
総合評価
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powered by ブクログだいぶ前に映画と漫画は見てました。 いつか原作読んでみたいと思っていて、図書館で借りてきました。 面白かったです。 タイムループを繰り返す中で、似たようなシーンがちょっとずつ変わったり、目線が変わったりというところが特に楽しめました。 戦争相手のギタイ側から語られるループ回も読んでみたかったです。
18投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ疾走感、絶望感、興奮が織りなすエンタメ。映画よりも原作はもう少し情緒的で哀愁漂う。サラッと読めるが、読後すぐに振り返りたくなる、癖になる面白さ。
0投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ映画とはまた違った展開。突き抜けた面白さはない。これがハリウッドの制作陣の目に留まるとは、何がどう転ぶかわからんもんやな。
0投稿日: 2024.07.02
powered by ブクログ映画を鑑賞後、原作があることを知り読んだ。 ライトノベルらしい表現や空気感が当時10代だった私には刺さった。
0投稿日: 2024.05.07
powered by ブクログ映画は随分前に見ていました。原作も面白かったですね。どちらのシナリオでも好きです。今ならネットフリックスとかで長編ドラマ的なリメイクしてほしいなと思いました。
0投稿日: 2024.04.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ギタイ」と呼ばれる正体不明の敵の襲撃に、一進一退の厳しい戦いを強いられている地球が舞台。主人公はほんの気の迷いで防衛軍に志願し、当然のように何も出来ないまま死を迎えようとしていた。しかし、ある出会いが彼を最期に奮い立たせ・・・。 死に恐怖し、痛みに這いずり回るだけだった一介の初年兵が、偶然に引き当てた”ループの記憶”。困惑と、しだいに湧き上がる理不尽な世界への怒りのなか、5度目のループで覚悟を決める瞬間が非常に格好良い。 起承転結と構成がしっかりしているためとにかく読みやすかった。作中で”夢”にも例えられるループの記憶が、ただの夢でなく確かな”経験”としてフラグを積み立てていく王道の面白さ。1回目の主人公の死と、1度きりの彼女の死という対比の構図が良すぎる。そして黴臭い珈琲をそっと飲み干すビターエンド。美しい。 ちょっと主人公イキりすぎでは?という気持ちが少なからずあったが、このラストシーンが着地点だと思うと納得させられる。 欲を言えば、人類滅亡の夢、ループの繰り返しで変容する脳のあたりの設定がもう少し詰めて描かれていると良かった。
0投稿日: 2024.01.05
powered by ブクログ映画と原作は違うものだと思うけど、どちらも面白かった。映画のほうが先だったのであれれと読み込んでいき、やっぱりシナリオライターってすごいんだなと思った。トム編とキリヤ編、一つの話からいろんな物語が生まれるのは創造する世界って無限で素晴らしいし、またオリジナルへのリスペクトがあればこそ生まれるものでしょう。
0投稿日: 2023.12.30
powered by ブクログトムクルーズが好きで彼の映画をよく見る。その彼の映画の一つがこの本を原作としているとは聞いていた。この本は私の二男が使っていた部屋を今私が使い、残された本の片付けの中で見つけた中の一つで夢中で読んでしまった。そして面白い。そしてハリウッドの連中が日本の小説の中に、いろいろの宝物を探し出している事が理解できた。面白い、この本の設定でトムクルーズとは別のオールユー二一ドイズキルを作ってくれ、日本人。
0投稿日: 2022.12.25
powered by ブクログ疾走感ある作品だと思った。 死に戻りというダレがちな内容をここまで簡潔に、分かりやすく書いていて凄いと思った。 合間合間で出てくるスラングがなぜだか気持ちよかった。気づいたら自分まで心の中で(クソッたれ)って口ずさんでいた気がする。 主人公の幾度にも及ぶ死に戻り、そしてそこにおける努力に賞賛の拍手を送りたい。フェレウ軍曹。好きです。
2投稿日: 2022.11.09
powered by ブクログ・たぶんこの作品を知ったきっかけは、東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生』だった筈なので、もう10年以上前か。ようやく読んだ。 ・ループものは珍しくもないジャンルになったけど、やっぱりSF的な理屈がある作品は好き。 ・ラノベのレーベルから出てることもあって読みやすいけど、内容的には十分ハードSF。このくらいのバランスの作品が好きかも。
0投稿日: 2022.04.19
powered by ブクログ「ハリウッド映画化!」とか言われてたからどんなものかと思って読んだけれど、普通のライトノベルだった。 気取った文体も相まって“付き合わされている感”がすごく、知らない漫画のノベライズを読んでるような読みにくさがあった。
0投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中学時代に同作者のよくわかる現代魔法を読んですぐリタイアした経験があり避けていたけどこの本はわりと良かった! フラグ管理が上手いと思った。 特に159、160回目のループでのリタとの交流。 あの辺りでこれは死ぬなとうっすら感じられる文脈になっていて分かりやすくて良かった。 ギタイが地球を住みやすい土地に変えているという部分、SFとしての面白さがあると感じた。
0投稿日: 2021.06.03
powered by ブクログなるほどね、これが原作か。こりゃマンガ化も映画化もしたくなるのわかるわ。テンポもいいし主人公そこそこひねくれててハードかつ痛くない程度に絶妙にクールだし、面白いわ。それにしても最初に読んだのが小畑版だから、原作読んでもずっと小畑健の絵柄で読んでた。つーことでまたマンガ版読むわw
0投稿日: 2021.03.25
powered by ブクログ英雄ジークフリードは竜の血を浴びて不死身になった。主人公は敵が時間を巻き戻すプロセスに巻き込まれて「死んでも巻きもどしてやり直す」ことになった/小説世界でキリヤ・ケイジに与えられたのは30時間。それっぽっちで何ができるか?しかし戦場の牝犬=愛のないSEXより素早く敵を殺すリタ・ヴランスキもタイムループの先達であることが判明し、知り合うことで状況は急速に進展…/ギタイに知能はなく恐怖もない。故に勝てる望みはなかったが、エイリアン向けに地球が固有種に有毒物質だらけに改造され絶滅しつつある人類に生きる希望が生れ
0投稿日: 2021.02.22
