
総合評価
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powered by ブクログ綿矢りささんの作品を初めて読んだ。 まず、感情の比喩に当てはめる単語がとても独特だけどなぜかしっくりきました。これを17歳が書いたとは到底思えないほど。 小学生のかずよしの感性がどこで少しづつ周りと距離をとっていったのか考えさせられます。 朝子に関しても「何者かになりたい」というような誰もが1度は抱いたことがあるであろう感情をバネに寄り道をして、その世界でコツを掴んだり息苦しさを感じたり、はたまた現実に戻って自分の核心に触れた。 良い作品でした。
0投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ主人公たちの行動からは、ちょっとしたことから生活が出来なくなってしまう危うさを感じさせられた 主体となる登場人物は少なく、テンポ良く話が進行していって、少しの意外性やユーモアがあった 発刊からかなり経つので、インターネットが一般に広まり始めている頃を思い出し時代の変化を感じた
0投稿日: 2026.01.29
powered by ブクログ平成を感じたくて15年ぶりに再読 やっぱりこのカラッとしたカオスな感じとても好き 平成の夏を感じる作品
0投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログ著者が 17歳の頃の文藝賞受賞作。その後、「蹴りたい背中」が金原ひとみ「蛇とピアス」との芥川賞同時受賞で当時はずいぶんと話題を攫った覚えがあるが、それももうかれこれ 20年も昔の話かと思うと歳をとったものだ。いかにも若書きの駄作で、今読むと面白くも何ともないな。
11投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログ綿谷りささんが17歳の時に書いたデビュー作で文藝賞を受賞した作品。17歳の綿谷さんがこの作品を書いたなんて本当にびっくり! 毎日みんなと同じ生活を続けることに疑問を感じる朝子は、友人の光一から「まあもし疲れてるんなら、一回学校休んで休養とったら?」「いいじゃない休みたいだけ休んだら」と言われ、登校拒否児になる。 お母さんの目を盗んで夜中に自分の部屋にあるピアノや家具など全部捨ててしまうというという大胆極まりない行動には本当に驚かされた。いくらなんでもそこまではしないだろう。徹底している。 古いコンピューターを捨てた時に知り合った男子小学生のかずよしに誘われ、風俗チャットのアルバイトを日中することになり、男子小学生の家の押し入れが居場所となった。 とにかく面白い。今まで読んだ本とは違う、新鮮さというか若々しさというか瑞々しさを感じさせる小説。 しかも、主人公の一つ一つの言葉に納得いや共感してしまう自分がいる。 かずよしという小学生の男の子も、言動が大人びているだけでなく物知りで、風俗チャットのアルバイトまで提案してくるなんて。本当に小学生なのか、人生何回目なの?と思ってしまうほど。 現実の世界からネットの世界へ、そしてまた現実の世界へと戻ってくる朝子。本人は、『何が変わった? 何も変わらない、私は未だ無個性のろくでなし。』と思っているが、『ただ、今私は人間に会いたいと感じている。昔からの私を知っていて、そしてすぐに行き過ぎてしまわない、生身の人間達に沢山会って、その人達を大切にしたいと思った。忘れていた真面目な本能が体の奥でくすぶっていた』とあるように、ネットの世界でのやり取りや母親とのやり取り等を通して、大きな成長を遂げたように思う。
23投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログすらすら読めたけど、小学生がパソコン直して、チャット稼業を家具を全部捨てて、登校拒否になる女子高生とやるなんてはちゃめちゃで面白い。
0投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ最近読むことが増えている綿矢りささんのデビュー作。 月並みな言葉選びしかできないのが残念だけど、表現力が本当に豊か。 例えば P. 12 私の中で不意に目覚めたずるい完璧主義が、塵一つない完璧な、シャープに四角い部屋をいたずらに欲しがる。 とか、 P. 14 マンションの中にいた時は健やかに息づいていた物も、ポリ袋に包まれてここに落とされた途端、光を失い音楽を失い、淋しく死ぬ。 など。 新鋭の表現力のある作家の登竜門である芥川賞の受賞は納得。 一方で、ストーリー性に面白みを感じられるかといわれれば、はっきりとうなずけるかは個人的に微妙で、最近の綿矢さんの作品の歳を重ねて人としての厚みがわかる文章や物語がやっぱり良いと思ってしまうかもしれない。 年齢を理由に評価することは個人的に好きではないけど、ひとりの作家として当時の綿矢さんの力量を見せつけられたな、と素直に思うことができた。 それよりも、17歳で受賞しこの本で注目を浴びて大丈夫だったのかな、とそっちのほうが気になってしまった。 (小学生とチャットレディをしたり、性的な言葉もかなり出てくるので)
8投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作品を、高校3年生が書いたということに、色んな意味で驚き。想像だけでこんなに書けると思えない(笑)色々迷走しながら、最終的には、現実世界で頑張ってみよう、というラスト、個人的にはこういうちゃんとオチがある話が好き。面白い作品だった。星ひとつ減らしたのは、フィクションにしたってこんな小6いないだろ!と、違和感がありすぎたため。
0投稿日: 2023.09.05
powered by ブクログ図書館借り出し 今になって初めての綿矢りさ。 いやーすごい。この歳でこれを書けたのか。 年が近くて、同じような年代を過ごしたからか共感が多くてめちゃくちゃ読みやすかった。文章がかわいいなぁ。
