
総合評価
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powered by ブクログ倒叙スタイルで描かれるミステリー作品。 先に犯人と犯行の様子が明らかになる。その後、福家警部補が犯行の綻びを見つけて犯人を追い詰めて行くスタイル。 刑事コロンボや古畑任三郎のスタイルです。 面白かった。 知的な犯人による完全犯罪。穴を一緒に探しながら読み進める感じ。 福家警部補の静かな追い詰め方。 こういうのを探してました。 特に、「オッカムの剃刀」。 犯人も骨太で読み応えがありました。 シリーズものですので近々、次も買います。
12投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログクロフツの倒叙ものを読んで、他の倒叙小説を読みたくて購入。 檀れいさん主演のドラマは視聴済。 しっかり計画を立てた上で、徐々に追い詰められていくのはまさしく古畑任三郎やコロンボを見ているよう。 続編も気になる。
0投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ真相に近づいていく様がシンプルなので もう少しスリルを味わいたかった。 犯行シーンの描写に「引っかかる部分」があって ラストにそれが明らかになるのは面白かった。
0投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログ初作家さん作品でした。 倒叙形式で4つのお話が入っていました。 最初に犯人も犯行も分かった状態なので、徐々に犯人を追い詰めていく様が読んでいておもしろい部分でした。 気軽に読めるので、はじめてミステリに挑戦する人などにおすすめな作品だど思います。
8投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
倒叙形式ミステリは犯行がバレていく過程が 我が事の様に辛くて苦手である 本作品はコロンボシリーズに傾倒した二人の 作家の合作だと後書きに書いてあり驚く 著者名が一人だというところから岡島二人と かエラリークイーンとか連想しつつ、だから 名作なのだなと妙な理屈が浮かんだ
0投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログ倒叙ミステリ短編集 こういう書き方は失礼にあたるのかもしれないけれど、普通に面白かった、です これといって特筆する何かがあるのでもなく、普通に面白かった あとがきでも書かれている通り、探偵役の福家警部補は存在感が薄く生活感の排除されたキャラクターとして描かれています だからこそ倒叙ミステリとしての作品性が印象として残り、シンプルな良作という読後感が残った、みたいな 作者は大層なコロンボマニアのようで、本家を知っているとニヤリと出来る部分も多々あるようです 「コロンボ、通ってないから見てみたいな」なんて思って調べてみたら、動画配信サイトではHulu独占との事 未加入、残念……
6投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログ倒叙ミステリとしてオーソドックスなところを突いてくる。短編集だからか、少々軽めに思えてしまった。もうちょっと濃い犯人と福家との駆け引きが見たかったのでその辺は残念。ただ流石に、「おお、そこなのか」という推理ポイントは意外性に富んでいて楽しめた。
1投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログ大好きなシリーズの第一作。 福家のキャラクターもいいし、常に第三者目線で進行することで、福家の考えが読めないのも、ミステリーとしてのおもしろみが増していい! 私生活がいっさい見えず、フルネームさえも不明ながら、飛び出すうんちく、こだわり、酒豪っぷり。また、ときに証言者にかけるシンプルながらも心を打たれる言葉。 第一作では『オッカムの剃刀』のラストシーンに唸った。なるほど!!
8投稿日: 2024.12.02
powered by ブクログ福家警部補の倒叙ミステリー。読んでみたかったシリーズ。 コロンボはほとんど見なかったのだけど、古畑任三郎っぽくて面白かった。 飄々とした感じ。関係ない話と思いきや、そこからいつの間にか核心に迫っていく感じ。 あれれー?って無邪気に攻めていくコナンくんっぽくもあるかもと思ったら、大倉さん、コナンの脚本も書いたりしているのか(倒叙ミステリーとは違うかもしれないけど)。 犯人側の視点で語られるので、どこに穴があるんだろうとドキドキする。
7投稿日: 2024.11.12
powered by ブクログずっと気になっていたシリーズを読み始めました! 倒叙ミステリーで人間離れした天才主人公を読みたかったから望み通りでワクワクしながら読みました。 これです、これ!これを読みたかったぁー。 シリーズを追いたいから続きを探さなきゃ!
3投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログ『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』を彷彿とさせる倒叙ミステリーで、序盤で犯行シーンが書かれて福家警部補が捜査していき、ラストで犯人に突きつけるというのがおおよその流れで、基本的に犯人視点で描かれているので福家警部補の不気味さが際立っていた。また追いかけたいシリーズが増えた。
2投稿日: 2024.09.27
powered by ブクログ刑事コロンボを彷彿とさせる女性刑事・福家警部補を主人公にした本格ミステリ。とある方が本シリーズを勧めていたので読んでみた。 コロンボや古畑任三郎シリーズと同様の倒叙モノ、つまり最初に犯人が明かされる形式で、犯行の露見を防ぎたい犯人と、犯人を追いつめたい探偵役との緊張感のある対決が読みどころになる、はずだったのだが。 巻末の解説を読むと著者はコロンボのオマージュをやりたかったようなんだけど、キャラ立ちしていたコロンボや古畑任三郎と違って、本作の主人公である福家警部補はかなり地味。ストーリーのひねり方や犯人のキャラクターの見せ方もそこまで個性的ではないように思え、対決シーンを迎えても福家警部補にも犯人にもあまり感情移入できず、いまひとつ盛り上がりに欠ける印象だった。 さらに残念なのは物語の展開や推理の部分でツッコミどころが多く、困ったことに読み終えてそこが一番印象に残っているという。大切な本を凶器にしたり、大切な酒蔵を犯行現場にするかなあという違和感とか、携帯電話って確か本書の刊行当時からロック機能も発信者番号通知機能もあったはずで、普通は他人が勝手に使えないし、折り返し電話がかかってきたらどうするつもりだったのだろうかと考えたり。 犯人の饒舌さが結果的に仇となるのはお約束なので仕方ないとは思いつつ、そもそも身近な人が死んでいるのに饒舌であること自体が不自然なので、その饒舌さの理由をもう少し掘り下げるとかすればもう少し納得感を得られたんだけどなあ。 というわけで個人的にはあまりパッとしなかったんだけど、この地味な作品がいつの間にかドラマ化されていたとは。しかもNHKとフジテレビのダブルで。 やっぱり倒叙モノは小説より映像向きなのかなと思った。
0投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログ倒叙方式は怖い 最初に動機がわかったり思いが出る分、犯人に感情移入してしまうところがあって、そうすると福家さんを応援できなくなったり、見逃してよーって思ってしまったりする でもやっぱりそれは、反抗の時は犯人側のことしかわからないから、被害者がただの極悪人に感じてしまったりするから また映像化もして欲しいなあ 最後の一冊 オッカムの剃刀 愛情のシナリオ 月の雫
