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いいね!された数82
  • 極道はスーツがお好き

    中原一也

    極道はスーツがお好き

    中原一也

    アズ・ノベルズ

    期待が大きすぎたせい

     面白くないわけじゃないんです。ただ、芦澤の言動が彼に対する周りからの評価や組織での地位と一致していない気がして、読み進めていくうちに違和感でいっぱいになってしまった。再読はしないなと思ったので★2つです。

    0
    投稿日: 2013.11.16
  • NEWSな彼!

    NEWSな彼!

    大和名瀬

    あすかコミックスCL-DX

    身分違いの恋

     洸太のことに関してはいろいろと突っ走ってしまう樹原がかわいいのと、ファンの女の子たちに洸太のことを誠実に説明したときの樹原がかっこよかった。絵は丁寧で綺麗だし、ストーリーもつまらなくはないけど、一度読めばいいかなという感じの話だったので★2つ。

    0
    投稿日: 2013.11.16
  • ファインダーの標的 -ファインダーシリーズ 1-【電子限定扉カラー】

    やまねあやの

    ファインダーの標的 -ファインダーシリーズ 1-【電子限定扉カラー】

    やまねあやの

    ビーボーイコミックス

    ファインダーシリーズ

    初めて読んだときは、やまねさんの綺麗な絵で、わりとがっつりSMシーンが描いてあるのが衝撃でした。もともと雑誌のSM特集で描かれたものみたいですね。 カメラマンとして犯罪を暴く立場の秋仁と、裏社会の権力者として犯罪を犯すことも厭わない麻見。正反対の立場にいながら距離を縮めていく二人の行く末も気になりますが、個人的にはド派手な演出のストーリー展開がファインダーシリーズの魅力だと思っています。 ちなみにメインカップルは麻見✕秋仁ですが、秋仁がスクープを追うという物語の性質上なのか秋仁が麻見以外の男に色々とされることも多いです。この巻でもそうですが、続巻でも。

    0
    投稿日: 2013.11.16
  • SEX PISTOLS(4)

    SEX PISTOLS(4)

    寿たらこ

    スーパービーボーイコミックス

    国政の気持ち

     ノリ夫への国政の返事。それは国政らしいもので、でも、ノリ夫と出会う前の斑目国政なら言わなかっただろう言葉。国政を抱きしめるノリ夫の横顔が凛としていて、ノリ夫が国政を守っているように見えた。最後は泣きっぱなしでした。

    1
    投稿日: 2013.11.16
  • SEX PISTOLS(3)

    SEX PISTOLS(3)

    寿たらこ

    スーパービーボーイコミックス

    始まってさえいなかった

     気持ちがすれ違うとか、そういうレベルの話ではなくて。ノリ夫と国政の恋愛は始まってさえいなかったのかと思うと、ノリ夫と一緒に泣きたくなった。今までの国政の言動はノリ夫が大切だからじゃなくて、自分の種を残すためだけのものだったとしたら悲しすぎる。

    0
    投稿日: 2013.11.16
  • SEX PISTOLS(2)

    寿たらこ

    SEX PISTOLS(2)

    寿たらこ

    スーパービーボーイコミックス

    シンデレラストーリー

     始めちょっと苦手なタイプだった熊樫先輩が読み進めていくうちにかわいく見えてくるから不思議。大柄でごつい外見なのに、純粋で乙女ちっくな行動とか表情がかわいくて憎めなくなってくる。ビジネスライクな関係は嫌だと突っぱねていた先輩の気持ちの変化や過去のエピソードなど、話は王道のシンデレラストーリー系。

    0
    投稿日: 2013.11.16
  • SEX PISTOLS(1)

    寿たらこ

    SEX PISTOLS(1)

    寿たらこ

    スーパービーボーイコミックス

    SEX PISTOLS

     ノリ夫のキャラでコメディっぽく見えるけど、本質はすごく真面目な話なんですよね。種の保存の話。自分の種を残すために何をすべきか、何を優先すべきか、何を捨てるべきか。  国政の行動は自分勝手で残酷だけど、それは好きっていうシンプルな感情だけで物事を決められる立場にはいないから。でも、もちろんそんな国政の事情を普通の高校生だったノリ夫に理解しろというのは無理がある話ですよね。  だけど、生まれながらの斑類ではないノリ夫だから国政に教えられることがあると思う。今後、ノリ夫と出会ったことで国政がどう変わっていくのかに期待。

    2
    投稿日: 2013.11.16
  • NightS

    ヨネダコウ

    NightS

    ヨネダコウ

    ビーボーイコミックスデラックス

    大人の男同士の恋愛

    「リプライ」 同じ自動車販売店に勤め、あることがきっかけで親しくなった自動車整備士の関と営業の高見の話。 自立した大人の男だからこそ自分にも他人にも素直になれず、それでも必死に目をそらしていた感情が何であるかを認めた後の告白シーンが胸にぐっとくる一冊。 やや地味な印象で、最初に一冊通して読んだときは「感情スペクトル」のほうが断然いいなと思ったんですが、「リプライ」は読み返すたび萌え度があがっていく、そんな味わい深さがあります。 「感情スペクトル」 すれ違うたび、自分の隣にいる友人を見つめる同級生の視線に久郷は気がついていた。「笛吹」というその同級生に気まぐれから声をかけた久郷は、彼に協力することを申し出るが。 はっきり言って、冒頭数ページを読んだだけで展開なんて丸わかりです。それでもおそらくヨネダさんの狙い通りのシーンで久郷と一緒に落ち込んで、胸が痛くなってしまう。なぜだろうと考えて、画面から二人の感情がこちらに流れるように伝わってくるからだと思いました。影の使い方とか、場面の魅せ方がすごく巧いなと思います。 表題作の「NightS」もよかったし、どれがタイトルになってもおかしくないくらい満足のいく一冊でした。

    2
    投稿日: 2013.11.11
  • ジンと猫は呼ぶと来ない

    SHOOWA

    ジンと猫は呼ぶと来ない

    SHOOWA

    花音

    ジンマリ

     一見、淡々と過ぎていくように見えるジンとマリの日常を通して、『向日性のとびら』では明かされなかった二人の素性や、あの人に対するジンの気持ちが描かれています。  前作ではどこか掴みどころのないジンのことが少し苦手だったけど、今作を読んでジンのことが好きになりました。  ジン・マリ・シス・カイの4人が出てくるおまけの短編がうれしかった。

    1
    投稿日: 2013.11.11
  • 向日性のとびら

    SHOOWA

    向日性のとびら

    SHOOWA

    花音

    ミニシアター系

     ミニシアター系の映画を見ているようなストーリー展開と世界観で、この漫画が私の初SHOOWAさんだったので圧倒されました。   亡くなった兄の養子であるカイはどこか寂しそうに笑う影のある青年。カイの不可解な行動から始まり、徐々にシスの過去へとつながっていくストーリー展開が秀逸。シスを見るときのカイの哀しそうな眼差しが印象に残る一冊。

    1
    投稿日: 2013.11.11