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  • ファインダーの熱情 -ファインダーシリーズ 6-【初回限定小冊子付版】

    やまねあやの

    ファインダーの熱情 -ファインダーシリーズ 6-【初回限定小冊子付版】

    やまねあやの

    ビーボーイコミックス

    勤労カメラマン高羽秋仁のロマンなる奉公生活

     仕事で来ていた旅館に泥棒が入り、有り金全部を盗られた秋仁。宿泊費を支払う代わりにしばらく旅館で働いていたところに麻見と飛龍が現れる、という話。  麻見が嫉妬している姿が見られたり、麻見と飛龍が張り合っていたりと私は番外編として楽しく読みました。けど、麻見×秋仁しか受けつけないっていう人は通常版を購入されてもいいかなと思います。結構がっつり3人でやってるので。

    0
    投稿日: 2013.12.05
  • ワルイコトシタイ

    桜賀めい

    ワルイコトシタイ

    桜賀めい

    花音

    ワルイコトシタイ

     アホの子受けの魅力がぎゅっとつまった一冊。主人公の永遠が見た目不良なのに中身は今どきめずらしいくらい純粋な性格で、とにかくかわいい!王道的ストーリー展開だけど、永遠の友人や永遠を溺愛している兄たちが個性豊かなのでおもしろかった。ただ、そのせいで帝の存在感が少し薄いのが残念。

    3
    投稿日: 2013.12.05
  • 家賃半分の居場所です。

    麻生海

    家賃半分の居場所です。

    麻生海

    花音

    家賃半分の居場所です。

     浮気オンパレードな作品。浮気がテーマなのかなっていうくらい、全ての作品に浮気が絡んでいます。  表題作は浮気した恋人との同居を解消して、仕事仲間の家に住むことにした主人公の話。同じ部屋で寝起きするうちに二人の距離が少しずつ縮まっていくのが一話一話丁寧に描かれていてよかったです。普段あまり表情を変えない神崎がときどき見せる照れた表情や、主人公・白石に対する独占欲が垣間見えるような表情がよかった。  同時収録の『少しゆるめでも』は、万人受けはしないだろう話でした。超浮気症な彼氏と付き合っている主人公の話。言葉は悪いけど、攻めの性格が屑すぎて読んだあとモヤモヤしました。

    2
    投稿日: 2013.12.05
  • scarlet

    scarlet

    斑目ヒロ

    コミックマガジンリンクス

    scarlet

     斑目ヒロさん初読み。表紙絵の印象で少し癖のある絵なのかと思って手を出していませんでしたが、読んでみると全然気になりませんでした。  表題作の『scarlet』 ストーリーの魅せ方がすごく巧みだなっていうのが第一印象。ただ、短編だからか、亮がアキオに固執する理由やアキオが亮の全てを受け止める理由がよくわからなかった。そのせいで登場人物に現実味がなく、ドラマチックなストーリーの上辺だけをなぞったような展開に終始している感じがした。後日談はいらないから、前後編で描いて欲しかった。  同時収録の『俺の恋人』は自他共に認めるイケメン・ケイトと地味な雰囲気のナオキの話。俺様なふるまいをしつつもナオキにベタ惚れなのが丸わかりのケイトがいちいちかわいくて、おすすめ。

    1
    投稿日: 2013.12.05
  • 巡り合うよベイビィ

    木下けい子

    巡り合うよベイビィ

    木下けい子

    ディアプラス

    巡り合うよベイビィ

     男を見る目がなくて、どこか優柔不断な性格の先生。いい人には違いないけど、いい男かと聞かれたら、うーん……となってしまう。最後のほうは展開が唐突な感じで、先生と生徒という関係について、もう少し葛藤とかあってもよかったんじゃないかなと思います。  主役二人より先生の彼氏と空也のお父さんのほうがキャラが立っていたのと、一度読めば満足なストーリーだったので★2つ。