0投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第5作から遡って到達した、『福家警部補』シリーズ第1作。第2作同様、全4編とも手頃な長さだが、シリーズ中最も切れ味が鋭い? 「最後の一冊」。愛する私設図書館を守るためという動機は理解できなくはないが、凶器の選択に突っ込みたくなる。まさか、福家がそんな手間暇かけた実験をするとは、真犯人も思わなかっただろう。大手柄なのは実験に協力した捜査員か。 「オッカムの剃刀」。科警研時代は「教授」の異名をとり、大学の講師に転身した真犯人。シリーズ中でも強敵だが、福家は被害者の足取りを丹念に追い、「教授」を徐々に追い詰めるのだ。そんな時点から伏線があったとは。 「愛情のシナリオ」。実際の芸能界でライバルを殺害なんて聞いたことはないが、フィクションですから。現代ならこんな形で証拠は残るまい。ロジックよりも動機の意外性に注目したい。皮肉な結末と無感情な福家のコントラストはどうだ。 「プロジェクトブルー」。フィギュア造形を手掛ける会社社長の、過去の秘密とは? また強請られたから殺すパターンだが、マニアックなフィギュア造形の世界だけに、足が付いた理由もマニアックでしたとさ。 「月の雫」。小規模な酒蔵の社長が、買収相手を殺害した。おいおい、酒を愛しているのに…。多くの真犯人たちは犯罪の素人だが、本編が最も素人かもしれない。福家に理路整然と追及され、白を切り通す気力はなかった。 さて、このシリーズの評論によく挙げられる『刑事コロンボ』だが、正直、文庫版解説の前置きが長いと感じた。どんなに愛や造詣が深かろうと、明かさなくてよい裏事情まで書いているのは越権行為と言わざるを得ない。 このシリーズの認知度を上げたいのならば、シンプルに面白さを伝えるべきである。『刑事コロンボ』シリーズを知らなくても楽しめるのだから。
0投稿日: 2024.05.26
powered by ブクログ倒叙ミステリ。古畑任三郎に1番近いかも。 警察に見えない小柄な福家警部補が鋭い観察力と記憶力で事件を解決する短編集。犯人はわかっているのでどうしてもそっちに感情移入してしまい、徐々に追い詰められていく感じが良い。
24投稿日: 2024.02.28
powered by ブクログ作者がコロンボ好きなんだろうな〜というのが端々から伝わって来ます。 短編集で倒叙モノなのでまさにドラマのようにサクサクと読み進められました。 毎回出てくる寝てないアピールがシュールで笑ってしまうのですがストーリー自体は引き込まれる作りになっており、面白かったので続刊も読み進めたいと思います。
1投稿日: 2024.01.10
powered by ブクログ女性警部補福家が活躍する倒叙ミステリー。刑事コロンボや古畑任三郎などと同じ、最初に犯人が殺人を犯すシーンから始まり、福家警部補が徐々に犯人を追い詰めていくストーリーでその過程が面白く読めた。
0投稿日: 2024.01.08
powered by ブクログ軽快に読める短編のミステリーです。事故死ではないことや容疑者に気づくまでの展開が速く、テンポよくクライマックスに進みます。といっても、関係者の聞き込みといった捜査についても無駄なく書かれていて、犯人との対決は論理的で納得のいくものです。事故の隠蔽ミスが手がかりになりますが、そのミスはうっかりしたものでなく、犯人の性格による理由のあるものだったりします。そのため犯人も魅力的であり、読後感も爽やかでした。
0投稿日: 2024.01.08
powered by ブクログ初の大倉 崇裕作品。刑事コロンボや古畑 任三郎のような、倒叙形式の四編を収録したミステリーのシリーズ第1巻。情景描写よりも会話を中心に展開されているため、とても読み易く本格ミステリーというよりは、ライトノベルスに近いミステリーでした❗ 犯人達が少しずつ福家警部補に追い詰められていく様子は、丸で読んでいる自分も一緒に追い込まれているようで、とてもドキドキします❗中でも、『オッカムの剃刀』が非常に気にいっています♫第2巻も勿論読みます。
8投稿日: 2024.01.05
powered by ブクログ始めに犯人の視点から犯行の経緯が書かれ、その後に事件の真相が明らかにされる。これを倒叙形式のミステリーというそうだ。その代表的作品とされるのが、刑事コロンボ、古畑任三郎。本作の福家警部補も男女の違いはあるが、同じく個性的な刑事である。その福家警部補の活躍4編を収録。ちなみに福家警部補は、年齢は30歳台、童顔、縁無し眼鏡をかけ、身長152cm、徹夜仕事をこなし、酒豪のようである。
25投稿日: 2024.01.02
powered by ブクログ創設者の遺志を汲まずに 私設図書館の売却に動き出した2代目。 館長の天宮は「貴重書を盗みに入ったところ 本棚の下敷きになって圧死」という 事故に見せかけて彼を殺す。 しかし、福家と名乗る女性警部補が 疑問点があると捜査を始めた。 あきらかに天宮を犯人と思っているらしい福家。 証拠は残していないはずだが…。 (『最後の一冊』) 倒叙ものの王道。 最初に犯行手口を開示されているのに 犯人すら見落とした わずかなミスを拾い上げて追いつめる。 コロンボ好きとしても、満足。 警察の功労者の教授が殺人を犯す『オッカムの剃刀』 女優の争いが悲劇を生む『愛情のシナリオ』 私の大好きなコロンボ作品 『別れのワイン』に似た味わいの 酒造会社の買収をめぐる殺人『月の雫』 といった3編をふくむ短編集です。 だいたい第一短編集のタイトルが いまどき『挨拶』って…むふふふふ。 シリーズ化もくろみ、大ありやね。
3投稿日: 2023.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2008年12月発行 「刑事コロンボ」のような倒叙ミステリ ・小柄な女性警部補→コロンボ的役割 (映画好きでお酒が凄く強い) ・専門知識があり 地位と名誉を手にした成功者→犯人 4つの話 見かけは子供みたいな福家警部補が 事件を切れ良く解決する 解説には 「大倉崇裕」 「町田暁雄」(コロンボの研究家) の合作と書かれていた 一話完結のドラマ見ているようで 面白かった このシリーズをまた買おうと思った
1投稿日: 2023.08.26
powered by ブクログサクサクと読めた。中だるみや飽きがなく、読みやすかった。福家のブレなさ、推理力等圧巻。倒叙形式のミステリは初めて読んだかもしれない。福家の人間性などあまり描かれていないが、淡々と犯人を追い詰める姿に惚れ惚れしてしまう。
1投稿日: 2023.05.29
powered by ブクログ大倉崇裕の連作ミステリ作品『福家警部補の挨拶(英題:Enter Lieutenant Fukuie)』を読みました。 刑事コロンボ・シリーズに続き、倒叙形式のミステリ作品です。 -----story------------- 福家警部補は今日も徹夜で捜査する。 本への愛を貫く私設図書館長、退職後大学講師に転じた科警研の名主任、長年のライバルを葬った女優、良い酒を造り続けるために水火を踏む酒造会社社長――冒頭で犯人側の視点から犯行の首尾を語り、その後捜査担当の福家警部補がいかにして事件の真相を手繰り寄せていくかを描く倒叙形式の本格ミステリ。 刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、4編収録のシリーズ第1集。 解説=小山正 ----------------------- 2006年(平成18年)に刊行された福家警部補シリーズの第1作です… 大倉崇裕は、刑事コロンボ・シリーズのノベライズ版の訳者として執筆を手掛けるほどの刑事コロンボ・シリーズのファンで、先日読了した『刑事コロンボ 殺しの序曲』も円谷夏樹という訳者名で翻訳しています、、、 そんな大倉崇裕が描いた倒叙形式のミステリ作品だし、私も持っている『別冊宝島 『刑事コロンボ完全捜査記録』』の著者でありコロンボ研究の第一人者、コロンボマニアである町田暁雄が協力しているので、読んでみたかったシリーズです… 観たことはないのですが、永作博美(NHK)や檀れい(フジテレビ系列)が福家警部補役を演じてテレビドラマ化もされているようですね。 ■最後の一冊(『本を愛した女』を改題) ■オッカムの剃刀 ■愛情のシナリオ ■月の雫 ■解説 倒叙ミステリへの遥かなる想い 小山正 冒頭で犯人の視点から犯行の経過を描き、そのあと捜査担当の福家警部補が鉄壁と思われた犯行計画をいかに崩していくかを辿る、倒叙形式の本格ミステリ… 徹夜明けで現場を検分、鑑識の報告を受けて聞き込みを始める頃には、事件の真相が見えている?! おなじみ刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、4編収録のシリーズ第1集… 刑事コロンボのノベライズも担当したコロンボ・マニアの著者が、渾身の力と愛情を注ぐ傑作ぞろい。 私設図書館「江波戸図書館」の館長・天宮祥子が、オーナーでありながら本に興味がなく、本を愚弄する江波戸宏久を殺害する… 完全犯罪のはずだったが、本を愛しすぎたあまりに、その目論見は崩れてしまうという展開の『最後の一冊』、 かつて、科警研で数々の技術を残し伝説と言われ、退職後は大学で犯罪学の講師として教鞭を取っていた柳田が、同じ大学の准教授・池内に過去の“あること”を理由に脅迫され、彼を強盗に見せかけて殺害する… 犯罪学のスペシャリストで警察の捜査手法も熟知した“教授”に福家の追及が迫るという展開の『オッカムの剃刀』、 役を得るためにライバル女優・柿沼恵美からの脅迫を受けていた小木野マリ子だったが、小木野は自分のシナリオ通りにことを進めていき、翌朝、恵美は一酸化炭素中毒による遺体で発見される… 事故かと思われたが、普段の恵美の習慣と異なる点を、福家は見逃さなかったという展開の『愛情のシナリオ』、 経営不振で大手の酒造会社・佐藤酒造に吸収合併される寸前の谷元酒造の社長・谷元吉郎が、いい酒造りを信念に掲げる谷元酒造の矜持を守るために、大量生産と儲け主義に走り、粗悪品ばかり造る佐藤酒造の社長・佐藤一成を殺してしまうという展開の『月の雫』、 それらの事件を、身長152センチ、縁なしの眼鏡をかけており、眉の上で切り揃えられた髪のせいでひどく幼く見えるが、30歳は越えており、その容貌から、まず刑事、しかも事件の責任者とは見られない女性刑事の福家警部補が鋭い捜査能力(推理、観察、聞き出し)を発揮して解決に導く… 持ち歩いているバッグの中身はどこに何が入っているか分からないほど雑然としており、事件現場に入る際には大抵警察手帳が見つからず、刑事に見えない風体も相まって、現場を規制する制服警官には毎回と言っていいほど止められ、押し問答になったり、事件関係者に聴取する際も、手帳を示すまでの最初のやり取りで、用心している容疑者の毒気を抜いてしまい、その後は自分のペースに巻き込んでいく、、、 相手が油断して彼女を見くびるところから始まるのは刑事コロンボ・シリーズと一緒ですねー そして、やたら細かなことに気がついて、しつこく質問をくり返し、相手がいい加減うんざりしているところに、「もうひとつだけ質問よろしいですか」と畳みかけてくるのも刑事コロンボ・シリーズと同じ… 著者のコロンボ作品への愛情があふれていて、思わずにやりとしてしまいますね。 若干、都合よく事件が解決してしまうなぁ という印象は残るものの… どの作品も安定してクオリティの高さを感じされられ愉しめました! 4篇とも面白かったー シリーズ化しているようなので、続篇もぜひぜひ読みたいです。
1投稿日: 2023.03.18
powered by ブクログ小柄でショートヘア、縁なし眼鏡、三十路は過ぎているのに幼く見える。 警察官に見えないと言われがちな、福家警部補が犯人を追い詰める。 最初に殺人の場面を先に描いて見せる『倒叙ミステリー』 犯人は綿密な計画を立てている事が多く、それをわずかな違和感から、一つずつ崩していくのが特徴。 刑事コロンボ形式だけど、コロンボほどしつこい刑事、また来たこいつ!感がないのは、福家警部補の、押しの強さを感じさせないルックスのお陰か。 『最後の一冊』 罪を犯してでも守りたいものがあった、図書館長。 貴重な本を残したいという願いは崇高だと思うけれど、個人の図書館って、運営して行けるのだろうか・・・ 『オッカムの剃刀』 科警研で数々の功績をあげた経験を持つ柳田は、復顔術の専門家だった。 いちばん手の込んだ殺人で、頭が切れるし専門知識はあるしで手強い相手。 ただ、4編のうちこの犯人だけは「守りたいもの」が利己的である 『愛憎のシナリオ』 ライバル、と見られる世間に応えて、そういう関係を維持してきた女優同士ふたり。 隠された動機は・・・ 『月の雫』 経営方針の違う二つの酒造会社の社長。 大量生産か、品質か。 容疑者がいい人でいい仕事をしていたのが切ない。 このケースは殺人以外の解決方法があったのではないかと思うけれど・・・ 追い詰められていたのだろうなあ。
5投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログ『刑事コロンボ』を敬愛する作者が、恐らく満を持して発表したと思われる、倒叙ミステリの短編集です。 小柄で童顔、地味なスーツを着用したその見た目は、まるで就職活動中の女子大生のよう。 およそ刑事らしからぬ印象を受ける、そんな福家警部補ですが、披露される推理は鋭利で些細な綻びも見逃しません。 先行作品のコロンボや古畑任三郎のような、強烈な個性は感じないかもしれませんが、ある意味犯人が主役と言える倒叙ミステリでは、その存在感は遺憾なく発揮されているのではないでしょうか。 ミステリは好きだけど、最初から犯人が分かってる倒叙ものはちょっと…と思われてるミステリ好きの方々にも、機会があれば読んでもらいたいですね。 今後が楽しみなシリーズものが、また一つ増えました。
1投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログ両親の影響で『コロンボ』や『古畑任三郎』など見たことがあるので、この形式には馴染みがあります。 個人的には「月の雫」が好きです。
7投稿日: 2022.04.22
powered by ブクログ鋭利な推理力で犯人に迫る福家警部補の描写がクール! コロンボ、古畑の流れを汲む倒叙ミステリーの秀作。 倒叙ミステリー独特の面白さがたくさん詰め込まれていて面白いっ 少しのほころびから導く推理、犯人とのヒリヒリした駆け引き、とどめの論証と根拠。いやーたまりません。 ただ本書にどこまで求めるかは難しいですね。倒叙ミステリーの骨子はホントに素晴らしいのですが、お話としてはシンプルです。 殺人事件としての倫理感、人間の業などの描写は少なめです。また主人公のキャラクターづけも良くできていますが、コロンボ、古畑と比較してしまうと、若干人としてのセクシーさが足らないかな。 とはいえ気軽に読めるミステリーとしては最高なので、ミステリー初心者、ドギツイ社会派ミステリーの次に読む本としてはオススメですね。次作もまだまだあるようなので、読んでみようと思います! 【作品ごとの一言コメント】 ■最後の一冊 ★3 犯人役が怖い! こういう人を怒らせるのが一番怖いと思ってます、わたし。 ■オッカムの剃刀 ★4 このまま2時間ドラマでイケそうなストーリーの完成度(実際ドラマ化されてるけど)。狡知な犯罪者と、抜け目のない主人公の追っかけっこが見どころ。 ■愛情のシナリオ ★5 大好きな作品、人間身あふれた登場人物たちが完璧。 女優の執念と優しさが垣間見れる名作! ■月の雫 ★3 推理パートのプロットが見事。鮮やかな論証がされて気持ちいい!
