リケジョ!
伊与原新
角川文庫
プチ・プロフェスール
『プチ・プロフェスール』こちらが変更前のタイトル。 世界観からすると個人的には『プチ~』の方が好きです。 一つ一つの話が短い為、事件はあっさり解決。 時間つぶしにはいいかな程度だったけど、最後のお話には心動かされました。 伏線がちゃんとちりばめてあったのね。 続編も読んでみたくなりました。
1投稿日: 2015.07.03光待つ場所へ
辻村深月
講談社文庫
読み手によるかも
多感な年頃の子達の心の内、生き方を描いた短編集。 読み手の立ち位置によって評価は分かれるような気がします。 あの時はそんな気持ちだったなと懐かしむ人、そういう風に思っている人もいるんだと少しザワザワした気持ちになる人。 同じ人でも読む時期によって感じ方が変わる気もします。 時間をおいて何度か読んでみたい作品。
0投稿日: 2015.07.03科学の扉をノックする
小川洋子
集英社文庫
まずは扉をノックから
タイトル通り、各々の専門家のおうちを訪問してお話してきましたって感じの気軽な入門書。 小難しい話は一切ありません。 小川さんの人柄もあってかその道のプロたちが、目をキラキラさせた好奇心いっぱいの少年に感じてしまいます。 理科なんて科学なんて、難しくって嫌い!って思ってる人にぜひ読んでほしい1冊です。
2投稿日: 2015.05.12思い出のとき修理します3 空からの時報
谷瑞恵
集英社文庫
時がまわり始めた
何か心にかかることがあって立ち止まっていた人達の時間が、時計店を訪れることで動き出した。 時は戻らないけれど、新たな時間をそれぞれの道で。 と同時に、2巻ではあまり進展のなかった明里と秀司の時も少しずつ動き始めます。 そして、太一はもしかしたら・・・。
0投稿日: 2015.05.12思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車
谷瑞恵
集英社文庫
お互いが大事に思う気持ち
1巻に続き、穏やかに前向きになれるお話。 ただ、1巻よりは不思議度が薄まった気がします。 今回は絡まってしまった2つの思いが秀司や明里たちと関わることで上手くほどけていく・・・そんな感じのお話です。 そして、太一の謎は深まるばかり。。。
0投稿日: 2015.05.12話のネタになる! 語源大辞典
ISMPublishingLab
ISM Publishing Lab
スキマ時間に
ちょっとした話のネタにはなることは間違いないし、業界用語も面白いけど、1冊通しで読むとちょっと飽きる。 ちょこちょこと空いた時間に読んでいくのがおススメ。
0投稿日: 2015.05.12プロジェクトX 挑戦者たち 夢遥か、決戦への秘策 父と息子 執念燃ゆ 大辞典30年・空前の言葉探し
NHK「プロジェクトX」制作班
プロジェクトX 挑戦者たち
最後が泣けた。
辞書作りは、現代でも大変な仕事。 しかも「広辞苑」である。 初版は時代の激変もあってこれを10年余りで作ったことが凄まじい。 最後の一文は、新村猛の広辞苑にかけた思いの強さが感じられて涙があふれた。
2投稿日: 2014.10.20プロジェクトX 挑戦者たち 熱き心、炎のごとく 男たちのH-IIロケット 天空へ
NHK「プロジェクトX」制作班
プロジェクトX 挑戦者たち
日本人の意地
2014.11月末 H-IIAロケット26号機がはやぶさ2を乗せ宇宙へ飛び立つ。 このロケットがあるのも H-IIロケットを長年諦めず作った人達がいたから。 開発当時、度重なる失敗、事故から日本中から税金の無駄遣いと非難を浴びていたことを思い出す。 それでも諦めずに頑張ってくれたことに感謝したい。
2投稿日: 2014.10.20プロジェクトX 挑戦者たち そして、風が吹いた 幻の金堂 ゼロからの挑戦薬師寺・鬼の名工と若武者たち
NHK「プロジェクトX」制作班
プロジェクトX 挑戦者たち
職人の仕事
「甘えたらあかん、考えなはれ。人に聞いているとじき忘れるで」 「木には強い木と弱い木がある。しかし、強い木だけではいい建物は建たない。大工も同じだ。腕のいい大工も出来ない大工も必要なのだ。それをまとめていくのが棟梁の仕事だ。」 「なぜ5センチ高く?」「(中略)いずれ設計図どおりになる」 マニュアル時代にいろいろ考えさせられる。
1投稿日: 2014.10.20ロボットは涙を流すか 映画と現実の狭間
石黒浩,池谷瑠絵
PHPサイエンス・ワールド新書
ロボットと人間の違いって。。。
SF映画を通して最新のロボット技術について語られている。 あまりの技術の進歩にロボット(アンドロイド)と人の差が何なのかよくわからなくなってしまう。 コンビニのレジにいるのは、人間なのかロボットなのか? ロボットの話を読み始めたのに人間らしさについて色々と考えさせられてしまう。
2投稿日: 2014.07.02