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隠蔽捜査(新潮文庫)
隠蔽捜査(新潮文庫)
今野敏/新潮社
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総合評価

466件)
4.1
150
208
68
7
2
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    AmazonのPrimeReadingになっていたので購入してみた。 これを無料で読めたのはお得感! 警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている警察官僚である、竜崎伸也。最初は、うわあ嫌なタイプのエリート、と思った。家庭とか妻に対する考え、昭和の嫌なおじさんの典型のままじゃないか、と。 しかし、読み進めるにつれ、信頼できる魅力的な人物だなと心を奪われていく。 建前みたいな正論を本気で信じていて、いや、信じてはいないのかもしれないけど、建前であっても貫き通す、と言うことは非常に難しいことなのに、それが出来る竜崎はかっこよかった。 普通、建前っていうのはあくまで建前で、使う場面によって、都合よくコロコロ変えるものですよ。それをしないと言うことは、社会や組織では浮いた存在になるし、結局その辺りを上手くやる人ばかりが出世して権力を握る。現実の世界では、なかなか本当にはこういう人は存在しないし、こういう人は出世から外れていくのかもしれないが、本作の中では、希望の残る終わり方になっていた。 ひたすら希望がない終わり方の小説は心が滅入る私には、好みの小説かもしれない。

    4
    投稿日: 2022.02.21
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    面白かった。警察官僚が警察不祥事に対応する話だが、派手なアクションシーンがあるわけでなく、トリックが仕掛けられているわけでもない。だけど、どんどん読み進めてしまう。シリーズ読破したい。

    5
    投稿日: 2022.02.14
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    2時間ドラマで放映されたそう。 わかりやすいストーリー。 読み終える頃には、竜崎さんが好きになっていた。

    1
    投稿日: 2022.02.12
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    官庁の様子を克明に描いたうえで、主人公の様子を描いている。必要以上に登場人物も多くなく、テーマも絞れていて、読みやすい。次が知りたくて、どんどん読み進めてしまった。久しぶりに小説でこのような気持ちになった。

    1
    投稿日: 2022.02.05
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    今野敏さんの追っかけです。 任侠シリーズでファンになり、別シリーズに手を出しました。 満足です。 登場人物の息遣い声の大きさ・速さはもちろん、鼻息や表情まで感じることができる作品でした。 ありがとうございました。

    1
    投稿日: 2022.02.02
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    久しぶりに今野敏さんの刑事物。 臨場感があってやはり面白い。 後半になるにつれて一気読み。 竜崎の迷いながらもブレない使命感がかっこいい。

    1
    投稿日: 2022.02.01
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    警察官僚の竜崎は自他共に認めるエリート。「選ばれた人間」として地位と権威、お役所的やりとりに執心する竜崎だが、その実、その内面には「選ばれた」からこその強い責任感があり…という感じ。「主人公のキャラクターがいい!」というレビューを読んで読み始めたけど、確かにとっても面白かった!他の方の感想でもあったけど、あるシーンをきっかけに怒涛のように面白くなっていく。続きを読むのが楽しみでした。 伊丹の人間性描写がまた上手くて好き。いるいる、こういう人……という気持ち。淡々と進行していくように見えて、覚悟を決めた人間の動きの描き方が好きだなあと思った。荒れ狂う感情や思考があっても、動くと決めた時その感情は側からは見えないんだよな。けれどたくさんの想いがその中には渦巻いていて、張り詰めて追い詰められ、迷って、それでも進む人間を見れてどきどきした。面白かったです。

    1
    投稿日: 2022.01.25
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    主人公の竜崎が面白い人なので、最初から最後までずっと面白かったです。 最初は出世が全ての嫌なエリートかと思いましたが、使命感が強く考えが一貫していて気持ちがいいです。 それでいて、真面目でつまらない官僚というわけではなく、真面目すぎて少しズレた発言も会話に見られるので、楽しく読めました。

    1
    投稿日: 2022.01.25
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    主人公の竜崎さん、良いキャラでシリーズ化するのわかります。警察ものは隣接業務だからか純粋に楽しめない、、竜崎さん視点だと、本人が割と淡々としてて、心の揺らぎが少ないので、物語に盛り上がりがかけるのかも。他の人視点の方が、竜崎さんがかっこよく見える気がします。

    1
    投稿日: 2022.01.19
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    オウムと女子高生コンクリ殺人絡みの警察と世間の葛藤を巡りあーだこーだの話。 主人公は絶対知り合いになりたくない退屈で高慢な変人。 時々イラッとさせられるが最後はメデタシな警察小説。

    1
    投稿日: 2022.01.17
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    最初はいけ好かない奴だと思っていた竜崎が、だんだん好きになっていく不思議な感覚。 目的のために最短で効率だけを考えて行動する竜崎に、周りで関わるもの達が戸惑いながらも竜崎のペースに巻き込まれていくのが楽しい。 こんな同僚、上司がいたら、やっぱ困りますかね。

    1
    投稿日: 2022.01.01
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    主人公竜崎がとてもカッコ良い。こうありたいなぁ。と思ってたら、お世辞で、竜崎みたいでしたよと言われた笑笑。お世辞でも嬉しい

    1
    投稿日: 2021.12.20
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    警察庁の仕組みが全然分からないから、参事官とか官房長官って言われても???ってなってしまって、少々難しめでした。。。 「果断」も家にあるので、それを読んでからこのシリーズ読むか決めます。

    0
    投稿日: 2021.11.27
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    昼休みの同僚との本談義で教えてもらったおススメ警察小説シリーズ第一弾。主人公は堅物の警察官僚、46歳、就職活動中の娘と予備校生の息子、1歳上の妻との4人暮らし。小学校の時はイジメられっ子で東大を経てキャリアになった男の物語。全く理解できない考えの持ち主と思って読み進めるうちに徐々に共感してしまうところが著者の筆力か。発表は2005年。

    0
    投稿日: 2021.11.24
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    初めは堅物?変人竜崎にユーモア感じちゃうのだが、最後にはものすごくかっこいいと拍手したくなる。本の裏表紙に「警察小説の歴史を変えた」とある。警察小説がそれまでどんなのかよく分からないのだが、事件の謎や被害者、加害者の心情ではなく、警察官僚組織と人間関係に焦点があり、勧善懲悪がそこで展開される。読者はスッキリし、希望と安堵をもって本を閉じられるのだと思う。一般的に、主人公がダーティーであると、程度の差こそあれ人間誰しも秘めるある種の後ろめたさを共有することから親近感を読者に感じさせ、展開のねじれも予感させ、それが面白さや魅力につながると思うのだけど、この主人公「竜崎」は笑っちゃうほどクソ真面目で仕事に魂こめてて、現実離れしてるし、話はそう複雑ではないんだけど…だからこそフィクションとしての魅力に溢れてるとも言えそう。誰だってこんな風に正論に生きれたら幸せだろうよ、とも。 また、淡々とした骨太とも言える文章ながら、竜崎の性格、人物設定を考えるとどえりゃー事が起きてるその衝撃がはかりしれるので、それもまたグッとくるんだな。竜崎の理性に触れてるみたいで。 「どんなにつらくても、耐えなければならないときがある。それが生きていくということだ。」 シリーズものみたいなので、他のも読みたいです

    4
    投稿日: 2021.11.07
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    最初は警察内の立場やら地位の話ばかりで地味やなーと思ったけど、信念を曲げない竜崎が正しい結末に導いていく流れが痛快で、読後感スッキリ! 全面的に好きとは言えんけど、こういう人が信用できる人なんやと思う。

    5
    投稿日: 2021.09.28
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    初めて読んだ警察小説。派手なシーンはありませんが、警察内部の描写がすごくわかりやすく、どんどん読めます。オススメ!

