ココすけのままりんさんのレビュー
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月魚
三浦しをん
角川文庫
登場人物 瀬名垣
この小説の登場人物 瀬名垣 なんて魅力的な、そして人間的な色気を感じてしまいます。男と女とかではなく。瀬名垣の生い立ちによるものなのか、自身によるものなのか。たくさん小説を読んできましたが、こんなにも登場人物の感情や心の機微を貪欲に知りたいと思ったのは他にはあまりないです。瀬名垣に会ってみたい、この作者さんに会いたい。そんな物語でした。
2投稿日: 2013.10.03
植物図鑑
有川浩
角川書店単行本
ラッキーアイテム
夫婦で植物 木や草お花を見ながらウォーキングをよくします。そこで必ず話題にでるのが 「ヘクソカズラ」 こんな名前付けたん誰や!でもこのヘクソカズラこそが重要アイテム、いやラッキーアイテムなのです。ファンタジーみたいな出合いだけど、長く離れていても2人のお互いの息遣いさえも聞こえて来るような、そんな心地よい流れでした。
0投稿日: 2013.10.01
塩の街
有川浩
角川文庫
読んだあとすぐに・・・
読んだ後すぐにもう一度読みたい、そして読んだのがこの作品です。一気に読んでしまったので、読み落としてしまった自分の感情がもったいなくて、拾おうとしたからです。この世界ではありえないことでも、なぜかスっと心に落ち着いてしまうのです。こんな事が現実に起こったら私ならどうするのか。読んでから3ヶ月は経っていますが、考える楽しみがまだ残っています。追伸 「How Can I Love」という曲がありますが、読みながらこの曲が流れていると、情景が浮かんで来てまるで映画を観ているようです。
29投稿日: 2013.09.30