1投稿日: 2023.03.17
powered by ブクログ感想 ネットに潜む楽しさと人の悪意。子供達にはこの世界を体験させたくないが、経験値としては有用。現在は楽しく便利なネット利用ができてるだろうか。
1投稿日: 2022.12.19
powered by ブクログ最初は戸惑ったが、 パソコンが出てきたあたりから、 どんどん読めて、楽しい。 いかにも女子高生の頭の中。 次が楽しみ。
0投稿日: 2022.07.23
powered by ブクログ浅井リョウのエッセイか何かで、綿谷りさに衝撃を受けたと語っていた。そういえば『蹴りたい背中』が家にあったな、と思いながら本棚を探してみるも見つからなかったため、どうせならと思いデビュー作である『インストール』を読んでみた。 高校生の主人公の堕落した生活と、ませた小学生のアンバランスな掛け合いが面白い。17歳が書いたとは思えないような文体と、不純な物語は、大人が高校生に抱く清純なイメージとかけ離れているが、それがよりリアルな高校生に感じた。
0投稿日: 2021.03.12
powered by ブクログ不登校の高校生・野田朝子は、自身の友人で担任の恋人である光一に頼み、母には事実を知られることなく日常生活を送れていた。部屋にある物を発作的に捨てた朝子は、亡き祖父から贈られたが電源が入らなくなったコンピューターを、通りかかった住人の小学生(12歳)・青木かずよしに譲り渡したことをきっかけに二人の関係は始まる。 ネット上では身分を偽り、いわゆる「ネカマ」であったかずよしが、1年に渡り連絡を取り合っていた子持ちの売春婦・雅の紹介により、二人は文字のみで相手をもてなす「風俗チャット」で働くこととなる。 . 厄介な客が一人の少年に手のひらで転がされた挙句、“落ちる”。 青臭くて、でも決して稚拙な文章というわけではなく 当時 現役高校生の綿矢さんにしか書けない、これぞ等身大のお話だった。 私の初綿矢作品が『勝手にふるえてろ』だったためか、綿矢りさ=恋愛小説のイメージが定着していたから このデビュー作には意外性を感じた。 自分が学生である“今”、読めて良かった…
0投稿日: 2021.03.04
powered by ブクログサラッと読めた。 この女子高生に共感はできないなあと感じたが、この青臭い感じは割と好き。 高校生の時に読んでいたら、もう少し楽しめたかなと思う。
4投稿日: 2019.08.14地味な良作…
電子書籍だからか、行間が狭く、 句読点の間隔が長いために、 あわわ、また面倒くさい本に 当たったか、と思ったけど。 代わりにページ数が少なく、 割と早く佳境を迎えるため、 トータル的に読みやすかった。 この作者、最年少芥川賞作家 だったのね。 何だか普通っぽくない文面 、頭いいんだろうなとは 思ったけど。 直木賞作品を含め、この後も 何作か書かれてるみたい。 好みのスタイルではないものの、 気分転換したい時に読むと 良さそうな作風です。 同時収録の短編もほのぼの。 今後も作品チェックだけ しとこうと思います。
0投稿日: 2019.07.03
powered by ブクログデビュー作。文藝賞受賞。 突然、学校生活から脱落することを決めた高校生・朝子。 ゴミ捨て場で知り合ったクールな小学生かずよしに誘われて、チャット風俗で一儲けすることに。 受賞当時17歳、発想の面白さはデビュー作からなんだと改めて認識した。 (図書館)
0投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログ以前にこの次の作品である「蹴りたい背中」を読み、衝撃を受けました。なのである程度は慣れ、というか雰囲気はつかんでいた、のに、やっぱり衝撃。自分もまだ若いので、十代の勢いというかそういうものは分かると思っていたのですが、さっぱり分からん、高校生、朝子。小学生のかずよしの方がまだ分かる、、いやーやっぱり分からない(笑)この濁流のごとき勢いに身を任せてみたい方はぜひ、ご一読を。ただし、どこに漂着するかはわかりませんが。
0投稿日: 2018.08.06
powered by ブクログこれがデビュー作!そして当時高校生! っていうの無しで考えても文章がうまい。このテンポのよさと人生への向き合い方や考え方が好きである。
0投稿日: 2018.06.16
powered by ブクログ17歳の等身大の文章なんだろうけど、17歳よりもはるかに歳を重ねている僕にとっては、それが息苦しさを感じさせた。 内容や心理描写は好き。
0投稿日: 2018.01.16
powered by ブクログ高校生でこれを書くってすごい。というか、高校生でないと書けないのかもしれないが。自意識過剰で苦しむ高校生と妙に世慣れた小学生の組み合わせが新鮮で面白い。いや、読んでる最中は、そんな客観的な感想なんて考えてなくて、その展開のなかにどっぷり使ってたけどね。
0投稿日: 2017.12.03
powered by ブクログ綿矢りささん「インストール」(2001.11)再読です。最初に「インストール」を読んだ時は、面白味が理解できなかったんだと思います。パソコン(インターネット)は「ただメールを読むだけ」状態でしたからw。この作品は高校3年生、まだ酒が飲めない、車も乗れない、セックスも未経験な17歳の野田朝子が、天才?小学生青木かずよし12歳に、教わりながら一緒にコンピューターを使ったアルバイト、1hで1500円のチャット嬢という風俗の仕事をする物語です。綿矢りささん、17歳の作品です。テンポがいいです。
0投稿日: 2017.05.11
powered by ブクログ初めて綿矢さんの本を読む。 何か懐かしい青春の感じがヒシヒシと伝わってきます。 と感想を書くと自分も年をとったなと思います。 インストールというタイトルはこの本が出される少し前に放送されていたコレクター・ユイの世界を思い出しました。 また、雅といえばケイゾクを思い出してしまったのは名前のせいかな。
2投稿日: 2017.01.17話題性の作品?