powered by ブクログ映画を先に観て、その後書店で見かけて読んでみることにした。映画とは設定が共通で、ストーリーはわりと異なっているように感じる。面白かったけれど、二回は読まない、かな。 201207
0投稿日: 2020.12.08
powered by ブクログトム・クルーズ主演の映画を見て原作が日本の作家と知り、興味を持ち買ってみた。基本的なループのアイデアは同じだが、映画とは登場人物の描き方が違う。映画では主人公も相手役の女戦士もいかにも大人の戦士という感じだったが、小説はライトノベルのテイストで、いわゆるboy meets girlだといっていいだろう。映画も小説もどちらも文句なしに面白い。表紙の主人公がかっこいいぜ。
23投稿日: 2020.05.26
powered by ブクログ「人類は、突如地球外から現れた謎の敵と戦っている。主人公も初年兵として大規模な作戦に出撃し戦うが、戦場で命を落とす。 目がさめると【今日】は出撃の前日。 なぜ? 時間が戻っている? 何が起こった? 何度も【出撃前日〜当日】を繰り返す。このループはどうして生まれたのか。どうすれば抜け出すことができるのか・・・?」 私が主人公だったら精神的に参ってしまって逃げ出すだろうなぁ。「戦う」「勝つ」と決めて進んでいくところが強くて尊敬した。 ギタイ側の無駄のなさには賞賛を通り越してもはや恐怖する。目的を達成するためだけの装置だ。完璧。 この話、ギタイ側が「敵」として描かれているけれど、今地球人が人間以外の生命体にしている事だし、今後地球以外の生命体にする事だよね? 自分(達)が生き残るためには他者(達)の命やエネルギーを奪わなければならない。奪ってでも手に入れなければならない。私は主人公側よりもギタイ側に感情移入して悲しいような虚しいような気分だ。
0投稿日: 2019.08.09
powered by ブクログタイムリープもの。 ギタイという怪物に蹂躙される、地球。 統合防疫軍に所属する初年兵キリヤ・ケイジは 一体のギタイを倒した後からタイムリープに巻き込まれる。その原因は何か?抜け出すことが出来るのか? もともとラノベ。映画化もされた。 こういうラストなのね。無難なところ。
0投稿日: 2018.12.24
powered by ブクログ初めての戦場で会った、戦場の牝犬。 敵を殺して自分も死んだ…はずだった。 目が覚めたら、2日前に戻り。 主人公でなくとも、何が起こったのかと思います。 そして繰り返される日々に、そりゃ手際もよくなり 経験値も1人で稼げるものです。 とはいえ、明日を考えねばならず、そこから抜け出して 次を見なければなりません。 そんな状態を打破する方法を知っていたのが彼女ですが 彼女もここまで行き当たるのに、どれだけの回数と どれだけの方法を繰り広げていったのか。 これはこれですごいものがあります。 クライマックスに関しては、まさかの展開というか あちらだけの特性ではなかったのか!? という驚きが。 実行に移すには、かなりの覚悟と決意がいる最後。 貰っても、それは空しい以外何物でもないものかと。
0投稿日: 2018.10.19
powered by ブクログソニーリーダーストアのクーポンで購入。初めてちゃんと一冊読んだ電子書籍。 ラノベ扱いされているらしいが、普通にSF。どこかで知っているアイデアのように思うけど、引き込まれて、一気に読んでしまった。 映画とはぜんぜん別物。「世界が認めた名作」とは言い過ぎやろ…
0投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログ「あれ原作はライトノベルだよ」という同僚の衝撃の一言で購入。概ねストーリーはコミック版と同じでした。原作の方が、より丁寧に説明され、細かなエピソードも多かったですが。映画もアマゾンプライムで観れるんだよなぁ。うーん。
0投稿日: 2018.09.22
powered by ブクログ同じ時を何度も繰り返し、未来に進めない主人公の足掻き、があんまり感じられなかったな。 ヒロインとの絡みなんかは結構良かったんだけど。
0投稿日: 2018.08.22戦場でのループ物
映画化、コミカライズした原作の小説。 文章は読みやすく、本格的なSFと言うよりは、ライトノベルがイメージに近いかな? あらすじにある通り、戦場で主人公が何度も死んではちょっとずつ違う同じ日を繰り返し、戦場で少しずつ強くなっていく・・・ ギタイ(宇宙から来た物)が実は兵器ではなく・・・主人公はギタイを倒し尽くせるのかその後が気になりますね。
0投稿日: 2017.01.21
powered by ブクログ初桜坂。ハリウッド映画化原作。キャラクタの喋り方がラノベっぽく(まぁラノベだけどw)軽い。キャラ設定もなんかイマイチ練り込まれてない?感じで、トータルであまり巧くない文章だった、が面白くなかったワケではない(^^; 映像化されものの方が完成度は高い気がする…まぁ観てないがね。
0投稿日: 2016.12.31
powered by ブクログ映画とは別物だな。なるほど、ハリウッドが映画化するとそういうことになるのか。 アイデアは悪く無いのだと思うが、説明不足のせいか、釈然としない点が多い。 人間描写も薄いし。まあ、こんなもんかもしれないけど。
0投稿日: 2016.09.12
powered by ブクログ無駄がなく、面白さがぎゅっと詰まっていた。 ループ物の醍醐味のような仕掛けが随所で楽しめ、ギミックも斬新でよく出来ていた。
0投稿日: 2016.02.18結末が素晴らしい!
内容は、似た本が多数存在するなか素晴らしい完結へと向かってくれます。切なさの中に愛を感じてしまいます。
0投稿日: 2015.12.10
powered by ブクログ経験を死ぬ程積んだからといって身体はついてくるか?という疑問が。でもまぁいいんだSFだから。 ハッピーエンドじゃないところが良い。そして軍曹が好き。
0投稿日: 2015.08.17赤い空なんか大嫌いだ
タイムループの仕組みは、シュタインズ・ゲートと同じような感じで、だとすると、相手をどう出し抜くのかがクライマックスのポイントになるのかなと思いながら読んでいたのですが、予想外の展開で印象に残りました。ハリウッドでやった映画は戦争映画になっていましたが、自分が映画にしたら、セカチューみたいな恋愛映画にしそうな気もします。キャラクターの造詣は、お約束な感じ(シャスタなどいかにも)で、こういう設定が好きな人(自分!)には面白く読める作品だと思います。
0投稿日: 2015.06.20コミック読後すぐに
コミック版がおもしろく、既に購入していて積読の原作をあわてて読んだ。 コミック版にない描写があり、より物語の世界観に浸れた。 ただし、コミック版が劣るという意味ではない。コミック版を読まずに原作を読んでも、今の満足(☆5)はないだろう。 次は、映画版を視聴だ!
