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トシヒコさんさんのレビュー
いいね!された数125
  • 結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル

    結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル

    荒川和久

    ディスカヴァー・トゥエンティワン

    結婚なんてしても、しなくてもいいんです。大事なのはあなたが幸せになることです。

    結婚なんてしても、しなくてもいいんです。大事なのはあなたが幸せになることです。 独身でいることがカッコイイとは思いませんが、不幸な結婚生活を送るんだったら 独身の方が幸せかな。

    3
    投稿日: 2016.02.20
  • 1分間の習慣が人を確実に変える【エッセンシャル版】

    1分間の習慣が人を確実に変える【エッセンシャル版】

    マーシャ・マルカ

    BUYMA Books

    これはお勧めです。

    書店に行けば。 「こうすれば、あなたも成功できる!」的な本がかなり置いてあります。 そういった本もあなたも一度は手にしたことがあるでしょう。 確かにそれらの本は千円以上出してそれを読んでいるときは 納得して自分も努力すれば成功できるんだ的な気持ちにさせてくれますが、 しばらくすると、いつの間にか「自己流」に戻ってしまいがちです。 どうしてそうなるのでしょうか? 私たちの心と脳の中に成功を妨げる。 「どうせ自分には出来ないんだから無理しなくてもいいんじゃない?」 みたいな心も存在しているのでしょうね。 自分をやる気にさせてくれる本が読みたいなら 無意味に長い本を読んで「めんどくさいな・・・・」 と思うよりも、この本のように短くても 内容の濃い本を電子書籍に入れて、電車の中とか、会社や学校の休憩時間や 人と待ち合わせしているときのわずかな時間でも読めて効果的な内容がベストです。 安いから取りあえず読んでみようかな的な発想で読み始めたのですが、 ひとつひとつの文章がスーッと頭に入り繰り返し読むことでより効果的に 自己改善に役立っています。お試しあれ(●^o^●)

    16
    投稿日: 2016.01.07
  • 嫌いなのに離れられない人 人間関係依存症の心理

    嫌いなのに離れられない人 人間関係依存症の心理

    加藤諦三

    朝日新聞出版

    表面意識では好きだと思っていても無意識の世界では嫌っていることもあるのです。

    これを読むと自分の本心が、表面意識とは裏腹に無意識の自分というものに動かされているのだと気づかされます。 世界中の様々な男女が出会いそしていつか別れてしまうことの理由のひとつに、 無意識の自分が人を愛しているように見えても実は本当に愛しているのは自分だったという事実に気付くだけでも、 自分は将来に誰かを本当に愛せるようになれるかもしれないという希望が持てました。 ですからあなたもこの本を読めばきっと自分が普段の生活で意識することが出来なかった 本当の自分を発見できるかもしれません。という意味で私にとってはとても為になる本でした。

    2
    投稿日: 2016.01.04
  • UFO殺人事件

    UFO殺人事件

    福本和也

    光文社文庫

    UFOをネタにした謎解きのサスペンス。

    タイトルからするとUFO→異星人による誘拐→異星人による謎の殺人かなと推測して 読み始めたのですが、航空機事故の話からプロ野球の選手の裏話になり、男女の話になり沖縄の米軍兵の 売春の話になり、コレラ菌の話になり、そしてUFOという謎の文字の解明へと進むサスペンスでした。 スピルバーグ監督の未知との遭遇みたいなものを期待していたのですが・・・ これはこれで、SFではないけど意外な展開で楽しめました。

    1
    投稿日: 2015.12.17
  • この人と結婚していいの?

    この人と結婚していいの?

    石井希尚

    新潮社

    ☆これから結婚を考えてる人に読んでもらいたい。

    結婚する前にこの本を一読すれば、離婚は避けられる。欧米では結婚式を挙げる前に 二人のカウンセリングをするのが一般的になっているようです。 結婚式と結婚生活とはまったく違うことであり、結婚式は人に見せるためのものですが、 結婚生活というのはいったい誰の為の結婚なのか?ということが良く分からないまま 結婚式を挙げるカップルもいます。「愛さえあれば大丈夫」では済まされないのが結婚です。 結婚してから後悔するよりもこの本を読んでおけば悲劇は避けられます。 日本の離婚率は現在40%を超えています。結婚式をあげれば何とかなるというものではありません。 結婚生活というのは大変なものなのです。結婚すれば男性は会社から帰ってきてパンツ一丁でテレビを観て ビールでも飲みたいでしょうが、妻は夫が帰ってきたらアレも話そう、コレも話そうとたっぷり 1時間は妻の話を聞かされるというのが現実なのです。男性の場合は仕事が終わって家に帰ると 妻という名の残業が待っているので、それを面倒くさいと思って妻の話をしっかり聞かないと・・・ いずれは「離婚」という終着駅にたどり着きます。 結婚後の男女の心のすれ違いを避けるためにも 是非これを読んでおけば役に立ちますよ。とっくに結婚対象外な年齢になっている私は 10冊ぐらいは結婚関係の本を読みましたが、これがベストでした。