    15
    投稿日: 2021.09.23
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    登場人物のバランスが良い。 落とし所もよい。 主人公が好きかどうかは別にして 主人公が振りかざすものに一貫性がある。 スッキリと読める

    0
    投稿日: 2021.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読む順番間違えましたが隠蔽捜査シリーズの第1作。 主人公の竜崎は、警察庁長官官房の総務課長であるが、キャリア官僚らしくないところを持ち合わせている。 刑事部長から深夜の殺人事件発生連絡を受けると、現場に駆けつける実直さ。 息子の不祥事を揉み消さず、罰を受けキャリアに傷がついても致し方ないという潔さ。 家庭では父親失格と言われているが、息子の麻薬発覚で痛手を最小限に止める策を打ったと思う。 なんだかんだで竜崎には好感が持てる。 連続殺人事件で容疑者が現役の警察官と判明した時も、権力に屈せず正義を貫き通すブレない覚悟に痺れる。 大森署戸高巡査長との出会いの場面。実に面白い伏線。 追い詰められた伊丹を自殺から救う場面はグッとくる。この2人、今後のキャリアはどうなる?ここから2果断に至るまでが非常に面白い。 登場人物の魅力、話の展開、読み応え充分の作品!

    1
    投稿日: 2021.08.28
  • 内容、読みやすさ、どれをとってもピカイチです。

    本作品は、一切無駄な文章がなく、時系列に見事に構成された作品です。隠蔽の愚かさを改めて認識させられる、秀作といえます。

    0
    投稿日: 2021.08.16
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    警察小説、というものを初めて読んだかもしれません。 面白くて、シリーズをどんどん読み進めて、でも途中で読み終わるのが悲しい気がして、ストップしています。 主人公みたいに、まっすぐ頑張る人が、偉い人として頑張っているということに、 フィクションなのに勝手に元気をもらいました。 頑張らねば、と思いました。

    1
    投稿日: 2021.08.06
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    事件は起こるけど、ミステリーじゃなく、人間ドラマ。警察小説、私にとっては新感覚でした。竜崎さんが変人という設定でしたが、64や慟哭の主人公と重なって見えて、変人には思えず。むしろ、こんな上司だったらやりやすいかも?私は変人ではありません。

    16
    投稿日: 2021.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警察小説、というよりも官僚小説と言った方がいいのかな。 各登場人物のキャリア観・国家観・官僚観はそれぞれ理解できるもので、このあたりを濁さずに書いたのはよかったと思う。ここまで言い切れる書き方は小説だからこそできることで(内心似たレベルのことを思ってるキャリア官僚はいるだろう)、その意味で価値がある。 ただ、さすがに調書偽造のあたりは無理があるのと(ストーリー的には違和感ないけど)、息子のヘロインは現物を抑えた描写が無い以上自首だけだと虞犯にはなっても立件はきついのではなかろうか。

    0
    投稿日: 2021.07.08
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    警察官僚竜崎伸也はある意味理想のキャリアなのかもしれない 周りからは堅物で変人だと思われているが不正や隠蔽をよしとせず時には迷いながらも信念を貫く姿勢に彼を深く知る人は敬愛の念をいだき読者もまたそのひとりとなっていく 今野敏さんいったいどんな思いを込めてこのヒーローを生み出したのか シリーズを読み進めていくうちにそのあたりのこももっと深く知れるのだろう

    27
    投稿日: 2021.06.13
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    警察小説や推理小説などではなく 職場と家庭の問題に立ち向かう父親の話 いざという時にどう振る舞うべきか〜教えてくれる ビジネス書

    0
    投稿日: 2021.06.09
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    この作家さんの本はこれで3冊目です。 隠蔽シリーズ初めての1冊目。 最初、主人公の竜崎の性格が、堅物過ぎて好きになれず、逆に幼馴染の伊丹に親しみを感じて読んでいましたが、物語の終盤では、何があっても自分の信念に忠実でクリーンな竜崎の性格を尊敬して読んでいました笑 逆に、普段は豪快で颯爽とカッコいい伊丹が、実は組織の重圧に弱い、精神が脆い一面が分かり、最初の印象と変わっていきました。 物語も、縁が全く無い官僚の世界が理解でき、大変な重圧を共有しているようでした。。私なら3日と持たない世界です

    5
    投稿日: 2021.05.25
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    重そうなタイトルに、冒頭の主人公の雰囲気から、読むのが大変そうだなーという第一印象は、あっという間にひっくり返った。 嬉しい誤算。 主人公のエリート意識は本物で、ガチすぎてもうかっこいいのだ。 あーおもしろかった。大満足です。

    0
    投稿日: 2021.05.23
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    隠蔽捜査は、9冊連載されている。ほとんど読んだが、初版がよい。主人公は「出世よりも官僚としての役割を果たしているかどうかの方が重要」と考えている。昨今の官僚はもう一度役割を自問して欲しい。

    40
    投稿日: 2021.05.20
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    物語はやはり舞台設定のお披露目が終わった途端に面白さが爆上がりする。 この作品も例に漏れず1/3ほど読み進めたあたりで物語が大きく動きだし続きが気になってワクワクした。 文庫裏のあらすじを読んで想像してた内容とはだいぶ違ったがとても面白かった。 竜崎がその後どんな活躍をするのか気になる。

    1
    投稿日: 2021.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み始めはなんかこの人嫌だなって思ったけど息子の不祥事を隠蔽するという考えがちっともないところらへんから真っ直ぐな人なんだなと思って好感をもてた。 面白かった。