0投稿日: 2015.06.13
powered by ブクログSFとしてよくできていながら、シンプルにまとまっていて面白かったけど、ところどころ読みにくかったのが残念 軍曹と主人公の関係が個人的に良かった! ハリウッドで映画化されてるみたいなのでそっちも見てみたい
0投稿日: 2015.05.25面白いSF
軍隊物は苦手でハインラインの宇宙の戦士くらいしか読んだことがないが、そういった苦手意識を感じさせずに読めてしまうので素晴らしいと思う。ループものでは、タイムリープ辺りしか読んだことがないので繰り返しに対処し始める辺りから興味深く読ませて頂いた。値段の分の価値はあると思う。
0投稿日: 2015.04.04作品以外のことを考えずに読める
映画は観ていないんですが、原作を読む前にコミックは読んでました。 で、コミックが面白かったので、原作も読んでみることに。 殺されるたびに時間が戻る、けれど記憶はそのまま引き継いでいる、ということで、やっぱり真っ先に連想するのはTVゲームですね。 死んじゃってゲームオーバーになってもやり直せる。アクションゲームのように、手順とタイミングを覚えることでひとつひとつ課題をクリアして、強くなっていく。 そして同じ時間を生きるヒロインとの出会い。同じ、というよりも互いのループがその1日だけ重なり合ったという感じ。 同じようなループを経験している2人には、決定的な違いがある。ヒロインは死なずにループを経験してきたが、主人公は死に続けることでループしてきた。 そしてあのラストが導き出される。 タイムループするストーリーって、どうしても、「どうせ巻き戻って同じ展開になるんだから、もっとうまいことやればいいのに」と思いがちだが、この小説の主人公は、そこをちゃんと「うまいこと」やる。 ここでこの選択肢を選ぶと時間が足りなくなるから、ここは○○でとか、このタイミングでこの兵士が向こうを向くからその一瞬にとか。我々がアクションゲームをクリアしようとする時に、何度も何度もプレイして手順を頭にたたき込むのと同じことを、主人公はやっている。 そのあたり、不満なく楽しめるのがいい。 もちろん、時間移動やループ的なものは、突き詰めて考えればどうしてもいろんな矛盾が出てくる。そういう不満や矛盾というものは、本来、小説を楽しむにはノイズだと思うが、時間移動をベースにするとノイズは決してゼロには出来ない。 ストーリーの面白さよりもノイズの大きさが目立ってしまっては楽しめないけれど、作家の努力でノイズを出来るだけ小さくすることは出来る。 この小説は、ノイズが少ない。もちろん、単純にストーリーが面白いというのもあるが、ノイズが少ないのでより一層、ストーリーを楽しむことに没頭できる。 というわけで、面白かったです。映画も観てみようかしら。
0投稿日: 2015.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
期待外れ。緊張感がまるでない。 ループを続けて強くなるという決意までがアッサリすぎ、更にはいつの間にか強くなってて拍子抜け。 戦場でのループ描写がほとんどないのは致命的。仲間の死、何度挑んでも倒せないギタイ、拷問のような終わらない激痛…etc.、血反吐を吐くような戦いの繰り返し(何度も逃げさえしたかもしれないが乗り越え決意を新たにしたり)を経てこそ、主人公の成長に感動できるはずなのだが(その描写が皆無とは言わないが、主人公がちょろっと思い返すのみでは…)。 唯一、ラストのループを抜ける展開にだけはドラマを感じたから(確かにハリウッドが好きそう)そこをもっと盛り上げてくれたらよかった。
0投稿日: 2015.03.10映画と原作は、違うんですね。
映画のほう、先に見て、面白かったんで、原作を読みたくなり購入しました。でも、キャラクターの印象も感動するところもまったく違うものでした。私には、映画のほうが理解しやすかったですね。
0投稿日: 2015.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
プレビューの映画が表紙じゃないやつで読んだ。(スーパーダッシュ文庫ってなんか寿命短かった気がするな) …てか、映画はキリヤがトム・クルーズなんだな。ハリウッドが原作のどのネタを拾ってどのようにアレンジしたのか容易に想像できるな。 あと、あとがき読むまで知りませんでしたが、神林長平が推薦文を書いてたんですね。さぞかし箔が付いたことであろう。
0投稿日: 2015.03.04
powered by ブクログやっと原作読みました。 先に映画を観てしまったので読みたくて仕方がなかったんですが集英社スーパーダッシュ文庫と言うマイナーな書籍である為普通の図書館には置いてないんです。 (大阪市立図書館が普通ではない、と言ってるんじゃないですが) いや~期待に違わず面白かった!主人公は初年兵だから若い。凄く若い。だからトムクルーズの年齢に併せて随分話を変えたのね。 戦場の牝犬リタはそのまま、だけど外見を随分変えている。ドジッこメガネちゃんのオタク技術者はおっさんに変えられてる。何よりループは終わらないのね、原作では。 出撃前夜と初出撃の2日を繰り返す度に強くなる、というのはRPゲームの要領と書くあとがきは面白い。 小説ではなんと158回目のループでリタに気付き159回目でやっと共同戦線を張り160回目が最終決戦となる。 割とあっさりクライマックスに雪崩れ込む。最後の戦いは凄いけど、ループが消滅してからもひとつクライマックスが有った映画版も中々。 哀しい余韻を残す本作と、トムクルーズの飛び切りの笑顔で終わる映画とどっちがいいかな? どちらもお勧め!!のタイムループSFの傑作でした。
4投稿日: 2015.03.02
powered by ブクログ映画見た後だったので、設定が違ってて面白かった。 こういう主人公好きです。 タイムリープものってあんまり読んだことないなあと思いました。
0投稿日: 2015.02.21
powered by ブクログループものと聞いていて、というか映画の予告編をみてそう思ったって事かな、ともかくループものだと思い込んでいたんだけれど、SF設定的にはちょっと違う。そういう意味で、逆に、SFとして出来が良いという印象。で、そういう場合、人の同一性とは何かという事に切り込んじゃうんですけどね。そのあたりはイーガンとかが良くやってたみたいなネタ。こんなのかスーパーダッシュ文庫なのかというのは、少し驚きで、さらに、神林長平が推したらしい記述があって、それは話の傾向からは納得だけれど、どのレーベルに収まっているかという点では甚だ違和感を感じさせる事だったりする。
0投稿日: 2015.02.14
powered by ブクログSFが大好きなので映画見る前に急いで読みましたが、ちょっと期待はずれでした。繰り返しっていうネタはすごいいいんですけどね。映画化版はもっと面白くなったのかな
0投稿日: 2015.02.05SF好きじゃなくても楽しめる作品
SF作品はほとんど読んでいなかったのですが、ラノベというよりもSF小説に近い作品です。 主人公の成長していく過程となぜこのようなことになったのか。設定が面白くバトルシーンも ハードなタッチで書かれているので何度も同じ戦闘をしているとはいえ毎回スリリングで飽きさせません。 サクサク読める作品が好きな方におススメです!
