【感想】鴨川ホルモー

万城目学 / KADOKAWA
(892件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
244
368
202
17
1
  • 表紙イラストは4人ですが、ブルースは5人です・・?

    なるほど!面白い。ホルモーとは何かというのは本編を読んでいただくとして、内容は18歳から25歳くらい(高校~大学卒業ぐらいまで)のよくある恋愛モヤモヤ模様。それでいてドロドロ感はなく、むしろアルアル感?をイメージするのはなぜ?。 好きなコがいる時は、妄想と勘違いの幸せな日々だったと、懐かしささえ覚えてしまいます。 主人公が男なので男目線で語られるのだけど、女の子はこの本をどう感じるのかな?嫁さんにでも聞いてみよう・・・。続きを読む

    投稿日:2015.03.16

  • よくわからないけど面白い!

    何だかよくわからないけど面白かったです。これが万城目ワールドなのでしょうか。
    ホルモーって何?って聞かれてもうまく説明できません。不可思議な設定なのですが、個性的なキャラ設定、情景が容易に想像できる表現力。電車のなかで何度笑ったことか。
    だいぶ前に映画化されいるようですが、これは映像で見ても面白いかも!?
    続きを読む

    投稿日:2015.02.18

  • 極上エンタメ度★★★★★

    迷っている方、間違いなく面白いです。3時間くらいで一気読みしてしまいます。大学生が主人公、サークルが舞台ということで大学生ならではの個性のきらめきや、サークルならではの恋愛バトルの要素が満載。高校を舞台設定にしている『鹿男あをによし』『偉大なるしゅららぽん』と比べても一層の躍動感や自分の体験に近い共感を感じます。万城目さんの伝奇系作品の中では一番好きかも知れません。『ホルモー』が何かは読んでのお楽しみですが、私はまるで三国志やキングダムの大将軍になったかのような錯覚を覚え、できることならホルモーやりたい!という気持ちになりました。
    ちなみに千葉の鴨川ではなく京都の鴨川が舞台です。読むまで勘違いしてました。読んだ後は京都であることの必然性に納得です。
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    投稿日:2015.08.05

  • 素晴らしき京都学生時代

    式神云々は、荒俣宏大先生を元祖として、伝奇系ファンタジーやライトノベルで散々使い古されたネタなので、正直言って新鮮味があまり無かったが、京都4大学(京大、立命館、京産大、龍谷大)の対抗戦としたところが秀逸。バックグラウンドの「京都の学生生活」が、近年実体験した人間ならではのリアルさで、実に魅力的に描かれているのがポイント高い。
    ちなみに映画も、作品世界を斜め上に拡張していて実に面白かった。両方ともお勧め。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.25

  • 一体京都って何? 小説読みで行った事の無い奴ぁモグリ!?

    表題、表紙、同氏の他作品、最近ハマってる森見作品と通じるものがあるという勝手な憶測(京都繋がりで)、あまつさえどこぞで見た本作の映画ポスターまで総動員して頭に描いた予想図を事も無げに雲散霧消させ、とんでもない世界へ連れて行ってくれたものです。

    一体京都って何なの?
    小説読みで行った事の無い奴はモグリなの!?

    予測もつかなかった展開からあれよあれよと読み切らせてくれる筆力には頭が下がりますが、今思えば主人公含め登場人物の個性が弱かったのと、テーマの割に頁数が少なかったのが物足りず。
    しかし作者は気に入りました。
    続きを読む

    投稿日:2014.04.07

  • 映画を見て納得している人はもったいない。

    この作品は映画化されています。映画を見たことがありますが、原作小説の方が100倍はおもしろいです。私は京都で生活したことはないのですが、この小説で描かれている京都は雰囲気満点で、時代的エキゾチックと言えば良いのか?非常に楽しい小説です。続きを読む

    投稿日:2014.01.03

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ブクログレビュー

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  • eri

    eri

    これはホルモーの物語である。
    ある大学生がホルモーにハマり、ホルモーに泣き、ホルモーに笑う…
    いや〜…最後のホルモーは凄かった
    ・・・て、ホルモーて何?????(笑)

    私、こういう現実味がないのは好きではなかったんですが…いつの間にかハマってました。
    次のホルモーは?どうなるの?と…
    いやいや…楽しかったです♪
    続きを読む

    投稿日:2024.04.28

  • みぃ

    みぃ

    初めての万城目作品
    絶対にありえない設定が逆に面白かったです。
    京都の名所を知っていればもっと楽しく読むことができたと思いました。

    投稿日:2024.04.28

  • けいすけ

    けいすけ

    それは偶然か、それとも必然か、晴れて京都大学に入学した安倍は、「京大青竜会」という謎のサークルから勧誘を受ける。

    新歓コンパにて一目惚れした早良が京大青竜会に入る噂を聞き、安倍もまた同サークルに加入する。

    京大青竜会に入った安倍だが、最初の1年間はオニ語の訓練など、胡散くさい活動が続いた。しかし、吉田代替りの儀にて安倍その他京大1回生はオニに出会い、ホルモーの実態が明かされる。

    ホルモーに泣かせれ、ホルモーに救われ、そうして成長していく京都大学生の青春物語。

    全体的にしょうもなくて面白い。吉田代替りの儀では、読んでて声に出して笑ってしまった。

    失恋した時の安倍の心情、自分が脇役でしかなかったことに気づいて抱いた何ともない虚無感。まだ、友達以上にもなれず、恋愛にさえ発展しなかった時の感情ってこうだったなと、共感した。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.27

  • ptoro

    ptoro

    万城目作品は本作が初めて。
    装飾や設定は突飛だけれど、展開や骨組みは王道。
    他の作品も読んでみたい。

    投稿日:2024.04.26

  • fishbowl

    fishbowl

    この本を「青春」というカテゴリに分類してもよいものか。舞台は京都。二浪の末の京大一回生が主人公。同じサークルの女子に惚れたり惚れられたり。帰国子女のトンチンカンな同輩を翻弄したり翻弄されたり…。やはり「青春」のエッセンスはすべて含まれています。ただ、余計なエッセンスもふんだんに含まれていますが…。続きを読む

    投稿日:2024.04.25

  • まかろに

    まかろに

    ホルモーとは一体何なのか、
    興味本位で良いので読んでみて欲しい。

    個人的に大学の青春をホルモーにかけるのも悪くないなと思う。
    簡単に言えば、京都を舞台にした合戦。
    主人公の安倍(俺)の成長物語でもある。

    兎にも角にもハラハラしつつ、若いゆえの恋の歯痒さなど濃縮された物語だった...

    京都って素敵。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.13

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