25投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログ古畑任三郎が好きだったので最後までとても面白く読み進められました。後半の二篇、切ない余韻が残る終わり方で好きです。思えば古畑任三郎でも去り際のあの感じが好きだったのを思い出しました。 福家警部補シリーズもこれから読んでいきたいですし、著者が翻訳したという刑事コロンボの小説版も読んでみたくなりました。図書館で検索してみましたが1冊もなかったので、古本屋さんに行った時にちょくちょく探したいと思います。
1投稿日: 2022.02.15
powered by ブクログ星3.5 古畑任三郎のような感じ。 あとがきを見たら、コロンボかぁー 両者ともドラマで キャラが立っていたのですが、 福家さんは、もうひとつかな。 シリーズ化されているようなので、 次を期待して星印は4つにしました。
7投稿日: 2022.02.08
powered by ブクログ犯行現場から物語が始まり、読者は犯人が誰かわかっている形式の小説。 そこから捜査一課の女刑事が調査し犯人を追い詰めていく内容。 どんでん返しも伏線もなく、ただただ淡々と進んでいく短編の推理小説。事件は推理小説の王道の計画的な殺人事件。 犯人視点から始まるので、自分はついついこの形式の推理小説は、犯人を応援してしまう。 そして犯人側に心情的に肩入れして読んでいるのに、おいつめていく探偵側の刑事の魅力がよくわからなく、おいつめられた犯人はそこまで決定的な証拠と言えないのにあっさり認める……となるとあまり面白く読めなかった。 ただ、実際に計画殺人が起これば決定的な証拠がいつもある方がおかしいし、いくつもの矛盾と状況証拠の積み重ねで犯人である可能性を高める、というのはわりと現実的な話なのかな、と思ったりした。
1投稿日: 2022.01.31
powered by ブクログ倒叙ミステリー初⁈ 最初に犯人の犯行現場が描写されてそこから犯人逮捕に向けて徐々に紐解いていくタイプの小説。 面白い。パズルのピースが埋まって行く感じのような。 この本シリーズ化してるし他のも読んでみたいと思った。 「33分探偵」も倒叙ミステリー?なんかな 絶対違う笑
1投稿日: 2021.11.15
powered by ブクログ'21年10月11日、読了。KindleUnlimitedで。大倉崇裕さんの小説、初、というか… 数年前に、「最後の一冊」と「オッカムの剃刀」を読んで、中断していたのを、今回改めて読み直しました。「愛情のシナリオ」と「月の雫」は、初。 倒叙ミステリーは大好きです(あまり数は読めてませんが)。石持浅海さんの「碓氷優佳」シリーズか、特に好きですが…そこまでのインパクトは無いかな。でも、なかなか面白かったです。 この「福家警部補」は、全四編、どれも犯人に同情的に読めてしまって、なんだか福家警部補が悪役のような気がしてしまいました(特に、最後の「月の雫」が)。でも、倒叙物って、どれもそんな感じかな?「碓井優佳」シリーズは、ちょっと違ったような…。 「碓氷優佳」は、あまりに鋭すぎて怖いけど、「福家警部補」は、なんかこう、ねちっこいというか…TVシリーズの「刑事コロンボ」的な印象でした。「コロンボ」は、大体ラストが優しく終わるイメージがあって…凄く好きでしたが、福家さんは…ウ~ン…。 シリーズ、次の作品も、読んでみたいと思います。
8投稿日: 2021.10.11
powered by ブクログ犯人に一直線なのはいいけど、手がかりについても一直線すぎるのが気になる。 単純な事件ならいいけどそれなりに凝ってるのに。
0投稿日: 2021.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私は刑事コロンボが大好きです。高校生の頃から再放送 されるたびに何度も見てきました。旧シリーズといわれる 45話までが最高です。以降の新シリーズはレベル的には ちょっと落ちますね。 ところで今回の福家警部補の挨拶です。 面白かったがちょっと露骨に刑事コロンボをリスペクト し過ぎでは?と思った。セリフや設定などがコロンボの エピソードを思わせるものだった。例えばオッカムの 剃刃では「あなた方、今の教授の行動を見たわね」は コロンボの逆転の構図。月の雫は設定が別れのワイン。 福家警部補のキャラも面白いのですが、ここまで露骨に 似せるとちょっと興ざめする部分も。とはいえ次作も 読んでみるつもりです。
4投稿日: 2021.07.31
powered by ブクログ05月-10。3.0点。 警視庁の福家警部補シリーズ。女性刑事で、現場の違和感から地道に捜査し、解決へ。短編4編。 刑事物短編の王道。次作も期待。
0投稿日: 2021.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
筋金入りの刑事コロンボ愛好家による倒叙ミステリ。ちょこまかと神出鬼没で、気配は薄く、感情が表に出ない福家警部補。やや人間離れしていますが、そういう生き物、と思えば深く考えずに読めます。収録作品のひとつで警部補が語る『月の雫』の持ち味が、そのまま小説を読んでの感想と重なりました。実在してほしい日本酒です。
3投稿日: 2020.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「さよならの手口」で出ていたので。 叙述ミステリフェアの目玉だった。 これはコロンボ警部を意識した小説だとすぐにわかったが、 後ろの解説によるとそれ以上で、 著者はコロンボ警部のノベライズを手掛けたらしい。 コロンボ警部自体は好きなドラマだし、 それを小柄な眼鏡をかけた若く見える女性に設定したことに 文句をつけるつもりはないが、 今一つ彼女のイメージが固まらない。 例えば、事情聴取に行った相手の金貸しが、 話している途中で急に福家警部補をあなどってはいけないと悟る場面があるが、 彼にそうさせた理由がよくわからなかった。 それは犯人側にも言える。 殺人シーンから始まるコロンボ警部の場合は、 ゲストスターがすでに持っている強烈な個性とイメージを持って登場してくるので、 説明するまでもないところを、もう少し説明してもらわないと。 とりあえず、福家警部補が死ぬほど酒に強いのは理解した。
1投稿日: 2020.11.15
powered by ブクログ好き。 倒叙ミステリってやっぱり面白いなと再認識。 「オッカムの剃刀」はタイトルから福家警部補の秀でた観察眼から何から何まで一級品。 というか、「最後の一冊」も「月の雫」も「愛情のシナリオ」も面白すぎる。結局全部面白い。このシリーズ、はずれはないに違いないと思うほどのハイクオリティ。 ドラマで知った福家警部補。やっと読めた原作。「古畑の女版」とはまさに。 刑事コロンボも読んでみたい。
1投稿日: 2020.11.12
powered by ブクログオッカムの剃刀、という言葉が好きで、「きっとこのタイトルの推理小説があるに違いない」と思って探したらあった、という経緯で読んだ。まずまず面白かった。
1投稿日: 2020.11.03
powered by ブクログ星3.1→3.3 コロンボ式の連作短篇集である。 誉田哲也作品ほどのセクシャルハラスメント的なマイナス点は作中にみつからず、その点でひっかからずに読める(ありがたい)。他方、横山秀夫や古野まほろなどが取り組んでいるような「職業としての警察」小説という側面は薄い。しかし、特別扱いされすぎない程度に「女性警部補」を淡々と書いていることは、ミステリ小説における女性警察官の位置づけのフラット化に貢献していると思う。 (2020-10-17更新,第4話「月の雫」がなぜか気に入った)
1投稿日: 2020.10.16
powered by ブクログAmazon primeの無料で読んでみたのだけれど、コロンボのような、古畑任三郎のような犯人と刑事との頭脳戦が苦手な私には少し物足りなかった。好みの問題ですね。
0投稿日: 2020.09.07
powered by ブクログ人を殺してその問題を解決しようという時点で頭は良くないっていう話。 作者がコロンボ好きな情熱は伝わった。 ただ、やっぱり倒叙形式は面白味が感じにくいなーと思ってしまった。
