夜は短し歩けよ乙女

森見登美彦 / 角川文庫
(2429件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
897
744
377
120
47
  • リアルなファンタジー

    「有頂天家族」で初めて森見作品に触れ、その語り口や世界観がいたく気に入ったので読んでみました。
    天然系な「黒髪の乙女」と不器用だけど真っ直ぐな「先輩」の二人が交互に語り部を務めることで、物語の裏と表を同時に見ているように感覚になりました。この2人は基本的にすれ違ってばかりなので、要は「一方その頃…」が繰り返される感じです。主人公二人はすれ違うのに他の登場人物や小道具は両方の場面に登場し、むしろそれらがお互いの物語を結びつけているという構造はまるでパズルのようで、それが全て見えたときは快感ですらありました。
    私も最初こそ「そんなに面白いか?(失礼)」と思ったものの、章が進むにつれ加速度的に面白さを増していき、最後はバタバタしながらも綺麗に収まります。
    ファンタジーであるのにどの場面の情景も非常に鮮明に目に浮かび、作品世界に入り込んで楽しむことが出来ました。文句なしにオススメです。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.24

  • 楽しくて楽しくて、別れるのが寂しい

    はぁ、と寂寥感の詰まった溜息をひとつ。
    読了後に感じるこの感覚こそ、自分にとっての嘘偽りない良書との出会いの証なのでしょう。

    あんなにも大騒ぎして遊んだ友人達が帰宅し、ポツンと残されて見回した自分の部屋が広く感じられた様な。
    夏休みの帰省先から帰る車中の様な。

    この本が何故面白かったなど後から考えればいい事。
    まずはソファに深々と体を沈め、この気怠げな余韻を味わう所から始めようと思います。

    とはいえ感想を少し。
    とにかく楽しい本。
    文章が、構成が、人物が、読み手を楽しませようと一生懸命な一冊。
    素晴らしい出会いに感謝です。
    続きを読む

    投稿日:2014.04.05

  • オモチロイ!

    黒髪の乙女と、彼女に密かな想いを寄せる先輩との恋愛ファンタジー。するすると読めて、とても可愛くてオモチロイ。彼女は至ってマイペース。先輩が故意に作りだしている偶然の出会いにも、素直に「奇遇ですね!」と。そんな先輩は彼女の外堀ばかりを埋める作業をしつつ、妄想が爆発するロマンチックエンジン。京都が舞台だが、ふとした瞬間に異世界へと迷いこむ。登場人物も不思議で個性の強いクセのあるキャラばかり。彼女と彼の迂遠な恋愛模様と出会った人々との交流。懐かしさも感じられる雰囲気がとても良かった。続きを読む

    投稿日:2014.07.05

  • コミカル、シニカル

    読書が楽しくなる作品です。映像にはない楽しさがあるんです。やはり、読書はこうでないといけないな、と思いました。
    どんなヒロインをイメージするかは、読者次第。でも、青春時代を思い出し、ほろりとさせられることでしょう。続きを読む

    投稿日:2013.09.25

  • 京都に行きたくなる!

    独特な世界観です。苦手な方も多いかもしれません。
    読んでると無性に京都に行きたくなりました。
    ご都合主義最高!

    投稿日:2015.04.09

  • おともだちパンチ

    「おともだちパンチ」を御存じであろうか。

    最初の1ページ読んで「これは間違いなく面白い!」と思ったのは久しぶりだ。

    そしてやっぱり面白かった。
    「彼女」の言動・行動にやられました。

    メルヘンだ!ファンタジーだ!続きを読む

    投稿日:2013.09.26

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ブクログレビュー

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  • はむむてち

    はむむてち

    読み、づらかった、、、前半諦めかけたけど頑張った。
    後半はスピード感出てきて読み進められたけれども、なんだか疲労感残った。
    割に、、、あんまり残るものもなく、まぁまぁかなぁ…。
    先に読んでいた有頂天家族と似たようなキャラクターが多数登場しますね、他の方が書いてる通り独特な世界観のあるファンタジー。好きな人は好きなのかな。続きを読む

    投稿日:2019.06.24

  • Ryohei

    Ryohei

    「恋文の技術」に次ぐ2作目。賛否は分かれるだろうが、私はどうも好きにはなれなかった。各章ごとにクライマックスに向けて頁をめくる手は進み、これが森見氏の技術で魅了なんだろうと感じながらも、その独特の表現と世界観にはなじめず。続きを読む

    投稿日:2019.06.23

  • うさぎ

    うさぎ

    面白かったです☆ずっと気になっていた作品で作者さんでしたので満足満足☆先輩が恋する黒髪の女の子がとても可愛くて、むんと胸をはったり、じうじう目玉焼きを焼いたりという擬音がとても好きです(੭ु´͈ ᐜ `͈)੭ु⁾⁾ ファンタジー要素ありな物語も良かった☆ それからかいせつも可愛らしい☆ わたしも偽電気ブラン飲んでみたいです☆続きを読む

    投稿日:2019.06.13

  • ppp_x

    ppp_x

    すっごく読みづらくて2/3くらいまで、本当に苦手でいつやめよう…って思ってたけど、後半すっごい一気読みしてしまった。自分に合うまでかなり時間かかったけど、最終的にはいい感じだった。

    とりあえず映画見る前に原作読みたいって思っただけだから、映画見てからまた感想考える。続きを読む

    投稿日:2019.05.22

  • ぐん

    ぐん

    ワクワクした。自分もこの世界の住人になれたような気持ち。黒髪の乙女と先輩とずっと歩き回って走り回れた。通快だ!!!!なむなむ!!

    投稿日:2019.05.18

  • yasuharu519

    yasuharu519

    いつか読みたいと思いながら読めてなかった一冊。京都を離れて久しいけれど、京都にいるときに読んでいればいささかどんな気分になっただろうか。

    自分が覚えている京都は数年前から更新されていないものの、まだ見ぬ世界に胸踊らせる少女が、木屋町、河原町、11月祭が行われている運動場から中央キャンパスに走り抜けるシーンなどが簡単に思い起こされた。

    そんな好奇心いっぱいの少女を追いかけてなんとか振り向かせてみせんとする少年のどたばたをニコニコしながら読めてしまった。

    ああ京都に帰りたい。
    続きを読む

    投稿日:2019.05.12

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