    1
    投稿日: 2013.11.30
  • キミは甘い甘い…

    花村イチカ

    キミは甘い甘い…

    花村イチカ

    ディアプラス

    トランキライズ

    表題作より同時収録されている「トランキライズ」のほうの印象が強い一冊。 「トランキライズ」 亜己と圭人は幼なじみで、圭人は亜己の「もの」だ。なぜなら、圭人に初めて会った瞬間、亜己は彼を自分のものにすると決めたから。 どんなに虐げられても亜己の命令には決して逆らわない圭人の気持ちと、亜己の本音は。 「キミは甘い甘い…」の流れで読み進めていったので、衝撃を受けました。かわいい絵にそぐわない、エグい内容。共依存というやつなのかな。亜己を見るときの、圭人の困ったような表情と昏い瞳にぞくっとします。病んでいるんだなって。 個人的には一生理解できないだろうし、理解したいとも思わない関係。再読するのはきつい内容だけど、非情に印象に残るストーリーでした。表題作はタイトル通りのかわいい話だったので★4つ。

    3
    投稿日: 2013.11.18
  • 青色契約

    池玲文

    青色契約

    池玲文

    スーパービーボーイコミックス

    池玲文さん

     画廊のオーナーである安藤は自身が所有する洋館に新進気鋭の画家である香川紲熔を囲っている。それは、紲熔が作品を完成させるまでの限られた関係だ。外の世界から切り離され、絵と安藤だけの生活を送るうちに紲熔にとって安藤の存在は大きくなっていって。  滅多に人の来ない場所でずっとひとりで絵を描いていて、たまに会いに来てくれるのはパトロンの安藤だけ。ましてや安藤は優しくて男前で、こんな状況で好きにならないほうがおかしい。  先が読めてしまうストーリー展開ではありますが、恋愛だけでなく、絵の師であった父との関係なども描かれていて、特に紲熔がいなくなった途端師匠からお父さんの顔に戻るところは読んでいて心が温かくなりました。   池玲文さんが描かれる、どこかインモラルな雰囲気が漂う色気のあるキャラが好きなので、実は『青色契約』は『媚の椅子』の加賦さんがちらっと出ていると知ったので購入しました。加賦さん本当にちょっとだけしか出てこないけど、やばいかっこいいです!

    0
    投稿日: 2013.11.18
  • 愛の言霊2

    愛の言霊2

    紺野けい子

    ダリアコミックスe

    愛の言霊

     高校の同級生で親友の大谷と立花の話。大谷目線で読むからかもしれないけど、大谷が彼女より立花を優先してしまうのがわかる気がします。だって、彼女は大谷のことをちょっと見下している。反対に、立花は大谷のことを対等な友人として認めている。  大谷は努力をしなかったかもしれない。だけど、それは大谷に直接不満を言わなかった彼女も同じ。  恋愛でも友情でも、対等な関係でないと長続きしないってことなんだと思う。いちゃついているわけではなく、ごく自然に一緒にいる二人の関係が好き。

    0
    投稿日: 2013.11.18
  • 愛の言霊

    愛の言霊

    紺野けい子

    ダリアコミックスe

    愛の言霊

     高校のときからの友人同士で、今は同棲している大谷と立花の話。一見、大谷のほうが立花に惚れているように見えるけど、実は……というのを、ゆきちゃんという第三者の目線で見せるのが上手いなと。すでにできあがっているカップルの話なので、付き合うまでの過程を読みたい人には少し物足りないかもしれません。  私はメインシリーズより、同時に収録されている短編『世界の果てまで』が好きです。幼馴染(男)が主人公(女)の元彼を好きになってしまう話。男を好きになりパニックになっている幼馴染のことを呆れた顔をして見ていた主人公の本心。全然気がつかなかった。BL漫画だけど、男キャラより主人公の女の子のほうがかっこよくて魅力的だった。

    1
    投稿日: 2013.11.18
  • 夢結び恋結び(1)

    桜城やや

    夢結び恋結び(1)

    桜城やや

    あすかコミックスCL-DX

    真面目に恋愛してます

     きっかけはともかく、青が隆明さんに潔く気持ちを伝えてぶつかっていく様が読んでいてすがすがしいです。大人で常識のある陸明さんと、まだ子供で欲望に正直すぎる青がこれからどういう関係になっていくのか楽しみ。

    1
    投稿日: 2013.11.16