そんな「考えた!」レビューを書けるようになれば、この本を咀嚼できたと言えるのかも。 良本だと思います。
0投稿日: 2016.02.21
powered by ブクログ自分の頭で考えることをやっているようで、やっていない事があった。 本やネットで知識を得て、そのまま使っていたり、本質を理解していないまま使っていたりしていた。 重要なのは知識➕自分の経験。
0投稿日: 2016.01.16
powered by ブクログ期待していたよりは評価が下がった。 タイトル通りの「自分の頭でかんがえる」ことを勧め、その方法(ハウツー)を並べたような内容でした。 個人的にちきりんさんのブログは面白いと思ったエントリーが多い印象なので、個別にそういったブログのエントリーを永遠と読んでいる方が対象の事象が明らかになっている分、面白いのではないでしょうか。 と、辛口コメントを言ってはみても、著者ちきりんさんの思考プロセスが誰にでもわかるように表現されている書籍だと思うので、読んで損は感じません。 5章の判断基準、6章のレベルを揃えること、7章のフィルターは今まで自分が読んだ本ではあまり触れられていなかったので、新しい収穫になりました。
0投稿日: 2016.01.10
powered by ブクログ普段、自分がいかに「考えているフリ」をしているか分かった。「知識」を貯めこむ時間も大事だが、じっくり、「情報」と向き合って「思考」することが何より大事。
0投稿日: 2015.12.25
powered by ブクログこの本はオススメ。知識と思考に関しての明確な定義づけと考える上での身近な事例のチョイスと説明が上手い!自分的には縦と横の比較の考え方はとても参考になった。
0投稿日: 2015.12.23
powered by ブクログ常々感じてきた考えモレ。著者ちきりん氏の物事を分解して、すべての可能性を考えることを実践していきたい!「議論するときは同じレベルで」というのにも分解は役に立つ。本や人から得た知識は自分の考えと勘違いしてしまうけど、大切なのは情報を得て自分のアタマで考えて結論を出すこと。情報がなくても、情報があった場合を予想しておくこと。
0投稿日: 2015.12.20
powered by ブクログ社会人3年目ぐらいの人に読んで欲しい。1年目はやり方も分からず苦悩して、2年目はワンサイクル回した後の改善に繋げ、3年目に自分をより成長させる為にここに思考の解法を求めるのがいいと思った。いきなりこの本を渇望もしないのに読むのはもったいない。
0投稿日: 2015.12.11
powered by ブクログ思考と知識は違う。知識を思考の棚に整理する。如何に自分が考えてないか知らされた。。 2015.11.30
0投稿日: 2015.11.30
powered by ブクログ独特の切り口のブログが人気のちきりん氏の「思考のワザ」ともいえる考え方の手法が具体例を交えて紹介されており、参考になる観点が多かった。 例えば、「思考」と「知識」を混同していはいけないということや、情報よりも「意思決定のプロセス」が必要であるということ、情報を見たときにまず考えるべきことは、「なぜ?」と「だからなんなの?」のふたつであるということ、ひとつの情報にたいして十分な時間をかけてトコトン考えることが大事であること、選択肢を分解しながら、意識的にあらゆる可能性を考えるということ、決められないのは選択肢が多すぎるのではなくて「判断基準が多すぎるから」ということ、まずは考え、あとから「知識として、他の人や専門家が考えたことを調べる」という手順が考えるトレーニングとしては良いということなどである。
0投稿日: 2015.11.15
powered by ブクログちきりんさんならではの視点と図解で考えるということはどういうことなのかを解説しています。巻末の数学の問題について、解法を覚えるだけに受験時代は特化していたことが間違っていたことについて触れているのが印象的でした。
0投稿日: 2015.11.01
powered by ブクログ物事を見る視点、視線が面白い。 でも、ちきりんさんのブログの熱心な読者は、その面白さのためにこの本を買うに行くだろうか? なので、この本のプライシングはちと高く感じた。
0投稿日: 2015.09.26
powered by ブクログ自分の頭で物事を考える際のフレームワークを与えてくれる本。 ただ、ケースがあまり面白くはなかったが割とすぐに読める本である。
0投稿日: 2015.09.23
powered by ブクログ思考を煮詰めていくと泥沼化することがあるけど、そんな時こそこの本に立ち戻って考え直すと上手くいく。 そういった本。 理屈や思考ツールを紹介してこねくり回した本よりはよっぽど役に立つ。おすすめ。
0投稿日: 2015.09.12
