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litsさんのレビュー
いいね!された数354
  • 五等分の花嫁(12)

    五等分の花嫁(12)

    春場ねぎ

    週刊少年マガジン

    ついに風太郎が表紙!

    風太郎が表紙なのを見て、ああ…物語の終わりが近づいているのかなという思いと、男が表紙でも売上を気にしなくてもいいくらいの作品になったんだなぁという感慨がありました笑。 内容は文化祭編です。文化祭の始まりに、一花編とニ乃編まで。この巻もドキドキしながらも和むところは和んだり、笑ったり、謎のある展開を推測したり。とても楽しめました。 次が最後かな?とても好きなシリーズなので寂しくはありますが、大団円を見てみたいです。

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    投稿日: 2019.11.17
  • 少女葬(新潮文庫)

    少女葬(新潮文庫)

    櫛木理宇

    新潮文庫

    頭をガツンとやられる小説

    ホーンテッドの新刊が出たのとほぼ同時期に文庫化された本作。作者は同じながら、読み味は全然ちがいます。 とにかく、絶望が深い。全編でキナ臭さが漂っていますが、プロローグで結末を予測できるので、余計悲惨ですし、物語の持つ緊迫感に引き込まれて行きます。人生は意外と運の要素が大きい。選択肢を得られるのは幸運だ、と作中の人物も言いますが…この対比は…。居場所のあることの幸運を思います。 家庭内の暴君と化す父親、シングルマザーの彼氏が娘にちょっかいを出す…実際の事件でも見られる構図です。それだけに題材も身近で、深淵はすぐそばで口を開いているのかもしれません。なんとも言えない読後感です。

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    投稿日: 2019.11.01
  • ホーンテッド・キャンパス 夜を視る、星を撒く

    ホーンテッド・キャンパス 夜を視る、星を撒く

    櫛木理宇,ヤマウチシズ

    角川ホラー文庫

    シリーズの完結は近いかもしれない?

    前巻で引きのあった、こよみのおうちデートの話からはじまります。順調に仲が深まっているようでほんわかします笑。事件の方は、ブラックバイトの話など社会的なエッセンスを混ぜつつ、重くなりすぎないミステリと心霊といつもの雰囲気です。森司とこよみが卒業するまで、あとわずかになってきました。櫛木先生はどう物語に幕を引くのか。もう少し見ていたい気もしますけどね!

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    投稿日: 2019.11.01
  • 五等分の花嫁(11)

    五等分の花嫁(11)

    春場ねぎ

    週刊少年マガジン

    五つ子の今までとこれから

    前半は、五つ子の幼少時代(約束の日含む)から、中学生を経て、風太郎に出会うまでを描きます。約束の子目線の続き?もあり、種明かしであるとともに、彼女の物語がまだまだ続いていることを示唆しています。後半は、五つ子の今後にも関わる、自分の夢への独立の話。個人的には、金貸して、が最高でした!

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    投稿日: 2019.11.01
  • 僕と君の大切な話(6)

    僕と君の大切な話(6)

    ろびこ

    デザート

    もはや見守る心境

    前巻で、ついに相沢さんをデートに誘った東くん。その続きがこの巻です。もうニヤニヤしかありません笑。なんていうか、ふたりが可愛すぎて、それを見守る心境というか…。何度でも読みたくなる漫画だと思います!

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    投稿日: 2019.08.10
  • ホーンテッド・キャンパス 秋の猫は緋の色

    ホーンテッド・キャンパス 秋の猫は緋の色

    櫛木理宇,ヤマウチシズ

    角川ホラー文庫

    サボテン

    森司とこよみが両思いすぎて、相変わらずほんわりしちゃいます。小山内君は冒頭イラストで紹介する必要あるんでしょうか笑。事件の方は、いつもよりも登場人物が多いお話が多く少し混乱しましたが、テイストはいつも通り…妄執がすごいです。シリーズファンなら不安なく楽しめると思います。

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    投稿日: 2019.05.15
  • 五等分の花嫁(9)

    五等分の花嫁(9)

    春場ねぎ

    週刊少年マガジン

    さらに大きく動く恋愛模様

    三久が表紙ですが、三久は前巻大きな見せ場があったので、その流れにいます。 その代わり、ニ乃、一花がクローズアップされています。 二人は、前に行われた人気投票では4と5位でしたが、もう一回やったらどうなるか。 それくらいこの巻の彼女らは可愛かったです。二人の直接対決は好きなシーン。 ニ乃のポニテもかわいかった。ずっとあれでもいいんじゃないかな笑。 恋敵は姉妹というのが、この漫画の特徴でもありますが、 それをうまくまとめて、必要以上にギスギスさせない話の持っていき方がうまい。 そこに四葉を使っていて、姉妹をまとめる働きをしている彼女が今後どういう動きを 見せるのかも気になりました。 そして、五月。出番は多くないのですが、しっかり美味しいところ?を持っていきます。 マガジン購読していないので、次巻が待ち遠しくてなりません。 作画共に高いレベルを保っているラブコメだと思います。

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    投稿日: 2019.04.20
  • 五等分の花嫁(8)

    五等分の花嫁(8)

    春場ねぎ

    週刊少年マガジン

    見どころ満載!一歩進んだ関係の行き先は…。

    衝撃の?ラストだった7巻の続きです。 さらにラブ方面が前進します。 それでもコメディの部分を忘れないところはさすがで、 作画含めて週刊連載のレベルの域を越えてる!と、 思うくらいお話が練りこまれています。 最近のラブコメでは珍しくセクシャルな要素に頼らないお話でしたが、 旅行編ということもあり?肌色成分多めです。 ニ乃が表紙ということもあり、メインは彼女の大きな変化ですが、 その変化と前進に影響を受けざるを得ない他の姉妹達もみせ場があります。 一花の葛藤とその決着 ニ乃の男気?と一途さ 三玖の迷いと純粋さ 四葉の優しさと明るさ 五月の森…笑。 見どころ満載です。読み終わってしまうのが寂しかった! 次の巻も楽しみです。

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    投稿日: 2019.02.18
  • 歌舞伎町より愛をこめて : 路上から見た日本

    歌舞伎町より愛をこめて : 路上から見た日本

    李小牧

    CEメディアハウス

    ユーモアあふれる新宿から見た日本見聞録

    Newsweek日本版で連載していたコラムをまとめた本です。 かなり期間に幅があるので、言っていることが変わってきている部分がありますが、 そこも含めてとても興味深い新宿から見た日本見聞録だと思います。 ユーモアがあちこちからあふれているので、読んでいて退屈する本ではありません。 ただ、下ネタ?風の記述はけっこう多いので、そこは好き嫌い分かれるかもしれません。

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    投稿日: 2019.02.18
  • はたらく魔王さま!20

    はたらく魔王さま!20

    和ヶ原聡司,029

    電撃文庫

    千穂の活躍が楽しいけど、全体としては間延びしてます。

    この巻は、前巻の展開の収束にかなりの文量を割いており、 ストーリーの展開がゆったりなのは相変わらず。 良かったのは、 エメラダの真情の吐露 千穂の魔王へのお願い の部分。 これはこのシリーズっぽくて良かった。 魔王と恵美の同居は、踏み込み不足かな…。 もう少し生活のすり合わせに苦労したりとか、 クスッとできる部分がもう少し欲しかったです。 ついにバトルモードに入るようなので、 次巻は期待しています。

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    投稿日: 2019.02.04