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  • ヒマなのでハジメテみます。

    左京亜也

    ヒマなのでハジメテみます。

    左京亜也

    ディアプラス

    ヒマなのでハジメテみます。

    外見イケメン、中身ちょっと残念な希と、容姿も中身も男らしい凛太郎という、一見ちぐはぐに見える幼なじみ二人の話です。 一話目は少女雑誌に掲載されたもので、『BL風』程度の描写に抑えられていますが、この一話目がすごくよかったです。 お互いに対して独占欲丸出しなのに、それを隠して『幼なじみ』を演じてるのが執着好きにはたまりませんでした。 全体的に王道なストーリー展開で、最後まで安心して読むことができましたが、そのぶんハラハラドキドキ感はあまりなかったです。 ただ、ストーリー云々よりも、鬱陶しいくらい凛太郎のことが大好きな希が可愛くて萌えまくりましたし、左京さんの描かれる腹筋は素晴らしかったです。

    1
    投稿日: 2014.08.03
  • 七日間の囚人

    七日間の囚人

    夜光花

    キャラ文庫

    七日間の囚人

    主人公ふたりが密室に閉じ込められて距離を縮めていくという、状況萌え的なストーリーかなと思います。 残念ながらオチというか、この状況が誰によって作られたものなのかは簡単に予想できてしまって、なおかつ予想通りでした。 追い詰められた状況下の密室でセックスというのが、この本のテーマなのかな。 密室という状況から登場するのはほぼ主役ふたりだけなので、個人的な好みの問題もありますが、もうちょっと魅力的な主人公だったらよかったな。

    0
    投稿日: 2014.08.02
  • 私がモテてどうすんだ(2)

    私がモテてどうすんだ(2)

    ぢゅん子

    別冊フレンド

    私がモテてどうすんだ(2)

    2巻目ですが、終着点がまったく見えないです。 ラブコメディーというより、イケメンたちの色々なシーン(萌えだったりキュンだったり)の詰め合わせ的な一冊だと思います。 恋愛要素は薄いですが、何も考えずに読めて、読んだあとに素直に「おもしろかった」と思えるシリーズだと思います。 ただ、1巻ほどの勢いはなかったかな。

    3
    投稿日: 2014.08.02
  • エデン

    宮本佳野

    エデン

    宮本佳野

    麗人

    エデン

    志乃と高野が対テロリスト用の特別な課に所属していることもあって、恋愛よりストーリーに期待して読んでいました。 なので、綺麗にまとまってはいますが、0課の活躍がほとんど描かれないままラストまでいってしまってすごく残念です。 羽生の話は同人誌で描かれたらしく、本書だけでは羽生が志乃に執着していた理由含め羽生の背景がほとんど語られていませんし。 シキと圭吾、御手洗の三角関係の決着のつけ方に関しては、なんて言ったらいいのか…… 地雷に感じる方が多いのではないでしょうか。

    1
    投稿日: 2014.08.02
  • スターライクワーズ

    ぢゅん子

    スターライクワーズ

    ぢゅん子

    GUSH COMICS

    スターライクワーズ

    ぢゅん子さん。「レシピの王子様」のイメージで読み始めたから、初っ端のエロにびっくりしました。らめ・・・とか!! 主人公・すばるの弾けるエロぶりには若干戸惑いましたが、底抜けに明るい性格でストレートに感情を表現するところなんかが可愛いかったです。 長山は無口というよりも人と関わること自体を避けていて、学校では常にイヤホンをしている。そんな長山が、自分の気持ちに気がついたときの表情がすごく印象的。つま先から頭のてっぺんまで衝撃が走ったような、見ているこっちが恥ずかしくなるような顔。 あとは書籍自体の感想ではありませんが、書籍説明の文章がすばるの雰囲気をよく現して書かれているなと思います。

    0
    投稿日: 2014.06.07
  • パパ's アサシン。~龍之介は飛んでゆく。~

    SHOOWA

    パパ's アサシン。~龍之介は飛んでゆく。~

    SHOOWA

    HertZ&CRAFT

    パパ’s アサシン。

    続き物の1冊目。 表紙はダニエル(パパ)ですが、主人公はダニエルの子どもで高校生の龍之介(イケメン)です。 パパに片想いして悶々としている龍之介が可哀相なんだけど、かわいいです。パパの彼女に嫉妬して大粒の涙をボロボロ流したり、パパを想像してエロいことをする自分のことを変態だと思って悲しそうな顔をしてたり。 父親に片想いなんてシリアスになりそうな設定だけど、ところどころに散りばめられた笑いのおかげで暗く重い気持ちにはならずに読めました。 入江の弟・ゴンを始めとする脇キャラとの絡みも楽しく、今後の展開も全く予想できないので次巻が待ち遠しいです。 あとは、龍之介は心は一途だけど身体のほうはわりと無節操です。女の子を交えての描写もあるので、主人公と女の子の絡みが苦手な方は読む前に注意されたほうがいいかなと思います。