綿矢りさのデビュー作品だそうだが、内容はさほど面白くはなかった。 自分をリセットしたい女子高生と大人びたというか、こまっしゃくれた小学生がパソコンで、エロチャットを始めて金儲けする話。 そこで出会う人々の係わり合いを通じて、女子高生が自分を見つめなおす内容。著者が本当に女子高生時代に書いたものなので、驚きを感じるが、感銘を受けるものではないかった。「良く書けました」と言った程度に感じる
0投稿日: 2016.11.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「私、毎日みんなと同じ、こんな生活続けてていいのかなあ。みんなと同じ教室で同じ授業受けて、毎日。だってあたしには具体的な夢はないけど野望はあるわけ。きっと有名になるんだ。テレビに出たいわけじゃないけど。」 初っ端から痛々しさの漂う、受験を控えた高校生の女の子。クラスメイトに唆され登校拒否することに。ついでに全てを捨て(物理的に)、小学生の男の子とエロチャットのアルバイトを始める。 胸の膨らんだ身体に慣れて、生理ナプキンの交換にも手なれてきはするけど、17歳ってやっぱりまだ子どもだった。自分なら何にでもなれるんだっていう選民思想と、自分はこんなもんだっていう諦観がせめぎ合う。無理してはしゃいで笑ったり、真面目さを隠したり、今よりずっと生きづらかった、ような気がする。そんなことをふと思い出し、かつて私も朝子と同じ女子高生だったことを本著は鮮やかに教えてくれた。当時高校生だった綿矢りさだから書けたのではないだろうか。 朝子の(小学生の家の押入れへの)逃避行は、突然終わりを迎える。お互いの親は、子どもたちの不審な行動を見破っていた(なんで親って子のことあんなよく知ってるんやろ?)。親の心配する姿に動揺する自分に、どこにでもいる高校生の一人なんだと気付く。 無個性でもいい。遠回りしてもいい。特別なことをしなくても、背伸びしてもいい。爽やかな読後感だった!
0投稿日: 2016.10.04
powered by ブクログ「あんた、私のこともインストールしてくれるつもりなの?」 ー野口朝子 作者が17歳で書いたという作品。 読みやすかった。
1投稿日: 2016.07.28
powered by ブクログ不思議なお話でした。 高校生が書いたという前提があるから読めたけど、、、 主人公と青木くんの会話のシーンは面白かったけれど、あんまり小説って感じはしなかったです。
0投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログ学校に疲れた 女子高生が登校拒否し、何もかもを捨て 昔祖父から貰ったコンピューターで 小学生の男の子と風俗チャットで一儲け 高校生である自分が感じていることがものすごくぴったりとあてはまったのでびっくりした。 印象的な文 それよりこれからどうしましょう… …私もゴミ化してる。それを見た私は死にたーい、と思った。… 何度もスカートがはためき、その度にいちいちパンツがみえる、けれどそれが?…
0投稿日: 2015.12.03
powered by ブクログ高校三年生の野田朝子。自称変わり者。受験生になって一ヶ月。いわゆる五月病ではないけれども、昼食後の教室でちょっと愚痴ってみた。 「私、毎日みんなと同じ、こんな生活続けてていいのかなあ。」 その愚痴を捕まえてクラスメイト曰く「疲れてるせいだよ。」「一回学校休んで休養とったら?」 そそのかされて休みを取った朝子のヴァカンス。 2001年第38回文藝賞を単独で受賞した作品。主人公の主観に徹したインナーハードボイルドです。主人公の描写が難しい一人称で描かれていますが、それにもかかわらず、彼女の漠然とした日常や将来への不安が身近に感じられ好感が持てました。 例えば、主人公が日常の不安を社会にぶつければ大昔の若者に共感が持たれるのでしょうし、犯罪に走れば今の大人には「現代の高校生」として理解がしやすい。でも、この小説で、主人公の彼女は、そのどちらへも走りません。とりあえず学校からエスケープした先は、自宅のあるマンション。ゴミ捨て場で知り合った小学生の自宅の押し入れ。小学生のネット友達=風俗嬢=雅さんになりすまして有料エロチャットでのバイト。 特殊性を取りざたされたり、カテゴライズされがちな「女子高生」と言う立場から、僕に向かって「実際の高校生は、今の大人も通り過ぎてきた道」であることを語りかけられているような錯覚に陥りました。 それは、チャットの入り口に表示された雅の写真を見て自分と似ていると感じたり、様々な客への対応を素早く学んでゆく彼女の感覚です。「女子高生」をカテゴライズしている僕は「きっと、女子高生も僕たちをオジサンとしてカテゴライズしているのだろう。」と偏見を持っていたのですが、この小説の主人公はさにあらず。一人一人の個性を見極めています。 客に限らず、コンビを組んだ少年や彼女の母親、みんなそれぞれに、事情を抱え、個性的ですけれども、普通の人を装って日常を過ごす、つまり、みんないわゆる普通の人として描いているところところもグッド。 冒頭で「自称変わり者」と自分を評価しているところから、周囲の人間に対し偏見を持たない彼女が、自分をいわゆる「女子高生」の典型で無いことを感じていることが伺われます。自分を同世代の典型と感じられず、疎外感を持っている彼女は、さりとて自分で言うほどエキセントリックでは無く、多少の変位をもった人がいわゆる「普通の人」なのだ。と指摘しているように思えました。 彼女もいずれ、学校に戻り、再び受験生として忙しい日々を送ることになります。主人公に対する親近感が呼び起こされ、応援したい読後感でした。
0投稿日: 2015.11.21
powered by ブクログ綿矢りささんの作品をすべて読んだわけではないですが 一番おもしろかったです。 小気味良いセリフ言葉遣いが印象的でした。
0投稿日: 2015.09.05
powered by ブクログ自分が何者なのかわからないまま登校拒否を決め込んだ高校生の朝子とその彼女からPC を貰った小学生かずよしが、それを使って怪しいアルバイトを始める。自分を再インストールする為に。 文章にあまり区切りがないのにスラスラと読み進むことができる一冊。読み終わった後に残るものは何だろう?読み終わった後にジワジワと湧き出す何かがある一冊。
0投稿日: 2015.05.15これは読めた