0投稿日: 2020.04.20
powered by ブクログ「刑事コロンボ」を彷彿とさせる、全てが倒叙ものの連作短編でした。普段倒叙ものってあまり好きではないのですが、これは動機に印象的なものが多かったり、ただの証拠探しの話ではなかったので読み易かったです。ただ、福家警部補自身がちゃんと容姿や酒の強さなど特徴を持ったキャラとして描かれているのに、なぜか印象が薄いのが気になります。ちょっと機械的なイメージです。もっと極端にカラーを持っていた方が楽しいような気がしますが、続編でそのあたりは変わってくるのでしょうか。是非先も読んでみたいと思います。
1投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログコロンボを彷彿とさせるストーリーでした。犯人の手口というか犯行を先に描写して、その謎を解決していく福家警部補。NHKとフジテレビでドラマ化されているようですが、どちらも見逃してます。でもわたしの中では永作博美さんがぴったりだと思いました。 犯人は完璧を気取ってるようでどこか抜けてますが、読んでて、あれこんなことしてたらバレない⁇って箇所がチラホラ。なかなか楽しめました。
1投稿日: 2019.06.13
powered by ブクログ「可もなく不可もなく」 女性版コロンボ。カルト映画に興味があったり、やたらお酒が強かったりと個性は面白い。でもストーリー的にはそれぞれ短編から中編といった作品なので、若干説明不足の感あり。シリーズ化されているが、続けて次作を手に取る程では無かった。。。
0投稿日: 2018.11.15
powered by ブクログ短編が四本収録/ コロンボや古畑のような女刑事の倒叙もの/ 短編なのでフリがきかせられないせいか、後半は少し飽きてきた/ そう考えると犯人の判明している倒叙ミステリーは、動機が一番大切なのかも知れない/
0投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログコロンボへの崇拝から倒叙スタイルを用いて書いたという作品。 犯人の一挙手一投足に鋭い推理をはたらかせるところは往年の名探偵顔負けですが、重要な手掛かりを持つ関係者やその背景が、あたかも最初から用意されていたかのように突然出てくるところが少し興醒めでした。少ない頁数に収めるためにやむを得なかったのであれば、長編を読んでみたいです。
1投稿日: 2018.06.09
powered by ブクログ本への愛を貫く私設図書館長、退職後大学講師に転じた科警研の名主任、長年のライバルを葬った女優、良い酒を造り続けるために水火を踏む酒造会社社長ー冒頭で犯人側の視点から犯行の首尾を語り、その後捜査担当の福家警部補がいかにして事件の真相を手繰り寄せていくかを描く倒叙形式の本格ミステリ。
1投稿日: 2018.05.31
powered by ブクログ2018年26冊目。 倒叙ミステリーの名作、ということで読んでみた。 やっぱり名作の呼び名が高いのも納得で、どれもよく出来てるなぁ・・と感心。 オッカムの剃刀は、ラストまで最高でした。 あたしは刑事コロンボを見たことがないので、大倉氏の思いは計り知れないけども、この形式は古畑任三郎形式だ!ということで、犯人当てとは違う楽しさがあって好き。 続編もあるようなので、もちろん読みたい。 そしてドラマも見てみたいな。
2投稿日: 2018.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価は3. 内容(BOOKデーターベース) 本への愛を貫く私設図書館長、退職後大学講師に転じた科警研の名主任、長年のライバルを葬った女優、良い酒を造り続けるために水火を踏む酒造会社社長―冒頭で犯人側の視点から犯行の首尾を語り、その後捜査担当の福家警部補がいかにして事件の真相を手繰り寄せていくかを描く倒叙形式の本格ミステリ。刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、四編収録のシリーズ第一集。 ついつい、折角犯人が工作したのに・・・こんな簡単に暴いちゃってと思ってしまった。
1投稿日: 2018.04.04
powered by ブクログ刑事コロンボ(倒叙スタイルの物語展開=仕様が特徴)に魅了され熱狂的ファンとなった著者のその想いを形にした(叶えた)作品集。コロンボ・シリーズ白眉の「別れのワイン」のエピソードを巧く自作におりこんだりとくすぐり(遊び心)が愉しい。 ただ短篇であるせいか、犯行とアリバイにかかる知恵比べというか攻防戦(凌ぎあい)は稀薄なもので、あっさり(易く)アリバイ崩しは成されて逮捕という薄味な印象。感情表現乏しいオタクの気のある福家のキャラクターはユニークであるのに作品はいまひとつ佳作どまりなのがなんとも惜しい。 福家警部補シリーズは第4作まで刊行されているらしい。本作にはない粘りある物語展開が愉しめるかも。 収録作品中もっとも出来のいい「オッカムの剃刀」は数年前に偶然NHKで映像化されたもの(単発ドラマ?福家警部補役は永作博美。今なら「二階堂ふみ」など適役かと思う)を観た記憶がある。古畑任三郎のような強い引き(惹き)はないが愉しめた作品であった。後年民放(?)でシリーズ化され放送された模様。
0投稿日: 2018.01.04
powered by ブクログ最初に犯行現場が描かれていて、その後、福家警部補がじわじわ犯人を追い詰めていくというような展開の話が集まった短編集。 背は小さいけど、お酒に強くて、常に冷静沈着というキャラクターの福家警部補に魅力を感じるけど、やっぱり最初から犯人分かってると、なんとなくご都合主義を感じてしまう。たぶん、ちゃんと設定されてるんでしょうが。
0投稿日: 2017.12.17
powered by ブクログ大好きな福家警部補シリーズの1作目。これだけ読んでなかったのは、ドラマでやっていたものばかりだから。アマゾンのPrime Readingという書籍無料読み放題が始まっていて、その中にあったので読んだ。電子書籍として初めて読んだ本ということになる。横にすると縦の文字数が少なく新鮮な配置になったり、下に読了までの時間数が出る。読むスピードを計算してくれてるのも面白い。 内容は、ドラマは忠実に描いていたんだなと思う。忘れているところも多いので、半分は新鮮に読んだ。
0投稿日: 2017.11.29
powered by ブクログ刑事コロンボや古畑任三郎などと同じ、倒叙形式のミステリー。 最初に、犯人と犯行が読者に提示され、そこから、いかにして刑事が真相に辿り着くか。 本を愛する私設図書館長、元科警研の名主任、往年の女優、良い酒を作り続ける酒造会社社長。 犯人たちの守りたかったものは? そして、悲しい犯行へ... 刑事の福家警部補は、小柄な女性で、どう見ても刑事に見えないところが、犯人や読者に、油断を与えます。 しかし、事実を丹念に調べ、わずかなほころびから、真実にたどり着く、鋭さは、さすがです。 色々な伏線が、散りばめられていますが、最後にそれがなるほどと、唸らせます。 楽しめる一冊です。(^^;
1投稿日: 2017.10.19
powered by ブクログ倒叙ミステリの短編集。短編であるからでもあるが、ちょっと突っ込みどころがあるぐらいサクサクと推理していく。ドラマ化されたようだが、まさにそれ向きな作品。まずまず面白かった。
0投稿日: 2017.07.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでいるこちらが追い詰められている気分になるくらい、切れ者で鮮やかな推理。 ただ、警部補の容姿・雰囲気についてのやり取りが繰り返されるのが引っかかる。読んでるとそんな風に見えない。 解決したらサッパリと次のお話に移ってしまうので、できれば心理描写も沢山読みたかった。
0投稿日: 2017.05.27
powered by ブクログ大倉崇裕氏の「福家警部補の挨拶」、2008.12発行です。図書館の女性館長、科警研OB、女優、酒造会社社長による犯罪の4話。最初に犯行場面があって(犯人がわかっている)それを女性警部補が少しずつ推理して犯人に辿り着くというシナリオ。私は、動植物管理係の須藤警部補、薄巡査のシリーズの方が好きですw!
