雀蜂
貴志祐介
角川ホラー文庫
えーそんなのあり?
ミステリーの醍醐味を感じる作品です。スズメバチとの壮絶な戦いが繰り広げられる一方で、妻の裏切りの謎解きが進みます。少しずつ解き明かされ、最後は「えーそんなのあり?」って感じです。
2投稿日: 2014.03.22密室の鍵貸します
東川篤哉
光文社文庫
コメディタッチの推理小説
ドラマ「私のきらいな探偵」の原作本。登場人物の軽妙なやり取りに思わず笑ってしまう。トリックはまじめに考えると解けなくなる。こんなコメディタッチの推理小説もありかな。
1投稿日: 2014.02.26親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】
五木寛之
講談社文庫
まさしく講談
河原者とのエピソード。平清盛の部下との死闘。恵信との恋。かしこまった所は少しもなく、まさしく講談。新聞小説だけあって、テンポもいい。
0投稿日: 2014.02.13そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー,青木久惠
クリスティー文庫
さすがは女王!
絶海の孤島で一人、また一人と殺されていく緊迫感。最後まで「誰が犯人なんだろう」とどきどきしながら読んだ。まさしくミステリーの王道だ。これから女王にはまりそうだ。
3投稿日: 2014.02.01犬はどこだ
米澤穂信
創元推理文庫
ミステリーの醍醐味
最初は軽いノリで進んで行くが、後半はミステリーの醍醐味を感じる驚きの展開。「えーっ、そうなるの」って感じ。これだからミステリーは止められない。
2投稿日: 2014.01.17私が殺した少女
原りょう
早川書房
肩の力が抜けた感じがいいです。
肩の力が抜けた感じの探偵沢崎の雰囲気が好きです。描写のひとつひとつにリアリティがあふれています。ストーリーも期待を裏切りません。やっぱ「このミステリーがすごい」の1989年ベスト1に選ばれただけのことはあります。
0投稿日: 2013.12.29人類資金I
福井晴敏
講談社文庫
リアリティが半端ない
真舟、M資金、防衛省情報局3つどもえのアクションとトリックが満載。リアリティが半端ない。読後、スカッとすること受け合い。
0投稿日: 2013.12.01けものみち(上)
松本清張
新潮社
人の本当の姿
人生を変えるため、夫を殺す民子。欲望からそれを追う刑事。人がその欲望に正直に従ったらどうなるか。利己的で残酷な人の本当の姿が明らかになる。怖いもの見たさで引き込まれてしまった。
0投稿日: 2013.12.01[図解]池上彰の 世界の宗教が面白いほどわかる本
池上彰
中経の文庫
一読の価値あり
海外では宗教の違いで戦争が起きることもある。普段宗教にどっぷりと浸かっていない日本人にとっては理解を超えている。だからこそ、宗教について知っておくべきかと。この本は興味深いエピソードがつまっており、わかりやすかった。
1投稿日: 2013.11.06グラスホッパー
伊坂幸太郎
角川文庫
痛快アクション!
3人の殺し屋の戦う場面など、映像が見えてきます。アクション、スピード感どれをとっても最高。読後、痛快な気分になります。
2投稿日: 2013.11.06