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litsさんのレビュー
いいね!された数354
  • マギ(34)

    マギ(34)

    大高忍

    少年サンデー

    少年マンガらしい最終局面へ

    前の巻まで二転三転していたのが、 一気に最終決戦へなだれ込む。 そこまでの流れを描いた巻です。 ちょっと方向を見失っているかな?と感じていただけに、 このシンプル路線(?)への回帰は嬉しいです。

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    投稿日: 2017.07.16
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

    夏期限定トロピカルパフェ事件

    米澤穂信

    創元推理文庫

    春期限定は序章にすぎなかった。

    春季限定もなかなかに楽しめましたが、 それを下敷きにしてより大きな話になっています。 伏線が収束されていくスピード感も変わらず。 春季限定から一年以上経っているという時間設定には驚きましたが、 登場人物の関係性を考えると妥当と思えてしまいます。 小山内さんのキャラがすごくいいです。 ヒロインとして万人ウケはしないかもしれませんが…。 熱い夏に、喉が焼けるほど甘いパフェ。 しかし、ほろ苦いのは何故なんでしょう。 最後の種明かしまでスリリングで、 一気に読み終えてしまいました!

    0
    投稿日: 2017.07.16
  • ボトルネック(新潮文庫)

    ボトルネック(新潮文庫)

    米澤穂信

    新潮文庫

    ミステリーではありませんが、ページをくる手が止まらない…。

    米澤さんというと、ミステリー色の強い小説をイメージするかもしれませんが、 この小説については、ミステリー色薄めです。 並行世界に迷い込むファンタジックな要素がありつつ、 展開される物語は、至ってリアリスティックでほろ苦い。 主人公がどうなってしまうのか、どんどん読み進めていくと、 いつの間にか終章。その終章は衝撃的でした。 ボトルネックというタイトルが余計にのしかかってくるというか。 楽しい話ではありません。 でも、引き込まれるくらい面白かったです。

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    投稿日: 2017.07.16
  • 春期限定いちごタルト事件

    春期限定いちごタルト事件

    米澤穂信

    創元推理文庫

    ライトミステリーというカテゴリがあるとしたら、まさにそれ。

    ミステリーは嫌いじゃないけど、読んでて疲れそう…少し軽めのものが読みたい。 そういう気分の時にぴったりな内容です。 ミステリーというカテゴリではありますが、誰も死なないし、大怪我をすることもないし、 心の傷は…どうでしょうか(笑)。それはともかく、気分を楽にして読めます。 ココアの話とか、ほんとどうでもいいのに、一緒になって考えてしまった…(笑)。 米澤さんの小説では、古典部シリーズに雰囲気が近いと思います。 古典部シリーズよりは登場人物の自己主張は少なめに感じますが、 まだ一巻なので、これからかもしれませんね。 小話をまとめつつ、終盤の大きな話に自然につなげていくのは 疾走感もあり、良かったです。 いちごタルトは、ちゃんと持っときなさいというとこだけかな、 つっこみたくなったのは(笑)。 次の巻も読んでみようかなと思える内容でした。

    1
    投稿日: 2017.07.06
  • なぜ「反日韓国に未来はない」のか(小学館新書)

    なぜ「反日韓国に未来はない」のか(小学館新書)

    呉善花

    小学館新書

    漠然とした感情的な理解が解けていくかのようでした

    タイトルは過激ですが、内容はいたってロジカルなものです。 韓国の国としての成り立ちから、その後の歴史を述べるとともに、 どのように今日の反日教育が形成されていったかを描き出しています。 筆者自身の体験談も交えてあるのもいいですね。 こういった韓国の歴史や事情はおぼろげにしか分かっていなかったので、 なるほど!と膝をたたきたくなりました。 もちろん別の見方を否定するもんではありませんが、 北朝鮮がおかしいのは前からだけど、韓国も別の方向におかしな国だな…と、 漠然とした感情的な理解をし続けているよりは、この本を読んで良かったと思います。 別の視点の韓国を描いた本も読んでみたくなりました。

    0
    投稿日: 2017.06.26
  • ひゃくにちかん!! 2

    ひゃくにちかん!! 2

    那多ここね

    となりのヤングジャンプ

    この巻から扉絵がカラーに!