著者が芥川賞を取った「蹴りたい背中」は全く理解ができず、「書いたお前の背中を蹴りたいわ!」と思ったことを思い出す。お安くなっていたので、初期作品に再挑戦してみた。 「インストール」は、この先どうなるんだろうと思わせるものがあり、前述のような「何じゃこりゃ!」という感情は抱きませんでした。 ただ、終わりは平凡。日常の中の非日常がテーマなのだろうか?人の本当のところは分からないというのが、テーマなのだろうか? 表題以外にも、「You can keep it」というのが入っているのですが、これが「蹴りたい背中」と同じ感じで全く理解できない。 権威ある賞である「芥川賞」だが、他の受賞作のどの作品を読んでも面白いと思ったものはなく、私の感性には全く肌が合わない賞なのだろうと思います。 読者に考えさせる結末がお好きな人にはお勧めですが、わたしは、彼女の初期作品でお腹いっぱいです。彼女の作品は、これ以上読むことはないと思います。
0投稿日: 2015.04.25
powered by ブクログ最近結婚されたというニュースを耳にしていたので、なんとなく図書館で目についた作品。 彼女のデビュー作です。 話題になった当時読んだ気がするけどすっかり忘れていて、最後まで新鮮に読みました(涙) 独特の表現が一見読みにくそうなのになぜか読み易い、このあたりが彼女ならでは、なのかな? 当時高校生だと思うとすごいけど、でもまあそれだけ。 たいして面白いとも思いませんでした。 主人公が日常に戻っていく感じがあっけなく、だから心が切り替わる感じも伝わりきらず、だから、重みの無い作品に感じてしまったのかな。 うーん。
1投稿日: 2015.02.26
powered by ブクログ高校生の頃、親が知らない自分に酔ってたかも?と思った。ホントはほとんどバレてるのにね。部屋にあるものみんな捨ててしまうのはちょっとやってみたいかも。ホントに必要なものってどれだけあるかな?実は無くても困らないものたちに囲まれて安堵してるかも。『要らないものが多すぎる〜』ヒロトも言ってた。
0投稿日: 2015.02.18
powered by ブクログ「不器用な人」に関する記述に、最大限の共感を覚えた作品。 綿矢りさは、小説にするほどでもないありふれた人物に関する洞察を、巧みに表現して小説にする能力に長けている作家。
0投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログ同年代の作家が書いたというのを知り、高校時代に読破。今思うと、それほど普及していなかった10数年前にネットを題材としたというところが斬新だったなと感じる。
1投稿日: 2014.11.14
powered by ブクログスラスラっと読めて教訓も別に入ってない感。 でも何かこれを読んで得た気がするけどその何かは良く分からないという読後感まで含めてこの作者の小説な気がする。
0投稿日: 2014.09.03
powered by ブクログ綿矢さんの他の作品は何冊か読んでいますが・・・今更のインストール。www 正直、最近の作品の方が好きですね・・・。 恋愛のごたごたというか、どうしようもない閉そく感を書いた作品が好きです。。
0投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同年代の人だよなぁ…と思って、何となく気になってた作家さん。 泊まったホテルのライブラリにあったので、読んでみました。 読みやすくて、数時間で読了できちゃいますが…特に好きでも嫌いでもない感じかなぁ。 かずよし君は、12歳の割に可愛く描かれすぎな気もしますが…まぁお姉さんの前で良い子ぶってるということもあるのかな。 まぁ主人公の鬱屈した感情とか、わからないでもないですが、行動力ありすぎますよね…いろいろと(苦笑)。 この作家さんの他の作品も読むかは、わかんないです。
0投稿日: 2014.08.07
powered by ブクログ言葉とは裏腹にテンポのよいリズミカルな文体で、すらすらと読んだ。 高橋源一郎が絶賛していた独特の、何でもない感の意味が分かった。 一見、できそうにも感じるが、実際は簡単に真似できないと思う。 言葉の使い方を間違えると、陳腐な文章になってしまうだろう。 それにしても、高校生が書いたとは驚きだ。 他の作品も読んでみたい。
0投稿日: 2014.07.20
powered by ブクログ周囲曰く、私は正直過ぎて就活には向いてないと言われました。それでも「もう嘘つきたくない!」と泣いていました。卒業した先生が心配して家庭訪問に来たんですが、大人気なく家を飛び出し、図書館で読んだ一冊です。 主人公も、高校生で、その高校をずーっと休んで、同じマンションに住む小学生の男の子が出会い系サイトでメールで男の相手をして稼ぐ。という仕事を肩代わりしていることを知って、昼間に主人公がその仕事を請負ました。 最終的には、母親は主人公が学校行っていないことを知っていたし、小学生の親も、昼間勝手に家に出入りしていることを知っていた。 ただ、両方の親は黙っていた。 結局、主人公は昼間に出会い系サイトでメールのやり取りをして何が変わったのだろうか。という虚無感に駆られました。 私も逃げ出して、結局は何も変わっていない。 今までに幾度となく逃げ出して、結局何も変わらないことをは知っているのに、どうしても逃げ出してしまう。
0投稿日: 2014.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2001年当時に「有料アダルトチャット」という切り口で小説を書こうと思い立った点だけでもその才能が伺え知れる。ネットを素材にした小説として、色々な意味でパイオニア的存在と勝手に思っている。
3投稿日: 2014.03.23当時17歳の綿矢りさ作品
当時、最年少での文芸賞ということで話題になった作品です。書き下ろし作品も収録されています。 読み始めて思ったのは独特の文章で自分には少し合わない気がしましたが、内容は結構面白かった。
0投稿日: 2014.03.15テンポがいいですね
主人公が女子高生(※インストール)だというのと、著者がこれを書いた時が女子高生だか女子大生だということで、テンポがいいのと軽い感じでさらっと読めた。 もう1編も含め終わりがうーん、って感じはあるかもしれませんが、このくらいの年齢でこれくらいの作品が書けるのは凄いかと。
0投稿日: 2013.12.11先入観なしでよみたかったなぁ・・・
年齢で判断してはいけないけど、この人天才なんだなぁと思いました。17歳でこんなの書けるんですねぇ。すごい!綿矢さんがこの先どんな作品を出してくるのか楽しみ!! この作品は作者が何歳の時に書いてとかどんな賞を受賞してとか、先にそういう情報が入ってきてしまっていたのがいま思うと残念です。何も先入観無く読みたかった。。。 でもストーリーも面白かったし、文体も好みだし、テンポも良くて楽しめました。表現はやっぱり若い子だなぁと思いますが、そこがまた面白みを増しているんでしょうね。 お薦めの1冊です。
