
機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル
曽野由大,石井誠,岡崎昭行,サンライズ
ヤングエース
アッガイが徒歩でアメリカ大陸を横断!でも、アッガイは水中用では…
目的地キャリフォルニアに向けてアメリカ大陸を2体のアッガイが横断。 行く手にはその進行を妨げる連邦の機体が!? 果たしてアッガイは無事目的地に着けるのか? と、シリアスな雰囲気っぽいですが、 ぜんっぜんシリアスじゃないです。これはコメディ漫画です。 「ガンダムの本だからにコメディはない。」なんて幻想にとらわれないでください。 だって、ガンダムだけど主役は アッガイ なんですよ…。 ・野球をするアッガイ(1体は投手、1体はボールのトス) ・ボーリングをするアッガイ(1体は投手、1体はボール) ・ブレイクダンスをするアッガイ(1体は投手、1体はボールのトス) ・モグラたたきのもぐらになるアッガイ(もぐらとなって敵を翻弄) もはや、何でもありの展開です。 他にもアッガイ関連の本が出ているので、 ガンダムワールドではちょっとしたブームに!!
3投稿日: 2016.06.21
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク(4)
おおのじゅんじ,矢立肇・富野由悠季,バンダイナムコエンターテインメント
角川コミックス・エース
1年戦争終了。そして罪を犯した者の贖罪のあり方
グレイヴを倒し、1年戦争が終了した後の話です。 主人公は父から子(ヴィンセント)に移ります。 コロニー落としの贖罪として、 薬物投与されたクロエを治療するため地球に向かいますが、 そこにクロエの同郷があのMS(ペイルライダー)に乗り、 クロエに「一緒に来ないか」誘いに来ます。 クロエが治療により普通の人になることが自身の贖罪だと考えている ヴィンセントは命がけで敵を撃退します。 全4巻の4分の1をあてる、 作者がこの作品で伝えてかったのはヴィンセントの贖罪だと感じました。贖罪について人それぞれ異論はあるかと思いますが、言い終わり方だと思います。
2投稿日: 2016.06.20
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク(3)
おおのじゅんじ,矢立肇・富野由悠季,バンダイナムコゲームス
角川コミックス・エース
因縁のモビルスーツ対決に終止符が。舞台はモビルスーツから人への戦いに
地球で襲ってきたMSとの因縁の戦いに終止符が打たれます。 2巻とは違いMSの戦いがメインになり、展開の早さに驚かされます。 主人公は自分の目的は黒幕のグレイヴであることから 敵パイロットの命を救い、息子に託すなど無駄な殺生は一切しません。 息子も仲間を殺したパイロットの保護をすることをためらいましたが、 自分が参加したギレンが行ったコロニー落としの被害者が そのパイロットであることを知ります。 罪滅ぼしだったのでしょう、死んだ仲間に謝りパイロットの保護を行います。 そして、主人公はグレイヴがいる戦艦に乗り込み、最後の戦いに向かいます。 親子が敵味方に分かれるのは、ガンダム史上珍しいので 次の最終巻でどのようエンディングを迎えるか楽しみです。
2投稿日: 2016.06.20
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク(2)
おおのじゅんじ,矢立肇・富野由悠季,バンダイナムコゲームス
角川コミックス・エース
【ソロモンの戦い】1stのストーリーに引きずられているのがキズ