0投稿日: 2015.01.22
powered by ブクログ人類はギタイと呼ばれる外敵と戦っていた。主人公はギタイとの戦いの中で戦死したが、気がつくと出撃前日に戻っていた。繰り返されるループの中で戦闘技術は向上していくがループを抜け出す方法が分からず苦しんでいた。 単純な侵略SFでも時間ループでもなく、主人公がスレていく過程が面白かった。同じループに巻き込まれた経験を持つヒロイン、最後に脱出する場面など映画化されているようなので観てみたい。
0投稿日: 2015.01.16小説>漫画≠映画
トムクルーズ主演で作成された映画の原作というより原案です。 小畑さんの絵で漫画化もされています。 映画とは別物と考えてもものすごくよく出来た小説です。 『切り結ぶ』一言に尽きます。
1投稿日: 2015.01.08
powered by ブクログあまりラノベっぽいことに加え、非常に日本人作品らしい一冊です。 テレビゲームをモチーフにした作品構成といい、どじっ子メカニックをはじめとするキャラクタ設定、アクション→ロマンス→ハッピーエンド以外のプラスアルファの余韻を残したラストのどれも、日本発といって差し支えない要素です。 さらに、トム・クルーズ主演の映画もいい映画でした。 原作小説の上記の要素が、映画作品に持ち越されても魅力的に機能していたのでしょう。 同じく映画原作の「ハンガーゲーム」みたいな、アクションSF小説が好きな方なら、きっと楽しめる一冊です。
0投稿日: 2014.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
RPGみたいだな、と思ったらあとがきで作者もそれを考えながら書いてたとあって納得しました。梅干し一樽半分こは塩分過多で死んじゃうのでは...カビコーヒーも飲んじゃったしケイジのループ終了原因は食生活に違いない。
0投稿日: 2014.12.20
powered by ブクログ楽しみだった時間ループSF 少しばかり文書が読みにくいっていうか、ボクトツ感があるんだけど、展開が速いから良い。毎回異なる時間ループ、つまり主人公の死に様は、なかなかにおもしろい。死に様が、ではなく、毎回リスタートが異なるという設定が新鮮だという意味。どうなるんだろうというワクワク感が先行して、どんどん読み進めることになる。 今回の本はイラストがアニメチックだからか、なんとなく軽い感じが先行してしまい、氷の戦士とアニメっぽい民間人というヒロインとの関わりや戦友たちとの会話は、あまり興味深いものではないと思って読み進めていく。 半分程度でループの謎が明かされる。なるほど。シンプルに信じよう。で、その背景でのドラマはというと、かなりアクロバティック。戦うために作ったのかな。次も緑の戦士が生まれそうなエンディングはそれなりにきれいなオチなんだが、少し無理があるかなぁ。 ヒロインの描き方によっては映画もいい作品になるのかもしれないが、やはりストーリーの骨格が弱い。一月ほどで書きあげたらしいから仕方ないのかもしれないけど、登場人物の役割が極めて希薄だし、ヒロインとヒーローだけのストーリーは少し寂しい。 文句ばかりで申し訳ないが、意外な結末は確かに新鮮であるし、ザックリ切り捨てたSF的背景も潔い。世界観をシリーズにしたら、もしかしたら面白いかも。
0投稿日: 2014.11.19
powered by ブクログハリウッド映画の方を先に観て、原作が日本のSF小説と知り、読んでみた。 ストーリーは、ハリウッド映画的な展開に変更されてたけど、 原作のテンポよい語り口と戦場や戦いの描写の世界観を、映画版は迫力を増強させてうまく表現していた。 原作の、登場人物のバックグラウンドを丁寧に描いている部分が好き。映画と異なる結末は、切ない。
0投稿日: 2014.11.15映画を見た方にもお勧めです
先に映画を見て面白かったので小説にも手を出しました。 内容は、地球に侵略してきたギタイと呼ばれる生命体に立ち向かう人類、その新兵が主人公です。ある切っ掛けで死んだら10時間前に記憶を残して時間を遡る能力を得た主人公が、最強の兵士リタと共にギタイと戦う話です。 結構映画とは異なる箇所が多くて驚きましたが、異なるからこそ映画を見てる人でも楽しめると思います。映画との違いは、説明が殆ど無かったギタイについての説明があったり、タイムリープの原理が異なっていたり、リタも映画より魅力的なキャラになっています。面白いので映画を見てる方でもお勧めできます。続編の話もあるみたいなので楽しみです。
0投稿日: 2014.11.09
powered by ブクログ戦場に出たばかりの初年兵が死してもなお同じ日の戦場を繰り返す、まるでゲームのようなお話。 あれをやってもこれをやってもゲームオーバーになり繰り返されるループに途中本気で吐きそうになるが、毎日同じような日常を繰り返す自分自身がループにハマり込んでるように感じるからかもしれない。 ループする理由はリタと戦場で再び再開する事によって次第に判明していくがラストはほろ苦く切ない。 映画もそこそこ評判になったようなので見てみようかな。
0投稿日: 2014.10.31設定は面白いが文章運びが合わなかった
SFとしての設定は面白かった。 なぜループするのか、ギタイの出自など、科学的な根拠を持たせてあって、立派なSFとして成り立っていると感じた。 しかし、文章の運びが私にはまどろっこしく感じた。 小説としては楽しめなかった。とても評判が良かったので期待が大きすぎたのかもしれない。
0投稿日: 2014.10.28
powered by ブクログ死によってリセットされる人生を セーブ地点から何回も何回も繰り返すことで 経験を積み重ね、成長していくという 一種の教養小説である あとがきにも書かれていることだが これはコンピューターゲーム体験をもとに作られた物語である 過去から未来へ、未来から過去へ 往きて帰りし物語を繰り返し、主人公は成長していくが その最終目標は、ゲームオーバー(死)およびティルト(強制リセット)を回避して 次のステージへと進むことなのだ 哲学者のニーチェは、そのように同じ時間の繰り返されることを 超人の特権として、「永劫回帰」と名付けた それは、いまここに在る「生」を、絶対肯定しようとする意志だ つまりは前世も来世もありえない 前世や来世があるとすれば、それは同じ時間の繰り返しにしかならないのだ だからこの一回きりの人生こそ、何物にも代えられないチャンスなのだと信じて 前向きに生きていこうとする思想が「永劫回帰」である しかしこれは、一回きりの人生における無責任を肯定するものとして 