    0
    投稿日: 2021.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めての今野敏です。警察小説の「隠蔽捜査」シリーズ第1作目(2005年9月単行本、2008年2月文庫本)。 犯罪ミステリーではない。警察機構の中でしかもキャリアの人が、警察庁上層部の隠蔽で警察を守る論理と戦い、正論で逆に警察を守る痛快な物語。 主人公は警察庁総務課課長の竜崎伸也46歳。東大卒のキャリアである。家族は主婦の妻冴子、大学生で就職活動中の娘美紀、有名私大に受かりながら竜崎の指示で東大を目指して浪人中の息子邦彦の4人家族。この物語はこの家族と竜崎の絆の物語でもある。 そしてもう一人の主人公が警視庁刑事部長の伊丹俊太郎46歳。竜崎の幼馴染、小学生の同級生で私大卒ながら入庁キャリアの同期生である。 物語は少年犯罪で服役後出所した暴力団の構成員の男が殺害される事件が起こったことから始まる。捜査の指揮を取った伊丹は当初暴力団同士の抗争による事件として捜査していた。しかし同じ少年犯罪で服役後出所した男が殺害される事件が次々に起こり、被害者家族も捜査対象になる。しかし現役の警察官が容疑者として浮かび上がったところから捜査は一転し、警察上層部では隠蔽へと進もうとしていた。 反対に竜崎は真の警察を守る危機管理の信念のもと、警察庁刑事局や警察官房上司への正論の説得が始まる。同時に同じく刑事局の捜査一課長の指示で隠蔽に動いていた伊丹への命を掛けた説得も始めるのである。 警察庁上層部の方針を覆す策略も見事ながら、自殺まで考えていた伊丹を思いとどませる竜崎の迫真の気概と行動力に感動さえする。 もう一つのテーマ、竜崎の家族の物語も同時進行する。息子の邦彦が部屋でヘロインを使用しているのを竜崎が発見する。竜崎はどう対処するかを悩み、自問自答し、そして自首をさせるのである。 伊丹は握り潰せと言うが竜崎は自首が最小のリスク管理になると冷静に判断する。 自分のキャリアも終わるかもしれない。息子の将来も制限される。娘の縁談も破談になるかもしれない。妻の信頼を無くすかもしれない。しかし後から判明した時のリスクはもう取り返しがつかない。竜崎の冷静な判断が家族を救う。 こんな警察小説は今までに読んだことがない。国家警察たる警察庁と地方警察の警視庁の力関係やその役目や仕事の違い等もよくわかる。警察庁のキャリアの竜崎と警視庁のキャリアの伊丹、この幼馴染の二人の掛け合いが実にいい。 息子の事件の結果、竜崎は所轄の大森警察署の署長に異動になり、伊丹は竜崎の策の甲斐あって警視庁刑事部長のまま変わらなかった。これからは同じ事件を合同捜査するという場面があるかもしれないと思うとこのシリーズの次作が楽しみだ。

    10
    投稿日: 2021.04.10
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    第27回吉川英治文学新人賞受賞作品。いわゆる警察モノ。 竜崎伸也は独特の信念とキャリア独特の矜持を持つ警察庁のキャリア官僚。 現在は警察庁長官官房総務課課長として、マスコミ対策を担っている。 彼はどんな時でも「正論」を堂々と主張し行動する。 その「エリート観」「原則主義」から、周囲には“変人”と呼ばれる。 ある時、暴力団員の殺人事件が発生。 10年前の少年犯罪が関わっていたことを知った竜崎はその対応の遅さに怒り、 同じくキャリア官僚で小学校からの同級生である警視庁刑事部部長・伊丹や刑事局に詰め寄るが、 暴力団の抗争が原因だからそんなに慌てる事はないと聞く耳を持たない。 しかし次々と起こる殺人事件に方針を変更、捜査のやり直しの過程で警察官が殺人に関わっているのではないかという疑念を抱く。 そんな中、息子の邦彦が薬物を使用しているのを目撃し。。。 個人的に、エリート意識を持っている人は嫌いである。 よって、この小説の主人公・竜崎は最も嫌いな部類に入る人間であろう。 ただこの極端な、ある種清々しいほどの「正論」っぷりは なあなあになっている警察組織において大きな力を発揮するし、 腐った部分を取り払う役割を(本人の知らないうちに)担っているようだ。 何度も書くが、私はこの竜崎が好きになれない。 「東大以外は大学じゃない」 「エリートには特権があるのがあたりまえ」 「官僚は国の為に身を捧げるべきで、家の事は全て妻に任せる」 正論だが、反論したくなる。 だが突き詰めれば当然正論は「正しい」のだ。 この竜崎は口先だけでなく行動も「正論ありき」な為、やっぱり正しいのである。 息子の薬物使用の件で伊丹のアドバイスもあり、一時はもみ消そうとした竜崎。 誰も痛む事がないはずの「もみ消し」という選択肢も、彼は最終的に選べないのだ。 そこには竜崎の意志の強さがあり、この物語の見所の一つなのかもしれない。 無論、途中で彼は悩む。家庭なんてものがこんなに厄介なものなのか、とさえ思う。 その人間臭さがもっと色々と見れれば、そして周囲の人間にもっと知れ渡れば、もう少し接し易い人物になったかもしれない。 (が、竜崎自信は「接し易い」なんて事はどうでも良いだろうが) 要するに、竜崎という人物は小学生時代のいじめ(これが本当かどうかも微妙)を根に持ち、 その全てのパワーを「エリートになって権限を増やす」という確固たる目標にぶつける事で本当に東大に行き、官僚になったのだ。 そしてそのアイデンティティ以外持ちようが無い大人になったが為に、周囲からは「変わってる」と見られるのであろう。 潔いが、面倒臭い人物である。 この物語の中ではたまたま全てが上手く収まったが、正論の結果が常に丸く収まるとは限らない。 物語の終盤、家族が全員で話し合う場面があるが、家族が言葉を継げずにいるシーンで 「〜〜はこう思っているはずである。」だとか「○○はわかっているのだろう。」と竜崎が考える所がある。 それを読んでこう思ってしまった。「なんて自分勝手な人なのだろう」と。 竜崎は自分の考え以外は“有り得ない”と感じているのだ。 各々の考えの多様性などまるで無視し、正論・原則から自らによって導き出される答えこそが唯一の解であると考えている。 …とか思うのは、捻くれているせいなのだろうか。 ただ、妻には恵まれたな、と思う。 とても強い奥さんだ。何で竜崎と結婚したのかわからないが。

    0
    投稿日: 2021.03.14
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    警察官僚主人公魅力特化型小説。 読了後はスッキリ。 官僚は政治力だけの保守的冷淡人間という固定観念をぶっ壊す。読みやすさもかなり好み。

    1
    投稿日: 2021.02.28
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    現場の刑事ではなく警察庁の警察官僚が主人公のミステリー。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆくが、原理原則を遵守するその朴念仁ぶりに、途中大丈夫かと思ってしまうが、結果的にハッピーエンド(息子の罪で左遷はされてしまうが)に終わって、続けて次回作が読みたくなる。シリーズがヒットしたのも頷ける。

    1
    投稿日: 2020.11.15
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    隠蔽捜査シリーズの始まり! 5作程度先を読んだ後に読むと、竜崎の人柄が以前はもっと官僚の様だったと確認できた。 今回の事件と、息子の不祥事を経て、少しずつ変わっていくんだろうと、次作が楽しみになった。

    2
    投稿日: 2020.11.09
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    「こういうのっていい​​なあ」と面白く読みました。 主人公は東大卒の警察官僚ですが、頑なに自分の信念をつらぬいています。融通の利かない性格もあいまって周りに「変人」と言われております。自分は出世したいためにキャリアを目指し努力してきたのではなく、悪いことをしたら謝り反省する、法に違反したら処罰を受ける、そういう普通のことに重きを置くという信条なのです。いわゆる上級役人エリートは、自分のために栄達を望みますでしょう。だから少々方向の違う主人公は職場では浮きがちです。しかしそれが意表を突いていて、沈着冷静に次々と難問に立ち向かっていくこのキャラクターを作り出した作者の慧眼に好感度です。 確かに「警察小説」では新しい方向です。わたしの好きな松本清張さんがご存命なら、真っ青になってたかもです。 わたくしが知らないだけでかなり前にブレイクしていたのですね!映像化されてもいて。 シリーズの次作『果断』も期待します。

    8
    投稿日: 2020.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブクログのレビューをナナメ読みしていて(こういうの、なんていうんだろうね。同じサイトの違うページをパラパラ眺めるからネットサーフィンでもないし、ザッピングも違うし)なんとなく面白そうだったので読んでみた。 コレが当たると嬉しい。 はじめは、なんて嫌な野郎だと思ったんだよね、東大以外は大学じゃないとか家のことは妻の役割とか。でも、読み進めるうちに、このヤな野郎っぷりがむしろ面白くなってきた。要は、この主人公はとても合理的な精神の持ち主で、物事の優先順位を決める基準が常に一定、感情に流されず瞬時に順列を定めてその通りに行動する人間なのだ。 頭の天辺から爪先まで直線と平面で出来ていて、曲線も曲面も一切ないようだ。一緒にいると息苦しいだろうけれど、赤の他人として眺めるには興味深い。 次作も面白いといいな。(2020-10-03L)

    0
    投稿日: 2020.10.03
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    隠蔽捜査シリーズの第一弾。長い間、積ん読でしたが素晴らしい内容でした。竜崎シリーズにはまりそうです!

