
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金4
鳳乃一真,赤りんご
ファミ通文庫
龍ヶ嬢七々々の凄さ
主人公がいきなり勘当されて、ぶっ飛んだ島に送られてぶっ飛んだ住人を救う(?)ためにぶっ飛んだアイテムを探す話。龍ヶ嬢七々々、黒須参差の過去のとある冒険をそれぞれの視点で語られる短編、ダルク視点メインの短編、本編でも匂わされていたトランプ大会の短編、以上3作を読むことが出来ます。 世界観に入り込むには、こういった話がいい感じに作用するように思います。特に、龍ヶ嬢七々々の凄さがわかる短編になっているので、読む価値は大いにあると思います。 じっくり読んで2時間くらいの読書時間だったかと思います。 ラノベとしても面白いので、ラノベが好きな方へはオススメできます。 また、若干ミステリー要素があり、伏線のような記載がある。ミステリー好きにも楽しめる部分があります。
1投稿日: 2014.08.05
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金3
鳳乃一真,赤りんご
ファミ通文庫
どんどん広がりを見せていく
主人公がいきなり勘当されて、ぶっ飛んだ島に送られてぶっ飛んだ住人を救う(?)ためにぶっ飛んだアイテムを探す話。遺跡への挑戦と明確な対立者の出現があります。また、終わり方が非常に気になる回です。 今回は、特に裏があるという感じではなかったです。ショッピングゲームの遺跡の暗号を、先に解くことが出来ればすごいです。。。 じっくり読んで2時間くらいの読書時間だったかと思います。 ラノベとしても面白いので、ラノベが好きな方へはオススメできます。 また、若干ミステリー要素があり、伏線のような記載がある。ミステリー好きにも楽しめる部分があります。
1投稿日: 2014.08.03
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金2
鳳乃一真,赤りんご
ファミ通文庫
身近な人との関係性(伏線回・・かな?)
主人公がいきなり勘当されて、ぶっ飛んだ島に送られてぶっ飛んだ住人を救う(?)ためにぶっ飛んだアイテムを探す話。身近で大切な人との関係性は意外に難しいものという話・・のように感じた。また、新たなキャラクターや組織も出てきたりと今後への話の広がりを感じる回。 作中に出てくる、「遺跡」への挑戦には裏があるので、その裏側を予測しながら読み進めても面白い。 じっくり読んで2時間くらいの読書時間だったかと思います。 ラノベとしても面白いので、ラノベが好きな方へはオススメできます。 また、若干ミステリー要素があり、伏線のような記載がある。ミステリー好きにも楽しめる部分があります。
1投稿日: 2014.07.27
ノーゲーム・ノーライフ 3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……?
榎宮祐
MF文庫J
物語は一区切り。主人公たちの展望が予測できるくだりもあり。
・「ゲーム」と呼ばれる全てのものに異常に強いが、社会不適合な兄妹が、「ゲームが全て」な異世界へ飛ばされてしまい、飛ばされた世界で人類の国土を取り戻し、神へゲームで挑もうとする話。 3巻で物語は一区切りする。前巻の紐解きから、今後の神へ挑む道筋の歩み方を示唆する部分も出てきます。展開は予想外の進み方をすることが多く、どんどん読み進めたくなりました。ただ、 今作は、前作までよりも兄妹の絆みたいなものに焦点を当てているように思います。そのため、前作までのゲーム攻略の驚きは少し薄れました。 ・テンポよく話が展開され、1時間半くらいの読書時間でした。 ・作中に出てくるゲームにおいて、「ステフにかけたおまじない」は何か?を予想しながら、読むとより楽しめると思います。当てたらすごいです。。。 ・ゲームやギャンブルが好きな人には大変楽しめる作品だと思います。
0投稿日: 2014.07.10
ノーゲーム・ノーライフ 2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです
榎宮祐
MF文庫J
広げる思考と、狭める推察
・「ゲーム」と呼ばれる全てのものに異常に強いが、社会不適合な兄妹が、「ゲームが全て」な異世界へ飛ばされてしまい、飛ばされた世界で国土を取り戻し、神へゲームで挑もうとする話。 本作は前半・後半で話が区切られいます。前半は「現実ではほぼありえない事実にまでいかに思考を広げられるか?」という部分に、後半は「現実にあったことの事実からいかに確実な事実へ推察を絞り込めるか?」という部分にそれぞれ焦点が当たっているように思えます。 ・テンポよく話が展開され、1時間半くらいの読書時間でした。 ・作中に出てくるゲームにおいて、「ルールを聞いた時点で、自分ならどのような戦法をとるか?」ということを考えてから読み進めるのがお勧めです。自分の思考の狭さを実感できることうけあいです。。。 ・ゲームやギャンブルが好きな人には大変楽しめる作品だと思います。
4投稿日: 2014.07.05
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1
鳳乃一真,赤りんご
ファミ通文庫
宝探しゲームと信念の考え方