悪しき思想を多く派生させていった 永劫回帰というものは、しょせん己のうちに閉塞した 限定された想定内の完全性を理想とするものにすぎない これはエゴイズムだ 永劫回帰思想に内包されたエゴイズムを、弁証法によって見下ろしたとき はじめて人は社会愛に目覚めることができよう それがファシズムである ファシズムとは、一見して社会全体に向けられた愛情なのである それは、永劫回帰の壁を 観念的に突破(ブレイクスルー)することで実現したものだ しかし、それもまた妄想にすぎなかったことは すでに歴史が証明ずみだろう 理想家は、自分が広い視野をもって世界にのぞんでいると信ずるが 実際のところ、それは彼の思い込みにすぎない 壁の外には必ずもうひとつの壁があり その外では、つじつま合わせの暴力が吹き荒れているのだ だから、真にファシストたらんとする者は 弱者に向けられがちな社会の矛盾を、極力ひとりで背負わなければならない 結果、彼は孤独に戦って孤独に死んでいかざるをえないのである そこにあるヒロイズムは、どこまで行っても自己満足だ 「AllYouNeedIsKill」は、ロマンティックな戦場の青春を描いているが その先にあるのは精神の地獄にほかならない
0投稿日: 2014.10.20
powered by ブクログサッと読めて面白かった。設定自体、凝り始めたらもっと伏線はったり二転三転させたり、葛藤を描いたりできそうだけど、それをやらずにコンパクトに大事なところだけまとめたという感じ。その意味で、読後感は余韻を残しつつ、中編に近い。
0投稿日: 2014.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トム・クルーズ映画の原作。映画も面白かったが、原作も面白い。映画ほど壮大さやスリルはないし、映画ほどハッピーエンドではないけれど、個人的にはこちらの方が好き。
0投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログトム・クルーズ主演で映画化された作品の原作。 なるほど。 映画と、原作では、 敵を『ギタイ』と呼んだり(映画でも、 わざわざ『ギタイ』と言っていた)、 ケイジが初年兵だったり、 戦場の牝犬がリタ・ヴラタスキだったりするところは、 同じですが、細かい所は、結構違ったりしていますね。 結末は、原作の方が衝撃的かも。 映画は、なんか、予定調和。 結末も原作と同じく描けば、もっと良かったのにね。
0投稿日: 2014.09.26
powered by ブクログトムクルーズが主演で映画化もされています。 文字だけの小説よりも、映画の方が迫力がありそうです。 SFが苦手な人は世界観から理解することが求められるので、取っつきにくいかもです。 タイムリープしているときと、できなくなったときの、命の重さの違いが、表現できていておもしろいと思いました。 読み手によって最後は納得の人と理解できない人と分かれそうな感じです。 ぼくは納得できました。 気軽に読めるおすすめの一冊です。
0投稿日: 2014.09.20
powered by ブクログ死ねば死ぬほど強くなる。トムクルーズ主演映画の原案。ハリウッド映画にありがちな、才能を愛され、勝つことがあらかじめ約束されている強いヒーローとはとて も言えない主人公を映画化しようとしたのがちょっと面白い。聞けばラストは全然別物らしい。そこら辺は好みの問題かもしれないが、原作は世界観に沿ったセンチ メンタルな終わり方で、きれいに纏まっていて良いと思う。ただやはりラノベの文法で書かれているため、きれいに纏まった結果「君と僕の世界」で終わってしまっ ているのが残念。
0投稿日: 2014.09.19
powered by ブクログ先に漫画版を少し読んでからこちらを読みました。思ったよりサクサク読めました(^0^)ループのところの説明は若干難しかった感はありましたが、楽しく読めました。リタの孤独というか強さというか内に秘めるものにぐっときました。
0投稿日: 2014.09.17
powered by ブクログいまブクログに登録するときに気づいたけど2004年の作品だったのか。。。こーゆー設定好き。頭こんがらがるけど。
0投稿日: 2014.09.15設定はありがちでも、侮る無かれ
ハリウッド映画原作。 最初は「さて、如何なるものか」と軽い気持ちで購入。 読んでびっくり。面白い。 冒頭の登場人物紹介がマンガであった為、当初は頭の中でマンガの人物が動いていたが、徐々に自分オリジナルに変わってきて、そして一気読み。 映画の予告編だけ見ていたので、パワードスーツのイメージがあり、さらに世界観が自分のものに出来ました。 HPを見てからご一読あれ。
0投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ映画化と同時に読み出す。映像を想像しながら読むとかなり面白かった。 この原作だと映画もかなりクオリティが高そうで楽しめそう。アクションあり恋愛ありの映画になると思う。 ラストは切ないが、こーいう終わり方もありなんじゃないかな。
0投稿日: 2014.09.14死ぬ度に強くなっていく様が面白い
ライトノベルをはじめて読みました。 ゲーム的というか漫画的なキャラや設定がちょっと馴染みがなく、好きになれなかったのですが、主人公が何度も死んでは復活し、その度に経験を積み強くなっていく様が面白いです。 ただ、冒頭にある登場人物のイラストは何のためにあるのか疑問でした。所々、イラストを挟んで物語が進むのだろうと予想してたので。
0投稿日: 2014.09.12
powered by ブクログ洋画の原作になったということで洋画を見てから気になって購入した。 「タイムループ」を中心設定に据えるのがまず珍しい印象があるが、そのことにより展開される主人公キリヤ・ケイジの苦悩や成長に読み応えがある。同じ境遇のヒロイン・リタ側の視点で1章割くのもうまいやり方で、タイムループのギミックの使い方が気になる、という興味だけでも読み進めてしまうほどその点に凝っていると感じた。 地の文が一人称視点なのも作品にあっていると思うが、その分読みにくいと感じる部分もいくらかある気もする。 なお、映画と比較するとこの原作の設定をうまく映像に映えさせたり、トム・クルーズ主演としたり、わかりやすいクライマックスを用意したりとかなり工夫していることが伺え、そういう意味でも面白い。大きな違いがあるのでどちらか片方が気に入っている人は比べてみるのがいいと思われる。
0投稿日: 2014.08.31ラノベとは思えない!!