    1
    投稿日: 2020.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警察小説だが、キャリアの話であり捜査の具体的な話はほとんどない 主人公も一見真面目一辺倒で面白みがないように感じる 面白い要素なさそうだが、読み始めると意外にも面白い どちらかというと生真面目な人間がどう仕事、家族、同僚と向き合うかという話だが、話のもって行きかたが上手くて飽きずに読める 続編も読みたくなる不思議な魅力がある

    0
    投稿日: 2020.09.07
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    主人公の竜崎は、はじめはどうしようもない融通の利かない堅物キャラかと思いましたが、読み進めるうち、次々と新しい一面がみえてきて、最後にはなんと芯の通ったキャラなのかと、見違えるようでした。ここまで大義を貫きとおすことができるなんてと、すっかり竜崎の魅力に引き込まれていました。 その魅力と事件の結末を知りたい一心で最後は一気に読み切りました。本作はシリーズものとして続いているようですので、第二弾以降にも期待。

    1
    投稿日: 2020.08.10
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    警察小説の面白さを改めて感じた一冊。最初はなんてカタブツな主人公なんだろうと思ったけど、と同時に、中間管理職の立場の描かれ方が企業組織にも当てはまる感じで、だんだん共感できるようになってきた。出世すれば権限も増え、権限が増えれば、いろいろできることも多くなるというのは確かにその通りだけどけど、自分は出世欲がほとんどないな。

    1
    投稿日: 2020.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズもののようですが、初めて手に取りました。 最初は、主人公の学歴主義や、偏屈ぶりにまったく共感できず(身内に似たタイプの人がいるので余計に嫌な気持ちで読んでいました)、読み進めるのがいやだったのですが、だんだんと、 「あら、意外と人間味があって、いい人!」 っていう側面が出てきて、最終的には、 「あらあら、ええ人やないの!」 ってなりました(笑) この本がシリーズの最初みたいですね。 続きも読んでみようかなと思っています^^

    0
    投稿日: 2020.07.11
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    キャリアの警察官僚の話。 堅物で変人で時代錯誤な考えを持つ主人公。 それに慣れるまでは違和感を感じてましたが、 中盤から一気に面白くなった!! そういえば、 現場の警察官の話は多々ありますが、 警察官僚の話って珍しいかも。 確かにこのシリーズは、次が読みたくなります。

    4
    投稿日: 2020.05.09
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    面白かった。相当堅物な(周りからは変人と呼ばれる)警察官僚が、組織の隠蔽工作と対決していく。はじめは鼻につくエリート意識が、感心するほどブレずに問題に対応していく。その有り様が返って清々しいほどだ。

    0
    投稿日: 2020.04.18
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    初めての今野敏。参りました。 今までこのシリーズを読んでいなくて、申し訳なかった。主人公「竜崎伸也」のキャラが際立っており、話のテンポも最高。 警察小説として、秀逸の部類に入ると思う。これから、隠蔽捜査シリーズが読めることの幸せを噛みしめたい。

    0
    投稿日: 2020.03.29
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    私がこの本をずっと「隠密」捜査だと思っていて、半分以上読んで「なんだよー、全然コソコソしないじゃんか」と思ってよく見たら「隠蔽」捜査だったということは内緒だ! 竜崎が東大以外は大学にあらずとか、家庭のことは妻に丸投げとか、すんごい嫌な奴と思ってたのに、読んでいくとあれ? そうでもないのかな……と思わされていく。 ホントはどんな奴なのー!? となぜかトリコになっちゃいます。 でもこの話の中で一番男前だったのは、竜崎の妻の冴子さんだと思う。 次が娘の美紀。

    0
    投稿日: 2020.03.10
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    警察庁長官官房総務課長、エリート国家公務員の建前を体現したような主人公が向き合う身内の違法行為。 誰がどう思うかに関係なく人としての最善を尽くすような理想は非現実的なのだろうけれど、報道や世間の目を踏まえた最善の判断となると、バレなければという隠蔽の発想も根っこではつながっているように思える。 本作中の主人公の行動の中にも、不法所持などの違法や、報告遅延などのルール違反は省みられることなく、保身のための行動だよねと思いながらも、結末には爽快さを感じた。 20-10

    0
    投稿日: 2020.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    20年の2月に文庫になって、22年の5月で23刷だから、ずいぶんたくさんの人に読まれているのを知った。古い本を出して来たので26年の今はもっと増えているに違いない。面白過ぎてドラマまで見た。 今野さんの本を見ると裏表紙などに紹介がある、シリーズは5まで出ているそうで、よほど面白いのだろう。 いまごろ? そう、今頃やっと手にとってワクワクした。 東大法学部卒のエリート竜崎伸也という主人公は、変人だといわれている。彼は公務員の本筋通り、国のために奉仕し、国を守るために働いている。本質さえ違えなければ、面倒な縦横の付き合いなどは無用だと思っている。 長官官房で総務課長、身分は警視正なので多岐に亘る職務に忙殺されている。 埼玉で、暴力団員が射殺されたが、よくある暴力団員同志の揉め事だということになった。過去に起きた少年グループの女子高校生の、誘拐、監禁、陵辱、殺人事件の犯人グループのひとりだった。社会的反響の大きな事件だったので、被害者の過去は伏せて、内外に箝口令をしいた。 その事件が頭から消えかかっていた頃、埼玉市内でまた、射殺事件が起きた。 過去の事件との関係がクローズアップしてくる。 ところがまた三人目になる、過去の少年仲間が撲殺された。 被疑者は現職の警察官だという。これが知れると日本の警察機構の汚点になる。 解決方法を求めつつ、固く隠蔽されて捜査が進む。 一方、竜崎の家庭でも問題が起きていた。息子がヘロインの粉をタバコの先につけて吸っていた。粉も見つかった。さすがの竜崎も解決に迷う。 少年法が適用される年齢である、しかし身内の犯罪の責任を取らなければならない。 一直線に目指して耐えて来た今までの努力と、手に入れた地位をなくすだろう、そうなれば家族の将来が不安になる。 軽微な少年犯罪だから、簡単に揉み消せる、と同期で小学校からの敵のような友人が言う。 その友人は伊丹という。小学生の頃いじめられたことを竜崎は忘れられず、そのことをバネにしてきた。磊落そうに見えマスコミ受けのいい伊丹は、有名私大卒ながら今では、キャリアの、刑事部長になっている。 伊丹は事件についてなんとか内部で収めたいと言う。 同じように、息子の件ももみ消せと言うが・・・。 龍崎の本質、見識は組織の中では孤立することもあり、ときには周りの人たちを圧倒する。 反感や非難もまるで眼中に無い。公務員の心得、守るべき国民に対しての責任のみが彼の生き方である。、それらはじわじわと周りに染み込んで行く。 管理社会の中で縛られているサラリーマンにとってこう言う正論に沿った生き方は憧れである。憧れるだけである。建前もなく本音だけで通るのはまぁこの人くらいだろう。 現実では生きていけないなぁと思う。理解されるような事件も人間も見つからないのが実情だ。だからこの話は面白い。 そして、独特のキャリアとノンキャリアの厚い壁の前では、竜崎のいう、受験勉強以外の楽しみを犠牲にしてでも手に入れるべき道順は、まず東大に受かること。それもありなのか。 しかし、彼はそれだけではない何かを感じることのできる柔らかい部分が、少しずつみえてくる。そこがいい。 やはり、解説者や世評の通り傑作に違いない。おもしろかった。 シリーズは5まであるという、手元にあった2の「果断」まで勢いで読でしまった。続きを買いにいかねばp(*゜▽゜*)q 。

