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powered by ブクログ【記憶力ではなく思考力】 自分なりに考えることを提案されています。 私自身よく思うのが、為替や株のチャート。ぱっと見ると大暴落しているように見えるが実は縦軸の目盛りが細かい単位になっていたりします。毎回この目盛りは自動的に調整されており、固定ではありません。チャートの雰囲気だけを見ていると、だまされてしまいます。 特に折れ線グラフは提示する側の意図で変化を小さく見せたり、あるいは大きく見せたり自由にできます。事実を捻じ曲げているわけではなく、事実の見せ方を変えているだけです。したがって、虚偽のデータではありません。 また、良いときだけを集計してグラフに表現することもできるので、統計の期間も重要な要素になります。 確かに、グラフにするとわかりやすいのですが、わかりやすいだけに勘違いさせることも簡単です。グラフを情報として受け取る側は、一度自分の頭で考えてみる必要があります。目盛りの範囲は適正か、期間に問題はないかなど。 しかし、自分自身が個人として数値をグラフ化してみる場合、グラフ化は有効な手段になります。
1投稿日: 2011.11.26
powered by ブクログ自分で考えることの大切さを再認識できる本。途中少し中だるみする感はあるけれど読みやすいのでお勧め。個人的にはとてもためになる本でした。
0投稿日: 2011.11.26
powered by ブクログ● 一部の「知識」は「過去において、他の人がその人の頭で考えた結果」です。それを私たちは書籍や講義、報道などを通じて学んでおり、自分の頭の中に知識として保存しています。なにかを考えろ、と言われたときにそれを頭の中から取り出してくるのは、「他人の思考を頭の中から取り出してくる行為」に他なりません。 ● 十分すぎる情報があるのになぜなにも決まらないのでしょう?理由は、「誰も考えていないから」です。みんな「情報を集めて分析する」作業に熱中しています。しかし意思決定のためには、「どうやって結論を出すべきなのか」を先に考えることが必要なのに、そのための思考を怠っているのです。 ● 「私は考えた」というのは、「私はあるインプットをもとに、なんらかの結論を出した。ある考えに至った」という意味です。 ● 「合計特殊出生率が高くなったから子供の数が増える」というのと、「親世代の人数が増えたから子どもの数が増える」というのは、まったく異なる現象です。 ● 決められないのは選択肢が多すぎるからではありません。決められないのは、「判断基準が多すぎるから」なんです。 ● 同じように、消費者庁などという省庁が必要になるのは、他の省庁が相変わらず消費者のことなど考えず、ひたすらに担当業界の権益確保や規模拡大のために存在しているからともいえるのです。 ● このように、成長の仕事、支援の仕事、運営の仕事、再生の仕事はそれぞれ大きく異なり、適性のある人も異なります。 ● 重要なことは、それらの知識をそのままの形で頭の中に保存するのではなく、必ず「思考の棚」をつくり、その中に格納するということです。単純に「知識を保存する」=「記憶する」のではなく、知識を洞察につなげることのできるしくみとして「思考の棚」をつくる−これこそが「考える」ということなのです。
0投稿日: 2011.11.25
powered by ブクログ自称おちゃらけ社会派の「chikirinの日記」の管理人、ちきりん氏の書籍。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/ 最近、特にchikirinの日記を暇があれば読んでいて、 パッと読む読みやすさとは裏腹に、本質を悟ったchikirin持論に やけに説得させられてしまい、興味を持っていました。 この本は、タイトル通り 自分の頭を使って考える事がいかに大事か?について、 全10章にいくつか社会問題の例を用いて説明されている。 序章は『知識』と『思考』の大きな違い。 時に『知っていること』は『考えること』の妨げになる場合もあり、 先入観なしに『考えること』の重要性について。 例えば、第6章『レベルをそろえて考えよう』では、 生活者目線から霞が関の組織図を読み取っている。 消費者庁が『消費者のための省庁』。ならば、 他の省庁は誰のための省庁かを考えてみると以下の通り。 これが消費者省のネーミングとレベルを合わせた役割。 ・総務省 NTTグループとNHKのため ・法務省 既存の価値観の維持のため ・財務省 大きな政府の実現のため ・外務省 ODA商社のため ・文部科学省 大学と美術館建設のため ・厚生労働省 製薬会社と医師会のため ・農林水産省 農業とJAのため ・経済産業省 経団連のため ・国土交通相 ゼネコンとJRのため ・防衛省 武器商社のため ・環境省 エコ商品の補助会のため 全ての事を疑うつもりで 自分のアタマで考えることを癖付けようと思った。 深い所を、親しみやすい砕けた言葉で投げかけてくるので 知らぬ間にChikirinイズムが浸透されるぅぅ・・・。
0投稿日: 2011.11.25
powered by ブクログ考えるとはこういうことなのかと学べました。 考えることの大切さ、考えるとはどういうことなのか。 また頭の回転の良さそうな人は実はその場で回転させている のではなく、普段の情報整理の大切さも同時に書かれていました。 これを読めば少しは考えることがうまくなるかも!