これはSF小説であるといっていいんじゃないでしょうか? SFを敬遠しがちな女性に是非読んでいただきたい。 主人公キリヤとヒロインのリタの恋愛とまではいきませんが お互いを大切に思う心の動きなどもよく表現されていると思います。
0投稿日: 2014.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイムループものはその原因は明かされず、主人公が乗り越えたときに自然に時間のループが終わる設定のものが多いけど、これは理由があってそれが全ての核になってる。 面白いだろうと期待した以上のストーリー展開、そうですか、そう来ましたか、映画化されたのも納得。 映画はストーリーが違うらしいけど、それもまた観たくなった。こういう話、好きだわ。
0投稿日: 2014.08.18
powered by ブクログ思っていたよりも世界観・設定が作りこまれていて ラノベというよりSFに近い印象を受けた。 ループものという定番ものではあるが、 一冊の中にループに気づく、繰り返す、 ループからの脱出法に気づく、試みるという 流れがうまく出来ていて、楽しめた。 完成度の高い一冊で、確かにハリウッド映画に 向いている内容で、映画も見てみたいと思った。
0投稿日: 2014.08.09
powered by ブクログ死ぬとなぜか昨日に戻るという人生のループに陥ってしまった兵士の話。 「埼玉チェーンソー少女」では奇抜な設定が印象的だったが、本作は設定とともに、一人称で語られる独特な言い回しも目を引いた。死ぬと時間を巻き戻されるループからいかにして抜け出すか、その謎めいた物語の展開と相まって、読み飽きさせない魅力があるように感じた。安倍
0投稿日: 2014.08.07
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カタカナが多く少し分かりづらいところもあったけれど、勢いで読むことができた。 切羽詰まっているときに、一気にまくしたてる書き方が好きだった。 漫画を読んだら補完されるかな?
0投稿日: 2014.08.07評判の映画の原作ということで読んでみた
なるほど、これはアニメか気合の入ったハリウッドでしか、映像化はできないだろうという作品。大好きなモビルスーツもの、ありがちな設定にいささか魅力に乏しい登場人物ではあるのに最後まで一気に読ませてしまうのは、ところどころに差し挟まれた「リアル」が心に引っかかる(良い意味で)からではないか。 ただ、映画であの俳優演じる主人公はイメージが異なる。原作の通り日本人もしくは日系人が演じ、極東の島国が地球の最後の砦となった、という設定に忠実にしたほうが、映画にも厚みをましたのではないか、とそれだけが残念。 それはそうとこの作品はライト・ノベルに分類されるのか?普通にSFにカテゴライズされて良いのではないか?解せぬ。
1投稿日: 2014.08.07
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ループものは数あれど、その無限の時間を全てレベリングに使った作品はこれっくらいじゃなかろうかw まぁそれが本作の持ち味でもあり、他の類似作と比べるとインパクトに欠ける(基本直進ばかりで、意外な伏線やトリック等がない)部分になっている感がありました。
0投稿日: 2014.08.06
powered by ブクログ初めてライトノベルというものを読んだが、楽しめた。また、映画を観た後に原作を読むというのも初体験。ストーリーとしては映画の方が良いかな。
0投稿日: 2014.08.02
powered by ブクログ母が借りてきたものを拝借。ライトノベル調の軽いテンポで話が進むのに対し、やや硬い語り口でバランスをとっているように見えました。 タイムループに戦闘、キャラクターの性格まで、ありがちな設定がなされていたように感じます。 また、ライトノベルを読んでいると、あたかも脚本を読んでいるかのように感じるので、これを踏まえて映画を見てみたいなと思いました。 実際、未だ映画は見ていないので、バトルシーン等どう表現されているのか気になります。
0投稿日: 2014.07.28
powered by ブクログ映画のエンディングにおけるタイムループの仕方がきになったので、原作を読んでみた。タイム・パラドックス、パラレルワールド系のSFを期待したのだが、読んでみるともっと軽い内容だった。 この原作をあの映画に仕上げるハリウッドはさすがだと思う。映画では、リサが何故英雄扱いされていたりとか、ビッチ呼ばわりされていたりとかが理解出来なかったが、その点については原作を読んで補完出来た感じ。 タイムループの抜けかたは原作の方を支持したい。一方エンターテインメントとしては、テンポが良かった映画の方を支持する。
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログこちらを読んでから、映画を観ました。原作は第二次世界対戦での日本軍のように、戦闘に素人の若者たちがやむなく戦わざるを得ないという圧倒的不利な状況下で、ループに巻き込まれる主人公の至極個人的な葛藤を描く青春系ですが、映画はトム主演で年齢層が高く、視野の広いプロ軍人モノとしての印象を受けます。勿論、トムは最初よわっちいですが。 ループを信じない上官との軋轢、ギタイを戦略的に駆逐しようとする映画のシナリオに対して、小説の方はたった一人の理解者を失う若者の切なさが強調されています。 どちらも別物として楽しめます。 ループするたびに「戦場のビッチ」ことリタを好きになる主人公、という図は共通してますが、映画では早いカットでトムの目の演技だけで表現する。そこがとても上手い。原作、映画、互いのラストとその後の予想される未来は違うと思いますが、私はどちらもいいと思いました。 ただ、ライトノベルというジャンルは初めて読んだのですが、少しセリフの臭さが鼻につきました。
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログこの本はアメリカでは「Edge of Tomorrow」、日本では「All You Need Is Kill」として映画化された作品の原作です。僕は先に映画を観て面白いと思ったので原作も読んでみることにしました。 訓練校を出たばかりの初年兵・キリヤ=ケイジがジャケット兵として”ギタイ”と呼ばれる生物達と戦う。彼は戦死した。しかし、また前の日に戻っていた。そして、死を繰り返しながら戦争に勝つ方法を探していく、というストーリーです。 テンポが良く展開が速かったためあっという間に読み終わってしまいました。 これを読んでみていいと思った人は少し内容は違いますが映画の方も観てみるといいと思います。
0投稿日: 2014.07.25
powered by ブクログ映画、漫画と比べると最もストーリーがしっかりしていて頭に入ってくる。 話題になる理由がわかる爽快さがある
0投稿日: 2014.07.21
powered by ブクログ設定は格段に面白く、描写の細やかさは小説に軍配があがる。 だけど、なぜだか情緒に乏しいのはキャラクターがあんなだからというせいではないように思える。 情緒と情景描写がちと残念。 ほかはよいと思う。
0投稿日: 2014.07.17
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映画の感想なり。 いやぁ、これは面白かった。 初めのチャラさから、兵士の姿に変わっていく感じとか、説得力のある演技だなぁ、と。 ただわたし、まだ最後を理解しておりませんで。 整理のためのメモ。 「エイリアン」的な終わり方をしているように思ったのよね。 すべて解決して、安心、と思いきや、入れ子構造の一つ上の段階に行っただけで根本の解決は何もしてないよ、というような。 最後に手榴弾を投げ入れて、敵を倒す。その時に「タイムリープ」の力を再び手に入れる。主人公が生きているのが、何よりの証拠。ただそれは、「敢えて勝たせて、さらなる戦いへの景気づけにし、なおかつ時間を操ることで最終的に人類の殲滅を狙うミミックの作戦」の、新しいステージに過ぎないということだよね? 「敢えて敵を倒したように見せかけ、喜ぶ人類」は、女主人公のいうところの「戦いへの景気づけ」に過ぎず、今まで以上に大きな人類の危機が訪れるであろうことは、容易に想像できる。 それは一体、どこから始まっていたのだろう? 「ドイツのダムに、本体などない。奴らは僕の血が欲しいのだ。」と、発言したあたりではないか。微妙に感じた違和感。 「新しい一日」が始まった最後のシーン。これからきっと、また彼らには悲惨な死に方が待っているのだろう。再び主人公は、殺されていく。人との思い出も、思慕の情も、主人公たった一人が抱えながら。それは、幸せなことだろうか。私には、分からない。それでも、「再び生きた彼女に会うことができた。」という、「人間性」の下生まれる感情は、傲慢であれ(つまり、その先、生きる人生がいかに短いものか分かっていながら、自分が再びループの中で死ねば、彼女が死んでも束の間また会うことができるという傲慢さ)、純粋に、美しいものなのかもしれないと、思う。だからこその、あの最後の表情なんじゃないか。 考えすぎかな。だって現に、「上官として生きるポジション」に、彼は変わった。「運命を変えるのは自分」彼は運命を変えたのだ。前のステージとは違う生き方で、彼は運命の流れに関わっていく。 …あれ?なんかおかしいぞ?「ルーブルからエネルギー波が出て、本体が壊れた」のに、彼は、前線の場に舞い戻っている。戦う必要がないのに。 …?理解してないところがあったな。 やっぱりまだ、ミミックの術中にハマってるに過ぎないのは、確かだよな。
0投稿日: 2014.07.17原作はコッチだよ!