主人公がいきなり勘当されて、ぶっ飛んだ島に送られてぶっ飛んだ住人を救う(?)ためにぶっ飛んだアイテムを探す話。「○○がしたい」という自分の信念が具体的であればあるほど、ブレずに生きていくことが出来る、というのを伝えらている気がして大変考えさせられる作品。 主人公の正体がひとつの謎とオチになっているので、予測しながら読み進めても面白い。物語中に起こっている事もこの謎や裏側がわかると別の見え方になる。第七話を読む前にその謎や裏側が読みきれる人は素直にすごいと思います。 じっくり読んで2時間半くらいの読書時間だったかと思います。 ラノベとしても面白いので、ラノベが好きな方へはオススメできます。 また、「やりたいことが具体的であるとはどういうことか?」という問いのヒントも描かれているので、やりたいことを探している人なんかも感じるところが出てくるのではないかと思います。
2投稿日: 2014.07.05
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4
大森藤ノ,ヤスダスズヒト
GA文庫
新たなステージへの序章
・オンラインRPGのような世界観における、少年の成長を描いた王道ファンタジー。新しいステージへ向かうにあたって新たな仲間や装備の見直し、スキル・技の確認、といった実際のオンラインRPGでも準備のタイミングにおける話。個人的には、劇中に出てくる神々のキャラがツボでした。 ・じっくり読んで、2時間くらいの読書時間でした。 ・ファンタジーの世界で、ストレートで実直な感動を味わいたい人にとっては、作品名で避けてしまうのはもったいない作品です。サブストーリーも2作書かれていますが、1~3巻を読まないとわかりづらいポイントも多いので、既刊を読んでから本書を読むといいかと思います。
0投稿日: 2014.07.05
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3
大森藤ノ,ヤスダスズヒト
GA文庫
分岐点と決断
・オンラインRPGのような世界観における、少年の成長を描いた王道ファンタジー。追い求める目標に追い付くために、冒険者として命をかけて冒険するか、冒険者として冒険せず命を大切にするのか、という選択肢を、主人公は周りの人物との関わりの中で与えられる。ファンタジーではあるが、実際にこのような世界があったら、断然命を大切にするはずであり、その分岐に対する迷いといった心情も描かれている。大げさに考えず、「安定」を求めるか、安定を捨てて「冒険」を求めるのか、という視点で読むと、モチベーションの大切さが実感できる。1巻・2巻同様、主人公は純真であり、その純真さが王道ながら大いに感動できる。 ・じっくり読んで、2時間くらいの読書時間でした。 ・ファンタジーの世界で、ストレートで実直な感動を味わいたい人にとっては、作品名で避けてしまうのはもったいない作品です。ただし、周りで助けてくれる人々含めてほとんどが女性(雌?)であり、ラブコメ要素もあるのでそういったあざとさが嫌いな人には受け付けにくいかもしれません。 1~3巻で一区切りのようで、感動もひとしおでした。
5投稿日: 2014.06.28
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2
大森藤ノ,ヤスダスズヒト
GA文庫
初めての仲間と≪サポーター≫(落ちこぼれ)
・オンラインRPGのような世界観における、少年の成長を描いた王道ファンタジー。ファンタジーではあるが、実際にこのような世界があったら、出てきそうな役回りとしてサポーター(荷物持ち)が現れる。裏のありそうな、初めての仲間とどのように関係が進展していくのか、という話。しかし、一方で、1巻に比べて、主人公を取り巻く、主人公を助けてくれる周りの人物の視点や心情も描かれており、より人間関係がはっきりされるように感じる。1巻同様、主人公は純真であり、その純真さが王道ながら感動できる。 ・じっくり読んで、2時間~3時間くらいの読書時間でした。 ・ファンタジーの世界で、ストレートで実直な感動を味わいたい人にとっては、作品名で避けてしまうのはもったいない作品です。ただし、周りで助けてくれる人々含めてほとんどが女性(雌?)であり、ラブコメ要素も強いのでそういったあざとさが嫌いな人には受け付けにくいかもしれません。
0投稿日: 2014.06.25
人生は手帳で変わる ―知的ビジネス・パーソンのための第四世代時間管理術
フランクリン・コヴィー・ジャパン
キングベアー出版
ぜひフランクリン・プランナーの手帳を片手に
・人生をより充実させていくために、フランクリン・プランナーの手帳をどのように活用していくといいのか?といった趣旨で書かれています。手帳の使い方と言っても、見やすさであったり、構成の工夫を主題に述べているわけではありません。人生をより充実させるための考え方や行動指針を確立させるところから始まり、その考え方や行動指針に従って生きていくためにフランクリン・プランナーの手帳をどのように使うのか、ということが主題で書かれています。 ・よって、フランクリン・プランナーの手帳を片手に読み進めて行くほうが良いと思います。 ・なんとなく退屈という方や、なんか生活に充実感がないと感じる方、自分が本当にやりたいことを見つめなおしたい方などにとっては、ひとつの考え方を得ることが出来ると思います。 現在、フランクリン・プランナーの手帳をお持ちでない方は、フランクリン・プランナーの考え方が謳われている「7つの習慣」という本を古本屋などで立ち読みした上で、ある程度自分に合うと感じる場合に、手帳とともに購入するといいと思います。フランクリン・プランナーの手帳を用意するにも多少の値が張ります。また、自分の生き方を見つめなおすという作業は多少のまとまった時間が必要かとは思うので、大なり小なりの決心を持って始めることをお勧めいたします。 ・もちろん、フランクリン・プランナーの手帳は持っているけれど、上手く活用できていない気がする・・・、といった方には、考え方の復習も兼ねることができるので、お勧めです。
0投稿日: 2014.06.21