powered by ブクログ■知識は思考の邪魔をしてしまう ・知識が思考の邪魔をするため、だれでも自分が詳しい分野では斬新なアイデアを受け入れることは、よく知らない分野に比べてはるかに難しい。 ・「そんなことは不可能だ。絶対にできない。」と否定的になってしまう。 ・その分野で新しいアイデアに否定的になっている傾向が見られたら「知識が邪魔をしている」ことを疑ってみる └とくに成功体験がある知識はすごく影響が大きい。過去の成功方法でずっと成功できるわけではない。 ■知識は「過去」、思考は「未来」 ・知識は「過去の事実の積み重ね」思考は「未来に通用する論理の到達点」 ・知識とは「過去にその人がその人の頭で考えた結果」それが本となり自分たちは、読んでいる。すなわち過去に考えたプロセスをすっ飛ばして答えだけを知識として保存しているだけ。なので本から保存された知識から出された発言とは、他人の思考を頭の中から取ってきているだけ。考えているわけではない。 ・自分の頭で考えるとは、「知識と思考を区別する」ことから始まる。 ・「自分の頭で考えなさい」と言われた時は一旦、知識を思考から外すことが重要。 ■意思決定のためには、意思決定のプロセスを先に決めることが大切 ・闇雲に情報を集めているだけは決まらない。 ■分析の数値作りは「作業」であり「思考」ではない ・数値を作ってグラフかは作業であり、その結果を見て何かを決めるときに「思考」が発生する ■考える力をつける方法 ・一日の思考時間を「見える化」する。そして少しでも思考時間を増やす └本を読みまくっても考えているわけではない。 ・数字を見たら「なぜ?」「だからなんなの?」の2つを問いかける ■議論するときはどのレイヤーの話をしているのかを図を見せながら進めるとずれない。 f:id:masadon0621:20150908083830j:plain ■知識は思考の棚に整理する ・個別の知識が意味をもってつながり、全体として異なる意味が見えてくる。統合された知識から出てくる新たな意味が「洞察」と呼ばれる (思考の棚のイメージ) f:id:masadon0621:20150908084244j:plain それぞれ「?」に知識が入る。全ての「?」を埋めると新たに見えてくるものがある。例えばこれは9・11の際の各社の報道内容がずいぶん異なっていたが、これは「報道方針の問題」か「自社の場所の距離の違い」なのかと質問ができる。全ての「?」を埋めることで、今の質問の解が見えてくる。それが「洞察」と呼ばれる。この過程が考えるということ。 ・このように思考の棚をもっていると情報が手に入った瞬間に意見を述べられる。 ・この情報が手に入れば何がわかるのか?ということを事前に考えておくことが重要 ■思考の棚のまとめ ①知識は思考の棚に整理すること ②開いている棚に入るべき、まだ手に入っていない知識を常に意識する ③それらの知識が手に入った時に言えることを事前に考えておくこと ■考えるっ結局どうするのか ・一旦知識を分離する ・意思決定のプロセスを決める ・なぜ?だから?と問うこと ・あらゆる可能性を探る ・縦と横で比較すること ・判断基準の取捨選択すること ・レベルをごっちゃにしない ・独自のフィルターを見つけること ・データはとことん追いかける ・視覚化で思考を付加させる ・知識は思考の棚に整理する
0投稿日: 2015.09.08
powered by ブクログ知識とは、過去の事実の積み重ね 思考とは、未来に通用する論理の到達点 確かに今はなんでも、調べれば すぐにわかる時代。 いろんなこと、知ってる人は すごい!知識が豊富だなと思って 尊敬する。 んでも、そこから何を考えるかが 大事なんだね。 しかも、自分の頭で! 自分が、書いてることも 何かで読んだこと、人が言ったことを 書き連ねているだけかもしれないな。 そこから、自分の頭で考えてない。 膨大な資料や、エクセルでまとめた表や グラフ。これは、ただ整理しただけ。 整理された情報が手に入ったことで なにごわかったか? なにが言えるようになったか? という思考が大切。 うーん。 そう考えると、無駄な資料って多いね。 作るのが目的になってるもん。 思考を言語化する➡️思考を視覚化する これは、やっぱり深く、突き詰めて考えないと なかなかできない。 自分の頭もっと使って、考えないとな〜
0投稿日: 2015.08.09
powered by ブクログ考えてる時間と作業をしている時間を意識して、考えることに意識的に時間を裂こう。という主張 考え方としてはso what/why so、MECE、ロジカルツリーといった一般的な方法 それぞれが読みやすく構成されてより、理解しやすい。 また、考えるというのは物事の判断基準をシンプル・明確に決めることであり無駄に検討を費やすのではなく、自分の中で優先順位をつける考え方を推奨している。 別の言い方をすると、考えてるフリで同じ道をくるくる回っているのではなくてそこから脱出して本当の意味で物事を考えようという話でした。 自身が何かにつまづいたらそのような状態に陥っていないか改めて確認するようにしたい。
0投稿日: 2015.07.28
powered by ブクログブログ書いている人のようですが、仕事の的を得ている面がわかりやすいです。やはり本は実践が伴ってないと自分に入りづらいですね。文章も硬くないのでさらっと読めます。知識と思考の関係が納得の1冊。
0投稿日: 2015.06.24
powered by ブクログ考えることって大事。 なぜ?と問う習慣をつけること、判断基準を多くしすぎないこと、議論のレベルを揃えること、自分のフィルターを見つけること、データは違った角度からも見てみること、グラフの視覚化を意識すること。 気がつくと楽な作業に逃げてしまう自分の教訓にしたい本。
0投稿日: 2015.06.20