0投稿日: 2011.11.25
powered by ブクログ論理的思考についてゆるーく、分かりやすく書いてくれている。 毎回楽しみにさせてもらっている著者のブログと同じノリなので、楽しみながら自分の思考の偏りに気づかされた。また忘れた頃に再読したい。 学生にもオススメ。
0投稿日: 2011.11.25
powered by ブクログこれからは誰もがロジカルシンキングの手法を身につけて、自分の頭で考えることを勧めた本。いきなりロジカルと言われても、大変だからということかもしれないが、考える前の下準備やコツについても述べられている。
0投稿日: 2011.11.24
powered by ブクログゆる系社会派ブロガーのちきりんさんが思考法について、身近な問題を例に教えてくれる本。この類の本は戦略コンサルや外資系企業を経験したいわゆるエリートの人も出していたりするのだが、どうもお堅かったりする。そこをちきりんさんは、ブロガーという視点からゆるく解説してくれているのでわかりやすさ(というより噛み砕きやすさ)がだいぶ違う。こういった思考法の教育を、日本の中・高あるいは大学でとっとと導入してほしいものだ。
0投稿日: 2011.11.24
powered by ブクログ自分のアタマで考えることが苦手な私にとってはとても参考になる本。この中にあることをひとつでも多くとりいれていきたいと思いました。
0投稿日: 2011.11.23
powered by ブクログ知識→思考。暗記ではなく、理解したほうが頭に残るのと一緒で、評論家の受け売りではなく、自分の頭で考える必要性を説いている本です。正直に言います、とても分かりやすく、素晴らしい本です。皆さんに是非読んでいただきたいですね!
0投稿日: 2011.11.22
powered by ブクログ立ち読み:2011/11/21 たまたま、TEPCOの「おトクなナイト」を検討していたので読んでしまった。 あとがきに、グッと(グサッと)くるものがあった。きちんと読みたい。 「自分の頭で考える」これがもう最近切迫して必要だと思う。 「自分で考えること」は「非効率」なのだ、と言いきっているところが良い。非効率なんだよ、だからすぐにやめたくなっちゃうんだよ。非の打ちどころのない効率的で素晴らしいツールなんてこの世にない。 それを分かった上であえて非効率な方をとるのはなぜか?それも自分で考えてから、選択することで、自分にとって重みのある選択になるだろうと思う。 エクセルを一生懸命作っていたって、「作業している」だけで「考えている」時間はほんとんどない。 これは本当にそうだよなぁ。 仕事について4つの分類、 ・成長の仕事 ・支援の仕事 ・運用の仕事 ・ これってMECEではないと思うのだけど。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ同僚に著者のブログを教えてもらったのがきっかけ。 その日のうちにこの本を購入。翌日読了。 ・「一日の中で考える時間を増やそう」 ・一日働くなかで、本当の意味で「考える」仕事をどれだけしているか ・「時系列」と「自他」で分析 ・「判断基準」を絞り込んでおく 当然ですが、「知る」のと「考える」というのは違うんだなあ…
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ企業自体を「成長の仕事」「支援の仕事」「運営の仕事」「再生の仕事」という見方で分けて、自分への向き不向きを考えるところ、ピンときた。 自分用のフィルター作り大事ですね。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ■この本を知ったきっかけ 著者のtwitterで ■読もうと思ったわけ 著者のブログを読んで考え方が好きだったので
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