ジオンと連邦の共同隊が手を組み、襲ってきた連邦部隊と戦うのかな!?と 思いながら読みましたが、またまた外れました。 3つの部隊がそれぞれ戦うことなく戦力を蓄えますが、 オリジナルの展開が少なく、ソロモン攻略に参加するなど 1stのストーリーに持っていかれているのが良くないかな…。 せっかく連邦とジオンが手を組んだんだから、 もっとオリジナリティを出していいと思いました。 なお、ソロモンが今回の舞台なので、 ビグザムやガンダムなども出てきます。 特にビグザムは縦横無尽にビームを放ち、連邦艦隊を次々と沈めていきます。
2投稿日: 2016.06.20
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク(1)
おおのじゅんじ,矢立肇・富野由悠季,バンダイナムコゲームス
角川コミックス・エース
【連邦とジオンの協同】ファーストにはない新展開
連邦内部の不正を正す部隊の活躍だと思っていたら、全然違いました。 ・連邦部隊を襲う連邦部隊。 ・敵同士だったもの同盟。 ・相手MSが爆発しても生き残るMS ・改造人間らしい気が狂ったパイロット 部隊同士の関係性が目まぐるしく変わる第1巻です。 そこに親子関係も混ざってくるので、絡まった糸がさらに絡まりそう…。 ★読む際のコツ 関係図を書いて整理したほうが分かりやすいです。
3投稿日: 2016.06.19
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア6
大森藤ノ,はいむらきよたか,ヤスダスズヒト
GA文庫
知られたくないアマゾネス姉妹の過去が明らかに。救うは家族(ファミリア)の絆
青い空、白い砂浜、煌く太陽。 ラノベや漫画を読んでいれば必ず出てくる鉄板場面がとうとう出てきます。 ダンまちの場合、ダンジョンがメインなのでこの日が来るなんて考えてもいませんでした。 いつも明るいアマゾネス姉妹が主役で場所は海。 話の展開もきっと「明るく楽しいものになるんだな」と思っていたんですが、 本編も含めて1番重たい話になっていました…。 外に向けて発散するティオネと 内に向けてため込むティオナの対比が上手に書かれています。 また、2人の過去と現在の出来事が交互に何度も書かれていますが、 ストーリーが変なところで切れることもなく、読み手に違和感を 与えることなく次の展開に進めました。 意外な話ですが、 ティオネは共通語を話せなくティオナから教えてもらったみたいです。 ティオナも元々は話せなかったですが、大好きな「アルゴノゥト」の絵本を読んでいる内に学んだようです。 無意識の内に様々なことを吸収するティオナは天才キャラかも。 単なる天真爛漫だけと思っていた私ですが、反省し今日から見方を変えます。 ちなみに、フレイヤ打倒を掲げるイシュタルファミリアも登場。 時期はイシュタルとフレイヤが戦うよりも前。 本編ではなかった神イシュタルの挿絵もありますよ!←ここでしか見られない、要チェックや! 最後には穢れた精霊をイシュタルが持っている記述がありました。 オラリオ崩壊ってイシュタルとフレイヤの戦いを皮切りに、 他の穢れた精霊を放ってオラリオを混乱に陥れることなのかなぁ。
7投稿日: 2016.06.16
ぐらんぶる(5)
井上堅二,吉岡公威
good!アフタヌーン
【沖縄合宿後編】オトーリ中止により安堵する伊織と耕平。「2人とも、人生そんなに甘くないぞ」
沖縄合宿の真打ともいうべきオトーリ(酒の回し飲み)が中止になり、 伊織・耕平を除くメンバーは意気消沈。 だったら、自分たちなりのオトーリをやることに。 先輩たちは地獄から天国に、逆に伊織と耕平は天国から地獄に。 逃げ出そうにも先輩たちの神をも凌ぐスピードとサンオイルアタックで、 見事につかまり強制参加することに。 オトーリでは1人隠された力に目覚めた者がいます。 その名もケバ子。 真の力を解放することでバーサーカーモードになり、 闇夜を逃げる伊織と耕平を後ろから襲い サークル史に残る思い出を作り出すことに! これ、まじ怖い…。 オトーリの場面が1番の盛り上がりになりますが、 この盛り上がりに火をつけているのが、 前座(いえ、前座といえど素晴らしくおもしろい)の出来事です。 ・伊織の特殊性癖の目覚め>縛る、踏む(耕平談) ・ネギを使った民間療法>首、あ・そ・こ(梓談) ※今巻も最後に番外編(団結)があります。 学友同士の固い絆を確かめ合う感動?ストーリーです。 最後まで笑って楽しんでください。 次巻は梓とケバ子が通う女子大の大学祭がテーマになるみたいです。 荒れる展開になるのは間違いないかも…。