powered by ブクログ知識と思考の違いを勘違いしている人が多い。 この本でもそれを指摘している。 知識:物知り:答えを知っている:どこかで得た誰かが言っていたことを話している→賢い人では決してなく、自分の思考を回し考えられる人が真に賢い人。 知識を持っていても、過去とは環境の違う現在や未来に同じ答えが当てはまるとは限らない。正しい答えがない世の中では、正しい答えを作ることは出来ず、正しそうな答えを自分の頭で考え出せなくては生き残れない。 でも自分の頭で考えるためのバックボーンとして色々な知識を持っていることも必要です・・・(本書でもそれはちゃんとコメントしています)
1投稿日: 2015.05.13
powered by ブクログ人気ブロガーのちきりん氏の思考法について書いた一冊。 知識と思考の違いや一歩踏み込んだ思考法を様々な時事問題や歴史から解説されていました。 図解が多く、分解してシンプルに思考する方法が多く載っており非常に勉強になりました。 あと、読んでみてフィルターを持つことについてや思考を視覚化することについては凄く納得できました。 結論だけみると突拍子のないことに見えても深く突き詰めて考えるとなるほどと納得できてしまう考えはこういうふうに生み出されているということが理解できました。 知識を上手く思考に持っていくこと、グラフや指標から突き詰めて考えること、判断をシンプルにすること。色々な手段で物事を思考することが生活していく上で大事なことというのを感じた一冊でした。
0投稿日: 2015.05.05
powered by ブクログ目の前にある情報をそのまま信じるのではなく、自分の頭で考える重要性を学べた。インターネットが普及した現代では、「知識」ではなく「思考」が求められる。本書は思考のやり方も書かれていて非常に役に立った。 ・判断基準を絞る ・レベルをそろえる
0投稿日: 2015.04.27
powered by ブクログ2015/02/20 世にはたくさんの情報があり、すぐにアクセスできる。知っていることにもはや価値はない。重要なのは、その情報をどう処理するか、である。まさに自分のアタマで考えるということだ。情報を集めることと、意思決定を行うことは全くの別物で、問題なのは後者であると。
0投稿日: 2015.04.19
powered by ブクログ先日、ちきりん 氏 による「自分のアタマで考えよう」を読み終えました。 先に稀代の読書家である出口治明氏の著作「本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法」を読んだのですが、その中で出口氏がお薦めの本として紹介されていたので手に取ってみました。 内容は、タイトルどおり「自分の頭で考える」ための具体的ヒントを分かりやすく語ったものです。豊富な事例と親しみやすい語り口、確かに本書は、「考え方」の入門書としては取っ付きやすいもののひとつですね。
0投稿日: 2015.04.01
powered by ブクログ知識と、知識に捉われない思考を確保する 方法に迫る一冊。 階段グラフの活用や、マトリクスそのものを疑い、踏み込んでいく重要さが腹に落ちる一冊。 マッキンゼーの匂いがした。
0投稿日: 2015.03.24
powered by ブクログ題名通りですが、”考える”ってことを考えるための本。食べたい食事の食材が、意志決定の際の情報に当たり、何を食べたいのかがハッキリしなければ、何も決まらないのと同じ。食材を知り尽くしていないと、料理として生かせないのと同じってことなのかもしれない。確かに美味しそうだから、という衝動がメインで本を読むことが多い私には、考えされられる内容だった。何が食べたいかって結構迷うんだよね。いつも。こんな私に本当に必要なのは、むしろ物凄い空腹感なのだろうか。
0投稿日: 2015.03.02
powered by ブクログこれを読んでから、データをみて「だからどうなの?」って考えるようになった気がする。 考えない相手とは、むしろやりにくくなった気がする。
0投稿日: 2015.02.23
powered by ブクログ知識と思考の違いと思考の出し方について書いてある。 頭を使うきっかけになっていいと思う。 これは料理やピアノの演奏などでのアレンジの効かせ方に使えると思うのでぜひ活用してみたい。
1投稿日: 2015.02.21
powered by ブクログ20150213読了 ライフネット生命の出口さんの著書でオススメされていて、購入した一冊。 自分の頭で考える、ということがどういうことなのかを定義し、具体的な例をあげて考えるための方法やトレーニング、意識の持ち方が書かれていた。 正直に、自分が無目的に知識のみを追い求めている、自分の頭で考えられていなかったとショックを受けた。 例えば、知識と思考の違い。思考とは、何か与えられた情報に対して、その情報から読みとくことができるものであり、そこに対する反応であること。結論を出すことが思考。その事に対して事前に知っていたものを分けなければいけないし、仕入れた情報に対して前もって知っていた知識を踏まえて思考をすることが、洞察なのだ、というような多くの発見があった。 また自分のフィルターをもつことの重要性については、今後のキャリアを考えるための指針にもなった。 また、考えを言語化するというアイデアはもともとあったが、視覚化するというのは面白いと思った。 無目的に知識のみを追い求めるのではなく、あらゆる事に自分自身の答えを出す習慣を身に付けたい
0投稿日: 2015.02.13