情報収集(知識)と思考(自分のアタマで考える)の関係・違いがわかる本。情報収集にばかり一生懸命になっている自分を発見。自分のアタマで考えることの大切さを実感。情報を得てどうするか、どう活かすか、そもそも何の為に情報を集めているのか・・・。考えさせられる本。 2011.11.27 2回目完読。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログ自分があまり考えない人間なのでどうにかならんかなーって読んだ本。 疑問を持ったり、原因について深く掘り下げるのがどうもできていないと感じているのです。 この本では大きく11個、「考える方法」みたいなものを例を交えて紹介している。 例が入ってることと、わりと具体的な方法が書いてあるので読みやすいです。 読んだ中で今後生かしていきたいものを3つ選んだのでそれをシェア。 ・意思決定のプロセスを決める ->やみくもに必要そうな情報を集めるのではなく、 何がわかったらどうするのか、を先に決める。 情報だけ集めても前に進めない。 ・判断基準の取捨選択をする ->いくつも満たすべき条件を挙げても最終的にすべて満たすものは 多くの場合存在しない。QCDでもなんでも、1つ、多くても2つの 基準をもとに判断したり決定したりする。 ・レベルをごっちゃにしない ->階層が違うところで議論しても意味をなさない。 問題を階層図などに書き出してみてポイントを明確にして議論する。 書いてみたけどやはり抽象化されてしまってるような。うーむ。 もう少し自分のところに引き寄せる必要がありそうです。
0投稿日: 2011.11.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新聞やネットで評判が良かったので購入。 ちきりんさんの【考える】、考え方の本なので、これを読んだら誰でも【考えられる人】になります!ではないと思いますが、参考になる点が多かったです。何より、ご自分の言葉で隅から隅まで書かれていることがひしひしと伝わってきました。
0投稿日: 2011.11.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「じぶんの頭で考えるということはどうゆうことなのか」を体系的に解説している本。本当に身につまされることが数々書いてあり、改めて「自分は何にも考えてないんだな~」と思わされる一冊でした。結構お勧めです。 以下、これから自分がやっていこうと思うこと ・データを見た際には、「データを見る前から知っていた」ことを答えとしない。物事には必ず「良い面」と「悪い面」がある。もしデータを見た際に瞬時にどちらかの意見だけが頭に浮かんでくるとしたら、その考えは目の前の情報以外の何かが影響を与えていると疑った方がよい。 ・何かを決める際、まず最初に「どうやって結論を出すべきなのか」を考えることが超重要。そのあとで情報を集める。 洋服を買う際でも「価格をみて買うのをやめた」といった結論を出せるのは、価格と言う情報以外に「いくら以下の商品でないと購入しない」という意思決定プロセスを持っているから。この思考プロセスに”洋服の値段”という情報を放り込み、これは買う、これは買わないと決めている。 ・
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログアウトプットの極端に下手な自分には参考になることが多かった。書いてあることを実践できるようになるには、読みながら実際自分で考えてみる(答えのない問題について)ことが必要な気がする。
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログ「なるほどー」と思う点、多々あり。しかし、究極のめんどくさがりの自分が実行できるかは不明……。 とりあえず手元において、参考にしてみるか。
1投稿日: 2011.11.17
powered by ブクログとても勉強になりました。 プロ野球の件なんて、いきなり思い知らされた! さて、これをどう活かそう。 まさにそれを自分のあたまで考えよう。
0投稿日: 2011.11.17
powered by ブクログあとがきに書いてあることが、ほんとに好き。中身は明日からでも仕事に役立つビジネス本と言うほどに、問題へのアプローチから、有効な解決策を導くためのフローが、実際の社会問題や企業戦略を元に、分かりやすく丁寧に述べられており、非常におもしろく有意義。しかし、それを通して、改めて如何に自分の頭で考えることがステキなことかって教えてもらえたのが、この本を読んで一番良かったと思えることだった。
0投稿日: 2011.11.17
powered by ブクログ自分の頭で考えるとは? ①いったん知識を分離すること。 知っている知識に蔓延され、バイアスがかかり、思考することをやめてしまう。 ②意思決定のプロセスを決めること。 ③何故?だから、なんなの?と問うこと。 ④あらゆる可能性を探ること。 ⑤縦、横に並べて比較すること。 ⑥判断基準の取捨選択をすること。 判断基準が多過ぎる。優先順位を決める。 ⑦レベルをごっちゃにしない。 ⑧自分独自のフィルターを見つけること。 ⑨データは、とことん追いかけること。 10 視覚化で思考を深化させること。 11 知識は、思考の棚に入れる。 知識は、思考の棚に整理する 空いている棚にはいるべき、まだ入っていない知識をつねに意識する。 それらの知識が入れば言えるようになることを、事前に考えておく。