ヤンジャンで連載していたのを見て手に取りました。 #もうコミックも発売されていますが、、ebookstore.sony.jp/item/LT000020261000361014900204/ これはもうライトノベルの枠を超えているんじゃないかと思うくらい、 ものすごくよくできた「SF小説」。 内容についてはみなさんが描かれているとおりなので割愛しますね。 ここまで一気に読めたSF作品はこれまでなかったと思うほど引き込まれます。止まらない。 SF初心者でも読みやすいし、SF好きの方も十分満足できる作品。 これからコミックを読んで、最後に映画を見よう! というか、コミックしか読んでない人に原作をぜひ読んでもらいたい!
0投稿日: 2014.07.15
powered by ブクログ数週間前、気がつけば、0時過ぎに風呂で頭を洗っているという日々が一週間程続いてました。その時は「何やってるんだ、俺」と思ってました。 それはともかく、主人公が同じ一日を繰り返す理由と、それがもたらす結果。へー。 このあたり、映画ではどうなっているのだろう?
0投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログトム・クルーズの映画を先に見終えてからの原作読了。 最近、疲れているせいなのか、戦闘シーンや背景描写が分かりづらく、頭の中にスーッと入っていかない。想像力が働かないのは私が読み方が雑だからだろうか? 素材は同じでも映画とは異なるストーリー展開で、映画の方が良くできているんじゃないかな? 結局、「ギタイ」と呼ばれる敵を掃討したらしいが最後の最後で端折りすぎじゃないだろうか?主人公と戦場の牝犬と呼ばれるリタとの関係も中途半端で、エンディングもなんだかな? ストーリーの素材としてはすばらしいと思うのだが、もうちょっとしっかり書いて欲しかった。
0投稿日: 2014.07.11初めてのSFとしてはオススメです!
ミステリー・ホラーものが大好きなので、普段はなかなかこの手の本には興味を持たないのですが、映画化もされると言うことなので購入してみました。 本格的なSF小説自体読んだことないのでうまく言えないのですが、ライトノベル(よく分かってないです)SFだともっと薄い設定内容なのかなと見くびってたら、世界観も人物像もしっかりしててどんどん引き込まれていきました。 後半は駆け抜けた感はありましたが、気分的にはもうちょっとこの本の世界を見てみたかったです。
3投稿日: 2014.07.10
powered by ブクログライトノベルとして読めば傑作だと思う。けれど、僕はあまりに主人公がラノベらしい(軟弱なのに変に度胸があるところ)なので好きではないなぁ。それ以外は良かったです。描写も細かいし、設定もしっかりしている。
0投稿日: 2014.07.09
powered by ブクログ読了後はしばらく放心するような、とてもきれいな終わり方だった。 場面場面での心情だったり描写だったりが、それこそ弾丸を撒き散らすようにこれでもかと書き込まれていて、読み応えがある。 ハリウッドで映画化されたが、骨子は同じながら、べつもののストーリー。 読んでから観るもよし、観てから読むもよし、かと。 コミック番は、原作準拠ですね。こちらも小畑氏の精緻な漫画が存分に楽しめるかと。
0投稿日: 2014.07.06
powered by ブクログNo.655 映画よりも、人間関係が深く描写されており、読み応えがある。 でも、細かい設定が足らない部分もあって、こそが映画はよく描かれている。 映画のストーリーは、だいぶアレンジされてます。比較してみると、面白いです。
0投稿日: 2014.07.06
powered by ブクログ先にコミックスを読了後、コチラを手に取りました。 コミックスで流れを把握していたので、小説でも すんなりと話しに入ることができ、SFオンチの 私にはかえって、この読み方は良かったように 思います。 またコミックス版で少しわかりずらかった所も 補足でき満足です。 原作とコミックスの良いとこ読みができて 面白かったです。
0投稿日: 2014.07.06
powered by ブクログ日本原作ハリウッド映画化作品。内容はギタイと呼ばれる人類の敵と初年兵の戦いを描いた作品。主人公が同じ日を繰り返すループに囚われる。繰り返しの中で戦闘経験を上げどのようにループを抜け出すか試行錯誤する。全体的に退廃的で薄暗い雰囲気。灰色の世界観の中で時々冴える色の表現がある。その表現が主人公の抱える孤独や虚しさを更に煽る。作品を取り巻く即物的で虚無感たっぷりの雰囲気がいい。ただ、映画の原作だから!と期待して読むと物足りなさを感じるかもしれないので注意。
0投稿日: 2014.07.05
powered by ブクログ世界が認めた名作なのか! どんな名作が読んでみようではないか ということで読んでみたのですが SFものですが さらっと読みやすくなかなか良かったですね。 ループ物のですが 何回も何回も敵と戦い、ループからの 脱出を目指す。 私的には まるで、ゲームセンターCXで 何度も何度も途中で あぁ~ ってゲームオーバーになりながら 少しずつ進みゲームのクリアを目指す有野課長 そんな感じをうけました。 なんか、設定はすごくいいのに 臨場感というか、文字から想像する 空気がさらっとしてる感があり もう少し、物語が長くてもよかったなぁ~って 感じがありましたね。 機会があったら映画を観てみようかな
0投稿日: 2014.07.03
powered by ブクログトム・クルーズ主演にてハリウッド映画化!という帯に惹かれて購入。ライトノベルとしての出版であるようだが、SF的にも充分鑑賞に堪え得る内容であった。 タイムループをテーマとし、同じ時を何度も繰り返す新兵が主人公。異星人との戦闘において彼は何度も戦死する。ある時は爆発で身体が四散し、ある時はどてっ腹に銃弾が貫通し、ある時は首が吹っ飛ばされる。この無限の地獄を脱出しようと彼は何度も繰り返す。30時間前にループする時間を有効活用し己を鍛え、有効な武器を見繕う。 やがて159回のループを繰り返し、彼は仲間と出会うことになる。 無限ループをいかにして脱出するのか?という結末への期待は予想外の答えが用意されていて、ほろ苦く切ない。異星人との戦闘において、敵は「ギタイ」と呼ばれていて生物兵器という範疇におそらく入るのだろう、と理解した。こちら側は「ジャケット兵」なる陸戦兵士が主たる戦力であり、いわゆるパワードスーツを装着した歩兵だろう。解説にはイラストが描かれていてパワードスーツのイメージ通りだった。この組み合わせの絵柄がハリウッド的VFXになると迫力あるんだろう、とは容易に想像できた。 結末のほろ苦感をどう料理してくれるのだろか?映画も見てみようと思う。
2投稿日: 2014.07.01
powered by ブクログ久しぶりにSF読んだ.ハードなのはアレだけどラノベ寄りなのは好きなのでもうちょっとさがして読んでみよう.
