トシヒコさんさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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1分間の習慣が人を確実に変える【エッセンシャル版】
マーシャ・マルカ / BUYMA Books
これはお勧めです。
16
書店に行けば。
「こうすれば、あなたも成功できる!」的な本がかなり置いてあります。
そういった本もあなたも一度は手にしたことがあるでしょう。
確かにそれらの本は千円以上出してそれを読んでいるときは
納…得して自分も努力すれば成功できるんだ的な気持ちにさせてくれますが、
しばらくすると、いつの間にか「自己流」に戻ってしまいがちです。
どうしてそうなるのでしょうか?
私たちの心と脳の中に成功を妨げる。
「どうせ自分には出来ないんだから無理しなくてもいいんじゃない?」
みたいな心も存在しているのでしょうね。
自分をやる気にさせてくれる本が読みたいなら
無意味に長い本を読んで「めんどくさいな・・・・」
と思うよりも、この本のように短くても
内容の濃い本を電子書籍に入れて、電車の中とか、会社や学校の休憩時間や
人と待ち合わせしているときのわずかな時間でも読めて効果的な内容がベストです。
安いから取りあえず読んでみようかな的な発想で読み始めたのですが、
ひとつひとつの文章がスーッと頭に入り繰り返し読むことでより効果的に
自己改善に役立っています。お試しあれ(●^o^●)
続きを読む投稿日:2016.01.07
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本当は恐い! 日本むかし話 知られざる禁忌譚
深層心理研究会 / 竹書房文庫
日本昔話って本当は18歳以下に読ませるような話ではなかった?
10
わらしべ長者、鶴の恩返し、浦島太郎なんて子供でも知ってる話だと思うでしょうが、
実際に最初に書かれていた内容は子供向けの話ではなく、男女の性にまつわる話だったのに
子供に読ませるために大人の性の部分は…削除され、原作の本当に伝えたかった部分が
オブラートに包まれることになったんだと実感しました。
特に、浦島太郎の話が為になりました。浦島太郎が助けた亀は海に生息している
海亀ではなくて・・・カメという名の女だったとしたら、我々が知っている
浦島太郎の話がまったく別な解釈になっていくんですね・・・・
15分ぐらいで読める日本昔話がいっぱい読めて思ったより楽しめます。
私が詳しく書くとネタバレになりそうなので、
気になる方は面白いので読んでみてください。(●^o^●) 続きを読む投稿日:2015.08.03
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吾輩は猫である
夏目漱石 / 青空文庫
吾輩は無料である。
9
名前は知っていても読んだことのない小説
というのはけっこうあるものです。いまさら
中学生でもないのに夏目漱石なんて読んでどうする?
と、思われる方がほとんどでしょう。
でもこの青空文庫版では無料で最後…まで読めます。
私も話のタネに20~30ページだけ読むつもりで
読み始めたのですが、予想以上に面白くて
ニャンで今まで読んでいなかったのだろうと
思いました。夏目漱石の名作が無料で読めるなんて
ニャンていい世の中になったものです。
ちなみにこの小説は名前のない猫が書いたのではなく
夏目漱石さんが、ニャンコになったつもりで書いたようなので
かなり笑えます。そしてかなり長い話なので長く楽しめます。
続きを読む投稿日:2015.09.15
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壇蜜日記 0(ゼロ)【文春e-Books】
壇蜜 / 文春e-Books
★これは壇蜜入門書としても・・・お得です。
5
安いので買いました。
壇蜜さんというのは普通の女性なら
あまり語らないような事を語ってくれるので
勉強になります。この日記の中では
男優さんとヌーデストビーチについて
語る場面が面白くて、電子書籍を落…としそうになりました
危ない危ない・・・・。
そういえば、雑誌のインタビューで以前に作家になりたいと
語っていたので、これは予行練習なのかもしれません。
これを読んで気に入ったら他の作品も読んでね。
という宣伝のような内容ですが、結構楽しめます。
お笑い芸人の小説を読んでも笑えなかった私が、
壇蜜さんの日記では笑ってしまいました。
気になる方は是非どうぞ!
続きを読む投稿日:2015.09.26
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人間の証明
森村誠一 / 角川文庫
映画化されテレビドラマ化もされた傑作です。
4
この小説は700万部の売り上げを誇る日本最高峰のドラマで、映画もヒットしたし3度テレビドラマ化もされています。
森村誠一先生の大傑作です。読んでいる途中で涙が止まらない場面もあり・・・森村誠一さんがこ…の小説を書く前に出版社から
「どうか、作家としての証明になるものを書いて欲しい」と言われ書いた小説なのだそうです。
戦後の日本は戦後経済成長を遂げましたが、日本人の心は果たして昔より豊かになったのでしょうか・・・
読み終えた時にあなたはきっと、最近の小説では味わえなかった深い感動にきっと涙することでしょう。
続きを読む投稿日:2015.04.05
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宇宙のランデヴー〔改訳決定版〕
アーサー・C・クラーク, 南山宏 / ハヤカワ文庫SF
これはアーサー・C・クラークの名作です。
3
西暦2130年、宇宙監視計画で宇宙をただよう物体を発見する。
ラーマと名付けられた物体は当初小惑星だと思われていたが、
あまりにも巨大な円筒型をした疑いようもない人工の建造物だった。
ラーマの内部…は空洞になっており、暗く静まり返っていた。
更に太陽へ近づきつつあるラーマの最後の探検として、
都市状構造物内部への侵入を試みるが、そこで彼らは、
ホログラムで記録された〇〇〇〇を発見する。
彼らはいったい何の目的で太陽系を訪れたのか・・・・
ラーマが太陽系から離脱する前にその答えを見つけなければならない。
アーサー・C・クラークらしい作品です。私が詳しく書きすぎると
本を読む楽しみが半減するといけないのでこのぐらいの宣伝でやめておきます。
若い時に文庫版で読んだときよりもこの新訳のほうが良かったです。
続きを読む投稿日:2015.09.25