
ドーリィ♪カノン(1)
やぶうち優
ちゃお
少女少年シリーズ! とはいえ、今風なのでご新規さんも読みやすいかと。
名作、少女少年シリーズに連なる最新作。 女装キャラが芸能界でがんばるお話である。 とはいえ、今作は動画サイトとか歌い手とか取り上げている上一年一冊完結スタイルじゃないので、かなり印象がちがうかも。 恒例のキャラとか、シリーズ読者にうれしい部分もありつつ、シリーズ未読の方にも入りやすいアレンジがされていると思う。
0投稿日: 2013.11.13
ノブナガン(1)
久正人
コミックアーススター
癖のある絵柄だが勢いが凄い
過去の偉人の力を持った人たちが地球を護るためにがんばるお話。 とはいえ、この偉人の中にベーブ・ルースさんがいるとかぶっ飛んでます。 主人公が何なのかはタイトルでお察し。 こらからどんどんハードな展開になりそうで目が離せないです。
2投稿日: 2013.11.12
東雲侑子は短編小説をあいしている
成瀬ちさと,森橋ビンゴ,Nardack
ファミ通コミッククリア
若いねぇ、青春だねぇ。
読んでてじれじれとしてくる恋愛モノです。 何とももどかしくなってきますが、そこがまたいい。 絵も雰囲気が馴染んでいて引き込まれました。 ただ、この一冊で纏まってたんで満足していたのですが、この作品はライトノベル第一巻のコミカライズとのこと。 そして、残念なことに今このレビューを書いている時点では原作は配信されておりません。 読後、二人のその後が気になった方、是非リクエストだしましょう!
1投稿日: 2013.11.10
お兄ちゃんのことが好きすぎてにゃんにゃんしたいブラコン妹だけど素直になれないの(1)
オオハマイコ
ヤングエース
猫に変身しちゃう妹によるハートフルコメディ
つい素直になれず兄につらく当たってしまう妹が、ある日猫に変身する力を得て、兄との仲を改善しようとする話、です。 まあ、そこに妹が変態なブラコンであり、イメージ映像が多様される所が特徴ですが。 変態ぷりは数ある変態妹の中でも有数ではないでしょうか。
0投稿日: 2013.11.10
最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。(1)
松沢まり
月刊ドラゴンエイジ
妹が妹なのに変態じゃない妹モノ漫画!
(注) 漫画自体は十二分に変態的です。 近年、妹モノ漫画というとすっかり変態的妹大活躍というのが自分の中での認識でしたが、この妹は普通です。 むろん、お兄ちゃんも真人間です。 そんな普通な妹に普通な兄の組み合わせだと言うのに、ねぇ。 お色気が強めな漫画ですので苦手な方はご注意を。
2投稿日: 2013.11.10
リングにかけろ1 1
車田正美
週刊少年ジャンプ
最初は意外とリアルよりだった!?
車田マンガと言えば見開き必殺技で頭から落下するモノですが、リンかけ初期は実はまっとうにボクシングしています。 ここから、後の聖闘士星矢のような作風へと変わっていく所に注目しては読むのも面白いですよ。 2を知っているともにょってきますがアレは可能性未来だと思ってこの作品を楽しみましょう。
0投稿日: 2013.11.09
スレイヤーズVSオーフェン【電子特別版】
神坂一,秋田禎信,あらいずみるい,草河遊也
KADOKAWA
夢の共演ではあるが・・敷居は高い
原作小説を両作品とも長編も短編も楽しんだよってファン向けのアイテムです。 アニメ好きでしたレベルだと火傷するんじゃなかろうか? 本文だけでなくイラストも共演先の方によるモノもあり、実に楽しいお祭り小説ですね。 ファンなら、両作品の主人公共演も両作品の変態共演も見逃せないです。 当時買えなかった方も、懐かしくて読み返したい方も、今から両作品読破して追いつくぜという剛毅な方も是非どうぞ。
4投稿日: 2013.11.08
新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女
水野良,安田均,出渕裕
角川スニーカー文庫
初読の方にはお勧め。ファンに勧めるには変化が乏しい。
お勧めポイントはオリジナル版のレビューで書かせていただいたので、ここではオリジナル版を踏まえて新装版について書きたいと思う。 今回がロードス島戦記を読むのが初めてという方は新装版を詠むので問題有りません。 是非和製ファンタジーの古典ともいえるロードス島戦記を楽しんでください。 本書はロードス島戦記25周年における新装改訂版である。 たた、大幅加筆原稿などというのは誇大ではないかと思う。 先立ってオリジナル版のレビューを書く際に文庫を読み返したが、正直なところオリジナル版読者に再読を勧めるには目立った変化はない。 イラストについては表紙のみ、中のイラストとの画風の差が年月を感じさせる。 本文も一部フレーズの変化や一部描写追加くらいで、矛盾点等はそのままの模様。 初期作と言うことで小説としてこなれていない所もそのままである。 巻末に安田均氏による解説が加わっているので、そこにオリジナル版より高くなっている価値を見いだせればオリジナル版読者にもお勧めする。
26投稿日: 2013.11.08
ロードス島伝説 亡国の王子
水野良,山田章博
角川スニーカー文庫
それは英雄たちの物語
こちらも面白いシリーズではあるのだが、本編の戦記完結後に始まった過去時代のお話ですので、伝説から読むのはお勧めし辛い。 とはいえ、未来の話を知らないからこそワクワク読めそうでもあるので難しいところ。 もしも伝説から読み始めるのであれば伝説最終巻まで戦記にはふれない方がよい。 戦記1巻が壮絶なネタバレと化すので。
3投稿日: 2013.10.31
ロードス島戦記 灰色の魔女 ORIGINAL EDITION
水野良,安田均,出渕裕
角川スニーカー文庫
ロードスという名の、名作がある。
自分にとっての本格的な読書人生はこの作品からといっても良い大好きな作品ですが、時はたつものです。 今や最終巻における主人公パーンと同年代です。 今読み返すとこの巻におけるパーンの若さが微笑ましく感慨深い。 近頃のライトノベルをお読みの方にはこの作品のように作中時間が大きく進むのはむしろ新鮮ではないだろうか。 ぜひ、若さで突き進んでいた若者が様々な経験を乗り越え思慮や経験を備えた大人となり後進を導くまでになる軌跡を辿って頂きたい。 また、永遠のヒロインたるディードリットとパーンの思いの行く先も見守ってあげてほしい。 追記 本作はオリジナルエディションとあります通り、別途、新規イラストや文章の加筆改定を行った新装改訂版が刊行されます。 個人的には両方そろえることをお勧めしたいですが、矛盾点の改訂や全体を通しての印象の統一などを現在の筆力で行われるのでしょう。 シリーズが初めてでどちらか片方とするなら新装改訂版を待つ方が良いかもしれません。
3投稿日: 2013.10.31