0投稿日: 2011.11.15
powered by ブクログ一般的なフレームワークを使用した思考法の本より、 断然具体的でわかりやすくためになった。 *知識は過去、思考は未来。 *意思決定のプロセスを決める。 *「なぜ」「だからなんなの?」と問う。 *あらゆる可能性を探る。 *縦と横に並べて比較してみる。 *判断基準の取捨選択をする。 *レベルをごちゃまぜにしない。 *自分独自の「フィルター」を見つける。 *データはとことん追いかける。 *視覚化で思考を深化させる。 *知識は「思考の棚」に整理する。
0投稿日: 2011.11.15
powered by ブクログ考えるということを意識して考えたことがあるか、ということを考えさせられた。。。 最初のトラップにはまったら後は読むのみ。
0投稿日: 2011.11.14
powered by ブクログ自分のアタマで考えれない人はこの先どうなってしまうのか不安になった。おちゃらけてブログを更新しているけど、その奥では相当考えているんだときづかされました。
0投稿日: 2011.11.14
powered by ブクログ密かにチェックしているおちゃらけ社会派ブロガーちきりんさんの著書。その独特な視点や切り口からなる文章はどのような思考プロセスを得て生みだされているのか。知識と思考は別物。簡単な言葉で書かれているが故に胸に刺さります。
0投稿日: 2011.11.13
powered by ブクログびっくりするくらいあっという間に読んでしまった。 始まりの部分に客観的な事象やデータがないのが悩みと言われるもので、悩みのタネに客観的なものをあてがって悩んでみると、それは思考になると思う。 著者は様々なデータや事実からサラっと面白い分析をしているけれど、考える時間は結構かかっていると思う。 「自分の頭で考えろ」と、自分の頭で考えていない人間でさえ言ってしまうのは、それが時間がかかって面倒くさいからであり、お手軽に本とかを読んで知識を得て他人に話「へぇ~」と言われる方が、結果が形に見えて自尊心を満たされるからこそ。 これまで、ロジカルシンキングは必要にせまられたものだと思っていたけれど、単純に、楽しいから思考するのだと思わせてくれたことが良かった。
0投稿日: 2011.11.13
powered by ブクログおちゃらけ社会派ちきりんの思考のポイントを解説した本。いわゆるロジカルシンキングの本ではあるが、ちきりんの斬新な視点と表現方法はとても面白く、わかりやすい。特に「省庁のネーミング」のところは興味深かった。 いわゆるコンサル本にありがちな、上から目線(?)的な観点がないし、MECEやロジックツリーのマジックワードは一切登場しない。この本を読むと、なぜ彼女のブログが月間100万~150万ページビューをも集めるのかも垣間見ることができ、とても参考になる。主な読者層は学生や若手ビジネスマンになりそう。嫌味なく個性的な魅力を放つちきりんの文章にはあこがれてしまう。
0投稿日: 2011.11.13
powered by ブクログ(2011/11/2読了)香港へ行く飛行機の中で読了。前著「ゆるく考えよう」のほうはブログまんまでそれはそれで読み返せて面白かったが、今回のはブログ記事とは一味も二味も違う内容で更に本気で面白かった。ブログ記事の生成過程(ちきりんさんの思考過程)が分かります。BBCとCNNとNHKの比較とか超ツボった。各自脳内に思考の棚を構築すべし。
0投稿日: 2011.11.13
powered by ブクログ分かりやすくて、読みやすい。 ちきりん節(?)が好きなので楽しみながら読めました。 読みながら、自分のアタマの中でいろいろ考えるようになるので、 途中途中、思わず本を閉じて考えこんでしまうこともありました。 でもそのおかげで、自分の身のまわりのことにも新しい発見がありました。 手元に置いておきたいです。
0投稿日: 2011.11.12
powered by ブクログ今まで知識と言う武器にすがって思考を疎かにしていたのかもしれない。 確かに、知識をもとに判断しても、それは自分の頭で考えた事にはならない。 分からないことは有識者に聞くなりした方が効率的ではあるが、自分の頭で思考していけば、新たな問題にぶつかった時に解き方の術を分かるかもしれない。