powered by ブクログこれはひょっとしたらもう一回読みたくなりそうな本でした。 特に気になるのは思考の棚の話。 なんとはなしに頭の中で考えて整理されていた事柄については、新しいニュースを聞いたり情報が入ってもスッと意見が出ることが多いですね。これって知らぬ間に棚を作っていたんですね。 あと、グラフの使い方って大事。 また、グラフによってはうっかり騙される可能性もあるので、正しい見方を自分なりにでもしっかり身につけておかなきゃね。
0投稿日: 2015.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3年近くかかってやっと読了w 自分にとって学びがあったまとめ。 1: ■意思決定のプロセスの明確化→必要な情報のリストアップ→情報収集→分析(加工&グラフ化)→思考(考える)意思決定(結論が出る)→伝達 ■思考力UP方法:思考時間を意識すること。一日のスケジュールで何時間思考したか振り返る。 2: ■「情報と思考のバランス」情報収集に1時間⇒思考に1時間 ■情報を得たら問う2つのこと ①「なぜ?」…数字の表す現象や活動の結果の背景を考える ②「だからなんなの?」…今後どうなるのか、どう対策すればいいのか。 3: ■分解図の利用 ・問題解決などの選択肢を分解し、漏れを無くす ・曖昧な概念を分解し、組み合わせを検討(タイプ分け) 4: ■プロセスの比較 5: ■決められないのは選択肢が多いからではなく、判断基準が多すぎるから。 ■判断基準は「目標の姿」から導かれる。「目標実現のためにはなにが一番大事なのか?」 ■判断基準を2つに絞る→2×2マトリクス(4象限)に振り分け→それぞれの対応を決めておく ■日本の大組織で成功するための重要な条件「我慢する力」×「空気を読む力」=大組織の暗黙のルールを読み取り、周りの動きを見ながら自分に求められている役割を正確に理解して適切に振る舞う。大組織のさまざまな理不尽にじっと黙って我慢する。 6: ■会話や討論中に論点のレベルがそろっているかどうか分解図などを用いて確認する。 ■故意にレベルをずらされている場合は理由があり、レベルを揃えたものが本音。 7: ■自分独自の判断基準=フィルターを持つ。 ■今までない新たなフィルターを消費者に提示する。 8: ■他人や権威の要約ではなく、要約された意見の元となる情報から自分でも考える 9: ■思考を図式化することで、不明瞭なまま残されていた思考部分に気付ける。細部まで突き詰めて考えないと思考を図式化することはできない。 終: ■事前に、その知識が手に入れば「わかるだろうこと」「言えるようになること」を考えておく。対価となる時間やお金に見合うか考える。 ■「知識を保存する」=「記憶する」のではなく、知識を洞察につなげることのできる仕組みとして「思考の棚をつくる」。思考の棚はシンプルな二次元(縦軸×横軸表)でよい。
0投稿日: 2015.02.11
powered by ブクログちきりん氏が、”思考”の方法論について書かれたもの。 知識は「過去のもの」でしかなく、これを思考という「未来志向の作業」としていくことの重要性を主張した後、そのために必要な11種の原則・方法論が説明されています。 いくつか例をあげると、 「いったん「知識」を分離すること」 「「意思決定のプロセス」を決めること」 「「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと」 ・・・etc その一つ一つについては、目からウロコが落ちるほどの発見ではなく、”言われてみればそうだよねえ。。。”というようなもの。 でも、確かにそれらは忘れがちなものであり、「人々が”自分のアタマ”で考えているようで、実は考えられていない」という現象の要因になっていることを気づかせられます。 事例を挙げての説明は非常に明快で、わかりやすい読み口となっています。 この本、内容は大学一年生向けのデータ分析の入門書としてまで耐えうるレベルで、主張されていることは至極論理的です。 ただ、こうした11個の原則は、個人が意思決定をするプロセスの上ではきわめて有益だと思えますが、企業や団体といった”組織”の意思決定の上でも同様かといえば、単純にそうは思えないなという印象です。 だから、この本を読んで「なんで会社の意思決定は非効率的なの?」といった疑問を抱くのは、また性格が違う問題かなーと思わざるをえません。 ともあれ、手元に置いて、繰り返し読みたいと思える本でした。
0投稿日: 2015.02.01
powered by ブクログライフネットの出口治明さんオススメで、読んでみた。 本が大好きな人は、それだけで考えた気になっていることもあるので、知識を仕入れるのはいいことだけど、自分の頭で本当に考える機会を持つことが大切とのこと。おっしゃる通りだと思う。 人の頭で考えられたことで、なるほどと思ったことを仕事でも出すことは得意。でも、それは果たして自分の意見なんだろうか?と最近思っていたので。 ノートを一冊用意して、考える時間を取ってみようと思う。
0投稿日: 2015.02.01
