らくださんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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神去なあなあ夜話
三浦しをん / 徳間文庫
たくさんの愛がありますね。
8
愛にあふれていました。
自分が死んだ後も、そのひとが幸せに暮らせますようにと願うこと…
深いなぁ、と思いました。
主人公の男の子の恋愛がどうなるのかが気になって読み進めたけれど、思ったよりも進展がのん…びりしていて、この後どうなったのかなぁ??って気になりました。
しをんさんの作品は、なんだかジンワリ温かくなって幸せな気持ちになりますね。 続きを読む投稿日:2016.06.22
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ヒートアップ
中山七里 / 幻冬舎文庫
まとめたのでしょうが…
8
魔女は甦る のつづき。
怖さにおいても、気持ち悪さにおいても、さらには、面白さにおいても「魔女…」の方が上だったと思います。
新種の麻薬、ヒートを巡る抗争はこれでひと段落ついたことになりますが、終わら…せ方が今ひとつに感じました。
まるで解決に向かうために書いた、かのような気がしてしまう。
何も解決させずに、壊滅させておしまい、だったように感じました。
ただ、今までの中山七里さんの作品にはあまりなかったコンビ愛があって、新たな発見でした。
このコンビ、また見てみたいです。 続きを読む投稿日:2014.09.28
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後妻業
黒川博行 / 文春文庫
資産をたくさん持つのも良し悪しですね。
8
一気読みでした。
面白かった、もちろんフィクションですが、いつかの例の事件も結婚相談所も絡んでたのかしら??
なんて思ってしまって、改めて事件を検索してみたりしました。
ちなみに、実際の事件のほうでは…悪女に手を貸す弁護士がいたとかいないとか??
途中まですごく面白くて、でも、新しいターゲットがヤクザじゃなかったほうが面白かったな、とか、
悪女の逮捕で終わってほしかったな、とか、色々と、思うところができてきました。
来年映画化されるんだそうで、大竹しのぶさんが強欲な悪女をどんな風に演じるのかすごく楽しみです。 続きを読む投稿日:2015.11.02
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四月は君の嘘(11)
新川直司 / 月刊少年マガジン
終わってしまったのが悲しい・・・
7
1巻からずっと読んでいました。
11巻はちょっと急ぎすぎてた感じがしたかな?ちょっと残念でした。
そもそも読み始めたのは、ピアノを習っている娘と一緒に読めたらいいな、と思ったのがきっかけです。
そして…、読み始めたときから、最後はどうなるのか私も娘もわかっていたんだと思います。
その最後に向かって進んでいくのを、楽しんだり悲しんだりしながら読みました。
かをちゃんの生き方は、美しいけれど悲しい。
でも、だからこそ心に残るのだと思います。
久しぶりに涙を流したい人は、ぜひ読んでみてください。
続きを読む投稿日:2015.05.17
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七色の毒 刑事犬養隼人
中山七里 / 角川文庫
ドラマになるなんて。
7
犬養刑事は誰がやるんだろ??
どんなイケメンが出てくるか楽しみです。
7つの短編集でした。
一つ一つのお話に色をテーマにしたタイトルがついています。
中山七里さんの本ならいつものことですが、各々のお話…の最後にどんでん返しがあります。短いお話ばかりなので、その振れ幅はあまり大きくありませんが、実際に起こった事件の裏にはこういう秘密があった…
という終わり方になっています。
いくつか読んでいくうちに、あ、この人が真の犯人だな、となんとなく分かるようになります。
でも、それでも、面白かったです。
割とすぐに読めるので、通勤、通学にちょうどいいかと思います。 続きを読む投稿日:2015.01.29
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ストロベリーナイト
誉田哲也 / 光文社文庫
男目線で作られた女性主人公かな?
7
ドラマの再放送を見て、遅ればせながら読みました。
ドラマも所々しか見てないので、初めて見るお話で面白かったです。
でも、読みながら目を背けるようなところもあり、姫川玲子なんていう女性が主人公でも、あく…までも男性向けの小説だな、と感じました。
でも、続きはよみますよ。
続きを読む投稿日:2015.02.03