【感想】ガダラの豚 II

中島らも / 集英社文庫
(92件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
33
42
11
2
0
  • 読むのを止められない!

    大生部教授一行はアフリカに呪術師を探して冒険に旅立つ。途中悪魔のような呪術師バキリに出会い、とんでもない目に会う。1作目に並ぶおもしろさ。「呪術師は情報操作のプロ」や「ケニアは意外と豊か」など目からウロコ的なエピソード、宗教にまつわるタブー的なエピソードなど満載で読むのを止められない。つくづく中島らもさんってすごい作家だったんだなと。続きを読む

    投稿日:2015.04.16

  • 「トリック」から「インディージョーンズ」へ

     舞台はアフリカに移ります。前作は「トリック」でしたが、今回は、アドベンチャー色全開の、血湧き肉躍る?冒険譚となっております。前の作品については、映像化して欲しいなと書きましたけど、こっちはハリウッド張りですから無理だろうなぁ。
     前作以上に、次が読めないストーリー展開。今回は、え?そうくるか?となり、驚愕の旅行成果を持って、なんとか無事日本に戻ってきた面々。で、次はどうなるの?彼らを待ち受ける運命や如何に?こりゃ次作も楽しみです!
    続きを読む

    投稿日:2014.04.28

  • 再度、書き直し…

    ※セット販売されてた頃、購入。
      感想書いたけど、消えてましたので
      再度書きます。でも、3巻とも同じm(__)m

    最近の作品でいえば「ジェノサイド」を
    思わせるようなスケールが 壮大、かつ
    伏線の細かさ。
    3巻の長ったらしさは感じない。
    冒頭から考えれば「何のこと?」と
    思えるような多岐にわたる話しの
    素材が 途中から、ドンドン合体していく。
    残念なのは、作者さん…
    亡くなっておられるのですね。
    この手の作品をかける書き手を
    最近は見かけないので、それだけが
    本当に残念で仕方がありません。
    続きを読む

    投稿日:2015.01.24

  • とてもオモシロいアフリカ紀行です。

    日本から、アフリカの都会>道中の小さな街>呪術師の村 と舞台はすすみ、生活、食べ物もふんだんに登場します。日本人への警鐘もちらりほらり・・・。小難しいノンフィクションでないだけに、とても興味深く読み進められます。 Ⅰ~Ⅲのなかで出色の出来と私は思います。Ⅲへの布石も着々と進みますが・・・。気持ちよく読めるのはこの巻までかも。続きを読む

    投稿日:2014.11.24

  • ぐいぐい引き込まれていく

    トリックを暴きの1巻から2巻はアフリカの呪術探索へ。
    想像も出来ない展開で最後までハラハラドキドキ。以外な展開にさらに驚き。
    そしてラスト3巻へ。こっちまで大冒険をしてるようだわ。

    投稿日:2014.07.31

  • アフリカ旅行記でもあります。

    これは面白いです。 前半はアフリカ旅行記で特に良い。 さて呪術なのかトリックなのか? 3巻へ続く

    投稿日:2014.01.18

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ブクログレビュー

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  • ハナモト

    ハナモト

    ちょっと人離れし過ぎた知識を持ちすぎじゃないかラモさん...序盤“いいねいいね”なんて思ってたけどあれこれちょっと資料ってどこから...”って恐怖が勝っちゃったよ。なんせ専門用語のため検索エンジンを使用しても画像を示さないからね(全てラモ氏の本で埋まっている)こりゃ徹夜確定で3冊一気するってレビューに書いてたわけだ。本書と顔が離れないや続きを読む

    投稿日:2024.04.03

  • たまたんこぶ

    たまたんこぶ

    かなり現地の調査をされたのか、細かな描写がとてもリアルです。予想外な展開にちょっとハラハラドキドキしながら一気に読み進めました。3巻ではどんな展開になるのか楽しみです。

    投稿日:2023.08.30

  • リボーンボンボン

    リボーンボンボン

    ケニアの情景がよく浮かび、ケニアって不思議な国と思った。。いや、違う。日本もどこの国も、案外同じで、占いや呪いってとても身近にあることに改めて気がついたら。卑弥呼もそうだった!3へ続く。

    投稿日:2023.05.28

  • 43street

    43street

    主人公達が、テレビ番組の取材でアフリカの呪術師へ会いに行く。
    最後には、とんでもないどんでん返しが待っている。。。

    面白い。

    その3へ続く…

    投稿日:2023.05.01

  • ボアッソン・ハーゲン

    ボアッソン・ハーゲン

    ガダラの豚 中島らも

    壮絶。スリリング。
    読み始めたとき、こんなに夢中になると思ってなかった。2022年は宗教絡みの事件やウクライナ戦争もあったり、昔の本だけど通じるものが多々あった。
    呪術はアニメがあったりするほどポップになっているが、そんな甘いものじゃない。呪術だけでは微力だが、物理や心理学など他分野と掛け合わせることで強力で何千年と宗教や呪術がこれ程長い期間生きている証拠なのかもしれない。
    文章は簡潔、短文で読むスピードを落とさない。
    1巻は難しく、展開もゆっくりだったが2巻3巻と重加速的にどんどん読み進めたくなるような構成。
    巧い。会話のやり取りが多いのも特徴か。
    一方、ふるみが亡くなるシーンは描写が細かく恐ろしさをリアルに伝えてくる。
    1巻大生部の日常。2巻アフリカにロケ。3巻東京帰国後。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.15

  • pbh23864

    pbh23864

    アフリカ編になって一気に面白さが増した。
    前半と後半でこうも変わるものか。

    次が気になって仕方ない。

    投稿日:2022.09.13

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