powered by ブクログ「ある情報から楽観的なことしか読み取れない、反対に悲観的なことしか読み取れないのは、読み手に最初からバイアスがかかっているからです。なんらかの固定観念、既成概念に影響されているのです」 「よく知らない分野であれば、革新的なアイデアを寛容に受け入れる人も、自分の専門分野については驚くほど保守的であったりします。保有する知識が多すぎて、どんなに斬新なアイデアを聞いても頭の中からひっぱり出してきた知識によって、できるわけがないと否定してしまうからです」→知識が思考を邪魔していることを疑った方がいいでしょう。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知識・情報を使う前提としての思考の大切さ。議論の初めは意思決定のプロセスの合意から。情報に漏れをなくすための分解法。判断基準を絞ること。など、頭がよい・頭の回転が速い人の「思考の棚」にあるツールが具体的かつ平明に示されている。本書で示されている2×2や3×2程度のグリッドでは、複雑な現実の事象を扱うには物足りないと思いがちだが、その複雑性をシンプルに絞り込むのも思考の秘訣なのだろう。 参考にしつつも、この本の情報や知識も、自分自身で考えなければならなんですよね。 14-201
0投稿日: 2014.12.29
powered by ブクログちきりんさんのブログは数年前から見ていて、ずっと気になっていた本である。 仕入れた情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、「自分のアタマで考える」方法が書かれてあり、多彩な視点からの展開になるほど、と思わされた。
0投稿日: 2014.12.09
powered by ブクログあの人なんか違うな、考察が深いな、って人はこう分析してるんだろうなと思える一冊でした。 それをこういう本を読まなくてもできる(自分でその術を編み出せる)人が、私が賢いと思う人かもなぁ。私は賢くない方なので(笑)この本と出会えて超ハッピーです! 今の自分の周りのこと、未来のことを考えるのにも使えるし、政治や社会的なことにももっと興味を持ちたいと思える内容でした! ちきりんさんブームが訪れてるので、次は【「自分メディア」はこう作る!】を読みたいと思います( ^ω^ )
0投稿日: 2014.12.06
powered by ブクログ・思考力のある人は常にゼロから考えているから、自分の専門分野においてさえ革新的で柔軟です。時代が変わり、世の中が変わり、新しい現象が出てきて新しい情報に触れたとき、過去の知識ではなく、目の前の情報から考えることができるかどうか。それが「考えることができる人」とできない人の分岐点です。もしくは「時代の変化に気が付く人」と気がつかない人の違いともいえます。 ・知識とは「過去の事実の積み重ね」であり、思考とは、「未来に通用する論理の到達点」です。知識と思考を異なるものとして認識しましょう。 ・「考える」「思考する」とは、集めて加工した情報を、どのように結論につなげるかという決めるプロセスです。 ・一見それらしいデータを鵜呑みにしていると本質的なことが全く見えてきません。この意味で「もっともらしいデータ」は「疑わしいデータ」より危険であるともいえます。たとえ権威ある報道機関からの情報でも「本当なのか?」と疑う気持ちと、実際にそのデータを追い求めて深堀りしてみることが、自分の頭で考えるときには必須であるということでしょう。 ・私たちは日々大量の知識や情報を得ています。本や新聞やテレビから、ブログやツイッターなどネットから、さらに誰かと直接会って話すことからも、多くの知識が得られます。重要なことは、それらの知識をそのままの形で頭の中に保存するのではなく、必ず「思考の棚」を作りその中に格納するということです。単純に「知識を保存する」=「記憶する」のではなく、知識を洞察につなげることのできるしくみとして「思考の棚」をつくる、これこそが「考える」ということなのです。
0投稿日: 2014.11.20
powered by ブクログ知識は過去、思考は未来。 考える時間を取る(情報収集や資料作成ではない) 比較の基本は縦と横=時系列比較と他者比較 判断基準が多いと決められない=2つに絞る 2×2のマトリックス=損得表をつくる=どの立場を取るか決める 成長の仕事、支援の仕事、運営の仕事、再生の仕事 の4分類で考える 考えるためには知識と思考を区別する必要がある。知識が思考の邪魔をする
0投稿日: 2014.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知識を引っ張り出してくることと自分のアタマで考えることは、全く別のことである。 個人差はあるが、人が1日に考えることができる時間には限りがある。徹夜で考えたという人は、無限に体力があるか、考えていないかのいずれかである。私も、長時間Excelと格闘すると、なんだか考えた気になっている。 何か質問をしても、すぐに切り返しができる人がいる。ついつい頭の回転が早いんだと思ってしまうが、著者が言うには、そういう人は常に準備を怠らず、思考が完了しているのだという。なるほど。 では、どうやって考える力を鍛えるのか?考える時間を増やすしかないと。 最初は泣きたくなるような稚拙な考えしか浮かばないが、繰り返し鍛錬を積むことで様々な考え方ができるようになってくる。著者の経験談に少しほっとした。また、考えることを楽しんでいる様子が、すごく印象的でした。
0投稿日: 2014.11.16