    0
    投稿日: 2019.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    安積班シリーズが追いかけ終わったので、次はこちら。ドラマで見ていたので、キャストはその時の俳優さんに置き換えて。竜崎も伊丹も見事にハマり役だったんだと再確認。最初の竜崎さんと、後半の竜崎さんは同一人物ですか?と思うほど、姿勢は変わらないのに、とても愛すべきキャラに変わっている事に驚きます。良くも悪くも家族の影響なのかな…。

    2
    投稿日: 2019.10.16
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    長く読みたい本に登録していましたがようやく…今野敏作品初読みです。とにかく最初は竜崎のエリート意識というか、東大にこだわったり家庭のことは妻に任せたりという部分がムカついて仕方ありませんでした。ですが過去イジメにあっていたという伊丹との関係や彼が本気で思っていることなどがわかり始めると、彼に惹かれ、突然面白くなってきて400ページ以上を一気に読んでしまいました。読み終わってみると奥様が素敵!谷岡もかっこよかったです。読後感もよく多くの方が絶賛されているのがわかります。シリーズの続きも読んでいきたいです。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    読みやすさと面白さで止まらなかった。お陰で睡眠時間が削られてしまった。 あらすじにも「変人」とあるけど、竜崎の考えを全て読んでいるこちら側からすると、正義感で溢れる芯の通り過ぎた頑固な男なだけで、好感しか持たない。 東大以外は大学じゃない、の考え方も、初めは反感を持つものの段々言い負かされてしまいました。邦彦のように。笑 はー面白かった。すぐに続きを読みます。

    4
    投稿日: 2019.05.23
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    竜崎に共感しか覚えない。ブレない芯の強さ、正論しか言わない真っ直ぐさ、自分にも人にも平等に厳しい公平さ、最高

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    投稿日: 2019.05.14
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    警察小説「隠蔽捜査」シリーズ1作目、初めての今野敏。 警察庁長官官房のキャリア官僚:竜崎伸也が、悩みながらキャリア官僚として生きていく様を描いています。 私的に・・・新しい警察小説! 誉田哲也や横山秀夫とはまた違う、非常にユニーク且つ大胆で骨太な警察小説でした! 今さらですが・・・ちょっとこのシリーズにハマってみたいと思います(^_^;)

    0
    投稿日: 2019.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    会社(国家)に身を捧げる、その為には自分を含めて家族の犠牲も厭わない。これほどまでに献身的な人間が日本の人口の大半を占めていたなら犯罪は起こらないだろうなぁと思うほど素直で、人間らしくないほど真っ直ぐな生き方。 後ろめたいことや過去の失敗など揉み消したい事実をそのまま“無かったことに”にする。又はしたい。と思う願望は誰もが持って当たり前だし、もしも自分がそんな局面に立たされたら逃げ出したくなるのが当然。伊丹のような人の方が「人間らしい」と感じてしまう。 それでも逃げずに事実を事実としてありのまま告白して、然るべき罰をしっかりと受けようとする竜崎の考えに、読み終わった後はとにかく納得させられた。何があったとしても逃げたり隠したりしては絶対にいけない。 一度嘘をついてしまうと、その嘘を突き通すためにまた嘘を重ねて、その嘘にも嘘を重ねて負の循環を繰り返す。そして、いつか絶対に嘘が露呈する。そうなった時には既に手遅れで、もう取り返しのつかないところまできてしまっていて、しかも最初の頃より状況は悪化している。そうなってしまったから、初めて気付くのが「最初から素直に謝っていればよかった」 息子の麻薬使用と警察官による殺人事件の板挟みで悩みながらも、自分の正義感を突き通す姿勢にただただ圧倒された。

    0
    投稿日: 2019.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    引き込まれるように 読みました。 どうなるんだろう、どうなるんだろうって最後までドキドキでした。 警察官の内部の話と家の中の話 一人がしたことがいろいろな人へ飛び火して大問題になる なるほどです。 何かしらの工作すると それが暴露されそうになったときに また新たな工作が必要になりその新たな工作は最初の工作よりもエネルギーが必要になりそれが次々と連鎖して、しまいにはとてつもない大問題に発展してしまう。たしかに。(ToT) ても、最後はなんとかなって よかったです。

    0
    投稿日: 2019.04.17
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    主人公竜崎のキャラクターが、現役引退表明をしたイチローとだぶって泣きそうになった。(笑) 終盤、お高くとまってそうなエリート官僚妻冴子が、家族の一大事に竜崎をも驚かせる太っ腹、潔さは圧巻! 隠蔽捜査シリーズにハマりそう。

    0
    投稿日: 2019.03.24
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    東大卒、警察キャリアの竜崎。 変わり者というか、固いなー!キャリアって皆こんな感じなのか?と序盤は思ってたけど、その真っ直ぐさが良い!幼馴染の伊丹との関係もいいな〜。シリーズぽいので次を読もう!