4投稿日: 2013.12.04
powered by ブクログ17歳のときに、漫画で読んだ。 当時はただ女子高生と小学生がチャットで金稼ぎをしている印象しかもたなかった。 大人になり、無性に読みたくなった。 なにか見える世界が変わるのではないか? 17歳という年は、ちょっと大人の世界に足を入れたくなるけど、少し怖い。 でも子ども扱いはされたくない、なんとも中途半端な齢である。 これから来るであろう大人の世界に足を入れるのは怖いけど、手で顔を覆って大人の世界を見ないふりをして、指と指との隙間から、こっそり知らない世界を見たくなる。 大人になって「私も昔はこんなだったなぁ…」と思いださせてくれる。 大人でもないけど大人に近い中途半端な齢で、大人と感じることにドキドキして、でも大人になりきれない自分がいて、もがく。 そうやって、一歩一歩大人に近づいていくのだと。 ちょっと大人になって、でもまだ子どもであったことを忘れたくない。 そんなときに読むと良いなー、と思いました。
0投稿日: 2013.11.24
powered by ブクログ17歳で書いたのか。ひきこもり女子高校生と大人びた小学6年男子が 繰り広げるおかしなエロチャットバイト。ふたりは、この妙な経験を経て、一皮むけて、現実の世界で生きることを決める。
0投稿日: 2013.11.14奇をてらった設定がちょっとやりすぎた感じ。
突っ込みどころ満載で、結末もなんともさりげなさ過ぎて、正直なところ、読後がいまいちだった。 けれど、思い返すと、細かい描写がいろいろと思い出されて、じわ~っと奥深さが伝わってきた。綿谷りささんがこれからどういうものを生み出すのか楽しみだ。 ところで、IEと書かずにNetscapeと書くあたり、古さを出したかったのか?でもいまどき無償でダウンロードできるし。こだわり?ん~謎だ。ご本人に確かめてみたい。
3投稿日: 2013.11.08
powered by ブクログ綿矢りさの作品を初めて読んだのは中学生の時で『蹴りたい背中』でした。 そのときに「この人の書く文章ってすごくかっこつけてて、あぁ、最年少受賞ってこういうことなのか」なんてことを生意気にも思いました。 それから立て続けにこちらの「インンストール」も読みました。当時は個人的にはインストールのほうが話が単純で入り込みやすくて好きでした。これを17歳で書いたかと思うとやっぱりすごい! 今になって綿矢りさの本を読むと、このかっこつけた言い回しや、どや顔感は、主人公の女子高生の、ちょっとひねくれてて『自分は周りとは違うんだ』 って思って毎日を過ごしてる感じを出したいが為のものなのかもなあと思う(ことにしました)。 女子高生の生生しい感じをここまで鮮明に出せるのはすごい!わたしも女子高生だからすごいわかる! 綿矢りさの文面のかっこつけ方は女子高生特有の感じを出すためのかっこつけ方なんだと私は思う。 割と好きです、また大人になってからも読みたいな
0投稿日: 2013.11.01
powered by ブクログ初の綿矢作品。 思ったよりすごく良かった。こっそり悪いことをしていて見つかるドキドキ。その裏にある言えない本音。 自分も経験があるが、意外に人と成りというのは、テキストのみのチャットだけでも十分に伝わってしまう。鋭い人からネットワーク越しに追い詰められる描写は、かなりハラハラした。 ちょっといやらしい雰囲気とかもあるけど、そこだけでこの本を判断すると勿体ない。寂しさ。後ろめたさ。優しさ。軽く読めて、いろいろと感じられる。いい作品だった。 「努力しなさいよ。私も学校行くから。何も変われてないけど。」
0投稿日: 2013.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
勉強のために。 出たばかりの頃に一度読んだことがあり、二回目。 その頃は主人公の暗さとチャットの暗い世界が生理的に受けつけなかったけれど、今回は小学生が哲学的なことを言うのが可愛かった。 自分も年齢を重ねたな、と。
0投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログ最近なぜか綿矢りさが読みたい衝動に駆られ、図書館にて読了。これがデビュー作で執筆当時高校生ってのが凄いよなぁと思う。綿矢りさの小説の主人公の女の子は大概ひねくれてて世間を斜に構えて見てる感じ。2011/499
0投稿日: 2013.10.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館にて借りました。 ひきこもり寸前の主人公と小学生がインターネットでお金稼ぎ、と云うなんとも現代らしい作品。 「ネカマ」「落ちる」etc・・・。 自分の気持ちを持て余し、言葉がだんだん「文字」に変わるとき、人は「現実」を忘れるんだろうか。 ネットは凄いと今、余計に思うけど。 やっぱり「非日常」だよな。
0投稿日: 2013.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不登校の女子高生と精神年齢高い小学生があるインターネットのチャット機能を利用したアルバイトをする。現実から逃げた女子高生が顔の見えない人との交流から大切なものに気づき、再び現実の世界に「落ちていく」。
0投稿日: 2013.10.12
powered by ブクログ芥川賞作家が17歳の時の処女作。短編ながら、片鱗を感じました。ちょうど昔、サリンジャーの「ライ麦畑で捕まえて」を読んだような、思春期の高校生の冒険(それが単に電脳の世界でのチャット風俗嬢ではありますが)、にいつの時代も共通したものを感じます。そしておませな少年かずよしと17歳少女のコンビが楽しいです。しかし、著者は17歳で可愛い顔をしていながら、このような風俗関係の知識に詳しいというのは、いかにも現代的で、怖い気がします。恐らく、それほど不道徳だという意識はなくなっていくのでしょうか。親に見つかって、冒険が終わるというのも、非常に現実感があるエンディングでした。
0投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログ今更ながら読んでみた。 美しく文学的な表現で、読みやすい文章。 17歳という年齢は、子どもの顔と大人の顔の両面を合わせ持つ微妙な年齢で揺れ動く主人公の心理が表されていた。 色々思う所があるけど、青春時代を精一杯生きていきたいという作者の思いが伝わってくる。
