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とある本読みさんのレビュー
いいね!された数7
  • 移住者たちのリアルな声でつくった 海外暮らし最強ナビ アジア編

    移住者たちのリアルな声でつくった 海外暮らし最強ナビ アジア編

    室橋裕和,海外移住情報研究会

    辰巳出版

    うん、少々古い。

    2017年出版。 内容的にはもう少し古い。この10年は大きな10年でアジアも日本も変わった。 例えばタイは当時まだ外国人を受け入れていたけれど、今は管理を強化している。現在地の通告義務なんかがその例。 おそらく「旅行に来て欲しい。駐在員はいいけれど、それ以外はできれば来てほしくない」というのが本音ではないか。 実はタイは人口減少に入ったので、日本と同じ少子高齢化と不法労働者問題で悩んでいる。かようにアジアが全て「若い」わけではない。 こういったイメージとの乖離は実際に来てみないとわからないことかもしれない。

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    投稿日: 2023.09.23
  • オモテ金融

    オモテ金融

    青木雄二

    徳間文庫

    特にためになるものはない

    古い本だってのもあるけれど、特にためになるようなことは書いてない。 基本的には苦労人の愚痴。 いくつかは思い込みで明らかな間違いの部分もあるし、当然両面から見る必要があることが大半。

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    投稿日: 2023.07.02
  • ナニワ金融道 スーパー不況を乗りきるゼニの実学

    ナニワ金融道 スーパー不況を乗りきるゼニの実学

    青木雄二

    SMART BOOK

    苦労人の苦労話

    この人の漫画がブレイクしたってのは当時の時勢がそうだったということだろう。 実に不幸な時代だったんだなぁと。 基本的には苦労人の苦労話。 先人の話ってのは、それなりに聞くところはあってどうするかは聞く人次第だけれども、ネガティブな話は人をネガティブにする。どちらかと言うと反面教師みたいな本。

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    投稿日: 2023.07.02
  • 世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由

    世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由

    荒木 博行

    日経BP

    毎年の年末年始に

    内容的には非常に薄く、ある程度の年齢の人なら「ああそうだったな」とすぐに思い出せるような内容。格別深い分析がされているわけではない。 そうであっても経営者や管理職層であれば年に一回自戒を込めて読み直しても良いと思う。大したボリュームもないので、長くても半日もあれば読み終えるでしょう。 「人の振り見て我が振り直せ」は今でも有効だよなぁと。

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    投稿日: 2023.01.18
  • 2030年に勝ち残る日本企業

    2030年に勝ち残る日本企業

    山本康正

    PHPビジネス新書

    いかにもな本

    後から筆者のプロフィールを見て納得。 生物学から理学に進んでフィンテックへと。 多分この人自分で買い物したりって日常生活に対する実感って少ないんじゃあないかな。アプリ上の購入と実店舗での買い物の手順の違いとか分かってないようだし。。。 アメリカみたいに冷凍食品と乾きものオンパレードが普通だと思ってそうだ。 他産業での技術に関しても表面的な理解しかしてないような感じ、データ読み取り技術、QRコード、非接触型データ交換とか。どれだけの世代交代があったかなんて知らないんだろうなぁ。いかにもな学者さんにありがちな、言葉は悪いが、専門馬鹿的な著書。

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    投稿日: 2022.12.01
  • 楽園とは探偵の不在なり

    楽園とは探偵の不在なり

    斜線堂有紀

    ハヤカワ文庫JA

    レーベル変更ご注意ください

    レーベル変更なので既読かもしれませんよ。ご注意ください。 積読中のため本文無し。

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    投稿日: 2022.11.16
  • 株式投資で勝つための指標が1冊でわかる本

    株式投資で勝つための指標が1冊でわかる本

    小宮一慶

    PHPビジネス新書

    タイトルに偽りはないんだけれど。。。

    ものすごく基本的な内容で当然知っているはずの内容。 でも知ってるからと言って勝てるわけでもない。転換点当てギャンブルを推奨するような基調なのでお勧めはしない。この30年の米国株を勉強するための教科書として活用すればいいかなぁ。 株式投資ってのは、上がる株ってのは大概は指標が悪いものなんだけれどそれを買えるかどうか、なぜ買うかを決められる人が勝つゲームだと思うなぁ。

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    投稿日: 2022.11.11
  • 伊勢神宮とアマテラスに隠された謎

    伊勢神宮とアマテラスに隠された謎

    あおきてつお

    Benjanet

    まあ、いわゆる俗説本とかの一種

    流石に広開土王の碑文やその他当時の資料と合わない考察はどうかと思う。 400年ごろに高句麗に負けたときは、倭は鉄鎧の歩兵に対し高句麗の騎馬で負けたわけだし、当時の鉄の主生産地は加羅。当時の主要道である対馬-瀬戸内海-河内海から外れた出雲。この頃でも新羅はまだ高句麗の属国のようなもの。技術は倭から伝わった方が自然でしょう。半島対策で北九州の安定が先で、後回しなのもごく自然。伽耶の支配権を失ったのは6世紀半ば。同時期の併合。長年資源を供給してくれた同盟国に礼を尽くしたんだろうと思います。 天武天智や天照大御神については、個人的には半分はうなずけますがほぼ炎上案件。ここに触れようとすると「天武って誰?」をなかったことにはできないから。 あくまでも俗説を漫画にしたもので確定した学説ではないことを理解したうえで楽しむべき本。

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    投稿日: 2022.10.10
  • 損料屋見鬼控え 1

    損料屋見鬼控え 1

    三國青葉

    講談社文庫

    退屈で読み切れなかった作品

    基本的に手を付けた作品は読み切るようにしてはしているんだけど。。。 まあ、なので積読の消化が遅いわけで。 これは退屈で結局ギブアップ。手を付けて数か月掛かった。 テンポが悪くて進まない。「どうする」「どうする」や同じ説明の繰り返し。稼業や家族の説明なんて一回で十分。一冊の本の中でそんなに必要か? 多分他の作家さんなら半分ほどのページ数だと思うなぁ。基本的には「見鬼」というのは舞台道具の一つで、あまり意味はない人情噺。それならそれで、普通に人情噺を書けばいいのにと、思うんだけどねぇ。「損料屋の人情噺」で良いじゃないか。 流行に乗ったか大人の事情か。もしくは、悪くとれば話の導入部を整えるの面倒くさがったか。

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    投稿日: 2022.09.01
  • 沖縄から貧困がなくならない本当の理由

    沖縄から貧困がなくならない本当の理由

    樋口耕太郎

    光文社新書

    おかしなところがいくつも。。。

    前半はまあ沖縄分析論としてそれなりの説得力を感じながら読んでいった。興味深い内容だったし中華文化の影響強いなぁとは感じながらも東南アジア全体こんな感じだよなと(現在在住中) 途中からおかしな流れに。。。 まあ著者は教育者であるので中盤はそれなりに理解できたけれど、ホテルあたりからおやおやと。だいたい結果を出した経営者を挿げ替えるか?あの連中が?ってところから、日本全体の問題でもあると言い出しておかしなことに。。。。 外資ビジネスばかり見て次に沖縄にいったから日本を見てないんじゃあと。 まあ、前半は面白いです。が、その内容も結構いろいろなところで言語化されているので特に目新しいところはありません。 多分、2016年初出な分古いんでしょうね。

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    投稿日: 2022.04.20