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トトラッシュ@さんのレビュー
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  • 幕張(1)

    幕張(1)

    木多康昭

    HS

    行け!稲中卓球部の亜流だが、木多節が随所に・・・

    当時、ヤングマガジンで連載されていた“行け!稲中卓球部”の亜流漫画が 数多く見られましたが、これもその1つだったと思います。 ただ、いま読み返すと要所要所に木多節と思われる、毒のあるボケと突っ込みがあり、 後の“泣くようぐいす”や“喧嘩商売”につながっているような気もします。 “喧嘩商売”のギャグパートがお好きな方にはお勧めできます。 2巻くらいから徐々に“稲中”とは違う、木多ワールドになっていきますので、 そのへんくらいまでは我慢して読んでいただければ、独特のノリになってきて 私のように面白く感じてくるのではないでしょうか? みんなで最終巻の壮大なオチでずっこけましょう!

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    投稿日: 2016.03.12
  • ケンガンアシュラ(15)

    ケンガンアシュラ(15)

    サンドロビッチ・ヤバ子,だろめおん

    裏少年サンデー

    第1回戦打ち上げパーティーから面白い。

    第1回戦打ち上げパーティーから2回戦Aブロック第1仕合 今井コスモ vs 阿古谷清秋の終盤まで掲載。 おまけ漫画は阿古谷清秋が主人公の“告白” 打ち上げパーティーから色々な伏線が張られていて面白い。 勝ったキャラだけではなく、負けたキャラにもうまく光を与えるところが素敵。 第1仕合も白熱した描写で面白かったです。 おまけ漫画もおまけを超えた内容で面白かったですが、 なんとなく『熱闘甲子園』のように試合のダイジェストを見せる前に 負けたチームの紹介をしているように感じました。 負けるのか・・・阿古谷・・・いいキャラなので頑張ってほしいものです。

    1
    投稿日: 2016.03.10
  • 刃牙道 10

    刃牙道 10

    板垣恵介

    週刊少年チャンピオン

    武蔵vs勇次郎 熱い!

    宮本武蔵vs範馬勇次郎の激突から、本部の乱入まで掲載しています。 チャンピオン掲載時は色々と意味が解らず、苦笑いしていましたが、 単行本で改めて読みなおすと、武蔵vs勇次郎の描写に圧倒されました。 さらに後半はお笑いパートだったので、緊張と緩和ができ、大いに楽しめました。

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    投稿日: 2016.03.08
  • 昭和不老不死伝説 バンパイア 1

    昭和不老不死伝説 バンパイア 1

    徳弘正也

    スーパージャンプ

    狂四朗2030が好きな方は是非。

    不老不死のバンパイア:マリアと、覚醒者:本田昇平、それを狙う比丘尼クラブと十文字篤彦を軸に 物語が展開します。 ストーリーは重厚で、同作者の“狂四朗2030”がお好きな方は是非読んでみてください。 前編となる“昭和不老不死伝説”と、後編となる“近未来不老不死伝説”の全10巻。 人間の汚さを描かせれば漫画界でも随一の徳弘正也。本作でもいかんなく発揮されていました。 また最終話がグズグズな徳弘作品の中では珍しくうまくまとまった本作。非常に面白かったです。 ただし性描写が多いので、通勤・通学中には非常に読みにくいです。

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    投稿日: 2016.03.04
  • ザ・ファブル(5)

    ザ・ファブル(5)

    南勝久

    ヤングマガジン

    テンポ、ストーリーの展開がどれも読みごたえがありました。

    ミサキが、自宅前で小島に脅されているところから始まり、色々ありながら ミサキが追い詰められて車で連れて行かれるところまで掲載されています。 合間合間に見せる佐藤(兄)の殺し屋の顔と、貝沼のストーカーっぷりが素晴らしかったです。 テンポ、ストーリーの展開がどれも読みごたえがありました。 今のヤングマガジンの柱となっている作品です。 ご興味を持たれた方は是非、1巻から読んでみてください。

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    投稿日: 2016.03.04
  • スモーキング(1)

    スモーキング(1)

