ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
三上延
メディアワークス文庫
好みによる
設定的なものは、どちらかというと好きな方だが明らかにする内容がそこか・・・。 栞子さんは人見知りであまり話さない人なのに、他人のあまり触れちゃいけないとこを暴いてしまうのは好みが分かれるかな。 今の段階では、栞子さんがちょっと怖い。 ただ読み進むにつれて全体の雰囲気が変わってきつつあるので次巻に期待。 古書に関する色々な話は面白い。
1投稿日: 2014.06.25子供の「脳」は肌にある
山口創
光文社新書
肌から吸収することの大きさに驚き!
子育ての話かと思ったらより深い話。 脳とは別の小さな時の肌の記憶が、その後の人生を大きく左右する程とは! そして、ケアにも役立つスキンシップ。 スキンシップがここまで人にとって重要なものだったとは驚いた。 こちょこちょ→笑顔(くすぐったい) は、親密関係(好感)にこそ存在する、嫌いな人からくすぐられたら不快に思う(くすぐったくない)などは、言われてみればその通り。 子供の話だけでなく、その後の対人関係にも役に立つことが色々書かれている。 そして、改めて日本の伝統的な子育てに感心。 とりあえず、わが子をこちょこちょしてみよう。。
1投稿日: 2014.06.13ひとつひとつ。少しずつ。 電子特別版
鈴木明子
中経出版
色々な世代の方に
夢に向かって頑張っている人はもちろん、勉強や仕事に行き詰ってる人、子供を持つ親御さん、それぞれ何か響く言葉があるように思います。 『人は人、自分は自分。いつ成長するかはだれにもわかりません。』 遅咲きのヒロイン、鈴木さんがいう言葉は心にスーっと入ってきます。
1投稿日: 2014.06.04思い出のとき修理します
谷瑞恵
集英社文庫
ちょっと不思議な物語
たまたま交わる2つの時間軸。 その時起こるちょっと不思議な出来事。 現実なのか幻想なのか・・・? 金曜か土曜の夜に映像(実写)で観てみたくなる作品。 タイトル通り、読み終わるとなんだか温かな気持ちになれます。
4投稿日: 2014.06.04世界地図の下書き【電子特別版】
朝井リョウ
集英社文芸単行本
タイトルが素敵
読み始めてしばらくはタイトルの意味が良くわからなかった。 が、読み終えるとこのタイトルがとても意味深い素敵なものだと感じる。 どんな子供にも未来はあるのだということ、そしてそれを自分で決め納得し、自分の足で踏み出す勇気。 たくさんの人に読んでもらいたい作品。
7投稿日: 2014.05.10万能鑑定士Qの事件簿 II
松岡圭祐
角川文庫
いよいよ話が動きだした!
1巻で消化不良な感じだったものが2巻でスッキリ。 誰も殺されていないのに現社会の不安定さからか妙な怖さで話が進んでいく。 なんか背中にジトーって汗かく感じというか・・・。 そして最後は・・・物悲しくもちょっとホッというか。。。 莉子の魅力も2巻の方が良く出ていていると思う。
1投稿日: 2014.05.10万能鑑定士Qの事件簿 I
松岡圭祐
角川文庫
とりあえず2巻も一緒に
これから始まるシリーズのエピソード0的な感じ。 平凡な女子高生~万能鑑定士Q誕生~現在までの話を2巻の話を絡めながら進んでいく。 なので1巻だけだと面白さはイマイチ。 ただ所々に挟まれるこれからの暗示?が心をザワザワさせる。 そして、2巻が手元にないことが悔やまれる。ということで2巻一緒に購入がおすすめ。
5投稿日: 2014.05.10本日は大安なり
辻村深月
角川文庫
いろいろな結婚式。
結婚式と言っても十人十色。 結婚式をあげ披露宴まですべて終了することが、まあなんとも大変なことか。。。 双子ちゃんの旦那さんが言う「勘弁してよ」が特に愛を感じます。 ドラマと違ってプランナーのラストも良い感じ。
3投稿日: 2014.02.03なぞの転校生
眉村卓
講談社文庫
現状で生きること
はるか昔に読んだものだが、ドラマも始まったこともあって改めて読んでみた。 一昔前の懐かしいSF感。 が、その精神は当時よりも胸に響く。 現状を否定して逃げてばかりいても、理想を追い続けるだけでもいけない。 今の自分ができることからまず始めよう。 そんな気持ちになった。
6投稿日: 2014.02.03爆笑! いまどきの県民性
日本博学倶楽部
PHP文庫
職場ストレスが減る?
爆笑ってほどではないが、統計学的に県民性を見ているのでなかなか面白い。 そうなるに至る歴史的背景もうかがえて説得力がある。 人間関係でブルーになった時などにこの本を読むと「あ~、県民性のせいか」と心にゆとりを持てるかもしれない。
1投稿日: 2014.01.14