0投稿日: 2013.08.10
powered by ブクログ若い作家をあなどってたなぁ・・・。 ある意味、18才くらいで、こんなに完成されていていいんだろうかとも思う。 近代文学の最先端にもなじまないとなぁ・・・。
0投稿日: 2013.07.03
powered by ブクログ最初の小説だからなのかリズムがちょっとぎこちない印象。それに登場人物の設定にも無理がありそう。。。でも表現はこの頃から(この歳から)本当に豊富だったんだと実感。さ、次はなにかな。
0投稿日: 2013.06.29
powered by ブクログ奥さんが借りた本をなんとなく読みまして、僕には理解が追いつきませんでした。著者はこの本を書いた当時は現役高校生だったそうで。 女子高生と小学生が風俗チャットでひと儲け。押し入れのコンピューターから二人が覗いたオトナの世界とは!? 第38回文藝賞受賞作。
0投稿日: 2013.06.23
powered by ブクログものすごい今更感がありますが図書館で見かけたので読んでみました。 最初の学校のシーンで「まだまだ」とか「うだうだ」とかそういう表現が多くて読みにくかったのですが、2人がチャットで稼ぎ始めたあたりからスピード感が出てきて、あっという間に最後までいってしまいました。 良くも悪くも17才の女の子が書いた作品ですね。 結局良い方向に進んだように見えるけど、実は特に何も解決してなくて、2人がそれぞれ自分たちで勝手に線を引いて終わらせただけ。 見ない振りしていた母親たちにバレていて、その後の展開は想像するしかないわけですが、むこうにしてみればアンインストールな出来事なわけだから線は引けないでしょうね。
0投稿日: 2013.05.20
powered by ブクログつまんない。高校生が書いたと聞いて納得って感じで。先入観かもだけど。綿矢りさの一冊目にこれ読まなくて良かったな。
0投稿日: 2013.05.13
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 女子高生と小学生が風俗チャットでひと儲け。押入れのコンピューターからふたりが覗いた“オトナの世界”とは!?最年少・17歳、第38回文芸賞受賞作。 特に感想はない。とにかくふつう。
0投稿日: 2013.05.05
powered by ブクログ読むのに1日もかからない本だった。文体としては非常に読みやすい。内容は、、、女子高生が登校拒否になって、小学生風俗チャットで稼ぐ話なのだけど、表面的なことしかよくわからなかった。。。
0投稿日: 2013.05.04
powered by ブクログ(2005年1月のブログより転記) うーん共感できる部分もあるけど微妙。 まだ「蹴りたい背中」のほうが好き。 映画でラブリー神木隆之介くんが演じているかずよしはナイスキャラ。
0投稿日: 2013.05.03
powered by ブクログ☆3.3 考えていたよりもあっさりした話だった。にしても、30万はでかい。小学生が小学生らしくないぞ・・と思ったけど、じゃあ、「小学生らしい」って何だ?? 2つめの『You can keep it.』の方が面白かった。個人的に好き。 行けー!そのままインド行け!!
0投稿日: 2013.04.18
powered by ブクログ「蹴りたい背中」に続き二作目の綿矢作品。 こちらの方が話がおもしろかった。 が、私には綿矢作品の良さがわからないなぁ… 確かに高校生にしてこの文章っていうのは凄いと 思うけど、それだけだったなぁ… 彼女がオトナになってからの恋愛ものを読んでみようかなぁ。
0投稿日: 2013.04.18
powered by ブクログ何も起こらない日常からのフェードアウト。何かが起こりそうな怪しげな世界への接触。 変人を演じてみせることはできても生粋の変人になれるほどの勇気はないから結局は何も変わらない。 自分のOSをインストールしても新しい機能は増えない。だけど、不要なものを削ぎ落とした自分で再び日常に戻ろうと思えた。そんなお話。大好きなお話。
0投稿日: 2013.03.20
powered by ブクログ友人の一言から「登校拒否」してみることにした少女。父の再婚で出来た新しい母になじめない小学生の男子。 古いコンピューターで二人が始めたのは 忙しい風俗嬢の代わりにチャットで男の人の相手をすることだった。 「蹴りたい背中」よりもこっちの話のほうが面白かったような気がした。 ネットの危険性とかそういうんじゃなくて、すんなり日常に戻っていく二人がなんだかすっきりとさせてくれるものがあった。
0投稿日: 2013.03.13
powered by ブクログ綿矢さんこんなお話も書くのか、と思いました。 少し表現が卑猥な部分があったけどなんだかそれも綿矢さんチックになっていて面白かったです。
0投稿日: 2013.02.11
powered by ブクログ17歳でこれを書いたってのがすごいよなぁ。どうしてもそういった贔屓目でよんじゃう。 とても読みやすいし、短いし。 青春時代のイライラ感、行き詰まり感となんでもできちゃいそうな勢いというか、もてあそぶエネルギー感を強く感じます。 で、最後に現実世界に落とすところがイイですね。存在を見失っていない部分が。現実感ありました。
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログ突然、学校生活から脱落することを決めた高校生・朝子。 自分の部屋のものをすべてゴミ置き場へ運ぶ。 ゴミ捨て場で知り合ったクールな小学生かずよしに誘われて、 チャット風俗で一儲けすることに。 押入れのコンピューターから覗いた「オトナの世界」とは? 結局両方の母親には見透かされていて、チャット風俗は一ヶ月で幕を閉じる。 朝子は学校へ行く決意をし、かずよしは血のつながりの無い母親との兄弟になる 妊娠を受け入れようとする。
0投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
コーラをずっと買い続けるお母さんがすき。お味噌汁をのんでしまうところもすき。わたしもいつか部屋の中のものをすべて捨てられたらなと思う。そんなに強くない。普通を変えれない
0投稿日: 2012.11.29
powered by ブクログ思春期、感受性が豊か(過ぎる?)ということが、 その人にとって、プラスに働くことも、マイナスに働くこともあるんだろうな。回り道しても、現実世界に戻ってその経験がプラスになればいいんだけど、なかなかそうはいかないことが実際は多いのかな?