0投稿日: 2017.01.28
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 本への愛を貫く私設図書館長、退職後大学講師に転じた科警研の名主任、長年のライバルを葬った女優、良い酒を造り続けるために水火を踏む酒造会社社長―冒頭で犯人側の視点から犯行の首尾を語り、その後捜査担当の福家警部補がいかにして事件の真相を手繰り寄せていくかを描く倒叙形式の本格ミステリ。刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、四編収録のシリーズ第一集。
0投稿日: 2016.09.27
powered by ブクログ四編すべておもしろいけど「愛情のシナリオ」はほろっとしてしまった。「月の雫」もいい。福家さん、ものすごい酒豪!やはり私も古畑任三郎を想起しました。犯人たちが魅力的だという所も同じ。だからこそよりいっそう犯罪が悲しく感じられて効果的なのです。続きも追います。
0投稿日: 2016.08.26福家警部補ファンになりました
四編すべておもしろいけど「愛情のシナリオ」はほろっとしてしまった。「月の雫」もいい。福家さん、ものすごい酒豪!やはり私も古畑任三郎を想起しました。犯人たちが魅力的だという所も同じ。だからこそよりいっそう犯罪が悲しく感じられて効果的なのです。続きも追います。
1投稿日: 2016.08.26
powered by ブクログコロンボ好きな人はいいかもしれない。 あらかじめ犯人がわかっている状態でお話しスタートなので。 んー、短編集のせいかもしれないけど、ドキドキするような心理戦とかは全くなく、警部補が何でもできるスーパーウーマンで、犯人にあっさりと目星をつけ、はいおしまい。 みたいな感じで、なんだか物足りない。
0投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログ犯人により周到に練られた数々の計画殺人。 小柄で寝癖で頼りなげ、しかし異常にタフな女刑事が現場に這いつくばり見つけた違和感を糸口に 推測と裏付け調査でそれらを瓦解させ犯人を追い詰めていく。 女古畑任三郎の侮れない推理と対決が4篇。
0投稿日: 2016.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スタンダードな倒叙モノミステリ。主人公である福家警部補は,小柄で,学生に間違えることもあるという,外見的な特徴はあるものの,ミステリの主人公としての個性は希薄。個々の作品も,いかにも「よくできている」という感じ。犯人対探偵という倒叙モノミステリの醍醐味を,手ごろに堪能できる良作。よくできている優等生タイプの作品で,インパクトに欠けるのが難点。★3かな。 個々の作品の所感は以下のとおり ○ 最後の一冊 私設の図書館の館長が,オーナーが死に,二代目が図書館を売却しようとしたので,殺害するという設定。稀覯本を盗みに入り,事故死したように偽装するが,カギを二つもっていたこと,ビールを飲んでいたこと,空調を切り替えてしまったことなどか疑われる。オチは,館長は図書館に行っていないと嘘を言っていたが,館長が図書館にもってきた貴重な本を,雨に濡れるなどしないように,図書館に残してきたことから,図書館に行っていたことがばれるというもの。 ○ オッカムのカミソリ かつて,科警研科学捜査部の主任であり,復顔術のエキスパートである柳田が犯人。柳田の妻は失踪しているが,実は,柳田に殺害しており,かつて柳田が復顔した行方不明者が,柳田の妻だった。柳田は,あえて,違う顔に復顔していた。そのことに気付いた後輩から脅迫されたので,殺害したというストーリー。強盗に襲われたように工作していたが,細かいほころびから柳田の犯行と見抜く。そもそも,福家は,かつて,失踪者についてのシンポジウムで,失踪者である女性が入ってきたときに,柳田が顔を確認しなかったことから,柳田は,妻が既に死んでいることを知っていると考えており,今回の事件でも,初めから柳田の関与を疑っていた。 ○ 愛情のシナリオ 小野木という女優が犯人。ライバル女優を殺害する。動機は吉野利香という女優が小野木の子どもであることを柿沼恵美が気付いたことなどから,口を防ぐ必要があると考えたため。小野木は柿沼のマンションに行っていないと主張するが,柿沼が小野木の携帯電話を勝手につかっていたことから,犯行がばれる。この作品がもっとも短いが,デキはいいかも。 ○ 月の雫 生産性だけを追い求める佐藤酒造が,いい酒を造ろうとする谷元酒造を買収しようとするが,谷元酒造の社長が事故に見せかけて殺害する。谷元酒造の社長が,大切な酒を守ろうとし,蔵の温度を下げる作業をしてしまったことから,犯行当時に蔵にいたことがばれるというオチ。
0投稿日: 2016.01.09
powered by ブクログ古畑任三郎タイプのミステリー。 犯人は分かっていて、福家警部補がどう犯人を追及していくかという話。 悪くないけどちょっとインパクトに欠ける。
0投稿日: 2015.11.08
powered by ブクログ久しぶりにナチュラルボーン推理マシンっぽい探偵役が出てくる作品、というか倒叙モノを読んだ。各章の登場人物から手がかりを鋭く摘みつつも行動が粋なのがいいなぁ。古畑や碓氷みたいな嫌味さは少ない
0投稿日: 2015.09.14
powered by ブクログドラマ化もされていた作品だそうだけど今まで知らなかった~。警察小説っていうかミステリー小説。倒錯・・・じゃなくて倒叙というそうですね。「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」のように、最初に犯人が明かされ、それを捜査する方が解いていくスタイル。作者は子どもの頃からコロンボの大ファンだったとか。なるほど。解いていく警部補が女子大生かという幼く見える小柄女性というのが特徴的。
0投稿日: 2015.07.25
powered by ブクログ倒叙小説、刑事コロンボの世界、幼少時より馴染んだ妙に耳に残るあのメロディー。機械音的なイントロからダイナミックに叙情的旋律に繋がっていくあのメロディー。忘れられない名作ドラマ『刑事コロンボ』。 かの作品が後世に与えた影響は計り知れない、演じたピーター・フォークは、日本における寅さん=渥美清に比肩しうる。 その愛すべきキャラをそのまま女子にして日本人にして二次創作といってよいと思う。コロンボのプロットをそのままにし、キャラ福家警部補にも名セリフ「最後にもうひとつだけ~」を吐かせ、思わぬ綻びから完全犯罪が破綻し、犯人はお縄となる。と、構成が決まってるので簡単そうに思えなくもないが、なかなかどうして趣向は凝らされていると感じた。 なによりも作者大倉崇裕氏のコロンボ愛に感動した、もともとコロンボのノベライズ版を手がけていたようである、しかも原作があるわけでなく、ドラマとシナリオを元に書き起こしたという。本当に本当に子供の頃からコロンボが好きだったらしい、成長しその思いを持ち続け、欲しいもの(ノベライス)がないなら自分で作ってやろう!という気概。そしてオマージュとしての本作、夢を追い続け実現する、という点で人間として素直に尊敬できる所業である。 ここまでの愛を見せられたなら、福家警部補=コロンボの正当後継者として認めざるをえないだろう。
4投稿日: 2015.04.08
powered by ブクログ短編集なので読みやすい。相手の意見を聞いていたのか、流してるのか分からない状況での福家警部補の言い回しが好き。なぜか自己紹介が遅れて実は…との、お決まりのパターンも良い。
0投稿日: 2015.03.05
powered by ブクログ福家警部補の感情が見えなかったのと、犯人側が、脆すぎるということで、今一歩という感じ。 ま、実際の事件はほとんどこんな感じなのでしょうけど。 シリーズ物らしいのでそれに期待です。
0投稿日: 2015.01.14
powered by ブクログ女性版古畑といっても過言ではない。 古畑と違うのは福家警部補は事件の被害者に関係ある人物に次々と会っていき断片的なヒントを得ていくのが特徴。
0投稿日: 2014.12.29
powered by ブクログ倒叙ミステリって実は本で読んだの初めてかも。若干人間離れした主人公の福家警部補が、犯人のほんの些細なミスを積み上げて真相にたどり着く過程が秀逸。 しかし、他の警察関係者にさえ刑事に見えない福家警部補ってどんなナリなんだろう。戦力外捜査官の姫デカとは、ちょっとイメージ違うんだよなぁ。
0投稿日: 2014.10.07
