
宮廷神官物語 七(角川文庫版)
榎田ユウリ
角川文庫
果たして 藍晶王子も曹鉄も天青も鶏冠も・・・。
相手は、なかなかに手強い! そこで、ふと浮かんできたのが 柘榴婆さま。会いたいな。 柘榴婆さまに力を貸してもらえたなら、なんとかなるんじゃないかな。 ヒントをもらえるかも。いい考えだと思うんですが・・・。 この問題が解決しない限り、この麗虎国の未来はない! 重大な局面をどう切り抜けて行くのか、全く想像がつきません。 次巻がたのしみです。
1投稿日: 2019.10.31
宮廷神官物語 六(角川文庫版)
榎田ユウリ
角川文庫
天青とハクの名コンビが頼もしい!
やっぱり!うすうす感じていました。 でも、この状況がこの先すんなりと事が運ぶとは思えないし…。 どういう風に展開するのか、非常に期待と見ごたえありです。 『徴の宝剣』の力は、誰にどこに及ぶのか、 これもまた、麗虎国の運命を変えるのかなあ!
0投稿日: 2019.07.05
後宮の烏2
白川紺子,香魚子
集英社オレンジ文庫
『淡く、あえかな光だ。』せつないなぁ。
高峻の腕に残った傷あとが・・・。 寿雪が寿雪である為には・・・。 寿雪の寿雪を取り巻く環境が果たして・・・。 いるのかいないのか烏と梟が招くものとは・・・。 ひとつひとつのでき事の、 「言葉」がとても暖かくて、簡潔だけど伝わってくる感動が余りある事。 「描写」が血のにおいさえ伝わってくる程の繊細さ、かつ戦いの時などの動きの速さが目まぐるしい。迫力が! この先、謎は深まるばかりですが、これも楽しみ。
0投稿日: 2019.07.01
ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~
三上延
メディアワークス文庫
不思議な時間軸を行ったり来たり。
あの時この時の事を思い出させてくれる、なんとも不思議な感覚の、今のビブリア古書堂の空気感がおもしろいです。 それは、やっぱり娘の扉子ちゃんの存在が大きいかな。 栞子さんの読みの深さというか、真面目さが、さらに扉子ちゃんを大物にしていくような気がします。この先の成長が楽しみです。 今までに無かった、あわてる栞子さんに温かい人間味を覚えます。
0投稿日: 2019.05.17
宮廷神官物語 五(角川文庫版)
榎田ユウリ
角川文庫
天青が何を思うかってことが・・・。
憂える麗虎国の行く末は、安泰か破滅か? その鍵はいったい誰が握っているのだろう。 ますます分からなくなってきた。何を目的に? そんな中で、天青最大級のエピソードによって力づけられたり、 明確化されてきた考え方が頼もしくもあったりする。 ますます目が離せない!
0投稿日: 2019.02.13
神様の御用人8
浅葉なつ
メディアワークス文庫
このBarでこのメンバーとシャンディガフで乾杯してみたい!
軽妙洒脱!この言い方以外は考えられない! 金長さんの物語の、あの跋文とやらが最高! 人が、今も守り抜いている秘密とは? 前に登場した神様たちも、ひとの世界に溶け込んでいて、 ちょこちょこ手助けしてくれるので心強い?!良彦くんがそう思っているかは・・・。 それから、黄金問題はいつ解き明かされるんだろう。気になります。
0投稿日: 2018.12.21
宮廷神官物語 四(角川文庫版)
榎田ユウリ
角川文庫
あれも、これも、それも、あ~!
窮地に陥れば陥る程、それを克服した時には、天に叫びたい!喜びが待っているもので、そこが一番ワクワク胸躍る瞬間なのです。 知りたいことが山ほどあって、気になることもたくさんあって、あ~! 早く続きを読みたい。
0投稿日: 2018.11.06
宮廷神官物語 三(角川文庫版)
榎田ユウリ
角川文庫
ますます、一刻たりとも目が離せない状況に!
エッ!耳を目を疑いました! こう来ましたか。思ってもみないところに難問題がひそんでいました。 その影響力は、いかほどのものなのかを推測できないだけに・・・。 もう懐かしい感じの柘榴婆殿にも会いたいし、意味深の手紙の内容も気になるし、 ある人物の祖父・父の関わり方も知りたいし、さあ『四』へ急ごう!
0投稿日: 2018.10.29
宮廷神官物語 二(角川文庫版)
榎田ユウリ
角川文庫
不器用で頑固だからこそ、お互いに思う心が・・・。
本巻では更に、この憂える麗虎国の次代を、きっと担うであろう人物の出現か? とんでもない登場の仕方に、驚きと謎と期待は深まるばかり! とても頑張っている鶏冠さんに、なんとかご褒美として「あれを」もう一度チャンスがあればいいのになと思う。この時の鶏冠さんが自然で人間的に魅力あふれているので。
0投稿日: 2018.10.23
宮廷神官物語 一(角川文庫版)
榎田ユウリ
角川文庫
心から笑った顔をいつか見てみたい。その時こそ!
小気味よい展開にひっぱられて、もうちょっともうちょっとと先を急いでしまいました。止まらない! 出番の少ないわき役の人たちまでも、ほんの少しの表現でもって、イキイキとした人となりを思い描けてしまうってうれしい事です。 たとえば、婆殿の一礼する心がすべて。用心棒が川でみせる一面。などなど。 もちろん、鶏冠さんも天青も曹鉄さんも魅力あるおもしろい方々です。
0投稿日: 2018.10.15
