
宇宙はこう考えられている ――ビッグバンからヒッグス粒子まで
青野由利
ちくまプリマー新書
楽しい、ワクワク
最初のヒッグス粒子のくだりがワクワクしました。 前半は素粒子の歴史やら何種類あるのやらで、素粒子について学ぶことができました。 後半は宇宙について、やはり話題はダーク×××に。他の本で読んだ話題ですが切り口が違うのか新鮮に楽しく読むことができました。
1投稿日: 2015.08.22「相対性理論」を楽しむ本 よくわかるアインシュタインの不思議な世界
佐藤勝彦
PHP文庫
最高です。
さすが佐藤勝彦先生 相対性理論なんてだいたい知っているつもりでしたが、改めていろいろ知ることができました。 特殊の方は具体例と共に数式の意味を1つ1つ理解しやすい内容でした。一般相対論文の数式はかなり難しいのですね、それでもなんとかわかりやすいように説明していただきありがたいです。最後は宇宙の始まりの特異点や虚数の時間にまで話題を突っ込んでいただきなんとも不思議、楽しいです。 この値段で相対性理論と宇宙の始まりを学べて大満足でした。
1投稿日: 2015.07.07宇宙のダークエネルギー~「未知なる力」の謎を解く~
土居守,松原隆彦
光文社新書
最新の観測技術が良くわかり、最高!!
えー知らなかったということや認識違いを再発見できる本でした。特に有名な研究成果など図表が多いのも良かったです。簡潔な記述でもわかりやすく書いてあるのが素晴らしいと思いました。 最新の研究や観測装置などの解説が活気あふれており、まだまだ宇宙のことが明らかになりそうと期待できることが分かりました。
2投稿日: 2015.06.21SF小説がリアルになる 量子の新時代
佐藤文隆,井元信之,尾関章
朝日新聞出版
量子論にくじけた人向け
量子ってなんてへんてこりん。量子論を理解しないで後ろめたいまま科学記者になった筆者らしいので、読んで「そうそうその通り」とまさに僕らの???な気持ちをわかってくれている。 そして、もう一人は、光通信でどうしても解決出来なかった問題が量子論で解決できたりして実践からスムーズに量子論を受け入れることができたらしい現場の研究者の視点と2つの視点で読めるのが良かった。 やっぱり不思議な量子の世界
1投稿日: 2015.06.09宇宙100の謎
福井康雄
角川ソフィア文庫
まぁまぁです
子供向けQ&A集の構成。 子供向けとは言いつつも、それぞれの専門家ががんばって回答してくれているのでそれなりにコアな内容があったりする。 でも読み終わって、すっきりクリアとまではいかないかな?ほどほどの満足感。 評価は、読む人のスキルによって変わってくると思いますが、おおよその謎をザックリと知りたいときにはいいかも。 目次からピンポイントで知りたい内容にたどりつけるだろうし。値段相応の感じ。 もっと知りたい人は、「宇宙のしくみ」佐藤文隆著がおすすめ。 もしかしたら、逆に↑を読んだ後にこれを読むと理解が深まるのかも?
0投稿日: 2015.03.04宇宙のしくみ
佐藤文隆
朝日文庫
これは良い
まだ読みかけ序盤だが、これは良い。 分かりやすい文章で結構深いところまで突っ込んだ説明をされており、引き込まれる。 宇宙を知るために電磁波、光、原子から解き明かしていくのだけど、目から鱗が・・・な感じ。 太陽が気体、純粋なダイヤモンドも炭素も関係なくなる純粋な原子から構成されるなどおもしろい。 ニュートリノ、宇宙線などよくわかっていなかったことも教えていただきました。 読んでいて、いろいろさらなる疑問はわいてくるのだけど、最初に書いた通り 私にとってはかなり突っ込んだところまで解説されておりありがたい。 おそらく、高校物理学程度の知識がある宇宙初心者にはありがたい本だと思います。 まだ最後まで読めていないけど、この価格でこの内容は満点。とにかく楽しい!!
6投稿日: 2015.03.04