powered by ブクログ考える際に気をつけること •いったん知識を分離すること •意思決定のプロセスを決めること •なぜ?だから何なの?と問うこと •あらゆる可能性を探ること •縦と横に並べて比較してみること •判断基準の取捨選択をすること •レベルをごっちゃにしないこと •自分独自のフィルターを見つけること •データはとことん追いかけること •視覚化で思考を深化させること •知識は思考の棚に整理すること
0投稿日: 2014.11.15
powered by ブクログ「自分のアタマで考える」って、具体的にどうすることなのかということを紐解いてくれる書。個人的にハッと思わされることばかりで、近いうちに再読して深めたい。 答えが書いてあるのではなく、答えを出すとはどういうことかが書かれています。
0投稿日: 2014.10.31
powered by ブクログこの本は有名ブロガーのちきりんさんご「考えるってどうゆうことなのか?ということについて丁寧に書いてあります。見た目や文体は優しいですが、内容は非常に濃いです。 この本はライフネット生命の会長の出口治明氏も自身の『本の「使い方」』でも紹介されていました。 元々持っていた知識を引っ張りだしてくるのは、「考える」ということではなく、それは他人が考えたことを引っ張ってきてるだけで自分が考えたことにはならない。という始まりでこの本は始まり、物事の考え方について少子化、自殺、就活、婚活などを例に用いながら説明しています。 鵜呑みにしてしまいそうなデータを鵜呑みにせず自分のアタマでもう一度考えたり、あらゆる可能性を考え、また考えモレをしないためにはどうすればいいのかなどについても説明されていました。 こと本はロジカルシンキングなどのHow toを重視しているのではなく、そのロジカルシンキングやクリティカルシンキングをするためのそもそもの前提や基礎を学べます。 個人的には、頭の回転が速い人はあらかじめ欲しい情報について考えていて、なおかつその情報が成立するとどるなるといったことを考えている。 思考というのは言葉にして、グラフや図に視覚化すると何が言いたいのか本質が見えてくる。というところが興味深かったです。 大学生の就活についても書かれてあるので、大学生にもオススメだと感じました。
0投稿日: 2014.10.27
powered by ブクログデータ分析について、カジュアルに書かれた本です。 誰にでもできる「作業」ではなく、オリジナリティのある「考え」・「結論」を導き出すためには、事前知識やサマリーではなく、生データと向き合えと。 フレームワークやロジカルシンキングのHow to本よりライトな読み応え。 一般的な話題(例えば少子高齢化とか)だと、既に議論がされていて、有識者の意見を前提知識として持ってたりするので、そういう先入観を抜きにして、要素分解して議論の土俵に乗せるべきだと書いてありました。 なるほど納得で、データ分析を仕事にしている人らしいなぁと感じました。 残念だなぁと思ったのは、もともとブロガーということもあってか、文章の端々から他人への皮肉を感じるところ。 ブロガーとしてなら毒の少ない方なんでしょうが、本として活字で読むにはちょっと…。自分の本棚には置きたくないというか、友達に貸したくはならないというか…。
0投稿日: 2014.10.17
powered by ブクログ有名ブロガー「ちきりん」さんの著書。 現在は有名ブロガーになった彼女ですが、社会人時代の最初のころに上司に考えが浅いと叱られていました。 そんな時に「考えるための方法論をまとめた本」があればいいなと思い、この本ができたそうです。 第1章から第9章まで考えるための手法を使用例とともに丁寧に紹介されていて、楽しく読めました。 終章にありますが、今の時代にただ知識を暗記するだけではダメです。この本を「知識」と「思考」の理想的なカンケイを築けたら幸いです。
0投稿日: 2014.10.16
powered by ブクログ自明のことを噛んで含んで説明されると狐につままれた気分だが、蒙を啓かれる人も多いようだし、いいんじゃないでしょうか。
0投稿日: 2014.10.10
powered by ブクログ考える、ということを誰かの考えた知識を思い出すことと混同してしまってはならない、考えることは知識と思考を区別することから始まる、という前提のもと、具体的にどうすれば自分の頭で考えることができるのか、思考の始まりと言われる比較の仕方や、情報に騙されないデータの見方など詳しくわかりやすく教えてくれる1冊である。「あの人は初めて聞いたことに対してなぜすぐにうまくコメントができるのか」という、私の長年の疑問を解決し、自分もそうできるようになるための方法を学ぶことができた。
1投稿日: 2014.10.08
powered by ブクログ2014年89冊目。 人気ブロガーちきりんさんが書いた「本物の思考」についての本。 大量に溢れる「情報」に触れる際のリテラシーを身につけたいと思ったときに、最初の一冊目としてこの本はとてもいいと思う。 非常に分かりやすい文体と図示で、得た情報の解釈を誤らない&適切に扱う技術が満載。 単に「知識」を増やすのではなく、それを「思考」に変えるために、大事なことを学べた。 【メモ】 ■良い面と悪い面を両方洗い出してから判断 ■「どうやって結論を出すか」を先に考える ■数字やグラフに出会ったら「なぜ?」&「だからなに?」 ■判断基準に優先順位をつける ■話している内容のレベル感を常に意識 ■新たなフィルターを提示する ■次に知りたい情報を意識的に待つ ■その情報によって何が分かるのか?