5投稿日: 2016.06.16
ぐらんぶる(4)
井上堅二,吉岡公威
good!アフタヌーン
【沖縄合宿前編】史上初!飲み会がない奇跡の巻。でも、やっぱり吹いた。
な、なんで?酒を飲む場面がほとんでない!!!!! [ぐらんぶる=お酒]という誰もが納得する公式が初めて崩れました。 内容もダイビング漫画らしく海底の描美しさやダイビングをする際の注意事項など 珍しくまともなことが描かれている!?と、思いきや、 やっぱり読者の期待をいい意味で裏切り、相変わらず笑わせてくれます。 ・全裸で海に入るので、思い出のアルバムはモザイクだらけ ・バナナボートで相手を落とすためにゲスな手段を行使 飲み会がないまま終わるかなと思ったんですが、 沖縄合宿の目的はダイビングよりも[オトーリ]なので、 体の90%は酒でできている奴らがそのまま帰るはずがない! ■サークルにおける合宿の論理的考証 ①オトーリ→②泡盛→③沖縄→④合宿 その通り、次巻まで沖縄編は続きます。 内容はもう予想がつきますよね。オトーリ(お酒の回し飲み)オンリー!
5投稿日: 2016.06.16
ぐらんぶる(3)
井上堅二,吉岡公威
good!アフタヌーン
【合コン・テニス対決編】酒の力を使わない笑い!伊織と耕平はゲスなのか?
やってきました。笑いの殿堂 第3巻。 千紗の画策で彼氏となった伊織は伊豆大の男性全員から敵視され 不幸の手紙や裏山に埋められる話を聞きます。 身の危険を感じた2人は合コンを開くことで逃れることに…。 合コンではチームワーク重視から個人戦に突入し、 男子同士がお互いの足をひっぱる始末。 テニス対決では相手に勝てないと感じたら場外戦に移行。 水分が蒸発するくらいアルコール分が高い酒を相手に飲ませたり、 サーブをコートでなく相手の顔に打って戦闘不能にさせたり…。 なんでここまで笑わせてくれる漫画が作れるのか、 原作者と漫画家のコンビスキルが高すぎます! ※今巻も最後に番外編(ポッキーゲーム ※1巻のデジャブあり)があるので、 最後まで笑って楽しんでください。
6投稿日: 2016.06.15
ぐらんぶる(2)
井上堅二,吉岡公威
good!アフタヌーン
【男コン編】笑いの期待は裏切らない!今回も人前で読むのはNG、吹きますよ。
やってきました。笑いの殿堂 第2巻。 ダイビングの名を謳ったダイビングの描写がない漫画。 でも、今巻は最初の方で実際に海に潜りダイビングの素晴らしさが語られています。 ※書かれているのは20ページくらいで残りの160ページはダイビングに関係ないことです。 まぁ、『ぐらんぶる』だからありかな…。 絶対に外せないお酒にまつわる話はどんどん出てきます。 ・千紗にウォッカ・テキーラ入りの烏龍茶を飲ませようとするが、 全部自分に跳ね返ってくる伊織と耕平の悲劇。 ・他サークルとの交流会では焼酎原液を2リットル飲むが 「ちょい残し、ちょい残し」の千紗コールから逃走。 ミスコンで1位になった千紗は男よけのために伊織を彼氏にしたてます。 ちなみに伊豆大の男女比率は男性:女性=100:2。 伊織は酒だけでなく、彼女がいない男子99人からの襲撃から逃げ切れるのか? なお、男性に笑いの出しにされた女性のために、 その男性に仕返しをした伊織と耕平はかっこよかったです。 ※今巻は最後に番外編(カンニングに命を懸ける男たち ※タイトルは勝手につけました)があるので、 最後まで笑って楽しんでください。
5投稿日: 2016.06.15
