間 文理さんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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孤独の発明 または言語の政治学
三浦雅士 / 講談社
とても、難解でした。
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文系の正式な教育を受けていない私には、理解が困難でした。
ただ、日本の哲学の理解には、仏教の理解が必要であること、そしてそれが現時点の私には困難であることがわかりました。引退したら、仏教を勉強してみ…ようかな、という気に、なったのは事実です。 続きを読む投稿日:2019.05.12
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AI vs. 教科書が読めない子どもたち
新井紀子 / 東洋経済新報社
AIもどきか、AIか。
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とても、勉強になりました。AIが、人間の知的作業を現時点で代替できるものではない、という著者の主張は、納得できるものでした。少し、安心した、というのが本音です。そして、読解力、国語の能力が人間に(現時…点で)固有の、AIにとって代わられることのない資質である、との言明に、深く共感しました。
ただ、ただですね、脳も多分、電気活動なんですよね。だったら、AIが、真の読解力を持たないとは、確信できないのです。。。 続きを読む投稿日:2019.05.12
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このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員が見たあり得ない光景~
マシンガンズ滝沢秀一 / 白夜書房
地球の将来を決するゴミ問題の、入り口として、最良の書の一つ。
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いいですね。とてもいいですね。難しい問題を、攻撃的にならず、かつ、多分あまり歪めることなく、呈示しているように見えます。
地球の将来を決するゴミ問題の、入り口として、日本人全員に読んでもらってもいい…ように思いました。 続きを読む投稿日:2019.06.02
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ガザに地下鉄が走る日
岡真理 / みすず書房
衝撃の光景が、目の前に。
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とても辛い、でも直視せざるをえないと思わせる、強力な経験でした。
パレスチナ人が経験している筆舌に尽くし難いことを、筆に表していただいたことに感謝しています。そして、著者の思いがこの地上に広がること…を、切に願っています。
私の小さな慰めは、この本の著者が、日本という国で、指定国立大学法人に属しておられることです。。。 続きを読む投稿日:2019.06.02
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数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学
大栗博司 / 幻冬舎単行本
ああ、難しかった。今、もう一度読んでいます。
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父から娘に贈る、とあるので気楽に手に取ったのですが。40年前高校の授業で習った数学はいったい、何だったんだろう。。。
1日に1〜2ページ。ときには2時間で5行ほど、しか進まなかったりして。それも、一部…あきらめて理解できないまま前に進んだりして。。
数IIIが、数IIが、数学のごく一部を撫でただけだったのが、よくわかりました。退職したら、もう一度大学に行こうかな、数学を学びに。
2回目、読みました。すこし、理解が進みました。ありがとうございます。でも、オイラーの定理、証明していないですね。どこで証明したのかと、何回か読み直してしまいましたよ、大栗先生。
ちなみに、最初Readerで購入しようかな、と思ったのですが、2人の息子たちに読ませようと、紙版にしました。あいつら、ちゃんと読むかな。 続きを読む投稿日:2016.07.06
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パリ行ったことないの(フィガロブックス)
山内マリコ / CCCメディアハウス
なんとなく、落ち着いた気分になれる、一杯。
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よく覚えていないけど、たぶん新聞の書評で読んで。
興味をそそられたのだけど、本棚に飾るようなものではないかな、と電子書籍で購入。
淡々とすすみ、と思っていたら、段々とあったかくなっていきます。いくつか…の人々の組み合わせが、予定調和のように。結構、うまいかも。 続きを読む投稿日:2016.02.03