武士道シックスティーン
誉田哲也
文春文庫
女の友情だっていいもんです。
娘が楽しそうに読んでいて、DVDも借りてきて一緒に見たら、 本のほうがもっと面白いよ~、というので、拝借して読んでみました。 確かに、面白い~! 剣道って今まで全然興味なかったけど、武道って精神的な部分も大切なんだな、と、感じました。 何かに打ち込む青春、懐かしい。 すぐに続きを読もうと思います。
7投稿日: 2015.11.19万能鑑定士Qの事件簿 X
松岡圭祐
角川文庫
まだまだ続きます
万能鑑定士シリーズ10作目。 一番最初の事件が解決するところから、話が始まります。 ノンビリで人を疑うことを知らない莉子が、どのようにして万能鑑定士になっていったか、ということが書かれています。 でも、その過程が難しくて軽く読み進めてしまいました。 作者は、この10話でシリーズを完結させようと思っているのかな?と思いながら読みましたが、そんなことはなさそうですね。 鑑定士駆け出しの頃の莉子に会えてたのしかったです。
4投稿日: 2015.11.11後妻業
黒川博行
文春文庫
資産をたくさん持つのも良し悪しですね。
一気読みでした。 面白かった、もちろんフィクションですが、いつかの例の事件も結婚相談所も絡んでたのかしら?? なんて思ってしまって、改めて事件を検索してみたりしました。 ちなみに、実際の事件のほうでは悪女に手を貸す弁護士がいたとかいないとか?? 途中まですごく面白くて、でも、新しいターゲットがヤクザじゃなかったほうが面白かったな、とか、 悪女の逮捕で終わってほしかったな、とか、色々と、思うところができてきました。 来年映画化されるんだそうで、大竹しのぶさんが強欲な悪女をどんな風に演じるのかすごく楽しみです。
8投稿日: 2015.11.02神様の御用人
浅葉なつ
メディアワークス文庫
神社めぐりは好きですが…
ちょっと退屈なお話でした。 なので、読むのに時間がかかった。 途中、挫折しかけたことも… 多分、続きは読まないです。
2投稿日: 2015.11.01フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン
小路幸也
集英社文庫
短いお話なのに、ジーンときました。
東京バンドワゴンシリーズのスピンオフ、ですね。 なんだかとてもよかったです。 東京バンドワゴンシリーズ、ここ何冊かは、ちょっと飽きがきていた感じがしたのですが、今回の、ちょっと外伝風のお話がとてもよかったです。 話がつながる、というのもあるし、一つ一つの短いお話の中に、胸にくるものがありました
4投稿日: 2015.10.08限界集落株式会社
黒野伸一
小学館
あくまでもフィクションですね。
面白かった。 「ローマ法王に米を食べさせた男」も読んであったのですが、こちらは、あくまでもフィクションですね。 軌道に乗りかけていた限界集落からの脱出が、暴力事件でとん挫しそうになる、ところぐらいから、あぁやっぱりフィクション、なんだなぁ、って思ってしまった。 でも、ハッピーエンドで終わっていたし、続きもあるようなので、読んでみたいと思います。
5投稿日: 2015.10.06ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?
高野誠鮮
講談社+α新書
新しいことを始めるときには、アイディアを3つ。
スーパー公務員のドラマをみていたのですが、ドラマはやっぱり脚色されていますね。 この本は、もうちょっと現実的で真面目な内容でした。 限界集落に若者を呼ぶ 農作物のブランド化 この二点についてじっくりと書いてありました。 もともとテレビの構成をされていた方なので、アイディアマンではあったのでしょうが、なにかをするとき、いつでも最低でも3つはアイディアを考えておく、というのがナルホドと思いました。 確かに○○がだめだったら××にしよう、と初めから考えてあれば、うまくいかない局面があっても、すぐ次に取りかかれますものね。 読んでいてためになりました。
5投稿日: 2015.10.05ブルーマーダー
誉田哲也
光文社文庫
菊田とどんな感じになるのかな??
姫川玲子シリーズ、今回は長編ものでした。 謎が解けてしまうとそれほど難解な事件ではなかったけれど、というか、むしろひねってないなぁ、と思うけれど、時間軸にズレがあったりして、最後までグイグイと読めました。 菊田との関係がこれから先どうなるのか、気になります。
4投稿日: 2015.09.30万能鑑定士Qの事件簿 IX
松岡圭祐
角川文庫
ルーブルの秘密
今回は莉子ちゃんがルーブル美術館の臨時学芸員に採用されて、一悶着、というお話でした。 ルーブル美術館ってやっぱり秘密のベールに包まれているところなんですね、いつもならば、へーーー!の連発である万能鑑定士シリーズですが、フィクション部分が多く、ルーブルの豆知識というような話がストーリーに絡むことがあまりなかった。 それでも、読み物としては面白いのでいいのですが、そうするとストーリー自体は割とありがちかな?と思いました。 いつか本物のモナリザを見に行きたいと思いました。
7投稿日: 2015.09.22火花
又吉直樹
文春文庫
私の感覚が鈍いのか??
敢えてなのかわからないけど、もうちょっとわかりやすく書いてもいいんじゃないのかなぁ?という文章のところがあって、 そっか、これが純文学なのか…と思いました。 期待しすぎていたのか、それほど面白いとは思わなかった。 お笑いって大変な世界なのね、と思ったのと当時に、出てくる人がなんだかすごく痛々しくて、 これからお笑い芸人をテレビで見るのがちょっとつらくなりそうです。 主人公が天才だと思っている先輩、ですが、この人天才かなぁ? 激しいタイプの笑いって、ちょっとわからないです。 等々と、かなりのツッコミが私の中で湧いてしまいました。 もうちょっとしたら読み返してみたらまた違う気持ちになれるかもしれません。
10投稿日: 2015.09.03