0投稿日: 2011.11.12
powered by ブクログ知識と思考とは違う、考えるための方法論をまとめた本。 ちきりんのブログは時々、おーこんな切り取り方があるとは。。。という印象で面白い。そもそも、私はあんまり深く考えないタイプなもんで、この人の思考のクセというか、どっから来るんだろうな~と思ってたもんで読んでみました。 前半は知識と思考は違うんだーを解説してます。 十分な情報があるのになぜ何も決まらないのか? 「情報を集めて分析する」作業はしてるけど、意思決定のためにはどうやって結論をだすべきか、意思決定のプロセスが必要。 うん、その通りだねー、でもよくやっちゃうんだよね。気をつけよう。 あと参考になった点としては、常に縦と横に比べる。縦=時系列、歴史的な観点でものごとを見る、と横=他者比較、国際的な視点でものごとを見ること」 これはいろんな場面で使えそう。 終章の知識は「思考の棚」に整理する、という考え方も参考になる。 考えるためにはやっぱり知識のベースも必要、思考の棚の中に知識を整理して入れ込むことによって個別の知識が繋がるというもの。 ちきりんは9.11の報道でBCC,NHK、CNNのスタイルが全然違う事に気がつき、事件の発生場所と各国テレビ局の報道内容という「思考の棚」を作っておいたと。 9.11の報道だけではCNNが自国で起こった事件だからそんなスタイル、他の場所で起こった事件だと違うスタイルになるかもしれないからね。 なので、テレビ局と事件の発生した都市とのマトリクスの思考棚を作っておいて、別の事件の時に棚を埋めるような作業ができたという実例で語ってました。 同じものを見てもいろいろ気がつく人と、何も気がつかない人がいるけれど、この差は知識を整理するための思考の棚をもっていて、次に知りたい情報を意識的に待っているかどうかだ、ということ。 これはありそうだわ~~。カラーバス効果みたいなもんだよね。 そして思考の棚を持っていれば、手に入る可能性のある情報とそこから言えることがあらかじめ考えられる。 頭の回転が速い人っていうのは、実際にはその場で早く考えているというより既に考えてあった結論を棚から出してるだけ。 うわー、便利だわ、思考の棚w♪ 実は本の中盤ちょっと中だるみしてたんだけど、この最後の章が良かったです。 単純に知識を保存するんじゃなくって、知識を洞察につながる仕組みを作っておくというのは納得するものがありました。ちきりん、ありがとう! どんな棚が欲しいか、今思いつかないんだけどまずやってみよう。
0投稿日: 2011.11.11
powered by ブクログ最近読んだ本の中では結構時間がかかった。 「自分のアタマで(多少?)考えたから」ですねw。 いかに普段自分が「知識」の部分にとらわれているか。 自殺者の推移を検証するくだりがあった。 2010年は自殺者が減少した。 経済的な理由での自殺者が減ったのが主要因。 これはなんでかな?考えようね!ってのがあった。 自分は仕事でそういう情報が入るところにいるせいか、「倒産件数の減少と貸金業法の改正!」とかっていう、また知識に頼った答えを出してしまった…警察庁の統計見ながら答えたのにね。 でも確かに考えるプロセスにすると忘れなそう。これはこれで知識が思考の棚の中に整理された瞬間なのかも!?これも3×3の表にできるだろうか。 他の人の考えも見てみたいので調べよう。 あと、「さいごに」の部分で数学の話があった。 個人的には暗記する部分も大切だと思います。 暗記したことで考える力が身につかない!ってことに気づけたのだから。 ・比較する。時系列の比較で、他者との比較で。 ・「消費者庁」は日本の省庁が消費者(=国民)の方を向いていないことの象徴 ・コスト把握に階段棒グラフが使える ・考えることに時間を使ったか意識するだけで考える力は伸びる ・優先順位の高い判断基準を設ける ・サービスレベルは高くないけど格安に暮らせる地域があるといい ・「これが終われば何を得られるか」を考える ・NHKが分析もできる局でよかったと思いますw。
0投稿日: 2011.11.11
powered by ブクログ前半部分で自分に図星だと言える点が多々あった。もっと早く読みたかったが、せめて今読めたことに感謝したい。 婚活女子、就活、我が国の行く末を同時に切るのが面白い。 BBC、CNN、NHKを比較した思考の整理も参考になりました!
