
福袋
角田光代
河出文庫
表紙の印象と違った。
人間関係のちょっとした波を描いた短編集。 何かが大きく変わるわけではない。でも、読み終わるとモヤモヤがちょっと晴れた感じ。 みんな色々あるけど、前に進んでるんだなって。
1投稿日: 2014.01.14
白湯 毒出し健康法 体温を上げる魔法の飲みもの
蓮村誠
PHP文庫
温めると良いらしい。
アユール・ヴェーダの視点からの話。 今の自分の体質がどういう状況なのかどうすればいいのかが、ざっくりとわかる。 漢方の考えとだぶる部分も多い。 体験談とかはちょっとお腹いっぱいな感じなので☆減らしました。 ストレス増えると冷たいものを欲するというのはなるほど!
0投稿日: 2014.01.14
妖怪文化入門
小松和彦
角川ソフィア文庫
まさに入門書
軽い気持ちで読み始めたら、授業をうけているようだった。。。 読み始めはちょっと固過ぎ。断念しようかとも思ったが、読み進むにつれ面白くなってきたので続行。 この国で妖怪というものがどういった所、状況から生まれ発展し、今に至るか大体の流れがわかる。 もっと詳しく知りたい方用に様々な文献が載っているので入門書として◎ 読みながら当時の暮らしの中に心をとばすとキャラクターとしての妖怪とはまた違った気持ちが妖怪に生まれるのではないだろうか?日本独自の精神は、こういった所からもうかがえる気がする。
2投稿日: 2014.01.14
神隠しと日本人
小松和彦
角川ソフィア文庫
魔法のことば?!
読み始めは論文的でちょとツラくなるが、読み進むにつれて予想していたよりも奥深い『神隠し』の真実に吸い込まれてしまった。 現実逃避的部分もあるのかもしれないが、こういう心の持ち方は時として必要なのかもしれない。 それにしても昔の日本はいろいろあったんだなぁ~と平和な時代に生まれたことに感謝。
1投稿日: 2013.11.11![[愛蔵版]古代史の秘密を握る人たち 誰が本当の歴史を封印したのか?](https://ebookstore.sony.jp/photo/BT00001276/BT000012761500100101_LARGE.jpg)
[愛蔵版]古代史の秘密を握る人たち 誰が本当の歴史を封印したのか?
関裕二
PHP研究所
日本の古代史もまだまだ楽しめる
学校の日本史の時間は、いったい何だったんだっ!と言いたくなる話ばかり。 日本人と思っていたあの人が実は。。。 朝鮮半島・ヤマト・出雲・吉備・九州の関係などなど やはり記紀は、時代の勝者に都合の良いように書かれたものだったのか? 文章が読みやすく堅苦しくないので気楽に読めます。
5投稿日: 2013.10.24
プロジェクトX 挑戦者たち 地下鉄サリン 救急医療チーム 最後の決断
NHK「プロジェクトX」制作班
プロジェクトX 挑戦者たち
消そうとしていたのが人ならその命を全力で守ったのもまた人
世界に衝撃を走らせたテロ事件。 今でもあの時のニュースの映像は脳裏に焼き付いている。 何が原因かわからない患者たちを医師生命をかけて即断していった人々の話。 彼らの決断がなければ被害はもっと大きかったに違いない。 そして危機管理というのは、無駄と思えるような余裕をもたせることも大切なのだと実感。
2投稿日: 2013.10.24
小説 仮面ライダーオーズ
毛利亘宏,石ノ森章太郎
講談社キャラクター文庫
脚本家らしい読み心地
子供が好きな仮面ライダー&『少年社中』(劇団)の毛利亘宏ということで手に取ってみた。 脚本家らしい文章で映像が浮かんでくる感じ。 特にバース編は、舞台で観てみたいw
0投稿日: 2013.10.19
QED 式の密室
高田崇史
講談社文庫
安倍晴明のもう一つのとらえ方
安倍晴明の数ある逸話をこういうとらえ方をするのは、結構面白いと思った。 結局、貴族社会って考え方も凄いのねって。 現代に生まれて良かったw
1投稿日: 2013.10.18
QED 六歌仙の暗号
高田崇史
講談社文庫
今も昔も政治の世界は大変?!
QEDシリーズ第2弾 六歌仙と七福神の関係。。 平安貴族の政治(表舞台)に対する思いの強さ。 和歌という言霊。 雅とされるものの中にある人間くささ。 QEDシリーズにどっぷりはまってしまう要素たっぷりの1冊。
0投稿日: 2013.10.18
四季 春 Green Spring
森博嗣
講談社文庫
4冊すべて読んで欲しい
天才・真賀田四季が何を考えどう生きてきたかがわかる本。 もともと長編だったのを4つに分けたということで春夏秋冬すべて読んで欲しい。 犀川先生との会話は、疲れた思考にはまったくついていけない感じだが天才同士の会話ってこんなものなのかもしれない。 頭の中が時折???っとなりつつも読み飽きることはない4部作。
1投稿日: 2013.10.17
