
言ってはいけない宇宙論 物理学7大タブー
小谷太郎
幻冬舎新書
意外や意外に面白い
胡散臭さを感じるタイトルだが。もう知ってると思っていた事でも、切り口を変えるせいか新鮮に読むことができた。 おそらく言い回しも上手いのだろう。飽きずに読み進めた。とても面白くなるほどと思うような事が多かった。
1投稿日: 2018.09.24宇宙生物学で読み解く「人体」の不思議
吉田たかよし
講談社現代新書
細胞、生物の科学がしっかり分かる
再度読んだ。素晴らしすぎる。感動すぎる。 なんともかんとも素晴らしい。 今回は、内容の凄さだけでなく、文章の巧みさや感動的な表現が刺さった。例えば「しかし、その陰で、本当は無限に増殖したいという欲望にも似た根源的な性質は依然として細胞の中に生き続けているのです。」とか、くどくなく、さらりと分かりやすく表現しているのが、カッコいい。 →→→→→→→→→→ タイトルが「人体」となっていて、今一つ面白そうな気がしなかったが、読んでみると生物の化学的な仕組みがよく分かる。小学校以来コツコツと習ってきたあれやこれやが府に落ちる感じ。そして宇宙の成り立ちが分かる感じがした。
0投稿日: 2018.09.08生物の謎と進化論を楽しむ本
中原英臣,佐川峻
PHP研究所
学校の教えは間違ってた!?
小中学校の教えは、強く盲信するもので、その後の人生の指針とのなる物ですが。どうも間違った教えもあるようです。進化論が暗中模索な事がわかってびっくりです。なかなか手強そうですが、今後が楽しみです。考えさせられる一冊でした。
0投稿日: 2018.08.12もっとヘンな論文【無料試し読み特別版】
サンキュータツオ
角川学芸出版単行本
びっくりした
すごいなぁ。論文書いた山田先生もだけど、タツオ先生もどんだけ調べているのかと感心した。とにかくびっくり! ①調査②論文③発信の③をやらないというのは、なんにでも当てはまる感じで身にしみた。 無料試し読み版で一部だけだったので、他も読んでみたい気になった。
0投稿日: 2018.05.06宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八
小野雅裕
コルク
そこにある"何か"
"何か"に突き動かされて宇宙探索が推進されてきた感じが、なるほどと思った。最後は別の言葉に置き換えられて逆に陳腐な感じがして残念な感じですけど。 きっちりと他の文明や未来の姿を予想しているのが新鮮! 他にはない感じ。
0投稿日: 2018.04.28時間の不思議 : タイムマシンからホーキングまで ムムッ、虚時間?
都筑卓司
ブルーバックス
いろいろすばらしかった
データがTEXTではなくimageのためフォントサイズを変更できず非常に読みにくい。気になったキーワードにマーキングできないのも不便。 内容は、一般受けするよう砕いた表現のせいか非常に胡散臭いのだけども、実際にはいろいろと教えられることが多かった。特にプランク定数と量子論の位置と速度の関係の説明が良かった。肝心の虚時間については、いまひとつ説得力ないのは現状ではしょうがないだろう。それより最後の1000年後はもっとすごい理論出ているかもねというのは確かにそのとおりで、結局、井の中の蛙でしなかく未来の理論を知らずにいくのは非常に残念なことです。
0投稿日: 2018.04.22ホーキング 虚時間の宇宙 : 宇宙の特異点をめぐって
竹内薫
ブルーバックス
虚時間の解説は秀逸
時空の距離の計算に虚時間が必要なこと、 虚数の指数演算が振動になるとこ、 時空の距離がゼロになるのは光速、 などの解説は非常に分かりやすく、特異点を除去する方法などなるほどでした。
0投稿日: 2018.04.03宇宙一美しいガロア理論
上村恒司
幻冬舎メディアコンサルティング
私には、なかなか厳しい
途中から、あきらめ、、、 なんとなく雰囲気はわかったかなという点で4点。 大衆数学というのはなかなかよろしい。 あの世(虚数)とこの世(実数)の言い回しはとても解りやすいし、かなり気に入りました。
0投稿日: 2018.03.17クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説
堀川大樹
日経ナショナル ジオグラフィック
クマムシ博士のクマムシ愛が卍最強
クマムシ最強・・・というよりも博士のクマムシ愛最強。 挿絵がかわいい。 「クマムシ博士のむしブロ」を見るとさらにいろいろ面白い。
0投稿日: 2018.03.17宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論
青木薫
講談社現代新書
辛口な切り口で俗説を見直し
歴史の見解は、俗説を切り崩すもので、なかなか面白い。 人間原理への階段はもっと何かあるのかと思っていたが、あっさりと答えが出て、その後は、理由をあれこれ述べるのだけど、私には面倒になってくる、愚痴感がちと残念。
0投稿日: 2018.03.04