0投稿日: 2011.11.11
powered by ブクログ簡単なのに大切なこと。それなのにみんなやっていないこと。自分の頭で考えるってまさにそれ。 この本を読むと、いかに自分が何も考えていなかったのか、それなのに考えたつもりになっていたのか、がよく分かる。Think differentの前にそもそも考えてすらいなかったぞ。 語彙レベルでも論理レベルでも、簡単でわかりやすい。ふむふむと読んで気がつくと、読む前にいたところから遠くにきていた。 挙げられている例は、ニヤニヤ読めるものもあったけど、ドキッ私のことだ笑ってる場合じゃないぞケースも多かった。 判断決断ができないのは、情報の質/量が不足しているからではなく、判断基準や仮説がないか弱いからだ、とか、その通りすぎて辛くなる。いろんなビジネス書や自己啓発本を読んで知っていたつもりだったけど、分かっていなかった。 著者のちきりんさんには感謝感謝。 また時をおいて読み返したい。
1投稿日: 2011.11.11
powered by ブクログ「自分の頭で考える」とは、もともとあった知識を取り出してくることではない。ある情報のインプットをもとに、なんらかの結論を出すこと。考えるための方法が、具体例とともに非常に分かりやすく凝縮されている。
0投稿日: 2011.11.09
powered by ブクログ面白いし、すぐ使える実用書。この手の本って読んでも曖昧で何も残らないこともありましたが、本書は章ごとにちきりんさんのメッセージと how to が明確で、「あ、この考え方はいつもやってる仕事に適用できる」「今度のプロジェクトで試せる」と読みながらアイデアが浮かびました。 自分の場合、たしか1-2年くらい「Chikirinの日記」を読んでますので、いくつかのエッセンスは「以前ブログでも言ってたなー」な内容もありました。それは本書が焼き直しという意味ではなく、それだけちきりんさんの中で確立した方法論が語られているんだと思いました。 また、本書の語り口は過不足なくとってもスマート(おちゃらけはありますが、ブログよりは挑戦的な態度が控えめ)です。否定や禁止ではなく「こうすれば(よりよく)○○できるよ!」というトーンで貫かれていて好印象です。 好奇心旺盛なちきりんさんが社会人経験のなかで身に付けてきた「データの読み方・比較・分析・判断や選択の基準」のエッセンスがつまった一冊です。
0投稿日: 2011.11.09
powered by ブクログ考えるための方法と、ステップについてまとめた本。とてもわかりやすく、すっきり。まさに読んだことを本書の言うところの思考の棚に整理しつつ、あぁあれはこう考えればよかったんだな、とかこう考えたら違う風に見えるかな、と考えながら読みました。机に置いて、折に触れてパラパラ読めるようにしておこう。思考の棚から知識を出し入れするように。
0投稿日: 2011.11.08
powered by ブクログ是非老若男女問わずにオススメしたい本。情報収集・分析と思考の違いが具体例を元によく解説されており自分で思考の練習もできる良本。もっと自分のあたまで考えたい!と、思える本。
0投稿日: 2011.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上から言われたことを、そのまま下へ受け流すだけの、あの先輩。 考えのない「作業」に多くの時間を割いている、あの後輩。 考えているようで、実はあまり考えられていなかった、自分自身。 みんなにとって、価値がある内容です。 ただ、先輩や後輩には、薦めてやらないんだけどね。笑 だって自分のアタマで考えて、 必要であればこの本にたどり着くはずだから。
0投稿日: 2011.11.07
powered by ブクログ著者は有名なブロガーのちきりん。 私はこの人のブログが大好きでgoogle readerに登録している。 ブログの内容をひとことで言うと、ある事象に対するちきりんの解釈・解決案の提示と読者への問題提起である。 世の中では一般的にこう考えられてるけど、それって本当?ちきりんの経験や、得たデータから語るとこんな感じになるよ。あなた自身で考えたらどうなる? そんな著者が上記のタイトルで書いた本だ。ためらうこともなく、すぐに購入した。 http://unreconstructed.dtiblog.com/blog-entry-31.html
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログ知識と思考の違いなどいい勉強になった。 日ごろ、考えてないのが確認できた。 考える時間を増やしていきたい。
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログ第2弾 えっとね 新人さんに 「これ読んどいて」 ってまず渡す本 なんとなく やってたけど 自分の頭を整理できた 楽になった
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログ近所のよく行く本屋では見当たらず。 かなり大きめの本屋でようやく発見。 最近読んだ本の中では衝撃度ナンバー1。 特に「だからなんなの」でアウトプットを出すように心がけよう。 と、自分でのアタマで考えないで思ってしまった…。 自分で考えて試行錯誤してみよう。