0投稿日: 2014.06.28メトロノームのように、淡々と、死を刻む。
これと「とある飛空士への追憶」は、同じベクトルで、普通にライトノベルを楽しむのとはちょっと違う感じに、好き。 同じときを繰り返し、出撃。戦死。出撃。戦死。新兵はベテラン兵となり、それでも時は繰り返し、戦場の絶望も変わらない。ただ、やり方が上手くなるだけ。 死すらも日常に組み込まれ、そして。ループが158回を数えたとき、煙たなびく戦場でケイジはひとりの女性と再会する。・・・からはじまる、ドラマティックな展開と、冷めたコーヒーのような後味の苦い結末と、でもこれしかない気がする「腑に落ちた」ラストの余韻が好きです。秀逸、という言葉だけではまとめられない。 ところでこれ読むと私、往年の名作シュミレーション「高機動幻想ガンパレード・マーチ」を思い出すんですが、皆様どうでしょう。
2投稿日: 2014.06.27
powered by ブクログハリウッド進出のラノベ! 1冊で完結するので安心して買える。いきなり独自世界の武器、戦闘技術でとっつきにくいが、まあラノベということですぐに馴染めた。 内容はまあ、先が読めるのだが、主人公の混乱、ヤケ、悟りに感情移入してしまい、映画も観たいと思えた。
0投稿日: 2014.06.25
powered by ブクログおもしろかった~ 軍隊もの?で男臭いところはあったけど それはそれで・・ 何回も繰り返す理由もよくわからなかったけど(笑) 切なくていいかんじだった! 兄にすすめたくなった~ おすすめしよう!
0投稿日: 2014.06.23ゲーム世代の優れたSF
映画が話題だったので、先に原作を観ておこうと思って読んだ。ハリウッドに見出されるだけあって、やはり面白かった。「出会う」という意味がぐっと胸に来るようだった。ハリウッドの人は一体どうやってこの作品を見つけたのだろうか。日本でそれほど話題になっていなかったのに不思議だ。
0投稿日: 2014.06.23
powered by ブクログトム・クルーズ主演で映画化が決定!!の帯に惹かれて購入。 アクションに重点を置くならトム・クルーズが主役に違和感はないけど、それ以外の要素を入れると主役が十代なだけにトム・クルーズだと違和感があると思うのですが…。どんな映画になっているか気になります。
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログiPadで読了。 個人的にタイムリープ作品にはまっていることもあって、楽しめた作品。そんなに長くないので、すぐに読めます。 主人公が試行錯誤しながら強くなっている課程、試行錯誤しながらも失敗する課程が良い感じ。 ジャンル的には世界系というのかな、まさにそんな感じ。 すぐに読めるので、読んでも損はないと思います。
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログトム・クルーズ主演でハリウッド映画化も決定しているSFライトノベル。いわゆるタイムループ物。設定はオリジナリティあふれ、ほろ苦い。見事な構成力で、もっと長くもできる良作の贅肉をそぎ落として中編にまとめあげています。異星人と少年兵と無敵の女戦士というテッパンな要素からこんな重厚な物語をつくるなんてスゴイや。
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログ映画化って事で、原作を読んでみようと。 面白かったのは自分の感覚で、 普段読んでいる小説では、情景が映画のように滑らかに浮かぶのに、 この小説は、それが漫画を読んでいるかのような浮かび方をする。 ラノベ効果?
0投稿日: 2014.06.21
powered by ブクログ作者のゲームへの愛が伝わってくる作品 ループものとゲームは非常に親和性が高い これはゲームのパロディ小説だ ゲーム好きがあるあると思いながら読む本です 漫画はそのへんがうまく描かれておらずただのループものになってしまっていて残念 映画も期待できない
0投稿日: 2014.06.19
powered by ブクログレベル1の初年兵が、激戦の一日をループすることによってレベル100の兵士になるという。 ループの設定がいまいち納得いかない、ギタイちょっとかっこわるい、160回のループくらいで今後も無敵!にはならないのでは。何万とかしてたら強さも狂気じみてくると思うの。 だけど、ラストのこのせつなさと余韻はラノベというにはもったいないくらい。 永遠に続きそうな、かけがえのない君とのたった一日を脱出してまだ見ぬ明日へ。 ところで続編が出るらしいですね!
0投稿日: 2014.06.18面白かった❗
この本を読み始めたのは、トムクルーズの映画の原作と知ってでした。原作を上回る映画が非常に少ないので、楽しみにしている映画の原作は読まないので、正直手に入れたのはループするのは何故?という興味から、 原作が日本のライトノベルとも知らなかった位。 それこそ無限ループの様な替わり映えのしない日常を生きている 我々にとって諦めることなくもがき続け、当たり前に現状を変えようとする主人公には心を打たれる。 是非作者にはもっと大きな舞台で書いてほしい。 楽しみな作者を見つけることができた傑作です。
1投稿日: 2014.06.17