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログなぜ賞をとれたのか、ちょっと疑問に思いました。私の読みが浅いのか・・・何を言いたいのか全くわからなかったです。 朝子の精神年齢は幼く、正直成長が見られないし、それを容認している周りの大人が不自然すぎる。内容が薄いように感じました。
1投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログ〈内容〉女子高生と小学生が風俗チャットでひと儲け。押入れのコンピューターからふたりが覗いた“オトナの世界”とは!?最年少・17歳、第38回文芸賞受賞作。
0投稿日: 2012.09.27
powered by ブクログ生理的に受け付けないというのは、お母さんの口癖だろうか。 でも、お母さんは気づいたのだろうか、生理的に受け付けないのは、本当に生理的に受け付けないのは、自分自身だということに。 スッキリ、しましたか? 部屋の中を、すっからかんにしたときのように。 みんな、スッキリしたのだろうか。 淀んでいた、訳の分からないものは、全部スッキリ、しましたか?
1投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログNo.475 最近、産経新聞で綿矢りさ氏のインタビュー記事が取り上げられていた。この本で文藝賞を当時最年少の17歳で受賞しデビュー。現在28歳で小説家を貫く。 そんなきっかけからちょっと読んでみた。繊細な描写が引き込まれる。後味がしっくりこないけど。きっとそれがねらいなんだろう。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログシンプルな単語を綺麗に紡いで、とても読みやすい文章になっているんだけれども、それが安っぽくなっていない点が好ましい。 おっさんの頭を若返らせてくれる、非常に可愛らしいプチ不良娘の話。
0投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログどんなもんかと思って読んだらこんなもんかという印象←まさにこの表現がぴったりだと思う 読みやすいので小説を読むとっかかりには良いかなと思いました。
0投稿日: 2012.07.20
powered by ブクログ文学界のお祭りと言えるイベントが直木賞と芥川賞だ。この二つの賞はNHKの7時のニュースなど全国放送のニュースでも取り上げられ、各マスコミで大きく注目される。田中慎弥さんのようにこれらの賞をきっかけに一気に有名になることもある。ただこの二つの賞の他にも新潮新人賞、すばる文学賞、群像新人文学賞そして文藝賞など多く“きっかけ”となる文学賞はある。 2001年に当時最年少で文藝賞を「インストール」で受賞し、デビューを果たしたのが綿矢りさである。17歳で受賞したことが注目された。17歳にしては文章が上手いというレベルではなく、彼女が紡ぐ文字の羅列は私たちを魅了する。描写が美しく私たちの心に自然に沁み込んでいく。 学校生活&受験勉強からドロップ会うとすることを決めた高校生、朝子。ゴミ捨て場で出会った小学生、かずよしに誘われておんぼろコンピューターでボロもうけを企てるが!?押入れの秘密のコンピューター部屋から覗いた大人の世界を通して、二人の成長を描く第三八回文藝賞受賞作。 裏表紙より引用 2012年7月現在インターネットが普及していると誰もが感じることができるだろう。しかし本書が発表された2001年当時は違う。当時のインターネット普及率は60%程度で“新しいもの”として認知され始めた時期である。故に最先端のインターネットに関する小説を若い女性が書いたということで話題になったが、それだけで本書をまとめるのはもったいない。 いい学校を出て、いい企業に入って(そもそもいい企業の定義が曖昧だけど)欲しいという親が子供の前に敷いてくれるレールを脱線することなく進む人、脱線するものの無事に到着する人、大事故を起こす人と様々だ。主人公の朝子はこう語る。 「私、毎日みんなと同じ、こんな生活続けてていいのかなあ。みんなと同じ教室で同じ授業受けて、毎日。だってあたしには具体的な夢はないけど野望はあるわけ。きっと有名になるんだ。テレビに出たいわけじゃないけど。」 完全に大事故を起こすタイプだが、変えたい、変わりたいという確かな意思を持っている。コンピューターは“インストール”することによって新しい機能を取り入れることができ、“インストール”をしなおすと簡単にリセットすることができる。朝子は登校拒否をして、部屋にあったものを全て捨てることによってリセットを図る。 かずよしに仕事を紹介されたときに朝子はふざけて 「あんた、私のこともインストールしてくれるつもりなの?」 この一行が非常に印象的だった。自分自身を変えるという行為が、この段階では外部的な要因でなされるが、仕事を通してじょじょに朝子の行動、考えが変化しているように感じた。 一度きりの人生でそんなに何回もインストールしなおすことはできないし、フリーズしてしまうかもしれない。人生を変えることはできる、でも変えられない事もあるから面白いのかも。
0投稿日: 2012.07.14
powered by ブクログつまらない日常の中で、 非日常を望む時の好奇心と警戒心が描かれている。 17歳とは思えない文書体。 ところどころにタメ口調がでてくるところに親しみが持てる。 「チャット」という今となってはあまり使わなくなった技術だが、 当時、うきうきして使用していた自分を思い出した。
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログ個々最近、綿矢りさ作品を連続して読んでいたので、デヴュー作を再読。 読んだのは10年近く前。 作品を出す毎に文章が美しくなり、そして同時に読みやすくなっている。 思春期特有の憂鬱さと不安感。そして希望に未来に輝いている瑞々しさ。 振り返るのではなく、本当にその年齢で書き上げてしまった事が凄い! チャットや当時でも古いと描かれるPC。なんだか懐かしい。 青木少年は再読しても不思議な子だ。
1投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログ【ストーリー】 ・女子高生と小学生のやりとりが面白い ・楽しんで読める ・人生の立ち直り本 ・そこそこリアリティがあったと思う 【登場人物】 ・小学生が頭良い ・逆に女子高生がおバカ
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログ綿矢りさのデビュー作 女子高生の日常と少しの非日常を綴った小説 非日常とは、小学生と一緒になって風俗チャットのアルバイトをする。 2001年の小説であり、インターネットが普及し始めのころのもので、風俗チャットの記述はリアルである。 また当時高校生だった私も共感を覚える記述、特に教室について描写したものも非常にリアルで既視感を覚えた。
0投稿日: 2012.06.16
powered by ブクログ登校拒否の女子高生とマセガ…大人びた小学生のお話。 芥川賞作家綿矢りさのデビュー作。 女子高生と小学生が風俗チャットでひと儲けってお話なんですが、10代の心の隙間を独特の切り口で鋭く描いていて面白かった。 登場人物の設定は若干ご都合主義的ですが、とても(当時)女子高生作家の初作とは思えないほどのレベルの高さを作品全体に感じました。 とても楽しめましたが、惜しむべきはお話がまだまだ広がりをもちそうなところで終わっている消化不良ぎみな感じ。もう少し続いてたら更に面白くなっていた…かも?