    0
    投稿日: 2019.03.17
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    知り合いの勧めで読んだが、面白くて一気に読んでしまった。エリートがどんな感じか?官僚がどんな感じか?何となくわかった。 ここまで国のために仕事をする人がたくさんいると、日本はよくなると思った。

    0
    投稿日: 2019.02.10
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    主人公の竜崎は変人とも言われるが、一貫した考えに基づいて行動し清々しい終わりになったと思う。一つだけ・・、“戸高”は稀な名字なのでせっかく使って頂けるならもう少しいい感じの人でお願いしたかったなぁ・・。

    2
    投稿日: 2019.02.09
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    とにかく筋の通った主人公、でもちょっと暗い感じのところが好きです。今のところ警察小説では一番好きかもしれない。

    1
    投稿日: 2019.01.28
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    これは面白かった。 「アクティブメジャーズ」、「内調特命班 邀撃捜査」に次いで著者の作品は三冊目。 「アクティブメジャーズ」はスパイ物の割に地味で物足りなかったし、「内調特命班 邀撃捜査」はタイトルを見て警察物だと思ったら武道物で、期待していたものと違って、はずした感じだったが、たまたま人にもらって読んだ本作品が一番面白かった。 主人公は東大卒のキャリア組。家のことは妻の仕事、東大以外は大学じゃない、直属の部下でも信用しない。最初は嫌な奴だと思っていたら、読み進むほどに警察官僚として「役割」や「役目」を果たそうとする主人公を応援していた。 「隠蔽捜査」はシリーズ物だそうで、シリーズの他の作品も読んでみたい。

    2
    投稿日: 2019.01.24
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    何処までもTHEキャリア!の竜崎。正義を貫く姿は、カッコいいんだけど所々、あれ?せっかち?(笑)心配性?て思うとこもあり、決して堅物のイメージだけではなくて、可愛いとこもある気がする。シリーズ一作目。所轄に移動になる二作目からが、楽しみです。いつまでも、小さい頃の伊丹から受けたイジメを根に持つ姿も、何処か可愛かったりします。

    0
    投稿日: 2019.01.20
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    4.3 面白かった。 読みやすく、すらすらと読めてしまいました。 シリーズものらしいので、他も読んでみたいと思わせる内容でした。

    7
    投稿日: 2019.01.19
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    小説は読まないので、読みはじめは苦痛だった。 しかし、人に教えてもらった本なので義理で読まねばならず、とにかく読もうと。 勧めてくれたということは、良いところがあるはず。 小説って苦手、、 読みはじめて、挫折しそうになって、前半どのくらいだろう、主人公の筋の通った心意気に打たれて、先が楽しみになってからは、読み進めた。 たしかに、立場的なジレンマと、それ以上に主人公を好きになって一気読みした。

    0
    投稿日: 2019.01.03
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    前から気になっていた小説。 竜崎さんは本当に変わってる。でも読み進めるうちに彼の内面が見えてきて、それがまた面白かった。 次回はどうなるのか?続編に期待!

    0
    投稿日: 2018.12.23
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    今ハマりつつあるのが今野敏の「隠蔽捜査」シリーズです。 テレビでドラマにもなったのでご存知のかたも多いとおもいます。 私はそんなこと全く知らず偶然手にしたのです。 この主人公の竜崎真也警視長がユニークなキャラクターで実に面白い!!! このエリート警察官は融通がきかないというか、人付き合いの全く悪い男で、 原理原則をモットーに周りの人々に様々な波紋をおこします。 他の警官からは「変人」とやじられ、妻には「唐変木」と呼ばれています。 でも原理原則というのは、建前論やスジ論と違います。 後者の多くははこれまでの習慣、慣例、伝統などからきています。 原理原則とは警察官とはどうあるべきかという根本問題で、 それ突き詰めると憲法にまでさかのぼります。 仲間の中傷や流言飛語には物ともせず、迷った時、 彼はその根本にたちかえって行動をおこします。 だから大きなブレは無く、次第にシンパは増えてゆきます。 彼は東大法科を出て警察官のエリートに進みますが、 それは自分の権力を誇示するためではなく、単なる出世のためではなかったのです。 警察機構のなかでこの原理原則が通るようなシステムを目指すためにこの大学を出たのです。 ある事件で降格されますが、それは彼にとってさほどショックを受けるものではなかったようです。 とまあ、まだ2冊しか読んでいないですが、こんな骨太の主人公に惚れ込んだのです。

    0
    投稿日: 2018.12.03
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    まさに融通がきかない官僚!でも公務員はマジでこんな感じだし、こう教育されてきたんで理解を、私はする。 最初の文で理解。自分を持った融通と言う言葉を知らない男。けど伴って曲げない信念があるはずで、どう物語が進んで行くのが気になった。事件より周りのキャリア組とのやりとりと、家族の問題に取り組んでいくエリート官僚の葛藤が際立つ。そしてラストの方を飾っていく奥さんが良かった。でも愛があって、筋を通して生きている主人公がブレないから、文句はいうけど、いざとなれば旦那より上手。 いけ好かない主人公なんだろうけど、国の為に働き戦国の武士の様な官僚に感服…正義感の鬼!…だけど現実は甘くないのがこの本の肝ですねー… この本は、ラストに向けてグングン熱く読まさせてくれる。警察物でキャリア組は嫌われものですが、覆してくれた本で面白い!

    5
    投稿日: 2018.12.02
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    いろんな警察小説では主人王の敵役(?)になるキャリア警察官が主人公。 四角四面で面白みがない人なんだけどとにかく一本筋が通っていて読後感が良い。

    0
    投稿日: 2018.11.23
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    ながら見ではあったが、ドラマを見た♪ オットに勧められて、渋々読み始めた本ではあったが、TVに出ていたあの人たちが、頭の中で勝手に文字を読み上げ始める♪・・・みたいな感じであっという間に読み終える(*^_^*) さぁ!つづきだぁ~~~~

    0
    投稿日: 2018.11.14
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    初めて読んだ今野敏作品が『男達のワイングラス』。 私にとってはあまり良くない出会いだったけれど、最低でも3冊は読まなければその作家を判断しない、という自己ルールの元、早速吉川英治文学新人賞受賞のこの作品を手に取って…結果、大当たりでした。 官僚の、というよりは政治家の腐敗が夥しい2018年の日本で作品の主人公、竜崎伸也に出会えたのは私にとっての幸運。 誤魔化すのではない、真正面から取り組む。建前、という、「あるべき姿」に徹するからこそ、物事はきちんと、収まるべき所に収まる。 身内の思いがけない行為に揺れ動くこともありながら、自身のキャリアと組織に悩ませられ、それでも属している組織が目指すものーー国家を守るために、本来やるべきこと、「あるべき姿」は何か?を忘れない。 こちらの本では初めての出会いを払拭するほど女性陣も生きていて、何より妻の冴子は格好良い。 最後まで心地好く読ませてもらいました。 続編も楽しみ。

    0
    投稿日: 2018.11.14
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    主人公は警視庁のキャリア官僚だという毛色の変わった警察モノだ。役所と聞けば「融通が利かない」との答えが導かれる。竜崎は原理原則に忠実な堅物で節を枉(ま)げることがない。それは「決まりだから」という言いわけによるものではなく、原則が合理性に基づいているとの信念からである。時を経て信念は生き方そのものになっていた。 https://sessendo.blogspot.com/2018/10/blog-post_22.html

    0
    投稿日: 2018.10.22
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    何読んでるんですか?と聞いたのが始まり。教えてもらってその場で携帯でゲット。シリーもの、ハマると大変ですよねーという会話が現実に。サラリーマンは官僚の悲哀に同感しつつ読める。

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    面白かった! 警察官僚竜崎、最初は嫌な奴だなと思って読んでいたのだけどだんだん印象は変わっていき夢中になって読んだ。 大森署の戸高、これから深く関わっていきそうでそれも楽しみ。

    5
    投稿日: 2018.07.02
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    竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は“変人”という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。