    3
    投稿日: 2015.12.17
  • 壇蜜日記

    壇蜜日記

    壇蜜

    文春文庫

    壇蜜さんの日記はスラスラ読めてストレスなしです。

    私はまったくテレビを観ない人なので、壇蜜さんがテレビに出てる 場面は一度も観てませんが、ユーチューブでは見た事あります。 2年前にブルーレイも1枚買いました。すごい内容なので説明は省きます。 さて、ここからが、本題ですが、壇蜜さんはコンビニが好きなようで コンビニの話題が結構多いです。彼女はブログでもほぼ毎日のように 日記書いてますし、私生活は真面目な暮らしをしているような印象です。 時々、皮肉っぽい事も書いてますが、下手なタレント本を読むよりは はるかに面白いし、読んでいても肩がこらない内容なので、壇蜜さんの 家族になったような心境になりました。もう歳だからグラビアは無理だと 言ってますので、せめて壇蜜日記ぐらいは読んであげてください。

    1
    投稿日: 2015.09.27
  • 壇蜜日記 0(ゼロ)【文春e-Books】

    壇蜜日記 0(ゼロ)【文春e-Books】

    壇蜜

    文春e-Books

    ★これは壇蜜入門書としても・・・お得です。

    安いので買いました。 壇蜜さんというのは普通の女性なら あまり語らないような事を語ってくれるので 勉強になります。この日記の中では 男優さんとヌーデストビーチについて 語る場面が面白くて、電子書籍を落としそうになりました 危ない危ない・・・・。 そういえば、雑誌のインタビューで以前に作家になりたいと 語っていたので、これは予行練習なのかもしれません。 これを読んで気に入ったら他の作品も読んでね。 という宣伝のような内容ですが、結構楽しめます。 お笑い芸人の小説を読んでも笑えなかった私が、 壇蜜さんの日記では笑ってしまいました。 気になる方は是非どうぞ!

    5
    投稿日: 2015.09.26
  • 火花

    火花

    又吉直樹

    文春文庫

    お笑い芸人よりも作家に向いてると思います。 

    最初はお笑い芸人が書いた笑える話だと思って読み始めたのだが、 笑えるような部分は意外と少なかった。 太宰治の人間失格のような暗い小説でさえ、 皮肉にも笑えてしまうのに、何故、お笑い芸人の書いた小説で 自分は笑えないのだろうかと不思議に思った。 これは主人公の真面目な性格が物事を客観的に観察しているためと思われる。 ストーリーがあるようでないような話を、 最後まで読ませる会話の部分がなんといっても魅力でした。 以外なラストには少し戸惑いましたが、本文中の、無駄な事をするのは怖いだろう。 無駄な事をして時間を無駄に使うことは危険を侵すということにつながる という部分が一番気になりました。ここ数年に受賞した作品の中では ダントツに面白かったです。最後まで読んだ後にもう一度 読んでみたいと思った小説でした。

    1
    投稿日: 2015.09.26
  • 宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

    宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕

    アーサー・C・クラーク,南山宏

    ハヤカワ文庫SF

    これはアーサー・C・クラークの名作です。

    西暦2130年、宇宙監視計画で宇宙をただよう物体を発見する。 ラーマと名付けられた物体は当初小惑星だと思われていたが、 あまりにも巨大な円筒型をした疑いようもない人工の建造物だった。 ラーマの内部は空洞になっており、暗く静まり返っていた。 更に太陽へ近づきつつあるラーマの最後の探検として、 都市状構造物内部への侵入を試みるが、そこで彼らは、 ホログラムで記録された〇〇〇〇を発見する。 彼らはいったい何の目的で太陽系を訪れたのか・・・・ ラーマが太陽系から離脱する前にその答えを見つけなければならない。 アーサー・C・クラークらしい作品です。私が詳しく書きすぎると 本を読む楽しみが半減するといけないのでこのぐらいの宣伝でやめておきます。 若い時に文庫版で読んだときよりもこの新訳のほうが良かったです。

    3
    投稿日: 2015.09.25
  • 夢を食った男たち 「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代

    夢を食った男たち 「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代

    阿久 悠

    文春文庫

    スターになれる人は歌が下手でも・・・・光るものがある。

    スター誕生というのは1970年代に話題となった テレビ公開オーデション番組でした。この本を書いた 阿久悠さんは作詞家として有名な方でした。 この番組が始まった頃24歳ぐらいのベテラン歌手が 彼の所に近寄り「どうみても私より歌が下手な若い子供のような女性が合格して、 どうして私は不合格なのでしようか?今後の人生にも影響するので教えてもらえませんか?」 と審査委員である阿久悠さんに尋ねる女性が現れたそうです。 その時、阿久悠さんは、とうとう来たか!と思ったそうです。 確かにこのような歌手やスターになりたがる人達にはプロも顔負けな 歌唱力のある女性も応募しています。苦節5年10年といった苦労も肥しになる と思っている人はそれなりに実力がありますが・・・・光るものがない。 いくら歌が上手くても光るものがない人と、 今は歌が下手でも光るものがある若い人がいればスカウトはそれを選ぶ。 ということを説明したそうです。スター誕生の決勝場面は、 まるで人身売買ではないのか?との批判も受けたそうです。 決勝大会で運よく、レコード会社や芸能プロに見染められた人は 芸能界へ行き。誰も手を挙げてくれない方は、後ろ姿も寂しく立ち去らなければなりません。 そんな、残酷ともいえるオーデションで、桜田淳子、森昌子、山口百恵 ピンクレディーなどが誕生しました。この本はそういったスターが誕生するまでの 舞台裏を阿久悠さんが語ってくれます。さすが有名な作詞家だけあって 文章にまったく無駄な部分がなくて、あの当時の芸能界の舞台裏を 面白おかしく語ってくれます。これは実話なだけに下手な小説より 数倍おもしろいですよ。

    2
    投稿日: 2015.09.16