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理科好きさんのレビュー
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  • 夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

    夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

    水野敬也

    文響社

    毎回楽しみに

    毎回楽しみにしているシリーズ。 今回は、ひょんなことから余命わずかであることを告げられた主人公が、妻や幼いわが子に何を残せるか、っていう想定(なので死神付き)。 焦る主人公ともちろんマイペースなガネーシャ。 おなじみの神様たちも登場し、ひとつづつ課題をこなしていく。 と、後半に衝撃の展開が!! という感じで、シリーズの中でもかなりいけてる作品です。

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    投稿日: 2020.11.17
  • ルパンの星

    ルパンの星

    横関大

    講談社文庫

    ドラマは見ないけど

    このシリーズは結構気に入っています。 今回、警察一家と泥棒一家の間に生まれた娘が、大きくなって、状況が見えてくることで困惑するっていう流れ。 まだまだ話は続きそうで、種も蒔かれていたので、自作も楽しみに待ちたいと思います。

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    投稿日: 2020.11.16
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)

    螺旋の手術室(新潮文庫)

    知念実希人

    新潮文庫

    ちょっと無理が

    手術ミスと思われていた死亡事故が、実は殺人ではないか、それも、医学部の教授選と関わっている? と話は展開し… ただ、主人公にもあまり感情移入がしにくく、最後の種明かしも…。 種明かしから逆算して書いた感じが見えすぎだという感想です。

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    投稿日: 2020.11.16
  • 氷の仮面

    氷の仮面

    塩田武士

    講談社文庫

    性同一性障害

    性同一性障害という名称が全く一般には知られておらず、性の分類さえも曖昧だった頃のお話。ただ、今の時代だったとしても、子供がそれに触れる機会はないので、やはり周りの理解次第で、この小説の主人公のケースとさほど変わらないかもしれない。 親に頭ごなしに否定されてしまうってことで、苦労をするものの、最後の展開ほとても疑問。 なぜ、そんな立場にあった人が、そこまで否定できるのか、理解に苦しむ。 そして、本当のラストは途中から予想できたものの、うーん、何の捻りもない選択しかなかったのかと。 まぁ、読んで初めて感じられることもあるので、興味深くはありました。

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    投稿日: 2020.11.16
  • アンマーとぼくら

    アンマーとぼくら

    有川ひろ

    講談社文庫

    最初はガマン

    久々に有川さんの読めました。 身勝手な父親の振る舞いに、最初はかなりイラッとしますが、そこはガマン。 沖縄という、これまでと全く違った環境に放り込まれた主人公が、最後はそこが愛おしくて仕方なくなる。 そして、本当の家族の姿を知ることに。 最後は読んで良かったと思えると思いますよ。

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    投稿日: 2020.11.15
  • トオチカ

    トオチカ

    崎谷はるひ

    角川文庫

    なるほどね

    作者経歴を読んでどんなものやらと読んでみました。まぁ、甘々な恋愛ものが好きならはまるでしょう。 予想以上におもしろかったですよ。 人物表現もいい線いってるし。

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    投稿日: 2020.09.12
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

    水底の棘 法医昆虫学捜査官

    川瀬七緒

    講談社文庫

    土じゃなく水?

    ここで、ガラッと変えてきましたね。 相変わらず昆虫が鍵ではあるのですが、遺体が見つかったのは微物特定が難しい川。 果ては捜査が海まで拡がり…。 最後のは、ちょっと無理がありすぎだけどねぇ 笑。 若い働き手が足りない社会問題なども絡め、映像的インパクトだけでなく、面白みが増してくる期待がもてます。

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    投稿日: 2020.08.16
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

    シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

    川瀬七緒

    講談社文庫

    今作も

    キャラの強さは健在です。土だらけ、虫だらけになりながら駆けずり回る描写は、実写化は難しいかと(オファーを受けてもらえない 笑)。 種明かしにあたる事件の経緯の実行可能性にはやや疑問も残るものの、読み物として面白かった。 次も読みたいですね。

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    投稿日: 2020.08.16
  • 法医昆虫学捜査官

    法医昆虫学捜査官

    川瀬七緒

    講談社文庫

    インパクト大きい!

    CSIとかで存在は知ってたものの、なじみのなかった昆虫(といってもウジが主なんだけど)を使った犯罪捜査。 とにかく、キャラクターのインパクトが強いし、最初の検屍のときの描写がとても…。 あっと言う間に読んでしまいましたが、続編が楽しみです。 でも、一作目からちょっと人間関係を進めすぎた感がして、ちょっと心配。

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    投稿日: 2020.08.16
  • 人は、なぜ他人を許せないのか?

    人は、なぜ他人を許せないのか?

    中野信子

    アスコム

    今の時世の中で

    〇〇警察やらが蔓延する今の時世の中で,興味をもって読ませていただきました。 「正義中毒」となる脳の働きはよく理解できましたし,いつ自分がそこに落ち込むかは紙一重であることも納得できました。たしかに,特に自分に直接(人の顔がみえない)ところには,なんであんなことをするんだ,けしからん,って言ってたりしますもんね。 ただ,それを抑える方法論や,そういう主張をされている人を説得できる解決策を少し期待してたんですが,それはあまりないんですよね。要は,理性的に考えられるところにもっていかないといけないので,難しそうですね,現実には。

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    投稿日: 2020.08.15