    0
    投稿日: 2018.06.05
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    警察庁長官官房総務課の課長である竜崎伸也は、キャリアであり、変人で通っていた。 国のため、組織のために、身を粉にして働く彼に、警察全体を揺るがす事件が起きる。 更に、家族の厄介な不祥事の問題も発生する。 果たして、彼は、これらの難問にどう立ち向かうのか? 様々なトラブルに対処する彼も、悩み傷ついて、やがて正しい答えに辿り着く。 読後感の良い作品です。 次の作品「果断」に、乞うご期待です。

    12
    投稿日: 2018.04.12
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    内容(「BOOK」データベースより) 竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は“変人”という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。 たまたま買った隠蔽捜査にこんなに大嵌りしていくとは思いませんでした。読み始めは嫌な奴オーラ全開だった竜崎。読後には一気に心酔させてしまうんですよね。仕事だけではなくて家庭の事も並列して書いているので奥行きもあるし。 女性数名にお勧めした所、竜崎と結婚したい人続出、実際に一緒に暮らしたら大変な気もしますが、このスパスパと捌いていくのがかっこいいし、家庭でも決して頭ごなしではない所がいいですよね。

    7
    投稿日: 2018.04.03
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    面白い始まり方をするなと思った。 主人公が、変わり者なキャラクターとして、描かれてます。 段々、共感できる行動をしていく訳ですが。 次を、早く読みたいと思った。

    1
    投稿日: 2018.02.07
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    エリート官僚の竜崎。清濁併せ吞むなんて単語は知らず、堅物中の堅物。真面目にもほどがあるぐらいの真面目の主人公が、ある捜査をもとに、どのように対処するのかそして、息子の事件をどう扱うのか。 最後、家族がきれいに収まってなんだか、ほっとした。仕事のために睡眠第一ってところもいいな。なんか、変わり者という主人公に好感をもってしまいました。

    0
    投稿日: 2017.11.04
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    本田△ってのがあったな、そういえば、というくらいね、これはかっけーおっさんの話ですよ。やや、やや青臭いわけですが、これ、青臭さ全快で突き進めば気持ち悪い共産主義まっしぐらになったりするし、そういう青臭さではなくて、実にまっとうに現実を見据えてもっとも良い道を選んでいるだけにも関わらず、それがカッコよく見えるのは、それを実行するためには恐ろしいほどの勇気が必要って事が長年生きてきて分かっているからですよ。ただ正論ぶちまかすだけでも意味がないし。皆が納得できるような正論ってね。なかななね。ってまぁ自分はそこまで至ったことはほとんどなく、その勇気がどの程度か理解できてないけども。いやー、おっさんになるとおっさんに共感するというのは、確かなんですな。 で、これを読んですかっとしても、明日からの仕事に活かせるかっていうとまた別の話なんだよな、きっと・・

    0
    投稿日: 2017.10.31
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    警察小説は、自分の保身しか考えない警察官僚、それに憤る現場。みたいな図式がままあるが、この小説はそういう意味では斬新であった。主人公は東大出の警察官僚で息子にも東大でなければ大学ではないと言い放つ。妻にも自分の仕事は国を守る仕事であり、家庭内の仕事は妻の仕事であると、家庭の問題は妻に任せている。これだけ書くと嫌な奴だが読み進めるうちにこの人物は少なくとも自分の私利私欲を求める人物ではないということがわかってくる。国を守るために自分の命を投げ出す覚悟ができている。そんな人物はなかなかいない。

    0
    投稿日: 2017.10.12
  • いい意味で予想外の作品

    これは意外な警察小説でした。 主人公の竜崎の描写が巧みで、読み始めと終わりでは全く別の印象に。 竜崎と対照に書かれていた伊丹もまた同じく。 ミステリーの謎解き要素はありませんが、 キャリア警察官の葛藤を書いた作品は少ないのではないのでしょうか。 悪者で書かれることが多いですし(笑) 数ある警察小説でもおすすめです。

    0
    投稿日: 2017.10.11
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    今野敏作品は2回目。これは、”国内ミステリマスト”はじめ、あちこちでオススメされているのを見て。主人公らしくない主人公(ネガティブな意味で)ながら、物語展開が巧妙で、不本意ながら(?)グイグイ引き込まれちゃいます。現実世界でも正論一本槍って人が苦手で(それは多分に、自分がディベート下手だからってこともあるんだけど)、本主人公の意見には、やっぱり全面賛成出来ないな、とは思いました。シリーズ化されているみたいで、他の作品も気にはなるんだけど、その他数多ある読みたい本たちのことを考えると、なかなか手が出ないと思います。でも面白かった。

    0
    投稿日: 2017.08.24
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    【友人蔵書】初めて読んだ警察小説は『翔んでる警視』で、東大卒、国家1種合格のキャリアというものがどのような立場となるのかを知る嚆矢だった。本書の主人公は今時珍しい硬派な警察官僚だ。その融通のきかなさが、結果的に組織を守る正しい判断につながる。しかし、実生活で正論のみを振り回す上司に嫌な思いをさせられた経験が、素直に作品を味わわせてはくれなかった。

    0
    投稿日: 2017.08.19
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    硬派なタイトルに惹かれて購入したら、人間ドラマでした。 普段なら敢えて読まないジャンルですが面白くて読み切ってしまいました。 主人公の人柄がとても魅力的なのです。

    0
    投稿日: 2017.06.27
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    順番違いで読んでしまったので、改めて最初の「隠蔽捜査」を買った。 まだ竜崎が大森署に来る前の話。 どうして大森署勤務になったのか、事件を挟みながら家族とか各署の人たちに触れてそれぞれの紹介も兼ねているような。 先に読んでしまった感想からと初回の竜崎とのイメージは少しだけ変化あったな。 でも、芯は本当にぶれない人だ。 特に奥さまが実にいいねぇ・・素敵!! ちょっと似ている性格のせいか、いちばんのファンになったわ(笑) そしてなんと言っても大森署はかつての住まいの管轄署。 お気に入りの戸高の登場シーンに思わずニヤニヤ 楽しみが倍増、次も早く読みたいわ。

    1
    投稿日: 2017.06.23
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    面白かった。ただの頭の固い古い考えのエリートが主人公かと思ったらいつの間にか好きになってる。今後の活躍を期待します。伊丹さんも素敵。

    0
    投稿日: 2017.05.28
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    なんだか頭の硬い人だなあと思って読み進めたけど、ものすごく先まで考えた上での判断には驚かされたなあ。 ただ、仕事観はぐさぐさきます。

    0
    投稿日: 2017.05.25
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    キャリアの警察官を主人公にした、珍しい設定の小説です。 警察ミステリにキャリアが出てくると、たいていは悪役ですが、このミステリは違います。 キャリアの活躍も、家庭生活も、友情も描かれていきます。 連続殺人事件の真相に迫っていく過程の、さまざまな苦悩がエリート官僚を襲います。 とにかく面白いです。 このシリーズ読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2017.05.08
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    樋口シリーズとよく比較されているようですが、竜崎はかなり嫌なやつとして登場します しかし、性格は似ているようです かなりの唐変木(変人)ですが、ここまで潔いと憎めなってくるのだから不思議です 主人公の立ち位置は「64」と似ています こっちが先だから、あっちが似ているのかな 樋口シリーズは描かれる視点が複数ありますが、本作は竜崎一人の視点で描かれているという違いがありますね 登場する人物が、少しずつ変化して成長する物語です