    岩城宏士

    ヤングマガジン

    D.B.Sの焼き直し。

    完結せずに連載が終わった前作D.B.S(ダーティー・・ビジネス・シークレット)の焼き直しです。 大まかな設定はほとんど同じで、反社会勢力相手の殺し屋のお話です。人数が大所帯から4人に減りました。 ストーリー性はD.B.Sの1巻に比べると『必殺 仕事人』(後期)のような正義感あふれる雰囲気になり、 やや説教くさいです。 ただ、この作者の独特な作風が良い味を出しており、つい読んでしまっていますが、 同じような設定にするならば、D.B.Sを完結させてほしかったです。 まずはD.B.Sまたはヤングマガジン(月1連載)を読んでいただき、その続きが読みたいな・・・と思った人は 読んでみてください。

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    投稿日: 2016.02.10
  • 喧嘩稼業(5)

    喧嘩稼業(5)

    木多康昭

    ヤングマガジン

    発売までものすごく待たされましたが、納得できました。

    主人公:佐藤十兵衛と、その師匠:入江文学らが佐川睦夫と佐川徳夫を バックステージで戦わせるよう調略をしかけているところから再開。 十兵衛、入江文学と因縁のある梶原修人が、それをいかに妨害するかが見所でした。 いよいよ陰陽トーナメント 第1試合 梶原修人 vs 工藤優作が開始。 ほぼ梶原修人のターンでしたが、もの凄く面白かったです。 おまけ漫画は、入江文学と対戦する桜井裕章の最格エピソードでした。 ヤンマガ連載時にはなかった物語の続きも巻末に載っておりましたが、 これがまた色々な人の繋がりや物語の伏線が見えて、面白い話でした。 また作者の休載の言い訳のようなもの、梶原修人の小ネタもあり、おもわず苦笑いしました。 5巻発売までものすごく待たされましたが、私はこの話だけでも納得できました。 第6巻も4月に発売するということで、楽しみにしています。 本編、おまけ共に非常に盛り上がる5巻。是非、読んでみてください。

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    投稿日: 2016.02.04
  • 珍遊記2~夢の印税生活編~ 1

    珍遊記2~夢の印税生活編~ 1

    漫☆画太郎

    ビジネスジャンプ

    画太郎ファンなら買い。画太郎版“大甲子園”

    “珍遊記”、“まんゆうき”、“地獄甲子園”、“ZOO1”など画太郎ワールド総出演です。 1巻から飛ばしています。上記の漫画を読んだ人なら、抱腹絶倒間違いないです。 お下劣、不条理、コピー連発ですが、とにかく面白い。 “珍遊記”の映画化で、画太郎に興味がでた方は、是非。いい意味でも悪い意味でも読みやすいです。

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    投稿日: 2016.02.02
  • 味いちもんめ~にっぽん食紀行~(5)

    味いちもんめ~にっぽん食紀行~(5)

    倉田よしみ,福田幸江,あべ善太

    ビッグスペリオール

    “なまず”料理のお話が面白かったです。

    本巻は“なまず”料理のお話が面白かったです。 私も茨城県で食べたことありますが、あの淡白さが懐かしく思いました。 料理の絵も、食べるところもおいしそうには思えないのですが、話を読みながらだと もの凄く食べたくなりました。 『味いちもんめ』や『新・味いちもんめ』に比べると、ハプニングもなく、ぬるま湯のような展開で、 毒にも薬にもならない漫画ですが、なぜかはまってしまうんです。 2話完結のお話が多いので、コンビニ本感覚で読んでみてはどうでしょうか。

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    投稿日: 2016.01.29
  • ケンガンアシュラ(0)

    ケンガンアシュラ(0)

    サンドロビッチ・ヤバ子,だろめおん

    裏少年サンデー

    外伝ですが、ファンなら買いです。

    ケンガンアシュラの外伝です。 ・今井コスモ、・若槻武士、・ガオラン・ウォンサワット、・ハサド、・英はじめ、・片原滅堂のストーリー。 特に片原滅堂のストーリーでは、若いころの滅堂と拳願会や呉一族とつながりができるところが描かれていて 面白かったです。 なんとなく熱闘甲子園のように、トーナメント2回戦で負ける人たちの“あれ”かな?と思いましたが、 そうではなく、うまく各キャラを掘り下げていたと思います。ファンなら買いと思いますので、是非。

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    投稿日: 2016.01.28