teteteteさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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任侠書房
今野敏 / 中央公論新社
すぐに読める
3
エンタメ小説とでもいうのだろうか。まあ、こんなことはありえないと思いながらも許容できる面白さ。リアリティさを追求している方には
おすすめできないが、気軽に楽しめる小説である。投稿日:2015.12.27
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隠蔽捜査(新潮文庫)
今野敏 / 新潮文庫
警察組織の苦悩
1
気さくな伊丹刑事部長とよくある脇役なような堅物の竜崎課長二人を対比した物語とだと思う。最初は推理ものかと思って読み進めていたが、警察組織内での闘争や息子の不祥事への悩みなど、堅物ならではの熱い思いがお…もしろく。一気に読み進めることができた。 続きを読む
投稿日:2016.03.21
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神狩り
山田正紀 / 角川文庫
すごいタイトル
1
小説の名前インパクトはすごい。謎の組織に、謎の敵に、謎の味方。最終的には勘違いした中ボスを倒すような展開でした。
最初のほうのわくわく感はすごい。しかし、謎は謎のまま。主人公が、無意味にとがっている気…がして、なんともいえない。続きがあるそうなのでそちらも読んでみようかなーとは思うの一巻目としてはよいのかも。 続きを読む投稿日:2015.12.27
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任侠病院
今野敏 / 中央公論新社
シリーズの中で最も好き。
1
この任侠シリーズの中で最も好きなのがこの任侠病院である。今回は本当に敵がめんどくさそうなやつらで、いつもの組長人脈解決パターンでもない。いつも、こんないい人まるだしなやくざはいないだろう思うが、気軽に…楽しめる小説。日村の中間管理職な苦労もおもしろい。
ただ、いつかこのシリーズでいつも留守番の健一が活躍する日はくるのだろうか。今度はそんなストーリをいれた新作をお願いします。 続きを読む投稿日:2015.12.27
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同期
今野敏 / 講談社文庫
若手とベテランの対比
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全く方針がおかしい捜査本部の中で、ベテラン刑事とともに戦っていく。捜査一課と組対との対立の中で、最終的には、協力しあう熱い感じがよかった。ベテランの植松と土岐の対比が、そのまま、主人公の宇田川と曽我に…つながっていくのかと思うと面白い。プロット的にはあやふやな部分もあったが、楽しめる作品であった。 続きを読む
投稿日:2016.03.10
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陰の季節
横山秀夫 / 文春文庫
警察内部の闘争
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出世に興味がなく、庶民の味方のような警察ものではない。出世を目指す、組織を守るそんな観点で書かれている小説である。すっきりとしない戦いの陰鬱がよく表現されていると思う。しかし、警察内部についてなんとも…いえないリアリティもあり、続編も読んでみたくなる作品である。 続きを読む
投稿日:2016.03.05