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知識とハサミは使いようだが、知識や情報に使われて奴隷になることがある。そんな中で手にしたのがブログ「Chikirinの日記」で有名なちきりんの本だ。ひねた精神こそ健全な肉体が宿る。ちきりんのひねり具合がなかなか良い。 著者曰く、知識とは「過去」のことであり、思考は「未来」を意味すると述べており、知識の枠をぶっ壊して自分で考えることの重要性を説いている。「何でだろう~、何でだろう♪」と考える。そうしないと、報道機関得意の「コピへ作戦」で引っ掻き回されることになる。政治家が失言をしたといって辞めろ辞めろコールを連発して、それに引きずられることになる。 世論調査はいい題材だ。例えば、憲法第9条を改正する件に関しては、朝日新聞と産経新聞とでは結果が異なる。アメリカのニュース専門チャンネルのCNNとFOXNEWSとでは、オバマ政権に対する評価が割れる。前者はオバマ寄り、後者は共和党寄りとはっきりしている。ちきりんは、情報を要約されたものに依存せず、「情報を追い求めて深堀りすることが大切」としている。 いろいろな例を引き合いに出して情報を自分なりにどう考え、加工してアウトプットするかが書かれていてわかりやすい。クリティカルリーディングの教材としてもぴったりだ。 ブログ「Chikirinの日記」のリンク http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
0投稿日: 2011.11.05
powered by ブクログ手段としての思考の技術をうまく説明している本。しかしながら意思決定に一番重要と思われる5章「判断基準」7章「フィルター」は、知識と経験をバックボーンにしないと生まれないんじゃないかと思ってみたり。
0投稿日: 2011.11.05
powered by ブクログ正直よくある自己啓発や思考系の本と内容は変わんないしあまり目新しくもなかった。 ただ、今の自分にとって、『時間をとって考えてよい』というメッセージはとても大きな意味があった。 学生時代は、インプットばっかりでもさらに考えてアウトプットする時間があったけれど、インプットの時間すら満足にとれない状況で、スタンスを迷っていた最近たったので、これを気にしっかりと考える癖をつけようと思う。
0投稿日: 2011.11.04
powered by ブクログ優しさゆえの易しさに甘えつつ、できれば学生のときに欲しかったなー!己の不出来をちゃんと認識して、じのじの書いたり手順を踏んだりっていう丁寧さの上に思考できるほどの素直さとかがあったらよかったのにってアホな悔しさをはらみつつ笑 そういうのカッコわるいじゃん!todoリストすらカッコ悪いじゃん!って思う時期じゃん!笑 で、社会人になってにっちもさっちもいかなくなって、ぐいぐいと自分で視覚化したりまとめてみたりみたいなことを我流でやりはじめるわけです。これって文具ブームとかにも近いと思うんですが、それにしたって手法をシェアしてもらえるなんて美味しい。当然真似しますえへへ。 小論文の必勝法はAかBか(イエスかノーか)を結論づけること、というのを分かっていて、あえてCを提示する=120点か0点しか来ない手法をとっていた学生時代の私ですが、例えば名著を読んであーおごちそうさまです!してても、天邪鬼にオルタナティブを一所懸命考えてたひねくれ方が、ほんの少し良いものだったんじゃないかと思えました。学びと思考は両輪な気がする。 考える、と、思う、の間の深い溝について馳せた。。。 さっそく今やってることをじのじのしてみます。
0投稿日: 2011.11.04
powered by ブクログ読書それ自体は思考ではない、という考えはショウペンハウエルの読書について、と同じことを言っていた。知識を思考だと思ってしまいがちな考えを戒めてくれる本。本を人生の教科書ガイド的に使うのはあまりよろしくないんじゃないかしら。
0投稿日: 2011.11.02
powered by ブクログこの人のブログの内容は同意できない記事が多く、当書籍についてあまり期待を持っていなかったが、値段以上の気づきはあった。 特に会計士という仕事柄、ついついデータの形式的な分析に時間を取られ、自分の頭で考えることを怠けていた気がする。 いやはや、反省させられるものです。 ・データを分析するような仕事についている人には、はっとさせられるような導入提言がある。 ・分析家には、決定的に意思決定プロセス能力が欠けている。 ・「なぜ?」「だからなんなの?」を使った思考術、意外に普段からできていない。 ・分解ボックス使用の進め。ここら辺はマッキンゼーの考える技術の劣化版という感じ。 ・日本の大企業で成功するための重要な条件は、「我慢する力」と「空気を読む力」 ・「階段グラフ」は視覚的にわかりやすい。自分の考えを「まずは言語化し、次に視覚化する」
0投稿日: 2011.11.02
powered by ブクログ良い本だと思います。考える事に慣れていない若手社会人や学生や作業ばかりしてきた中堅社員向けだと思います。他のロジカルシンキング系と異なるのは考える事とは何か、なぜ必要なのかを最初に書いてある点です。あくまで入門書なので、次のステップとしてお勧めの本が書いてあるとより良かったかもしれないですね。
0投稿日: 2011.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