    1
    投稿日: 2017.04.09
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    主人公の性格というか考え方がいまいち受け入れがたい。まあ、その頑なさが警察内部の隠蔽を暴いて行くのだが、主人公に感情移入出来ない話はあまり好きではない。

    0
    投稿日: 2017.03.12
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    警察官としては優秀な竜崎だが、どうやら家庭では「無能な父親」のようだ。 邦彦のために何が出来るのか、何をするべきなのか。 竜崎の選択は、ある種理想の父親像なのかもしれない。たぶん、実際に竜崎の立場に立ったとしたら途方もなく難しいことなのだろうが。 悩んだ末に出した結論は、やはり竜崎らしいものだった。 常に原理原則の信念をもって生きる竜崎。 しかし警察内部には自らの保身のために隠蔽工作に走る人たちもいる。「警察の威信」を名目に掲げて。 警察官として決して見過ごしてはならない隠蔽工作。 それは何も正義感からだけではない。もしも工作が明るみに出るようなことになったら、そのダメージは計り知れない。 警察の権威は失墜してしまう。安易に工作に走る人たちにはその切実な危機感が薄い・・・と竜崎は思っている。 刑事部長である伊丹との関係も面白い。 小学校の同級生であり、同期でもある。 伊丹は友人だと思っているようだが、竜崎にはその自覚がない。 小学校時代に苛められた記憶があるからなのだが、伊丹はそのことをすっかり忘れている。 二人の奇妙な関係がどう変化していくのか。楽しみでもある。

    5
    投稿日: 2017.02.20
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    行きつけの図書館が蔵書点検で1か月休みになるのであわてて本を10冊借りに行った。なんとなく手に取って事前情報全くなしで読んだ。最初は主人公竜崎がムカつく感じのやつだったけど、途中からブレナイところがいい感じになっていく。キャリアがキャリアの中でどう立ち回るかが焦点。現場の事件と連動して展開が早いので読みやすかったし、結末もなかなかいいところに落ち着いた。続きがありそうと思ったら案の定8冊も出ている、続きも読むべし。

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    投稿日: 2017.02.09
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    ☆4 横山秀夫の警察小説が好きなので、こちらも読んでみた。 サスペンスの要素も多少あるが、内容としては基本的に警察内部の葛藤を描く、企業小説(官僚小説)である。 主人公は普通の警察小説では敵キャラとなりがちなキャリア官僚・堅物なくらい原理原則=建前を貫く。最初は嫌なキャラクターと感じていたが、最後まで読むとかっこよくさえ感じてしまう。

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    投稿日: 2017.01.24
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    隠蔽捜査シリーズ第一弾。 警察官僚でエリート街道を突き進んできた主人公。 家のことは妻の仕事、東大以外は大学じゃない、直属の部下でも信用はしない。 自分の理想に従い人生を歩んできたが、組織を揺るがす殺人事件に加えて予想外の大問題が起き、今までになく動揺しつつもすべてに真正面から向かっていく。 警察小説はいくつも読んできましたが、官僚の立場から見るストーリーは初めてで。 新しい視点で楽しめるかと思ったら、なんとも好きになれない主人公。 エリートっていうのは本当に嫌な人種なのかと思ってしまうくらい。 こんなにも主人公に感情移入できないのは初めてでした。 が、終盤になって、そのイメージががらっと変わり。 上に立つ人種というものが、みんな彼のようであればいいのに…なんて思いました。

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    投稿日: 2017.01.16
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    地味・・・だよねw でも、滋味があってよい。 人間誰しも、本音と建前がある。 朴念仁で変人と揶揄される警察官僚が主人公とはおもしろい。 ブレがない感じなのかと思ったら、やっぱりブレはあるらしい。そこが人間らしくてよい。 頭の中で考えてるうちは、未遂だもんね~。 息子の犯罪にまで四角四面にビシビシと冷血な対応をするようだったら、まるで魅力がなくなってしまう。 人間、 ブレも大事である。 ただし、実際にどう行動するかは非常に重要である。 ここで竜崎と伊丹の差がハッキリした。 竜崎、あっぱれである。 登場人物の中では、谷岡がよかった。 こういう人と仕事ができると助けられる。 そして、竜崎の妻、冴子がいい。 鈴木砂羽っぽい・・・と思ったら、ホントにそのキャストで驚くww キャストといえば、竜崎が杉本哲太で、伊丹が古田新太・・・? 伊丹は女の子にモテモテだったはず・・・ミスキャストでは?ww そして谷岡が女!?ありえーん!許せーん!!!(ー_ー) 別の方。竜崎が陣内孝則で、伊丹が柳葉敏郎。 いいねぇ♪ 冴子は、原田美枝子、ね。うん、いいね。 お、谷岡は風間トオルかぁ!いいね、いいね!ww え?戸高が杉本哲太?ウケるわ~~!www さて、友達がいない竜崎だったけど伊丹とは、 いい友達になったようであるw 確かに、この先おもしろくなりそうだw (ヤバし!www)

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    投稿日: 2016.12.08
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    今野敏さんにはまったきっかけの本。 最初は良い印象ではなかった竜崎が、読み終わった頃には凄く好きになっていました。かっこいい。 伊丹との関係、やり取り、やり方の違いなども見せ方が上手くて、全く違うようでお互いに補い合ってる感じ。 読み終わったときに、あー面白かったー!と、笑顔になる本。

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    投稿日: 2016.11.25
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    全く融通のきかない警察キャリアの竜崎と幼馴染で同じくキャリア組の伊丹の絡みで進んでいく。 唐変木という表現がぴったりの竜崎と組織を守るために腐心する伊丹が好対照で面白い。 警官による連続殺人事件と竜崎の息子の犯罪で思い悩む竜崎。 なぜだか最初のうち、竜崎に抱いていた反感が途中から竜崎を応援したくなってくる。 國松長官狙撃事件をベースにした物語。 官僚として組織防衛を優先するものと官僚として正義を貫こうとする竜崎。 思わず竜崎を応援してしまう構成の巧みさに完敗。

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    投稿日: 2016.11.04
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    主人公が人間として何か欠けてて無理だし、事件追ってく話かと思ってたら警察内部の駆け引きメインだしで、300ページくらいまでは(全400ページ)次読むように買った村上春樹早く読みたいんですけど…と虚ろな目をしていたワタシですが、ラストの家族の決意(特にママ)と谷岡の台詞に予想外にグッときたので★は3つになりました。

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    投稿日: 2016.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    竜埼の人間味あるまじめさにはまる。 事件の容疑者は情報のみなのに、警察官僚内の幼なじみ、部下、家族とのやりとりに飽きることがなかった。 おもむろにほほえむ部下。 おもしろくなりそうだ、で終わるラスト、とってもいい余韻。続編読もう。

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    投稿日: 2016.09.17
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    新たなJ様お薦め本 こちらもシリーズものらしい。 ものすごく正しいエリート。 ここまでくればほんとに人として可愛くさえ感じてしまいます。 警察モノでありながら、ドンパチアクションはなく、 どうやってこの状況を乗り切るのだろうとハラハラしました。 ちょっと人の気持ちに鈍感すぎだけど、 こんなエリートばかりなら、よい組織ができるかも?

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    投稿日: 2016.08.19