    前巻は最初だけカラーでしたが、この巻は毎回の扉絵がカラー! 一話が短いので、結構頻繁にカラーを楽しめます。 色づかいがきれいです。 内容は1巻を楽しめた方なら、間違いなく楽しめると思います。 幼稚園メンバーの個性がどんどん出てきました。 さくらちゃんがいい味出してます(笑)。

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    投稿日: 2017.06.21
  • ひゃくにちかん!! 1

    ひゃくにちかん!! 1

    那多ここね

    となりのヤングジャンプ

    ほのぼのしたマンガが好きならおすすめです

    高校生の秀人と幼稚園児のちほが共同生活をすることになり、 そのドタバタを描くとともに、関係も変化していく様を描いたマンガです。 語弊があるかもしれませんが、ライトな「いちごドロップ」という感じ。 共同生活が始まる下りは、いやいや無責任すぎだろちほの親…と思ったものですが、 お話が面白いので、そこはスルーしてます(笑)。 とにかく元気なちほと、消極的な秀人の掛け合いが楽しく、 お互いの優しさが画からにじみ出てるようなところが素敵です。 また、ふたりをとりまく登場人物も、どこか抜けてて親しみが持て、 嫌なところがありません。特に秀人の友達である青木がいい味出してます! お話だけでなく絵も安定していますすし、 ほのぼのしたマンガが好きなら、気にいると思います。

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    投稿日: 2017.06.21
  • 星上くんはどうかしている(5)

    星上くんはどうかしている(5)

    アサダニッキ

    デザート

    最終巻!

    最終巻。 望と求の過去の清算(?)と、 物語が大団円に向かう様を描いた巻です。 答えはすでに出ていたのですが、 結末を大団円にすべく、ひとつずつ丁寧にお話をたたんでいきます。 どうしても平板な印象はぬぐえませんが、 必要なお話だなと読みながら感じると言ったほうがいいでしょうか。 ドキドキ感は薄いですが、気持ちの良い結末には欠かせませんから、 こういうところ難しいですよね…。 みんなで笑いあえるフィナーレになったと思います!

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    投稿日: 2017.06.21
  • 星上くんはどうかしている(4)

    星上くんはどうかしている(4)

    アサダニッキ

    デザート

    いさり、過去と決別する

    文化祭編。 話が進んで上の作品情報が内容を正確に表してません。 望の人気者化、求のぼっち化が進んでいますので。 文化祭でドタバタする裏で、この巻のメインは雲城との和解、 いえ、逃げてきた過去との決別です。 許す許さないの話ではなく、重いわだかまりを抱え込んでしまった 不器用な者同士の決着の行方は…? 雲城は唐突な登場に見えますが、1巻から脚だけは登場してるんですよね。 個人的には、清水さんがデザイナーとして登場してきたのが嬉しかったです。 清水さん可愛い(笑)。

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    投稿日: 2017.06.21
  • 星上くんはどうかしている(3)

    星上くんはどうかしている(3)

    アサダニッキ

    デザート

    表紙の立ち位置の意味が、本編を読むとわかります

    体育祭編。 望に告白したいさりですが、その答えは望らしい答えで、 悶々と思い悩む日が続きます。 望をよく知り、聞き上手な求に、いさりは相談を持ちかけます。 その相談が続くうちに、望に変化が…? 2巻よりさらにラブ度高めです。 個人的には、1巻のノリが好きだったのですが、話の展開上こうなって行くのかなと。 この辺、少年マンガと違うとこだと思います。少年誌なら1巻のあたりでまだうだうだやってるでしょう(笑)。 その辺は好みが分かれるとこだと思いますが、変な(?)寄り道をせずに、 着々とお話が進んでいく感じがします。なるべくしてなった展開といいますか。 毎回オマケマンガが楽しいです。 もっと描いてくれてもいいのにと思うくらいです(笑)。

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    投稿日: 2017.06.21
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