    1
    投稿日: 2014.05.09
  • こっち向いて笑って

    こっち向いて笑って

    市川けい

    シトロンコミックス

    こっち向いて笑って

    はじめの数話が浅野の視点で、残りが筧の視点で描かれています。 ストイックそうに見える筧が余裕をなくして浅野を押し倒すシーンや、浅野に買ってもらった缶コーヒーを飲まずに持って帰るところなど心にキュンとくる場面もありました。 だけど、どこかで読んだことがあるようなエピソードが多くて心にガツンと響くものがなかったです。 筧が浅野を好きになった理由なんて完全に予想していた通りだったし、主人公の年齢が違うので比べるのもあれですが、前作にあった初々しい切なさも感じられなくて。 「スロースターター」が凄くよかったから期待していたのですが、期待していたより萌えもトキメキもなくさらっと読み終えてしまいました。 あとは少しネタバレになってしまいますが、読み終わったあと受け攻めが最初に思っていたのとは違ったと感じる方が多いのではないかと思います。

    0
    投稿日: 2014.05.03
  • TOXIC 1

    TOXIC 1

    高橋燎央

    月刊コミックアヴァルス

    TOXIC

    中世ヨーロッパを彷彿とさせる美しい絵に期待を膨らませながら読み始めましたが、正直、期待外れでした。 全3巻に対して登場人物が多いからか、登場人物だけでなくストーリーにも厚みが感じられません。 癖のあるキャラが多く、主人公のルカも特殊な環境で育てられたせいもあって人間味に欠けているからか、最後まで共感できるところがありませんでした。 ルカではなく、唯一まともな兄を主人公にしたほうがよかったのでは? 「ブラックローズ」の面々が活躍するシーンも少なく、序盤に大層なページを割いて説明したわりにその設定を生かしきれていないと思いました。 再読はしないと思うので★2つです。

    0
    投稿日: 2014.05.03
  • パレット文庫 ときめき古城ロマンス 謝肉祭(カルネヴァーレ)の夜に抱かれて

    パレット文庫 ときめき古城ロマンス 謝肉祭(カルネヴァーレ)の夜に抱かれて

    真船るのあ

    パレット文庫

    ときめき古城ロマンス

    <あらすじ> 地味で大人しい郁とは正反対の兄が、イタリア人女性と結婚することになった。 しかも相手は貴族だという。 しかし、婚約者の兄・レオーネは兄たちの結婚に断固反対しているらしい。 郁は兄に頼まれ、レオーネを説得するためイタリアに行くことに。 そして、初めてのイタリア滞在中に迎えた謝肉祭の夜。 互いに仮装した姿でレオーネと遭遇した郁は、自分を郁ではない別人だと勘違いした彼に口説かれてしまう。 <感想> 王道の素晴らしさを、改めて実感しました! 奇をてらうことなく書かれているので、最初から最後まで安心して読むことができます。 これからどうなっちゃうの?というハラハラドキドキ感は薄いけれど、レオーネのドがつくほどのストレートな愛情表現に思わずキュンとなったり、あれだけ一緒にいれば普通郁だと気がつくのでは?とレオーネの意外な天然ぶりにツッコミたくなったり。 郁の話し方があまり高校生っぽくないのが少し気になりましたが、名前も教えてくれない年下の天使(笑)に一目惚れしてしまったレオーネのデレっぷりが素晴らしかったです。 年の差に加えて、外国が舞台というのも個人的な萌えポイントでした!

    1
    投稿日: 2014.05.02
  • プラトニックな愛撫

    佐々木禎子, 梅太郎

    プラトニックな愛撫

    佐々木禎子,梅太郎

    シャレード文庫

    プラトニックな愛撫

    主人公の譲は本人も自覚しているように真面目なだけが取り柄の優等生で、どこが魅力的ということもない普通の高校生。 反対に、少し複雑な家庭環境で育った本山は高校生とは思えないくらい大人びていて色気もあるし、それを本山自身も自覚している。 そんなふたりが、同じ高校に通う生徒同士だとは知らずに海辺で出会うところから物語が展開していきます。 大きな事件が起こったり、心にぎゅっとくるような劇的な恋愛だったりはしないんだけど、ふたりが少しづつ成長し、互いの日常のなかに入っていく過程がすごく自然に感じられてよかったです。 萌えはなかったけど、読んでよかったと素直に思えるような読後感で、表紙絵のイメージぴったりの清潔感のある話でした。

    0
    投稿日: 2014.05.02