
ソード・ワールド・ノベル サーラの冒険1 ヒーローになりたい!
山本弘,幻超二
富士見ファンタジア文庫
各巻タイトルに赤面しそうなボーイミーツガール物!
非常にストレートなボーイミーツガール物としてお勧めできます。 途中、十年ほど続巻が出ずファンとしては諦めていましたが、現在ではきちんと完結済みです。 ソードワールドノベルなので背景を知らないと若干入りづらいかもしれません。
2投稿日: 2014.04.04
兄が妹で妹が兄で。(5)
車谷晴子
ARIA
怒濤の展開
この第5巻、事態がめまぐるしく展開して凄い。 今までタメにタメた分が一気に押し寄せて来る。 一気に展開しすぎて終わるのかと心配したぐらいで。 ひとまず、次巻も楽しみ。 しかし、相変わらず中身男のはずの方々の女子力が半端ないです。
0投稿日: 2014.04.04
黒衣の騎士
水野良,夏元雅人
角川スニーカー文庫
ロードス島戦記、もう一組の恋人達の物語。
ロードス島戦記においてダークヒーロー、もう一人の主役的な立位置であったアシュラム。 彼をメインに据えた短編集です。 そして、そのパートナーであるピロテースがしっかりと書かれているのも本書。 OVAで初出、その後ロードス島戦記本編に逆輸入されたが、本編だとすごく影が薄いわけですが。 この二人の船出がロードス島戦記というお話の締めだと思う。 だが、この二人の苦難はそこからかもしれない。 本書の意味合いとしては、ロードス島という舞台と新しい舞台をつなぐ物語であるというのも大きいのである。 ピロテースさん、マジ良い女!
2投稿日: 2014.02.05
新ロードス島戦記 序章 炎を継ぐ者 新装版
水野良,美樹本晴彦
角川スニーカー文庫
ロードス島戦記のファンであるほど評価は渋くなるかもしれない。
本編であるロードス島戦記、過去の英雄たちの伝説が語られるロードス島伝説。 その次に本シリーズがロードス島戦記の続きとして書かれた訳であるが…… TRPGとしての展開を追っていた人や当時ドラマCDなどにも手を出していた人。 そういう人たちならそんなところからネタやキャラがと嬉しくなるかと。 ただ、ロードス島戦記が綺麗に閉じただけに蛇足だと感じてしまうところもある。 本シリーズは伝説とは違い、戦記直後の時間軸なので本当に続きとして書かれているのだ。 戦記のキャラ達に思い入れが有るほど違和感なども感じるだろう。 今回の戦記新装版からロードス島作品群を読み始めた方なら素直に楽しめるかもしれない。
3投稿日: 2014.02.05
これは恋のはなし(1)
チカ
ARIA
おっさんと少女の組み合わせは良いねぇ
淡い恋のお話とでも言うのでしょうか。 なんともいえない空気感が素敵です。 なかなかニヤニヤ度が増さないことにじれるかもしれませんが。 溜めに溜めて一気に爆発する時がいつか、ある!
5投稿日: 2014.01.12
ひとつ火の粉の雪の中
秋田禎信,若菜等+Ki
富士見ファンタジア文庫
秋田禎信先生のデビュー作だが、気軽には読みづらい。
秋田先生のデビュー作である本作をはじめて読んだのは、オーフェンシリーズにどっぷりとはまってからだった。 当時、本編よりも無謀編のノリが好きだった自分はそのあまりの異質さに読み切るのが苦行だったことをよく覚えている。 韻を踏んだ文章が特徴的なのが陰鬱とした空気を増していた。 その作品に年をとってもう一度挑み、ああ、納得する物があった。 確かに秋田先生の源流なんだなと。 今時のライトノベルと比べると重い作品だが、読み応えがあるかと。
1投稿日: 2014.01.02
ねこめ~わく 1巻
竹本泉
ネムキ
竹本泉作品の入門に最適♪
不条理な展開、えすえふ要素、御猫様と竹本泉作品の基本要素が過不足無く味わえる、入門に最適な一冊です。 ストーリー漫画ではなく、頭を空っぽにして笑えるコメディ作品。 一応恋愛要素的な物があるにはあるが、重要じゃないですね。 独特の作風を持っているので一度は読んで欲しい、そういう魅力にあふれています。
3投稿日: 2013.12.30
私がモテてどうすんだ(1)
ぢゅん子
別冊フレンド
腐女子が主人公
タイトルや説明文の通りの作品ですが、男でも普通におもしろく読めてます。 オタク適性が高いとあるあると思える部分もあり、 腐女子ならではの部分は「そういう生態なのか」と勉強にもなり。 正直、ナマモノOKな人って末期じゃなかろうかと思ったりするが、実際のところどうなんだろ? そういう業の深そうな主人公ですが、普通にかわいいから困る。 カップリング妄想や受け攻め話で引かない態度の耐性があれば一巻は読めそうですが、 二巻以降、更にディープになるのだろうか?
10投稿日: 2013.12.28
俺、ツインテールになります。
水沢夢,春日歩
ガガガ文庫
ツインテールのツインテールによるツインテールの為のツインテール。
このシリーズの構成要素を抜き出して言葉にしてみるとタイトルの良いな感じだろうか。 変態達が大暴れする熱き血潮の馬鹿小説ともいう。 「俺、ツインテールになります。」というタイトルだけでもその片鱗は感じ取れるだろう、 他レーベルにはない作風が多いガガガ文庫だが、馬鹿方向への突き抜け具合で本作は他の追随を許さないのではないか、そう思わせるパワーが有る。 万民に勧められるノリではないが、笑いや熱さを求めるなら一読をおすすめする。
1投稿日: 2013.12.27
兄が妹で妹が兄で。(4)
車谷晴子
ARIA
ここにきて大きく話が動きそう
入れ替わった元男コンビの可愛さと、元女コンビの獣具合が何ともいえない今巻。 元男の子達よ、なぜにそうも乙女なんだ。 お兄ちゃんもなんやかんやありつつも、反応が乙女で読んでて身悶えそうです。 そして、巨悪な引きとあっては次巻がまちどおしくてなりません。
0投稿日: 2013.12.27