▼全体的な感想 ・すごく読みやすい ➡これはちきりんさんの文章全般的に言えることですが、とても読みやすい印象があり、一日でさくさくと読み終わって快感でした。 ・データを基に自分で考察を続けようと思った ➡この本は、ちきりんさんの思考のプロセスが書かれているだけで、それはよくも悪くも”世の中の正解”を提示しているわけではなく、”いかに正解に近づくか”を表しています。その中で僕が一番思ったのが、まず自分でしっかり考察してみようということでした。その後にもう一度これを読んだらまた違う発見があるような気がします。 ▼その他知ったこと、思ったこと、考えたこと ・"自殺の例"に見る、世間の情報にはびこる”誤解” ➡データも少し見方を間違えると、全く本質を捉えない議論をしてしまうようです。この例はその一つではありましたが、きっと世の中のニュースとかで言われていることも、元のデータを突き詰めると違った側面が見えてくるのでしょうか。 ・思考の基本はMECE,そして"why so?"と"so what?" ➡これは特に就活をしているとよく聞く言葉なような気がしますが、ちきりんさんの言う”考える”も、基本的にMECEにまず要素を洗い出し、各要素ごとに縦の論理を考える。と言ったことなようです。 ・僕はきっと今まで全然何も考えてなかった ➡最後の方にある”グラフ”に関する話で、”すごくしっかり考えられないとvisualに物事を説明することはできない”と書いてありました。ああその通りだ。。。と思ってしまったのですが、僕はすごくvisualに物事を説明するのが苦手で、それはきっと自分の中で思考が中途半端なままどんどん次にいってしまっていることなんだろーなーと 以上!
2投稿日: 2011.11.02
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個々の思考の方法自体は、最近乱発されている色々なロジカルシンキングに散在しているものが多いです。この本の白眉な点は、その論じ方・展開の仕方でしょう。事象を切り分ける手さばきは必ずしも鮮やか、というわけではありませんが、論じ方は非常にわかりやすく・面白い。 個人的に一番重要だと思えたのは、本の冒頭に置かれた論点:情報と考えを切り分けて、思考の生産性を把握しろという点でした。
0投稿日: 2011.11.02
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おもしろかった。インプットよりもアウトプットが大事。どのようなアウトプットをしたいがためにどのようなインプットをするのかという視点が大事。
0投稿日: 2011.11.02
powered by ブクログ匿名ブロガーちきりんの思考の方法論に関する書き下ろしらしい。 ロジカルシンキングとか、フレームワークとか、バイアスのように、様々な思考法を、専門用語を使わず、平易な言葉と例で説明した本。 数ある思考法の中から厳選された著者の思考モデルを提示している。 それぞれの思考法は独自にモノとは言えず、真新しいものはないけど、思考法を使うタイミングや間違った使い方の例など参考になる。 ただ、他にも思考法があるんだし、それぞれの思考法には一般的に使われる呼び方もあるので、その専門的な呼び方にも言及してくれればこの本をもとに調べ進めるときに親切だったのに、と思いました。 個人的には、「ゆるく考えよう」のほうが楽しく読めました。
0投稿日: 2011.11.01
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MECEであったり、グラフの活用の仕方だったり、基本的な思考法について書かれているが、ブログと同じ語り口なのでとても読みやすかった。 これから卒論を書くにあたって、 ・判断基準の取捨選択 ・グラフの使い方 という点については特に気を付けたいと思った。 ここでインプットした思考法を論文作成にあたってアウトプットしていきたいと思う。
0投稿日: 2011.11.01
powered by ブクログMBA系、経営本ものでいう「クリティカルシンキング」系のエッセンスになるのでしょうが、飾らない語り口でさっと読める内容です。小学生の娘にも読んでもらいたいと感じた本です。「独自(ひねくれた?)の視点」に共感を覚えます。 著書のBlogも面白いです。
0投稿日: 2011.10.30
powered by ブクログちきりんさんのブログ大好き。 でも、いくらアルファブロガーといえど、一般人でしょ? 一般人がこんなクオリティが高い本を出せるの? と不思議に思ってしまうくらいわかりやすく、ためになり、目から鱗が落ちる楽しい本。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログサブタイトルが、『「知識」にだまされない「思考」の技術』 参考になった箇所を列記すると・・・ ・思考は知識にだまされる ・知識は過去、思考は未来 ・考えるとはインプットをアウトプットに変換すること ・判断基準が多いと決められない ・情報ではなくフィルターが大事 自分の頭で考えることの重要性と難しさを再確認。
1投稿日: 2011.10.19
powered by ブクログ[関連リンク] 『自分のアタマで考えよう』内容紹介(叱られたからやり直し!) - Chikirinの日記: http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20111007
0投稿日: 2011.10.18