powered by ブクログ倒叙ミステリ。 物語の冒頭に犯人視点での犯行描写があり、それを主人公である福家警部補が暴いてゆくという物語です。短編集ということで、本作には四編が収録されています。 TVや映画において、「犯人は誰か」という問題から視聴者に緊張感を期待するのは配役の関係で難しいから、それを逆手にしてミステリを映像でも楽しめるようにした、という話をどこかで聞いた事があります。 実際のところは分からないけど、倒叙形式を(小説では)あまり見かけないので、割と新しい表現であったりするのかな? 犯人達は、当然警察に捕まらないようトリックを施すのですが、主人公は現場の状況や関係者の発言から矛盾点を指摘し、犯人を追いつめて行きます。 とはいえ、シリーズ一作目ということもあるのでしょうか。割と易しいです。お粗末というわけでは決してないのですが、犯人の多くが「予測できなかった他者の行動」に足下を掬われてしまいます。 予測できなかった被害者の行動や偶然の結果、不可能状況が出来してしまい謎が深まる、というお話を読んできたので、構造が逆さまになっているのは新鮮でした。ただ、やっぱり犯行が易しく感じられたので、犯人の思惑通りに処理したにも関わらず、主人公に看破されるというお話を一編でも読みたかった。その点、収録されている「オッカムの剃刀」は良いところだったと思うのだけど…ついてない。 もう一歩、という感想ですけど、面白い作品だと思います。 文章も読みやすいですし、短編集なので、普段小説を読み慣れていない方にもお勧めですね。こういった作品からミステリに入ってゆくのもいいですよ。
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ金麦主演のドラマより原作の方が面白いと聞いて読んでみたら本当にそうだった。映像化するには細かい伏線をちくちく拾いロジックで繋げる内容は地味だし、じゃ あ強烈なキャラをとなると、無個性で「探偵役」という記号のように見える福家警部補が短編小説では有効に作用しているわけで、映像だとどうしても色が付いてし まってこれじゃない感がでてしまう。ドラマだと中途半端な福家より二岡くんの方が良い味だしてるしなw『最後の一冊』『オッカムの剃刀』『愛情のシナリオ』 『月の雫』の4編収録。倒叙ミステリは犯人役が曲者であるほど面白い。
1投稿日: 2014.09.19
powered by ブクログテレビドラマで見ていておもしろかったので読んでみた。 福家警部が台詞を言うたびに、ドラマで演じていた檀れいの姿、声が浮かんでくるほど、ドラマはこの本に忠実に作られていたように思う。 本は本でおもしろかった。 また、後書きに書いてある、刑事コロンボにはまったという作者の経歴がおもしろい。
0投稿日: 2014.08.29日本における刑事コロンボの正統的後継者
TVシリーズを全部見てから、「挨拶」「再訪」を読みました。 刑事コロンボの本放送は小学校~中学校の時にほとんど全部を見て、二見書房の新書版ノベライズもその当時に10冊くらい読んでいます。 作者は、刑事コロンボに影響を受けたことを隠していませんが、隠しようがないほど「刑事コロンボ」です。しかも、少なくとも最初の二冊に関しては、外れなし。全く見事に倒叙推理小説が展開されています。 しかも、コロンボ警部は自白調書を取ればそれで満足するたちなようで、本人の自白以外は物証がない(裁判で有罪にできるかどうか怪しい)場合もいくつか見受けられますが、福家警部補はその点は気を使っているようで、裁判員も納得するような証拠をきっちり集めています。あとは、日本の女性であることと、浮浪者と間違えられるほど汚い格好はしていない(しかし、保険か宗教の勧誘員とは間違えられる)ことと、チリは食べないところが違います。 サブカルチャーに詳しく、酒豪で、何日徹夜しても全然平気な不思議な女性、福家警部補に関する設定は今後もまだまだ出てきそうで、今後も楽しみです。 今年テレビ化されましたが、「挨拶」「再訪」から脚本を起こした分に関しては、基本的に原作に忠実で、檀れいの顔を思い浮かべながら読むのもまた一興と思われます。また、テレビドラマを見てから原作を読んでも、興ざめするところは全然ありません。安心して読んでください。 リーダビリティはすごく良いです。徹夜しなくても一冊読めると思いますが、福家警部補ならぬ身では、寝不足には注意が必要です。忠告しましたよ。
0投稿日: 2014.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマ見てたので読んでみました。 ★3つけてますけど、3.5って感じ。4つけるかどうか迷った。 結構面白い。刑事コロンボは世代じゃないのでよく知らないが、古畑のような倒叙ミステリーって言うのかな?好きかもー。 千里眼というか、ほんのささいなことも見逃さず疑問を抱き、矛盾を追及し犯人を暴く。最後はすっきりー。シリーズ全部読むぞ。
0投稿日: 2014.08.01コロンボ
女コロンボですね 短編集なのでちょっとした時間に読めちゃいます。 ちょっと物足りない感じがするのは、1話のボリュームが少ないから?なのか 文章も読みやすくて良いですね
0投稿日: 2014.07.05
powered by ブクログドラマから入りました。 短編集なので一作一作が短いからか、多少強引さを感じさせるが、読みやすく面白かった。 最初犯人が明かされて追い詰めるーって作品は、追い詰める行程がわくわくさせるか、殺害場面が描かれずそこにトリックがあるのか、それとも動機に何か仕掛けがあるかのどれかで盛り上げるのが多いけど、この作品は割とその辺が地味だったなー。 でもそれが独特なテンポと空気を生んでたような。 あんまり心理描写ばりばりってより客観的な物語っぽいような・・・ ドラマはうまい事その地味ながら魅力的な作品を映像化したなとおもう! 稲垣くんはちょっといらんかった気がするけど!
0投稿日: 2014.06.20
powered by ブクログ思いのほか面白かった!女コロンボ、、なぜか、ああ彼女ご現れなければばれなかったのに、と犯人を庇いたい気持ちになるような事件が多い。
0投稿日: 2014.06.13
powered by ブクログおもしろーい! 安定したクオリティで読める日本版刑事コロンボ。本当に安定しておもしろいので安心して買えるし読める。なんとなくすべてにやる気をなくした夜などに、お菓子と一緒に手に取ることをおすすめしたい。福家警部補が好きになれた読者にはよい現実逃避のための数時間が保証されるでしょう…。よいですよ。
0投稿日: 2014.05.29『刑事コロンボ』好き?
2014年の年明けからドラマが放映されましたが、小説は主人公のキャラが少し立っていない感がありつつ、短編でうまくまとめられた倒叙ミステリーだったと思います。作者は多分、刑事コロンボで言うところの『別れのワイン』『祝砲の挽歌』『忘れられたスター』等の切な系が好きなタイプとみましたが、どうでしょうか。
1投稿日: 2014.05.08
powered by ブクログ珍しい(と思う)倒叙ミステリ。第一章は犯行の様子が、その後は福家警部補の冴え過ぎる捜査と推理、犯人との丁々発止のやりとりが描かれる。 福家警部補は主人公と言うよりは狂言回し的なポジション。常に彼女以外の三人称一元描写で描かれるために彼女自身の心理描写が全く無く淡々と犯人に斬り込んでくるので不気味な存在に見える。むしろ止むに止まれず犯行に及んだ犯人側に同情も込めて感情移入してしまうw 四編収録。「オッカムの剃刀」(『Q.E.D.証明終了』にもありましたな)は二度も実写化されただけあってホワイダニットとして屈指の出来。
0投稿日: 2014.05.04本家も顔負け!?なでしこコロンボの活躍
犯人視点で物語が進む倒叙ミステリーです。まず最初に犯人が凶行を起こすまでの過程が描かれます。主役である福家警部補は事件発覚後に登場し、その鋭い洞察力と推理力で、見事事件を解決へと導いてくれます。本作は4編が収録されているのですが、そのどれもが犯人の動機が切ないのが印象的でした。私的ベストは「最後の一冊」です。また、福家警部補のキャラクターが非常に面白く、ストーリーもよくまとまっており、単なるコロンボのモノマネでは終わっていない面白さを感じました。短編集ということもあり、ちょっとした空き時間に手に取るのもオススメの一冊です。
2投稿日: 2014.05.03
powered by ブクログ檀れいさんをイメージしながら読んだ。 が、 うーん、 なんかイマイチ…ピンとこないかなぁ… 文章だとトリックとか気づきの部分がイメージしづらかったような。 でも、やむにやまれぬ事情で殺人を犯してしまう犯人のやるせなさとか裏ストーリーがわかりやすいのはよかった。
0投稿日: 2014.04.29コロンボオマージュの佳作
「刑事コロンボ」のオマージュ作品で、なかなかよく出来ている。映像化ワナビーであろうし、現にTVドラマ化されたらしい。女優にとっては演じやすくお得な役柄だろう。女性にして酒豪なのもポイント高し(笑) ちなみに犯人側から描く倒叙ミステリはTVドラマと非常に相性がいい、という一点に目をつけたのが「コロンボ」の勝利。なんたって分かりやすいっしょ? 同じくコロンボオマージュの「古畑任三郎」の時はまだ「コロンボ」で分かってもらえたが、最近の人は「コロンボ何それ美味しいの?」状態らしい。ちと悲しい。