0投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログ最近、教養を深めたい!知識増やさなきゃ!と焦って本を読み漁っていたけど、「立ち止まって考えること」の大切さを教えてくれた一冊。新しい知識や情報を得ることに興奮してるだけじゃなくて(知的好奇心も一つの長所ではあるけど)思考を怠らないようにしなきゃ。。
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読むのは二回目。やっぱりよい本。仕事のいろいろなタイミングで読み直せばより理解が深まると思う。 私たちが何かを決めるときには「情報」とそれとは別に「意思決定のプロセス」が必要 洋服を買うときの決定プロセスが、1万円以下の洋服ということならブランドの店まで見に行く必要がない。 「思考」とはインプットである情報を「結論」というアウトプットに落とし込むこと。 考える力をつけたければ、考える時間を増やし、一日の中の考えている時間を見える化してみよう。30分でも1時間でも考える時間を作ってみよう。仕事で表計算のグラフを作っている時間は思考ではない。それを作る必要があるのか、それを使って何をするのかと考えるのは思考です。 情報を見たときはまず「なぜ?」そして「だからなんなの??」 調べればわかることを考える意義。→調べてわかる答えは誰かが考えたもので、自分が考えた結果がそれと一緒になるかはわからない。トレーニングになるし、人と違う結論に至れる場合には人に先んじることができる。(仕事の場合)プライベートの場合は自分に必要な結論を得られる。 国の選挙など、考えるべき課題がたくさん。なにが優先順位かを考える場合には、なりたい姿を考えることが大切。個別に考えると、重要でない課題はないが、進むべき方法に照らし合わせるとおのずと必要なものがわかる。
0投稿日: 2014.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(「考える」とはインプットをアウトプットに変換すること?)……「私は考えた」というのは、「私はあるインプットをもとに、なんらかの結論を出した。ある考えに至った」という意味です。「私は考えた!」と言って、「じゃあ結論はなに?」と聞かれたときになにも浮かんでこないのであれば、それはじつは考えていないのです。 (英米の「失われた20年」とは?)……1970~1980年代には、日独が工業化の反映機を迎えたことにより、米国と英国は「苦悩の時代」に入りました。 (婚活女子の2つの基準とは?)……「経済力」(コントロール不可能)と「相性」(女性側が歩み寄れる)です。 (「企業の情報」より「自分のフィルター」を探そう)……一般的には会社の利益率とその仕事への自分の向き不向きはほとんど関係がありません。「社会の役に立つかどうか」「成長できるかどうか」……✖
0投稿日: 2014.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「Use your noodle!知識はそれだけでは役に立たないよ。自分で考える知恵があって初めて役に立つんだよ。」 高校三年の時に後輩たちに講演をしたときの自分の言葉を思い出しました。 社会人になると知識と経験でなんとかなっちゃうんですよね。 頭使ってねえなあ。 反省\(__)
0投稿日: 2014.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトル通り自分の頭で考えるということ。 今は何でもネットで調べて答えや意見もたくさんあるので 自分の頭で考えることが少ないと感じる ・知識:過去のこと ・思考:これからのこと 知識だけで考えていると思い込みだが、本当は思考を使って考えなければいけない。 ・考えるとはインプットを会うトップとすること。 情報収集だけのインプットだけでやった気にならない ・なぜ?だから何なの? ・他国との比較:縦、時代の流れ:横に比べてみる ・自分のフィルターをもつ ・グラフの使い方見方 少々後半難しいが、自分で考えることを忘れないようにすること
0投稿日: 2014.08.29
powered by ブクログ・一日の中で何時間考える時間を取ったか毎日振り返ることで、考える力は確実につく ・数字を見たら、なぜ?だから何なの?を常に意識する
0投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログめちゃくちゃ勉強になった! すぐに仕事に使いたい思考法ばかり。 しっかりとノーとにまとめておいたので、度々復習して、自分の頭で色んなこと考えてアウトプット出していきたい。 例も載っていてすごくわかりやすかった。
0投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
インターネットの発達で情報を集めることはたやすくなってきた。 その材料をどのように結論付けるかを指南した本。 知識が思考をだますとは気づいていなかった。 確かに、就職活動の質問は意味ないものが多い。 自分のフィルターを考えることにより 自分にとって必要なもの・不必要なものを 整理することは重要である。
0投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログ知識と思考の違い 知識=過去 思考=未来 意思決定のプロセスは超具体的に なぜ、だからなんなの 構成要素と考えるレベル 思考の棚で情報感度を高める
0投稿日: 2014.07.17
powered by ブクログ警戒な切り口とわかりやすいストーリーは流石超人気ブロガーだと感動した。 「判断基準を減らしてスパッと決める」=>婚活女子を見習え。判断軸は2つに 「考えること」=結論を出すこと 「知識で思考が歪められてしまうことがある」=>プロ野球の今後のグラフ 個人的には、全体的に日本に対する悲壮感がまとっていたのがすこし残念だった。青臭く、現状が捉えきれていない僕は「どうにかしていこう」というスタンスで望みたい。