0投稿日: 2012.05.27
powered by ブクログたしか、この本って文学賞かなにか取っているんですよね?その割りにはなにも残らない小説でした。 俺の場合、通常読後感というか、主役になりきったりして、その後の展開を空想したりするんですが、どうもこれは神の視点でしかモノが見れなかったデス。 読み始めて、主人公の女子高生にむかつくぐらいですからね。 ただ、読みやすいですね。1時間程度あれば、普通の人でも読めるんじゃないですかね。考えなくても良いし、場面想像も容易だし。簡単な本だと思います。 軽いものを読みたいけど、ラノベはちょっとって人にはいいかな。
0投稿日: 2012.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初の文が良かった。 特別になりたい・・・野望 文章から人柄って出るのかもね 表現が面白くて好き
0投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登校拒否の道を選んだ主人公が、ちょっとしたきっかけで近所の小学生から勧められ、なんだか怪しいアルバイトを始めるお話です。 文章は小気味よく、ちゃんとストーリーもテンポよく進みます。また、センセーショナルな純文学作品でたまにあるようなエログロっぽい要素もそんなになく、気楽に読めます。そしてちゃんと、面白い。 難を言えば、軽過ぎて、緊迫感はあまりないという点でしょうか。 日常→非日常→日常への回帰という構図だと思うのですが、もう少し非日常の世界を「冒険」するワクワク感があるといいな~なんて、僕は思いました。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログ脆く繊細な10代という時間を、リアルに現している。抑鬱や諦め、でも守られていて、だからこそ冷めていて。 感覚や感性を言葉に表現する力が素晴らしい。高3の時に書いたとか。 私が高3の時は、表現したい思いや感覚が溢れるほどあったのにそれを巧く形にすることが出来なかった、という懐かしい痛みを思い出す、
0投稿日: 2012.04.14
powered by ブクログ図書館返却本にあり、なんとなく著者、題名が記憶に残っていたので手に取った。読み始めは、文体が特徴的に感じた。中身的には割と凡庸だと感じたが、著者の年齢を考えるとたいしたものだと思う。軽い感じで流し読みするにはいいかもしれない。
0投稿日: 2012.04.13
powered by ブクログ今読んでよかった! 綿矢さんの作品を読んだのは初めただけど、この作品は高校三年の時に書かれものって、すごいなあ。
1投稿日: 2012.04.10
powered by ブクログ読んでいる最中に悶絶してごろごろ転がりたくなるくらい厨ニ。中二じゃなく「厨ニ」。筆者の観察眼が優れていて、10台というあの特異な時間を生々しく表現できている。中学~高校2年くらいが読めば共感できて面白い、そんな作品。10年前の作品なので若干色あせてはいるけれど、学生の生態という意味では今でも十分通じると思う。
0投稿日: 2012.03.31
powered by ブクログ話題になった本を今頃読んだ。インストールってそういう意味だったのかと納得。あっけなく読んでしまったが彼女の文章は嫌いではない。
0投稿日: 2012.02.20
powered by ブクログ今頃ですが、初めて読みました。 17歳にしてこの表現力、なかなかよかった。 他の作品も機会があれば読みたくなりました。
0投稿日: 2012.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思春期の心性が表れてる良い作品。高校生の鬱々とした、あと一歩行ったら危なくなりそうな、そんな状態を感じられる。
0投稿日: 2012.01.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・感性を読まされている感じ。 日常の機敏に気づく力と、それを文章で描き出す力。 ・現代を生きようという意志で書き上げている。 感性豊かな文章の主人公は、 登校拒否児しかありえない気がしてくる。 ・“「帰る」人にはまた会えるが 「落ちる」人には二度と会えない気がする。”
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログ朝の番組で綿矢さんを見かけてつい読んでしまいました。 比喩が新鮮だったんだろうなあと思ったりして。 あとは、著者の写真(ポラロイド)があざといなあと。 でも、なかなか楽しく読めました。 鬱屈した思春期といおうか。
0投稿日: 2011.10.31
powered by ブクログ文章がきれいで気がついたら読み終わっていた。 子供はあくまで子供。 子供にできることが限定されていて、無力さと馬鹿じゃない部分の描き方が容赦ない。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログ4、5時間で読めるほど感情移入しやすい物語だと私は思いました。 主人公の沈黙が嫌いで、いい加減な話で時間を持たせようとしてしまう癖を持っているところや、変人になりたがり、変わり者を自称するなど、私に少し似ている気がして、とても感情移入しやすかったです。
0投稿日: 2011.10.23
powered by ブクログ女子高生がアダルトチャットで一儲け!たしか話題になった時こういうオビかタイトルがついてたと思うんですけど 読んだ当初、とにかく「アダルトチャットで一儲け」してみたくてたまらなくなりました! 諸々の事情で実行は出来なかったんですけど、 今思えば若い貴重な時間をアダルトチャットに使わなくてよかったとは思います・・・笑 読後に不思議な清涼感の漂う作品で物語がすっと頭に入ってきます。 割と主人公に気持ちを入れこんで読んだ覚えがあります
0投稿日: 2011.10.09
powered by ブクログ登校拒否中の女子高生が小学生と一緒にアダルトチャットで一儲け。 綿矢さんが話題の人だった時に「蹴りたい背中」は読んだけど、この作品は未読だったので今頃ですが読了。なかなか面白かった。 17歳の作者が少し背伸びをして書いている感じが伝わってきて読みやすい作品だと思う。後半がちょっとあっさりしてるかとも感じたけど、全ての小説に大どんでん返しが必要なわけでもないし、これはこれで短編小説としてアリか。 氏の最近の作品は全くチェックしてないので、読んでみようかなあ。
0投稿日: 2011.10.05