2投稿日: 2014.04.10
powered by ブクログ刑事コロンボを女性にして、そのまま現代に持って来たような福家警部補。 コロンボは見たことがある、という程度の記憶しかないのでわからないけど、きっとファンにはたまらない場面がちりばめられているのだろう。 作者は幼い頃からの熱烈なコロンボファンだという。改めてコロンボを見てみたいと私に思わせた、それだけで作者の目的の一つは果たされたといえる。
0投稿日: 2014.04.02福家警部補はオタクだね
倒叙ミステリものはドラマや小説でも沢山の作品が存在しますが、女性の刑事ものとしてはめずらしい。女性刑事を主人公とした話はどちらかというと本人のドラマがメインになりがち。その意味では、本作はあくまでもトリックがメイン。毎回被害者や犯人が属する様々な業界が舞台になるのでトリックもそちらに関係あるものになりがち。その謎に追随し、解明していく福家警部補はかくてオタクになっていく。。。。
1投稿日: 2014.03.29ドラマより面白いかも。ドラマの檀れいさんはちょっとイメージが違うかな。
刑事コロンボ好きの著者が書かれたようで、刑事コロンボと同じように最初に事件が発生し犯人が明らかになります。 そこを主人公福家警部補が追い詰めていくという刑事コロンボと同じスタイルがとられており、本作には4編が集録されています。 主人公は若くして警部補なんだけど初見では刑事には観られない福家警部補。 犯人が固めた事故に見せかけるためのストーリーを福家警部補が崩していく様子は痛快です。ドラマにもなってるだけあって面白いですね。 少し残念なのは主人公福家警部補のキャラというか人となりはあまり描かれておらず感情移入は少な目ですね。 福家警部補が、あなたは○○○ですね。的に犯人の周囲の人から脅し気味に情報収集するんですけど福家警部補、あなたはなんでそんなに知ってるだよ。と突っ込みたくなります。 それでも楽しく読ませていただきました。刑事コロンボ的手法は成功しているんじゃないでしょうか。
1投稿日: 2014.03.22
powered by ブクログ>NHK版もフジテレビ版も、福家が柳田をいつ怪しいと思ったかという部分をなぜ省略してしまうのか。倒叙ミステリ史に残る抜群のアイディアなのに。(大意) 現在、フジテレビにて連続ドラマとして放映中の『福家警部補の挨拶』 その「オッカムの剃刀」のエピソード放映時、ミステリ評論家の千街晶之さんがTwitterでこのようなつぶやきをなさっていた。無性に気になり原作本を購入。 うん、確かに凄い。そして、これがあるからこそのラストの切れ味。タイトルも効いてくる。 物語の最初に犯人が明らかにされ、それを探偵がどのように追いつめていくのかという倒叙ミステリというジャンル。なのでドラマを観てネタがわかっていても面白かった。 ドラマも面白いが、映像化に際して省略されていたり改変されている部分が結構ある。 原作の方ではかなり緻密に伏線がばらまかれており、福家も地道な聞き込みでそれを丁寧に回収していく。 また福家の一人称ではなく、犯人を含む聞き込み対象者複数の視点から事件が描かれているので、なぜこのような発言や行動をしたのか、なぜミスを犯したり思わずボロを出してしまったのか等の心理が腑に落ちる。 四篇収録。 『最後の一冊』 私設図書館長の犯罪。ドラマ未放映。 『オッカムの剃刀』 復顔術の権威、柳田「教授」の犯罪。 ドラマ版とはキーアイテムが微妙に違い、それをなぜ見落としたのかも納得。小さな点だがうまい。 そして冒頭でも書いた「柳田を怪しんだ理由」 倒叙ミステリで......いやあまり語り過ぎるのもなんですね。 『愛情のシナリオ』 女優の犯罪。 犯人と被害者の「女優としてのキャラ被り」の描写がうまい。 ドラマ版ではセリフで説明させていたが、原作ではミステリの伏線のようにさりげなく仕込まれていて面白い。 そしてなによりドラマ版と犯行のトリックが違う。 ドラマ版も密室物として良かったが、原作はさまざまな伏線と連動していてこちらも良かった。 動機の解明も自然で好き。 伏線伏線と連呼してしまったが、犯行部分だけではない緻密な構成がよくできていて一番楽しんだ。 『月の雫』 酒造会社社長の犯罪。 原作では社長は男。 とある描写はページを遡って二度読み、三度読み。 いろいろうまいなぁと思いつつ、いつの間にか犯人の気持ちになってドキドキ。 犯罪とは別の部分で、福家の行動によって周囲の人間の心に変化が生じたりもする。 客観的視点で描かれる主人公で謎も多いが、つかみ所はないながらも、ぽっと灯が点るような温かさも感じられる。
14投稿日: 2014.03.20
powered by ブクログ刑事コロンボをこよなく愛する著者によるまさに本歌取りとも言うべき倒叙ミステリ。今ドラマも放送されていますが、こちらは檀れいさん演じる福家警部補のイメージが随分違う気がします。四つのエピソードから構成されますがいずれの犯人も、小柄で童顔、毎回バッジを忘れて現場に入れてもらえないけれども、冷静沈着かつチート過ぎ?に冴え渡る推理、さらにお酒にも滅法強くて無類の映画好きという稀有なキャラの福家警部補の前では最後には自白せざるを得ません。ちょっと各犯人が語るに落ち過ぎな気もしますが他のシリーズも読んでみたい。
0投稿日: 2014.03.11
powered by ブクログテレビドラマで知って読んだのだが、面白い。女コロンボみたいに容疑者を追い詰めて行く。いいなと思うのは最後の1冊とオッカムの剃刀。状況証拠と理論で降参させるやり方は本当に可能か有罪にできるかはべつにして。
0投稿日: 2014.03.07
powered by ブクログ堅実な推理小説。 が、ちょっと堅実すぎるきらいがあるなあ。全体的にきわめて地味。 せめてキャラクターが魅力的ならいいんだけど、登場人物全員が無個性。物足りなさが残る。 僕がコロンボのマニアじゃないから、面白さを読み取れなかったんだろうか。
0投稿日: 2014.03.02
powered by ブクログ「月の雫」が好きです。 谷元社長の蔵や酒に対する思い入れや 下働きの中西さんに対する不器用な優しさに 「しゃ、社長ぉ〜(涙)」と。 福家警部補シリーズ、これで3冊目なのですが、 福家さんは本当に細かいところまで見てるからねぇ 気を付けて。不自然にならないように慎重に 答えなきゃ・・・と、 いつの間にか犯人目線で読んでいて、 ハッとなりました。 なかなか手回しの良い二岡さんを「さすがね」と 褒めるも、全然感情が入っておらず、 言葉だけ褒めてます的な部分、 私、結構気に入っています。
0投稿日: 2014.03.01
powered by ブクログテレビドラマが放送される前に購入し、 放送が始まり第一回を視聴した後読み始めた。 コロンボや古畑と同様の手法。 小さな糸口から、徐々に真実に辿り着くのは、なんとも快感ではある。 展開上、探偵役が突っ走るのではなく、読み手と歩調を合わせてくれてる(ように思える)点がいい。 「そうだったのか!」ではなく「うんうん、そうだよねー」みたいな。 かといって仕掛けが陳腐なわけではけっしてなく、 ミステリーとしてとても楽しめる内容だった。 ただ、 福家の無味無臭っぷりを、 「無味無臭」味ととるか、単なる「探偵役」の記号ととるか難しい。 個人的には前者と思いたい。 もっとも、謎解きが主体のミステリーの登場人物は、本来「記号」にすぎないのだろうけど。
0投稿日: 2014.02.16倒叙ミステリ
テレビでコロンボや古畑などは見てましたが、小説として読むのはほぼ皆無でしたので新鮮に読み進める事が出来ました。 主人公が刑事に見えない女性というのも中々面白い感じ。 ただ、事件解決もテンポ良く進んでいくのですが、もう一つ何かが欲しい気がします。
5投稿日: 2014.02.04
powered by ブクログ叙述というパターンを始めて読み、面白いと思いました。月の雫。次回ドラマで片平なぎささんが演じますね。楽しみ
0投稿日: 2014.02.01主人公の魅力にはまります。
派手な刑事ものではありません。 ちょっと変な女性警部補の謎解きです。 古畑任三郎が杉下右京か・・・刑事コロンボか。 TVドラマ化ということで読みました。 檀ちゃん初主演、主人公の福家警部補にぴったりですね。
4投稿日: 2014.01.26
powered by ブクログ倒叙スタイルがあまり好みではないのですが、コロンボがお好きという作者だけあって、無理なくちゃんと読ませてくれる感じ。ライト過ぎず、という点が好感持てます。
0投稿日: 2014.01.20
powered by ブクログちょっとキャラクターに個性が足りないかも。つまらないわけではないけど、倒叙形式だから、続けて読むのはよほど意外性か個性がないと厳しいなあ。この1冊で充分かも。
0投稿日: 2014.01.17