0投稿日: 2014.07.17
powered by ブクログ物事を様々な視点から考える力が身につきます。 違った視点で見ることによってメリットだと思っていたことがデメリットになったり、その逆もあるので、 幅広く考えることができます。
0投稿日: 2014.07.11
powered by ブクログ数学の問題を解くのに、 後ろの解説を見て、解き方を覚えてから問題を解くようにしてると、 入試には対応できるけど、考える力は身につかない。 自分で考えるクセをつけるための方法が載っている本。
0投稿日: 2014.07.03
powered by ブクログデータや数字の使い方、客観的な見方を詳しく書いている。身近な内容にも関わらず扱っている方法などが難しいため理解に時間がかかった。知識のある程度ある人には良書と思われる。
0投稿日: 2014.06.29
powered by ブクログライフネット生命の出口氏おすすめの一冊。ちきりんさんのブログは大変、人気があるとか…。 今までは、一つの情報をただ読み流すだけだったが、これからは、「なぜ」を加えて一歩踏み込んで考えてみたいと思う。
0投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログ情報の分析の上でまずは既存の知識を取り払ってデータから読み取れることを重視するべきっていう考えがためになった。あとは意思決定プロセスには厳密な基準を用意しておくことが必要であること、考えをまとめるには言語化→イメージ化することが大事、という2点も参考になった。
0投稿日: 2014.06.04
powered by ブクログ・なにかを選ぶとき、選択肢が多いと悩みますよね。どこのマンションに住むべきか、どこの学校に子供を進ませるべきか、どんな職業を目指すべきか。こういうとき、私たちは「選択肢が多すぎる!」と思います。「選択肢が多いから、迷ってしまって決められない」と感じるのです。けれどじつはそれは間違いです。 決められないのは選択肢が多すぎるからではありません。決められないのは、「判断基準が多すぎるから」なんです。 > /> 確かに。判断基準と選択肢をまず分けないと。 ・ちきりんの独断と偏見で決めつければ、日本の大組織で成功するために重要な条件はずばり、「我慢する力」と「空気を読む力」でしょう。大企業は最初から正直にそうぶっちゃけ、このふたつの条件で学生を採用すればいいのです。 > /> ぶっちゃけた!本書では「我慢する力」×「空気を読む力」それぞれ「有る」、「無い」で四象限作って分析までするから、徹底している(笑 ・たとえば最近、消費市場としてアフリカ大陸の可能性を高く評価する意見を聞くようになりました。そしてその中でよく「アフリカには9億人以上の市場がある」という言い方がされています。 この9億人とはアフリカ全土の合計人口のことです。けれどなぜアフリカだけ「大陸全体の合計人口」が取りざたされるのでしょう? アフリカについて「9億人の市場だ!巨大だ!有望だ!」というのなら、アジアなんて35億人以上の市場です。インドには一国で11億人以上の人口がいるのです。 > /> アフリカ9億、鵜呑みしてました。。 ・よくある失敗例のひとつは「勉強が好きだから」という理由で研究者への道(博士課程への進学)を選ぶパターンです。ちきりんの知人にも、そう考えていったんは研究者を目指したものの、途中で「やっぱりこの仕事は自分には向いていない」と気がつき進路変更をした人がたくさんいます。 彼らが口々に言うのは、「狭い分野をひたすらに深く掘り下げる仕事より、幅広く世の中の事象を見たり聞いたりする仕事の方が好きだとわかった」ということです。また「自分には、1人で思索を続ける仕事より、大勢で話し合いながら進める仕事の方が合っていた」という人もいます。 > /> ありがち。仕事の進行の仕方についてのフィルターが仕事の内容以上に社会人生活に重要になってくるそう。著者は仕事の結果が出るスパンが数ヶ月である事がモチベーションにとって大事で、デイリーに判断を重ねる(デイトレとか)や文筆でも詳細な調査を10年かけて作る超大作とかはやる気が続かないと分かったそう。ふむふむ。 ・「収入以外のものを職業から得たい」と考える先進国の若者にとって、仕事選びは、数時間の会社説明会や数回の先輩訪問などで決められるほど簡単なものではないのです。複数の企業や組織で実際の職業経験を積むことにより、ようやく学生は「自分に向いた職業は、こういった条件でフィルタリングされたものだ」と理解することができるのです。 > /> 平均か、平均以上の待遇とかコストパフォーマンス?を求める人も多そうですが。ブラックじゃなければ、仕事ならちゃんとやるよ?みたいな。遣り甲斐のある仕事を求めるような、やる気のある人はむしろ考えるべきかもしれません。
1投稿日: 2014.05.30
powered by ブクログ「知識は思考を整理する棚になる」という意見には、自分の体験からもまさに、納得。 この間、マッキンゼーの問題解決法についての本を読んで、meceをどう実践するか疑問に思った。 本書でも「考え漏れをなくす」ことの必要性が説かれていて、その具体的な方法がロジック・ツリーだった。 他の方法論も、割とマッキンゼーとにたような感じだと思う。 それは、著者がアメリカの企業で働いていたからかも。 マトリックスで考える、階段グラフを利用するなど、図式にして整理する方法が随所にあった。 取り入れられる部分は取り入れたい、と思わされた。
0投稿日: 2014.05.26
powered by ブクログ「考える」ことは「知る」こととは違う。 「知識」を「思考」にどう活用するかが大切なのだと。 確かに、得た知識をドヤ顔で語ってることが多くなりがちかも。 ちゃんと自分の頭で考える癖をつけなければ。 twitterで突拍子もないことをつぶやいたり、 人と違う視点を持ってる人やなあと思ってた。 この本で彼女の思考法を知ると納得できる。 非常にわかりやすかった。
0投稿日: 2014.04.29
