
となりの妖怪さん 3【電子限定特典付き】
noho
イースト・プレス
姿形は違っても
人間、妖怪、さらに神様までがあたりまえのように共存する世界で、妖怪といっても「となりの」という身近で、忌み嫌うものではなく「さん」をつける存在というタイトルが、やさしい世界観をよく表している。
0投稿日: 2024.05.08
院内警察 アスクレピオスの蛇 1
林いち,酒井義
ヤングチャンピオン
新しい視点の医療もの
病院内の問題を扱う作品はあるが、それを専門に扱う院内交番、院内刑事の存在が新しい。刑事という視点から病院内部のできごとや医師たち、人間関係をとらえていく。
0投稿日: 2024.05.07
ラーメン赤猫 2
アンギャマン
少年ジャンプ+
人間っぽい猫たち
猫のキャラクターたちが、それぞれ個性があり過去もあり、かわいいというより人間っぽい。特別な人間だけではなく、普通に人とコミュニケーションをとり、人と同じ作業をするのが新鮮。
0投稿日: 2024.05.07
バーテンダー 1
城アラキ,長友健篩
スーパージャンプ
お酒を思い浮かべながら
カクテルの説明が丁寧で、どんな味かを想像させる。「優しい止まり木」というバーテンダーの呼び名の由来が、溜の人柄と重なる。
1投稿日: 2024.05.07
瓜を破る 2巻
板倉梓
週刊漫画TIMES
普通の裏に隠れているものは
年代や性格、職業や生活環境などさまざまな女性(と男性も)が抱える悩みを読んでいくうち、自分にもある部分に気づいたり、前向きになるヒントを与えてくれるところが多くの人に支持される理由かと。同一キャラクターの話が間をおいて続いていくのは、時間の経過が感じられる。
0投稿日: 2024.05.07
シティーハンター 8巻
北条司
コアミックス
男性コミックの傑作
シリアス、ギャグ、人情、アクションの配分がよい。何と言ってもやはりヒーロー冴羽のキャラクターの魅力が大きく、これだけのロングヒットになったと思う。昔ながらの男性コミックのよさが詰まっている作品。
0投稿日: 2024.05.07
魔女と野獣(3)
佐竹幸典
ヤングマガジン サード
オリジナリティーあふれる
キャラクターや場所、魔女などの設定がオリジナリティーにあふれている。ストーリーの展開も予測できない。トーンが暗めの画がストーリーにあっていて、独特な雰囲気がある。
0投稿日: 2024.05.07
からかい上手の高木さん(5)
山本崇一朗
ゲッサン
さわやかなからかい
互いを想いながらのからかいは、いじめのようなあくどいところがなくさわやかでよい。「想い出」でアルバムを見る母となった高木さんの表情、そして最後の表札の名字の見せ方がうまい。
0投稿日: 2024.05.07
正直不動産(4)
大谷アキラ,夏原武,水野光博
ビッグコミック
正直営業の反撃
タイトル自体が「正直」と「不動産」が相いれないことを語っているが、そういう情況のなか否が応でも嘘がつけなくなってしまうという設定が面白い。そして苦しみながらも嘘でごまかさなくとも仕事をうまくやっていく、ヒーローの営業マンとしての能力がよけいに光る。不動産取引についても知識が得られる。
0投稿日: 2024.05.07
外科医エリーゼ 3
mini,yuin
KADOKAWA
人生やり直しもたいへん
目を覚ますと前の人生に戻っていたというストーリーは他にもあるが、人生をやり直すのに、医師だった経験をいかし現代医療をもちいて女性ながら功績をあげていくのが面白い。以前よくなかったことを改め、後悔しない人生を築こうと強く意識しても、そう簡単にはいかないところもリアル。
0投稿日: 2024.05.07
